JPH0656058A - 車両部品の組付方法 - Google Patents

車両部品の組付方法

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JPH0656058A
JPH0656058A JP4231350A JP23135092A JPH0656058A JP H0656058 A JPH0656058 A JP H0656058A JP 4231350 A JP4231350 A JP 4231350A JP 23135092 A JP23135092 A JP 23135092A JP H0656058 A JPH0656058 A JP H0656058A
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JP
Japan
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jig
pallet
mounting machine
component
engine assembly
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JP4231350A
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Yasuo Asami
康夫 浅見
Takaaki Yamada
高明 山田
Shogo Mizuno
省語 水野
Toshiyuki Sanao
敏之 佐直
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両部品を正確かつ迅速に位置決めして組付
時間の短縮を図る。 【構成】 治具パレット4上に設けた複数の治具駒32、
33、34のうちの一部34を移動可能に設け、これら治具駒
にエンジン組立体3を載置した後、部品位置検出装置に
より治具パレット4に対するエンジン組立体3の位置を
検出し、この検出結果にもとづいて可動の治具駒34を移
動させてエンジン組立体3の位置を調整し、次に治具パ
レット4を部品搭載機2の昇降テーブル17に供給し、し
かる後にこの部品搭載機2を組立ラインに投入し、その
昇降テーブル17の上昇によりエンジン組立体3をボデー
1内の所定位置に納める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のボデーに車両
部品を組付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両部品であるエンジンを
自動車のボデーに組付けるには、上面に複数の治具駒を
設けた治具パレットを用意し、該治具パレットの治具駒
上にエンジンを載置した後、これをパレット搬送コンベ
アにより部品受渡し位置に搬入し、ボデーが搬送される
組立ラインとループ状に接続するサブラインに部品搭載
機を配置し、前記部品受渡し位置において部品搭載機の
昇降テーブルに治具パレットを移載した後、該部品搭載
機を前記サブラインから組立ラインに投入して、前記昇
降テーブルの上昇により前記治具パレット上のエンジン
をボデー内の組付位置に位置決めするようにしていた。
【0003】ところで、上記治具パレット上の治具駒に
対するエンジン(車両部品)の載置は、吊り具に支持さ
せたエンジンを作業者が手作業で降ろしており、このた
め、正規の位置にエンジンが載置されないことが往々に
して起こっていた。そこで従来は、上記部品搭載機にフ
ローティング機構を設け、ボデーに対する搭載中に作業
者が該フローティング機構を操作してエンジンの位置を
調整するようにしていた(例えば特開昭61−1693
77号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の組付方法によれば、車両部品の位置調整を手操作に
に頼っているため、その調整作業に熟練を要し、調整作
業をやり直すことも多くて組付時間の延長が避けられな
いという問題があった。また、フローティング機構を設
ける都合上、部品搭載機の構造が複雑かつ大型となり、
スペース的、コスト的にも問題の多いところとなってい
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決すること
を課題としてなされたもので、その目的とするところ
は、部品搭載機のフローティング機構に頼ることなく正
確かつ迅速に車両部品を位置調整できるようにし、もっ
て組付時間の短縮に寄与すると共に、設備的にも大きな
利益を生み出す車両部品の組付方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、治具パレット上の複数の治具駒に車両部
品を載置した後、該治具パレットを部品受渡し位置に搬
入して部品搭載機の昇降テーブルに移載し、しかる後に
該部品搭載機をボデーが搬送される組立ラインに投入し
て前記昇降テーブルの上昇により前記治具パレット上の
車両部品をボデー内の組付位置に位置決めする車両部品
の組付方法において、前記治具パレット上の複数の治具
駒のうちの少なくとも1つを移動可能に設けておき、前
記部品搭載機を前記組立ラインに投入する前に、部品位
置検出装置により該治具パレットに対する前記車両部品
の位置を自動的に検出すると共に、この検出結果にもと
づいて前記可動の治具駒を操作して車両部品の位置を補
正するように構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成した車両部品の組付方法にお
いては、治具パレット上の車両部品の位置を部品位置検
出装置により自動的に検出するので、正確に補正量を決
定することができ、位置調整が容易となる。しかも、治
具パレット上の治具駒の一部を移動可能に設けて、治具
パレット上で位置調整をするので、部品搭載機からフロ
ーティング機構を廃することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0009】図6は、本発明にかゝる車両部品の組付方
法の実施に用いる装置類とそれらの配置関係とを示した
ものである。本実施例は、前輪駆動用のエンジン組立体
の搭載に適用したもので、同図中、Aはボデー1が搬送
される組立ラインを、Bは後述する部品搭載機2が循環
移動するサブラインをそれぞれ示し、サブラインBは組
立ラインAに対してループ状に接続されている。また、
組立ラインAから離れた一箇所にはパレット供給位置C
が設定されると共に、サブラインBに沿う一箇所には部
品受渡し位置Dが設定されており、これらパレット供給
位置Cと部品受渡し位置Dとの間には、後述するエンジ
ン組立体3を載置した治具パレット4を搬送するための
パレット搬送コンベア5が配設されている。
【0010】パレット搬送コンベア5は、パレット供給
位置Cから組立ラインAに直交する方向へ延ばされた第
1の搬送部5aと、前記部品受渡し位置Dを含んで組立
ラインAに沿う方向へ延ばされた第2の搬送部5bとか
ら成っている。前記2つの搬送部5a、5bの交差部に
は旋回台6が配置されており、第1の搬送部5a上を搬
送された治具パレット4は、前記旋回台6により90度
旋回されて向きを同じくして第2の搬送部5bへ送り込
まれるようになっている。またパレット搬送コンベア5
の上流側には、多数の治具パレット4を貯留するパレッ
ト貯留コンベア7とこのパレット貯留コンベア7から払
い出された治具パレット4の1つを前記パレット供給位
置Cに投入するパレット投入コンベア8とが配設されて
いる。パレット貯留コンベア7には、エンジン組立体3
の種類ごとに多数の治具パレット4が整列しており、組
立ラインA上を流れるボデー1の種類に応じて、これに
対応する治具パレット4が順次パレット供給位置Cに投
入されるようになっているる。
【0011】また、部品受渡し位置Dには、パレット搬
送コンベア5から治具パレット4を受取り、これを前記
部品搭載機2へ受け渡す部品受渡し装置9が配設されて
いる。この部品受渡し装置9は、こゝでは治具パレット
4を吊り上げる天井走行式のハンガー(図示略)を備
え、該ハンガーの昇降動および水平移動により治具パレ
ット4を移載する。さらに、サブラインBの片側には、
エンジン搭載を終えた空の治具パレットを部品搭載機2
から受け取り、これをパレット返還装置11に回収するパ
レット回収装置10が配設されている。なお、このパレッ
ト回収装置10も、天井走行式のハンガー10aを備えてい
る。またパレット返還装置11上に回収された治具パレッ
ト4は、地下に設けられたコンベア(図示略)により前
記パレット貯留コンベア7に返還される。しかして、パ
レット搬送コンベア5上の、前記部品受渡し位置Dに近
接する箇所には部品位置検出位置Eが設定され、この位
置Eの周りには後述する部品位置検出装置12が配設され
ている。部品位置検出装置12は、治具パレット4に対す
るエンジン組立体3の位置を定量的に検出する機能を有
するもので、その信号は後述する演算表示装置13(図
5)へ送出されるようになっている。
【0012】上記部品搭載機2は、図1および2に示す
ように、搭載機本体15と、この搭載機本体15から上方へ
延ばされた駆動軸16とこの駆動軸16の上端に支持された
昇降テーブル17とを備え、この昇降テーブル17上に上記
エンジン組立体3を載置した治具パレット4が位置決め
載置されるようになっている。ループ状のサブラインB
上を循環移動する部品搭載機2は、所定の範囲において
該組立ラインA上のボデー1と同期して移動し、この
間、機械的な連結手段(図示略)により搭載機2とボデ
ー1との相対位置が固定され、この状態のもと、部品搭
載機2は、その昇降テーブル17を上昇させて、治具パレ
ット4上のエンジン組立体3をボデー1のエンジンルー
ム内の所定位置に納める。
【0013】エンジン組立体3は、同じく図1および2
に示すように、エンジン本体21と、このエンジン本体21
の下面に連設されたオイルパン22とエンジン本体21の一
側面に連設されたトランスアクスル23とから成ってい
る。エンジン本体21の、トランスアクスル23を設けた側
と反対側の上部側面には第1のスタッド24を植立した第
1の取付板25が、トランスアクスル23の上面には2本の
第2のスタッド26を植立した第2の取付板27がそれぞれ
一体化されている。一方、ボデー1のエンジンルーム内
には、前記第1、第2のスタッド24、26を挿入させる位
置決め孔28を有する一対のブラケット29が設けられてい
る。これにより、搭載機2の昇降テーブル17の上昇によ
りエンジンルーム内に納められたエンジン組立体3は、
各スタッド24、26を対応する挿入孔28に挿入させつゝ、
各取付板25、27を対応するブラケット29に面合わせし、
この状態のもと、取付板25、27とブラケット29とを下側
よりボルトにて締結し、エンジン組立体3はボデー1に
締付け固定される。
【0014】また、上記治具パレット4は、図3にも示
すように、エンジン組立体3に設けた第1の取付板25が
載置される第1の治具駒31と、エンジン組立体3のオイ
ルパン22が載置される2つの第2の治具駒32と、エンジ
ン組立体3のトランスアクスル23が載置される第3の治
具駒33とを備えている。これら治具駒のうち、第1、2
の治具駒31、32は共通の1つのベース34を介して固定的
に治具パレット4上に配置され、一方、第3の治具駒33
は他のベース35を介して可動的に治具パレット4上に配
置されている。第1の治具駒31の上端部にはエンジン組
立体3の第1の取付板25の裏面に突設した位置決めピン
36(図1)を挿入させる位置決め穴37が設けられてお
り、エンジン組立体3は、その位置決めピン36を該位置
決め穴37に挿入させた位置を基準として各治具駒31、3
2、33上に載置されるようになっている。
【0015】こゝで、第3の治具駒(可動治具駒)33
は、その上端にトラスアクスル23の下面形状に倣う一対
の受け面33aを有し、ベース35上に敷設したガイドレー
ル41に摺動自在に装着した摺動体42上に固定されてい
る。ベース35上には前記ガイドレール41と平行にボール
ねじ43が配置され、ボールねじ43は、その両端部がベー
ス35の両側部に立設した左右一対の支持台44に回動自在
に支持されている。
【0016】ボールねじ43のねじ部43aにはナット45が
螺合されており、このナット45と前記摺動体43とは連結
部材46により連結されている。また、ボールねじ43の一
端部は一方の支持台44から軸方向へ取り出され、この取
り出された端部には、ナットランナ等の回螺具(図示
略)に係合可能な4角または6角状の継手部47が形成さ
れている。前記回螺具によりボールねじ43を回転させる
と、ナット45が該ボールねじのねじ部43a上を螺進退
し、これに追従して摺動体42すなわち可動治具駒33がガ
イドレール41に沿って進退動する。そして、この可動治
具駒33の進退動により治具パレット4上のエンジン組立
体3が位置決めピン36を支点に左右方向へ揺動し、その
位置が調整される。なお、ベース35上にはナット45の移
動量を視認できるスケール48が付されている(図3)。
また、治具パレット4の両側には、前記部品受渡し装置
9のハンガーまたはパレット回収装置10のハンガーに対
する係止部となるフック49が突設されている。
【0017】一方、部品位置検出装置12は、図4および
5に示すように、先端に接触子50を有する主作動ロッド
51を備えている。この主作動ロッド51は、ハンドリング
装置のアーム(図示略)に取付けたL字形の支持板52の
背面に固設したロッドガイド53に摺動自在に支持され、
その先端部が支持板52の前方へ取り出されている。ま
た、前記支持板52の背面にはロッドガイド53と平行にシ
リンダ54が固設され、このシリンダ54のピストンロッド
54aも支持板52の前方へ延ばされている。主作動ロッド
51とピストンロッド54aとは連結板55により連結されて
おり、主作動ロッド51はシリンダ54の伸縮動に応じて進
退動するようになっている。
【0018】上記主作動ロッド51の後端にはカム部材57
が設けられており、このカム部材57のカム面57aには上
下方向に延ばした副作動ロッド58の基端がカムフォロア
59を介して係合している。副作動ロッド58は支持板52に
上下方向に固設したロッドガイド60に摺動自在に嵌挿さ
れ、主作動ロッド51が進退動すると、カムフォロア59が
カム面57a上を転動し、副作動ロッド58はロッドガイド
60内を上下動するようになる。したがって、図示を略す
ハンドリング装置により、部品位置検出位置Eに位置決
めされた治具パレット4に対する所定位置に支持板52を
位置決めし、シリンダ54の作動で主作動ロッド51を駆動
して、図4に示す原位置から第2のスタッド26の1つに
当接するまで接触子50を移動させれば、その移動量δに
見合う分だけ副作動ロッド58が上下動(こゝでは上動)
し、換言すれば副作動ロッド58の移動量から治具パレッ
ト4上のエンジン組立体3の位置を特定できることとな
る。
【0019】しかして、支持板52には前記ロッドガイド
58に近接してマグネスケール61が固設され、このマグネ
スケール61のセンサロッド62が前記副作動ロッド58と平
行に延ばされている。このセンサロッド62と副作動ロッ
ド58とは同期板63により連結されており、副作動ロッド
58の上下動はそのまゝ同期板63を介してセンサロッド62
の上下動に運動変換される。すなわち、接触子50の移動
量δはマグネスケール61によって検出されるようになっ
ており、したがってはマグネスケール61は、上記治具パ
レット4上のエンジン組立体3の位置を検出する機能を
有するものとなる。このマグネスケール61の信号は、信
号線64を介して前記演算表示装置13へ送出されるように
なっている。演算表示装置13には、予め治具パレット4
上におけるエンジン組立体3の正規の位置データが記憶
されており、演算表示装置13はこの正規の位置データと
マグネスケール61により検出した実際の位置データとを
比較し、実際の位置データが所定の範囲を外れている場
合に補正量を演算し、該補正量(方向を含む)をその表
示部13aに表示する。
【0020】以下、上記装置類を用いて行う車両部品の
組付方法を説明する。
【0021】パレット貯留コンベア7からパレット供給
コンベア8を経てパレット供給位置Cに投入された、エ
ンジン組立体3を載置した治具パレット4は、適宜のタ
イムングでパレット搬送コンベア5の第1の搬送部5a
上に押し出される。この第1の搬送部5a上に押し出さ
れた治具パレット4は、旋回テーブル6により方向変換
されて第2の搬送部5bに送られ、部品位置検出位置E
に至る。この位置Eで第2の搬送部5bの作動すなわち
治具パレット4の移動は停止され、この停止信号により
部品位置検出装置12のハンドリング装置が作動し、その
支持板52が治具パレット4に対する所定位置に位置決め
される。この時、接触子50は、図4に示すようにエンジ
ン組立体3上の第2のスタッド26と所定の間隔を有して
いる。次に、シリンダ54の作動で主作動ロッド51が移動
し、接触子50が第2のスタッド26の1つに接触し、この
間の主作動ロッド51の動きがカム部材57、副作動ロッド
58、同期板63を介してマグネスケール61のセンサロッド
62の上下運動として伝えられ、マグネスケール61によっ
て接触子50の移動量δすなわち治具パレット4に対する
エンジン組立体3の位置が検出される。
【0022】上記マグネスケール61の検出結果は演算表
示装置13に送られ、演算表示装置13はこの検出結果と予
め記憶した位置データとを比較して補正量を決定し、そ
の補正量が表示部13aに表示される。作業者は、この表
示部13aに表示された値にもとづいて回螺具を操作し、
治具パレット4上のボールねじ43を回転させ、補正値を
見ながらナット45を所定量移動させる。すると、このナ
ット45の移動に追従して摺動体42すなわち可動治具駒33
がガイドレール41に沿って移動し、この結果、治具パレ
ット4上のエンジン組立体3が位置決めピン36を支点に
左右方向へ揺動し、正規位置に位置調整される。
【0023】その後、パレット搬送コンベア5の第2の
搬送部5bが再び作動し、治具パレット4が部品受渡し
位置Dに搬入される。この時、サブラインB上の部品搭
載機2は部品受渡し位置Dの近傍に位置決めされてお
り、部品受渡し装置9の作動により治具パレット4が部
品搭載機2の昇降テーブル17上に移載される。この後、
部品搭載機2はサブラインB上を移動して組立ラインA
に投入され、組立ラインA上のボデー1と同期して移動
し、かつボデー1に対して位置固定される。この状態の
もと、部品搭載機2は、その昇降テーブル17を上昇させ
て、治具パレット4上のエンジン組立体3をボデー1の
エンジンルーム内に納める。この時、エンジン組立体3
と治具パレット4との相対位置、治具パレット4と昇降
テーブル17との相対位置、昇降テーブル17とボデー1と
の相対位置はそれぞれ正確に設定されているので、エン
ジン組立体3の各スタッド24、26は対応する挿入孔28に
挿入され、かゝる状態のもと、取付板25、27とブラケッ
ト29とを締結し、エンジン組立体3のボデー1への搭載
は完了する。
【0024】なお、上記実施例において、治具パレット
4上の治具駒のうち、エンジン組立体1のトランスアク
スル23を受ける治具駒33のみを可動にしたが、これはエ
ンジン組立体3がその位置決めピン36を基準として各治
具駒31、32、33上に載置されるようになっているためで
ある。したがって、エンジン組立体1が他の部位を基準
として治具パレット上に載置される場合は、他の治具駒
31、32も移動可能に設けることはもちろんである。ま
た、この場合、複数の治具駒の一部または前部をX−Y
テーブルや昇降テーブルに支持することにより、X、
Y、Zの3軸方向へ治具駒を移動させることも可能とな
り、適用範囲はより拡大する。また、上記実施例におい
てエンジン組立体を対象としたが、本発明はこれに限定
することなく他の車両部品を対象にし得ることはもちろ
んである。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる車両部品の組付方法によれば、治具パレット上の
車両部品の位置を自動的に検出して、治具パレット上で
位置調整するので、その位置調整を正確かつ容易に行う
ことができ、組付時間の短縮を達成できる。また、部品
搭載機からフローティング機構を廃することができるの
で、部品搭載機を簡単かつ小型構造とすることができ、
設備のスペース削減と設置コストの低減に大きく寄与す
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる車両部品の組付方法の実施に用
いる装置構成を模式的に示す正面図である。
【図2】図1のF矢視線に沿う側面図である。
【図3】本発明の実施に用いる治具パレットの構造を示
す斜視図である。
【図4】本発明における部品位置検出工程を示す平面図
である。
【図5】本発明の実施に用いる部品位置検出装置の構造
を模式的に示す斜視図である。
【図6】本発明の実施に用いる装置類とそれらの配置関
係を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 ボデー 2 部品搭載機 3 エンジン組立体(車両部品) 4 治具パレット 5 パレット搬送コンベア 9 部品受渡し装置 12 部品位置検出装置 13 演算表示装置 17 昇降テーブル 50 接触子 61 マグネスケール A 組立ライン B サブライン C パレット供給位置 D パレット受渡し位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐直 敏之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具パレット上の複数の治具駒に車両部
    品を載置した後、該治具パレットを部品受渡し位置に搬
    入して部品搭載機の昇降テーブルに移載し、しかる後に
    該部品搭載機をボデーが搬送される組立ラインに投入し
    て前記昇降テーブルの上昇により前記治具パレット上の
    車両部品をボデー内の組付位置に位置決めする車両部品
    の組付方法において、前記治具パレット上の複数の治具
    駒のうちの少なくとも1つを移動可能に設けておき、前
    記部品搭載機を前記組立ラインに投入する前に、部品位
    置検出装置により該治具パレットに対する前記車両部品
    の位置を自動的に検出すると共に、この検出結果にもと
    づいて前記可動の治具駒を操作して車両部品の位置を補
    正することを特徴とする車両部品の組付方法。
JP4231350A 1992-08-06 1992-08-06 車両部品の組付方法 Pending JPH0656058A (ja)

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