JP2610097B2 - 垂直循環式駐車装置の調芯装置 - Google Patents
垂直循環式駐車装置の調芯装置Info
- Publication number
- JP2610097B2 JP2610097B2 JP21343693A JP21343693A JP2610097B2 JP 2610097 B2 JP2610097 B2 JP 2610097B2 JP 21343693 A JP21343693 A JP 21343693A JP 21343693 A JP21343693 A JP 21343693A JP 2610097 B2 JP2610097 B2 JP 2610097B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- circulation type
- vertical circulation
- turntable
- type parking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に送行する無端チ
ェーンにパレットを載置したケージを備え、床にターン
テーブルを有する台車を備えており、着床したケージの
パレットとターンテーブルとをピン係合してパレットを
昇降する垂直循環式駐車装置のうち、そのピン係合する
時の芯を合致するための調芯装置に関する。
ェーンにパレットを載置したケージを備え、床にターン
テーブルを有する台車を備えており、着床したケージの
パレットとターンテーブルとをピン係合してパレットを
昇降する垂直循環式駐車装置のうち、そのピン係合する
時の芯を合致するための調芯装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置として従来のものに、図３
にその概要を示しているように、ターンテーブル６を有
する台車７上に光反射形のセンサー２０をターンテーブ
ルより外れた位置に設け、パレット７の裏面に鏡面の検
出板２１を設け、ケージ５が最下にまで下降して停止し
てから、台車７を移動し、センサー２０で検出板２１を
感知した後、その感知信号で芯が合致するまで移動して
停止するようになっている
にその概要を示しているように、ターンテーブル６を有
する台車７上に光反射形のセンサー２０をターンテーブ
ルより外れた位置に設け、パレット７の裏面に鏡面の検
出板２１を設け、ケージ５が最下にまで下降して停止し
てから、台車７を移動し、センサー２０で検出板２１を
感知した後、その感知信号で芯が合致するまで移動して
停止するようになっている
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の装置
であると、取り付けた検出板及びセンサーの各位置と芯
までの距離の関係によって、感知後の台車の移動距離を
正確に制御するように設定する必要があり、しかも芯決
めするための台車の移動方向は一方向にのみ限られるも
のであり、車両が出庫した後に、台車を元の位置へ復動
しておく必要があり、その作動は次位のケージが最下に
至る間に行えばよいが、芯を出すために一々台車を動か
すため芯を出すまでに時間が掛かるという問題があっ
た。
であると、取り付けた検出板及びセンサーの各位置と芯
までの距離の関係によって、感知後の台車の移動距離を
正確に制御するように設定する必要があり、しかも芯決
めするための台車の移動方向は一方向にのみ限られるも
のであり、車両が出庫した後に、台車を元の位置へ復動
しておく必要があり、その作動は次位のケージが最下に
至る間に行えばよいが、芯を出すために一々台車を動か
すため芯を出すまでに時間が掛かるという問題があっ
た。
【０００４】本発明は以上の問題を解決することにあ
り、最下に停止したケージの芯がたまたま狂っていた場
合、その誤差に応じて台車を動かすように構成して、芯
出しの時間を大幅に短縮できるようにすることを目的と
する。
り、最下に停止したケージの芯がたまたま狂っていた場
合、その誤差に応じて台車を動かすように構成して、芯
出しの時間を大幅に短縮できるようにすることを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、上下スプロケットに掛けた無端チェーンに複数のケ
ージを吊り下げ、該ケージにパレットを着脱自在に載置
し、下スプロケットの下方に上下動及び回転するターン
テーブルを備えた台車を設け、パレットとターンテーブ
ルがピン係合してパレットを昇降する垂直循環式駐車装
置において、下スプロケットにその回転数を検出するエ
ンコーダを設け、床上に台車と対向して、前記エンコー
ダの出力信号を演算する制御手段と、該演算値に応じて
台車を推進する駆動手段とを備える作動部を設けている
ことを特徴とする。
は、上下スプロケットに掛けた無端チェーンに複数のケ
ージを吊り下げ、該ケージにパレットを着脱自在に載置
し、下スプロケットの下方に上下動及び回転するターン
テーブルを備えた台車を設け、パレットとターンテーブ
ルがピン係合してパレットを昇降する垂直循環式駐車装
置において、下スプロケットにその回転数を検出するエ
ンコーダを設け、床上に台車と対向して、前記エンコー
ダの出力信号を演算する制御手段と、該演算値に応じて
台車を推進する駆動手段とを備える作動部を設けている
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】従って、下スプロケットが回転してケージを最
下に停止するまでエンコーダが共に回転し、ケージが停
止した際その回転数を出力するから、これを作動部の制
御手段に受けて芯との誤差を演算し、その結果を駆動手
段の作動によって台車を補正駆動するものである。
下に停止するまでエンコーダが共に回転し、ケージが停
止した際その回転数を出力するから、これを作動部の制
御手段に受けて芯との誤差を演算し、その結果を駆動手
段の作動によって台車を補正駆動するものである。
【０００７】
【実施例】本発明を具体的に説明すると，図２に本発明
の調芯装置を設ける垂直循環式駐車装置の概要を示して
いるように、上下のスプロケット１，２に無端チェーン
３を掛け、無端チェーン３に複数のアーム４を突設し、
各アーム４にケージ５を枢着したものであり、また下ス
プロケット２の下方の床上にターンテーブル６を載置し
た台車７を、下スプロケット２の支軸８方向に対して直
交する方向、即ち、ケージ５の送り方向と平行する方向
にレール９に沿って移動可能に設けてある。またターン
テーブル６はリフター１０で昇降されると共に、モータ
ー駆動によって回転するものであり、このターンテーブ
ル６の中心部にピン１１が突設してある。一方ケージ５
には車両を直接載置するパレット１２が着脱自在に載置
してあり、その中心部に前記ピン１１が係合する透孔１
３が明けてある。
の調芯装置を設ける垂直循環式駐車装置の概要を示して
いるように、上下のスプロケット１，２に無端チェーン
３を掛け、無端チェーン３に複数のアーム４を突設し、
各アーム４にケージ５を枢着したものであり、また下ス
プロケット２の下方の床上にターンテーブル６を載置し
た台車７を、下スプロケット２の支軸８方向に対して直
交する方向、即ち、ケージ５の送り方向と平行する方向
にレール９に沿って移動可能に設けてある。またターン
テーブル６はリフター１０で昇降されると共に、モータ
ー駆動によって回転するものであり、このターンテーブ
ル６の中心部にピン１１が突設してある。一方ケージ５
には車両を直接載置するパレット１２が着脱自在に載置
してあり、その中心部に前記ピン１１が係合する透孔１
３が明けてある。
【０００８】上記垂直循環式駐車装置において、図１に
示しているように、下スプロケット２の支軸８にギア１
４を介して回転するエンコーダ１５を設け、一方台車７
の送り方向の前側あるいは後側の床に作動部１６を固着
したもので、この作動部１６は制御手段１７と駆動手段
１８からなり、駆動手段１８は、モーターで回転するネ
ジスクリュー１９を突設し、その先端部を台車７に螺合
して設定してある。更に、制御手段１７は、前記エンコ
ーダ１５でカウントした数値を受け、その数値とケージ
５が正確な位置に停止された時の数値とを比較演算し
て、その差の数値（誤差）に応じて駆動手段１８を前進
または後退駆動指令を出力するようになっている。ま
た、以上のように誤差を補正し、ターンテーブル６が作
動して元の位置に下降した後に、リフター１０よりの復
動終了信号により、台車７をそのピン１１が下スプロケ
ット２の支軸８の芯に合致する位置へ復動するようにな
っている。
示しているように、下スプロケット２の支軸８にギア１
４を介して回転するエンコーダ１５を設け、一方台車７
の送り方向の前側あるいは後側の床に作動部１６を固着
したもので、この作動部１６は制御手段１７と駆動手段
１８からなり、駆動手段１８は、モーターで回転するネ
ジスクリュー１９を突設し、その先端部を台車７に螺合
して設定してある。更に、制御手段１７は、前記エンコ
ーダ１５でカウントした数値を受け、その数値とケージ
５が正確な位置に停止された時の数値とを比較演算し
て、その差の数値（誤差）に応じて駆動手段１８を前進
または後退駆動指令を出力するようになっている。ま
た、以上のように誤差を補正し、ターンテーブル６が作
動して元の位置に下降した後に、リフター１０よりの復
動終了信号により、台車７をそのピン１１が下スプロケ
ット２の支軸８の芯に合致する位置へ復動するようにな
っている。
【０００９】従って、一つのケージ５が最下に停止した
際に、そのケージ５に備えるパレット１２の透孔１３が
芯と合致しておれば、作動部１６が可動することなく、
直ちにターンテーブル６が上昇し、ピン１１がパレット
１２の透孔１３に納まり、そのままパレット１２を更に
僅かに上昇してから半回転し、そのまま元の状態に下降
するものであるが、たまたまケージ５の停止位置が狂っ
ていた場合には、その時の数値信号がエンコーダ１５か
ら出力し、制御手段１７での演算して駆動手段１８を演
算された数値に従って起動することにより、台車７がケ
ージ５の正規位置よりの誤差分（実質的には数ミリ）移
動して、パレット１２の透孔１３とピン１１の芯が合致
するものである。
際に、そのケージ５に備えるパレット１２の透孔１３が
芯と合致しておれば、作動部１６が可動することなく、
直ちにターンテーブル６が上昇し、ピン１１がパレット
１２の透孔１３に納まり、そのままパレット１２を更に
僅かに上昇してから半回転し、そのまま元の状態に下降
するものであるが、たまたまケージ５の停止位置が狂っ
ていた場合には、その時の数値信号がエンコーダ１５か
ら出力し、制御手段１７での演算して駆動手段１８を演
算された数値に従って起動することにより、台車７がケ
ージ５の正規位置よりの誤差分（実質的には数ミリ）移
動して、パレット１２の透孔１３とピン１１の芯が合致
するものである。
【００１０】
【発明の効果】本発明による垂直循環式駐車装置の調芯
装置によれば、下スプロケットにエンコーダを共に回転
するように設け、台車の移動する方向の前側あるいは後
側の床に、エンコーダのカウント数値を演算する制御手
段と、その演算結果の出力で台車を移送する駆動手段と
からなる作動部を設けたもので、従来の垂直循環式駐車
装置にエンコーダと作動部を取り付けることにより誤差
を検出して補正するものであり、誤差を修正するための
時間がかからず迅速に行うことができ、更に、誤差値が
プラスであってもマイナスであっても確実にしかも正確
に補正することができるようになる。
装置によれば、下スプロケットにエンコーダを共に回転
するように設け、台車の移動する方向の前側あるいは後
側の床に、エンコーダのカウント数値を演算する制御手
段と、その演算結果の出力で台車を移送する駆動手段と
からなる作動部を設けたもので、従来の垂直循環式駐車
装置にエンコーダと作動部を取り付けることにより誤差
を検出して補正するものであり、誤差を修正するための
時間がかからず迅速に行うことができ、更に、誤差値が
プラスであってもマイナスであっても確実にしかも正確
に補正することができるようになる。
【図１】本発明による垂直循環式駐車装置の調芯装置を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図２】本発明の調芯装置を設けた垂直循環式駐車装置
の概要を示す側面図である。
の概要を示す側面図である。
【図３】従来の調芯装置の一例を示す側面図である。
【符号の説明】 １ 上スプロケット ２ 下スプロケット ３ 無端チェーン ５ ケージ ６ ターンテーブル ７ 台車 １１ ピン １３ 透孔 １５ エンコーダ １６ 作動部 １７ 制御手段 １８ 駆動手段
Claims (1)
- 【請求項１】 上下スプロケット（１，２）に掛けた無
端チェーン（３）に複数のケージ（５）を吊り下げ、ケ
ージ（５）にパレット（１２）を着脱自在に載置し、下
スプロケット（２）の下方床上に上下動及び回転するタ
ーンテーブル（６）を備えた台車（７）を設け、パレッ
ト（１２）とターンテーブル（６）がピン係合してパレ
ット（１２）を昇降する垂直循環式駐車装置において、
下スプロケット（２）にその回転数を検出するエンコー
ダ（１５）を設け、床上に台車（７）と対向して、エン
コーダ（１５）の出力信号を演算する制御手段（１７）
と、その演算値に応じて台車（７）を推進する駆動手段
（１８）を備える作動部（１６）とを設けていることを
特徴とする垂直循環式駐車装置の調芯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21343693A JP2610097B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 垂直循環式駐車装置の調芯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21343693A JP2610097B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 垂直循環式駐車装置の調芯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748945A JPH0748945A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2610097B2 true JP2610097B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=16639203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21343693A Expired - Lifetime JP2610097B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 垂直循環式駐車装置の調芯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2610097B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108999440A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-14 | 杭州科技职业技术学院 | 一种可拓展立体循环停车系统 |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP21343693A patent/JP2610097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108999440A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-12-14 | 杭州科技职业技术学院 | 一种可拓展立体循环停车系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0748945A (ja) | 1995-02-21 |
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