JPH0651123A - 偏光フイルムの製造 - Google Patents
偏光フイルムの製造Info
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- JPH0651123A JPH0651123A JP5103780A JP10378093A JPH0651123A JP H0651123 A JPH0651123 A JP H0651123A JP 5103780 A JP5103780 A JP 5103780A JP 10378093 A JP10378093 A JP 10378093A JP H0651123 A JPH0651123 A JP H0651123A
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- Japan
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- film
- stretching
- polyvinyl alcohol
- dichroic
- dichroic material
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29D7/01—Films or sheets
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
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- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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-
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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- C08J2329/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリビニルアルコール及び溶媒(ここでポリ
ビニルアルコールは二色性物質を含む)の混合物のキャ
スティングまたは押出、10〜210℃での300〜1
200%のフィルムの乾燥及び延伸によって、ポリビニ
ルアルコール及び少なくとも一種の二色性物質を基にし
た偏光フィルムを製造するための方法であって、未延伸
フィルムの幅b0に依存して、延伸ギャップl0を、条件
b0/l0<3を満足するように与えることを特徴とする
方法。 【効果】 本発明は、高い二色性吸光商を有する偏光フ
ィルムを与える。
ビニルアルコールは二色性物質を含む)の混合物のキャ
スティングまたは押出、10〜210℃での300〜1
200%のフィルムの乾燥及び延伸によって、ポリビニ
ルアルコール及び少なくとも一種の二色性物質を基にし
た偏光フィルムを製造するための方法であって、未延伸
フィルムの幅b0に依存して、延伸ギャップl0を、条件
b0/l0<3を満足するように与えることを特徴とする
方法。 【効果】 本発明は、高い二色性吸光商を有する偏光フ
ィルムを与える。
Description
【0001】本発明は、ポリビニルアルコール及び溶媒
(ここでポリビニルアルコールは二色性物質を含む)の
混合物のキャスティングまたは押出によって、そしてフ
ィルムを乾燥しそして300〜1200%だけ延伸する
ことによって、ポリビニルアルコール及び少なくとも一
種の二色性物質を基にした偏光フィルムを製造するため
の方法に関する。
(ここでポリビニルアルコールは二色性物質を含む)の
混合物のキャスティングまたは押出によって、そしてフ
ィルムを乾燥しそして300〜1200%だけ延伸する
ことによって、ポリビニルアルコール及び少なくとも一
種の二色性物質を基にした偏光フィルムを製造するため
の方法に関する。
【0002】ポリビニルアルコール及び少なくとも一種
の二色性物質を基にした偏光フィルムをどのようにして
製造するかは知られている。偏光フィルムの必須の特徴
は、閉じた位置(closed position)で
の透過率ができる限り低くそして開いた位置(open
position)での透過率ができる限り高いこと
である。この特徴は更に改善される必要がある。
の二色性物質を基にした偏光フィルムをどのようにして
製造するかは知られている。偏光フィルムの必須の特徴
は、閉じた位置(closed position)で
の透過率ができる限り低くそして開いた位置(open
position)での透過率ができる限り高いこと
である。この特徴は更に改善される必要がある。
【0003】明/暗コントラストの適切な尺度は、二色
性吸光商QEである。これは、特定の波長での閉じた位
置での直線的に偏光された光の吸光対開いた位置での直
線的に偏光された光の吸光の比として定義される。
性吸光商QEである。これは、特定の波長での閉じた位
置での直線的に偏光された光の吸光対開いた位置での直
線的に偏光された光の吸光の比として定義される。
【0004】 QE=〔吸光(閉じた)〕/〔吸光(開いた)〕 この値が高ければ高いほど、偏光子はそれだけ良い。
【0005】この特徴は、延伸プロセスを実行する特定
のやり方によって改善することができること、即ち延伸
プロセスの間、フィルムの幅に依存して、十分に広い延
伸ギャップを与えねばならないことが見い出された。
のやり方によって改善することができること、即ち延伸
プロセスの間、フィルムの幅に依存して、十分に広い延
伸ギャップを与えねばならないことが見い出された。
【0006】延伸ギャップl0は、延伸されるフィルム
が固定的にクランプ止めされる2つの点の間の距離を表
す。非連続的な延伸に関しては、この値は、延伸前の距
離に関する。異なる速度で走る何対かのローラーの間の
連続的延伸に関しては、延伸ギャップは、延伸の間、一
定のままである。
が固定的にクランプ止めされる2つの点の間の距離を表
す。非連続的な延伸に関しては、この値は、延伸前の距
離に関する。異なる速度で走る何対かのローラーの間の
連続的延伸に関しては、延伸ギャップは、延伸の間、一
定のままである。
【0007】フィルム幅b0は、延伸前のフィルムの幅
である。
である。
【0008】それ故、本発明の目的は、延伸の間、3未
満、しかし好ましくは2未満、そして特に0.1〜1の
比b0/l0が維持されることを特徴とする上で述べた方
法である。
満、しかし好ましくは2未満、そして特に0.1〜1の
比b0/l0が維持されることを特徴とする上で述べた方
法である。
【0009】延伸は、10〜210℃で、しかし特に8
0〜200℃で、そして好ましくは120〜190℃で
実施される。延伸温度は可塑剤の添加によって減らすこ
とができることが知られている。
0〜200℃で、そして好ましくは120〜190℃で
実施される。延伸温度は可塑剤の添加によって減らすこ
とができることが知られている。
【0010】ポリビニルアルコールのための適切な溶媒
は、例えば水、ジメチルホルムアミド及びジメチルスル
ホキシドである。水が好ましい。
は、例えば水、ジメチルホルムアミド及びジメチルスル
ホキシドである。水が好ましい。
【0011】使用される二色性物質の量は、ポリマーに
関して特に0.01〜10重量%、そして好ましくは
0.1〜6重量%である。ポリマー - 溶媒混合物は、
好ましくは2〜80重量%のポリマーを含む。比較的低
いポリマー含量、例えば2〜20重量%に関しては、偏
光フィルムは好ましくはキャスティングによって製造さ
れ、そして高いポリマー含量、例えば50〜80重量%
に関しては、偏光フィルムは好ましくは押出によって製
造される。
関して特に0.01〜10重量%、そして好ましくは
0.1〜6重量%である。ポリマー - 溶媒混合物は、
好ましくは2〜80重量%のポリマーを含む。比較的低
いポリマー含量、例えば2〜20重量%に関しては、偏
光フィルムは好ましくはキャスティングによって製造さ
れ、そして高いポリマー含量、例えば50〜80重量%
に関しては、偏光フィルムは好ましくは押出によって製
造される。
【0012】二色性物質として特に適切であるのは、偏
光フィルムが製造される条件によって二色性特徴が損な
われない物質、特に有機顔料及びポリアセチレンであ
る。
光フィルムが製造される条件によって二色性特徴が損な
われない物質、特に有機顔料及びポリアセチレンであ
る。
【0013】有機顔料は多くの回数提案されてきた。詳
細なリストは、例えばEP−A−297 927中に見
い出すことができる。ポリビニルアルコール/ポリアセ
チレンを基にした偏光フィルムは、例えばEP−A−2
49 019から知られている。
細なリストは、例えばEP−A−297 927中に見
い出すことができる。ポリビニルアルコール/ポリアセ
チレンを基にした偏光フィルムは、例えばEP−A−2
49 019から知られている。
【0014】偏光フィルムのキャスティングは、例えば
DE−OS 4 026 960及びDE−OS 40
32 590中に述べられている。
DE−OS 4 026 960及びDE−OS 40
32 590中に述べられている。
【0015】溶媒の除去は、空気が特に60℃までの温
度を有する空気中での乾燥によって好ましくは行われ
る。乾燥は、延伸前の偏光フィルムが多くても25重量
%の溶媒、好ましくは多くても20重量%の溶媒を含む
まで続けるべきである。
度を有する空気中での乾燥によって好ましくは行われ
る。乾燥は、延伸前の偏光フィルムが多くても25重量
%の溶媒、好ましくは多くても20重量%の溶媒を含む
まで続けるべきである。
【0016】延伸は非連続的または連続的で良く、そし
て連続的延伸は、特に異なる速度で走る何対または何組
のローラーの間をフィルムを通過させることによって実
施される。通過させられる第二対のローラーは、最初に
通過させられる対のローラーよりも、物質が延伸される
べき率だけ速い速度で走る。延伸は一または数段階で行
うことができる。ローラーの対の間のギャップは、例え
ば、その箱の中に熱い空気が所望の温度で供給される、
入口及び出口スロットを有する箱を通してフィルムを通
過させることによってフィルムを必要な延伸温度に加熱
するために、加熱可能でなければならない。空気の供給
は、通常はスロットまたはホールを有するノズルによっ
て行われる。それは、フィルムの方向に平行または垂直
に行われて良い。
て連続的延伸は、特に異なる速度で走る何対または何組
のローラーの間をフィルムを通過させることによって実
施される。通過させられる第二対のローラーは、最初に
通過させられる対のローラーよりも、物質が延伸される
べき率だけ速い速度で走る。延伸は一または数段階で行
うことができる。ローラーの対の間のギャップは、例え
ば、その箱の中に熱い空気が所望の温度で供給される、
入口及び出口スロットを有する箱を通してフィルムを通
過させることによってフィルムを必要な延伸温度に加熱
するために、加熱可能でなければならない。空気の供給
は、通常はスロットまたはホールを有するノズルによっ
て行われる。それは、フィルムの方向に平行または垂直
に行われて良い。
【0017】ポリビニルアルコールとしては、例えば、
ポリ酢酸ビニルの完全または部分的鹸化によって製造さ
れた任意のポリビニルアルコール、特にすべてのモノマ
ー単位の90〜100%がビニルアルコール単位である
ポリビニルアルコールが適切である。
ポリ酢酸ビニルの完全または部分的鹸化によって製造さ
れた任意のポリビニルアルコール、特にすべてのモノマ
ー単位の90〜100%がビニルアルコール単位である
ポリビニルアルコールが適切である。
【0018】残りは、通常はエチレン、酢酸ビニルまた
はトリフルオロ酢酸ビニルのようなモノマー単位から成
る。
はトリフルオロ酢酸ビニルのようなモノマー単位から成
る。
【0019】これらのコポリマーは、主にタクチックな
またはアタクチックなポリマーとして存在して良い。本
発明に従って使用されるPVALは、例えば、90以上
〜100%の酢酸ビニル単位と10以下〜0のエチレン
単位との共重合及びすべての酢酸ビニル単位の完全な鹸
化によって製造することができる。しかしながら、それ
はまた、酢酸ビニルまたはトリフルオロ酢酸ビニルの重
合及びすべてのエステル基の90以上〜100%の鹸化
によって製造することもできる。工業的な実際において
は、PVALは所望の程度までのポリ酢酸ビニルの鹸化
によって製造される。
またはアタクチックなポリマーとして存在して良い。本
発明に従って使用されるPVALは、例えば、90以上
〜100%の酢酸ビニル単位と10以下〜0のエチレン
単位との共重合及びすべての酢酸ビニル単位の完全な鹸
化によって製造することができる。しかしながら、それ
はまた、酢酸ビニルまたはトリフルオロ酢酸ビニルの重
合及びすべてのエステル基の90以上〜100%の鹸化
によって製造することもできる。工業的な実際において
は、PVALは所望の程度までのポリ酢酸ビニルの鹸化
によって製造される。
【0020】二色性物質としてポリアセチレンを使用す
る時には、ポリビニルアルコール及びポリアセチレンを
合わせるグラフトコポリマーは、例えば、EP−A−3
74627またはEP−A−384 248から知られ
ているように、製造されそして偏光フィルムに加工され
る。
る時には、ポリビニルアルコール及びポリアセチレンを
合わせるグラフトコポリマーは、例えば、EP−A−3
74627またはEP−A−384 248から知られ
ているように、製造されそして偏光フィルムに加工され
る。
【0021】
【実施例】実施例1 ポリビニルアルコールとポリアセチレンを合わせるコポ
リマーの製造 空気を排除して、100gのポリビニルアルコール及び
5gの乾いたジメチルスルホキシドあたり1.4ミリモ
ルの〔NiPh(Ph2PCHCPhO)−(i−Pr3
PCHPh)〕を、40℃で乾いたN−メチルピロリド
ン中の高度に鹸化されたポリビニルアルコール(約1%
の残留アセテート含量)の6%溶液中に撹拌して入れ、
そして2分間アセチレンを重合させた。青黒いポリマー
がアセトン中に沈殿したが、これをアセトンで完全に洗
浄し、そして水の中に溶解した。水の中ではそれは約8
重量%にのぼった。25℃でのこの溶液の粘度は約30
0mPasであった。
リマーの製造 空気を排除して、100gのポリビニルアルコール及び
5gの乾いたジメチルスルホキシドあたり1.4ミリモ
ルの〔NiPh(Ph2PCHCPhO)−(i−Pr3
PCHPh)〕を、40℃で乾いたN−メチルピロリド
ン中の高度に鹸化されたポリビニルアルコール(約1%
の残留アセテート含量)の6%溶液中に撹拌して入れ、
そして2分間アセチレンを重合させた。青黒いポリマー
がアセトン中に沈殿したが、これをアセトンで完全に洗
浄し、そして水の中に溶解した。水の中ではそれは約8
重量%にのぼった。25℃でのこの溶液の粘度は約30
0mPasであった。
【0022】式中で、“Ph”はフェニルを表し、そし
て“i−Pr”はイソプロピルを表す。
て“i−Pr”はイソプロピルを表す。
【0023】実施例2 キャストフィルムの製造 ポリマーに関して約14重量%にのぼるグリセリンを、
上で述べた水性溶液に添加した。仕上がったキャスティ
ング溶液を濾過しそして脱ガスし、そして次にフィルム
をカスケードキャスティングプロセスに従ってセルロー
ストリアセテート担体フィルムの上に36℃でキャスト
した。添加された湿った層は約350μmの厚さを有し
ていた。
上で述べた水性溶液に添加した。仕上がったキャスティ
ング溶液を濾過しそして脱ガスし、そして次にフィルム
をカスケードキャスティングプロセスに従ってセルロー
ストリアセテート担体フィルムの上に36℃でキャスト
した。添加された湿った層は約350μmの厚さを有し
ていた。
【0024】実施例3 偏光フィルムの製造 22cmの幅を有する約20重量%の残留水分に乾燥さ
れたフィルムを、担体フィルムから取り外しそして比b
0/l0が3にのぼるようなやり方で延伸機でそれを延伸
するためにクランプ止めした。次に、フィルムを、その
元の長さの8倍まで(ε=700%)170℃で熱い空
気シャフト中で延伸した。
れたフィルムを、担体フィルムから取り外しそして比b
0/l0が3にのぼるようなやり方で延伸機でそれを延伸
するためにクランプ止めした。次に、フィルムを、その
元の長さの8倍まで(ε=700%)170℃で熱い空
気シャフト中で延伸した。
【0025】フィルムは、600nmで39%の偏光さ
れていない光に関する透過率Tunpol、99%の偏光度
P及び22のQE値を有していた。
れていない光に関する透過率Tunpol、99%の偏光度
P及び22のQE値を有していた。
【0026】実施例4 延伸は実施例3におけるように実施したが、b0/l0を
2の値で固定した。
2の値で固定した。
【0027】延伸度εは700%であった。
【0028】600nmで、この偏光フィルムは今やよ
り良い視力測定(optometric)値を有してい
た: Tunpol=39% P=99.96% QE=35。
り良い視力測定(optometric)値を有してい
た: Tunpol=39% P=99.96% QE=35。
【0029】実施例5 延伸は実施例3におけるように実施したが、b0/l0を
1.4で固定した。
1.4で固定した。
【0030】ε=740% Tunpol=600nmで39% P=99.98% QE=40。
【0031】実施例6 延伸は実施例3におけるように実施したが、b0/l0を
1.0で固定した。
1.0で固定した。
【0032】ε=760% Tunpol=600nmで39% P=99.99% QE=41。
【0033】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0034】1)ポリビニルアルコール及び溶媒(ここ
でポリビニルアルコールは二色性物質を含む)の混合物
のキャスティングまたは押出、10〜210℃での30
0〜1200%のフィルムの乾燥及び延伸によって、ポ
リビニルアルコール及び少なくとも一種の二色性物質を
基にした偏光フィルムを製造するための方法であって、
未延伸フィルムの幅b0に依存して、延伸ギャップl
0を、条件b0/l0<3を満足するように与えることを
特徴とする方法。
でポリビニルアルコールは二色性物質を含む)の混合物
のキャスティングまたは押出、10〜210℃での30
0〜1200%のフィルムの乾燥及び延伸によって、ポ
リビニルアルコール及び少なくとも一種の二色性物質を
基にした偏光フィルムを製造するための方法であって、
未延伸フィルムの幅b0に依存して、延伸ギャップl
0を、条件b0/l0<3を満足するように与えることを
特徴とする方法。
【0035】2)b0/l0が2未満であることを特徴と
する、上記1に記載の方法。
する、上記1に記載の方法。
【0036】3)b0/l0が0.1〜1になることを特
徴とする、上記1に記載の方法。
徴とする、上記1に記載の方法。
【0037】4)二色性物質がポリアセチレンであるこ
とを特徴とする、上記1に記載の方法。
とを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0038】5)ポリアセチレンがニッケル接触された
方法を使用してポリビニルアルコール溶液中で製造され
ることを特徴とする、上記4に記載の方法。
方法を使用してポリビニルアルコール溶液中で製造され
ることを特徴とする、上記4に記載の方法。
【0039】6)延伸を80〜200℃の温度で実施す
ることを特徴とする、上記1に記載の方法。
ることを特徴とする、上記1に記載の方法。
【0040】7)延伸を120〜190℃の温度で実施
することを特徴とする、上記1に記載の方法。
することを特徴とする、上記1に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 4F C08L 29:04
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリビニルアルコール及び溶媒(ここで
ポリビニルアルコールは二色性物質を含む)の混合物の
キャスティングまたは押出、10〜210℃での300
〜1200%のフィルムの乾燥及び延伸によって、ポリ
ビニルアルコール及び少なくとも一種の二色性物質を基
にした偏光フィルムを製造するための方法であって、未
延伸フィルムの幅b0に依存して、延伸ギャップl0を、
条件b0/l0<3を満足するように与えることを特徴と
する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4211779.8 | 1992-04-08 | ||
DE4211779A DE4211779A1 (de) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | Herstellung von Polarisationsfolien |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651123A true JPH0651123A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=6456374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5103780A Pending JPH0651123A (ja) | 1992-04-08 | 1993-04-07 | 偏光フイルムの製造 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5326507A (ja) |
JP (1) | JPH0651123A (ja) |
KR (1) | KR100266849B1 (ja) |
BE (1) | BE1006402A3 (ja) |
DE (1) | DE4211779A1 (ja) |
IT (1) | IT1261430B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144419A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-21 | Kuraray Co Ltd | 延伸加工用ビニルアルコール系重合体フィルムの製造法および偏光フィルム |
US7632430B2 (en) | 2002-10-31 | 2009-12-15 | Kuraray Co., Ltd. | Process for producing polarizing film |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4434964A1 (de) * | 1994-09-30 | 1996-04-04 | Agfa Gevaert Ag | Polarisationsfolie |
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