JP2014156060A - ファイル用のボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】収納空間内に収納した書類等の枚数の変化により柔軟に対応すべく仕切の位置を無段階で変更可能であり、かつ可動仕切をボックス本体により安定して保持させる構成を有するファイル用のボックスを提供する。
【解決手段】内部に収納空間Sを有するボックス本体1と、収納空間Sを区画する機能を有する可動仕切2と、この可動仕切2をボックス本体1に対してスライド可能に支持させるスライド支持機構3とを備えるファイル用のボックスBXにおいて、可動仕切2が、仕切本体21と、この仕切本体21の奥行き方向両端部にそれぞれ形成された取付板である前取付板22及び後取付板23とを備えているとともに、スライド支持機構3が、ボックス本体1の外面1aよりも内側に全体が配される。
【選択図】図3

Description

本発明は、オフィスや学校、家庭等で好適に用いられるファイル用のボックスに関する。
従来より、オフィスや学校、家庭等において書類等を収納しておくための器具の一つとして、内部に収納空間を有するファイル用のボックスが広く用いられている。このようなファイル用のボックスは、収納空間内に書類等を立てた状態で保存しておくことができ、書類の出し入れが容易であるという特徴を有する。
ところで、このようなファイル用のボックスにおいて、書類等の枚数が少ない場合に書類等が収納空間内において自重で湾曲することがあり、この不具合を解消すべく、収納空間を区画する機能を有する仕切を設けることが考えられている。さらに、書類等の枚数の変化により柔軟に対応すべく、収納空間を内部に有するボックス本体と、このボックス本体の収納空間内においてスライド移動可能な可動仕切とを有するファイル用のボックスも考えられている(例えば、特許文献1を参照)。
しかして、前記特許文献1記載のファイル用のボックスの構成では、ボックス本体に上方から係り合い可動仕切を保持するための保持片を可動仕切に設けているが、このような構成においては、以下に述べるような不具合がなお存在する。すなわち、特許文献1記載の保持片はその一部が外部空間に露出しており、この保持片をボックス本体に上方から係り合わせているが、このような構成では、可動仕切をスライド移動させる際、又はこのようなファイル用のボックスを書架等に収納している際に、保持片に下方から上方に向かう作用がボックスの外部から加えられ、可動仕切がボックス本体から離脱する不具合が発生し得る。そこで、可動仕切をボックス本体により安定して保持させる構成を有するファイル用のボックスが要望されている。
特開平11−301160号公報
本発明は以上の点に着目し、収納空間内に収納した書類等の枚数の変化により柔軟に対応すべく仕切の位置を無段階で変更可能であり、かつ可動仕切をボックス本体により安定して保持させる構成を有するファイル用のボックスを実現することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明に係るファイル用のボックスは、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係るファイル用のボックスは、内部に収納空間を有するボックス本体と、前記収納空間を区画する機能を有する可動仕切と、この可動仕切を前記ボックス本体に対してスライド可能に支持させるスライド支持機構とを備えるファイル用のボックスであって、前記可動仕切が、仕切本体と、この仕切本体の奥行き方向両端部にそれぞれ形成された取付板とを備えたものであり、前記スライド支持機構が、前記ボックス本体の外面よりも内側に全体が配されたものである。
このようなものであれば、スライド支持機構の全体がボックス本体の外面よりも内側に配されているので、ボックスの外部から取付板とボックス本体との間の係合状態を解除する作用が加えられる不具合の発生を防止又は抑制できる。
このようなファイル用のボックスにおいて可動仕切のボックス本体からの脱落をより効果的に防止できる構成として、前記スライド支持機構が、ボックス本体に設けられた上下に対をなすスリットと、前記取付板に設けられ一方のスリットに上方から係り合う第1の係止片と、前記取付板に設けられ他方のスリットに下方から係り合う第2の係止片とを備えているものが挙げられる。
スライド支持機構の全体をボックス本体の外面よりも内側に配するための簡単な構成の一例として、前記ボックス本体が、前端面を構成する前壁本体と、この前壁本体の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記前壁本体の内方に重なり合う前折り返し部と、後端面を構成する後壁本体と、この後壁本体の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記後壁本体の内方に重なり合う後折り返し部とを備え、前記前折り返し部及び前記後折り返し部に前記スリットが設けられているものが挙げられる。
より簡単な構成で前記取付板に前記係止片を設けるには、この係止片を、前記取付板から切り起こして設けるのが望ましい。
このようなファイル用のボックスにおいて可動仕切をより安定してボックス本体に取り付けるようにするための構成として、前記取付板が前記ボックス本体に添接しているものが挙げられる。
このようなファイル用のボックスにおいて、ボックス本体に可動仕切を取り付けたまま折り畳むことができるようにするための構成として、前記可動仕切が、1枚のシート状素材により形成されており、幅方向に離間して対をなす前記仕切本体と、これら対をなす前記仕切本体の奥行き方向端部をそれぞれ接続する1対の前記取付板とを備えているものが挙げられる。
本発明によれば、収納空間内に収納した書類等の枚数の変化により柔軟に対応すべく仕切の位置を無段階で変更可能であり、かつ可動仕切をボックス本体により安定して保持させる構成を有するファイル用のボックスを実現することができる。
本発明の一実施形態に係るファイル用のボックスを示す斜視図。 同実施形態に係るファイル用のボックスを示す正面図。 図2におけるA−A断面図。 図3におけるB−B断面図。 同実施形態に係るファイル用のボックスを折り畳んだ状態を示す斜視図。 同実施形態に係るボックス本体を構成するシートを示す展開図。 同実施形態に係る可動仕切を構成するシートを示す展開図。 同実施形態に係る底敷板を示す平面図。
本発明の一実施形態を図1〜図8を参照しつつ以下に示す。
本実施形態に係るファイル用のボックスBXは、図1〜図4に示すように、内部に被収納物である書類D1、D2を収納可能な収納空間Sを有するボックス本体1と、このボックス本体1の収納空間Sを区画する機能を有する仕切本体21及びこの仕切本体21の奥行き方向両端部にそれぞれ形成された取付板すなわち前取付板22及び後取付板23を有し、これら前取付板22及び後取付板23が、前記ボックス本体1の外面1aよりも内側に配されボックス本体1と幅方向にスライド可能に係合する係止片を備えている可動仕切2と、この可動仕切2を前記ボックス本体1に対してスライド可能に支持させるスライド支持機構3と、前記ボックス本体1の内底面の上方に配される底敷板4とを備えている。
前記ボックス本体1は、全体が図6に示すような1枚のシート状をなすプラスチック製の素材により形成されており、前端面を構成する前壁11と、この前壁11に対向し後端面を構成する後壁12と、これら前壁11及び後壁12の側端縁同士を接続する側壁13と、これら前壁11、後壁12及び側壁13の下端から延出する底壁14とを備えている。また、このボックス本体1は、前記前壁11、後壁12、側壁13及び底壁14により区画される前記収納空間Sを内部に有する。さらに詳述すると、前記前壁11は、前端面を構成する前壁本体111と、この前壁本体111の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記前壁本体111の内方に重なり合う前折り返し部112とを有する。また、前壁11の前方には、透明な樹脂により形成され前壁11との間でこのボックスBXに収納した書類の内容等が記載された紙葉類を収納するための空間を形成する前ポケット部材P1が設けられている。前記後壁12は、後端面を構成する後壁本体121と、この後壁本体121の上端部を内方に折り返すことにより形成されこの後壁本体121の上部の内方に重なり合う後折り返し部122とを有する。本実施形態では、この後壁12の高さ寸法は、前記前壁11の高さ寸法よりも大きく設定している。また、後壁12の後方にも、透明な樹脂により形成され後壁12との間でこのボックスBXに収納した書類の内容等が記載された紙葉類を収納するための空間を形成する後ポケット部材P2が設けられている。さらに、この後壁12の一側端部からは、一方の側壁13の後端部と接合するための接合しろ123を前方に延出させて設けている。前記側壁13は、前端縁が前記前壁11に、後端縁が前記後壁12にそれぞれ連続しており、側端面を構成する側壁本体131と、この側壁本体131の上端部を内方に折り返すことにより形成されこの側壁本体131の上部の内方に重なり合う側折り返し部132とを有する。また、本実施形態では、この側壁13の高さ寸法は、前部においては後方に向かうにつれ漸次大きくなり、後部においては一定である。一方の側壁13の後端部の内面には、前記接合しろ123が接合されている。前記底壁14は、前記前壁11の下端から延出する第1の底壁141要素と、前記後壁12の下端から延出する第2の底壁要素142と、一方の側壁13の下端から延出する第3の底壁要素143と、他方の側壁13の下端から延出する第4の底壁要素144とを組み合わせて形成している。これら第1〜第4の底壁要素141〜144の構成、及び第1〜第4の底壁要素141〜144を組み合わせて底壁14を形成する方法は、従来知られているこの種のファイル用ボックスの底壁を形成する方法と同様であるので、詳細な説明は省略する。
前記可動仕切2は、全体が図7に示すような1枚のシート状素材により形成されており、幅方向に離間して対をなす前記仕切本体21と、これら対をなす前記仕切本体21の奥行き方向端部をそれぞれ接続する1対の前記取付板、すなわち前取付板22及び後取付板23とを備えている。さらに詳述すると、前記仕切本体21は、前記収納空間Sの奥行き寸法全域にわたって伸びており、上縁は前記側板の上縁と同一の形状を有する。対をなす仕切本体21間には、図1に示すように、被収納物である書類D2を収納可能である。また、この仕切本体21の下縁は、前記前取付板22の下縁と前記後取付板23の下縁とを直線的に接続する形状をなしており、この仕切本体21の下縁と底壁14とは離間している。前記前取付板22は、前記前壁11に添接しており、前記前壁11と略同一の高さ寸法を有する。また、この前取付板22からは、前記スライド支持機構3を構成する第1及び第2の係止片33、34を切り起こして設けている。前記後取付板23は、前記後壁12の上部に添接しており、前記後壁12よりも高さ寸法が小さい。この後取付板23の一側端部からは接合しろ24を前方に延出させて設けており、この接合しろ24を一方の仕切本体21の後端部と溶着により接合している。また、この後取付板23からも、前記スライド支持機構3を構成する第1及び第2の係止片33、34を切り起こして設けている。
前記スライド支持機構3は、前記前取付板22及び前記後取付板23側に設けた第1及び第2の係止片33、34と、ボックス本体1に設けられた上下に対をなす第1及び第2のスリット31、32とを備えており、第1の係止片33と第1のスリット31とをスライド可能に係わり合わせるとともに、第2の係止片34と第2のスリット32とをスライド可能に係わり合わせてなる。また、このスライド支持機構3は、前記ボックス本体1の外面よりも内側に全体が配されている。さらに詳述すると、前記第1の係止片33は、上述したように前取付板22及び後取付板23から切り起こして設けられ、上端縁が前取付板22及び後取付板23の他の部分と連続している。一方、前記第2の係止片34は、上述したように前取付板22及び後取付板23から切り起こして前記第1の係止片33の上方に設けられ、下端縁が前取付板22及び後取付板23の他の部分と連続している。一方、前記第1及び第2のスリット31、32は、前記ボックス本体1の前壁11の前折り返し部112及び後壁12の後折り返し部122に上下に対をなして設けられ、下側に位置する第1のスリット31が前記第1の係止片33と係わり合い、上側に位置する第2のスリット32が前記第2の係止片34と係わり合う。すなわち、前記第1の係止片33は前記第1のスリット31に上方から係わり合い可動仕切2の脱落を防止する機能を発揮する一方、前記第2の係止片34は前記第2のスリット32に下方から係わり合い可動仕切2の上方への抜け止めを行う機能を発揮する。そして、これら第1及び第2の係止片33、34は、いずれも前壁本体111と前折り返し部112との間の空間、又は後壁本体121と後折り返し部122との間の空間に収納される。すなわち、これら第1及び第2の係止片33、34、ひいてはこのスライド支持機構3の全体は、ボックス本体1の外面1aよりも内側、すなわちボックス本体1の前壁11の前面よりも後方及びボックス本体1の後壁12の後面よりも前方に配されている。
前記底敷板4は、図8に示すように、樹脂製で矩形状をなす底敷板本体41と、この底敷板本体41の外方に一体に設けられ前記ボックス本体1に圧着する圧着突起42と、前記底敷板本体41から切り起こして設けられ幅方向一端縁が底敷板本体41と連続しており収納空間S内部に収納された書類等の向きを案内する案内突起43とを備えている。
また、このファイル用のボックスBXは、前記スライド支持機構3の第1の係止片33と第1のスリット31とを係わり合わせるとともに第2の係止片34と第2のスリット32とを係わり合わせて可動仕切2をボックス本体1に取り付けた状態で流通させるようにしている。さらに詳述すると、ボックス本体1の前壁11、後壁12及び両側壁13に連続する第1〜第4の底壁要素141〜144はそれぞれ前記前壁11、後壁12及び両側壁13に垂下させた状態としておき、図5に示すような状態でボックス本体1及び可動仕切2を一体的に折り畳んだ状態で流通させるようにしている。そして、このファイル用のボックスBXの使用時には、ボックス本体1の前壁11、後壁12及び両側壁13が平面視矩形状となるように折り畳み状態を解除し、第1〜第4の底壁要素141〜144を組み合わせて底壁14を形成するようにしている。
以上に述べたように、本実施形態の構成によれば、以下に述べるような効果を得ることができる。すなわち、スライド支持機構3により可動仕切2をボックス本体1にスライド可能に支持させることにより書類の枚数が少ない場合であっても書類等が収納空間S内において自重で湾曲することを防止又は抑制できるようにしつつ、スライド支持機構3の全体をボックス本体1の外面1aよりも内側に配しているので、ボックスBXの外部から取付板22、23とボックス本体1との間の係合状態を解除する作用が加えられる不具合の発生を防止又は抑制することができる。
前記スライド支持機構3が、ボックス本体1の前壁11及び後壁12に設けられた上下に対をなす第1及び第2のスリット31、32と、前記前取付板22及び前記後取付板23に設けられ第1のスリット31に上方から係り合う第1の係止片33と、前記前取付板22及び前記後取付板23に設けられ第2のスリット32に下方から係り合う第2の係止片34とを備えているので、第1の係止片33を第1のスリット31に係り合わせることにより可動仕切2のボックス本体1からの脱落を防止しつつ、第2の係止片34を第2のスリット32に係り合わせることにより可動仕切2の上方への抜き取りを防止することもできる。
前記ボックス本体1が、前端面を構成する前壁本体111及びこの前壁本体111の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記前壁本体111の内方に重なり合う前折り返し部112を有する前壁11と、後端面を構成する後壁本体121及びこの後壁本体121の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記後壁本体121の内方に重なり合う後折り返し部122を有する後壁12とを備え、前記前折り返し部112及び前記後折り返し部122に前記第1及び第2のスリット31、32がそれぞれ設けられているので、簡単な構成により前記スライド支持機構3の全体をボックス本体1の外面1aよりも内側に配することができる。
前記第1及び第2の係止片33、34を前記前取付板22及び前記後取付板23からそれぞれ切り起こして設けているので、より簡単な構成で前記取付板22に前記第1及び第2の係止片33、34を設けることができる。
前記前取付板22及び後取付板23がいずれも前記ボックス本体1に添接しているので、可動仕切2をより安定してボックス本体1に取り付けることができる。
前記可動仕切2が、1枚のシート状素材により形成されており、幅方向に離間して対をなす前記仕切本体21と、これら対をなす前記仕切本体21の奥行き方向端部をそれぞれ接続する前取付板22及び後取付板23とを備えているので、ボックス本体1を図5に示すように折り畳むと、仕切本体21と前取付板22との境界及び仕切本体21と後取付板23との境界がヒンジとして機能し、ボックス本体1の折り畳み動作に追従して可動仕切2が折り畳まれる。従って、前述したように、ボックス本体1に可動仕切2を取り付けたまま折り畳んだ状態で流通させることや保存しておくことができる。また、このような可動仕切2の内部に厚手の書類D2を収納した場合であっても、前取付板22と前壁11との間及び後取付板23と後壁12との間に設けたスライド支持機構3により可動仕切2を支持させており、前壁11及び後壁12が書類D2からの荷重を受けるので、このような書類D2を収納したボックスBXが書類D2ごと横倒しになることを防止又は抑制することもできる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、上述した実施形態では、スライド支持機構に、ボックス本体に設けられた上下に対をなすスリットと、前記取付板に設けられ一方のスリットに上方から係り合う第1の係止片と、前記取付板に設けられ他方のスリットに下方から係り合う第2の係止片とを備えている構成を採用しているが、これ以外の態様のものをスライド支持機構として採用してもよい。例えば、ボックス本体の前壁及び後壁にスリットを1つだけ設け、可動仕切の各取付板に前記スリットと係合可能な係止片を1つだけ設ける態様のスライド支持機構や、ボックス本体の内面又は取付板の外面の一方に設けられた幅方向に伸びる突条と、他方に設けられこの突条と係わり合うことが可能な凹部とを係わり合わせてなる態様のスライド支持機構や、ボックス本体に設けられた係止片と、前記取付板に設けられたスリットとを係わり合わせてなる態様のスライド支持機構等、可動仕切を前記ボックス本体に対してスライド可能に支持させることが可能であるとともに全体がボックス本体の外面よりも内側に配される構成のスライド支持機構であれば、上述した本発明の主要な効果を得ることができる。
また、上述したようなボックス本体にスリットを設けるとともに可動仕切の取付板に係止片を設ける態様のものであっても、係止片は上述した実施形態のもののような前記取付板から切り起こして設ける構成のものに限らず、例えば予め取付板と別体に形成され取付板の外面に接着される構成の係止片や、取付板と一体に設けられ該取付板の外面から突出する構成の係止片等を採用してもよい。
さらに、上述した実施形態では、可動仕切を安定してボックス本体に保持させるべく、前記取付板を前記ボックス本体に添接させているが、前記取付板と前記ボックス本体とが離間した構成を採用してももちろんかまわない。
そして、上述した実施形態では、前記可動仕切が、1枚のシート状素材により形成されており、幅方向に離間して対をなす前記仕切本体と、これら対をなす前記仕切本体の奥行き方向端部をそれぞれ接続する1対の前記取付板とを備えている構成を採用しているが、可動仕切に仕切本体を1つだけ設ける態様や、3つ以上設ける態様を採用してももちろんよい。さらに、取付板を1対だけ設ける、換言すれば可動仕切の前端及び後端にそれぞれ1枚だけ設ける態様に限らず、例えば、可動仕切の前端又は後端側に2枚の取付板を重ね合わせて設けるようにする等、取付板を可動仕切の前後両端部にそれぞれ設けているものであれば、3枚目以降の取付板を任意の位置に設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
BX…ボックス
1…ボックス本体
1a…(ボックス本体の)外面
2…可動仕切
21…仕切本体
22…取付板(前取付板)
23…取付板(後取付板)
3…スライド支持機構

Claims (6)

  1. 内部に収納空間を有するボックス本体と、前記収納空間を区画する機能を有する可動仕切と、この可動仕切を前記ボックス本体に対してスライド可能に支持させるスライド支持機構とを備えるファイル用のボックスであって、
    前記可動仕切が、仕切本体と、この仕切本体の奥行き方向両端部にそれぞれ形成された取付板とを備えたものであり、
    前記スライド支持機構が、前記ボックス本体の外面よりも内側に全体が配されたものであることを特徴とするファイル用のボックス。
  2. 前記スライド支持機構が、ボックス本体に設けられた上下に対をなすスリットと、前記取付板に設けられ一方のスリットに上方から係り合う第1の係止片と、前記取付板に設けられ他方のスリットに下方から係り合う第2の係止片とを備えている請求項1記載のファイル用のボックス。
  3. 前記ボックス本体が、前端面を構成する前壁本体と、この前壁本体の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記前壁本体の内方に重なり合う前折り返し部と、後端面を構成する後壁本体と、この後壁本体の上端部を内方に折り返すことにより形成され前記後壁本体の内方に重なり合う後折り返し部とを備え、前記前折り返し部及び前記後折り返し部に前記スリットが設けられている請求項2記載のファイル用のボックス。
  4. 前記係止片を前記取付板から切り起こして設けている請求項2又は3記載のファイル用のボックス。
  5. 前記取付板が前記ボックス本体に添接している請求項1、2、3又は4記載のファイル用のボックス。
  6. 前記可動仕切が、1枚のシート状素材により形成されており、幅方向に離間して対をなす前記仕切本体と、これら対をなす前記仕切本体の奥行き方向端部をそれぞれ接続する1対の前記取付板とを備えている請求項1、2、3、4又は5記載のファイル用のボックス。
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