JP2001225909A - 荷出し入れ装置の学習方法 - Google Patents

荷出し入れ装置の学習方法

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JP2001225909A
JP2001225909A JP2000032536A JP2000032536A JP2001225909A JP 2001225909 A JP2001225909 A JP 2001225909A JP 2000032536 A JP2000032536 A JP 2000032536A JP 2000032536 A JP2000032536 A JP 2000032536A JP 2001225909 A JP2001225909 A JP 2001225909A
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Shigeto Murayama
繁人 村山
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納棚の棚板の位置の微妙な位置変化に対応
して常に物品を正常に入出庫できる荷出し入れ装置の学
習方法を提供する。 【解決手段】 荷収納部に対して横方向へ出し入れ自在
なアーム体の先端部に、荷3を支持する支持部材18を
設け、支持部材18に昇降自在にテーブル23を設け、
このテーブル23に配置された荷位置決めピン25aに
光電スイッチ81を設け、また荷収納部2の棚板4上に
は、位置決めピン25aに対応する位置に反射テープ8
3が貼り付けられた治具プレート82を固定する。前記
アーム体を、荷収納部2に対して出し入れしたときに、
光電スイッチ81により反射テープ83を検出した際の
アーム体の出し入れ位置を記憶し、この記憶した出し入
れ位置を、荷収納部2に対してアーム体を出し入れする
ときの移載位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体
(ウエハ)を入れた容器を荷として出し入れする荷出し
入れ装置の学習方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷出し入れ装置として
は、例えば特開平11−246006号公報に示される
ものがある。すなわち、案内レールに支持案内されて走
行自在な車体本体部に旋回アームが設けられている。こ
の旋回アームは、旋回用モータにて水平面内で旋回自在
であり、かつ、昇降用モータにて昇降自在に構成されて
いる。上記旋回アームの先端部には、回動用モータにて
回動自在な物品保持部が設けられている。上記旋回アー
ムは、上下方向に挿通されたボールネジ軸を昇降用モー
タが回動駆動することにより、昇降するように構成され
ている。また、上記物品保持部には、物品を保持するチ
ャックが設けられている。
【0003】これによると、収納棚から物品を出庫する
場合、旋回用モータにて旋回アームを旋回させるととも
に、回動用モータにて物品保持部を回動させて、図23
に示すように、物品71の上部に形成された挿入部72
に上記チャック73を挿入する。その後、昇降用モータ
74(昇降用駆動装置)でボールネジ軸75を回転させ
ることにより、旋回アーム76を上昇させる。これによ
り、図24に示すように、旋回アーム76と共に物品保
持部77も上昇するため、物品71がチャック73によ
って持ち上げられる。その後、旋回アーム76を逆旋回
させるとともに物品保持部77を逆回動させることによ
り、図25に示すように、物品71を収納棚78から車
体本体部79上に取出すことができる。
【0004】また、物品71を収納棚78へ入庫する場
合、物品71をチャック73で持ち上げた状態で、旋回
アーム76を旋回させるとともに物品保持部77を回動
させて、物品71を収納棚78内へ挿入する。その後、
昇降用モータ74でボールネジ軸75を逆回転させるこ
とにより、旋回アーム76を下降させる。これにより、
旋回アーム76と共に物品保持部77も下降するため、
物品71が収納棚78の内部に下ろされる。その後、旋
回アーム76を逆旋回させるとともに物品保持部77を
逆回動させることにより、チャック73を物品71の挿
入部72から脱抜する。これにより、物品71を収納棚
78内へ搬入し得る。
【0005】また上記車体本体部79に収納棚78に対
する停止位置を学習させ、この停止位置に到着したこと
で、上述したように、一定時間あるいは角度、昇降用モ
ータ74で旋回アーム76を昇降させ、旋回用モータに
て旋回アーム76を旋回させ、回動用モータにて物品保
持部77を回動させることにより、物品71の入出庫を
行わせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、荷収納部である収納棚78の実際に物品7
1を載せる台あるいは棚板の位置が各収納棚78により
微妙に異なるため、昇降用モータ74で旋回アーム76
を昇降させ、旋回用モータにて旋回アームを旋回させ、
回動用モータにて物品保持部を回動させても物品71を
入出庫できないことがあった。
【0007】そこで本発明は、荷収納部の台あるいは棚
板の位置の微妙な変化に対応して常に物品を正常に入出
庫できる荷出し入れ装置の学習方法を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、走行経路に沿って走行自
在な走行体に、荷収納部に対して出し入れ自在なアーム
体が設けられ、前記アーム体の先端部に荷を支持する支
持部材が設けられた荷出し入れ装置の学習方法であっ
て、前記荷収納部に、荷の所定支持位置に被検出体が取
り付けられた学習用対象物を固定し、前記支持部材に、
前記学習用対象物の被検出体を検出可能な検出器を設
け、前記アーム体を前記荷収納部に対して出し入れした
ときに、前記検出器により被検出体を検出したときのア
ーム体の出し入れ位置を記憶し、この記憶した出し入れ
位置を、荷収納部に対してアーム体を出し入れするとき
の移載位置とすることを特徴とするものである。
【0009】この方法によれば、実際に荷を移載する荷
収納部に対するアーム体の出し入れ位置が学習され、荷
収納部の位置の微妙な変化に対応して常に荷を正常に入
出庫できる。
【0010】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、アーム体を荷収納部に対して
出し入れしたときに、検出器の検出信号が、被検出体を
検出してオンになったときと、続けてオフとなったとき
のアーム体の出し入れ位置を記憶し、これら出し入れ位
置の平均値を求め、この求めた出し入れ位置の平均値
を、荷収納部に対してアーム体を出し入れするときの移
載位置とすることを特徴とするものである。
【0011】この方法によれば、アーム体の出し入れ位
置の平均値により、被検出体、すなわち荷の所定支持位
置の中心位置が求められ、実際に荷を移載する荷収納部
に対するアーム体の出し入れ位置がより正確に学習さ
れ、荷収納部の位置の微妙な変化に対応して常に荷を正
常に入出庫できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、走行経路に沿っ
て走行自在な走行体に、荷収納部に対して出し入れ自在
で左右に回転自在なアーム体が設けられ、前記アーム体
の先端部に荷を支持する支持部材が設けられた荷出し入
れ装置の学習方法であって、前記荷収納部に、荷の所定
支持位置に被検出体が取り付けられた学習用対象物を固
定し、前記支持部材に、前記学習用対象物の被検出体を
検出可能な検出器を設け、前記アーム体を荷収納部に対
して出し入れしたときに、前記検出器により被検出体を
検出したときのアーム体の出し入れ位置を記憶し、前記
アーム体を荷収納部に対して左右に回転させたときに、
前記検出器により被検出体を検出したときのアーム体の
回転位置を記憶し、これら記憶した出し入れ位置と回転
位置を、荷収納部に対してアーム体を出し入れし、回転
するときの移載位置とすることを特徴とするものであ
る。
【0013】この方法によれば、実際に荷を移載する荷
収納部に対するアーム体の出し入れ位置と回転位置が学
習され、荷収納部の位置の微妙な前後左右の変化に対応
して常に荷を正常に入出庫できる。
【0014】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
3に記載の発明であって、アーム体を荷収納部に対して
出し入れしたときに、検出器の検出信号が、被検出体を
検出してオンになったときと、続けてオフとなったとき
のアーム体の出し入れ位置を記憶し、これら出し入れ位
置の平均値を求め、アーム体を荷収納部に対して左右に
回転させたときに、検出器の検出信号が、被検出体を検
出してオンとなったときと、続けてオフたときのアーム
体の回転位置を記憶し、これら回転位置の平均値を求
め、前記求めた出し入れ位置の平均値と回転位置の平均
値を、荷収納部に対してアーム体を出し入れし、回転す
るときの移載位置とすることを特徴とするものである。
【0015】この方法によれば、出し入れ位置の平均値
と回転位置の平均値により、被検出体、すなわち荷の所
定支持位置の前後左右の中心位置が求められ、実際に荷
を移載する荷収納部に対するアーム体の出し入れ位置が
より正確に学習され、荷収納部の位置の微妙な前後左右
の変化に対応して常に荷を正常に入出庫できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
請求項4に記載の発明であって、被検出体を反射体、検
出器を反射型の光電スイッチにより形成し、前記光電ス
イッチを支持部材に設けた荷の支持ピン内に取り付けた
ことを特徴とするものである。
【0017】この方法によれば、光電スイッチにより荷
収納部に固定された学習用対象物の反射体を検出するこ
とにより、荷の所定支持位置の中心位置が求められる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図1〜図22に基づいて説明する。図12に示すよう
に、1は棚であり、前後方向に沿って複数の荷収納部2
が形成されている。各荷収納部2に収納された荷3は左
右一対の棚板4によって支持されている。尚、一対の棚
板4は所定間隔Sをあけて対向している。また、上記荷
3としては、半導体(ウエハ)を入れた四角箱状の容器
が挙げられる。
【0019】図1〜図4に示すように、上記棚1の手前
側には走行レール5が敷設され、上記荷3を荷収納部2
に対して出し入れする荷出し入れ装置10が走行経路1
1に沿って走行レール5上を走行する。以下に、上記荷
出し入れ装置10の構成について説明する。
【0020】すなわち、複数の車輪12を介して走行レ
ール5に支持案内されながら走行経路11に沿って走行
する走行体13が設けられている。この走行体13の上
部にはカバー体14が設けられている。このカバー体1
4は、ベース部14aと、ベース部14aの前後両端に
立設された縦カバー部14b,14cとによって、側面
視で凹形状に形成されている。
【0021】上記ベース部14a上には、水平回転自在
なターンテーブル19が設けられ、このターンテーブル
19上に左右一側方(横方向)へ出し入れ自在なアーム
体15が設けられている。アーム体15はターンテーブ
ル19の回転により回転される。このアーム体15は、
水平回動自在にターンテーブル19に設けられた第1ア
ーム16と、この第1アーム16の先端部に水平回動自
在に連結された第2アーム17とで構成されている。
【0022】上記第2アーム17の先端部には荷3を支
持する支持部材18が水平回動自在に設けられている。
この支持部材18には、上昇して支持部材18の上方へ
荷3を持ち上げかつ下降して荷3を支持部材18上に下
ろす昇降自在なリフト装置21と、このリフト装置21
を昇降駆動させる昇降用ステップモータ22(昇降用駆
動装置)とが設けられている。
【0023】図5〜図7に示すように、上記リフト装置
21は、昇降自在なテーブル23と、上記昇降用ステッ
プモータ22により作動してテーブル23を昇降させる
リンク式の昇降機構24とで構成されている。上記テー
ブル23は、図3に示すように、平面視で、手前側が開
放された凹形状に形成された板状部材である。図12,
図13に示すように、上記テーブル23の上面には複数
の位置決めピン25が設けられ、これら位置決めピン2
5が、荷3の底面に形成された複数の位置決め孔(荷の
所定支持位置に相当する)26に下方から差し込まれる
ことによって、荷3がテーブル23上で位置決めされ
る。尚、テーブル23の幅Wは一対の棚板4の所定間隔
Sよりも小さく設定されており、これにより、テーブル
23は一対の棚板4間を昇降可能に構成されている。ま
た支持部材18上には、テーブル23が昇降機構24の
駆動により上昇限と下降限にあることを検出するため
に、テーブル23の上限検出器30Aと下限検出器30
B(図11)が設けられている。
【0024】上記昇降機構24は以下のように構成され
ている。すなわち、図5〜図7に示すように、支持部材
18には、上記昇降用ステップモータ22によって回転
駆動されるねじ棒28が、軸受け29を介して左右方向
に水平に設けられている。このねじ棒28の外周面には
ボールネジが形成されている。上記ねじ棒28にはスラ
イド部材31,32が螺合しており、ねじ棒28の軸心
方向へ送られて横移動可能に構成されている。尚、ねじ
棒28のボールネジは上記一方のスライド部材31の移
動範囲と他方のスライド部材32の移動範囲とでは互い
に逆方向に加工されているため、ねじ棒28が正回転し
た場合、図6の仮想線で示すように、一方および他方の
スライド部材31,32が互いに接近する方向へ移動
し、また、ねじ棒28が逆回転した場合、図6の実線で
示すように、一方および他方のスライド部材31,32
が互いに離間する方向へ移動する。上記一方および他方
のスライド部材31,32はそれぞれ、ねじ棒28の両
側方に配設されたガイドレール33a,33bによって
支持されてねじ棒28の軸心方向へ案内される。
【0025】尚、上記他方のスライド部材32は、ねじ
棒28に螺合しかつ両ガイドレール33a,33bによ
って支持案内される第1可動体34と、一方のガイドレ
ール33aによって支持案内される第2可動体35a
と、他方のガイドレール33bによって支持案内される
第3可動体35bと、上記第1可動体34と第2可動体
35aとを連結する連結フレーム36aと、上記第1可
動体34と第3可動体35bとを連結する連結フレーム
36bとで構成されている。
【0026】このうち、上記一方のスライド部材31は
ねじ棒28の軸心方向において一端側に位置し、上記他
方のスライド部材32の第2および第3可動体35a,
35bは上記一方のスライド部材31とは反対の他端側
に位置し、他方のスライド部材32の第1可動体34は
一方のスライド部材31と第2および第3可動体35
a,35bとの中間部に位置している。
【0027】上記一方のスライド部材31の両端部には
第1のリンク37の一端が上下回動自在に連結され、ま
た、他方のスライド部材32の第1可動体34の両端部
には第2のリンク38の一端が上下回動自在に連結さ
れ、さらに、他方のスライド部材32の第2および第3
可動体35a,35bにはそれぞれ第3のリンク39の
一端が上下回動自在に連結されている。
【0028】また、上記第1のリンク37の他端と第2
のリンク38の他端とは、回動自在に結合されて、上記
テーブル23に連結されている。さらに、上記第3のリ
ンク39の他端はテーブル23に連結されている。尚、
第2のリンク38と第3のリンク39とで平行リンク機
構が構成されている。
【0029】上記テーブル23の背後には箱状のケース
41が立設され、上記昇降用ステップモータ22は、ケ
ース41内に横置きに設けられて、ねじ棒28に連動連
結している。また、図1〜図3に示すように、ケース4
1には、テーブル23で支持された荷3の脱落を防止す
る保持腕42が設けられている。
【0030】また、上記アーム体15を出し入れする駆
動機構44は以下のように構成されている。すなわち、
図8,図14〜図16に示すように、第1アーム16は
カバー体14のベース部14aに対して第1軸心45を
中心に水平回動し、第2アーム17は第1アーム16に
対して第2軸心46を中心に水平回動し、支持部材18
は第2アーム17に対して第3軸心47を中心に水平回
動する。
【0031】上記カバー体14のベース部14aには、
第1軸心45に沿ってプーリー48が取付けられてお
り、このプーリー48はベース部14aに対して回転せ
ずに固定されている。また、上記第1アーム16の遊端
部には、第2軸心46に沿って第1シャフト49が立設
され、この第1シャフト49の上部にプーリー50が一
体に設けられて第2アーム17内に内蔵されている。ま
た、上記第1シャフト49には、第2アーム17の基端
部に取付け固定されたプーリー51が外挿されている。
これら第1シャフト49とプーリー51とは、ベアリン
グ52を介して、第2軸心46を中心に相対回動自在に
構成されている。また、上記プーリー48とプーリー5
1との間には第1ベルト53が巻回されている。
【0032】上記第2アーム17の遊端部には第2シャ
フト54が立設され、この第2シャフト54には、支持
部材18の基端部に取付け固定されたプーリー55が外
挿されている。これら第2シャフト54とプーリー55
とは、ベアリング56を介して、第3軸心47を中心に
相対回動自在に構成されている。上記第2シャフト54
の上部は、ケース41内に縦置きに取付け固定された移
載用ステップモータ57に連結されている。また、上記
プーリー50とプーリー55との間には第2ベルト58
が巻回されている。また移載用(アーム駆動用)ステッ
プモータ(フォーク駆動装置)57の回転軸に第1ロー
タリエンコーダ59が連結され、また回転軸の回転位置
により、後述するアーム体15の出し入れによる支持部
材18の出限位置と引限位置を検出する出限位置検出器
60Aと引限位置検出器60B(図11)が設けられて
いる。
【0033】また、上記ターンテーブル19を回転する
駆動機構20は以下のように構成されている。すなわ
ち、図1,図2,図9に示すように、ターンテーブル1
9の底面に同軸心60で第1プーリー61が取り付けら
れ、この第1プーリー61を回転自在に支持する支持台
62がベース部14a上に設置されている。また縦カバ
ー部14c内に旋回用ステップモータ63が設けられ、
このモータ63の回転軸に第2プーリー64が連結さ
れ、この第2プーリー64と前記第1プーリー61がア
イドラ65を介してベルト66により連結されている。
また旋回用ステップモータ63の回転軸に第2ロータリ
エンコーダ67が連結され、また回転軸の回転位置によ
り、ターンテーブル19の右回転限と左回転限を検出す
る左回転限検出器68Aと右回転限検出器68B(図1
1)が設けられている。
【0034】上記昇降用ステップモータ22と移載用ス
テップモータ57と旋回用ステップモータ63は、図1
0に示すように、それぞれベース部14a内に設けられ
たコントローラ69に接続されている。またこのコント
ローラ69に、上記テーブル23の上限検出器30Aと
下限検出器30B、支持部材18の出限位置検出器60
Aと引限位置検出器60B、ターンテーブル19の右回
転限検出器68Aと左回転限検出器68B、第1ロータ
リエンコーダ59、および第2ロータリエンコーダ67
が接続されている。
【0035】コントローラ69には、図10に示すよう
に、アーム体15の出し入れのために移載用ステップモ
ータ57を制御する手段として、引限位置検出器60B
のオン信号によりリセットされ、第1ロータリエンコー
ダ59の出力パルスをカウントすることにより、引限位
置からの支持部材18の伸び位置を検出する第1カウン
タ85と、支持部材18の伸び位置の目標値と第1カウ
ンタ85により検出された伸び位置との偏差を演算する
第1減算器86と、出限位置検出器60Aと引限位置検
出器60Bの検出信号により駆動が制限され、前記偏差
をゼロとするように、パルスを移載用ステップモータ5
7へ出力する移載用モータ制御部87が設けられてい
る。
【0036】またコントローラ69には、ターンテーブ
ル19を回転させるために旋回用ステップモータ63を
制御する手段として、左回転限検出器68Bのオン信号
によりリセットされ、第2ロータリエンコーダ67の出
力パルスをカウントすることにより、左回転限位置から
のターンテーブル19の回転角度を検出する第2カウン
タ88と、ターンテーブル19の回転角度の目標値と第
2カウンタ88により検出された回転角度との偏差を演
算する第2減算器89と、右回転限検出器68Aと左回
転限検出器68Bの検出信号により駆動が制限され、前
記偏差をゼロとするように、パルスを旋回用ステップモ
ータ63へ出力する旋回用モータ制御部90が設けられ
ている。
【0037】さらにコントローラ69には、テーブル2
3を昇降させるために昇降用ステップモータ22を制御
する手段として、上限検出器30Aと下限検出器30B
の検出信号により駆動が制限され、上げ信号に応じてテ
ーブル23を上昇させるパルスを昇降用ステップモータ
22へ出力し、下げ信号に応じてテーブル23を下降さ
せるパルスを昇降用ステップモータ22へ出力する昇降
用モータ制御部91が設けられている。
【0038】また荷3の出し入れ手順に基づいて、上記
支持部材18の伸び位置の目標値を設定し、ターンテー
ブル19の回転角度の目標値を設定し、上げ信号、下げ
信号を出力するシーケンス部92が設けられている。
【0039】コントローラ69は上記構成により、検出
器30A,30B,60A,60B,68A,68Bの
検出信号に応じて、かつロータリエンコーダ59,67
から出力されるパルスをカウントして位置を検出しなが
ら、移載用ステップモータ57と旋回用ステップモータ
63をパルス駆動して、アーム体15の出し入れとター
ンテーブル19、すなわちアーム体15の回転を制御
し、また昇降用ステップモータ22をパルス駆動して、
テーブル23の昇降を制御している。
【0040】以下、上記構成における作用を説明する。
なお、各モータ22,57,63は上記のようにコント
ローラ69により駆動される。先ず、支持部材18の伸
び位置目標値の設定・切換により、アーム体15の出し
入れは次のようにして行われる。すなわち、図8に示す
ように、移載用ステップモータ57が駆動されることに
よって、第3軸心47を中心として、支持部材18が第
2アーム17に対して相対的に回転し、この支持部材1
8と共にプーリー55も一体に回転して第2ベルト58
が回り、第1シャフト49に回転力が作用することによ
り、第1アーム16が第1軸心45を中心にして回転
し、さらに、第1アーム16の回転と共に第1ベルト5
3を介してプーリー51が回転し、これにより第2アー
ム17が第2軸心46を中心にして回転する。上記のよ
うな両アーム16,17と支持部材18との回転が駆動
機構44によって同期して行われるため、図16に示す
ように、アーム体15が伸長してカバー体14の左右一
側方へ突出する。尚、上記移載用ステップモータ57が
逆駆動することにより、図14に示すように、両アーム
16,17と支持部材18とがそれぞれ逆回転してカバ
ー体14の内側へ退入する。
【0041】次に、上げ信号、下げ信号の出力によるリ
フト装置21の動作を説明する。すなわち、昇降用ステ
ップモータ22が駆動されることによってねじ棒28が
正回転し、図6の仮想線で示すように、一方および他方
のスライド部材31,32がネジ棒28のボールネジに
より送られて互いに接近する方向へ移動し、図5の仮想
線で示すように、第1,第2,第3の各リンク37,3
8,39がそれぞれ起立してテーブル23を持ち上げ
る。これにより、テーブル23は、ねじ棒28の軸心方
向へ変位することなく、水平に上昇する。
【0042】また、昇降用ステップモータ22が逆駆動
されてねじ棒28が逆回転することにより、図6の実線
で示すように、一方および他方のスライド部材31,3
2がネジ棒28のボールネジにより送られて互いに離間
する方向へ移動し、図5の実線で示すように、第1,第
2,第3の各リンク37,38,39がそれぞれ横倒し
てテーブル23を下ろす。これにより、テーブル23
は、ねじ棒28の軸心方向へ変位することなく、水平に
下降する。
【0043】尚、上記のようにテーブル23が昇降する
際、両スライド部材31,32はそれぞれガイドレール
33a,33bによって支持案内されて移動する。また
ターンテーブル19の回転角度目標値の設定・切換に応
じて旋回用ステップモータ63が駆動されることによ
り、第2プーリー64、ベルト66、第1プーリー61
を介してターンテーブル19が回転され、よってアーム
体15が回転される。
【0044】以下に、荷出し入れ装置10を用いて荷3
を入出庫する際の手順を説明する。先ず、荷3を荷収納
部2から出庫する場合、図14,図17に示すように、
走行体13が棚1の目的の荷収納部2の手前まで走行し
て停止し、ターンテーブル19の回転角度の調整により
アーム体15の回転位置が調整され、続いて上述のよう
にして第1および第2アーム16,17と支持部材18
とがそれぞれ回動することによって、図12,図16,
図18に示すように、アーム体15が伸長してカバー体
14の左右一側方へ突出し、支持部材18が荷収納部2
内の荷3の下方へ挿入される。その後、図13,図19
に示すように、テーブル23が上昇して荷3を棚板4の
上方へ持ち上げる。この際、テーブル23の位置決めピ
ン25が荷3の位置決め孔26へ挿入され、さらに荷3
は保持腕42によって左右が支持され、脱落することな
くテーブル23上に保持される。
【0045】この状態で、第1および第2アーム16,
17と支持部材18とがそれぞれ逆回動することによっ
て、図14,図20に示すように、アーム体15が折り
畳まれてカバー体14の内側へ退入し、これにより、荷
3が荷収納部2から取出され、出庫が完了する。
【0046】また、荷3を荷収納部2へ入庫する場合、
支持部材18に荷3を支持した状態で走行体13が目的
の荷収納部2の手前まで走行して停止し、図20に示す
ように、テーブル23が上昇して荷3を支持部材18の
上方へ持ち上げる。そして、ターンテーブル19の回転
角度の調整によりアーム体15の回転位置が調整され、
続いて上述のようにして第1および第2アーム16,1
7と支持部材18とがそれぞれ回動することによって、
図19に示すように、アーム体15が伸長してカバー体
14の左右一側方へ突出し、支持部材18が荷収納部2
の内部に挿入される。その後、図12,図18に示すよ
うに、テーブル23が下降して荷3を下げることによ
り、荷3が両棚板4上に下ろされて荷収納部2内に入庫
され、さらに、テーブル23が上記荷3の下方へ離間す
る。その後、第1および第2アーム16,17と支持部
材18とがそれぞれ逆回動することによって、図17に
示すように、支持部材18が荷収納部2の手前側へ脱抜
され、アーム体15が折り畳まれてカバー体14の内側
へ退入し、入庫が完了する。
【0047】上記のような入出庫の際、アーム体15や
支持部材18を昇降させる必要はなく、昇降用ステップ
モータ22で先端部のテーブル23のみを昇降させれば
よいため、従来のものに比べて、昇降時に要する駆動力
を小さくでき、したがって、上記昇降用ステップモータ
22を小型化することができる。
【0048】次に、コントローラ69により荷出し入れ
装置10を用いて荷3を入出庫する際のアーム体15の
出し入れ位置と回転位置(角度)の学習について説明す
る。まず、前準備として図21に示すように、テーブル
23の3本の位置決めピン25のうち、支持部材18の
軸心47に近いピン25aの内部に反射型光電スイッチ
81を光軸を垂直上方として設置し、この光電スイッチ
81の出力をコントローラ69に接続する。次に荷3を
支持する左右一対の棚板4に治具プレート(学習用対象
物の一例)82を固定する。この治具プレート82は両
棚板4の荷3の位置決めピン27を利用して固定され、
また治具プレート82の裏面で、荷3の移載時に前記ピ
ン25aに対応する荷3の位置決め孔26の位置に反射
テープ(反射体)83を貼り付けられている。
【0049】コントローラ69には、図10に示すよう
に、光電スイッチ81が接続され、第1カウンタ85に
より検出される伸び位置を光電スイッチ81がオンとな
ったとき、およびオフとなったときに記憶する第1メモ
リ94と、この第1メモリ94に記憶された伸び位置の
平均値を演算し、シーケンス部92へ出力する第1平均
値演算部95と、第2カウンタ88により検出される回
転角度を光電スイッチ81がオンとなったとき、および
オフとなったときに記憶する第2メモリ96と、この第
2メモリ96に記憶された回転角度の平均値を演算し、
シーケンス部92へ出力する第2平均値演算部97が設
けられている。
【0050】上記学習の手順を図10と図22に基づい
て説明する。コントローラ69は、走行体13が目的の
荷収納部2の手前まで走行して停止したことを確認する
と、まず支持部材18の伸び位置の目標値を最大に設定
して移載用ステップモータ57を駆動し、テーブル23
を棚板4間へ突出させ(図22に示すY+方向へ移動さ
せ)、光電スイッチ81がオンしたときとオフしたとき
のパルスのカウント値(第1カウンタ85により検出さ
れる伸び位置)を第1メモリ94に記憶し、続いて支持
部材18の伸び位置の目標値を最小と設定して、テーブ
ル23を戻させ(図22に示すY−方向へ逆移動さ
せ)、光電スイッチ81がオンしたときとオフしたとき
のパルスのカウント値(第1カウンタ85により検出さ
れる伸び位置)を第1メモリ94に記憶する。そして、
これら4つのカウント値を第1平均値演算部95により
平均演算することにより反射テープ83のY方向中心位
置を求め、シーケンス部92へ出力する。これによりシ
ーケンス部92は、荷収納部2に対して荷3の出し入れ
を行うときのY方向のアーム体15の出し入れ位置(目
標値)を学習することができる。
【0051】次に、ターンテーブル19の回転角度の目
標値を+α(所定値)に設定して旋回用ステップモータ
63を駆動し、ターンテーブル19を右回転させ(図2
2に示すX+方向へ移動させ)、光電スイッチ81がオ
ンしたときとオフしたときのパルスのカウント値(第2
カウンタ88により検出される回転角度)を第2メモリ
96に記憶し、続いてターンテーブル19の回転角度の
目標値を−αと設定して、ターンテーブル19を左回転
させ(図22に示すX−方向へ逆移動させ)、光電スイ
ッチ81がオンしたときとオフしたときのパルスのカウ
ント値(第2カウンタ88により検出される回転角度)
を第2メモリ96に記憶する。そして、これら4つのカ
ウント値を第2平均値演算部97により平均演算するこ
とにより反射テープ83のX方向中心位置を求め、シー
ケンス部92へ出力する。これによりシーケンス部92
は、荷収納部2に対して荷3の出し入れを行うときのX
方向のアーム体15の回転位置(回転角度;目標値)を
学習することができる。
【0052】このように、荷収納部2における、左右一
対の棚板4により微妙に異なる荷3の移載位置{荷3を
入出庫する際のアーム体15の出し入れ位置と回転位置
(角度)}を学習することができ、以後常に正確に荷3
の入出庫作業を実行することができ、作業効率を改善す
ることができる。またこの学習方法によれば、荷収納部
2が高所にあるとき、作業員が直接、アーム体15を移
動させてその位置を測定し調整するなどの細かい高所作
業を無くすことができ、作業員の安全を図ることができ
る。
【0053】なお、上記実施の形態では、X方向のアー
ム体15の回転角度(目標値)を学習しているが、Y方
向のアーム体15の出し入れ位置(目標値)を学習する
だけでもほぼ正確な荷3の入出庫作業を実行することが
可能である。
【0054】また上記実施の形態では、図21に示すよ
うに、学習用対象物として治具プレート82を使用して
いるが、実際の荷3を学習用対象物として使用すること
もできる。このとき、荷3の底面に形成された位置決め
孔26に反射テープ83を貼り付ける。また治具プレー
ト82に被検出体として反射テープ83を貼り付け、検
出器としてテーブル23に光電スイッチ81を取り付け
ているが、被検出体、検出器はこれらに限ることはな
く、たとえば被検出体として磁石片を貼り付け、検出器
として磁気センサを取り付けるなどとしてもよい。
【0055】また上記実施の形態では、図5に示すよう
に、各リンク37,38,39を合計6本設けている
が、6本に限定されるものではなく、6本以外の複数本
設けてもよい。
【0056】また上記実施の形態では、図3に示すよう
に、アーム体15を2本のアーム16,17で構成して
いるが、1本または3本以上のアームで構成してもよ
い。また上記実施の形態では、走行レール5を床上に設
置しているが、走行レール5を昇降架台に設け、さら
に、荷収納部2を水平方向および上下方向に複数形成
し、昇降架台を昇降させて荷出し入れ装置10を目的の
高さに位置する荷収納部2の手前側へ移動させてもよ
い。
【0057】また上記実施の形態では、昇降用駆動装置
の一例として昇降用ステップモータ22を用いて、テー
ブル23を昇降させているが、シリンダ等を用いてもよ
い。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、実際に荷
を移載する荷収納部に対するアーム体の出し入れ位置が
学習され、荷収納部の位置の微妙な変化に対応して常に
荷を正常に入出庫できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における荷出し入れ装置の
一部切欠き正面図である。
【図2】同荷出し入れ装置の側面図である。
【図3】同荷出し入れ装置の平面図である。
【図4】同荷出し入れ装置の斜視図である。
【図5】同荷出し入れ装置のリフト装置の側面図であ
る。
【図6】同荷出し入れ装置のリフト装置の平面図であ
る。
【図7】同荷出し入れ装置のリフト装置の昇降機構の側
面図である。
【図8】同荷出し入れ装置のアーム体の駆動機構の構成
を示す断面図である。
【図9】同荷出し入れ装置のターンテーブルの駆動機構
の構成を示す平面および側面図である。
【図10】同荷出し入れ装置の制御構成図である。
【図11】同荷出し入れ装置の動作説明図である。
【図12】同荷出し入れ装置のテーブルを荷の下方へ挿
入した状態を示す図である。
【図13】同荷出し入れ装置のテーブルで荷を持ち上げ
た状態を示す図である。
【図14】同荷出し入れ装置の平面図であり、アーム体
がカバー体内へ退入した状態を示す。
【図15】同荷出し入れ装置の平面図であり、アーム体
が棚に向けて突出する途中の状態を示す。
【図16】同荷出し入れ装置の平面図であり、アーム体
が棚に向けて突出した状態を示す。
【図17】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、荷出し入れ装置が棚の手前側に停止
した状態を示す。
【図18】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、アーム体が棚に向けて突出した状態
を示す。
【図19】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、荷がリフト装置で持ち上げられた状
態を示す。
【図20】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、荷が出庫された状態を示す。
【図21】同荷出し入れ装置の学習の際の構成を示す図
である。
【図22】同荷出し入れ装置における学習作業の説明図
および学習時の特性図である。
【図23】従来の荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手
順を説明する図であり、物品がチャックで保持された状
態を示す。
【図24】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、物品がアームを介して持ち上げられ
た状態を示す。
【図25】同荷出し入れ装置を用いた出庫作業の手順を
説明する図であり、荷が出庫された状態を示す。
【符号の説明】
1 棚 2 荷収納部 3 荷 4 棚板 10 荷出し入れ装置 11 走行経路 13 走行体 15 アーム体 16 第1アーム 17 第2アーム 18 支持部材 19 ターンテーブル 20 ターンテーブル駆動機構 21 リフト装置 22 昇降用ステップモータ(昇降用駆動装置) 23 テーブル 24 昇降機構 25 位置決めピン 26 位置決め孔 28 ねじ棒 31,32 スライド部材 37 第1のリンク 38 第2のリンク 44 アーム体出し入れ機構 57 移載用ステップモータ(フォーク駆動装置) 63 旋回用ステップモータ 69 コントローラ 81 光電スイッチ 82 治具プレート 83 反射テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 CC02 EE05 FF01 JJ09 KK18 NN01 NN02 NN05 NN08 QQ03 QQ04 QQ12 5F031 CA02 DA01 FA03 GA45 GA47 GA48 GA49 GA59 5H301 AA02 AA09 BB05 CC03 CC09 CC10 EE02 GG08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行経路に沿って走行自在な走行体に、
    荷収納部に対して出し入れ自在なアーム体が設けられ、
    前記アーム体の先端部に荷を支持する支持部材が設けら
    れた荷出し入れ装置の学習方法であって、 前記荷収納部に、荷の所定支持位置に被検出体が取り付
    けられた学習用対象物を固定し、 前記支持部材に、前記学習用対象物の被検出体を検出可
    能な検出器を設け、 前記アーム体を前記荷収納部に対して出し入れしたとき
    に、前記検出器により被検出体を検出したときのアーム
    体の出し入れ位置を記憶し、 この記憶した出し入れ位置を、荷収納部に対してアーム
    体を出し入れするときの移載位置とすることを特徴とす
    る荷出し入れ装置の学習方法。
  2. 【請求項2】 アーム体を荷収納部に対して出し入れし
    たときに、検出器の検出信号が、被検出体を検出してオ
    ンになったときと、続けてオフとなったときのアーム体
    の出し入れ位置を記憶し、これら出し入れ位置の平均値
    を求め、 この求めた出し入れ位置の平均値を、荷収納部に対して
    アーム体を出し入れするときの移載位置とすることを特
    徴とする請求項1に記載の荷出し入れ装置の学習方法。
  3. 【請求項3】 走行経路に沿って走行自在な走行体に、
    荷収納部に対して出し入れ自在で左右に回転自在なアー
    ム体が設けられ、前記アーム体の先端部に荷を支持する
    支持部材が設けられた荷出し入れ装置の学習方法であっ
    て、 前記荷収納部に、荷の所定支持位置に被検出体が取り付
    けられた学習用対象物を固定し、 前記支持部材に、前記学習用対象物の被検出体を検出可
    能な検出器を設け、 前記アーム体を荷収納部に対して出し入れしたときに、
    前記検出器により被検出体を検出したときのアーム体の
    出し入れ位置を記憶し、 前記アーム体を荷収納部に対して左右に回転させたとき
    に、前記検出器により被検出体を検出したときのアーム
    体の回転位置を記憶し、 これら記憶した出し入れ位置と回転位置を、荷収納部に
    対してアーム体を出し入れし、回転するときの移載位置
    とすることを特徴とする荷出し入れ装置の学習方法。
  4. 【請求項4】 アーム体を荷収納部に対して出し入れし
    たときに、検出器の検出信号が、被検出体を検出してオ
    ンになったときと、続けてオフとなったときのアーム体
    の出し入れ位置を記憶し、これら出し入れ位置の平均値
    を求め、 アーム体を荷収納部に対して左右に回転させたときに、
    検出器の検出信号が、被検出体を検出してオンとなった
    ときと、続けてオフたときのアーム体の回転位置を記憶
    し、これら回転位置の平均値を求め、 前記求めた出し入れ位置の平均値と回転位置の平均値
    を、荷収納部に対してアーム体を出し入れし、回転する
    ときの移載位置とすることを特徴とする請求項3に記載
    の荷出し入れ装置の学習方法。
  5. 【請求項5】 被検出体を反射体、検出器を反射型の光
    電スイッチにより形成し、前記光電スイッチを支持部材
    に設けた荷の支持ピン内に取り付けたことを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の荷出し入れ装置
    の学習方法。
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