JP2784947B2 - ボードトラック - Google Patents
ボードトラックInfo
- Publication number
- JP2784947B2 JP2784947B2 JP25643289A JP25643289A JP2784947B2 JP 2784947 B2 JP2784947 B2 JP 2784947B2 JP 25643289 A JP25643289 A JP 25643289A JP 25643289 A JP25643289 A JP 25643289A JP 2784947 B2 JP2784947 B2 JP 2784947B2
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- frame
- truck
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば建物の天井ボードや壁面ボード等の
ボードをほぼ水平に積み重ねた状態で保持して、取り付
け現場まで運搬し、ボード留め付けロボット等に供給す
ることのできるトラックに関するものである。
ボードをほぼ水平に積み重ねた状態で保持して、取り付
け現場まで運搬し、ボード留め付けロボット等に供給す
ることのできるトラックに関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種のボードトラックとしては走行車輪を有
する台車上に多数のボードを単に積み重ねた状態で載置
するものがあった。
する台車上に多数のボードを単に積み重ねた状態で載置
するものがあった。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来のボードトラックでは、上記
台車上へのボードの積み込み作業が困難であって重労働
であり、また積み重ねたボードが不揃いとなって、ボー
ド留め付けロボット等への自動供給ができない等の問題
点があった。
台車上へのボードの積み込み作業が困難であって重労働
であり、また積み重ねたボードが不揃いとなって、ボー
ド留め付けロボット等への自動供給ができない等の問題
点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ボードの積み込み
作業を迅速かつ容易に行うことができ、ボードを精度よ
く揃えて留め付けロボット等に確実に供給することので
きるボードトラックを提供するものである。
たもので、その目的とするところは、ボードの積み込み
作業を迅速かつ容易に行うことができ、ボードを精度よ
く揃えて留め付けロボット等に確実に供給することので
きるボードトラックを提供するものである。
［課題を解決するための手段］ 本発明のボードトラックは、走行車輪を有する台車
と、該台車上に設置されて上部に昇降フレームを設けた
昇降装置と、該昇降フレーム上に載置されると共に多数
枚のボードを重ねた状態で収容するボード収容フレーム
と、該ボード収容フレームが上記昇降装置により下降し
た時に、該ボード収容フレームを上記昇降フレームと共
に横倒し状態に保持する支保杆と、から構成されている
ことを特徴とするものである。
と、該台車上に設置されて上部に昇降フレームを設けた
昇降装置と、該昇降フレーム上に載置されると共に多数
枚のボードを重ねた状態で収容するボード収容フレーム
と、該ボード収容フレームが上記昇降装置により下降し
た時に、該ボード収容フレームを上記昇降フレームと共
に横倒し状態に保持する支保杆と、から構成されている
ことを特徴とするものである。
［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図、第２図および第３図において、１は台車であ
って、その下側に走行車輪２を備えており、適宜駆動装
置により走行移動できるようになっている。尚、該台車
１は自走式の台車であってもよい。
って、その下側に走行車輪２を備えており、適宜駆動装
置により走行移動できるようになっている。尚、該台車
１は自走式の台車であってもよい。
３は昇降装置であって、２本の作動リンク3a,3bをＸ
状に交差させ、その交差部を軸3cにより回動可能に枢着
している。一方の作動リンク3aの下端部は上記台車１に
軸着されており、他方の作動リンク3bの下端部は台車１
に取り付けられたスライドガイド3dに摺動自在に案内さ
れるようになっている。左右の作動リンク3bの下端部は
軸3eにより連結されていて、該軸3eの中間部には駆動シ
リンダ3fのロッド3f′が連結されている。
状に交差させ、その交差部を軸3cにより回動可能に枢着
している。一方の作動リンク3aの下端部は上記台車１に
軸着されており、他方の作動リンク3bの下端部は台車１
に取り付けられたスライドガイド3dに摺動自在に案内さ
れるようになっている。左右の作動リンク3bの下端部は
軸3eにより連結されていて、該軸3eの中間部には駆動シ
リンダ3fのロッド3f′が連結されている。
４は昇降フレームであって、その下面側には上記作動
リンク3bの上端部が回動自在に枢着されていると共に、
上記作動リンク3aの上端部がスライドガイド4aに沿って
摺動可能に連結されている。
リンク3bの上端部が回動自在に枢着されていると共に、
上記作動リンク3aの上端部がスライドガイド4aに沿って
摺動可能に連結されている。
従って、該駆動シリンダ3fを稼動させると、上記作動
リンク3aの下端部が回転すると共に作動リンク3bの下端
部がスライドガイド3dに沿って移動し、これに伴って上
記昇降フレーム４が昇降移動する。
リンク3aの下端部が回転すると共に作動リンク3bの下端
部がスライドガイド3dに沿って移動し、これに伴って上
記昇降フレーム４が昇降移動する。
５は多数枚のボードを重ねた状態で収容するボード収
容フレームであって、上記昇降フレーム４上に載置され
ている。該ボード収容フレーム５の裏側（下側）には、
第２図から明らかなように、係止ピン5aが取り付けられ
ていて、後述するように、ボード収容フレーム５が下降
した時、上記台車１上に立設されている支保杆６の上端
に形成された係止溝6aに係合するようになっている。
容フレームであって、上記昇降フレーム４上に載置され
ている。該ボード収容フレーム５の裏側（下側）には、
第２図から明らかなように、係止ピン5aが取り付けられ
ていて、後述するように、ボード収容フレーム５が下降
した時、上記台車１上に立設されている支保杆６の上端
に形成された係止溝6aに係合するようになっている。
上記ボード収容フレーム５内にはボード持ち上げ装置
5bが設置されていて、積み重ねて収容したボードＢの最
上部が常に引き出し位置にあるように持ち上げている。
5bが設置されていて、積み重ねて収容したボードＢの最
上部が常に引き出し位置にあるように持ち上げている。
７は繰り出しローラであって、ブラケット7aを介して
上記昇降フレーム４に回転自在に取り付けられている。
該繰り出しローラ７は駆動モータ7bにより回転駆動され
る。
上記昇降フレーム４に回転自在に取り付けられている。
該繰り出しローラ７は駆動モータ7bにより回転駆動され
る。
次に、上記実施例のボードトラックの作用について説
明する。
明する。
まず、第４図に示すように、まず、天井下地に埋設し
たインサートに吊りボルトＣを介して軽量鉄骨Ｄを取り
付けて天井骨組を完了すると共に、床面Ｅ上の障害物を
除去し、所要の天井ボードＢ、内装工事用ロボットＲお
よびボードトトラックＡを搬入・組み立てて、該ボード
トトラックＡに天井ボードＢを積み込む。
たインサートに吊りボルトＣを介して軽量鉄骨Ｄを取り
付けて天井骨組を完了すると共に、床面Ｅ上の障害物を
除去し、所要の天井ボードＢ、内装工事用ロボットＲお
よびボードトトラックＡを搬入・組み立てて、該ボード
トトラックＡに天井ボードＢを積み込む。
この場合、上記ボードトトラックＡのボード収容フレ
ーム５を横倒し状態にセットしておく。
ーム５を横倒し状態にセットしておく。
ボード収容フレーム５を横倒し状態にセットするに
は、第２図に示す状態で駆動シリンダ3fを働かせてその
ロッド3f′を押し出して、作動リンク3bの下端部をスラ
イドガイド3dに沿って矢印方向に移動させると、昇降フ
レーム４およびボード収容フレーム５が下降する。
は、第２図に示す状態で駆動シリンダ3fを働かせてその
ロッド3f′を押し出して、作動リンク3bの下端部をスラ
イドガイド3dに沿って矢印方向に移動させると、昇降フ
レーム４およびボード収容フレーム５が下降する。
上記ボード収容フレーム５が下降すると、その裏側に
設けた係止ピン5aが支保杆６の係止溝6aに係合してボー
ド収容フレーム５の下降移動が妨げられる。ボード収容
フレーム５は昇降フレーム４上に単に載置されているだ
けなので、ボード収容フレーム５の下降が妨げられても
昇降フレーム４はそのまま下降を続けて、第５図および
第６図の位置まで下降して停止する。この状態で、上記
ボード収容フレーム５は係止ピン5aが支保杆６に係止さ
れていると共に、下側端が上記昇降フレーム４に支持さ
れた、いわゆる横倒し状態となる。
設けた係止ピン5aが支保杆６の係止溝6aに係合してボー
ド収容フレーム５の下降移動が妨げられる。ボード収容
フレーム５は昇降フレーム４上に単に載置されているだ
けなので、ボード収容フレーム５の下降が妨げられても
昇降フレーム４はそのまま下降を続けて、第５図および
第６図の位置まで下降して停止する。この状態で、上記
ボード収容フレーム５は係止ピン5aが支保杆６に係止さ
れていると共に、下側端が上記昇降フレーム４に支持さ
れた、いわゆる横倒し状態となる。
このようにボード収容フレーム５が横倒し状態にある
ので、第４図に示すように、作業員がボードを積み込む
場合に、ボードを立て掛けるようにして積み込むことが
できるので、積み込み姿勢に無理がなく、楽に積み込み
作業をすることができる。
ので、第４図に示すように、作業員がボードを積み込む
場合に、ボードを立て掛けるようにして積み込むことが
できるので、積み込み姿勢に無理がなく、楽に積み込み
作業をすることができる。
ボードの積み込み作業が完了すると、上記ボードトト
ラックＡをロボットＲに連結して、天井ボードＢの張り
付け位置まで移動させ、第７図に示すように、ロボット
Ｒのリフティングアーム８を縮めてハンドリングテーブ
ル９を下げ、ボードトトラックＡのボード収容フレーム
５内に積載されている最上部の天井ボードＢを繰り出し
ローラ７により横送りして、上記ハンドリングテーブル
９上の所定位置に誘導してセットする。
ラックＡをロボットＲに連結して、天井ボードＢの張り
付け位置まで移動させ、第７図に示すように、ロボット
Ｒのリフティングアーム８を縮めてハンドリングテーブ
ル９を下げ、ボードトトラックＡのボード収容フレーム
５内に積載されている最上部の天井ボードＢを繰り出し
ローラ７により横送りして、上記ハンドリングテーブル
９上の所定位置に誘導してセットする。
天井ボードＢがハンドリングテーブル９上にセットさ
れると、吸着パット10が作動して天井ボードＢの下面に
吸着して固定する。
れると、吸着パット10が作動して天井ボードＢの下面に
吸着して固定する。
次に、第８図に示すように、リフティングアーム８を
伸ばしてハンドリングテーブル９を上昇せしめる。この
際、上記吸着パット10には、その軸方向にスプリングが
装着されているので、天井ボードＢが天井面の軽量鉄骨
Ｄに接触すると、吸着パット10は縮んで上記スプリング
に装着されたリミットスイッチが作動し、リフティング
アーム８の作動を停止せしめる。
伸ばしてハンドリングテーブル９を上昇せしめる。この
際、上記吸着パット10には、その軸方向にスプリングが
装着されているので、天井ボードＢが天井面の軽量鉄骨
Ｄに接触すると、吸着パット10は縮んで上記スプリング
に装着されたリミットスイッチが作動し、リフティング
アーム８の作動を停止せしめる。
続いて、上記ハンドリングテーブル９上の位置検出セ
ンサ11がＹ方向にスライドして、天井ボードＢの位置、
軽量鉄骨Ｄの位置、並びに既に張り付けを終了した隣接
の天井ボードＢの位置等を検出する。該位置検出センサ
11により検出された既設の天井ボードＢと吸着されてい
る天井ボードＢとの位置関係を演算し、その結果から、
天井ボードＢを正確な留め付け位置にセットする。
ンサ11がＹ方向にスライドして、天井ボードＢの位置、
軽量鉄骨Ｄの位置、並びに既に張り付けを終了した隣接
の天井ボードＢの位置等を検出する。該位置検出センサ
11により検出された既設の天井ボードＢと吸着されてい
る天井ボードＢとの位置関係を演算し、その結果から、
天井ボードＢを正確な留め付け位置にセットする。
天井ボードＢが所定位置にセットされると、ネジ締め
のユニット12によりネジ締めを行う。
のユニット12によりネジ締めを行う。
以上は、天井ボードの張り付けに関するものを例とし
て挙げたものであるが、ネジ締めユニットをステプラー
と交換することによって、化粧ボードの留め付け作業に
用いることができる。
て挙げたものであるが、ネジ締めユニットをステプラー
と交換することによって、化粧ボードの留め付け作業に
用いることができる。
［発明の効果］ 本発明は、走行車輪を有する台車と、該台車上に設置
されて上部に昇降フレームを設けた昇降装置と、該昇降
フレーム上に載置されると共に多数枚のボードを重ねた
状態で収容するボード収容フレームと、該ボード収容フ
レームが上記昇降装置により下降した時に、該ボード収
容フレームを上記昇降フレームと共に横倒し状態に保持
する支保杆と、から構成されているので、ボード収容フ
レームを横倒し状態にしてボードを積み込むことがで
き、その結果、作業員がボードを積み込む場合に、ボー
ドをボード収容フレームに立て掛けるようにして積み込
むことが可能となり、積み込み姿勢に無理がなく、積み
込み作業を迅速かつ容易に、しかも、ボードを精度よく
揃えて積み込むことができる。
されて上部に昇降フレームを設けた昇降装置と、該昇降
フレーム上に載置されると共に多数枚のボードを重ねた
状態で収容するボード収容フレームと、該ボード収容フ
レームが上記昇降装置により下降した時に、該ボード収
容フレームを上記昇降フレームと共に横倒し状態に保持
する支保杆と、から構成されているので、ボード収容フ
レームを横倒し状態にしてボードを積み込むことがで
き、その結果、作業員がボードを積み込む場合に、ボー
ドをボード収容フレームに立て掛けるようにして積み込
むことが可能となり、積み込み姿勢に無理がなく、積み
込み作業を迅速かつ容易に、しかも、ボードを精度よく
揃えて積み込むことができる。
第１図は本発明のボードトラックの斜視図、第２図はそ
の正面図、第３図は側面図、第４図はボードトラックへ
のボード積み込み作業の説明図、第５図はボード収容フ
レームを横倒し状態にした時の正面図、第６図はその側
面図、第７図はボード留付ロボットへのセット作業を示
す説明図、第８図は天井へのボード留付け作業を示す説
明図である。 １……台車、２……走行車輪、３……昇降装置、3a,3b
……作動リンク、3c……軸、3d……スライドガイド、3e
……軸、3f……駆動シリンダ、3f′……ロッド、４……
昇降フレーム、4a……スライドガイド、５……ボード収
容フレーム、5a……係止ピン、5b……ボード持ち上げ装
置、６……支保杆、Ａ……ボードトラック、Ｂ……ボー
ド、Ｒ……ロボット。
の正面図、第３図は側面図、第４図はボードトラックへ
のボード積み込み作業の説明図、第５図はボード収容フ
レームを横倒し状態にした時の正面図、第６図はその側
面図、第７図はボード留付ロボットへのセット作業を示
す説明図、第８図は天井へのボード留付け作業を示す説
明図である。 １……台車、２……走行車輪、３……昇降装置、3a,3b
……作動リンク、3c……軸、3d……スライドガイド、3e
……軸、3f……駆動シリンダ、3f′……ロッド、４……
昇降フレーム、4a……スライドガイド、５……ボード収
容フレーム、5a……係止ピン、5b……ボード持ち上げ装
置、６……支保杆、Ａ……ボードトラック、Ｂ……ボー
ド、Ｒ……ロボット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 博史 神奈川県横浜市緑区桂台２―30―21― 202 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04F 21/18 E04G 21/16 B66F 7/22 B66F 7/28
Claims (1)
- 【請求項１】走行車輪を有する台車と、該台車上に設置
されて上部に昇降フレームを設けた昇降装置と、該昇降
フレーム上に載置されると共に多数枚のボードを重ねた
状態で収容するボード収容フレームと、該ボード収容フ
レームが上記昇降装置により下降した時に、該ボード収
容フレームを上記昇降フレームと共に横倒し状態に保持
する支保杆と、から構成されていることを特徴とするボ
ードトラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25643289A JP2784947B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ボードトラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25643289A JP2784947B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ボードトラック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03119257A JPH03119257A (ja) | 1991-05-21 |
| JP2784947B2 true JP2784947B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17292580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25643289A Expired - Fee Related JP2784947B2 (ja) | 1989-09-30 | 1989-09-30 | ボードトラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2784947B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-30 JP JP25643289A patent/JP2784947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03119257A (ja) | 1991-05-21 |
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Legal Events
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