JPH077979U - ファイル用整理ボックス - Google Patents

ファイル用整理ボックス

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Publication number
JPH077979U
JPH077979U JP4322093U JP4322093U JPH077979U JP H077979 U JPH077979 U JP H077979U JP 4322093 U JP4322093 U JP 4322093U JP 4322093 U JP4322093 U JP 4322093U JP H077979 U JPH077979 U JP H077979U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
organizing
box body
front wall
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4322093U
Other languages
English (en)
Inventor
勝治 笠岡
Original Assignee
日本ラミー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ラミー株式会社 filed Critical 日本ラミー株式会社
Priority to JP4322093U priority Critical patent/JPH077979U/ja
Publication of JPH077979U publication Critical patent/JPH077979U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイル用整理ボックスに関し、収納物が重
い場合にもボックスを変形又は破損させることなく確実
に引き出せるようにする。 【構成】 ボックス本体の前面壁及び背面壁の上端縁に
は折返し片を一体に設けてボックス本体内に折り返す一
方、ボックス本体の前面壁又はその折返し片の上部には
少なくとも2本の指が挿入されて折返し片に当てられか
つ親指が前面壁に当てられる幅方向の範囲にわたって金
属板を固着して引出し用指引っ掛け部を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ファイリングした書類等を整理して収納できるようにしたファイ ル用整理ボックスに関し、特に整理棚等での取扱い時に荷重ねによる曲がりを防 ぐようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
書類等を整理する場合、ファイルに書類を順次重ねてファイリングし、これを 整理棚等に立て掛けて並べているが、ファイルが少ない場合にはファイルが倒れ やすく、これらを積み上げておくと、書類等が整頓されていなように見え、好ま しくない。また、寸法の異なるファイルや記録文書等(以下、ファイル文書類と いう)を整理棚の同じ段に一緒に並べると見栄えが悪く、取扱いも煩雑となるが 、整理棚の異なる段に別々に置くようにすると、整理棚に無駄なスペースができ る。
【0003】 これに対し、板紙や合成樹脂を用いてボックスを作製し、ファイル文書類をボ ックス内に分類して収納し、これを整理棚等に並べて置くようにしたファイル用 整理ボックスが種々提案されている。かかるファイル用整理ボックスでは、書棚 等のスペースを有効利用すべく、書棚等に隙間なく並べ、ファイル文書類を取り 扱う場合には整理ボックスを書棚から引き出し、その上面の出入れ口からファイ ル文書類を収納し取り出すようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のファイル用整理ボックスでは、整理ボックスを整理棚から内部 前面縁に指を入れて引き出すことが覆い為、収納物が重くなると、前面が湾曲し て強度が著しく低下するという問題があった。
【0005】 これに対し、整理ボックスの前面壁に穴をあけ、そこに指を引っ掛けて整理ボ ックスを引き出す構造が提案されているが、整理ボックスが板紙又は樹脂シート 製であるので、収納物が重いと穴の周縁が破れてしまうという問題があった。
【0006】 この考案は、かかる問題点に鑑み、収納物が重くても簡単に整理棚等が引き出 せ、しかも板紙又は樹脂製のボックスであっても曲がらないようにしたファイル 用整理ボックスを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案に係るファイル用整理ボックスは、ボックス本体の前面壁及び背 面壁の上端縁には折返し片を一体に設けてボックス本体内に折り返す一方、背面 壁と同じ高さか又は低く形成したボックス本体の前面壁に、数本の指が挿入され て折返し片に当てられかつ親指が前面壁に当てられる幅方向の範囲にわたって金 属板を固着して引出し用指引っ掛け部を形成するようにしたことを要旨とする。
【0008】 ボックス本体はこれを板紙又は樹脂シートで製作した場合にその効果が大きく 、この場合は引出し時における整理ボックスの無駄な変形を防止して美観及び強 度を高めることができる。ここで、ファイル文書類とはファイルや記録文書等、 整理ボックスに収納される物をいう。
【0009】
【作用及び考案の効果】
ボックス本体の前方から例えば人差し指と中指とをボックス本体内に入れて両 指を折返し片に引っ掛けるとともに、ボックス本体の前面壁に親指を当てること によってボックス本体の引出し用指引っ掛け部を持ち、ボックス本体を前方に引 っ張ると、整理ボックスが整理棚から引き出されるが、ボックス本体の引出し用 指引っ掛け部内には金属板が設けられている。従って、整理ボックス内の収納物 が多くて重い場合にも整理ボックスが変形や破損することなく確実に引き出され 、その耐久性を大幅に向上できる。
【0010】
【実施例】 以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4 は本考案の一実施例によるファイル用整理ボックスを示し、これは中仕切り付き の整理ボックスに適用した例である。図において、整理ボックス1は平面長方形 状のボックス本体2の内部を仕切り板3で左右に仕切って構成され、ボックス本 体2の上面には出し入れ口10が形成されている。
【0011】 上記ボックス本体2は図2(b) に示す形状の板紙又は樹脂シートを打抜き組立 てて製作されており、前面壁20の上端縁には前面壁20とほぼ同じ高さの折返 し片25が、背面壁23の上端縁には背面壁23より高さ寸法の短い折返し片2 6が一体に設けられ、両折返し片25、26はボックス本体2の内に折り返され て前面壁20及び背面壁23に接着剤又は溶着等で固着され、又前後の折返し片 25、26には係止孔27が形成されている。
【0012】 他方、仕切り板3はこれも図2(b) に示す形状の板紙又は樹脂シートを打抜き 組立てて製作され、該仕切り板3の後縁下部には倒れ防止片30が折曲げ補強さ れて形成され、仕切り板3の底縁には左右の倒れ防止片31が前後に形成され、 又仕切り板3の前縁及び後縁上部には係止片32が突設されている。この係止片 32は折返し片25、26の係止孔27に挿入され係止されて仕切り板3はボッ クス本体2内に支持され、又後縁の倒れ防止片30がボックス本体2の折返し片 26下側に嵌め込まれ、底縁の倒れ防止片31がボックス本体2の底面壁24に 密着されることによって仕切り板3の倒れが防止されている。
【0013】 また、ボックス本体2の前面壁20は背面壁23に比して低く形成され、両側 壁21、22の上縁は前部が傾斜されており、これによってボックス本体2内に は前方から指が挿入できるようになっている。
【0014】 さらに、ボックス本体2の前側折返し片25の裏面上部には金属板5が接着剤 等で固着されている。この金属板50は人差し指40及び中指41が仕切り板3 を挟んで挿入されて折返し片25に当てられかつ親指42が前面壁20に当てら れる幅方向の範囲にわたる長さ及び高さにほぼ設定され、該金属板50の設けら れた範囲が引出し用指引っ掛け部5となっている。金属板50は図4(a) に示す ように、金属平板であってもよいが、収納物が重い場合を考慮すると図4(b) 又 は図4(c) に示すように、補強リブを形成した金属板が好ましい。
【0015】 例えば、A4規格のファイル文書類6を整理する場合、ファイル文書類6を出 入れ口10から整理ボックス1内に収納し、取り出すが、整理ボックス1の高さ がファイル文書類6の高さ寸法の上側1/3程度が出入れ口10から突出する寸 法であると、ファイル文書類6の収納が容易にできる。この整理ボックス1を整 理棚等に隙間なく並べて行けばファイル文書類6を見栄えよく整理できる。他の 規格のファイル文書類、例えばB5規格のものや整理ボックスと同じ高さのもの を整理する場合にも同様に行えばよい。
【0016】 他方、整理棚等から整理ボックス1を取り出す場合、図1及び図3に示すよう に、ボックス本体2の指引っ掛け部5を人差し指40、中指41及び親指42で 持ち、整理ボックス1を前方に引っ張ると、整理ボックス1が整理棚から引き出 される(図1の一点鎖線A参照)。その際、ボックス本体2の指引っ掛け部5内 には金属板50が設けられているので、整理ボックス1内のファイル文書類6が 多くて重い場合にも整理ボックス1を確実に引き出すことができる。しかも、整 理ボックスの前面壁に指の引っ掛け穴をあける場合のように、板紙又は合成樹脂 製の整理ボックス1が変形したり破損したりすることはなく、優れた耐久性を確 保できる。
【0017】 また、引出し時における整理ボックス1の変形が阻止される結果、仕切り板3 とボックス本体2とを簡単な構造で係止しても、仕切り板3がボックス本体2と の係止が外れて倒れることはない。従って、仕切り板3の倒れ防止片30、31 も小さく、又は無くすことができ、製造上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例によるファイル用整理ボッ
クスの使用状態を示す概略斜視図である。
【図2】 上記整理ボックスの斜め上方から見た状態及
び組立て前の状態を示す図である。
【図3】 上記整理ボックスの要部を示す正面図であ
る。
【図4】 上記整理ボックスに使用される金属板を示す
図である。
【符号の説明】
1 整理ボックス 2 ボックス
本体 20 前面壁 23 背面壁 25 折返し片 40 人差し指 41 中指 42 親指 5 指引っ掛け部 50 金属板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さがボックス本体とほぼ同じか又は高
    さ寸法1/2以上の上部が上面出し入れ口から突出する
    ファイル文書類を、上面出し入れ口から出し入れするよ
    うにしたファイル用整理ボックスであって、 ボックス本体の前面壁及び背面壁の上端縁には折返し片
    が一体に設けられてボックス本体内に折り返されている
    一方、上記ボックス本体の前面壁が背面壁と同じ高さか
    又は低く形成されており、該前面壁又はその折返し片の
    上部には少なくとも2本の指が挿入されて折返し片に当
    てられかつ親指が前面壁に当てられる幅方向の範囲にわ
    たって金属板が固着されて引出し用指引っ掛け部が形成
    されていることを特徴とするファイル用整理ボックス。
JP4322093U 1993-07-12 1993-07-12 ファイル用整理ボックス Pending JPH077979U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322093U JPH077979U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 ファイル用整理ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322093U JPH077979U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 ファイル用整理ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077979U true JPH077979U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12657838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4322093U Pending JPH077979U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 ファイル用整理ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077979U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09248989A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Lion Jimuki:Kk ボックスファイル
JP2014156060A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Kaunet:Kk ファイル用のボックス

Cited By (2)

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JPH09248989A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Lion Jimuki:Kk ボックスファイル
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