JPH0652632B2 - ダイナミツク型ram - Google Patents

ダイナミツク型ram

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JPH0652632B2
JPH0652632B2 JP60009046A JP904685A JPH0652632B2 JP H0652632 B2 JPH0652632 B2 JP H0652632B2 JP 60009046 A JP60009046 A JP 60009046A JP 904685 A JP904685 A JP 904685A JP H0652632 B2 JPH0652632 B2 JP H0652632B2
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Hitachi Ltd
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    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4096Input/output [I/O] data management or control circuits, e.g. reading or writing circuits, I/O drivers or bit-line switches 

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、ダイナミック型RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)に関するもので、例えば、ニブルモード動
作が可能なダイナミック型RAMに利用して有効な技術
に関するものである。
〔背景技術〕
例えば、ダイナミック型RAMにおいては、1ビットの
単位でアクセスする方式の他、ニブルモードと呼ばれる
アクセス方式が提案されている(例えば、(株)日立製
作所が、昭和58年9月に発行した「目立ICメモリデ
ータブック」の頁307〜頁320参照)。このニブル
モードにおいて、4ビットのデータは、カラムアドレス
ストローブ信号▲▼に同期して動作するシフトレ
ジスタ又はバイナリカウンタの計数出力により形成され
た選択信号によってシリアルに出力される。
上記ニブルモードでは、4ビットのデータの読み出しに
次いて更に4ビットの読み出しを行う必要がある場合、
カラム系の選択回路を一旦リセットしてイニシャルアド
レスを供給する必要がある。しかしながら、この場合、
4ビットづつの読み出しの間で、比較的長時間を費やす
ことになってしまう。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、高速連続アクセス機能を付加したダ
イナミック型RAMを提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、読
み出しモードの時にカラムアドレスストローブ信号の変
化に同期して変化する内部アドレス信号に従って複数の
共通データ線に読み出された信号を増幅しかつそれを保
持する複数のメインアンプと、かかるメインアンプの出
力を時系列的に出力させるメインアンプ制御回路と、上
記複数のメインアンプの時系列的な読み出し動作の途中
において、アドレス歩進動作を行う内蔵のアドレスカウ
ンタと、かかるアドレスカウンタによってカラムスイッ
チの切り換えを行うカラム選択回路とを設けるものであ
る。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るダイナミック型RAMのブ
ロック図が示されている。
この実施例のRAMは、ロウ系アドレス信号及びカラム
系アドレス信号が多重化(マルチプレクサ)されて供給
されるアドレス端子群AT、回路の接地電位が供給され
る基準電位端子GND、+5ボルトのような電源電圧が
供給される電源端子Vcc、ロウアドレスストローブ
(▲▼)信号、カラムアドレスストローブ(▲
▼)信号及びライトエネーブル(▲▼)信号が
供給される制御端子▲▼、▲▼及び▲
▼、データ出力端子Dout及びデータ入力端子Dinを持
つ。
この実施例のRAMは、また、特に制限されないが、2
つに分割されたメモリアレイM−ARY1及びM−AR
Y2、メモリアレイM−ARY1及びM−ARY2のそ
れぞれに一対一対応にされたロウアドレスデコーダR−
DCR1及びR−DCR2、メモリアレイM−ARY1
及びM−ARY2との間に配置されたカラムアドレスデ
コーダC−DCR、ロウアドレスデコーダR−DCR1
及びR−DCR2に対応されたロウアドレスバッファR
−ADB、カラムアドレスデコーダC−DCRに対応さ
れたカラムアドレスバッファY−ADB、メインアンプ
MA0ないしMA3、入出力回路I/O、及び後で説明
するような種々のタイミング信号を形成するタイミング
発生回路TGを持つ。
この実施例のRAMは、高速連続アクセス動作を可能と
するために、更に、図示されるようなマルチプレクサM
PX及びカウンタCOUNTを持つ。
この実施例のRAMを構成する各回路素子は、公知のC
MOS(相補型MOS)集積回路の製造技術によって、
1個の単結晶シリコンのような半導体基板上において形
成される。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型シリコン
からなる半導体基板に形成される。Nチャンネル絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタ(以下MOSFETと称す
る)は、かかる半導体基板表面に形成されたソース領
域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間
の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形
成されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構
成される。PチャンネルMOSFETは、上記半導体基
板表面に形成されたN型ウエル領域に形成される。これ
によって、半導体基板は、その上に形成された複数のN
チャンネルMOSFETの共通の基板ゲートを構成す
る。N型ウエル領域は、その上に形成されたPチャンネ
ルMOSFETの基板ゲートを構成する。Pチャンネル
MOSFETの基板ゲートすなわちN型ウエル領域は、
電源端子Vccに結合される。特に制限されないが、図
示しない内蔵の基板バックバイアス電圧発生回路は、集
積回路の外部端子を構成する電源端子Vccと基準電位
端子もしくはアース端子との間に加えられる+5Vのよ
うな正電源電圧に応答して、上記半導体基板に供給すべ
き負のバックバイアス電圧を発生する。これによって、
NチャンネルMOSFETの基板ゲートにバックバイア
ス電圧が加えられる。その結果として、NチャンネルM
OSFETのソース、ドレインと半導体基板間の接合容
量(寄生容量)が減少させられるため、動作の高速化が
図られる。
メモリアレイM−ARY1は、特に制限されないが、2
交点方式もしくは折り返えしビット線(データ線)方式
をもって構成され、図面の横方向に互いに平行に延長さ
れた複数の相補データ線もしくは相補ビット線と、図面
の縦方向に延長された複数のワード線W0,W1,W2
及びダミーワード線を含むロウ系アドレス選択線と、そ
れぞれのデータ入出力端子がそれぞれに対応されたデー
タ線に結合されかつそれぞれの選択端子がそれに対応さ
れたワード線に結合された複数のメモリセルと、複数の
ダミーセルとから構成される。メモリセルのそれぞれ
は、後で第2図によって詳細に説明するように、1MO
Sトランジスタ/セル構成のダイナミック型メモリセ
ル、すなわち、選択スイッチもしくは伝送ゲート素子と
してのMOSFETと、それに直列接続された情報保持
手段としてのMOSキャパシタから構成される。
メモリアレイM−ARY1には、センスアンプSA1、
プリチャージ回路PC1及びカラムスイッチ回路C−S
W1が結合されている。メモリアレイM−ARY1及び
それに結合された上記各回路の詳細は、後で第2図にも
とづいて詳細に説明される。
センスアンプSA1及びプリチャージ回路PC1の機能
は、良く知られたダイナミックメモリのそれと実質的に
同様である。
すなわち、プリチャージ回路PC1は、メモリセルから
読み出される微小レベルのデータ信号の増幅が可能とな
るようにするために、メモリのアクセスの開始におい
て、メモリアレイM−ARY1の各相補データ線の電位
をプリチャージレベルにさせる。
センスアンプSA1は、データの書込み/読み出し動作
の時には、タイミング信号φpaにより選択的に動作状態
とされる。ワード線の選択動作によって一方のデータ線
に結合されたメモリセルから読み出された微小読み出し
電圧は、その電圧とダミーワード線の選択動作によって
他方のデータ線に結合されたダミーセルによって設定さ
れた基準電圧と参照するセンスアンプによって増幅され
る。これによって相補データ線がハイレベル/ロウレベ
ルに増幅される。特に制限されないが、このセンスアン
プを構成する単位の回路は、第2図から明らかとなるよ
うにCMOSラッチ回路により構成される。
この実施例に従うと、特に制限されないが、メモリアレ
イM−ARY1に対して同時に2ビットのデータをアク
セスすることができるようにするために、メモリアレイ
M−ARY1に対して2組の共通相補データ線、すなわ
ち▲▼,CD0,▲▼及びCD1が設けら
れている。カラムスイッチ回路C−SW1は、後で第2
図によって説明するように、それが動作されたときに、
メモリアレイM−ARY1の2組の相補データ線を同時
に2組の共通相補データ線▲▼ないしCD1に結
合させる構成にされている。
メモリアレイM−ARY2は、メモリアレイM−ARY
1と同様な構成にされ、それに結合されるセンスアンプ
SA2、プリチャージ回路PC2及びカラムスイッチ回
路C−SW2は、メモリアレイM−ARY1に結合され
るそれぞれと同様な構成にされる。
この実施例のようなアドレスマルチプレクス方式のRA
Mにおいて、アドレス入力端子ATには、ロウアドレス
ストローブ信号▲▼に同期してロウアドレス信号
(以下アドレス信号AXのように記す)が供給され、カ
ラムアドレス信号▲▼に同期してカラムアドレス
信号(以下アドレス信号AYのように記す)が供給され
る。
ロウアドレスバッファR−ADBは、その動作が、メモ
リのアクセスの開始時に発生されるタイミング信号φc
r、すなわちロウアドレスストローブ信号▲▼の
立下りに同期してタイミング発生回路TGから発生され
るタイミング信号φcrによって制御される。これによっ
てロウアドレスバッファR−ADBは、外部端子ATに
供給されるnビットのアドレス信号AXを、ロウアドレ
スストローブ信号▲▼に同期して取り込み、それ
に応じて内部相補アドレス信号ax0axnを形成する。上
記相補アドレス信号ax0axnのうち、特定のビット、例
えば最上位ビットaxnを除いた相補アドレス信号ax0ax
n-1は、ロウアドレスデコーダR−DCR1,R−DC
R2に送出される。1ビットの内部相補アドレス信号ax
mは、ニブル動作制御信号とみなされ、後述のカウンタ
COUNT、タイミング発生回路TC及びマルチプレク
サMPXに供給される。なお、例えば非反転アドレス信
号ax0と、これと逆相の反転アドレス信号▲▼と
を上記アドレス信号ax0のように表わす。後で説明する
他の信号も同様な表記法に従って以下の説明及び図面に
おいて示されている。
ロウアドレスデコーダR−DCR1は、メモリアレイM
−ARY1のワード線W0ないしW2及びダミーワード
線にそれぞれ一対一対応をもって結合された複数の出力
端子を持っている。ロウアドレスデコーダR−DCR2
は、同様に、メモリアレイM−ARY2のワード線及び
ダミーワード線に結合された複数の出力端子を持ってい
る。
これらのロウアドレスデコーダR−DCR1及びR−D
CR2は、その動作がワード線選択タイミング信号φx
によって制御され、ロウアドレスバッファR−ADBか
ら供給される内部相補アドレス信号ax0ないしaxn-1をデ
コードする。これによって、メモリアレイM−ARY1
及びM−ARY2の複数のワード線及びダミーワード線
のうちの内部相補アドレス信号ax0ないしaxn-1に対応さ
れた1本ずつのワード線及びダミーワード線は、ワード
線選択タイミング信号φxに同期されて同時に選択レベ
ルにされる。
カラムアドレスバッファC−ADBは、その動作がタイ
ミング発生回路TGのタイミング信号φccによって制御
され、カラムアドレスストローブ信号▲▼に同期
してアドレス入力端子に供給されたアドレス信号AYを
受け、内部相補アドレス信号ay0aynを形成する。タイ
ミング信号φccは、メモリのアクセスが開始されたとき
のカラムアドレスストローブ信号▲▼の最初の立
下りに同期して発生される。内部相補アドレス信号ay0
ないしaynのうちの1ビット、すなわち、この実施例に
おける最上位ビットの信号aynは、ニブル動作制御信号
とみなされる。内部相補アドレス信号ay0ないしayn-1
は、マルチプレクサMPXの一方の入力に供給される。
特に制限されないがアドレス信号aynもまたマルチプレ
クサMPXの一方の入力端子に供給される。この相補ア
ドレス信号ay0ayn-1及びaynは、またアドレスカウン
タCOUNTに初期値として供給される。
アドレスカウンタCOUNTは、2種類のアドレスカウ
ンタCNT1及びCNT2から成る。
アドレスカウンタCNT1は、メモリのニブル動作及び
高速連続アクセスにおいて、4ビット毎のデータの転送
を制御するために設けられている。すなわち、4ビット
のデータのうちの転送されるべきデータは、アドレスカ
ウンタCNT1のカウント数によって決定される。この
カウンタCNT1は、特に制限されないが、4進カウン
タを構成するように、縦続接続された2ビットのバイナ
リカウンタから構成される。
アドレスカウンタCNT1を構成する2ビットのバイナ
リカウンタは、メモリのアクセスが開始されたときのロ
ウアドレスバッファR−ADB及びカラムアドレスバッ
ファC−ADBから出力される内部相補アドレス信号ax
n及びaynによってそれぞれの初期値が決定される。この
実施例に従うと、特に制限されないが、カラムアドレス
バッファC−ADBの動作制御のためのタイミング信号
φccは、アドレスカウンタCOUNTの初期値入力制御
信号として利用される。
アドレスカウンタCNT1は、タイミング発生回路TG
から出力される内部タイミング信号C1によって歩進さ
れる。内部タイミング信号C1は、外部端子▲▼
にロウアドレスストローブ信号(以下▲▼のよう
に記す)がロウレベルにされているときにおいて、カラ
ムアドレスストローブ信号▲▼がロウレベルにさ
れると、それに応答して発生される。従って、アドレス
カウンタCNT1は、実質的にカラムアドレスストロー
ブ信号▲▼によって歩進されると理解されて良
い。アドレスカウンタCNT1から出される2ビットの
信号cxn及びcynは、メインアンプMA0〜MA3の選択
信号とみなされる。
アドレスカウンタCNT2は、データの高速連続アクセ
スを可能とするために設けられている。アドレスカウン
タCNT2は、カラムアドレスデコーダC−DCRで必
要とされるビット数と等しいビット数n−1のアドレス
信号cy0cy-1を出力するように構成される。このアド
レスカウンタCNT2は、特に制限されないが、縦続接
続されたn−1ビットのバイナリカウンタから構成され
る。アドレスカウンタCNT2は、メモリのアクセスが
開始されたときに、カラムアドレスバッファC−ADB
から出力されている内部相補信号ay0ないしayn-1によっ
てその初期値が設定されるように構成される。
アドレスカウンタCNT2は、基本的には、アドレスカ
ウンタCNT1の4カウント毎、言い換えると、アドレ
スカウンタCNT1によって4ビットのデータの連続的
な転送が実行される毎に、歩進される。しかしながら、
アドレスカウンタCNT2の歩進制御は、データの連続
アクセスのより高速化を図るために、都分複雑にされ
る。
すなわち、アドレスカウンタCNT2は、後の説明から
明らかとなるように、データの書き込み動作において、
4ビット毎のデータ転送の開始とともに、歩進される。
言い換えると、アドレスカウンタCNT2は、読み出し
動作において、4ビット毎のデータの連続的な読み出し
が終了される前に歩進される。これによって、以前にメ
インアンプMA0ないしMA3に与えられた4ビットデ
ータの読み出しが終了される前に、新しいカラム系アド
レス信号が、アドレスカウンタCNT2内に準備され
る。
アドレスカウンタCNT2の歩進タイミングは、書き込
み動作において、読み出し動作時の歩進タイミングに対
し、変更される。すなわち、アドレスカウンタCNT2
は、データの書き込みにおいて、4ビット毎のデータの
連続的な書き込みが終了される毎に歩進される。データ
の書き込み動作において、アドレスカウンタCNT2の
歩進タイミングがこのように遅延された場合であって
も、高速連続アクセスが可能となる理由は、後で説明さ
れる。
アドレスカウンタCNT2で必要とされる歩進パルス
は、タイミング発生回路TGから出力される。タイミン
グ発生回路TGは、かかる歩進パルスを形成するため
に、その内部に、後で第4図に基づいて詳細に説明する
ような2ビットのバイナリカウンタCNT3を持つ。バ
イナリカウンタCNT3は、バイナリカウンタCNT1
と同期して歩進される。
なお、アドレスカウンタCNT2で必要とされる歩進パ
ルスは、カウンタCNT3が設けられなくても、例えば
次のようなアドレスカウンタCNT1を利用する構成に
よって、それを発生させることができる。
すなわち、例えば、アドレスカウンタCNT1ととも
に、内部相補アドレス信号axn及びaynが初期値としてセ
ットされるレジスタと、アドレスカウンタCNT1の出
力とかかるレジスタの出力とを受けるロジック回路とが
設けられる。かかるロジック回路は、アドレスカウンタ
CNT1の出力と上記レジスタの出力を比較する構成及
びアドレスカウンタCNT1の出力とレジスタの内容か
ら1だけ減算された値とを比較する構成とされる。レジ
スタにセットされたデータに対し1だけ減少された数の
データは、レジスタから出力される2ビットの比較的単
純な論理変換によって得ることができる。これによっ
て、上記ロジック回路は、アドレスカウンタCNT1の
4カウント動作毎に、歩進パルスを形成する。但し、こ
のようにする場合は、回路素子数の増加に注意する必要
がある。
上記アドレスカウンタCNT2によって形成された相補
アドレス信号cy0cyn-1は、マルチプレクサMPXの他
方の入力に供給される。特に制限されないが、アドレス
カウンタCNT1によって形成された相補アドレス信号
cyn及びcxnもまた、マルチプレクサMPXの他方の入力
に供給される。
マルチプレクサMPXは、その動作が、タイミング発生
回路TGから出力されるタイミング信号φmpxによって
制御される。タイミング信号φmpxは、メモリのアクセ
スの開始前及びメモリのアクセスが開始されたとき、言
い換えると、ロウアドレスストローブ信号▲▼が
ハイレベルに維持されているとき及びかかる信号▲
▼がロウレベルにされたとき、アドレスバッファR−
ADB及びC−ADBの出力ay0ないしayn及びaxnを選
択させるレベルにされる。タイミング信号φmpxは、ま
たロウアドレスストローブ信号RASとカラムアドレス
ストローブ信号▲▼との組み合せによってニブル
動作モードが指示されたとき、アドレスカウンタCNT
1及びCNT2の出力を選択されたレベルにされる。こ
れによって、マルチプレクサMPXは、相補アドレス信
ay0ないしayn及びaxncy0ないしcyn及びcxnとのうち
の一方に対応された相補アドレス信号my0ないしmyn及び
mxnをその出力端子に出力する。マルチプレクサMPX
を介して選択的に出力される相補アドレス信号my0myn
のうち、特定のビット、例えば最上位ビットmynを除い
た相補アドレス信号my0myn-1は、カラムアドレスデコ
ーダC−DCRに供給される。相補アドレス信号myn
mxnは、メインアンプMA0ないしMA3の動作を制
御するためのデコーダDECに供給される。
この実施例に従うと、マルチプレクサMPXは、メモリ
のアクセスが開始されてからアドレスカウンタCNT1
及びCNT2の出力が初期値にセットされるまでの遅延
時間を考慮することによって設けられている。すなわ
ち、メモリのアクセスが開始されたときにおいて、アド
レスバッファR−ADB及びC−ADBから出力される
内部相補アドレス信号は、アドレスカウンタCNT1及
びCNT2を介することなく、カラムアドレスデコーダ
C−DCR及びデコーダDECに供給される。その結
果、メモリの最初の動作の高速化が可能となる。
しかしながら、この実施例のメモリは、アドレスカウン
タCNT1及びCNT2の出力が直接にカラムアドレス
デコーダC−DCR及びデコーダDECに供給されても
動作する。このように変更された場合でも、最初の動作
を除く後の連続的なアクセス速度は、実質的に制限され
ない。それ故に、マルチプレクサMPXは、メモリのよ
り高速化を可能とする上で意味が有るが、本発明にとっ
て本質的に必要とされるものではない、と理解された
い。
カラムアドレスデコーダC−DCRは、その動作がタイ
ミング発生回路TGから発生されるデータ線選択タイミ
ング信号もしくはカラム選択タイミング信号φyによっ
て制御され、マルチプレクサMPXから供給される内部
相補アドレス信号my0ないしmyn-1をデコードする。これ
によって、カラムアドレスデコーダC−DCRは、タイ
ミング信号φyに同期してカラム選択信号を出力する。
カラム選択タイミング信号φyは、読み出し動作がメモ
リに指示されているなら、すなわちライトエネイブル信
号▲▼がハイレベルに維持されているなら、第6図
Hに示されているようにカラムアドレスストローブ信号
▲▼が最初にロウレベルにされたときからかかる
カラムアドレスストローブ信号▲▼がハイレベル
にされるまでの期間、及びアドレスカウンタCNT2が
歩進されてからカラムアドレスストローブ信号▲
▼によって決められるまでの期間ハイレベルにされる。
カラムスイッチC−SW1,C−SW2は、上記カラム
アドレスデコーダC−DCRによって形成された選択信
号を設け、メモリアレイM−ARY1及びメモリアレイ
M−ARY2における上記2組の相補データ線を対応す
る2組の共通相補データCD0,CD1及びCD2,C
D3にそれぞれ結合させる。
デコーダDECは、マルチプレクサMPXから供給され
る2ビットのアドレス信号axn及びaynをデコードするこ
とによって、4つのメインアンプMA0ないしMA3を
選択的に動作させるための制御信号を出力する。デコー
ダDECの具体的回路は、メインアンプMA0及び入出
力回路I/Oとともに、後で第3図にもとづいて詳細に
説明される。
上記共通相補データ線CD0〜CD3は、それぞれメイ
ンアンプMA0〜MA3の入力端子に結合されている。
これらのメインアンプMA0〜MA3は、後で第3図に
基づいて詳細に説明するように、ラッチ回路を含んでい
る。これらのメインアンプMA0〜MA3のラッチ出力
は、データ読み出しモードにおいてデコーダDECによ
り形成された選択信号と、カラムアドレスストローブ信
号▲▼とに同期されて時系列的に入出力回路I/
Oに含まれる共通のデータ出力回路に伝えられる。
入出力回路I/Oは、読み出しのためのデータ出力回路
と、書込みのためのデータ入力回路とにより構成され
る。ライトイネーブル信号▲▼のハイレベルによっ
て読み出し動作が指示されているなら、データ出力回路
は、所定のタイミングで動作状態にされる。これによっ
て、上記メインアンプMA0〜MA3の出力は、出力回
路によって増幅され、外部端子Doutへ送出される。ライ
トイネーブル信号▲▼のロウレベルによって書き込
み動作が指示されているなら、データ入力回路が所定の
タイミングで動作状態にされる。これによって、外部端
子Dinに供給されている入力データは、データ入力回路
及びメインアンプ内の後述するような信号選択回路(第
1図では省略されている)を介して共通相補データ線C
D0〜CD3の1つに転送される。
タイミング発生回路TGは、3つの外部制御信号▲
▼(ロウアドレスストローブ信号),▲▼(カ
ラムアドレスストローブ信号)及び▲▼(ライトイ
ネーブル信号)を受けて、メモリ動作に必要な上記各タ
イミング信号を形成する。また、タイミング発生回路T
Gは、前述のように2ビットのバイナリーカウンタ回路
CNT3を含んでいる。このカウンタ回路の計数出力
は、連続読み出し動作におけるカラム選択タイミング信
号φy,メインアンプ動作タイミング信号φma、及び上
記アドレスカウンタ回路CNT2に供給される歩進パル
スを形成するために利用される。
第2図には、メモリアレイM−ARY1,センスアンプ
SA1,プリチャージ回路PC1及びカラムスイッチ回
路C−SW1の具体的回路が示されている。
メモリアレイM−ARY1は、複数対のデータ線D0,
▲▼ないしDk,▲▼、複数のワード線W0な
いしW3及び複数のメモリセルM00ないしMk3を持
つ。メモリセルM00のように、各メモリセルは、スイ
ッチMOSFETQmとそれに直列接続されたMOSキャ
パシタCmとから構成されている。
各データ線と、それに交差されるダミーワード線DW0
及びDW1との間には、ダミーセルDS1ないしDS6
が設けられている。ダミーセルのそれぞれは、特に制限
されないが、MOSキャパシタから構成される。
センスアンプSA1は、図示のように、各データ線対に
一対一対応をもって設けられた単位回路USA0ないし
USAkと、パワースイッチMOSFETQ104及び
Q105から成る。各単位回路は、図示のように、Pチ
ャンネルMOSFETQ102,Q103、及びNチャ
ンネルMOSFETQ100,Q101から成る入出力
共通のCMOSラッチ回路から成る。
プリチャージ回路PC1は、複数の単位回路UPC0な
いしUPCkから成り、各単位回路は、対のデータ線間
に接続されたイコライズMOSFETQ106、及び各
データ線と電源端子Vccとの間に接続されたプリチャ
ージ用MOSFETQ107及びQ108から成る。
カラムスイッチ回路C−SW1は、それぞれカラム選択
信号YO,Yjによってスイッチ制御されるスイッチM
OSFETQ109ないしQ114から成る。
かかる回路の動作は、次のようになる。
先ず、メモリがアクセスされていないとき、すなわちロ
ウアドレスストローブ信号▲▼がハイレベルにさ
れているとき、センスアンプSA1の動作制御のための
タイミング信号φpa及び▲▼はそれぞれロウレベ
ル、ハイレベルにされ、プリチャージ回路の動作制御の
ためのタイミング信号φpcはハイレベルにされている。
これにより、センスアンプSA1は、それにおけるパワ
ースイッチMOSFETQ104及びQ105がオフ状
態にされているので非動作状態に置かれる。各データ線
は、プリチャージ回路PC1がタイミング信号φpcによ
って動作状態にされているので、ほぼ電源端子Vccに
等しいようなプリチャージレベルに置かれる。メモリが
アクセスされていないときは、またワード線W0ないし
W3は、非選択レベルすなわちロウレベルにされてい
る。ダミーワード線DW0及びDW1は、いずれもハイ
レベルの非選択レベルにされる。
メモリのアクセスが開始されたなら、言い換えるとロウ
アドレスストローブ信号▲▼がロウレベルにされ
たなら、それに同期して先ずタイミング信号φpcがロウ
レベルにされ、プリチャージ回路PC1が非動作状態に
される。プリチャージ回路PC1が非動作状態にされた
後に、ワード線選択タイミング信号φx(第1図)がハ
イレベルにされ、第1図のロウアドレスデコーダR−D
CR1が動作状態にされる。これに応答してワード線W
0ないしW3のうちの1つが選択レベルにされる。ワー
ド線が選択されることによってメモリセルのデータが、
これに対応されたデータ線に与えられる。例えばワード
線W0が選択されたなら、メモリセルM00,M10及
びMk0のデータが、データ線D0,D1及びDkに与
えられる。ダミーワード線DW0及びDW1は、ワード
線の選択タイミングと同期してその一方が選択レベルす
なわちロウレベルにされる。例えば上記のようにワード
線W0が選択されるなら、それに対応してダミーワード
線DW0が選択レベルにされる。その結果、それぞれ対
にされたデータ線、すなわち相補データ線の一方に、ダ
ミーセルによって参照電位が与えられる。特に制限され
ないが、参照電位が、メモリセルによってデータ線に与
えられるレベル振幅の中間の値を取るようにするため
に、及び集積回路製造上のばらつきによって生ずるメモ
リセルのキャパシタCmとダミーセルのキャパシタとの
相対的ばらつきをできるだけ小さくさせるために、ダミ
ーセルのキャパシタは、メモリセルのそれと実質的に同
じサイズにされ、ダミーワード線に与えられるレベル振
幅は、選択ワード線に与えられるそれに対して半分にさ
れる。
タイミング信号φpa及び▲▼は、ワード線及びダ
ミーワード線が選択された後、言い換えると、タイミン
グ信号φxがハイレベルにされた後に、それぞれハイレ
ベル、ロウレベルにされる。これによって、センスアン
プSA1は動作開始され、メモリセルから各データ線に
与えられたデータ信号は増幅される。
カラム選択信号Y0ないしYjは、予めロウレベルの非
選択レベルにされている。ロウアドレスストローブ信号
▲▼がロウレベルにされた後にカラムアドレスス
トローブ信号▲▼がロウレベルにされると、それ
から適当な遅延時間の後に、タイミング信号φyがハイ
レベルにされ、カラムアドレスデコーダC−DEC(第
1図)の動作が開始される。その結果、カラム選択信号
Y0ないしYjのうちの1つがハイレベルの選択レベル
にされ、カラムスイッチMOSFETがオン状態にされ
る。すなわち、複数の相補データ線のうちの2組の相補
データ線がカラムスイッチ回路C−SW1を介して共通
相補データ線▲▼ないし▲▼に結合される
ようになる。
第3図には、データの入力及び出力系の一実施例の回路
図が示されている。
代表として示された共通相補データ線CD0,▲
▼は、メインアンプMA0の入力端子に結合される。メ
インアンプMA0は、増幅回路AMP、ラッチ回路FF
及び出力選択回路SLとから構成される。
増幅回路AMPは、特に制限されないが、大きい利得を
持つように、2段の縦続接続された増幅回路1st及び
2ndから構成される。これによって、増幅回路AMP
は、共通相補データ線▲▼とCD0との間に与え
られるデータ信号が充分に大きいレベルに変化されてい
ないタイミングにおいても、充分なレベルの信号を出力
するようになる。これに応じて、メモリは、高速動作が
可能となる。
増幅回路1st及び2ndのそれぞれは、ノイズに対す
る感度を低下させるため、全差動増幅回路構成、すなわ
ち一対の相補入力端子とともに一対の相補出力端子を持
つ構成にされている。これらの回路のそれぞれは、また
それぞれの利得を増大させるために、カレントミラー負
荷を持つ一対の差動増幅回路から構成される。
すなわち、初段増幅回路1stにおいて、それを構成す
る一対の差動増幅回路のうちの一方は、図示されている
ように、Nチャンネル差動増幅MOSFETQ7,Q8
と、そのドレインと電源電圧Vccとの間に設けられた
Pチャンネル負荷MOSFETQ5,Q6及び上記差動
増幅MOSFETQ7,Q8の共通ソースと回路の接地
電位点との間に設けられたNチャンネル型のパワースイ
ッチMOSFETQ13とにより構成される。上記負荷
MOSFETQ5,Q6は、電流ミラー形態にされるこ
とによって、アクテイブ負荷回路を構成する。上記差動
増幅回路の他方は、上記類似のNチャンネル差動増幅M
OSFETQ11,Q12とPチャンネル負荷MOSF
ETQ9,Q10により構成され、上記差動増幅MOS
FETQ11,Q12の共通ソースは、上記一方の差動
増幅MOSFETQ7,Q8の共通ソースと共通化さ
れ、上記パワースイッチMOSFETQ13によりその
動作の制御が行われる。このMOSFETQ13のゲー
トには、メインアンプの動作タイミング信号φmaが供給
される。
上記一方の差動増幅回路における反転入力端子としての
NチャンネルMOSFETQ7のゲートと、他方の差動
増幅回路における非反転入力端子としてのNチャンネル
MOSFETQ11のゲートは、上記共通相補データ線
▲▼に結合されている。また、上記一方の差動増
幅回路における非反転入力端子としてのNチャンネルM
OSFETQ8のゲートと、他方の差動増幅回路におけ
る反転入力端子としてのNチャンネルMOSFETQ1
2のゲートは、上記共通相補データ線CD0に結合され
ている。
初段差動増幅回路1stの一対の出力信号は、特に制限
されないが、同図において点線で囲まれた回路のよう
に、上記類似の回路によって構成された第2段差動増幅
回路2ndの一対の入力端子に供給される。この第2段
差動増幅回路における各回路素子は、上記初段増幅回路
のそれと同様であるので、回路信号とその説明を省略す
る。
上記2段差動増幅回路2ndの一対の出力信号は、ラッ
チ回路FFに供給される。特に制限されないが、ラッチ
回路FFは、2つのナンド(NAND)ゲート回路G5,G6
から構成される。ナンドゲート回路G5及びG6の一方
の入力と出力とは交差結合されている。上記ナンドゲー
ト回路G5,G6の他方の入力には、上記第2段差動増
幅回路2ndの出力信号が供給される。上記ナンドゲー
ト回路G5,G6のそれぞれの他方の入力と電源電圧V
ccとの間には、上記メインアンプの動作タイミング信
号φmaを受けるPチャンネルMOSFETQ14,Q1
5がそれぞれ設けられている。ラッチ回路FFは、動作
タイミング信号φmaのハイレベルによって増幅回路AM
Pが動作状態にされ、かつ上記PチャンネルMOSFE
TQ14,Q15がオフ状態にされているなら、そのと
きの差動増幅回路2ndの増幅出力信号の取り込みを行
う。ラッチ回路FFは、また動作タイミング信号φmaの
ロウレベルによって上記増幅回路AMPが非動作状態に
されかつ上記PチャンネルMOSFETQ14,Q15
がオン状態にされているなら、それにおけるナンドゲー
ト回路G5,G6の他方の入力が電源電圧Vccのよう
なハイレベル(論理“1”)に強制されるので、上記取
り込んだ情報を保持する。
動作タイミング信号φmaは、第1図に示されたタイミン
グ発生回路TGから出力される。タイミング回路TGの
具体的構成は、後で第5図に基づいて説明される。
上記ラッチ回路FFの一対の出力信号は、出力選択回路
SLCを通して共通のデータ出力回路DOBの入力に伝
えられる。出力選択回路SLは2つの出力選択回路SL
C1及びSLC2からなる。上記ラッチ回路FFを構成
するナンドゲート回路G5の出力信号を受ける一方の出
力選択回路SLC1は、pチャンネルMOSFETQ1
7とNチャンネルMOSFETQ18により構成された
CMOSインバータ回路と、このCMOSインバータ回
路に電源電圧Vcc及び回路の接地電位を供給するため
のPチャンネルMOSFETQ16とNチャンネルMO
SFETQ19とから構成されている。MOSFETQ
16とQ19は、互いに逆相の信号によって駆動され、
そのスイッチ状態が互いに同じにされる。出力選択回路
SLC1は、それにおけるMOSFETQ16及びQ1
9がオン状態にされたなら、それに応じて動作状態にさ
れる。逆に、出力選択回路SLC1は、それにおけるM
OSFETQ16とQ19がオフ状態にされたなら非動
作状態にされその出力がハイインピーダンス状態にされ
る。上記ラッチ回路FFを構成するナンドゲート回路G
6の出力信号を受ける他方の出力選択回路SLC2は、
上記同様なCMOSインバータ回路を構成するPチャン
ネルMOSFETQ21,NチャンネルMOSFETQ
22及びそれらのMOSFETに動作電圧を供給するP
チャンネルMOSFETQ20,NチャンネルMOSF
ETQ23により構成されている。出力選択回路SLC
2の出力は、上記MOSFETQ20とQ23がオフ状
態にされると、ハイインピーダンス状態にされる。
メインアンプMA0における出力選択回路SLC1及び
SLC2の出力端子は、第1図のメインアンプMA1な
いしMA3における出力選択回路のそれとともに、出力
回路DOBの一対の入力線▲▼及びCD5にそれ
ぞれ共通接続されている。入力線▲▼及びCD5
は、メインアンプMA0ないしMA3の共通の出力ライ
ンを構成しているとみなされても良い。
以上構成のメインアンプMA0は、その動作が、タイミ
ング信号φma及びデコーダDECの出力信号によって制
御される。
すなわち、メインアンプMA0における増幅回路AMP
及びラッチ回路FFは、前述のように、動作タイミング
信号φmaによってそれぞれの動作が制御される。
出力選択回路SLCは、デコーダDECの出力信号によ
ってその動作が制御される。デコーダDECは、各メイ
ンアンプに一対一対応される単位回路を持つ。デコーダ
DECにおける各単位回路は、マルチプレクサMPXか
ら供給される2ビットの相補アドレス信号mxn及びmyn
互いに異なる組み合せをデコードするように構成され
る。
デコーダDECの、メインアンプMA0に対応される単
位回路は、第3図に示されているように、それぞれ負レ
ベルのアドレス信号▲▼及び▲▼が供給さ
れるナンドゲート回路G2及びG4から構成される。ナ
ンドゲート回路G2は、後で説明する入力選択回路SL
C3に対応され、ナンドゲート回路G4は出力選択回路
SLCに対応される。なお、デコーダDECのメインア
ンプMA0に対応される単位回路は、ナンドゲート回路
G2,G4、ノアゲート回路G1及びG7から構成され
ているとみなされて良い。この場合、ナンドゲート回路
G12は、デコーダDECにおける共通回路を構成して
いるとみなされる。すなわち、ナンドゲート回路G12
の出力は、メインアンプMA1ないしMA3のそれぞれ
に対応されるノアゲート回路G7のそれぞれに供給され
る。
ナンドゲート回路G4の出力は、アドレス信号▲
▼と▲▼が共にハイレベルにされているなら、そ
れに応じてロウレベルの選択レベルにされる。この出力
信号は、出力選択回路SLの動作タイミング信号を形成
するノアゲート回路G7の一方の入力に供給される。こ
のノアゲート回路G7の他方の入力には、カラムアドレ
スストローブ信号▲▼に同期して形成される内部
制御信号C1と、センスアンプの動作タイミング信号φ
paに基づいて形成されるロウ系のタイミング信号RG2
とを受けるナンドゲート回路G12の出力▲▼が供
給される。このノアゲート回路G7の出力は、一方にお
いてCMOSインバータ回路IV3によって反転された
上で、出力選択回路SLのPチャンネルMOSFETQ
16,Q20のゲートに供給される。上記ノアゲート回
路G7の出力は、他方において出力選択回路SLCのN
チャンネルMOSFETQ19,Q23のゲートに直接
に供給される。上記ナンドゲート回路G12の出力▲
▼は、図示しないインバータ回路によって反転され、
データ出力回路DOBの入力ライン▲▼及びCD
5に設けられたPチャンネルMOSFETQ24,Q2
5のゲートに供給される。
入力ライン▲▼及びCD5のレベルは、次のよう
にされる。
すなわち、デコーダDECにおける共通回路であるナン
ドゲート回路G12の出力▲▼は、メモリのアクセ
ス開始前及びロウアドレスストローブ信号▲▼に
よるメモリのアクセス開始の直後において、タイミング
信号RG2及びC1の少なくとも一方のロウレベルによ
って、ハイレベルにされている。メインアンプMA0な
いしMA3のそれぞれにおける出力選択回路は、信号▲
▼のハイレベルに応答して、相補アドレス信号mxn
及びmynにかかわらずに、高出力インピーダンス状態に
される。MOSFETQ24及びQ25は、信号▲
▼に対し反転されたレベルの信号DSによって、オン状
態にされている。従って、ライン▲▼及びCD5
は、その両方がいわばリセットレベルのハイレベルにさ
れている。
ナンドゲート回路G12の出力信号▲▼は、タイミ
ング信号RG2及びC1によって決定されるタイミン
グ、言い換えると、第1図のセンスアンプSA1及びS
A2が動作されかつカラムスイッチ回路C−SW1及び
C−SW2が動作された後の適当なタイミングにおいて
ロウレベルにされる。MOSFETQ24及びQ25
は、信号▲▼のロウレベルに応答してオフ状態にさ
れる。信号▲▼がロウレベルにされると、ライン▲
▼及びCD5に結合された複数の出力選択回路の
うちの相補アドレス信号mxn及びmynに対応された1つが
動作状態にされる。その結果、ライン▲▼及びC
D5のレベルは、動作状態にされた出力選択回路によっ
て決定されるようになる。
第1図の入出力回路I/Oにおけるデータ出力回路DO
Bは、その具体例が第3図に示されている。
データ出力回路DOBは、特に制限されないが、トライ
ステート回路から構成される。
すなわち、データ出力回路DOBは、上記メインアンプ
MA0を構成するラッチ回路FFと類似のナンドゲート
回路G8,G9により構成されたラッチ回路からなる初
段回路を持つ。ラッチ回路は、メインアンプMA0ない
しMA3から入力ライン▲▼及びCD5に供給さ
れるデータ信号を取り込む。ラッチ回路は、また、入力
ライン▲▼及びCD5がリセットレベルにされて
いるなら、以前のデータ信号を保持する。
このラッチ回路の出力信号は、それぞれナンドゲート回
路G10とCMOSインバータ回路IV5及びナンドゲ
ート回路G11とCMOSインバータ回路IV6を介し
てプッシュプル形態のNチャンネル出力MOSFETQ
26及びNチャンネル出力MOSFETQ27のゲート
に伝えられる。上記ナンドゲート回路G10,G11の
他方の入力には、動作タイミング信号DOEが供給され
る。
動作タイミング信号DOEは、ロウアドレスストローブ
信号▲▼,カラムアドレスストローブ信号▲
▼及びライトイネイブル信号▲▼に応答され、後
で説明するような出力タイミングにおいてハイレベルに
される。
今、タイミング信号DOEがハイレベル(論理“1”)
なら、これに応じてナンドゲート回路G10,G11が
開かれる。これに応じて、初段回路から出力されている
信号は、これらゲート回路G10,G11,CMOSイ
ンバータ回路IV5,IV6及び出力MOSFETQ2
6,Q27を介して外部端子Doutへ送出される。上記タ
イミング信号DOEが回路の接地電位のようなロウレベ
ルなら、ノアゲート回路G10,G11の出力は共にハ
イレベルになる。これに応じてインバータ回路IV5,
IV6の出力は共にロウレベルにされ、出力MOSFE
TQ26とQ27は共にオフ状態にされる。その結果、
出力はハイインピーダンス状態にされる。なお、この実
施例に従うと、上記外部出力端子Doutは、後述するデー
タ入力回路DIBの入力端子が結合される外部入力端子
Dinに対し独立にされているが、必要なら外部入力端子D
inと共に1つの共通の外部端子とされてもよい。
データ出力回路DOBとともに第1図の入出力回路I/
Oを構成するデータ入力回路DIBは、外部入力端子D
inに供給された書き込みデータ信号に応答してそれと同
相の書き込み信号と逆相の書き込み信号、すなわち相補
信号、を共通書き込み線▲▼及びCD6に出力す
る。共通書き込み線▲▼及びCD6は、第3図に
示されたメインアンプMA0だけでなく、第1図に示さ
れたメインアンプMA1ないしMA3にも結合される。
メインアンプMA0は、第3図に示されたように、共通
書き込み線▲▼と共通データ線▲▼との
間、及び共通書き込み線CD6と共通データ線CD0と
の間にそれぞれ設けられたデータ書き込み用のNチャン
ネル伝送ゲートMOSFETQ1及びQ2を持つ。メイ
ンアンプMA0は、また、特に制限されないが、共通デ
ータ線▲▼及びCD0と電源端子Vccとの間に
設けられたNチャンネル負荷MOSFETQ3,Q4を
持つ。負荷MOSFETQ3及びQ4は、比較的小さな
コンダクタンスを持つようにされる。
上記データ入力回路DIBの出力信号を伝える伝送ゲー
トMOSFETQ1,Q2のゲートには、次のノアゲー
ト回路G1とナンドゲート回路G2とにより構成された
デコーダDECの出力選択信号が供給される。ナンドゲ
ート回路G2の入力には上記同様なアドレス信号▲
▼,▲▼と書き込み制御信号WYPが供給され
る。このナンドゲート回路G2の出力は、ノアゲート回
路G1の1つの入力に供給される。このノアゲート回路
G1の他方の入力には、反転の内部カラムアドレススト
ローブ信号1が供給される。特に制限されないが、タ
イミング発生回路TGから出力される書き込み制御信号
WYPは、外部から供給されるライトイエネイブル信号
WEに対し、逆相にされる。かつ相補アドレス信号mxn
及びmynがメインアンプMA0を指示するレベルにされ
たなら、すなわちアドレス信号▲▼,▲▼
が共にハイレベルにされたなら、ナンドゲート回路G2
の出力は、それに応じてロウレベルにされる。ノアゲー
ト回路G1の出力は、カラムアドレスストローブ信号▲
▼と同相で変化する内部カラム系タイミング信号
1がロウレベルにされるとそれに応じてハイレベルに
され、伝送ゲートMOSFETQ1,Q2は、ノアゲー
ト回路G1のハイレベル出力に応じてオン状態にされ
る。その結果として、外部入力端子Dinから供給された
書き込み信号が共通相補データ線CD0,▲▼に
伝えられる。なお、読み出し動作においては、制御信号
WYPがロウレベルにされるので、ナンドゲート回路G
2の出力は、アドレス信号▲▼及び▲▼の
状態にかかわらずにハイレベルにされる。これにより、
ノアゲート回路G1の出力がロウレベルにされるため、
上記伝送ゲートMOSFETQ1,Q2はオフ状態にさ
れる。
上記ノアゲート回路G1の出力は、CMOSインバータ
回路IV1により反転されてNチャンネルMOSFET
Q3,Q4のゲートに伝えられる。したがって、上記書
き込み動作以外の時に、これらのMOSFETQ3,Q
4はオン状態にされ、共通相補データ線CD0,▲
▼0に実質的に一定のバイアスレベルを与える。このよ
うなMOSFETQ3,Q4のオン状態によって、読み
出し動作等において共通相補データ線CD0,▲▼
0の信号振幅が実質的に制限されるから、メモリセルか
らの読み出し信号に対して高速に応答させることができ
る。
第4図には、タイミング発生回路TGに含まれる2ビッ
トのバイナリーカウンタの一実施例の回路図が示されて
いる。なお、特に制限されないが、前記アドレスカウン
タCOUNTもこの実施例回路と類似の回路によって構
成することができる。
2ビットのバイナリーカウンタを構成する初段回路FF
0は、同図に点線で囲まれた次の各回路により構成され
ており、リセット入力端子T1,歩進パルス入力端子T
2,カウント動作制御端子T3,キャリー入力端子T
4,キャリー出力端子T5、及び計数値出力端子T6及
びT7を持っている。CMOSインバータ回路IV11
は、その出力信号が帰還用のCMOSインバータ回路I
V10を介してその入力に帰還される。これによりCM
OSインバータ回路IV11とIV10は、マスターフ
リップフロップを構成する。特に制限されないが、イン
バータ回路IV10は、MOSFETQ30を介してイ
ンバータ回路IV11の入力に供給される信号レベルが
制御されないようにするために、比較的小さい相互コン
ダクタンスを持つPチャンネルMOSFETとNチャン
ネルMOSFETから構成される。上記類似のCMOS
インバータ回路IV13とIV12によりスレーブフリ
ップフロップが構成される。上記マスターフリップフロ
ップの出力であるCMOSインバータ回路IV11の出
力信号は、Nチャンネル伝送ゲートMOSFETQ32
を介してスレーブフリップフロップの入力であるCMO
Sインバータ回路IV13の入力に伝えられる。このス
レーブフリップフロップの出力であるCMOSインバー
タ回路IV13のCMOS信号は、CMOSインバータ
回路IV14とPチャンネル伝送ゲートMOSFETQ
30を介してマスターフリップフロップの入力であるC
MOSインバータ回路IV11の入力に帰還される。上
記マスターフリップフロップの入力であるCMOSイン
バータ回路IV11の入力と回路の接地電位点との間に
は、リセット用のNチャンネルMOSFETQ31が設
けられている。なお、カウンタFF0を上記アドレスカ
ウンタCOUNTとして使用する場合、伝送ゲートMO
SFETQ31を介して入力アドレス信号が供給され
る。
上記伝送ゲートMOSFETQ30とQ32のゲートに
は、ナンドゲート回路G20の出力信号が供給される。
このナンドゲート回路G20の1つの入力すなわち歩進
パルスもしくはクロック入力端子T2には、上記カラム
系タイミング信号1が供給され、1つの入力端子すな
わち動作制御端子T3にはロウ系タイミング信号R1が
供給される。ナンドゲート回路G20の残りの1つの入
力端子すなわちキャリー入力端子T4は、回路FF0が
カウンタCNT3の初段回路であるので電源電圧Vcc
に等しいようなハイレベルに維持される。このキャリー
端子T4のハイレベル信号とスレーブフリップフロップ
の出力信号とは、ナンドゲート回路G21に供給され
る。このナンドゲート回路G21の出力はCMOSイン
バータ回路IV18及び出力端子T4を介して反転さ
れ、次段の回路FF1のキャリー入力端子へ送出され
る。回路FF0における上記マスターフリップフロップ
の出力は、特に制限されないが、直列形態のCMOSイ
ンバータ回路IV15〜IV17を介して計数出力とし
て送出される。すなわち、CMOSインバータ回路IV
16の出力から反転の計数出力0が、CMOSインバ
ータ回路IV17の出力から非反転の計数出力s1が形
成される。
次段回路FF1は、上記初段回路FF0と同一の回路に
より構成される。ただし、それにおけるキャリー入力端
子には、上記初段回路FF0により形成されたキャリー
信号ca0が供給される。
タイミング発生回路TGは、この2ビットのバイナリー
カウンタ回路の計数出力s0,0及びs1,1の組
み合せにより、前述し、また後述するような拡張ニブル
モードにおけるメインアンプのタイミング信号φmaは、
データ線選択タイミング信号φy等を形成する。
第5図には、上記タイミング発生回路TGに含まれるメ
インアンプの動作タイミング信号φmaとデータ線選択タ
イミング信号φyを形成するタイミング発生回路の回路
図が示されている。
上記ロウ系のタイミング信号RG2と第4図に示したバ
イナリーカウンタCNT3によって形成された計数出力
信号0,1とは、ナンドゲート回路G22の入力に
供給される。このナンドゲート回路G22の出力は、前
記書き込み信号WYPとともにノアゲート回路G25に
入力される。ノアゲート回路G25の出力は、複数段の
継続接続された遅延回路としてのCMOSインバータ回
路IV23〜IV26に供給される。これに応じて、カ
ラム選択タイミング信号φyに対して適当にタイミング
調整されたメインアンプの動作タイミング信号φmaがC
MOSインバータ回路IV26から出力される。
また、上記バイナリーカウンタの計数出力信号s0,s
1と前記書き込み制御信号WYPとは、ナンドゲート回
路G23の入力に供給される。このナンドゲート回路G
23の出力は、CMOSインバータ回路IV21によっ
て反転され、上記ノアゲートG25の出力とともにノア
ゲート回路G24の入力に供給される。このノアゲート
回路G24の出力信号は、CMOSインバータ回路IV
22を介して反転され、データ線選択タイミング信号φ
yとして送出される。
次に、第6図に示したタイミング図を参照して、動作の
読み出し動作の一例を説明する。
ロウアドレスストローブ信号▲▼が第6図Aに示
されたようにロウレベルにされると、それに応じてタイ
ミング信号φcr(図示しない)がハイレベルにされ
る。ロウアドレスバッファR−ADBは、タイミング信
号φcrがハイレベルにされると、それに応じて、外部
端子から供給されているロウアドレス信号を取り込む。
上記アドレス信号のうち、最上位ビットのアドレス信号
axnは、前述のように、アドレスカウンタCOUNTに
含まれる2ビットのバイナリーアドレスカウンタCNT
1に初期値として取り込まれる。ロウアドレスデコーダ
R−DCR1,R−DCR2は、上記ロウアドレスバッ
ファR−ADBに取り込まれたアドレス信号のうちの残
りのアドレス信号ax0axn-1とワード線選択タイミング
信号φyとに応答してメモリアレイM−ARY1,M−
ARY2におけるワード線とダミーワード線の選択動作
を行う。次に、タイミング信号φpa及び▲▼が
発生されることによってセンスアンプSAが動作状態に
され、メモリセルからの読み出されたデータ信号が増幅
される(図示せず)。センスアンプの動作タイミングに
同期してロウ系のタイミング信号RG2はハイレベルに
立ち上がる。
なお、上記第4図に示した2ビットのバイナリーカウン
タCNT3に供給される信号▲▼は、予めのチップ
非選択期間におけるロウアドレス信号▲▼のハイ
レベルに応答してハイレベルにされている。従って、カ
ウンタCNT3はチップ非選択期間において、予めリセ
ット状態にされ、その計数出力s0とs1はともにロウ
レベル(したがって、0と1はハイレベル)にされ
ている。
次に、カラムアドレスストローブ信号▲▼がロウ
レベルにされると、それに応じてタイミング信号φcc
(図示しない)がハイレベルにされ、上記外部端子から
供給されたカラムアドレス信号が、カラムアドレスバッ
ファC−ADBに取り込まれる。前述のように、タイミ
ング信号φccは、アドレスカウンタCOUNTの初期
値設定制御信号とされる。従って、タイミング信号φc
cが発生されると、ロウアドレスバッファR−ADBか
ら予め出されているアドレス信号axn及びカラムアドレ
スバッファC−ADBから出力されるアドレス信号ay0
aynは、アドレスカウンタCOUNTに初期値として
保持される。
マルチプレクサMPXの動作制御のためのタイミング信
号φmpx(図示しない)は、前述のようにカラムアドレ
スストローブ信号▲▼の最初のロウレベルへの変
化に応答されずに、ロウレベルに維持される。タイミン
グ信号φmpxがロウレベルにされていることによって、
カラムアドレスバッファC−ADBに取り込まれたアド
レス信号ay0ayn及びロウアドレスバッファR−ADB
に取り込まれたアドレス信号axnは、マルチプレクサM
PXを介してカラムアドレスデコーダC−DCR及びメ
インアンプのデコーダDECに供給される。
データ線選択タイミング信号φy及びメインアンプの動
作タイミング信号φmaは、前述の回路(第5図)によ
って、同期してハイレベルにされる。
すなわち、カラムアドレスストローブ信号▲▼が
ロウレベルにされた後に最初に形成されるタイミング信
号φmaは、上記バイナリーカウンタCNT3が上記の
ようにリセットされているから、上記ロウ系のタイミン
グ信号RG2のハイレベルに同期してハイレベルにされ
る。データ線選択タイミング信号φyは、上記バイナリ
ーカウンタの計数出力s0,s1がいずれもロウレベル
にされているから、上記第5図に示した回路により、上
記最初のタイミンク信号φmaに同期して発生させられ
る。上記タイミング信号φyにより、カラムスイッチ回
路C−SW1及びC−SW2が動作され、メモリセルか
ら読み出されたデータ信号が共通相補データ線▲
▼ないしCD3に与えられる。タイミング信号φmaに
より4個のメインアンプMA0〜MA3が一斉に動作状
態にされる。すなわち共通相補データ線CD0,▲
▼〜CD3,▲▼に現れたメモリセルからの読
み出しデータ信号が増幅される。
メインアンプMA0〜MA3によって増幅されたデータ
信号は次のようにして外部端子Doutへ転送される。
すなわち、予めアドレスバッファR−ADB及びC−A
DBに取り込まれたアドレス信号axmaynがハイレベル
なら、メインアンプMA0の出力が次のようにして最初
に選択される。すなわち、タイミング信号▲▼(図
示せず)は、ロウ系タイミング信号C1の最初のハイレ
ベル期間(ロウアドレスストローブ信号▲▼が最
初にロウレベルにされた期間0)において、上記ロウ系
のタイミング信号RG2が発生された後にロウレベルに
される。タイミング信号▲▼がロウレベルにされる
ことにより、第3図のノアゲート回路G7の出力がハイ
レベルにされ、NチャンネルMOSFETQ19,Q2
3とCMOSインバータ回路IV3により反転されたハ
イレベルによりPチャンネルMOSFETQ16,Q2
0が共にオン状態にされる。これに応じてラッチ回路F
Fの出力がデータ出力回路DOBに入力ライン▲
▼及びCD5に供給され、最初のデータ信号D0がタイ
ミング信号DOEに従って外部端子Doutへ送出される。
次に、カラムアドレスストローブ信号▲▼がハイ
レベルにされると、これに応じて内部信号C1が第6図
Cに示されたようにロウレベルに変化される。したがっ
て、第4図に示したバイナリーカウンタCNT3に供給
される反転の内部信号1はハイレベルとなり、これに
応じてNチャンネルMOSFETQ32がオフ状態にさ
れ、NチャンネルMOSFETQ30がオン状態にされ
る。これにより、スレーブ側の出力信号がCMOSイン
バータ回路IV14によって反転されてマスター側に帰
還される。その結果、計数出力s0がハイレベルに変化
される。このような計数動作による出力s0の変化によ
って、上記メインアンプの動作タイミング信号φmaと
データ線選択タイミング信号φyはロウレベルにされ
る。これによりメインアンプMA0〜MA3は非動作状
態にされ、カラムスイッチ回路C−SW1及びC−SW
2はオフ状態にされる。しかしながら、メインアンプM
A0〜MA3に含まれるラッチ回路FFは、それぞれに
おけるPチャンネルMOSFETQ14,Q15等が上
記タイミング信号φmaのロウレベルよってオン状態にさ
れるので、上記取り込んだ記憶情報を保持している。
この実施例に従うと、前述のように、ロウアドレススト
ローブ信号▲▼がロウレベルの状態で、カラムア
ドレスストローブ信号▲▼がハイレベルにされる
と、ニブルモードとみなして、マルチプレクサMPXを
自動的にアドレスカウンタCOUNT側に切り換えるよ
うに構成される。マルチプレクサMPXの動作制御のた
めのタイミング信号φmpxは、ロウアドレスストローブ
信号▲▼のハイレベルによりリセットされ、上記
のような条件でセットされるラッチ回路によって形成す
ることができる。なお、このような内部論理回路に代え
て、上記マルチプレクサMPXの切り換え制御が外部か
ら供給する所定の制御信号により行われるようにされて
もよい。
アドレスカウンタCNT1へ、内部信号C1がロウレベ
ルにされると、それに応じてその内容が歩進される。す
なわち、アドレス信号cyncxnに従って出力選択回路が
制御され、上記ラッチ回路FFに保持された4ビットの
データ信号D0〜D3が連続的に読み出される。このよ
うな動作は、実質的に従来のニブルモードと同様であ
る。
バイナリーカウンタの計数出力s0とs1が共にハイレ
ベルにされる第4ビット目のデータ信号D3を出力させ
るときに、アドレス信号cy0cyn-1を形成するアドレス
カウンタCNT2は、前述のように、カウンタCNT3
の出力s0とs1の同時のハイレベルに応答して1だけ
歩進される。それとともに、データ線選択タイミング信
号φyは、第6図Hに示されたように再びハイレベルに
される。これに応じてカラムアドレスデコーダC−DC
Rがタイミング信号φyに同期して次のカラムアドレス
yi+1の選択信号を形成するので、カラムスイッチの
切り換えが行われる。
次に、第6図Cに示された期間3の後にカラムアドレス
ストローブ信号▲▼が再びハイレベルに変化され
ると、バイナリーカウンタCNT3の計数出力が再び初
期値にされる。これに応じてメインアンプの動作タイミ
ング信号φmaが再び発生され、上記既に切り換えられ
たデータ線からの読み出しデータ信号の増幅動作及びラ
ッチ回路FFの取り込み及び出力選択回路の切り換え動
作が行われる。カラムアドレスストローブ信号▲
▼が再びロウレベル(期間4)にされると、それに応じ
て複数の出力選択回路の1つが動作状態にされ、5ビッ
ト目のデータ信号D4が外部端子Doutに出力される。以
下同様にして第6ビット目から第8ビット目のデータ信
号D5〜D7を得ることができる。この場合、上記第5
ビットの目の読み出しデータ信号D4は、カラム選択動
作が既に行われていることにより、単にメインアンプの
増幅動作に要する時間しか遅れないから、極めて高速に
出力させることができる。
以下同様にして、カラムアドレスストローブ信号▲
▼に同期して、連続的にデータの高速読み出しを行う
ことができる。
なお、ロウアドレスストローブ信号▲▼をハイレ
ベルにすることによって、全ての回路がリセットされ
る。したがって、1ビットの単位でデータの読み出しを
行う場合、1ビットのデータ信号を読み出した後に、ロ
ウアドレスストローブ信号▲▼とカラムアドレス
ストローブ信号▲▼がハイレベルにされればよ
い。
第7図には、書き込み動作の一例のタイミング図が示さ
れている。
書き込み動作においては、ライトイネーブル信号▲
▼のロウレベルによって、内部制御信号WYPがハイレ
ベルにされる。したがべて、書き込み動作の時には、デ
ータ線選択タイミング信号φyが発生され、メインアン
プの動作タイミング信号φmaは、発生されない。これ
により、第3図に示したデータ入力回路DIBの入力に
カラムアドレスストローブ信号▲▼に同期させて
時系列的に供給された書き込みデータは、それと同期し
て上記読み出し動作の場合と同様に形成されたアドレス
カウンタの出力によって切り換えられる伝送ゲートMO
SFETQ1,Q2を介して各共通相補データ線に伝え
られることによって、連続的な書き込み動作を行うこと
ができる。この場合には、4ビット毎にカラムアドレス
の切り換えを行うものであるが、書き込み動作にあって
は、フルスイング(5Vと0V)の書き込み信号を共通
相補データ線、カラムスイッチMOSFET及びデータ
線を通してメモリセルに伝えるものであるので、極めて
高速に書き込みを行うことができる。したがって、カラ
ム切り換え動作を予め行うことなく、上記のような連続
的な書き込み動作を読み出し動作と同じ動作サイクルで
行うことができる。
なお、第7図に示したタイミング図においては、ロウ系
のタイミング信号RAS等は前記第6図と同様であるの
で、省略されている。
〔効果〕
(1) パラレルに読み出した信号をラッチ回路に保持さ
せておいて、それをアドレスストローブ信号に同期させ
てシリアルに送出させるとき、保持情報の全ビットをシ
リアルに出力させる前に内部に設けたカウンタ回路によ
り形成したタイミング信号によりカラムアドレス信号の
歩進動作と、データ線の選択動作の切り換えを行うこと
によって、高速に連続的なニブル読み出し動作を実現で
きるという効果が得られる。
(2) 上記連続的な読み出し動作は、内蔵のカウンタに
よってタイミング信号及びアドレス信号を形成するもの
であるので、外部からは初期アドレス信号とクロックと
してのカラムアドレスストローブ信号を供給するのみで
良いから、極めて簡便に高速の連続読み出しを行うこと
ができるという効果が得られる。
(3) 上記(1),(2)により、1つのワード線に設けられ
たメモリセルの全ての読み出し動作を簡単に、かつ高速
に行うことができるから、画像処理用の画素データの記
憶装置に適したダイナミック型RAMを得ることができ
るという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、メモリアレイ
は、上記2つのメモリアレイに分割するものの他、4分
割して各マット毎に前記のような書き込み/読み出し動
作を実現する入出力回路を設けるものであってもよい。
また、上記複数ビットは、4ビットの他8対の共通相補
データ線に対して8対の入出力回路を設けて、8ビット
づつのデータを連続的に書き込み又読み出すようにする
もの等であってもよい。
更に、カラムデコーダに供給するアドレス信号は全て外
部端子から供給するものであってもよい。例えば、第5
図に示したタイミング図において、4ビット目のデータ
読み出しのためのカラムアドレスストローブ信号▲
▼(3)に同期して、外部から次に選択すべきデータ線
を指示するアドレス信号を供給するものであってもよ
い。この場合には、任意のアドレス指定によって連続的
なニブルモードを行わせることができる。
また、各回路の具体的回路は種々の実施形態を取ること
ができるものである。
〔利用分野〕
この発明は、ダイナミック型RAMに広く利用できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す内部構成ブロック
図、 第2図は、センスアンプ,プリチャージ回路,メモリア
レイ及びカラムスイッチ回路の具体的回路図、 第3図は、メインアンプ及び入出力回路の具体的な回路
図、 第4図は、カウンタの回路図、 第5図は、タイミング発生回路の一部の回路の回路図、 第6図及び第7図は、第1図の実施例の動作を説明する
ためのタイミング図である。 M−ARY1,M−ARY2……メモリアレイ、SA
1,SA2……センスアンプ、R−ADB……ロウアド
レスバッファ、C−SW1,C−SW2……カラムスイ
ッチ、C−ADB……カラムアドレスバッファ、R−D
CR1,R−DCR2……ロウデコーダ、C−DCR…
…カラムデコーダ、DEC……デコーダ、COUNT…
…アドレスカウンタ、MA0〜MA3……メインアン
プ、TG……タイミング発生回路、I/O……入出力回
路、FF……ラッチ回路、DOB……データ出力回路、
DIB……データ入力回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の共通データ線に読み出された信号を
    それぞれ増幅して保持する複数のメインアンプと、カラ
    ムアドレスストローブ信号の変化に応答して上記複数の
    メインアンプの出力信号を時系列的に出力させる選択信
    号を形成する第1のカウンタ又はレジスタを含むメイン
    アンプ制御回路と、外部から供給されるアドレス信号を
    取り込むカラムアドレスバッファと、このカラムアドレ
    スバッファの出力信号のうち、上記メインアンプの選択
    動作に用いられるアドレス信号を除くアドレス信号を初
    期値として取り込む第2のカウンタと、上記第2のカウ
    ンタの出力と、かかる第2のカウンタの出力に対応した
    上記カラムアドレスバッファの出力信号とを選択的にカ
    ラムデコーダに伝えるマルチプレクサとを備え、外部か
    ら供給される信号により上記メインアンプからの時系列
    的な読み出し動作とされたとき、上記マルチプレクサを
    第2のカウンタ側に切り替えて、上記メインアンプの全
    ての出力信号が出力される前に、上記第2のカウンタの
    歩進動作を行わせて、カラム系のアドレス切り替えを行
    うようにしたことを特徴とするダイナミック型RAM。
  2. 【請求項2】上記メインアンプ制御回路の第1のアドレ
    スカウンタ又はレジスタには、上記複数のメインアンプ
    の1つを選択するために外部端子から供給されるアドレ
    ス信号が初期値として取り込まれるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のダイナミック型R
    AM。
  3. 【請求項3】外部から供給される信号により書き込み動
    作が指示されたときには、第1のカウンタ又はレジスタ
    により上記複数の共通データ線に対して書き込み信号が
    供給された後のカラムアドレスストローブ信号の変化に
    より第2のカウンタの歩進動作を行わせるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1又は第2項記載のダ
    イナミック型RAM。
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