JPH0748102Y2 - 本棚等の収納什器における仕切体 - Google Patents

本棚等の収納什器における仕切体

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JPH0748102Y2
JPH0748102Y2 JP1989152885U JP15288589U JPH0748102Y2 JP H0748102 Y2 JPH0748102 Y2 JP H0748102Y2 JP 1989152885 U JP1989152885 U JP 1989152885U JP 15288589 U JP15288589 U JP 15288589U JP H0748102 Y2 JPH0748102 Y2 JP H0748102Y2
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JP1989152885U
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JPH0389634U (ja
Inventor
三郎 鷲見
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、本棚や本立、或いはファイリングキャビネッ
ト等の収納什器において、本棚や本立の棚板とか、ファ
イリングキャビネットの抽斗に収納載置した書籍等が倒
れないよう、それら収納什器における空間を仕切るよう
にした仕切体の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の仕切体は、一般に金属板にて形成されており、
その一例として実開昭59−145844号公報には、本棚に装
着する仕切体において、この仕切体を、本棚の棚板に接
当する底板部と、該底板部の一側縁に一体的に連接した
垂直状の仕切板部とで断面L字状に形成し、前記底板部
の前端縁に、棚板の前端縁に被嵌するガイド部を折り曲
げ形成することにより、仕切体を棚板の長手方向に沿っ
てスライド自在に構成するようにした考案が開示されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、仕切体を棚板の前端面に沿ってスライド自
在に構成すると、仕切体を、その仕切板部が平面視で棚
板の前端面と直交するような姿勢に保持することができ
るので、棚板に載置した書籍の整理を的確に行える利点
を有するが、従来のように仕切体が金属板製であると、
棚板上に書籍を隙間なく載置した場合、仕切板部の近傍
に位置した書籍を取り出しにくい点に問題があった。
つまり、棚板に隙間なく書籍を載置した状態で、例え
ば、仕切板部に隣接した書籍を取り出すには、取り出そ
うとする書籍の左右両側に位置した仕切板部と書籍とを
互いに反対側に押しやって、取り出そうとする書籍の左
右両側に指が入る隙間を形成してから、書物を摘み出す
ことになり、また、仕切板部から1,2冊離れた書籍を取
り出すには、取り出そうとする書籍の左右両側に位置し
た2冊の書籍を仕切板部の方向及びこれと反対側の方向
に押しやって、取り出そうとする書籍の両側に指が入る
隙間を形成してから、書籍を摘み出すことになる。
ところが、従来のように仕切体を金属板にて形成したも
のでは、仕切板部の前端縁を側方に押しやろうとして
も、仕切体におけるガイド部と棚板との間にこじれが生
じて、仕切体をスライドさせることができないことよ
り、仕切板部を直接に側方に押しやること、及び、書籍
にて間接的に仕切板部を側方に押しやることが困難にな
り、書籍の左右両側のうち仕切板部が位置した箇所に隙
間を形成しにくくなるため、仕切板部の近傍箇所におけ
る書籍を取り出しにくくなるのであった。
本考案は、書籍等の整理機能を損なうことなく、この問
題を解消した仕切体を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、本棚等の収納什器
に、その開口部と略平行で且つ水平状に延びるように設
けたガイド手段に摺動自在に係合するガイド部と、該ガ
イド部に取付き且つ前記開口部に対して平面視で略直交
して収納什器内に位置させる仕切板部とを備えて成る仕
切体において、少なくとも前記仕切板部を硬質合成樹脂
にて形成し、該仕切板部の端部には、前記収納什器の開
口部に向かって延びるひれ部を一体的に突設し、該ひれ
部を軟質合成樹脂にて形成する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、ガイド部に取付いた仕切板部が
変形しにくい硬質合成樹脂製であって、収納什器の開口
部と平面視で略直交した姿勢に保持されるから、収納什
器に収納載置した書籍等の物品を、収納什器の開口部と
略直交して延びるような姿勢に保持でき、物品の整理機
能を損なうことはない。
そして、仕切板部の端部に、収納什器の開口部に向けて
突出する軟質合成樹脂製のひれ部を形成したこと、換言
すると、収納什器に収納載置した書籍等の物品を取り出
すに際して、指が触れる部位を軟質の合成樹脂にて形成
したことにより、収納什器に書籍等を隙間なく収納載置
した状態であっても、仕切板部におけるひれ部を直接に
側方に押圧したり、仕切板部に近接した書籍等を仕切板
部におけるひれ部の方向に押圧したりすると、ひれ部が
容易に撓み変形して、仕切板部とこれに隣接した書籍等
との間とか、相隣接した書籍等の間に、指が入る隙間を
容易に形成することができるから、仕切板部の近傍にお
ける書籍等の物品を容易に取り出すことができる。
従って、本考案によれば、仕切板部による書籍等の物品
の整理機能を損なうことなく、仕切板部の近傍箇所から
書籍等の物品を容易に取り出すことができる効果を有す
る。
〔考案の作用・効果〕
次に、本考案を本棚に適用した場合の実施例を図面(第
1〜3図)に基づいて説明すると、図において符号1
は、左右側板2間に上下複数段の棚板3を装架して成る
本棚を、符号4は、前記本棚1における棚板3に装着す
るようにした仕切体を各々示し、前記本棚1における棚
板3の前端寄り部位の上面には、前記仕切体4に対する
ガイド手段の一例として断面矩形のガイド溝5を、棚板
3の前端面に沿って形成している。
前記仕切体4は、前記棚板3のガイド溝5に嵌まる直方
体状のガイド部7と、該ガイド体7に一体的に取付いて
平面視で本棚1の開口部と略直交して延びる仕切板部6
とを備えており、前記ガイド部7と仕切板部6とを硬質
の合成樹脂にて一体的に成形し、前記仕切板部6におけ
る前端部の下部に溝8を切り込み形成し、仕切板部6の
うち前記溝8よりも上方側に位置した端部に、軟質合成
樹脂にて形成した前記適宜巾lのひれ部6aを、本棚1の
開口部に突出するように一体的に連接する。
前記仕切板部6の下端縁には、棚板3との接触面積を少
なくしてスライド時の摩擦を低減するために溝9を切欠
き形成している。
以上の構成において、仕切板部6が容易に撓み変形しな
い硬質合成樹脂製であり、仕切板部6が、本棚1の前面
と略直交した姿勢に保持されることにより、棚板3上に
載置した書籍10を、本棚1の前面の略直交した姿勢に保
持できるから、書籍10に対する整理機能を損なうことは
ない。
そして、仕切板部6の前端に軟質合成樹脂製のひれ部6a
を一体的に連接したから、第3図に示すように、棚板3
上に隙間なく書籍10を載置した状態で、仕切板部6に隣
接した書籍10を取り出すに際しては、ひれ部6aを、取り
出そうとする書籍10と反対側に押圧して、ひれ部6aを撓
み変形させつつ、仕切板部6に隣接した書籍10を側方に
押しやることにより、取り出そうとする書籍10の側方に
指が入る隙間を容易に形成することができ、仕切板部6
に隣接した書籍10であっても至極容易に取り出すことが
できる。
同様に、仕切板部6から1冊飛びとか2冊飛びに位置し
た書籍を取り出す場合も、取り出そうとする書籍10に隣
接した書籍10の背部をひれ部6aの方向に押しやると、ひ
れ部6aが容易に撓み変形して、書籍10を側方に押しやる
ことを容易に行うことができ、取り出そうとする書籍10
の側方に指を入れるための隙間を容易に形成することが
できるから、書籍10の取り出しを容易に行うことができ
るのである。
第4図に示すのは、机11における天板12から立設した左
右の一対の支持フレーム13上に棚板14を着脱自在に装着
して成る本立において、仕切体4におけるガイド部7を
断面コ字状に形成して、該ガイド部7を棚板14の前端縁
に左右摺動自在に被嵌する一方、仕切板部6の前端部に
軟質合成樹脂にてひれ部6aを一体的に成形した例であ
り、また、第5図に示すのは、本棚1における背板15の
内面に、仕切体4に対するガイド手段の一例として断面
C字状のガイドレール16を水平状に設けて、該ガイドレ
ール16内に、仕切板部6の後端縁に一体的に連接した直
方体状のガイド部7を摺動自在に嵌挿し、更に、仕切板
部6の後端縁には、仕切体4を容易にスライドするため
の摘み体17を一体的に造形する一方、仕切板部6の前端
部に、軟質合成樹脂にてひれ部6aを一体的に成形した例
である。
更に、第6図に示すのは、キャビネットや机等の家具に
おける抽斗18の仕切体に適用した実施例であり、該実施
例では、硬質合成樹脂にて形成した仕切板部6の左右両
端に、抽斗18における左右両側部19の上端縁に摺動自在
に被嵌する断面鉤形の硬質合成樹脂製ガイド部7を一体
的に連接する一方、仕切板部6の上端には、上向き突出
するようにして軟質合成樹脂製のひれ部6aを一体的に成
形し、更に、ひれ部6aの左右両側方には、当該ひれ部6a
をガイド部7から分断するための溝8を切欠き形成して
いる。
なお、仕切板部6におけるひれ部6aとガイド部7とが近
接する場合には、上記第1〜4図の実施例及び第6図の
実施例のように、ひれ部6aの長手両端部に、溝8又は切
線を切込み形成すると、ひれ部6aの撓み変形をより容易
にして、書籍等の取り出しを一層容易に行える利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本棚の仕切体に
適用した場合の斜視図、第2図は第1図のII−II視断面
図、第3図は作用を示す図、第4図は机における本立の
仕切体に適用した場合の実施例を示す斜視図、第5図は
本棚の仕切体に適用した場合の別例図、第6図は抽斗の
仕切体に適用した場合の実施例を示す図である。 1…本棚、3…棚板、4…仕切体、5…ガイド手段の一
例としてのガイド溝、6…仕切板部、6a…ひれ部、7…
ガイド部、8…溝、10…書籍、11…机、14…棚板、16…
ガイド手段の一例としてのガイドレール、18…抽斗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本棚等の収納什器に、その開口部と略平行
    で且つ水平状に延びるように設けたガイド手段に摺動自
    在に係合するガイド部と、該ガイド部に取付き且つ前記
    開口部に対して平面視で略直交して収納什器内に位置さ
    せる仕切板部とを備えて成る仕切体において、少なくと
    も前記仕切板部を硬質合成樹脂にて形成し、該仕切板部
    の端部には、前記収納什器の開口部に向かって延びるひ
    れ部を一体的に突設し、該ひれ部を軟質合成樹脂にて形
    成したことを特徴とする本棚等の収納什器における仕切
    体。
JP1989152885U 1989-12-27 1989-12-27 本棚等の収納什器における仕切体 Expired - Lifetime JPH0748102Y2 (ja)

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JPH0389634U JPH0389634U (ja) 1991-09-12
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