JPH06505468A - トラツクの支持器具の上向揺動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トラックの支持器具の上向揺動装置 技術分野 本発明は車両に取り付けられた揺動輪のまわりのトラックの油圧により伸縮自在 の支持器具の上向揺動装置に関する。

背景技術 トラックに取り付けられた荷役クレーンにより大きな荷物が持ち上げられねばな らないとき、普通は車両の車輪を伸縮自在に撤退し得る支持器具により解放する 。側方に撤退し得るブラケットに通常連結されるこれらの支持器具は、車両の走 行の間中可能な限り上方に揺動されねばならない。車両の高さ増加および支持器 具の質量の増加によりこのような揺動は機械的な補助手段なしには容易には不可 能である。

発明の開示 本発明の課題はできるだけ僅かな追加の機械的な消費、とくに追加の油圧装置な しに、支持器具の自動上向揺動を可能にすることにある。この課題は本発明によ れば、支持器具の自由端が、車両に取り付けられた軸のまわりに車両に取り付け られたストッパにまで支持器具の方向に揺動し得る、揺動部材に取り付けられる 限定して伸張し得る伸縮自在ロッドに連結されることにより解決される。

本発明により設けられた揺動部材は支持器具がまず上方に向いている伸縮自在ロ ッドによりその揺動軸のまわりに揺動部材でかつ次いでこれと共同してその揺動 輪のまわりに動くことを許容し、これは後でここに許容されるように揺動範囲を 実際に倍加する。

提案された装置の特別な利点は、支持器具の上向揺動のための力が支持器具の伸 張のためにいずれにしても必要な油圧装置により供給されることにある。提案さ れた装置は支持器具の単なる上向揺動だけでなく、また１００ｋｇの範囲に横た わる質量に関連して過小に評価することができない支持器具の制御不能な落下の 危険を回避する。

本発明のさらに他の詳細を以下に図面に基づきさらに説明する。

図面の簡単な説明 第１ａ図ないし第１ｄ図は本発明による装置の第１実施例を４つの運動段階にお いて示す図、第２図は第１ａ図による装置の運動を決定する部材の拡大図、第３ ａ図ないし第３ｄ図はさらに他の実施例の運動経過を示す概略図である。

発明を実施するための最良の形態 トラックの支持器具を上向揺動するために、これは第１ａ図による作動位置にお いて支持器具１で孔８および車両に取り付けられた支持部材９で孔８゛を互いに 支持するボルトの解放により今や揺動軸５を形成する第２のボルトのまわりに揺 動し得る。支持器具１はそれによりその重心が揺動軸５の下に横たわる第１ｂ図 に示した位置において揺動する。この位置から第１ｃ図による位置に達するため に、ただ支持器具ｌをその油圧装置の作動によりさらに短くすることが必要であ る。この短縮は、支持器具ｌがその上向揺動の間中その最も短い位置にある伸縮 自在ロッド２と点１０に柔軟に接続されるので、そのために支持器具１の揺動を 導く。この伸縮自在ロッドは、第２図からより良好に明らかになるように、揺動 輪１１を介して、車両に取り付けられた揺動軸４のまわりに揺動可能である揺動 部材３と接続される。

第ｔｂ図に示される位置において軸５，１１およびｌＯはこれらの軸５および１ １またはｌＯの接続線が一定の長さを有する三角形を形成する。軸５およびＩＯ の間隔の基準線の短縮は支持器具１のさらに他の進入により、一方で軸５と１１ ．他方で軸１１と１０の接続線間の角度の必然的に導く。第１ｂ図から第１Ｃ図 へのこの経過の間中揺動部材３の揺動は該揺動部材３がストッパに、すなわち支 持器具ｌの揺動軸５に隣接することにより不可能である。

第１ｃ図による位置において軸ｌ０９４および１１は−直線に横たわる。支持器 具のさらに他の回転に際して揺動部材３はストッパ５から持ち上げられることが でき、その結果これ以後揺動軸４は揺動部材３と同様に伸縮自在ロッド２の固定 回転軸となる。一方で揺動軸５と４、他方で４と１０との間の角度は、第１ｄ図 による端位置に達するまで、支持器具ｌのさらに他の短縮に際して減少する。

第１ｄ図による位置から第ｔｂ図による位置への支持器具の返送は支持器具ｌの 撤退により行われる。孔８および８°重なり合う第１ａ図による出力位置に達す るためには、ただハンドル７により支持器具ｌを左方ら僅かだけ揺動することで ある。

第３図に示すように、第１ｂ図による位置から第１ａ図による基本位置への最後 に述べた揺動を機械化することも基本的には可能である。このためには、ただ伸 縮自在ロッド２内に引っ張りばね１３を配置することが必要であり、該引っ張り ばねは支持器具１を、第３ａ図に示されるように、ストッパ１２により定義され た基本位置に戻す。引っ張り装置以外に伸縮自在ロッド２内には単にストッパ５ からの揺動軸１１の上昇を阻止する装置が設けられねばならない。理論的には、 それは、かかるストッパが揺動部材３と伸縮自在ロッドとの間の角度を制限する ので、ストッパ１４であっても良い。固定性の考慮から第３ａ図による位置に伸 縮自在ロッド２の上方端を保証する角度部材１５がもちろん十分である。

また伸縮自在ロッド２が引っ張り下にある限り、伸縮自在ロッドは第３ａ図によ る支持器具を基本位置に押圧する。まずストッパ１６が伸縮自在ロッド２のさら に他の短縮を阻止する限り、支持器具ｌのさらに他の短縮に際して第１図および 第２図に基づいて記載された運動経過となる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．車両に取り付けられた揺動軸のまわりのトラツクの油圧により伸縮自在の上 向揺動装置において、支持器具（１）の自由端が、車両に取り付けられた軸（４ ）のまわりに車両に取り付けられたストツパにまで前記支持器具（１）の方向に 揺動し得る、揺動部材（３）に揺動可能に取り付けられる限定して伸張し得る伸 縮自在ロツド（２）に連結されることを特徴とする上向揺動装置。 ２．前記揺動部材（３）用の前記車両に取り付けられたストツパが前記支持器具 （１）の前記揺動軸（５）により形成されることを特徴とする請求の範囲第１項 に記載の上向揺動装置。 ３．前記伸縮自在ロツド（２）がその短縮方向に生じる力により作動されそして 前記伸縮自在ロツド（２）の揺動運動が前記揺動部材（３）に関連して制限され る（第３図）ことを特徴とする上向揺動装置。