JPH0652589U - 棚装置における仕切り体 - Google Patents

棚装置における仕切り体

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JPH0652589U
JPH0652589U JP9387992U JP9387992U JPH0652589U JP H0652589 U JPH0652589 U JP H0652589U JP 9387992 U JP9387992 U JP 9387992U JP 9387992 U JP9387992 U JP 9387992U JP H0652589 U JPH0652589 U JP H0652589U
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ribs
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常樹治 熊谷
徳幸 大藤
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚装置における仕切り体を、棚装置内への物
品の挿入の容易性を損なうことなく強度を向上し、且
つ、物品の取り出しを容易にする。 【構成】 仕切り体3に、平断面台形状又は円弧状のリ
ブ4を折り曲げ形成する。リブ4の存在によって仕切り
体の曲げ強度が向上し、また、物品12の前端部と仕切
り体3の前端部との間に隙間13を形成できるので、物
品12を容易に摘んで取り出すことができ、且つ、物品
12を収納部内に挿入することがリブ4の前面4aでガ
イドされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、書類や書籍等の物品を収納する棚装置において、収納部を左右に仕 切るための仕切り体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
棚装置の内部を仕切るための仕切り体は、従来は、金属板にてフラットな状態 に形成されており、このフラットな状態の仕切り体の上端と下端とに、棚板に穿 設した係合孔に嵌まる係止片を設けることにより、仕切り体を収納部内に立設す るようにしている(例えば、実公平3−28005号参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように仕切り体をフラットな状態に形成したに過ぎないものでは 、曲げ強度が小さいため、重い物品を仕切り体に立て掛けると、撓んだり曲がり 変形してしまったりすると言う問題があった。 また、収納部内に隙間なく物品を収納した場合、物品の側面が仕切り体の全面 にわたって密着した状態になるため、物品を指で掴みにくく、物品の取り出しが 厄介であると言う問題もあった。
【0004】 本考案は、これらの問題を解消した仕切り体を提供することを目的とするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、前向きに開口した収納部内に、仕切り体を 、平面視で奥行き方向に延びるようにして立設して成る棚装置において、前記仕 切り体の適宜部位に、当該仕切り体を折り曲げることにより、平断面台形状又は 円弧状のリブを上下方向に延びるように形成する構成にした。
【0006】
【考案の作用・効果】
このように構成すると、リブが上下方向に延びていることにより、仕切り体の 曲げ強度が格段に向上するから、重い物品を仕切り体に立て掛けた場合であって も、仕切り体が撓んだり曲がり変形してしまったりすることを確実に防止するこ とができる。
【0007】 また、物品を収納部内に隙間のない状態で収納した場合、物品の側面はリブの 先端面に接当することになり、仕切り体のうちリブ以外の部位と物品の側面との 間に隙間ができるから、物品の前端部を指で摘むことが容易となって、物品の取 り出しを至極容易にできる効果も有する。 更に、リブが平断面大径状又は円弧状であることにより、物品を仕切り体に沿 わせた状態で収納部内に挿入するに際して、収納部内への物品の挿入がリブの前 面でガイドされることになるから、物品はリブにつかえることなくスームスに収 納部内に押し込まれることになり、従って、収納部内への物品の挿入の容易性が 損なわれることもないのである。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図において符号1は前面を開口した箱型の棚装置で、その内部は1枚の棚板2 で上下に仕切られており、棚板2で仕切られた上下2つの収納部を、本考案に係 る仕切り体3にてそれぞれ左右に仕切っている。
【0009】 前記仕切り体3は、金属板の板金加工にて形成されており、その前端寄り部位 と後端寄り部位とに、平断面台形状で上下全長にわたって延びるリブ4を、仕切 り体3の片面方向に突出するように形成し、これら前後両リブ4の上端には上係 止片5a,5bを、前後両リブ4の下端には下係止片6a,6bを各々を突設し ている。
【0010】 一方、棚装置1における天板7の下面と棚板2の下面とに固着した中空状の補 強部材7a,2aに、仕切り体3における上係止片5a,5bが嵌まる上係合孔 8a,8bを間口方向に沿って適宜間隔で多数穿設し、また、棚板2と棚装置1 の底板9とには、仕切り体3の下係止片6a,6bが嵌まる下係合孔10a,1 0bを、前記上係合孔8a,8bと平面視で重なるようにして多数穿設している 。
【0011】 仕切り体3における上係止片5a,5bの突出寸法S1を、下係止片10a, 10bの突出寸法S2よりも短い寸法に設定しており、図1に示すように、仕切 り体3を棚納置1の正面視で傾斜した姿勢で収納部内に挿入し、上係止片5a, 5bを天板7又は棚体2の上係合孔8a,8bに挿入してから、鉛直状の姿勢に 回動し、次いで、下係止片6a,6bを棚板2又は底板9の下係合孔10a,1 0bに挿入することにより、仕切り体3を収納部内に立設する。
【0012】 この場合、前後上係止片5a,5bは同じ幅寸法に設定しており、それぞれ平 面視で台形に形成することにて強度アップを図っている。一方、前後下係止片6 a,6bをフラットに形成して、仕切り体3を上下逆向きにすると各係止片5a ・・・が係合孔8a・・・に嵌まらないようにすることにより、仕切り体3の上 下姿勢を間違わないようにしている。
【0013】 また、前後下係止片6a,6bの幅寸法W1,W2を異ならせると共に、前後 下係合孔10a,10aの幅寸法W1′,W2′も異ならせて、仕切り体3を前 後逆向きにすると下係止片6a,6bが下係合孔10a,10bに嵌まらないよ うにすることにて、仕切り体3の前後方向の姿勢を間違わないようにしている。 なお、仕切り体3の上端縁のうち前後リブ4,4の間の部位には水平片11を 折り曲げ形成して、仕切り体3が平面視の状態で撓み変形することを防止してお り、また、仕切り体3の前後両端は折り返している。
【0014】 以上のように、仕切り体3にリブ4を設けたことにより、仕切り体3の曲げ強 度が格段に向上するから、重い物品12を立て掛けた場合でも、仕切り体3が撓 んだり変形したりすることはないのであり、また、物品12を仕切り体3に密着 した状態で、仕切り体3の前端部と物品12の側面との間に隙間13を形成する ことができるから、収納部内に物品12を隙間なく収納した状態であっても、物 品12を容易に摘み出すことができるのである。
【0015】 更に、リブ4が平断面台形状であることにより、仕切り体3のうちリブ以外の 部位とリブ4の前端面4aとの成す角度が鈍角となり、物品12を仕切り体3に 沿って収納部内に挿入するに際して、物品12の挿入がリブ4の前面4aでガイ ドされるから、リブ4を形成したことに起因して物品12の挿入の容易性が損な われることもないのである。
【0016】 上記の実施例は、リブを平断面台形状に形成した場合であったが、リブは平断 面円弧状に形成しても良いし、また、リブは、仕切り体の両面方向に突出するよ うに形成しても良いし、更に、リブを連続させた形態(つまり、仕切り体が全体 として平断面凹凸状になる形態)にしても良いのである。 なお、本考案における棚装置には、必ずしも棚板を備えている必要はなく、単 なる前面開口の箱状等であったも良いことは言うまでもない。また、実用新案登 録請求の範囲における棚装置は、鉛直方向の上向きに開口して、物品を上方から 挿入するようにした抽斗も含む概念である。
【図面の簡単な説明】
【図1】仕切り体の装着の手順を示す斜視図である。
【図2】棚装置の斜視図である。
【図3】仕切り体の平面視図である。
【図4】仕切り体の側面図である。
【図5】図1のV−V視断面図である。
【符号の説明】
1 棚装置 2 棚板 3 仕切り体 4 リブ 5a,5b,6a,6b 係止片 6a,6b,10a,10b 係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前向きに開口した収納部内に、仕切り体
    を、平面視で奥行き方向に延びるようにして立設して成
    る棚装置において、前記仕切り体の適宜部位に、当該仕
    切り体を折り曲げることにより、平断面台形状又は円弧
    状のリブを上下方向に延びるように形成したことを特徴
    とする棚装置における仕切り体。
JP1992093879U 1992-12-29 1992-12-29 棚装置の仕切り構造 Expired - Fee Related JP2576757Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015006250A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 株式会社岡村製作所 棚装置及び仕切り板の取付方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812341U (ja) * 1981-07-14 1983-01-26 コクヨ株式会社

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