JP2587485Y2 - 天井作業等への部材の供給装置 - Google Patents
天井作業等への部材の供給装置Info
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- JP2587485Y2 JP2587485Y2 JP1993042634U JP4263493U JP2587485Y2 JP 2587485 Y2 JP2587485 Y2 JP 2587485Y2 JP 1993042634 U JP1993042634 U JP 1993042634U JP 4263493 U JP4263493 U JP 4263493U JP 2587485 Y2 JP2587485 Y2 JP 2587485Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井への照明器具の取
付等の天井作業を効率良く行うための部材の供給装置に
関するものである。
付等の天井作業を効率良く行うための部材の供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】天井への照明器具の取付作業には、走行
台車に昇降自在な作業床を取り付けてなる高所作業車が
用いられている。取り付けるべき照明器具を持って作業
床に搭乗した作業者は、作業床を上昇させて天井近くま
で移動するとともに走行台車の走行によって適宜移動
し、容易に取付作業を行うことができる。
台車に昇降自在な作業床を取り付けてなる高所作業車が
用いられている。取り付けるべき照明器具を持って作業
床に搭乗した作業者は、作業床を上昇させて天井近くま
で移動するとともに走行台車の走行によって適宜移動
し、容易に取付作業を行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
照明器具の取付作業を行う場合、作業者は、1つの照明
器具を取り付けるごとに作業床を下降させて、次に取り
付けるべき照明器具を取りに降りていた。これでは、作
業の効率が悪い。また、取付作業を行う作業者は作業床
に搭乗したままで、別の作業者に下から手渡しで照明器
具を渡してもらう方法もあるが、余計な人手がかかると
いう問題がある。
照明器具の取付作業を行う場合、作業者は、1つの照明
器具を取り付けるごとに作業床を下降させて、次に取り
付けるべき照明器具を取りに降りていた。これでは、作
業の効率が悪い。また、取付作業を行う作業者は作業床
に搭乗したままで、別の作業者に下から手渡しで照明器
具を渡してもらう方法もあるが、余計な人手がかかると
いう問題がある。
【0004】本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、天井作業を効率良く行うことができるよ
うにした部材の供給装置を提供することを目的としてい
る。
たものであり、天井作業を効率良く行うことができるよ
うにした部材の供給装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案に係る天井作業等へのの部材の供給装置
は、台車と、この台車の前方に水平に突出する複数のア
ームを上下複数段に配置し、各アームを所定低位置と所
定高位置との間で昇降させ、各アーム上に載置された搬
送対象部材を順次昇降移動させる第1垂直搬送手段と、
台車の上面に配置されたテーブルを、少なくとも所定高
位置よりも上方において昇降させて、テーブル上に載置
された搬送対象部材を昇降移動させる第2垂直搬送手段
と、所定高位置に昇降移動されたアーム上と所定高位置
とほぼ等しい高さに位置するテーブル上との間で搬送対
称部材を移動させる水平搬送手段とから構成される。
めに、本考案に係る天井作業等へのの部材の供給装置
は、台車と、この台車の前方に水平に突出する複数のア
ームを上下複数段に配置し、各アームを所定低位置と所
定高位置との間で昇降させ、各アーム上に載置された搬
送対象部材を順次昇降移動させる第1垂直搬送手段と、
台車の上面に配置されたテーブルを、少なくとも所定高
位置よりも上方において昇降させて、テーブル上に載置
された搬送対象部材を昇降移動させる第2垂直搬送手段
と、所定高位置に昇降移動されたアーム上と所定高位置
とほぼ等しい高さに位置するテーブル上との間で搬送対
称部材を移動させる水平搬送手段とから構成される。
【0006】なお、水平搬送手段を、所定高位置に位置
するアームの横位置への水平突出および台車の内方への
格納が自在な突出・格納部材と、この突出・格納部材の
上部に設けられた第1ベルトコンベアと、台車の上面に
設けられた第2ベルトコンベアとから構成し、突出・格
納部材が横位置に水平突出した状態で、この突出・格納
部材とアームとを相対的に昇降移動させることにより第
1ベルトコンベアとアームとの間における搬送対象物の
載せ替えが行われるようにしてもよい。
するアームの横位置への水平突出および台車の内方への
格納が自在な突出・格納部材と、この突出・格納部材の
上部に設けられた第1ベルトコンベアと、台車の上面に
設けられた第2ベルトコンベアとから構成し、突出・格
納部材が横位置に水平突出した状態で、この突出・格納
部材とアームとを相対的に昇降移動させることにより第
1ベルトコンベアとアームとの間における搬送対象物の
載せ替えが行われるようにしてもよい。
【0007】また、突出・格納部材を、台車の上部前側
に設けられた軸を中心として上記横位置に水平突出する
位置と台車内方に格納される位置との間における水平揺
動が自在に構成してもよい。
に設けられた軸を中心として上記横位置に水平突出する
位置と台車内方に格納される位置との間における水平揺
動が自在に構成してもよい。
【0008】さらに、第1垂直搬送手段を、少なくとも
上下に配置されたスプロケットにエンドレスに掛け回さ
れ、長手方向所定間隔にて複数のアームの基端部を支持
するチェーンを有するよう構成し、各アームを、基端部
を中心としてチェーンに対して起伏揺動自在に取り付け
られた第1アーム部材と、この第1アーム部材の先端部
に、第1アーム部材に対して起伏揺動自在に取り付けら
れた第2アーム部材とから構成してもよい。
上下に配置されたスプロケットにエンドレスに掛け回さ
れ、長手方向所定間隔にて複数のアームの基端部を支持
するチェーンを有するよう構成し、各アームを、基端部
を中心としてチェーンに対して起伏揺動自在に取り付け
られた第1アーム部材と、この第1アーム部材の先端部
に、第1アーム部材に対して起伏揺動自在に取り付けら
れた第2アーム部材とから構成してもよい。
【0009】
【作用】このような部材の供給装置を用いて搬送対象物
(照明器具)の天井への取付けを行う場合には、予め各
アーム上に搬送対象物を載置しておく。次に、部材の供
給装置を取付位置の下方に移動させるとともに、第1垂
直搬送手段を作動させて最上段の搬送対象物をアームと
ともに所定高位置に上昇移動させる。なお、水平搬送手
段に突出・格納部材がある場合には、搬送対象物が所定
高位置に上昇するまで突出・格納部材を格納しておく。
これにより、搬送対象物と突出・格納部材とが干渉する
ことはない。
(照明器具)の天井への取付けを行う場合には、予め各
アーム上に搬送対象物を載置しておく。次に、部材の供
給装置を取付位置の下方に移動させるとともに、第1垂
直搬送手段を作動させて最上段の搬送対象物をアームと
ともに所定高位置に上昇移動させる。なお、水平搬送手
段に突出・格納部材がある場合には、搬送対象物が所定
高位置に上昇するまで突出・格納部材を格納しておく。
これにより、搬送対象物と突出・格納部材とが干渉する
ことはない。
【0010】所定高位置に位置した搬送対象物は、水平
搬送手段によって第2垂直搬送手段のテーブル上に搬送
される。なお、水平搬送手段に突出・格納部材がある場
合における搬送対象物のアームから水平搬送手段への載
せ替えは、例えば、アームの横位置に水平突出した突出
・格納部材をアームに対して若干上昇させることによっ
て行われる。
搬送手段によって第2垂直搬送手段のテーブル上に搬送
される。なお、水平搬送手段に突出・格納部材がある場
合における搬送対象物のアームから水平搬送手段への載
せ替えは、例えば、アームの横位置に水平突出した突出
・格納部材をアームに対して若干上昇させることによっ
て行われる。
【0011】そして、第2垂直搬送手段を作動させてテ
ーブルとともに搬送対象物を天井近くまで上昇させる。
高所作業車の作業床等に搭乗した作業者は、テーブルか
ら搬送対象物を取って速やかに天井に取り付けることが
できる。
ーブルとともに搬送対象物を天井近くまで上昇させる。
高所作業車の作業床等に搭乗した作業者は、テーブルか
ら搬送対象物を取って速やかに天井に取り付けることが
できる。
【0012】なお、アームを構成する各アーム部材がチ
ェーン等に対して起伏自在となっている場合には、アー
ムが少なくとも所定高所位置を過ぎて上昇した後チェー
ンとともにスプロケットの周囲を回るときに、第1アー
ム部材が自重によりチェーンに対して倒伏し、かつ第2
アーム部材が自重により第1アーム部材の先端から垂れ
下がった状態になる。これにより、第1垂直搬送手段に
おけるアームの上方や後方等への突出量を減少させるこ
とができ、部材の供給装置のコンパクト化を図ることが
できる。
ェーン等に対して起伏自在となっている場合には、アー
ムが少なくとも所定高所位置を過ぎて上昇した後チェー
ンとともにスプロケットの周囲を回るときに、第1アー
ム部材が自重によりチェーンに対して倒伏し、かつ第2
アーム部材が自重により第1アーム部材の先端から垂れ
下がった状態になる。これにより、第1垂直搬送手段に
おけるアームの上方や後方等への突出量を減少させるこ
とができ、部材の供給装置のコンパクト化を図ることが
できる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図1(A),(B)には、本
考案に係る部材供給装置1を示している。この部材供給
装置1は、台車5と、アームリフト(第1垂直搬送手
段)10と、テーブル昇降機(第2垂直搬送手段)20
と、ベルト式搬送機(水平搬送手段)30とから構成さ
れている。
を参照しながら説明する。図1(A),(B)には、本
考案に係る部材供給装置1を示している。この部材供給
装置1は、台車5と、アームリフト(第1垂直搬送手
段)10と、テーブル昇降機(第2垂直搬送手段)20
と、ベルト式搬送機(水平搬送手段)30とから構成さ
れている。
【0014】台車5は、ほぼ直方体形状をしたボディ6
を有し、下面における前後左右の4箇所には、フリーキ
ャスター輪7,7,…が取り付けられている。ボディ6
の後部下側には、後で説明するように高所作業車に連結
するための連結板8が水平に突出するよう取り付けられ
ている。
を有し、下面における前後左右の4箇所には、フリーキ
ャスター輪7,7,…が取り付けられている。ボディ6
の後部下側には、後で説明するように高所作業車に連結
するための連結板8が水平に突出するよう取り付けられ
ている。
【0015】アームリフト10,10は、図1(A)に
示すように、ボディ6の左右端部に分かれて配設されて
いる。片方のアームリフト10は、図2に詳しく示すよ
うに、ボディ6の上部前後にそれぞれ回転自在に取り付
けられたスプロケット(以下、前側のものを第1スプロ
ケット11と称し、後側のものを第2スプロケット12
と称する。)と、ボディ6の下部前側(第1スプロケッ
ト11の真下)に回転自在に取り付けられた第3スプロ
ケット13と、これら3つのスプロケット11〜13に
エンドレスに掛け回されたチェーン15と、このチェー
ン15上に一定間隔で取り付けられた複数のアーム支持
部材16,16,…と、各アーム支持部材16に取り付
けられた複数のアーム17,17,…とから構成されて
いる。
示すように、ボディ6の左右端部に分かれて配設されて
いる。片方のアームリフト10は、図2に詳しく示すよ
うに、ボディ6の上部前後にそれぞれ回転自在に取り付
けられたスプロケット(以下、前側のものを第1スプロ
ケット11と称し、後側のものを第2スプロケット12
と称する。)と、ボディ6の下部前側(第1スプロケッ
ト11の真下)に回転自在に取り付けられた第3スプロ
ケット13と、これら3つのスプロケット11〜13に
エンドレスに掛け回されたチェーン15と、このチェー
ン15上に一定間隔で取り付けられた複数のアーム支持
部材16,16,…と、各アーム支持部材16に取り付
けられた複数のアーム17,17,…とから構成されて
いる。
【0016】第3スプロケット13の回転軸13aは、
反対側のアームリフト10における第3スプロケット
(図示せず)に連結されており、この回転軸13aの長
手方向中間部には、巻掛けベルト18aを介してリフト
用モーター(電動モーター)18の回転が伝達されるよ
うになっている。このため、電動モーター18を作動さ
せることにより、左右両側の第3スプロケット(13)
を介して左右両側のチェーン(15)を同時に同じ速さ
で回転させることができる。なお、チェーン15の前部
においてアーム支持部材16が上昇する方向へのチェー
ン15の回転を「正転」と称し、アーム支持部材16が
下降する方向への回転を「逆転」と称する。
反対側のアームリフト10における第3スプロケット
(図示せず)に連結されており、この回転軸13aの長
手方向中間部には、巻掛けベルト18aを介してリフト
用モーター(電動モーター)18の回転が伝達されるよ
うになっている。このため、電動モーター18を作動さ
せることにより、左右両側の第3スプロケット(13)
を介して左右両側のチェーン(15)を同時に同じ速さ
で回転させることができる。なお、チェーン15の前部
においてアーム支持部材16が上昇する方向へのチェー
ン15の回転を「正転」と称し、アーム支持部材16が
下降する方向への回転を「逆転」と称する。
【0017】各アーム17は、基端部においてアーム支
持部材16に起伏揺動自在に枢着された第1アーム部材
17aと、この第1アーム部材17aの先端に起伏揺動
自在に枢着された第2アーム部材17bとから構成され
る。ここで、アーム支持部材16は、図3に示すよう
に、チェーン15の側面に取り付けられている。また、
第1アーム部材17aのアーム支持部材16に対する起
伏揺動は、チェーン15の正転方向に対してのみ許容さ
れる。即ち、チェーン15の逆転方向に対しては、第1
アーム部材17aの基端部とアーム支持部材16とが互
いに当接する等によって倒伏が規制される。このため、
第1アーム部材17aは、これが取り付けられたアーム
支持部材16がボティ6の前側に位置しているとき(第
1スプロケット11と第3スプロケット13との間に位
置するとき)は、前方に水平に突出した状態に保持され
る。また、アーム支持部材16がボディ6の上部に位置
するとき(第1スプロケット11と第2スプロケット1
2との間に位置するとき)は、後方に向かって水平にな
るように、即ち、チェーン15とほぼ平行になるように
倒伏する。さらに、アーム支持部材16がボティ6の後
側に位置しているとき(第2スプロケット12と第3ス
プロケット13との間に位置するとき)は、下方に垂れ
た状態になる。
持部材16に起伏揺動自在に枢着された第1アーム部材
17aと、この第1アーム部材17aの先端に起伏揺動
自在に枢着された第2アーム部材17bとから構成され
る。ここで、アーム支持部材16は、図3に示すよう
に、チェーン15の側面に取り付けられている。また、
第1アーム部材17aのアーム支持部材16に対する起
伏揺動は、チェーン15の正転方向に対してのみ許容さ
れる。即ち、チェーン15の逆転方向に対しては、第1
アーム部材17aの基端部とアーム支持部材16とが互
いに当接する等によって倒伏が規制される。このため、
第1アーム部材17aは、これが取り付けられたアーム
支持部材16がボティ6の前側に位置しているとき(第
1スプロケット11と第3スプロケット13との間に位
置するとき)は、前方に水平に突出した状態に保持され
る。また、アーム支持部材16がボディ6の上部に位置
するとき(第1スプロケット11と第2スプロケット1
2との間に位置するとき)は、後方に向かって水平にな
るように、即ち、チェーン15とほぼ平行になるように
倒伏する。さらに、アーム支持部材16がボティ6の後
側に位置しているとき(第2スプロケット12と第3ス
プロケット13との間に位置するとき)は、下方に垂れ
た状態になる。
【0018】また、第2アーム部材17bの第1アーム
部材17aに対する起伏揺動も、第1アーム部材17a
と同様にチェーン15の正転方向に対してのみ許容され
る。即ち、チェーン15の逆転方向に対しては、第2ア
ーム部材17bの基端部と第1アーム部材17aの先端
部とが互いに当接する等によって倒伏が規制される。こ
のため、第2アーム部材17bは、対応するアーム支持
部材16がボティ6の前側に位置しているときは、第1
アーム部材17aと同様に前方に水平に突出した状態に
保持される。また、ボディ6の上部に位置するときは、
水平に倒伏した第1アーム部材17aの先端から垂れ下
がる。このように、ボディ6の上部において第2アーム
部材17bを垂れ下がらせることにより、第2スプロケ
ット12の回りを回るアーム17全体の後方への突出量
Aを抑えることができる。これによってボディ6の前後
方向のコンパクト化を図ることができる。
部材17aに対する起伏揺動も、第1アーム部材17a
と同様にチェーン15の正転方向に対してのみ許容され
る。即ち、チェーン15の逆転方向に対しては、第2ア
ーム部材17bの基端部と第1アーム部材17aの先端
部とが互いに当接する等によって倒伏が規制される。こ
のため、第2アーム部材17bは、対応するアーム支持
部材16がボティ6の前側に位置しているときは、第1
アーム部材17aと同様に前方に水平に突出した状態に
保持される。また、ボディ6の上部に位置するときは、
水平に倒伏した第1アーム部材17aの先端から垂れ下
がる。このように、ボディ6の上部において第2アーム
部材17bを垂れ下がらせることにより、第2スプロケ
ット12の回りを回るアーム17全体の後方への突出量
Aを抑えることができる。これによってボディ6の前後
方向のコンパクト化を図ることができる。
【0019】さらに、第2アーム部材17bは、対応す
るアーム支持部材16がボティ6の後側に位置している
ときは、第1アーム部材17aと同様に垂れ下がった状
態になる。なお、第3スプロケット13の下方には、下
方に向かって凸となった円弧形状をしたガイド板19が
取り付けられている。アーム支持部材16が第2スプロ
ケット12側から第3スプロケット13に接近すると、
これに取り付けられている第2アーム部材17bは、そ
の先端(下端)をガイド板19の上面に対して摺動させ
ながら第1アーム部材17aに対して前方に揺動する。
さらにアーム支持部材16が第3スプロケット13の回
りを回るときには、第1アーム部材17aの先端がガイ
ド板19の上面に対して摺動し、アーム支持部材16に
対して前方に揺動する。このため、アーム17は、この
全体が垂れ下がった状態に比べて下方への突出量Bが抑
えられながら第3スプロケット13の下側を移動し、ボ
ディ6の前側に移動する。こうして下方への突出量Bが
抑えられる分、第3スプロケット13をボディ6の下面
に接近させることができ、第1スプロケット11との軸
間距離を長くとることができる。これにより、前方に水
平突出させるアーム17の数(段数)を増やすことがで
きる。なお、ボディ6の前側に移動してきたアーム17
は、徐々に延びて水平突出状態に戻る。
るアーム支持部材16がボティ6の後側に位置している
ときは、第1アーム部材17aと同様に垂れ下がった状
態になる。なお、第3スプロケット13の下方には、下
方に向かって凸となった円弧形状をしたガイド板19が
取り付けられている。アーム支持部材16が第2スプロ
ケット12側から第3スプロケット13に接近すると、
これに取り付けられている第2アーム部材17bは、そ
の先端(下端)をガイド板19の上面に対して摺動させ
ながら第1アーム部材17aに対して前方に揺動する。
さらにアーム支持部材16が第3スプロケット13の回
りを回るときには、第1アーム部材17aの先端がガイ
ド板19の上面に対して摺動し、アーム支持部材16に
対して前方に揺動する。このため、アーム17は、この
全体が垂れ下がった状態に比べて下方への突出量Bが抑
えられながら第3スプロケット13の下側を移動し、ボ
ディ6の前側に移動する。こうして下方への突出量Bが
抑えられる分、第3スプロケット13をボディ6の下面
に接近させることができ、第1スプロケット11との軸
間距離を長くとることができる。これにより、前方に水
平突出させるアーム17の数(段数)を増やすことがで
きる。なお、ボディ6の前側に移動してきたアーム17
は、徐々に延びて水平突出状態に戻る。
【0020】このように構成されたアーム17の上面に
は、搬送対象物を載せることができるのであるが、図3
に示すように、アーム17の上面には、その搬送対象物
が滑り落ちないようにゴムシート17cが貼付けられて
いる(図示せず)。なお、ゴムシートに代えて磁石や吸
盤を取り付け、搬送対象物をアーム17の上面にしっか
り固定するできるようにしてもよい。
は、搬送対象物を載せることができるのであるが、図3
に示すように、アーム17の上面には、その搬送対象物
が滑り落ちないようにゴムシート17cが貼付けられて
いる(図示せず)。なお、ゴムシートに代えて磁石や吸
盤を取り付け、搬送対象物をアーム17の上面にしっか
り固定するできるようにしてもよい。
【0021】テーブル昇降機20は、図4に詳しく示す
ように、上下方向に延びる枠状に形成された支持部材2
1と、この支持部材21の上端部に水平に取り付けられ
たテーブル22と、支持部材21を昇降移動させるボー
ルネジ機構25とから構成されている。支持部材21
は、図1(A)に示すように、ボディ6の後方よりに配
置されている。また、テーブル22は、この支持部材2
1を中心として前後方向に延び、その前端部はボディ6
のほぼ中央部に達する。
ように、上下方向に延びる枠状に形成された支持部材2
1と、この支持部材21の上端部に水平に取り付けられ
たテーブル22と、支持部材21を昇降移動させるボー
ルネジ機構25とから構成されている。支持部材21
は、図1(A)に示すように、ボディ6の後方よりに配
置されている。また、テーブル22は、この支持部材2
1を中心として前後方向に延び、その前端部はボディ6
のほぼ中央部に達する。
【0022】ボールネジ機構25は、図4に示すよう
に、支持部材21の下端部における幅方向中央に取り付
けられたナット25aとこのナット25aに螺合するネ
ジシャフト25bとから構成されている。ネジシャフト
25bは、ボディ6の内部に、回転自在に保持されてお
り、下端部には巻掛けベルト26aを介してテーブル用
モーター(電動モーター)26の回転が伝達されるよう
になっている。このため、テーブル用モーター26を作
動させると、ネジシャフト25bが回転し、ナット25
aおよび支持部材21が昇降移動する。これにより、テ
ーブル22も昇降移動するのであるが、その昇降範囲
は、ボディ6の上面から上方である。
に、支持部材21の下端部における幅方向中央に取り付
けられたナット25aとこのナット25aに螺合するネ
ジシャフト25bとから構成されている。ネジシャフト
25bは、ボディ6の内部に、回転自在に保持されてお
り、下端部には巻掛けベルト26aを介してテーブル用
モーター(電動モーター)26の回転が伝達されるよう
になっている。このため、テーブル用モーター26を作
動させると、ネジシャフト25bが回転し、ナット25
aおよび支持部材21が昇降移動する。これにより、テ
ーブル22も昇降移動するのであるが、その昇降範囲
は、ボディ6の上面から上方である。
【0023】ベルト式搬送機30は、図5(A),
(B)に詳しく示すように、ボディ6の上部前側の幅方
向中央に形成された凹部(上方および前方に向かって開
口している。図1(A),(B)参照。)6a内の上面
左右に取り付けられた2つのチェンジレバー(突出・格
納部材)31,31と、各チェンジレバー31に取り付
けられた第1ベルトコンベア36,36と、ボディ6の
上面左右に、凹部6aを挟んで取り付けられた第2ベル
トコンベア38,38とから構成されている。
(B)に詳しく示すように、ボディ6の上部前側の幅方
向中央に形成された凹部(上方および前方に向かって開
口している。図1(A),(B)参照。)6a内の上面
左右に取り付けられた2つのチェンジレバー(突出・格
納部材)31,31と、各チェンジレバー31に取り付
けられた第1ベルトコンベア36,36と、ボディ6の
上面左右に、凹部6aを挟んで取り付けられた第2ベル
トコンベア38,38とから構成されている。
【0024】各チェンジレバー31の基端部は、図5
(B)に示すように、チェンジレバー31の下側に配置
された支持板32に垂直に、かつ回転自在に取り付けら
れた垂直軸32aの上部に一体的に取り付けられてい
る。垂直軸32aの上下方向中間部には2つのギヤ32
b,32cを介して、支持板32の下面に取り付けられ
たレバー用モーター(電動モーター)33の回転が伝達
されるようになっている。このためレバー用モーター3
3を作動させると、図5(A)に示すように、垂直軸3
2aの回転とともにチェンジレバー31が水平揺動(開
閉揺動)する。各チェンジレバー31の揺動範囲は、図
中に実線で示すようにボディ6の前方に水平に突出する
位置から、図中に鎖線で示すように凹部6a内に格納さ
れる位置までの範囲である。なお、右側のチェンジレバ
ー31は、左側のチェンジレバー31よりも深く凹部6
a内に入った状態に格納され、左側のチェンジレバー3
1との干渉が回避される。
(B)に示すように、チェンジレバー31の下側に配置
された支持板32に垂直に、かつ回転自在に取り付けら
れた垂直軸32aの上部に一体的に取り付けられてい
る。垂直軸32aの上下方向中間部には2つのギヤ32
b,32cを介して、支持板32の下面に取り付けられ
たレバー用モーター(電動モーター)33の回転が伝達
されるようになっている。このためレバー用モーター3
3を作動させると、図5(A)に示すように、垂直軸3
2aの回転とともにチェンジレバー31が水平揺動(開
閉揺動)する。各チェンジレバー31の揺動範囲は、図
中に実線で示すようにボディ6の前方に水平に突出する
位置から、図中に鎖線で示すように凹部6a内に格納さ
れる位置までの範囲である。なお、右側のチェンジレバ
ー31は、左側のチェンジレバー31よりも深く凹部6
a内に入った状態に格納され、左側のチェンジレバー3
1との干渉が回避される。
【0025】また、各支持板32の下面には垂直に延び
る昇降シャフト34の上端部が取り付けられている。そ
して、両側の昇降シャフト34,34の下端は、水平に
延びる連結部材34aを介して連結されている。連結部
材34aの長手方向中央には、ナット34bが取り付け
られており、このナット34bには、ボディ6の前部に
おいて上下方向に延び、回転自在に保持されたネジシャ
フト34cが螺合している。ネジシャフト34cの下部
には、巻掛けベルト35aを介してレバー昇降用モータ
ー(電動モーター)35の回転が伝達されるようになっ
ている。このため、レバー昇降用モーター35が作動す
ると連結部材34aおよび昇降シャフト34が昇降し、
チェンジレバー31も支持板32ごと凹部6a内におい
て昇降移動する。
る昇降シャフト34の上端部が取り付けられている。そ
して、両側の昇降シャフト34,34の下端は、水平に
延びる連結部材34aを介して連結されている。連結部
材34aの長手方向中央には、ナット34bが取り付け
られており、このナット34bには、ボディ6の前部に
おいて上下方向に延び、回転自在に保持されたネジシャ
フト34cが螺合している。ネジシャフト34cの下部
には、巻掛けベルト35aを介してレバー昇降用モータ
ー(電動モーター)35の回転が伝達されるようになっ
ている。このため、レバー昇降用モーター35が作動す
ると連結部材34aおよび昇降シャフト34が昇降し、
チェンジレバー31も支持板32ごと凹部6a内におい
て昇降移動する。
【0026】第1ベルトコンベア36は、図5(B)に
示すように、チェンジレバー31の先端部と基端部の内
側に回転自在に取り付けられたローラ36a,36b
と、これらローラ36a,36b間にエンドレスに掛け
回されたベルト36cと、チェンジレバー31の基端部
外側面(ただし、他方のチェンジレバー31に面する
側)に取り付けられ、基端部のローラ36bを回転駆動
する第1ベルト用モーター37とから構成されている。
なお、ベルト36cの上面は、チェンジレバー31の上
面よりも若干上方に突出している。また、左右の第1ベ
ルトコンベア36,36における第1ベルト用モーター
37,37を連動制御することにより、両第1ベルトコ
ンベア36,36を同時に同じ速さで回転させることが
できる。なお、ベルト36cの上面がチェンジレバー3
1の先端から基端に向かって移動する回転を「正転」と
称し、逆方向の回転を「逆転」と称する。
示すように、チェンジレバー31の先端部と基端部の内
側に回転自在に取り付けられたローラ36a,36b
と、これらローラ36a,36b間にエンドレスに掛け
回されたベルト36cと、チェンジレバー31の基端部
外側面(ただし、他方のチェンジレバー31に面する
側)に取り付けられ、基端部のローラ36bを回転駆動
する第1ベルト用モーター37とから構成されている。
なお、ベルト36cの上面は、チェンジレバー31の上
面よりも若干上方に突出している。また、左右の第1ベ
ルトコンベア36,36における第1ベルト用モーター
37,37を連動制御することにより、両第1ベルトコ
ンベア36,36を同時に同じ速さで回転させることが
できる。なお、ベルト36cの上面がチェンジレバー3
1の先端から基端に向かって移動する回転を「正転」と
称し、逆方向の回転を「逆転」と称する。
【0027】第2ベルトコンベア38は、ボディ6の上
部における前端部と後端部に回転自在に取り付けられた
ローラ38a,38bと、これらローラ38a,38b
間にエンドレスに掛け回されたベルト38cとから構成
される。なお、ベルト36cの上面は、図5(B)から
分かるように、ボディ6の上面よりも若干上方に突出し
ている。また、図5(A)から分かるように、左右両側
の第2ベルトコンベア38,38における後端側のロー
ラ38b,38bは回転軸38dによって連結されてお
り、この回転軸38dの長手方向中間部には、巻掛けベ
ルト39aを介して第2ベルト用モーター(電動モータ
ー)39の回転が伝達されるようになっている。このた
め、第2ベルト用モーター39を作動させることによ
り、左右両側のベルト38c,38cを同時に同じ速さ
で回転させることができる。なお、ベルト38cの上面
がボディ6の前方から後方に向かって移動する回転を
「正転」と称し、逆方向の回転を「逆転」と称する。
部における前端部と後端部に回転自在に取り付けられた
ローラ38a,38bと、これらローラ38a,38b
間にエンドレスに掛け回されたベルト38cとから構成
される。なお、ベルト36cの上面は、図5(B)から
分かるように、ボディ6の上面よりも若干上方に突出し
ている。また、図5(A)から分かるように、左右両側
の第2ベルトコンベア38,38における後端側のロー
ラ38b,38bは回転軸38dによって連結されてお
り、この回転軸38dの長手方向中間部には、巻掛けベ
ルト39aを介して第2ベルト用モーター(電動モータ
ー)39の回転が伝達されるようになっている。このた
め、第2ベルト用モーター39を作動させることによ
り、左右両側のベルト38c,38cを同時に同じ速さ
で回転させることができる。なお、ベルト38cの上面
がボディ6の前方から後方に向かって移動する回転を
「正転」と称し、逆方向の回転を「逆転」と称する。
【0028】以上のように構成された部材供給装置1
は、図6に示すように、垂直昇降式高所作業車60に連
結して使用される。ボディ6の後面下部には、先に説明
したように連結板8が取り付けられているのであるが、
この連結板8は、図7に示すように、平面視において四
角形状となる板材からなり、幅方向両側には貫通孔8
a,8aを有している。連結板8の上下には、幅方向中
央にV字形のロック溝9aを有するロック板9,9が配
置されている。一方、高所作業車60の走行台車61の
前面には、上下に離れて配置された2枚の板材を水平に
突出させて構成した連結板受容部65が設けられてい
る。この連結板受容部65の各板材の幅方向両側には貫
通孔65a,65aが形成されている。また、各板材の
前端部における幅方向中央には、三角形状のロック突起
65b,65bが突出形成されている。
は、図6に示すように、垂直昇降式高所作業車60に連
結して使用される。ボディ6の後面下部には、先に説明
したように連結板8が取り付けられているのであるが、
この連結板8は、図7に示すように、平面視において四
角形状となる板材からなり、幅方向両側には貫通孔8
a,8aを有している。連結板8の上下には、幅方向中
央にV字形のロック溝9aを有するロック板9,9が配
置されている。一方、高所作業車60の走行台車61の
前面には、上下に離れて配置された2枚の板材を水平に
突出させて構成した連結板受容部65が設けられてい
る。この連結板受容部65の各板材の幅方向両側には貫
通孔65a,65aが形成されている。また、各板材の
前端部における幅方向中央には、三角形状のロック突起
65b,65bが突出形成されている。
【0029】部材供給装置1を高所作業車60に連結す
る場合には、高所作業車60を部材供給装置1に接近さ
せて、連結板受容部65の2枚の板材間に連結板8を受
容させる。連結板受容部65のロック突起65b,65
bが連結板8の上下のロック溝9aに受容されることに
よって、部材供給装置1の高所作業車60に対する横方
向への移動が阻止される。また、各貫通孔8a,65a
にロックピン67を挿入することによって、部材供給装
置1の高所作業車60に対する離脱が防止され、両者は
しっかりと連結される。
る場合には、高所作業車60を部材供給装置1に接近さ
せて、連結板受容部65の2枚の板材間に連結板8を受
容させる。連結板受容部65のロック突起65b,65
bが連結板8の上下のロック溝9aに受容されることに
よって、部材供給装置1の高所作業車60に対する横方
向への移動が阻止される。また、各貫通孔8a,65a
にロックピン67を挿入することによって、部材供給装
置1の高所作業車60に対する離脱が防止され、両者は
しっかりと連結される。
【0030】このように高所作業車60に連結された部
材供給装置1を用いて、図6に示すように、複数の照明
器具L,L,…を天井Cに取り付ける作業を行うときに
は、まず、各照明器具Lを各段のアーム17,17上に
載置しておく。そして、高所作業車60の作業床62に
搭乗した作業者Mは、部材供給装置1を押し引きするよ
う高所作業車60を走行させて、テーブル22が天井C
における所定の取付位置の下に位置するよう移動する。
次に、部材供給装置1につながるリモコン装置Rを操作
して、アームリフト10を正転作動させ、最上段のアー
ム17,17を所定の載せ替え位置(最下端に下降した
状態にあるチェンジレバー31よりも若干高い位置)に
上昇させる。この際、チェンジレバー31,31は格納
状態にしておく。これにより、最上段のアーム17,1
7に搭載された照明器具Lが上昇中にチェンジレバー3
1,31に干渉することはない。そして、この照明器具
Lの下方において、チェンジレバー31,31を水平突
出状態となるように揺動させ、その後これらを上昇させ
れば、照明器具Lを最上段のアーム17,17上からチ
ェンジレバー31,31上に載せ替えることができる。
材供給装置1を用いて、図6に示すように、複数の照明
器具L,L,…を天井Cに取り付ける作業を行うときに
は、まず、各照明器具Lを各段のアーム17,17上に
載置しておく。そして、高所作業車60の作業床62に
搭乗した作業者Mは、部材供給装置1を押し引きするよ
う高所作業車60を走行させて、テーブル22が天井C
における所定の取付位置の下に位置するよう移動する。
次に、部材供給装置1につながるリモコン装置Rを操作
して、アームリフト10を正転作動させ、最上段のアー
ム17,17を所定の載せ替え位置(最下端に下降した
状態にあるチェンジレバー31よりも若干高い位置)に
上昇させる。この際、チェンジレバー31,31は格納
状態にしておく。これにより、最上段のアーム17,1
7に搭載された照明器具Lが上昇中にチェンジレバー3
1,31に干渉することはない。そして、この照明器具
Lの下方において、チェンジレバー31,31を水平突
出状態となるように揺動させ、その後これらを上昇させ
れば、照明器具Lを最上段のアーム17,17上からチ
ェンジレバー31,31上に載せ替えることができる。
【0031】こうして照明器具Lを支持したチェンジレ
バー31,31をボディ6の上面と同じ高さになるまで
上昇させてから、第1,第2ベルトコンベア36,38
を正転作動させ、照明器具Lを最下降状態にあるテーブ
ル22の直上方に水平搬送する。そして、テーブル22
を若干上昇させれば、照明器具Lを第2ベルトコンベア
338上からテーブル22上に載せ替えることができ
る。そして、テーブル22を照明器具Lが作業者Mの手
元にくるまで上昇させ、そこで停止させる。作業者Mは
テーブル22上から照明器具Lを取り、天井Cに取り付
ける。
バー31,31をボディ6の上面と同じ高さになるまで
上昇させてから、第1,第2ベルトコンベア36,38
を正転作動させ、照明器具Lを最下降状態にあるテーブ
ル22の直上方に水平搬送する。そして、テーブル22
を若干上昇させれば、照明器具Lを第2ベルトコンベア
338上からテーブル22上に載せ替えることができ
る。そして、テーブル22を照明器具Lが作業者Mの手
元にくるまで上昇させ、そこで停止させる。作業者Mは
テーブル22上から照明器具Lを取り、天井Cに取り付
ける。
【0032】テーブル22に支持された照明器具Lの取
付けが終わった後は、テーブル22を下降させるととも
に、再びチェンジレバー31,31を格納作動させてア
ームリフト10を正転作動させる。こうして次の照明器
具L(上から2段目のアーム17,17に載せられたも
の)を所定載せ替え位置に位置させ、さらに前記と同様
にして作業者Mの手元まで搬送する。このようにして、
作業者Mは部材供給装置1とともに複数設けられた所定
の取付位置の下に移動しながら、各段のアーム17,1
7に載せられた照明器具L,L,…を順次手元に供給さ
せ、効率良く取付作業を進めることができる。
付けが終わった後は、テーブル22を下降させるととも
に、再びチェンジレバー31,31を格納作動させてア
ームリフト10を正転作動させる。こうして次の照明器
具L(上から2段目のアーム17,17に載せられたも
の)を所定載せ替え位置に位置させ、さらに前記と同様
にして作業者Mの手元まで搬送する。このようにして、
作業者Mは部材供給装置1とともに複数設けられた所定
の取付位置の下に移動しながら、各段のアーム17,1
7に載せられた照明器具L,L,…を順次手元に供給さ
せ、効率良く取付作業を進めることができる。
【0033】ところで、この部材供給装置1には、上記
のような取付作業をよりスムーズかつ安全に行うための
自動制御装置が搭載されている。図8に示すように、こ
の自動制御装置50は、リフトアーム高位置センサ51
と、チェンジレバー揺動センサ52と、チェンジレバー
昇降センサ53と、コンベア停止センサ54と、テーブ
ル位置センサ55と、コントローラ56とから構成され
る。
のような取付作業をよりスムーズかつ安全に行うための
自動制御装置が搭載されている。図8に示すように、こ
の自動制御装置50は、リフトアーム高位置センサ51
と、チェンジレバー揺動センサ52と、チェンジレバー
昇降センサ53と、コンベア停止センサ54と、テーブ
ル位置センサ55と、コントローラ56とから構成され
る。
【0034】リフトアーム高位置センサ51は、光セン
サからなり、図1(A)に示すように、ボディ6の前面
上部に取り付けられている。このリフトアーム高位置セ
ンサ51は、正転作動するアームリフト10において最
上段のアーム17が所定の載せ替え位置に達したか否か
を検出する。
サからなり、図1(A)に示すように、ボディ6の前面
上部に取り付けられている。このリフトアーム高位置セ
ンサ51は、正転作動するアームリフト10において最
上段のアーム17が所定の載せ替え位置に達したか否か
を検出する。
【0035】チェンジレバー揺動センサ52は、光セン
サからなり、図5(A),(B)に示すように、支持板
32の上面における水平突出したチェンジレバー31の
下に相当する位置および格納されたチェンジレバー31
の下に相当する位置に取り付けられている。このチェン
ジレバー揺動センサ52は、チェンジレバー31が水平
突出状態又は格納状態になったか否かを検出する。
サからなり、図5(A),(B)に示すように、支持板
32の上面における水平突出したチェンジレバー31の
下に相当する位置および格納されたチェンジレバー31
の下に相当する位置に取り付けられている。このチェン
ジレバー揺動センサ52は、チェンジレバー31が水平
突出状態又は格納状態になったか否かを検出する。
【0036】チェンジレバー昇降センサ53は、2つの
光センサからなり、図5(B)に示すように、ボディ6
の凹部6aの下方に、上下に分かれて取り付けられてい
る。これらチェンジレバー昇降センサ53は、連結部材
34aの昇降移動を通じてチェンジレバー31がボディ
6の上面と同じ高さになるまで上昇したか否か、および
凹部6a内の最下端まで下降したか否かを検出する。
光センサからなり、図5(B)に示すように、ボディ6
の凹部6aの下方に、上下に分かれて取り付けられてい
る。これらチェンジレバー昇降センサ53は、連結部材
34aの昇降移動を通じてチェンジレバー31がボディ
6の上面と同じ高さになるまで上昇したか否か、および
凹部6a内の最下端まで下降したか否かを検出する。
【0037】コンベア停止センサ54は、光センサから
なり、図5(A)に示すように、ボディ6の上面におけ
る第2コンベア38の脇に取り付けられており、その取
付位置は、テーブル22の前後方向中央22aの側方に
相当する位置である。このコンベア停止センサ54は、
第2コンベア38によって搬送される搬送対象物がテー
ブル22上の中央に位置したか否かを検出する。
なり、図5(A)に示すように、ボディ6の上面におけ
る第2コンベア38の脇に取り付けられており、その取
付位置は、テーブル22の前後方向中央22aの側方に
相当する位置である。このコンベア停止センサ54は、
第2コンベア38によって搬送される搬送対象物がテー
ブル22上の中央に位置したか否かを検出する。
【0038】テーブル位置センサ55は、光センサから
なり、図4に示すように、支持部材21の側面下端部に
取り付けられている。このテーブル位置センサ55は、
ボディ6に対する昇降位置を検出する。
なり、図4に示すように、支持部材21の側面下端部に
取り付けられている。このテーブル位置センサ55は、
ボディ6に対する昇降位置を検出する。
【0039】コントローラ56は、これらセンサ51〜
55から出力される検出信号に基づいて、前述したよう
な各照明器具Lの天井C近くまでの一連の搬送を自動的
に行う。なお、予め作業者Mがテーブル22の上昇希望
位置を入力しておけば、コントローラ56は、テーブル
位置センサ55からの検出信号に基づいて、その希望位
置にテーブル22を停止させる。
55から出力される検出信号に基づいて、前述したよう
な各照明器具Lの天井C近くまでの一連の搬送を自動的
に行う。なお、予め作業者Mがテーブル22の上昇希望
位置を入力しておけば、コントローラ56は、テーブル
位置センサ55からの検出信号に基づいて、その希望位
置にテーブル22を停止させる。
【0040】また、この自動制御装置50には、上記セ
ンサに加えてチェンジレバー積載センサ57と、天井近
接センサ58と、障害物センサ59とが備えられてい
る。
ンサに加えてチェンジレバー積載センサ57と、天井近
接センサ58と、障害物センサ59とが備えられてい
る。
【0041】チェンジレバー積載センサ57は、光セン
サからなり、図1(A)に示すように、ボディ6の凹部
6aの側面に取り付けられている。このチェンジレバー
積載センサ57は、チェンジレバー31,31上の照明
器具Lが位置ずれを起こしていたときにこれを検出す
る。コントローラ56は、このチェンジレバー積載セン
サ57からの検出信号を受けたときは、チェンジレバー
31,31の上昇作動を停止させ、照明器具Lのチェン
ジレバー31,31上からの落下を防止する。
サからなり、図1(A)に示すように、ボディ6の凹部
6aの側面に取り付けられている。このチェンジレバー
積載センサ57は、チェンジレバー31,31上の照明
器具Lが位置ずれを起こしていたときにこれを検出す
る。コントローラ56は、このチェンジレバー積載セン
サ57からの検出信号を受けたときは、チェンジレバー
31,31の上昇作動を停止させ、照明器具Lのチェン
ジレバー31,31上からの落下を防止する。
【0042】天井近接センサ58は、超音波センサから
なり、図1(A),(B)および図4に示すように、テ
ーブル22の下側に取り付けられている。この天井近接
センサ58は、テーブル22が天井Cまで所定距離以内
に上昇したときにこれを検出する。コントローラ56
は、この天井近接センサ58からの検出信号を受けたと
きは、テーブル22の上昇作動を停止させ、テーブル2
2上の照明器具Lが天井Cとの間に挟まれて破損するの
を防止する。これは、前述した作業者Mによるテーブル
22の上昇希望位置の入力ミスがあった場合等に有効で
ある。
なり、図1(A),(B)および図4に示すように、テ
ーブル22の下側に取り付けられている。この天井近接
センサ58は、テーブル22が天井Cまで所定距離以内
に上昇したときにこれを検出する。コントローラ56
は、この天井近接センサ58からの検出信号を受けたと
きは、テーブル22の上昇作動を停止させ、テーブル2
2上の照明器具Lが天井Cとの間に挟まれて破損するの
を防止する。これは、前述した作業者Mによるテーブル
22の上昇希望位置の入力ミスがあった場合等に有効で
ある。
【0043】障害物センサ59は、いわゆるタッチセン
サからなり、図1(A),(B)および図6に示すよう
に、ボディ6の前面および両側面の下部に取り付けられ
ている。この障害物センサ59は、ボディ6の前面や側
面が壁面その他の障害物に干渉する直前において、その
障害物に接触し、これを検出する。コントローラ56
は、この障害物センサ59からの検出信号を受けたとき
は、警報を鳴らして作業者Mに高所作業車60の走行を
停止させる。これにより、作業者Mからは死角となって
見にくいボディ6の前部や側部が障害物に干渉するのを
防止することができる。
サからなり、図1(A),(B)および図6に示すよう
に、ボディ6の前面および両側面の下部に取り付けられ
ている。この障害物センサ59は、ボディ6の前面や側
面が壁面その他の障害物に干渉する直前において、その
障害物に接触し、これを検出する。コントローラ56
は、この障害物センサ59からの検出信号を受けたとき
は、警報を鳴らして作業者Mに高所作業車60の走行を
停止させる。これにより、作業者Mからは死角となって
見にくいボディ6の前部や側部が障害物に干渉するのを
防止することができる。
【0044】なお、上記実施例におけるベルト式搬送機
30には、開閉揺動自在なチェンジレバー(突出・格納
部材)31を用いて、アームリフト10のアーム17か
らの照明器具Lの載せ替えを行ったが、開閉揺動ではな
く、前後にスライド移動して水平突出し格納される突出
・格納部材を用いてもよい。また、このような突出・格
納部材を用いずに、第2ベルトコンベア38全体がボデ
ィ6の前後にスライド移動して、その前部が水平突出し
格納されるようにしてもよい。
30には、開閉揺動自在なチェンジレバー(突出・格納
部材)31を用いて、アームリフト10のアーム17か
らの照明器具Lの載せ替えを行ったが、開閉揺動ではな
く、前後にスライド移動して水平突出し格納される突出
・格納部材を用いてもよい。また、このような突出・格
納部材を用いずに、第2ベルトコンベア38全体がボデ
ィ6の前後にスライド移動して、その前部が水平突出し
格納されるようにしてもよい。
【0045】
【考案の効果】以上のように本考案に係る天井作業等へ
の部材の供給装置は、第1垂直搬送手段のアームに予め
載せられた複数の搬送対象物を、水平搬送手段,第2垂
直搬送手段を介して順次高所に移動させることができ
る。このため、本考案に係る部材の供給装置を用いれ
ば、例えば、複数の照明器具を高所作業車の作業床等に
搭乗して天井近くにいる作業者の手元に次々に供給する
ことができる。したがって、従来のように、作業者が1
つの照明器具の取付けが終わるごとに次の照明器具を取
りに降りるという面倒さをなくすることができ、複数の
照明器具の天井への取付作業を効率良く行うことができ
る。
の部材の供給装置は、第1垂直搬送手段のアームに予め
載せられた複数の搬送対象物を、水平搬送手段,第2垂
直搬送手段を介して順次高所に移動させることができ
る。このため、本考案に係る部材の供給装置を用いれ
ば、例えば、複数の照明器具を高所作業車の作業床等に
搭乗して天井近くにいる作業者の手元に次々に供給する
ことができる。したがって、従来のように、作業者が1
つの照明器具の取付けが終わるごとに次の照明器具を取
りに降りるという面倒さをなくすることができ、複数の
照明器具の天井への取付作業を効率良く行うことができ
る。
【図1】(A)は本考案に係る部材供給装置の正面図で
あり、(B)は同部材供給装置の側面図である。
あり、(B)は同部材供給装置の側面図である。
【図2】上記部材供給装置における第1垂直搬送手段の
側面図である。
側面図である。
【図3】上記第1垂直搬送手段のアームの平面図であ
る。
る。
【図4】上記部材供給装置における第2垂直搬送手段の
正面図である。
正面図である。
【図5】(A)は上記部材供給装置における水平搬送手
段の平面図であり、(B)は同水平搬送手段の側面図で
である。
段の平面図であり、(B)は同水平搬送手段の側面図で
である。
【図6】上記部材供給装置を用いた作業状態を示す概念
図である。
図である。
【図7】上記部材供給装置と高所作業車の連結部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】上記部材供給装置に備えられた制御装置のブロ
ック図である。
ック図である。
1 部材供給装置 5 台車 10 アームリフト(第1垂直搬送手段) 11〜13 スプロケット 15 チェーン 17 アーム 17a 第1アーム部材 17b 第2アーム部材 20 テーブル昇降機(第2垂直搬送手段) 22 テーブル 30 ベルト式搬送機(水平搬送手段) 31 チェンジレバー(突出・格納部材) 36 第1ベルトコンベア 38 第2ベルトコンベア 50 自動制御装置 60 高所作業車 L 照明器具(搬送対象物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−140294(JP,U) 実開 昭59−159699(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04
Claims (4)
- 【請求項1】 台車と、 この台車の前方に水平に突出する複数のアームを上下複
数段に配置し、前記各アームを所定低位置と所定高位置
との間で昇降させ、前記各アーム上に載置された搬送対
象部材を順次昇降移動させる第1垂直搬送手段と、 前記台車の上面に配置されたテーブルを、少なくとも前
記所定高位置よりも上方において昇降させ、前記テーブ
ル上に載置された搬送対象部材を昇降移動させる第2垂
直搬送手段と、 前記所定高位置に昇降移動させた前記アーム上と前記所
定高位置とほぼ等しい高さに位置する前記テーブル上と
の間で搬送対称部材を移動させる水平搬送手段とから構
成されることを特徴とする天井作業等への部材の供給装
置。 - 【請求項2】 前記水平搬送手段が、 前記所定高位置に位置する前記アームの横位置への水平
突出および前記台車の内方への格納が自在な突出・格納
部材と、 この突出・格納部材の上部に設けられた第1ベルトコン
ベアと、 前記台車の上面に設けられた第2ベルトコンベアとから
構成されており、 前記突出・格納部材が前記横位置に水平突出した状態
で、この突出・格納部材と前記アームとを相対的に昇降
移動させることにより前記第1ベルトコンベアと前記ア
ームとの間における搬送対象物の載せ替えが行われるよ
うになっていることを特徴とする請求項1に記載の天井
作業等への部材の供給装置。 - 【請求項3】 前記突出・格納部材が、前記台車の上部
前側に設けられた軸を中心として前記横位置に水平突出
する位置と前記台車内方に格納される位置との間におけ
る水平揺動が自在に構成されていることを特徴とする請
求項2に記載の天井作業等への部材の供給装置。 - 【請求項4】 第1垂直搬送手段が、少なくとも上下に
配置されたスプロケットにエンドレスに掛け回され、長
手方向所定間隔で複数の前記アームの基端部を支持する
チェーンを有して構成されており、 前記各アームは、前記基端部を中心として前記チェーン
に対して起伏揺動が自在に取り付けられた第1アーム部
材と、この第1アーム部材の先端部に、前記第1アーム
部材に対して起伏揺動自在に取り付けられた第2アーム
部材とから構成されていることを特徴とする請求項1に
記載の天井作業等への部材の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042634U JP2587485Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 天井作業等への部材の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993042634U JP2587485Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 天井作業等への部材の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078393U JPH078393U (ja) | 1995-02-07 |
JP2587485Y2 true JP2587485Y2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12641451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993042634U Expired - Lifetime JP2587485Y2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 天井作業等への部材の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587485Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT506947B1 (de) * | 2008-08-28 | 2010-01-15 | Plasser Bahnbaumasch Franz | Fahrzeug mit einer arbeitsbühne |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP1993042634U patent/JP2587485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078393U (ja) | 1995-02-07 |
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