JPS62166172A - 重量物搭載装置 - Google Patents

重量物搭載装置

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JPS62166172A
JPS62166172A JP61008528A JP852886A JPS62166172A JP S62166172 A JPS62166172 A JP S62166172A JP 61008528 A JP61008528 A JP 61008528A JP 852886 A JP852886 A JP 852886A JP S62166172 A JPS62166172 A JP S62166172A
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positional deviation
heavy object
slide table
lifter
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Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Takeshi Watanabe
剛 渡辺
Yukio Munenaga
宗永 幸雄
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G7/00Devices for assisting manual moving or tilting heavy loads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、組立ラインにおける作業ステーションに搬送
治具に支持されて搬入される車体等の被搭載体に、エン
ジン・ユニット等の重量物を組付けて搭載するため用い
られる重量物搭載装置に関する。
(従来の技術) 例えば、車両組立てラインにおいて、車体(被搭載体)
にエンジン・ユニットあるいはナスペンション・ユニッ
ト等の重量物が組み付けられて搭載されるに際しては、
車体がトロリーコンヘアに備えられたハンガー等の搬送
治具によって支持されて所定のピッチずつ搭載ステーシ
ョンまで間歇搬送されるとともに、搭載ステーションに
、例えば、特開昭59−206266号公報にも示され
る如くの、昇降テーブルを備えた重量物搭!32装置が
設置され、その昇降テーブルに重量物が載置されて昇降
テープルの作動により上昇せしめられ、重量物の組付け
がなされるべく搭載ステーションに搬入された車体の組
付位置に移動せしめられて、車体にボルト等が用いられ
て組み付けられるようにされることが多い。
このような車両組立てラインにおいて、重量物を車体に
ボルト等を用いて固定する組付けは、従来、作業者の手
作業により行われているが、斯かる組付けにあたっては
面倒なボルト等の締付トルクの管理等が要求されること
になるので、作業者の手作業に頬るのではなく、自動化
された機械作業により行われるものとされることが望ま
れる。
ところが、搭載ステーションに搬入される車体には、通
常、搬送冶具や車体の製造上の寸法誤差、あるいは、車
体が搬送治具に支持されるべく位置決めされる際に生じ
る誤差等に起因する、昇降テーブルに載置される重量物
に対しての位置ずれが伴われる。このため、上述の如く
に組付けが自動化された機械作業により行われるものと
される場合、搭載ステーションにおいて重量物搭載装置
の昇降テーブルにより重量物が車体に対して上昇せしめ
られるとき、重量物が車体における組付位置に正しく位
置合せされず、その結果、機械作業によるボルト等が用
いられての組付けが適正に行われなくなる事態が生じる
虞がある。そこで、搭載ステーションに搬入される車体
の位置を視覚センサ等の適当な検出手段を用いて検出j
、その検出結果に基づき、搭載ステーションに搬入され
た車体の実際の位置に応じて重量物が搭載された重量物
搭載装置の昇降テーブルの、車体の搬送方向に沿う平面
内における位置を変化させ、それによって、搬入された
車体に対する重量物の、車体の搬送方向に関して前後方
向及び左右方向における位置ずれを補正することが考え
られる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、搭載ステーションに搬入される車体の位
置は、通常、車両組立てラインにおける搭載ステーショ
ンの直前に配設された位置検出ステーションにおいて、
視覚センサ等の検出手段により検出されるものとされて
いるため、車体が車両組立てラインにおける位置検出ス
テーションから搭載ステーションに搬送される間に、車
体の重量物に対する組付位置が位置検出ステーションで
検出された位置からさらに微小な位置ずれを生じる宜が
ある。そして、このように位置検出ステーションで検出
された車体の組付位置と、搭載ステーションに搬入され
た車体の組付位置との間に微小な位置ずれが生した場合
、上述の如くに、車体の搬送方向に沿う平面内における
昇降テーブルの位置が変化せしめられて重量物の車体に
対する位置ずれの補正がなされても、例えば、車体に重
量物をボルトとナンドとを用いて組付ける際、ボルトあ
るいはナツトが車体及びff1ffi物の取付孔に適切
に螺合せず、従って、自動化された機械作業による組付
けが適正に行われなくなるという問題が発生する。
斯かる点に鑑み、本発明は、搬送冶具に支持されて搭載
ステーションに搬入される被搭載体の組付位置に重量物
を昇降移動させる昇降テーブルを/Ji#え、被搭載体
の搬送方向に沿う平面内における昇降テーブルの位置を
変化させて、搭載ステーションに搬入された被搭載体に
対する重量物の位置ずれを補正するようになされ、しか
も、搭載ステーションに搬入された被搭載体が、昇降テ
ーブルの移動によっては補正されない微小な位置ずれを
伴う場合においても、被搭載体の組付位置に対する重量
物の組付けを、自動化された機械作業によっても適正に
行うことができるようにされた重量物搭載装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る重量物搭載装置
は、搬送治具に支持されて搭載ステーションに搬入され
る被搭載体に搭載されるべき重量物が載置される載置面
を有する昇降テーブルと、昇降テーブルの載置面の位置
を変化させて被搭載体に対する重量物の位置ずれを補正
する位置ずれ補正手段と、位置ずれ補正手段に関連して
設けられ、位置ずれ補正手段に昇降テーブルをその載置
面に沿う方向に移動自在となす状態をとらせる昇降テー
ブル解放手段と、昇降テーブルに配設され、この昇降テ
ーブルが上昇もしくは下降するとき被搭載体に設けられ
た被係合部に係合するテーパ部を有した位置決め部材と
、この位置決め部材が昇降テーブルの上昇に伴って被搭
載体の被係合部に係合する状態を検出する係合状態検出
手段と、係合状態検出手段からの検出出力に基づいて昇
降テーブル解放手段を作動させる制御手段とを具備して
構成される。
(作 用) 上述の如くに構成された本発明に係る重量物搭載装置に
おいては、位置ずれ補正手段により、搭載ステーション
に搬入される被搭載体の実際の位置に応じて、被搭載体
の搬送方向に沿う平面内における重量物が載置された昇
降テーブルの位置が調整され、それにより、搭載ステー
ションに搬入された被搭載体に対する被搭載体の搬送方
向に沿う平面内における重量物の位置ずれが補正される
そして、昇降テーブルとともに上界もしくは下降する位
置決め部材が有するテーパ部と、被搭載体に設けられた
被係合部とが係合する状態が保合状態検出手段によって
検出されると、制御手段は係合状態検出手段からの検出
出力に基づいて昇降テーブル解放手段を作動させる。こ
れにより、昇降テーブルはその載置面に沿う平面内にお
いて移動自在となされ、位置決め部材のテーパ部と被搭
載体の被係合部との係合状態に応じてその蔵置面に沿う
方向に移動せしめられる。このため、被搭載体と重量物
との間に位置ずれ補正手段による昇降テーブルの移動に
よっては補正し得ない微小な位置ずれが生じている場合
にも、斯かる微小な位置ずれが適正に補正されて重量物
が被搭載体の組付位置に正しく位置合せされる。このた
め、被搭載体に対する重量物の組付けが、自動化された
機械作業によっても適正に行われることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、本発明に係る重量物搭載装置の一
例を、それが採用された車両組立ラインの一部と共に示
す。
第1図及び第2図において、車両組立ラインに沿って配
設されたオーバーヘッド型のトロリーコンベア10が備
えるハンガーI2に支持された車体14は、車両組立ラ
インに設けられた位置検出ステーションSTs及び搭載
ステーションSTpに、順次、所定のピッチで間歇搬送
される。位置検出ステーションSTsには、そこに搬入
された車体14の実際の位置を検出する4個の視覚セン
サ16a、16b、16c及び16dが配されており、
また、搭載ステーションSTpには、車体14にエンジ
ン・ユニット(エンジン本体トドランスミソジョンとの
組合せ)17を搭載するためのフロント側リフター20
と、車体14にリアアクスル・ユニット18を搭載する
ためのリア側リフター21とが設置されている。
また、フロント側リフター20及びリア側リフター21
の夫々の近傍の位置には、フロント側リフター20及び
リア側リフター21によって車体14に搭載されたエン
ジン・ユニット17及びリアアクスル・ユニット18を
、ボルトとナンドによって締結する組付ロボッ)80a
、80b、80C及び80dが、車両組立ラインを挾む
4個所に配置されている。
視覚センサ16a〜16dは、車体14におけるフロン
ト側及びリア側の所定の位置に夫々2箇所ずつ設けられ
た透孔(図示されていない)を含む範囲を画像として捉
えて位置情報を得べく、位置検出ステーションSTsに
搬入されて停止せしめられた車体14が位置ずれを伴な
わず正規の位置にある場合においてその車体14に設け
られた透孔の直下となる位置に置かれ、夫々は、例えば
、CCD (チャージ・カップルド・ディバイス)撮像
素子が用いられた小型ビデオカメラで構成される。なお
、車体14に設けられる透孔の位置は、車体14の種類
に応して異なるので、視覚センリー163〜16dは、
車体14の種類に応して位置を変更することができるも
のとされている。
フロント側リフター20及びリア側リフター21の夫々
の近傍には、車体14の搬送方向(第1図及び第2図に
おいて矢印Pで示される方向)に直交する方向に伸びる
搬入出用コンベア22及び23が設置されている。そし
て、これら搬入出用コンヘア22及び23により、積出
部11及び13から積み出されたエンジン・ユニット1
7及びリアアクスル・ユニット18が、夫々パレット2
4及び25上に!12置された状態で、フロント側リフ
ター20の前方側及びリア側リフター21の後方側の所
定の位置まで搬送され、夫々の位置で適当な積載装置1
5により、フロント側リフター20及びリア側リフター
21の夫々における最上段に位置する回転昇降テーブル
64(後に詳述される)上に、パレット24及び25を
伴って載置される。その場合、エンジン・ユニットエフ
及びリアアクスル・ユニット18は、夫々、パレット2
4及び25上にそれに設けられた位置決め部材(図示省
略)によって位置決めされた状態で載置されており、か
つ、エンジン・ユニット17及びリアアクスル・ユニッ
ト18と共にフロント側リフター20及びリア側リフタ
ー21の夫々における回転昇降テーブル64上に載置さ
れたパレット24及び25は、夫々、回転昇降テーブル
64に設けられた位置決め部材(図示省略)によって位
置決めされるので、エンジン・ユニット17及びリアア
クスル・ユニット18は夫々フロント側リフター20及
びリア側リフター21に対して位置ずれを生じないもの
とされる。
フロント側リフター20及びリア側リフター21は実質
的に同一構成とされるので、以下にフロント側リフター
20について説明し、リア側リフター21についての重
複説明は省略する。
フロント側リフター20は、第3図に詳細に示される如
く、搭載ステーションSTpに搬入されて停止せしめら
れた車体14のエンジンルームに相当する部分の略直下
となる位置に配設された基台26を有し、この基台26
上には、その横断面が第4図に示される如くに略コ字状
とされた固定支柱27が立設されている。固定支柱27
の内部には、一対の凹型ガイドレール28が固定支柱2
7が伸びる方向に沿って敷設されており、これら凹型ガ
イドレール28にガイド支柱29が摺動可能に嵌合して
いる。ガイド支柱29は、固定支柱27の路上端から下
方に伸びて基台26の内部にまで至る長さを有しており
、その上端部に端面板31が固定されている。
固定支柱27の上部には、固定支柱27の開口部に係合
した連結支持板32が接合されており、この連結支持板
32の上部に、シリンダ保持板33を介して昇降用シリ
ンダ30の上端部が固定されている。また、昇降用シリ
ンダ30の下部は基台26に固定されている。そして、
昇降用シリンダ30に内装されるピストンロフト34の
上端部が、連結具36を介して、上述された端面板31
に連結されており、また、端面板31の上面側には基板
35が固定されている。従って、昇降用シリンダ30が
作動してピストンロッド34が伸縮せしめられるときに
は、ガイド支柱29がピストンロッド34の伸縮に伴っ
て昇降するが、そのときのガイド支柱29の移動距離、
従って、基板35の位置を検出すべく、第3図及び第4
図に示される如くに、連結支持板32に、ガイド支柱2
9の一部に対向する位置センサ19が取り付けられてい
る。
基板35の上面側には、第5図に示される如く、互いに
平行に伸びる一対のガイドレール37が敷設されている
。これらガイドレール37には、第1のスライドテーブ
ル40の下面側に配設された4個の凹型スライダ41が
摺動自在に嵌合している。また、基板35の上面側には
、第1のスライドテーブル40を基板35に対して平行
移動させるためのパルスモータ38が設置されており、
このパルスモータ38の回転が電磁クラッチ39を介し
てピニオンギア38aに伝達され、ピニオンギア38a
が第1のスライドテーブル40の下面側に配設されたラ
ックギア42に噛合して、第1のスライドテーブル40
をガイドレール37に沿う方向に移動させる。また、ビ
ニオンギア38aと対向する位置には、ビニオンギア3
8aの回転数を検出する回転検出器48が配されている
ここで、電磁クラッチ39は、後述するコントローラか
ら供給される制御信号により、パルスモ−タ38の駆動
軸とピニオンギア38aとを連結する接続状態、及び、
パルスモータ38の駆動軸とピニオンギア38aとの連
結を解除して、第1のスライドテーブル40をガイドレ
ール37に沿う方向に移動自在となす遮断状態とを選択
的にとるものとされている。即ち、この例においては、
電磁クラッチ39が、昇降テーブル64をその載置面に
沿う方向に移動自在となす昇降テーブル解放手段とされ
ているのである。
さらに、基板35の上面側には、第1のスライドテーブ
ル40の基板35に対する基準位置を設定するための一
対の位置設定用シリンダ43A及び43Bがガイドレー
ル37と平行に設置されており、第1のスライドテーブ
ル40の下面側には、位置設定用シリンダ43A及び4
3Bの夫々のピストンロッド44が伸長状態とされると
き、その先端が当接する位置設定用ストッパ45が突出
している。そして、これら位置設定用シリンダ43A及
び43Bと位置設定用ストッパ45とによって、基板3
5に対する第1のスライドテーブル40の基準位置が設
定されたか否かを判別するため、基板35の上面側にリ
ミットスイッチ46が配されるとともに、第1のスライ
ドテーブル40の下面側に、第1のスライドテーブル4
0が基板35に対しての基準位置をとるものとなるとき
りミントスイッチ46をオン状態とする押圧部材47が
配されている。
第1のスライドテーブル40の上面側には、第6図に示
される如く、基板35上に配されたガイドレール37に
直交する方向にガイド溝が形成された4個のガイド部材
51が配設され、これらガイド部材51には、第2のス
ライドテーブル50の下面側に敷設された一対のスライ
ドレール52が摺動自在に嵌合している。また、第1の
スライドテーブル40の上面側には、第2のスライドテ
ーブル50を第1のスライドテーブル40に対して平行
移動させるためのパルスモータ53が設置されており、
このパルスモータ53の回転が電磁クラッチ54を介し
てピニオンギア53aに伝達され、ピニオンギア53a
が第2のスライドテーブル50の下面側に配設されたラ
ンクギア55に噛合して、第2のスライドテーブル50
をスライドレール52に沿う方向に移動させる。また、
ピニオンギア53aと対向する位置には、ピニオンギア
53aの回転数を検出する回転検出器49が配されてい
る。
ここで、電磁クラッチ54は、後述するコントローラか
ら供給される制御信号により、パルスモータ53の駆動
軸とピニオンギア53aとを連結する接続状態、及び1
.パルスモータ53の駆動軸とピニオンギア53aとの
連結を解除して、第2のスライドテーブル50をスライ
ドレール52に沿う方向に移動自在となす遮断状態とを
選択的にとるものとされている。即ち、この例において
は、電磁クラッチ54が、昇降テーブル64をその載置
面に沿う方向に移動自在となす昇降テーブル解放手段と
されているのである。
さらに、第1のスライドテーブル40上には、第2のス
ライドテーブル50の第1のスライドテーブル40に対
する基準位置を設定するための一対の位置設定用シリン
ダ57A及び57Bが夫々スライドレール52と平行に
設置されており、第2のスライドテーブル50の下面側
には、位置設定用シリンダ57A及び57Bの夫々のピ
ストンロッド58が伸長状態とされるとき、その先端が
当接する位置設定用ストッパ59が突出している。
そして、これら位置設定用シリンダ57A及び57Bと
位置設定用ストッパ59とによって、第1のスライドテ
ーブル40に対する第2のスライドテーブル50の基準
位置が設定されたか否かを判別するため、第1のスライ
ドテーブル40の上面側にリミットスイッチ60が配さ
れるとともに、第2のスライドテーブル50の下面側に
、第2のスライドテーブル50が第1のスライドテーブ
ル40に対しての基準位置をとるものとなるときりミン
トスイッチ6−0をオン状態とする押圧部材56が配さ
れている。
第2のスライドテーブル50の上方には、第2のスライ
ドテーブル50の上面に平行な面内で回転可能とされた
回転昇降テーブル64が配されている。回転昇降テーブ
ル64の下面側には、その略中央部に大ブーIJ62が
固着された軸受部61が設けられており、この軸受部6
1には、第2のスライドテーブル50の上面部から上方
に突出する軸63が嵌挿されていて、それにより、回転
昇降テーブル64の第2のスライドテーブル50に対す
る第2のスライドテーブル50の上面に平行な面内での
位置決めがなされている。また、回転昇降テーブル64
の第2のスライドテーブル50の上面に直交する方向の
位置決めは、第7図に示される如く、第2のスライドテ
ーブル50の上面側に、夫々の回転軸を軸63に向けて
放射状に配列された合計7個のローラ65によりなされ
ている。そして、第2のスライドテーブル50には、回
転昇降テーブル64を回転させるためのパルスモータ7
0が設置されており、パルスモータ70の回転軸には電
磁クラッチ73を介して小プーリ72に連結されており
、この小プーリ72と大プーリ62とにはベルト75が
装架されている。
第2のスライドテーブル50の上面側には、第7図に示
される如く、第2のスライドテーブル50に対する回転
昇降テーブル64の基準位置を設定するためのリミット
スイッチ66が、その可動接点部を軸63に向けて配さ
れており、また、回転昇降テーブル64の下面側に、回
転昇降テーブル64が第2のスライドテーブル50に対
する基準位置をとるときりミントスイッチ66の可動接
点部に当接してリミットスイッチ66をオン状態にする
押圧部材67が配されている。
また、第3図に示される如く、回転昇降テーブル64の
側面部には、車体14に対するエンジン・ユニット17
の適正な組付位置の位置決めを行うための位置決め部材
8工が配されている。位置決め部材81は、回転昇降テ
ーブル64の側面部に取り付けられたピストン82にブ
ラケット83を介して固定されるロンド部81aと、ロ
ンド部81aの上部に位置せしめられたテーパ部81b
とを有している。また、位置決め部材81には、位置決
め部材81のロンド部81aに固定された支持部材84
内にコイルばね等を介して挿通される保合状態検出手段
としてのタッチセンサ85が取り付けられている。なお
、タッチセンサ85の頂部は、位置決め部材81のテー
パ部81bの頂部よりも若干低い位置に設定されるもの
とされている。
さらに、フロント側リフター20の近傍の位置には、車
体14における組付位置に位置合わせされたエンジン・
ユニットI7の取付部を、車体14の取付位置に組付け
るための組付ロボット80a及び80bが配置されてい
る。組付ロボット80a及び80bは実質的に同一構成
とされるので、以下に組付ロボソL 80 bについて
説明し、組付ロボソ)80aについての重複説明は省略
する。
組付ロボノl−80bは、第3図に明瞭に示される如く
、ガイド軸90に沿って垂直方向に移動自在とされた支
持部材91に連結されて水平方向に移動自在とされた第
1のアーム92と、第1のアーム92に連結されて水平
方向に移動自在とされた第2のアーム93とを有してお
り、この第2のアーム93の先端部には、車体14に対
するエンジン・ユニット17の組付けを行うためのナツ
トランナ77が固定されている。
このように構成されるフロント側リフター20において
は、ガイド支柱29の上端部に固着された端面板31の
上面側に固定された基板35に対して、第1のスライド
テーブル40が、パルスモータ38によって駆動されて
、車体14の搭載ステーションs’rpへの搬入方向に
直交する方向に平行移動せしめられ、また、第1のスラ
イドテーブル40に対して、第2のスライドテーブル5
0が、パルスモータ53によって駆動されて、車体14
の搭載ステーションSTpへの搬入方向に沿う方向に平
行移動せしめられることにより、第2のスライドテーブ
ル50の上方に配された回転昇降テーブル64が、固定
支柱27に対して、車体14の搭載ステーションSTp
への1殿入方向に直交する方向及び車体14の搭載ステ
ーションSTpへの搬入方向に沿う方向に移動せしめら
れる。
また、回転昇降テーブル64ば、パルスモータ70によ
って51動されて、第2のスライドテーフ゛ル50に対
して、従って、固定支柱27に対して回動せしめられる
。さらに、ガイド支柱29が、昇降用シリンダ30の作
動に伴って昇降することにより、回転昇降テーブル64
が固定支柱27に対して昇降せしめられることになる。
即ち、この例においては、第1のスライドテーブル40
.第2のスライドテーブル50.パルスモータ38,5
3及び70等により、回転昇降テーブル64の載置面の
位置を変化させる位置ずれ補正手段が構成されているの
である。
なお、前述の如く、リア側リフター21も、上述のフロ
ント側リフター20と同様に構成され、各部がフロント
側リフター20と同様に作動し、その回転昇降テーブル
64が、固定支柱27に対する、車体14の搭載ステー
ションSTpへの搬入方向に直交する方向及び車体14
の搭載ステーションSTpへの搬入方向に沿う方向にお
ける移動1回動及び昇降を行わしめられるものとされる
また、フロント側リフター20における回転昇降テーブ
ル64の側面部に取り付けられる位置決め部材81、及
び、フロント側リフター20の近傍の位置に配置される
組付ロボット80a及び80bが、夫々、エンジン・ユ
ニット17の位置決め用及び組付は用とされるのに対し
、リア側リフター21における回転昇降テーブル64の
側面部に取り付けられる位置決め部材8I、及び、リア
側リフター21の近傍の位置に配置される組付ロボット
80c及び80dは、夫々、リアアクスル・ユニット1
8の位置決め用及び組付は用とされている。
上述の如くの構成を有するものとされるフロント側リフ
ター20及びリア側リフター21及びそれらの近傍の位
置に配置された組付ロボット80a〜80dは、それら
に対して設けられたコントローラによる制御のもとに作
動する。この場合にも、フロント側リフター20.リア
側リフター21及びそれらの近傍の位置に配された組付
ロボット80a〜80dは、略同様な動作制御を受ける
ものとなるので、以下にフロント側リフター20及び組
付ロボッ)80a及び80bにおける動作制御について
述べ、リア側リフター21及び組付ロボット80−c及
び80dについての重複説明は省略する。
フロント側リフター20に対して、第8図に示される如
くに、それに備えられた昇降用シリンダ30、位置設定
用シリンダ43A、43B、57A及び57B、パルス
モータ38,53及び70、及び、パルスモータ38及
び53に付設された電磁クラッチ39及び54に対する
動作制御、さらには、組付ロボン)80a及び80bの
動作制御を行うコントローラ100が設けられる。この
コントローラ100には、4個の視覚センサ16a〜1
6dから得られる位置検出信号Sa、Sb。
Sc及びSd、位置センサ19から得られるガイド支柱
2つの移動距離をあられす検出信号Se、及び、リミッ
トスイッチ46.60及び66がオン状態とされて得ら
れる、第1のスライドテーブル40.第2のスライドテ
ーブル50及び回転昇降テーブル64の夫々が基準位置
をとる状態にあることをあられす基準位置信号sr、s
g及びShが供給される。さらに、位置決め部材81に
取り付けられたタッチセンサ85から得られる、位置決
め部材81のテーパ部81bが車体14に設けられた被
係合部に係合する状態をあられす検出信号Si1及び、
パルスモータ38及び53に駆動されるピニオンギア3
8a及び53aに関連して配される回転検出器48及び
49から得られる、ビニオンギア38a及び53aの回
転数に基づく第1のスライドテーブル40及び第2のス
ライドテーブル50の移動距離をあられす検出信号Sj
及びSkが供給される。
そして、コントローラ100は、上述の各種センサ、ス
イッチ及び検出器からの信号に基づいて、パルスモータ
38.53及び70に、夫々、正転用駆動パルス信号C
a、Cb及びCcもしくは逆転用駆動パルス信号Ca’
 、Cb’及びCc’ を供給し、昇降用シリンダ30
、及び、位置設定用シリンダ43A、43B、57A及
び57Bを駆動する昇降用シリンダ駆動部86、及び、
位置設定用シリンダ駆動部87及び88に、夫々、巧区
動制御信号Ce、Cf及びCgを供給し、また、電磁ク
ラッチ39及び54に制御信号ch及びC4を供給し、
さらに組付ロボッl−80a及び80bを駆動する組付
ロボット駆動部97a及び97bに駆動制御信号Cj及
びCkを供給する。コントローラ100から、パルスモ
ータ38に正転用駆動パルス信号Caもしくは逆転用駆
動パルス信号Ca’ が供給されると、それらに応じて
、パルスモータ38が正回転もしくは逆回転し、第1の
スライドテーブル40を車体14の搭載ステーションs
’rpへの搬入方向に直交する方向に移動させ、また、
パルスモータ53に正転用駆動パルス信号cbもしくは
逆転用駆動パルス信号cb’が供給されると、それらに
応じて、パルスモータ53が正回転もしくは逆回転し、
第2のスライドテーブル50を車体14の搭載ステーシ
ョンSTpへのじ入方向に沿う方向に移動させる。また
、コントローラ100から、パルスモータ70に正転用
駆動パルス信号Ccもしくは逆転用駆動パルス信号Cc
”が供給されると、それらに応じて、パルスモータ70
が正回転もしくは逆回転し、回転昇降テーブル64を回
動させる。
斯かる構成のもとで、エンジン・ユニット17及びリア
アクスル・ユニット18が搭載ステーションSTpに搬
入される車体14に組み付けられて搭載されるに際して
は、車体14が位置検出ステーションSTsに搬入され
た段階で、第1のスライドテーブル40.第2のスライ
ドテーブル50及び回転昇降テーブル64の夫々に基準
位置をとらせる制御が行われる。斯かる基準位置設定に
あたっては、コントローラ100から駆動制御信号Cf
及びCgが位置設定用シリンダ駆動部87及び88に供
給され、位置設定用シリンダ駆動部87及び88が位置
設定用シリンダ43A及び43B、及び、位置設定用シ
リンダ57A及び57Bを駆動して、夫々におけるピス
トンロッド44及び5日を伸長状態とし、また、コント
ローラ100から正転用駆動パルス信号Cc及び逆転用
駆動パルス信M CC’ がパルスモータ70に供給さ
れ、パルスモータ70が所定の回転量をもって正回転及
び逆回転する。それにより、第1のスライドテーブル4
0及び第2のスライドテーブル50が夫々基板35に対
する基準位置及び第1のスライドテーブル40に対する
基準位置へと移動せしめられるとともに、回転昇降テー
ブル64が第2のスライドテーブル50に対する基準位
置をとるべく回動せしめられる。そして、第1のスライ
ドテーブル40.第2のスライドテーブル50及び回転
昇降テーブル64が夫々の基準位置に到達すると、リミ
ットスイッチ46.60及び66が夫々オン状態とされ
て、基準位置信号sr、sg及びshがコントローラ1
00に供給されると、コントローラ100からの駆動制
御信号Cf及びCgと正転用駆動パルス信号C’c及び
逆転用駆動パルス信号Cc’ との送出が停止される。
それにより、第1のスライドテーブル40.第2のスラ
イドテーブル50及び回転昇降テーブル64が夫々の基
準位置をとる状態とされる。
斯かる状態のもとに、回転昇降テーブル64上にパレッ
ト24を介してエンジン・ユニット17が載置された後
、上述した如くにして夫々の基準位置をとるものとされ
た第1のスライドテーブル40、第2のスライドテーブ
ル50及び回転昇降テーブル64の位置が次の如くにし
て補正される。
先ず、視覚センサ16a〜16dからコントローラ10
0に供給される位置検出信号S a −S dに基づい
て、コントローラ100により、位置検出ステーション
STsに搬入された車体14に形成された位置検出用の
透孔の実際の位置と、内蔵するメモリに記憶された正規
の透孔の位置との、車体14の搭載ステーションSTp
への搬入方向に沿う平面内におけるずれが、位置ずれ距
離及び位置ずれ角度として算出される。そして、算出さ
れた位置ずれ距離及び位置ずれ角度に応じた正転用駆動
パルス信号Ca、Cb及びCcもしくは逆転用駆動パル
ス信号Ca“、cb’及びCc’ が形成されて、それ
らがパルスモータ38.53及び70に供給される。こ
れにより、パルスモータ38.53及び70が正回転も
しくは逆回転して、第1のスライドテーブル40が車体
14の搭載スチージョンs’rpへの搬入方向に直交す
る方向にまた、第2のスライドテーブル50が車体14
の搭載ステーションSTpへの搬入方向に沿う方向に、
夫々、検出された位置ずれ距離に応じた距離だけ移動せ
しめられるとともに、回転昇降テーブル64が位置ずれ
角度に応じた角度だけ回転せしめられる。その結果、車
体14が位置検出ステーションSTsから搭載ステーシ
ョンSTpに搬入されたとき、この搭載ステーションS
Tpに搬入された車体14に対しての、フロント側リフ
ター20が有する回転昇降テーブル64上に載置された
エンジン・ユニット17の、車体14の搭載ステーショ
ンSTpへの搬入方向に沿う平面内での位置が補正され
ることになる。
その後、コントローラ100からの駆動制御信号Ceが
昇降用シリンダ駆動部86に供給されて昇降用シリンダ
駆動部86により昇降用シリンダ30が上昇せしめられ
、それに伴って、ガイド支柱29が基板35とともに上
昇し、回転昇降テーブル64に載置されたエンジン・ユ
ニット17が5  第1図において一点鎖線で示される
位置から上方の車体14に向けて移動せしめられる。そ
の際、コントローラ100は、上述した如くに車体14
の搭載ステーションs’rpへの搬入方向に沿う平面内
での位置が補正された状態における第1のスライドテー
ブル40.第2のスライドテーブル50及び回転昇降テ
ーブル64の各位置を補正された規準位置として用いる
とともに、位置センサ19から得られる検出信号Seが
あられすガイド支柱29の移動量、従って、エンジン・
ユニット17の実際の上昇位置に基づき、予め、エンジ
ンの機種及び車体の種類に応じて設定されて内蔵するメ
モリに記憶された制御プログラムに従って、パルスモー
タ38,53及び70の夫々に、正転用駆動パルス信号
Ca、Cb及びCc、もしくは1、  逆転用駆動パル
ス信号Ca’ 、Cb’及びCc’を供給する。それに
より、エンジン・ユニット17が、第1図において白抜
矢印Rで示される如くの移動軌跡を描いて、車体14に
設けられた既設部材との干渉を回避しな、5Xら上昇せ
しめられる。
そして、エンジン・ユニット17の頂部が第1図におい
てHで示される高さまで距離りをもって上昇移動せしめ
られるとき(第1図において実線二点鎖線で示される状
態)、エンジン・ユニット17が車体14に設けられた
組付位置に達するものとなる。
しかしながら、搭載ステーションSTpに搬入された車
体14が、位置検出ステーションSTsから搭載ステー
ションSTpに搬送される間に、さらに微小な位置ずれ
を生じる場合には、前述の如くの、車体14の搭載ステ
ーションSTpへの搬入方向に沿う平面内での位置ずれ
の補正だけでは、車体14に対するエンジン・ユニット
17の位置ずれを無くすことができない。
このため、本例では、車体14に対するエンジン・ユニ
ット17の位置ずれが次の如くに補正される。先ず、エ
ンジンユニット17を車体14に設けられた組付位置ま
で搬送すべく回転昇降テーブル64が上昇せしめられる
とき、回転昇降テーブル64に付設された位置決め部材
81のテーパ部81bが、第9図に実線で示される如く
、車体工4に形成された被係合部としての基準孔14a
に係合し始めた状態で、位置決め部材81に取り付けら
れたタッチセンサ85の頂部が車体14に押圧される。
これにより、タッチセンサ85からコントローラ100
に検出信号Stが供給され、コントローラ100は、検
出信号Stに基づいて電磁クラッチ39及び54に制御
信号ch及びC1を供給してこれらを遮断状態とする。
このため、パルスモータ38の駆動軸とピニオンギア3
8aとの連結状態、及び、パルスモータ53の駆動軸と
ピニオンギア53aとの連結状態が解除され、これによ
り、第1のスライドテーブル40及び第2のスライドテ
ーブル50が、夫々、車体I4の搭載ステーションST
pへの搬入方向に直交する方向、及び、車体14の搭載
ステーションSTpへの搬入方向に沿う方向に移動自在
となされる。
従って、回転昇降テーブル64は、その載置面に沿う平
面内において移動自在とされることになる。
このため、回転昇降テーブル64は、昇降シリンダ30
によって上昇せしめられるとき、位置決め部材81のテ
ーパ部81bと車体14に形成された基準孔14aとの
係合状態に応じて、例えば、第9図に二点鎖線で示され
る如く、エンジン・ユニット17が載置された面に沿う
平面内を移動するものとなる。そして、回転昇降テーブ
ル64に載置されたエンジン・ユニット17は、第1図
に二点鎖線で示される如く、それが所定距離りをもって
車体14に対して上昇移動せしめられた状態で、車体1
4の組付位置に対する正確な位置合わせが行われること
になる。 このようにして、昇降用シリンダ30による
回転昇降テーブル64の上昇動作が終了するまでの間に
、コントローラ100には、第1のスライドテーブル4
0を駆動するパルスモータ38に固定されたピニオンギ
ア38a、及び第2のスライドテーブル50を駆動する
パルスモータ53に固定されたピニオンギア53aに夫
々関連して配された回転検出器48及び49から、第1
のスライドテーブル40及び第2のスライドテーブル5
0の移動距離をあられす検出信号Sj及びSkが供給さ
れる。そして、コントローラ100は、回転昇降テーブ
ル64の上昇動作が終了した時点で、検出信号Sj及び
Skに基づいて第1のスライドテーブル40及び第2の
スライドテーブル50の位置情報を得、この位置情報に
基づいて、組付ロボン)80a及び80bに取り付けら
れたナツトランナ77の作業位置等を制御すべく駆動制
御信号Cj及びCkを組付ロボット駆動部97a及び9
7bに供給する。これにより、組付ロボット80b及び
80dは第1図に実線で示される位置から二点鎖線で示
される位置まで上昇せしめられた後、車体14における
適正な組付位置に移動せしめられ、夫々に取り付けられ
たナツトランナ77による車体14に対するエンジン・
ユニット17の組付作業を行う。
このようなフロント側リフター20の動作が行われると
き、フロント側リフター20と同様に構成されたリア側
リフター21においてもフロント側リフター20と同様
の動作が行われて、その回転昇降テーブル64及びそれ
に載置されたりアアクスル・ユニット18も、第1図に
おいて実線で示される位置から二点鎖線で示される位置
までの所定距離を上昇せしめられる。このとき、回転昇
降テーブル64に配置された位置決め部材81のテーパ
部81bが、車体■4に形成された被係合部に係合する
ことにより、車体14の組付位置に対するリアアクスル
・ユニット18の正確な位置合わせが行われ、斯かる状
態において、組付ロボット80c及び80dに取り付け
られたナツトランナ77による、車体14に対するリア
アクスル・ユニット18の組付作業が行われる。
このようにして、回転昇降テーブル64の上昇時におい
て、そこに設けられた位置決め部材81のテーパ部81
bと車体14に形成された基準孔14aとの係合状態に
応じて、回転昇降テーブル64をその搭載体を載置する
面に沿う方向に移動させることにより、車体14の組付
位置に対するエンジン・ユニット17あるいはリアアク
スル・ユニット18の位置合わせを正確に行うことがで
きる。従って、搭載ステーションSTpに搬入される車
体14の位置が、位置検出ステーションSTsで検出さ
れた位置から微小な位置ずれを生じる場合にも、斯かる
微小な位置ずれが吸収されて実質的に補正され、エンジ
ン・ユニット17及びリアアクスル・ユニット18が車
体14に設けられた組付位置に適正に位置合せされるこ
とになる。
従って、車体14に対するエンジン・ユニット17及び
リアアクスル・ユニット18の組付作業が正確に行われ
ることになる。
そして、組付作業が終了してエンジン・ユニット17及
びリアアクスル・ユニット18が車体14の組付位置に
搭載された後、フロント側リフター20及びリア側リフ
ター21の夫々における昇降用シリンダ30の下降動作
が行われ、エンジン・ユニット17及びリアアクスル・
ユニット18が搭載された車体14が、ハンガー12に
支持される状態に戻され、また、フロント側リフター2
0及びリア側リフター21の夫々における回転昇降テー
ブル64が、それに載置されたバレット24及び25と
ともに第1図において実線で示される位置に戻る。そし
て、車体14がハンガー12に支持された状態で次のス
テーションに搬送され、また、パレット24及び25が
積載装置15によって回転昇降テーブル64から取り外
されて搬入出用コンベア22及び23により搬出される
なお、上述の例においては、車体14に対するエンジン
・ユニット17及びリアアクスル・ユニット18の組付
作業を、フロント側リフター20及びリア側リフター2
1の近傍の位置に配置された組付ロボット80a〜80
dに取り付けられたナンドランナ77によって行うもの
とされているが、本発明に係る重量物搭載装置はこれに
限られることなく、例えば、フロント側リフター20及
びリア側リフター21の夫々の回転昇降テーブル64に
、直接ナツトランナ77が取り付けられるようにされて
もよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る重量物搭載
装置によれば、搬送冶具に支持されて搭載ステーション
に搬入される被搭載体の組付位置に重量物を上昇移動さ
せる昇降テーブルが備えられ、被搭載体の搬送方向に沿
う平面内における昇降テーブルの位置調整がなされ、し
かも、昇降テーブルは、位置決め部材のテーパ部と被搭
載体の被係合部との係合状態に応じてその載置面に沿う
方向に移動するようにされるので、搭載ステーションに
搬入された被搭載体と重量物との間に、位置ずれ補正手
段による昇降テーブルの移動によっては補正し得ない微
小な位置ずれが生じている場合にも、斯かる位置ずれが
適正に補正されて重量物が被搭載体の組付位置に正しく
位置合せされ、そのため、被搭載体に対する重量物の組
付けを自動化された機械作業によっても適正に行うこと
ができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る重量物搭載装置の一例
をそれが適用された車両組立ラインの一部とともに示す
側面図及び平面図、第3図は第1及び第2図に示される
例の主要部を示す側面図、第4図は第3図のIV−IV
線に従う断面図、第5図及び第6図は夫々第1図及び第
2図に示される例における基板及び第1のスライドテー
ブルの平面図、第7図は第3図の■−■線に従う断面図
、第8図は第1図及び第2図に示される例における制御
系を示すブロック図、第9図は第1図に示される例に用
いられる位置決め部材の動作説明に供される図である。 図中、12はハンガー、14は車体、14aは基準孔、
16a〜16dは視覚センサ、17はエンジン・ユニッ
ト、18はリアアクスル・ユニット、19は位置センサ
、20はフロント側リフター、21はリア側リフター、
30は昇降用シリンダ、38.53及び70はパルスモ
ータ、39及び54は電磁クラッチ、40は第1のスラ
イドテーブル、50は第2のスライドテーブル、64は
回転昇降テーブル、80a〜80dは組付ロボ・ノド、
81は位置決め部材、81bはテーパ部、85はタッチ
センサ、100はコントローラである。 特許出願人   マツダ株式会社 第6図 4o:第1のスライドテーブル 53:パルスモータ 54:電磁クラッチ 第7図 第8図 81b:テーパ部 85:タッチセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 搬送治具に支持されて搭載ステーションに搬入される被
    搭載体に搭載されるべき重量物が載置される載置面を有
    した昇降テーブルと、該昇降テーブルの載置面の位置を
    変化させて上記被搭載体に対する上記重量物の位置ずれ
    を補正する位置ずれ補正手段と、該位置ずれ補正手段に
    関連して設けられ、上記位置ずれ補正手段に上記昇降テ
    ーブルをその載置面に沿う方向に移動自在となす状態を
    とらせる昇降テーブル解放手段と、上記昇降テーブルに
    配設され、該昇降テーブルが上昇もしくは下降するとき
    上記被搭載体に設けられた被係合部に係合するテーパ部
    を有した位置決め部材と、上記昇降テーブルの昇降に伴
    い上記位置決め部材が上記被係合部に係合する状態を検
    出する係合状態検出手段と、該係合状態検出手段からの
    検出出力に基づいて上記昇降テーブル解放手段を作動さ
    せる制御手段とを具備して構成された重量物搭載装置。
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