JPH0434062Y2 - - Google Patents

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JPH0434062Y2
JPH0434062Y2 JP1987077900U JP7790087U JPH0434062Y2 JP H0434062 Y2 JPH0434062 Y2 JP H0434062Y2 JP 1987077900 U JP1987077900 U JP 1987077900U JP 7790087 U JP7790087 U JP 7790087U JP H0434062 Y2 JPH0434062 Y2 JP H0434062Y2
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flap
side wall
height
box
flaps
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、書類を立てて収納し机上等に載置す
る書類整理箱の改良に関する。
<従来の技術> 従来、上記書類整理箱としては、上方が開放さ
れた箱体の、底壁を除く少なくとも一壁を他壁よ
り適宜低く設け、書類を取り出しやすくしたもの
が周知である。該書類整理箱は書類を立てた状態
で机上等に載置できる便利さを有す。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記書類整理箱は、収納する書類の量
が少ない時は、書類が箱内の下方に撓んで、見苦
しく且つ取り出しにくい状態となる場合がある。
又、該書類整理箱を倉庫等に保管しようとした時
は、該箱は蓋体を有さない為、横に寝かせて積み
上げることができず、棚等に立てたまま並べねば
ならないという不都合が生じる。
そのため、実開昭62−102580号においては、書
類整理箱と、収納箱との共用が可能であると共に
フラツプを設けることにより書類を倒れにくくし
たボツクスフアイルが提案されている。
ところが、このものは、書類整理箱としては、
前方の側壁に切り込みを設けているに過ぎないた
め、書類の前方への取り出しが困難である。また
前後方向の力に対する強度の不安が残る。さらに
持ち運びのために手さげ孔が形成されているが、
この手さげ孔は手提げにしか用いることができず
一つの作用しか果たさない。
<問題点を解決するための手段> そこで、次の構成を有する書類整理箱を提供す
ることにより上記の問題を解決する。
本考案の書類整理箱は、前方の側壁2と、後方
の側壁4と、左右の側壁3,5と、底壁6a,6
b,6c,6dを備える。この前方の側壁2の高
さは、後方の側壁4の高さよりも低い。前方の側
壁2の上端縁からは、折り目線を介して第1前フ
ラツプ7が延設され、この第1前フラツプ7から
折り目線を介して第2前フラツプ8が延設されて
いる。後方の側壁4の上端縁からは、折り目線を
介して後ろフラツプ9が延設され、さらに、左右
の側壁3,5の左右端縁からは、折り目線を介し
て左右のフラツプ10,10が延設されている。
この前方の側壁2の高さと後方の側壁4の高さの
差は、第1前フラツプ7の高さと等しい。前方の
側壁2と後方の側壁4との間の間隔は、第2前フ
ラツプ8の高さと後ろフラツプ9の高さとの和よ
りも小さい。左右の側壁3,5の上端縁3a,5
aは、前方の側壁2の上端縁の左右両端と、後方
の側壁4の上端縁の左右両端とを繋ぐものであ
る。左右のフラツプ10,10は、左右の側壁
3,5の上端縁3a,5aと略同一の形状をなし
た縁部10a,10bと、左右の側壁3,5の幅
と同一の幅を有する辺10b,10bと、挿入端
10c,10cと、上記折り目線とにより限定さ
れている。そして、この折り目線と挿入端10
c,10cとの間の長さが左右の側壁3,5の幅
と略等しい。後方の側壁4の上端寄りと後ろフラ
ツプ9とに、互いに対応する手さげ孔4a,9a
が形成されている。この後ろフラツプ9の手さげ
孔9aに係合する係止突片8aが第2前フラツプ
8に形成されてなる。
<作用> 本考案においては、次の作用を果たす。
まず、前方の側壁2の高さが、後方の側壁4の
高さよりも低いため、書類の取り出しが容易であ
る。
第1前フラツプ7と第2前フラツプ8が延設さ
れているため、書類が倒れにくい。
左右のフラツプ10,10が延設されていると
共に、この左右のフラツプ10,10が、左右の
側壁3,5の上端縁3a,5aと略同一の形状を
なした縁部10a,10bを有するため、左右の
側壁3,5の上端を補強できる。さらに、左右の
フラツプ10,10の折り目線と挿入端10c,
10cとの間の長さが左右の側壁3,5の幅と略
等しいため、前方の側壁2と後方の側壁4との間
に、この左右のフラツプ10,10が挿入され、
両者2,4間の間隔を強固に維持する。
後方の側壁4の上端寄りと後ろフラツプ9と
に、互いに対応する手さげ孔4a,9aが形成さ
れることにより、持ち運びが容易であることは勿
論、この後ろフラツプ9の手さげ孔9aは、第2
前フラツプ8の係止突片8aと係合して収納時の
蓋を確実にするための作用も果たすものである。
<実施例> 以下に図面を参照し、本考案の実施例を例示的
に詳しく説明する。但し、この実施例で説明する
構成部品の寸法、形状、材質等は特に特定的な記
載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過
ぎない。
第1図は本考案の一実施例の展開図である。1
は段ボールよりなる書類整理箱、2,3,4,5
は箱1の側壁を構成する片、6a,6b,6c,
6dは夫々、片2,3,4,5の下端縁に設けら
れたフラツプで、箱1の底壁を構成する。尚、図
中の一点鎖線は折り目である。片2はその上端縁
にフラツプ7が設けられ、片2とフラツプ7を足
した高さは片4の高さと一致する。フラツプ7の
上端縁にはフラツプ8が設けられ、フラツプ8の
上端縁は、後述するフラツプ9の手さげ孔9aに
係止する、係止片8aを有す。
又、片4の上部には手さげ孔4aが穿設される
と共に、片4の上端縁にはフラツプ9が設けられ
る。フラツプ9は、片4との折り目で片4に重ね
るように畳んだ際に、手さげ孔4aと整合する手
さげ孔9aを有すると共に、その両側縁にはフラ
ツプ10,10が設けられる。尚、ここで片3,
5の上端縁3a,5aは、片4と片2の上端縁を
夫々結ぶようにS字状のカーブを示すが、フラツ
プ10,10は、夫々、これらに整合する縁部1
0a,10aを有し、又、その対向する辺10
b,10bの長さは夫々片3,5の巾と等しい。
又、第1図中、7aは打抜きの指掛け孔、3c,
5cは上端に折り目を有すフラツプを備えた指掛
孔である。
かかる構成を有する書類整理箱1の組立は、片
2,3,4,5及びのりしろ5bを、折り目を介
して折り曲げ、のりしろ5bと片2を接着剤等で
固着し箱状を形成する。そして、フラツプ6c,
6b,6b,6aを夫々順に内側に折り曲げ、フ
ラツプ6aの突片6d,6dを、フラツプ6cの
凹部6e,6eに外側より挿入し係止させ、底壁
を構成する。
一方、フラツプ9を箱1の内側に折り込み、片
4に重ねるようにすると共に、フラツプ10,1
0を片3,5の上端部に重合させる。(第2図参
照)ここで、フラツプ10,10の辺10b,1
0bは片3,5の巾と等しい為、フラツプ9の復
元力を殺し、該フラツプ9を片4に常時圧着させ
る役をなす。尚、フラツプ10,10が重合され
る片3,5の上端部は、2重に補強される外、S
字状を示す上端縁3a,5aは、それらの一方に
手を引つ掛けて箱1を引き出すような場合でも、
上記S字状が力を箱全体に分散する為、片3,5
の上端部を、夫々の隣合う片との折曲部から破ら
しめることがない。
又、フラツプ7及び8は、第3図に示されるよ
うに、箱1の内側に折り曲げておく。するとフラ
ツプ7には図示の如く、上方に返ろうとする復元
力が働く為、フラツプ8を箱1の片4側に常に付
勢することになる。
これは、例えば箱1に収納する書類の枚数が少
ない時、通常該書類は下方に撓んで見苦しい格好
となり、又、取り出しにくい状態となるが、フラ
ツプ7により付勢されるフラツプ8は、書類を片
4に押圧し、該書類を真つ直ぐ立たせる効果を有
する。尚、書類が増えれば、フラツプ7,8は片
2に重合する格好となり、上記増加した書類の出
し入れの妨げにはならない。
次に、この書類整理箱1を有蓋の箱体とする場
合の組立を説明する。箱1を、第2図の状態から
フラツプ7,8,9,10を全て引き出す。そし
てフラツプ9を第4図に示されるように、箱1の
上壁をなすように折曲させると共に、フラツプ1
0,10を片3,5の外側に夫々重ねるように折
曲し、その挿入端10c,10cを片3,5の内
側に夫々挿入する。この状態で、S字状の上端縁
3a,5aと縁部10a,10aとは、夫々、互
いに係止し合う為、上記フラツプ9が箱1の上壁
をなす状態に支持している。
又、フラツプ7を片2の延長上に位置させ、フ
ラツプ8を上記フラツプ9上に重ねる。最後に、
フラツプ8の係止突片8aを、フラツプ9の手さ
げ孔9aに挿入し、フラツプ8,9を互いに係止
させて、有蓋の書類整理箱1は完成する。
このように有蓋の箱体となつた書類整理箱1
は、横に寝かせた状態で、複数をその上に重ねて
保管することができる。その際、フラツプ8,9
で二重に構成される箱1の上壁は、箱1に十分な
強度を与えると共に、収納した書類を確実に保持
し得る。更に、フラツプ10,10は、片3,5
と夫々係止し合い、ほぼ隙間のない側壁を形成す
る為、上記状態で積み上げられ指掛け孔3c及び
手さげ孔9aを塞がれた、箱1内の書類を外気か
ら遮断し、変色等を起こしにくい効果も有す。
<考案の効果> 以上、叙述の如く、本考案の書類整理箱は、収
納する書類を付勢されるフラツプよりなる押さえ
片によつて真つ直ぐ立たせておくことができる。
又、箱本体は上記フラツプが蓋体を構成する為、
横に寝かせて積み上げることができ載置場所を選
ばない等、その実用上の価値は有用にして著大で
ある。しかも、書類整理箱として用いた場合に、
書類の前方への取り出しを容易にし、又、前後方
向の力に対する強度を充分に高めたものである。
手さげ孔に手提げ用の孔としての機能と共に収納
時の蓋を確実になすための機能も果たすようにし
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の展開図、第2図は
同実施例の無蓋の状態を示す斜視図、第3図は第
2図のA−A線断面図、第4図は同実施例の有蓋
の状態を示す斜視図である。 1……書類整理箱、2,3,4,5……片、
7,8,9,10……フラツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前方の側壁2と、後方の側壁4と、左右の側壁
    3,5と、底壁6a,6b,6c,6dを備え、
    少なくとも上方が開放された書類整理箱におい
    て、 前方の側壁2の高さが、後方の側壁4の高さよ
    りも低く、 前方の側壁2の上端縁から折り目線を介して第
    1前フラツプ7が延設され、この第1前フラツプ
    7から折り目線を介して第2前フラツプ8が延設
    され、 後方の側壁4の上端縁から折り目線を介して後
    ろフラツプ9が延設され、 左右の側壁3,5の左右端縁から折り目線を介
    して左右のフラツプ10,10が延設され、 前方の側壁2の高さと後方の側壁4の高さの差
    が、第1前フラツプ7の高さと等しく、 前方の側壁2と後方の側壁4との間の間隔が、
    第2前フラツプ8の高さと後ろフラツプ9の高さ
    との和よりも小さく、 左右の側壁3,5の上端縁3a,5aは、前方
    の側壁2の上端縁の左右両端と、後方の側壁4の
    上端縁の左右両端とを繋ぐものであり、 左右のフラツプ10,10は、左右の側壁3,
    5の上端縁3a,5aと略同一の形状をなした縁
    部10a,10bと、左右の側壁3,5の幅と同
    一の幅を有する辺10b,10bと、挿入端10
    c,10cと、上記の折り目線とにより限定さ
    れ、この折り目線と挿入端10c,10cとの間
    の長さが左右の側壁3,5の幅と略等しく、 後方の側壁4の上端寄りと後ろフラツプ9と
    に、互いに対応する手さげ孔4a,9aが形成さ
    れ、 この後ろフラツプ9の手さげ孔9aに係合する
    係止突片8aが第2前フラツプ8に形成されてな
    る書類整理箱。
JP1987077900U 1987-05-23 1987-05-23 Expired JPH0434062Y2 (ja)

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JPS63191074U JPS63191074U (ja) 1988-12-08
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JPS6022374B2 (ja) * 1981-01-27 1985-06-01 株式会社東芝 障害検出/回避回路

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