JPH0522154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522154Y2 JPH0522154Y2 JP1437090U JP1437090U JPH0522154Y2 JP H0522154 Y2 JPH0522154 Y2 JP H0522154Y2 JP 1437090 U JP1437090 U JP 1437090U JP 1437090 U JP1437090 U JP 1437090U JP H0522154 Y2 JPH0522154 Y2 JP H0522154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- storage container
- paper
- upper box
- tissue paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 38
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、折り重ねて収納したテイツシユペー
パーを１枚づつ連続的に取り出すようにしたテイ
ツシユペーパー収納容器に関する。
パーを１枚づつ連続的に取り出すようにしたテイ
ツシユペーパー収納容器に関する。
かかるテイツシユペーパー収納容器において、
収容容器の大きさは、収納するテイツシユペーパ
ーの寸法及び枚数によつて異なるが、縦約200mm、
横約230mmのテイツシユペーパーを400枚（200組）
収納した、縦約250mm、横約120mm、高さ約80mmの
寸法の収納容器が最も一般的である。
収容容器の大きさは、収納するテイツシユペーパ
ーの寸法及び枚数によつて異なるが、縦約200mm、
横約230mmのテイツシユペーパーを400枚（200組）
収納した、縦約250mm、横約120mm、高さ約80mmの
寸法の収納容器が最も一般的である。
400枚（200組）のテイツシユペーパーの正味厚
さは僅かなものであるのに、容器の高さを高くし
てテイツシユペーパーを軽く重ねた状態で収納し
ているのは、容器内からテイツシユペーパーを取
り出すときに取り出し易いようにするためであ
る。
さは僅かなものであるのに、容器の高さを高くし
てテイツシユペーパーを軽く重ねた状態で収納し
ているのは、容器内からテイツシユペーパーを取
り出すときに取り出し易いようにするためであ
る。
しかしながら、テイツシユペーパーの正味厚さ
に対してあまりにも高さの高い収納容器を用いる
のは、不経済である。高さが高いとそれだけ容積
が大きくなり、保管、輸送、販売の各段階で大き
なスペースを必要とし、流通経費が高くなる。ま
た、消費者にとつても、販売店からの持ち帰り時
や家庭内での保管時に嵩張り、不便である。
に対してあまりにも高さの高い収納容器を用いる
のは、不経済である。高さが高いとそれだけ容積
が大きくなり、保管、輸送、販売の各段階で大き
なスペースを必要とし、流通経費が高くなる。ま
た、消費者にとつても、販売店からの持ち帰り時
や家庭内での保管時に嵩張り、不便である。
本考案が解決しようとする課題は、流通段階に
おいては収納容器の高さを低くし、かつ、使用時
にペーパーの取り出しを容易とするテイツシユペ
ーパー収納容器を提供することにある。
おいては収納容器の高さを低くし、かつ、使用時
にペーパーの取り出しを容易とするテイツシユペ
ーパー収納容器を提供することにある。
本考案のテイツシユペーパー収納容器は、下部
を開放した上箱と上部を開放した下箱とを組み合
わせて箱型容器を構成し、前記上箱の対向する側
壁に形成した張出し部を内側に折り曲げ、同張出
し部を下箱の側壁に設けた切込み線に挿通させた
ことを特徴とする。
を開放した上箱と上部を開放した下箱とを組み合
わせて箱型容器を構成し、前記上箱の対向する側
壁に形成した張出し部を内側に折り曲げ、同張出
し部を下箱の側壁に設けた切込み線に挿通させた
ことを特徴とする。
本考案のテイツシユペーパー収納容器において
は、別個の型紙から組み立てた上箱と下箱とを組
み合わせて箱型容器を構成する。この組み合わせ
のときに、上箱の側壁の張出し部を下箱の側壁の
切込み線に挿通させて、上箱を下箱に係止すると
ともに、上箱を下箱に対して任意の高さ位置で保
持可能とする。
は、別個の型紙から組み立てた上箱と下箱とを組
み合わせて箱型容器を構成する。この組み合わせ
のときに、上箱の側壁の張出し部を下箱の側壁の
切込み線に挿通させて、上箱を下箱に係止すると
ともに、上箱を下箱に対して任意の高さ位置で保
持可能とする。
第１図は本考案実施例のテイツシユペーパー収
納容器を示す一部切欠き斜視図、第２図は同収納
容器の使用中の状態を示す一部切欠き斜視図であ
り、第３図は第１図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４
図は第２図の−線矢視断面図である。
納容器を示す一部切欠き斜視図、第２図は同収納
容器の使用中の状態を示す一部切欠き斜視図であ
り、第３図は第１図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４
図は第２図の−線矢視断面図である。
本実施例の収納容器１は、上箱２と下箱３とか
らなる厚紙製の組立式箱型容器である。
らなる厚紙製の組立式箱型容器である。
上箱２は、その展開図である第５図に示すよう
に、矩形状厚紙２１の両長辺の２箇所に張出し部
２２を形成し、両短辺側の両端部に切込み線２３
を設け、図中一点鎖線で示す折曲げ部を設けた型
紙を、第１図に示すように折り曲げて成形したも
のである。このとき、張出し部２２は、長辺側壁
２４の内側に折り曲げられ、第１図、第２図に示
すように、上箱２を下箱３に係止する機能を持
つ。
に、矩形状厚紙２１の両長辺の２箇所に張出し部
２２を形成し、両短辺側の両端部に切込み線２３
を設け、図中一点鎖線で示す折曲げ部を設けた型
紙を、第１図に示すように折り曲げて成形したも
のである。このとき、張出し部２２は、長辺側壁
２４の内側に折り曲げられ、第１図、第２図に示
すように、上箱２を下箱３に係止する機能を持
つ。
下箱３は、その展開図である第６図に示すよう
に、矩形状厚紙３１の両長辺の内側の２箇所にそ
れぞれ切込み線３２を設け、両短辺側の両端部に
切込み線３３を設け、図中一点鎖線で示す折曲げ
部を設けた型紙を、第１図に示すように折り曲げ
て成形したものである。このとき、切込み線３２
は、第１図及び第２図に示すように、上箱２とと
もに収納容器１を組み立てる際に、上箱２の張出
し部２２を下箱３の長辺側壁３４の外側から内側
に挿通するためのスリツトとなる。
に、矩形状厚紙３１の両長辺の内側の２箇所にそ
れぞれ切込み線３２を設け、両短辺側の両端部に
切込み線３３を設け、図中一点鎖線で示す折曲げ
部を設けた型紙を、第１図に示すように折り曲げ
て成形したものである。このとき、切込み線３２
は、第１図及び第２図に示すように、上箱２とと
もに収納容器１を組み立てる際に、上箱２の張出
し部２２を下箱３の長辺側壁３４の外側から内側
に挿通するためのスリツトとなる。
上箱２と下箱３を組み立てた収納容器１は第１
図に示す形態になる。なお、第１図は、収納容器
１の一方の短辺側からテイツシユペーパーを収納
した直後で、同短辺側の折曲げ部を未だ接着して
いない状態を示している。ここで、上箱２の長辺
側壁２４の張出し部２２が、下箱３に対して上箱
２を係止する機能を果たし、かつ、下箱３に対し
て上箱２を上下に摺動させるときのガイドの機能
を果たすことになる。すなわち、第３図に示すよ
うに、上箱２の張出し部２２が長辺側壁２４の内
側に曲げられて、下箱３の長辺側壁３４の切込み
線３２に挿通されており、第４図に示すように上
箱２を上方に引き上げるときに張出し部２２が切
込み線３２で形成される挿通部を通つて上方に上
がり、張出し部２２の下端部すなわち長辺側壁２
４との境界部が切込み線３２付近にきたときが上
箱２の引き上げ上限位置となる。上箱２の上下移
動範囲内で、張出し部２２と切込み線３２で形成
される挿通部との間の摩擦力により上箱２は下箱
３に対して任意の高さ位置で保持することができ
る。
図に示す形態になる。なお、第１図は、収納容器
１の一方の短辺側からテイツシユペーパーを収納
した直後で、同短辺側の折曲げ部を未だ接着して
いない状態を示している。ここで、上箱２の長辺
側壁２４の張出し部２２が、下箱３に対して上箱
２を係止する機能を果たし、かつ、下箱３に対し
て上箱２を上下に摺動させるときのガイドの機能
を果たすことになる。すなわち、第３図に示すよ
うに、上箱２の張出し部２２が長辺側壁２４の内
側に曲げられて、下箱３の長辺側壁３４の切込み
線３２に挿通されており、第４図に示すように上
箱２を上方に引き上げるときに張出し部２２が切
込み線３２で形成される挿通部を通つて上方に上
がり、張出し部２２の下端部すなわち長辺側壁２
４との境界部が切込み線３２付近にきたときが上
箱２の引き上げ上限位置となる。上箱２の上下移
動範囲内で、張出し部２２と切込み線３２で形成
される挿通部との間の摩擦力により上箱２は下箱
３に対して任意の高さ位置で保持することができ
る。
この収納容器１にテイツシユペーパーを収納す
る際は、たとえば、折り重ねた400枚（200組）の
ペーパーＰに約10Kgの荷重を加えて全体の厚さを
40mm程度に圧縮して、第１図に示すように高さを
低くした状態の収納容器１の開口した短辺側から
容器内に押し入れ、折曲げ部を内側に折り畳んで
接着し、第３図に示す状態に収納する。この状態
で、圧縮されたペーパーＰが上方に膨らもうとす
る力は、前記した張出し部２２と切込み線３２で
形成される挿通部との間の摩擦力よりは小さいの
で、上箱２は、収納容器１の高さが40mm程度、す
なわち従来の収納容器の約半分の高さとなる位置
で保持することができる。そして、この高さを低
くした状態で保管、輸送、販売を行う。
る際は、たとえば、折り重ねた400枚（200組）の
ペーパーＰに約10Kgの荷重を加えて全体の厚さを
40mm程度に圧縮して、第１図に示すように高さを
低くした状態の収納容器１の開口した短辺側から
容器内に押し入れ、折曲げ部を内側に折り畳んで
接着し、第３図に示す状態に収納する。この状態
で、圧縮されたペーパーＰが上方に膨らもうとす
る力は、前記した張出し部２２と切込み線３２で
形成される挿通部との間の摩擦力よりは小さいの
で、上箱２は、収納容器１の高さが40mm程度、す
なわち従来の収納容器の約半分の高さとなる位置
で保持することができる。そして、この高さを低
くした状態で保管、輸送、販売を行う。
テイツシユペーパーを使用する際は、第２図に
示すように上箱２を下箱３に対して上方に引き上
げた状態で使用する。上箱２を引き上げたとき、
容器内のペーパーＰは弾力により上方に膨らみ、
第４図に示すように、高さが60〜70mm程度になる
ので、従来の容器の場合と同様に、１枚目のペー
パーＰを摘んで引き出すのも容易である。ペーパ
ーＰを使用するにしたがつて、最上段のペーパー
Ｐの位置が下がつてくるので、これに応じて上箱
２を下方に押し下げれば、使用時の収納容器１の
高さを低くするとともに、最上段のペーパーＰの
位置と上箱２のペーパー取出し口との間隔を小さ
くしてペーパーＰの取出しを容易にすることがで
きる。
示すように上箱２を下箱３に対して上方に引き上
げた状態で使用する。上箱２を引き上げたとき、
容器内のペーパーＰは弾力により上方に膨らみ、
第４図に示すように、高さが60〜70mm程度になる
ので、従来の容器の場合と同様に、１枚目のペー
パーＰを摘んで引き出すのも容易である。ペーパ
ーＰを使用するにしたがつて、最上段のペーパー
Ｐの位置が下がつてくるので、これに応じて上箱
２を下方に押し下げれば、使用時の収納容器１の
高さを低くするとともに、最上段のペーパーＰの
位置と上箱２のペーパー取出し口との間隔を小さ
くしてペーパーＰの取出しを容易にすることがで
きる。
本考案のテイツシユペーパー収納容器によつて
以下の効果を奏することができる。
以下の効果を奏することができる。
保管、輸送、販売の段階において収納容器の
高さを従来の半分程度に低くすることができ、
流通経費を削減することができる。
高さを従来の半分程度に低くすることができ、
流通経費を削減することができる。
消費者にとつて、販売店からの持ち帰り時や
家庭内での保管時に嵩張ることがなく、扱い易
い。
家庭内での保管時に嵩張ることがなく、扱い易
い。
使用中の容器内のペーパーの残量に応じてペ
ーパー上面と容器のペーパー取出し口との間隔
を調整でき、ペーパーの取出しが容易となる。
ーパー上面と容器のペーパー取出し口との間隔
を調整でき、ペーパーの取出しが容易となる。
第１図は本考案実施例のテイツシユペーパー収
納容器を示す一部切欠き斜視図、第２図は同収納
容器の使用中の状態を示す一部切欠き斜視図であ
り、第３図は第１図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４
図は第２図の−線矢視断面図である。第５図
及び第６図は収納容器を構成する上箱と下箱の展
開図である。 １……収納容器、２……上箱、３……下箱、２
１……矩形状厚紙、２２……張出し部、２３……
切込み線、２４……長辺側壁、３１……矩形状厚
紙、３２……切込み線、３３……切込み線、３４
……長辺側壁、Ｐ……ペーパー。
納容器を示す一部切欠き斜視図、第２図は同収納
容器の使用中の状態を示す一部切欠き斜視図であ
り、第３図は第１図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第４
図は第２図の−線矢視断面図である。第５図
及び第６図は収納容器を構成する上箱と下箱の展
開図である。 １……収納容器、２……上箱、３……下箱、２
１……矩形状厚紙、２２……張出し部、２３……
切込み線、２４……長辺側壁、３１……矩形状厚
紙、３２……切込み線、３３……切込み線、３４
……長辺側壁、Ｐ……ペーパー。
Claims (1)
- 下部を開放した上箱と上部を開放した下箱とを
組み合わせて箱型容器を構成し、前記上箱の対向
する側壁に形成した張出し部を内側に折り曲げ、
同張出し部を下箱の側壁に設けた切込み線に挿通
させたことを特徴とするテイツシユペーパー収納
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1437090U JPH0522154Y2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1437090U JPH0522154Y2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105394U JPH03105394U (ja) | 1991-10-31 |
| JPH0522154Y2 true JPH0522154Y2 (ja) | 1993-06-07 |
Family
ID=31517741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1437090U Expired - Lifetime JPH0522154Y2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522154Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP1437090U patent/JPH0522154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03105394U (ja) | 1991-10-31 |
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