JPH0650087A - 人が入って行けない内径を有するパイプ導管を地中に敷設するためのパイプ推進プレス装置及びパイプ推進プレス方法 - Google Patents

人が入って行けない内径を有するパイプ導管を地中に敷設するためのパイプ推進プレス装置及びパイプ推進プレス方法

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JPH0650087A
JPH0650087A JP4067506A JP6750692A JPH0650087A JP H0650087 A JPH0650087 A JP H0650087A JP 4067506 A JP4067506 A JP 4067506A JP 6750692 A JP6750692 A JP 6750692A JP H0650087 A JPH0650087 A JP H0650087A
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JP4067506A
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Klaus-Peter Thoenes
クラウス−ペーテル・テーネス
Volker Hentschel
フォルケル・ヘンチェル
Friedhelm Kubiak
フリートハイム・クビアク
Klaus Linde
クラウス・リンデ
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Caterpillar Global Mining Europe GmbH
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Westfalia Becorit Industrietechnik GmbH
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    • E03F3/00Sewer pipe-line systems
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B7/00Special methods or apparatus for drilling
    • E21B7/20Driving or forcing casings or pipes into boreholes, e.g. sinking; Simultaneously drilling and casing boreholes
    • E21B7/201Driving or forcing casings or pipes into boreholes, e.g. sinking; Simultaneously drilling and casing boreholes with helical conveying means
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    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 パイプ推進プレス装置は推進プレスすべきパ
イプ7の前に接続されたその中に支承されたボーリング
・ヘッド26を有する機械用パイプ10と、廃材を搬送
する為のスクリューコンベヤ19を有する。ボーリング
・ヘッド26はスクリューコンベヤ19がその収容端部
29でボーリング・ヘッドの後ろで終わっている機械用
パイプ10の前に位置する。ボーリング・ヘッド26は
その工具支持体28に外周領域に少なくとも2つの刃物
ローラ35を有し、それは機械用パイプを周辺領域で自
由に切断する。外側の刃物ローラ35に対して内側にず
れてボーリング・ヘッドには別のカッター工具が設けら
れている。更にボーリング・ヘッドには周辺領域に回転
する刃物桟39並びにその廃材貫通開口の範囲に負荷用
桟が設けられている。スクリューコンベヤの収容端部と
前記ヘッドとの後ろには、そのヘッドの後側に設けた破
砕工具50を有する破砕室43がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人が入って行けない内
径を有するパイプ導管を地中に敷設するためのパイプ推
進プレス装置にして、特に推進プレスすべきパイプ導管
の前に接続された機械用パイプと、機械用パイプ内に回
転可能に支承され駆動されるボーリング・ヘッドと、パ
イプ導管を貫通するスクリューコンベヤとを有し、この
スクリューコンベヤがその搬出端部で推進プレスステー
ションを収容する立坑等の中に位置する、せっ器−又は
コンクリート−パイプ等から成る破損した古いパイプ導
管の敷設区間上でパイプ導管を推進プレスするためのパ
イプ推進プレス装置に関する。更に本発明は、人が入っ
て行けない内径を有するせっ器−又はコンクリート−パ
イプ等から成るパイプ導管を敷設するためのパイプ推進
プレス方法にも向けられている。
【0002】
【従来の技術】例えば下水網システムの排水導管又は地
中の別の生産パイプ導管の如きパイプ導管を敷設するた
めに、周知の通りパイプ推進プレス方法が役立つが、こ
の方法では開始根掘りからそこにあり油圧プレスの設け
られたパイプ推進プレスステーションでもってパイプが
部分的に地中に掘進され、推進プレスされるパイプ導管
が目標根掘りに達するまで、パイプ長さが開始根掘り内
で相前後した順序で既に推進プレスされたパイプ長尺物
になるよう成され、プレスされる。パイプ推進プレス方
法はまた人が入って行けない公称幅、即ち800mm以
下の公称幅を有するパイプ導管を敷設するためにも適用
される。地中の推進プレス区間で例えば壁、基盤の残留
物の様な石又は建築廃材という固体の障害物があったり
又は予想されたり、又はパイプを固く、しっかり突き固
められ又はさもないと岩の様な土壌へと掘進せねばなら
ない場合には、推進プレスすべきパイプの前に接続され
た切断シュー又は作業パイプ内に支承されている駆動パ
イプヘッドで作業される。目標に正確なパイプ推進プレ
スを可能にするために、切断シュー乃至は作業パイプは
制御プレスを用いてその角度状態に制御可能とすること
が出来る。
【0003】地面材料乃至はボーリング物の搬送は公知
のパイプ推進プレス装置では洗浄供給法又はスクリュー
コンベヤを用いて行われ、スクリューコンベヤを介し
て、ボーリング・ヘッドが何ら固有で作業パイプ内に設
けられた駆動装置を備えていない限り、ボーリング・ヘ
ッドも駆動されうる(ドイツ連邦共和国特許公開第 350
5 505号公報、第 38 03 601号公報、第 36 05 961号公
報、第 34 39 433号公報、ドイツ連邦共和国特許第 34
08 246号公報参照)。ボーリング・ヘッドは切断シュー
内で又は作業パイプのヘッドの前で作動する。この場合
ボーリング・ヘッドの後ろには粗い粒子の体積物を粉砕
するための破砕装置を設け、例えば作業パイプの壁にし
っかりと配設された破砕円錐体の形状をして設けられて
いることが知られており、その破砕円錐体とボーリング
・ヘッドに後側に設けた破砕桟とが協動する(ドイツ連
邦共和国特許公開第 38 11 036号公報参照)。切断シュ
ー乃至は作業パイプ内に支承されたボーリング・ヘッド
を適用する場合、それを用いて推進プレス作業の時に、
例えば石、壁材及び基盤残留物の如き固い中間地層が完
全にボーリングされ、推進プレス区間上にある破損した
せっ器等から成る古いパイプ導管が掘り起こされ乃至は
壊され、そして最終的にパイプ推進プレス方法で敷設す
べき新しいパイプ導管を古いパイプ導管の敷設区間で導
入しうることが分かった(ドイツ連邦共和国特許第 36
20 026号公報参照)。
【0004】結局より小さく人が入って行けないパイプ
を推進プレスする場合でも、先ずパイプ推進プレス方法
で完全な推進プレス区間で人が入って行ける内径を有す
る暫定的な作業パイプを地中に入れ、引き続いて作業パ
イプを部分的に再び分解し、本質的には作業パイプの外
径とは違っていない外径と、より小さな人が入って行け
ない内径とを有する最終的なパイプ導管と交換すること
も公知である。最終的なパイプ導管を推進プレスする場
合、同時にその前にプレスされる作業パイプが目標根掘
りへ抜ける様に押圧される(ドイツ連邦共和国特許第 3
1 22 710号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、初め
に述べた種のパイプ推進プレス装置を次の様に形成する
こと、即ちパイプ推進プレス作業が、取り分け下水用パ
イプ、生産パイプ等の様なより小さな人の入って行けな
い断面のパイプ導管を敷設する場合に、経済的にかなり
突き固めた又は岩の様な土壌でも又は石、壁材又は基盤
残留物又は古い破損されたせっ器−又はコンクリートパ
イプ導管等の如き硬い中間地層が推進プレス区間上にあ
る時にも良い結果をもって実施され、また約300mm
及びそれ以下の比較的小さな公称幅を有するパイプが敷
設されるべき時にも実施される様に形成することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、パイプヘッドが機械用パイプの頭部の前に位置し、
ここでスクリューコンベヤの収容端部がパイプヘッド後
側で終わっており、スクリューコンベヤ駆動装置とは無
関係なボーリング・ヘッド駆動装置は、機械用パイプ内
でスクリューコンベヤの周辺領域に設けた幾つかの駆動
モーターを備え、ボーリング・ヘッドは、その回転可能
に支承された工具支持体で周辺領域内に、周辺方向間隔
で互いに並んで設けられ、特に複数ディスクとして形成
され、機械用パイプを周辺領域で自由に切断する少なく
とも2つの刃物ローラ及びこれらの間で周辺方向にボー
リング物乃至は地面材料用の貫通開口を備え、ボーリン
グ・ヘッドが、その回動軸に対して刃物ローラに比べて
内側にずれた別のカッター工具を、特に丸形シャフト刃
物等の形をしたカッター工具を備えている様にして解決
される。
【0007】本発明によるパイプ推進プレス装置におい
て、それ自体公知の如く、ボーリング・ヘッドがスクリ
ューコンベヤ駆動装置とは無関係なボーリング・ヘッド
駆動装置を有しているので、この装置は推進プレス区間
の固い領域でボーリング作業の為に充分大きな駆動力を
ボーリング・ヘッドの所でスクリューコンベヤ軸の過剰
に大きな寸法でなしに利用でき、同時に確保される。そ
の結果スクリューコンベヤから各ボーリング・ヘッド−
乃至は推進プレス出力とは無関係にそれぞれボーリング
・ヘッドを通ってこの空間に達する様にボーリング・ヘ
ッドの後にこの空間から非常に多くのボーリング物乃至
は土壌材料だけが引き出せることになる。例えば目の粗
い土壌を貫通する際にボーリング・ヘッド領域で望んで
いない土壌低下する危険は従って避けることが出来る。
中央のスクリューコンベヤの軸線周りに群れ作られた、
ボーリング・ヘッドの駆動モーターは、これらパイプの
内側断面を余分な費用無に狭める様により小さい公称直
径の推進プレスパイプ及び機械パイプ内に納めうる。ボ
ーリング・ヘッド駆動装置のためにより目的に適うよう
に小さな油圧モーターが使用される。
【0008】作業パイプのヘッドの前で作業するボーリ
ング・ヘッドは作業パイプを、特に目的に合うよう僅か
に余分切断をもって全直径で自由に切断し、従ってパイ
プ導管の推進プレスは、また固い土壌形成において又は
固い土壌中間地層において充分な制御可能性を考慮して
過剰に大きな推進プレス力なく確実により長い推進プレ
ス区間で行われることになる。これを考慮してより有利
には刃物ローラを有するボーリング・ヘッド装備が良
く、この補助で土壌内でより固い包有物を確実に粉砕し
乃至はボーリングしうる。その際一般的にボーリング・
ヘッドでその外側の周辺領域において2,3の僅かな刃
物ローラ、一般的に2つ又は高々3つの刃物ローラを設
けられていれば充分である。刃物ローラの間にはその
時、より小さいパイプ直径においても尚比較的大きなボ
ーリング物乃至は土壌材料用の比較的大きな貫通開口を
配設することが出来る。
【0009】多段式切断ディスクとして構成されている
刃物ローラを使用する場合、刃物ローラの推進プレス運
転で作業及び推進プレスパイプの断面を、ボーリング・
ヘッドの内側領域内であらゆる場合に、取り分け丸形カ
ッター等の様な2,3の比較的小さな僅かな強さに負荷
されたカッター工具を設けさえすれば良い程度に自由に
切断される。
【0010】せっ器又はコンクリートパイプ等から成る
破損した古いパイプ導管の敷設区間にパイプ導管を新た
に敷設する場合に、古いパイプ導管はその口接続部と共
に、新しいパイプ導管の障害とならない推進プレスが可
能である程度にボーリングして壊されうる。古いパイプ
導管はこの場合外側の刃物ローラによって、そのパイプ
導管がより小さく内側に位置する領域でボーリング・ヘ
ッドに設けられたカッター工具に過剰に負荷がかかるこ
となく激しく破壊され、壊れた物がボーリング・ヘッド
の貫通開口を通って障害されず届きうる程度に掘り起こ
される。
【0011】この装置はより目的に合うように、上記刃
物ローラがボーリング・ヘッド回動軸に対して斜めに延
びる、特に有利にはボーリング・ヘッド回動軸に対して
約45°傾いた軸線周りに回転可能であるようにする。
その際特にロールディスクから成る刃物ローラは特に好
ましい様に切削技術的に好ましい後置カッター原理によ
り作動しうる。ボーリング・ヘッドを機械用パイプ内に
支承することが勧められるので、その工具支持体は機械
用パイプの局所的胸部側の端部前に設けられている。工
具支持体はより目的に合うよう強力な厚壁状のプレート
から出来ており、このプレートには貫通開口を形成する
打ち抜き部が設けられている。
【0012】特に工具支持体はその外周に刃物ローラの
間に局所的胸部の方へ突出する刃物桟を備え、これら桟
は工具支持体の周辺周りに円弧状に延びている。刃物桟
は、外側刃物ローラにより切断された材料が推進プレス
作業の際にボーリング・ヘッド中央の方へ、従ってボー
リング・ヘッドの貫通開口の方へ押圧される様に成さ
れ、従って材料は確実にボーリング・ヘッドによって搬
送される。
【0013】更に工具支持体には局所的胸部側に負荷用
桟を設けることを勧めるが、この桟はより目的に合うよ
うに周辺方向で外側刃物ローラの間で貫通開口の範囲に
設けられ、特に有利に負荷用桟がほぼ工具支持体の外側
周辺領域から乃至は上記刃物桟からボーリング・ヘッド
の中央領域へと延びる様に設けられ、その際負荷用桟は
貫通開口を端部領域において上から覆いうる。負荷用桟
は推進プレス−及びボーリング作業の際にボーリング物
乃至は土壌材料を捕捉し、貫通開口の方へそれが流れ出
るのを援助する。外側の刃物ローラに比べて内側にずれ
たカッター工具乃至は丸形シャフト刃物は負荷用桟の領
域又はこれ自体にも設けることが出来る。
【0014】外側の刃物ローラに比べて内側にずれて設
けられたカッター工具はより目的に合うようボーリング
・ヘッド回動軸に関して半径方向互いにずれて貫通開口
の端部側の制限部前で工具ホルダー内でボーリング・ヘ
ッドの工具支持体に配設される。この場合この装置はま
た幾つかのカッター工具乃至は丸形シャフト刃物が同じ
切断軌跡で作動するように成される。
【0015】ボーリング・ヘッドにある上記貫通開口は
より目的に合うようほぼリングセグメント形状に形成さ
れ、その際貫通開口はその円弧状の外側制限部輪郭でほ
ぼ工具支持体乃至はその刃物桟の外周領域内に位置す
る。貫通開口をその外周領域で制限する壁はより目的に
合うよう、壁がボーリング・ヘッド後側の方へ内側は傾
いているようにほぼ円錐形に構成されている。特に有利
な構成では180°互いにずれた2つの刃物ローラ、特
に多段刃物ディスクを備え、その際工具支持体には周辺
領域で刃物ローラの間に設けられた2つの円弧状の貫通
開口が設けられている。
【0016】本発明の更に別の形態上の特徴によれば、
作業パイプ内中央に設けたスクリューコンベヤの収容端
部とボーリング・ヘッド後側との間にボーリング物乃至
は土壌材料の為の周辺側に閉じた破砕室が設けられてい
る。この破砕室でスクリューコンベヤ内へ入る前により
大きな物が更に掘り起こされる。その際破砕室内に破砕
工具を設けることを勧めるが、この工具はより目的に合
うよう後側でボーリング・ヘッドに支承されている。こ
の破砕工具は特に有利に破砕円錐体等から出来ており、
この円錐体はボーリング・ヘッド回動軸に対してずれた
回動軸周りでボーリング・ヘッドに回転可能に支承され
ている。破砕円錐体をこの様に支承することで破砕過程
をより望ましくする有利な殴打作用が、ボーリング・ヘ
ッドを回転する時に破砕室内にある破砕物に生ずる。更
に機械用パイプ内に、スクリューコンベヤへと円錐形に
先細りする面を有する、破砕室を取り囲むリング体を設
けることを勧めるが、この面は破砕円錐体と協動する破
砕機−対抗面を形成する。
【0017】それ自体周知である様に、推進プレス方向
に影響を与えうる為に、また後側の推進プレスステーシ
ョンからパイプ導管を目標に正確に推進プレスすること
が出来る為に、推進プレスすべきパイプ連続体に前置支
承された機械用パイプはより目的に適うよう油圧式制御
シリンダーを用いてその角度状態を調節可能とする。
【0018】本発明はまたパイプ推進プレス方法を利用
して、地中に人が入って行けない内径を有する、せっ器
又はコンクリートパイプ等を敷設するための方法を含
み、その際この方法は特に有利にせっ器又はコンクリー
トパイプ等から成る破損した人が入って行けない内径を
有する古いパイプ導管の敷設区間に沿って新しいパイプ
導管を敷設するために応用でき、先ずパイプ推進プレス
方法で推進プレス区間で鋼から出来た暫定的な保護パイ
プが掘進され、このパイプが引き続いて新たに敷設すべ
きパイプ導管を同時に推進プレスしながら部分的に土壌
から除去乃至は外へ押圧される様に実施される。その様
な方法はドイツ連邦共和国特許第 31 22 710号公報から
知られており、その際そこでは先ずスチールパイプは全
推進プレス区間で開始根掘りと目標根掘りとの間で掘進
され、このパイプは人が入って行ける内径、従って80
0mmの公称直径又はそれ以上の直径を有している。
【0019】この周知の方法とは違って本発明による方
法によれば保護パイプとして人が入って行けないがしか
しながら新たに敷設すべきパイプ導管の内径に比べてよ
り大きな内径を有する保護パイプが地中に圧し込めら
れ、その際保護パイプの推進プレス過程はそのヘッドの
前で作動する駆動されたボーリング・ヘッドを用いて保
護パイプの全外径にボーリングされ、ボーリング物乃至
は土壌材料がボーリング・ヘッドを通って、保護パイプ
を通って搬送する為に、ボーリング・ヘッドの後ろで収
容端部で配置されたボーリング・ヘッドとは無関係に駆
動されるスクリューコンベヤに供給される。
【0020】この方法では特に有利に本発明によるパイ
プ推進プレス装置を適用することが出来る。本発明の方
法の長所は取り分け、大きなカリバーの保護パイプの代
わりに人が入って行けない公称直径を有するパイプが適
用される点にあり、それによりパイプ推進プレス作業が
簡単となり、またせっ器パイプ等から成り新しく敷設さ
れるべきパイプ導管を後で押し込まれることが著しく簡
単にされ、そこでせっ器パイプに何ら損傷が生じないと
いう点にある。
【0021】更に例えば推進プレス区間に固い包有物、
即ち新たに敷設すべきパイプによって置換される破損し
た古いパイプ導管がある時にも、この方法は非常に小さ
な直径を有するパイプ導管を敷設することを可能とす
る。新たに敷設すべきパイプの為に、スチールパイプの
代わりに耐腐食性のせっ器パイプ等を使用することが出
来る。
【0022】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳細に
説明することにする:図1による概略図に示したパイプ
推進プレス装置はその基本的構造は、その公開内容に関
連して、ドイツ連邦共和国特許公開第 36 05 961号公
報、第 35 05 505号公報又は第 38 03 601号公報等から
知られている。
【0023】周知の通りパイプ推進プレス装置は、通路
立坑によっても形成することが出来る開始根掘り1にお
いてプレス対抗支持体3に支承された幾つかの油圧式プ
レス4を有する推進プレスステーション2を有してお
り、これらプレスは土壌領域5内矢印方向6で(図示し
ていない)目標根掘りで推進プレスすべきスチールパイ
プ7から出来ているパイプ連続体を押圧リング8を介し
て推進プレスする。開始根掘り1内に新しいパイプ7が
入れられる。そのパイプはパイプ載せ台9の上に置か
れ、引き続いて送り方向へプレス4を圧力作用させるこ
とにより既に地中5に推進プレスされたパイプ連続体と
一緒に矢印6の方向に押し込むことが出来る。推進プレ
スステーション2の構造はそれ程重要ではない。このた
めにパイプ推進プレス方法にとって普通のプレスステー
ションを使用することが出来る。特にドイツ連邦共和国
特許公開第 36 05 961号公報から知られている様なステ
ーションを使用することが出来る。パイプ7によって形
成されたパイプ連続体に機械用パイプ10が前置接続さ
れており、その際機械用パイプとパイプ連続体との間に
尚1つの中間パイプ11が接続されている。パイプ10
と11とは同様にスチールパイプから出来ており、その
外径はパイプ7の外径と等しい。パイプ7,10及び1
1は公称幅を有する、乃至は800mm以下の内径の人
が入って行けないパイプである。
【0024】パイプ7によって形成されたパイプ導管の
推進プレス区間上に地中5には新しいパイプ導管によっ
て代えられるべき破損した古いパイプ導管12があり、
それはせっ器パイプ等から成り、その接続口部を13で
示してある。この古いパイプ導管12の内径と外径はパ
イプ7,10及び11のそれより著しく小さい。
【0025】特に図2が示す様に、推進プレス方向で前
の方のパイプ7を有する中間パイプ11は14の所でネ
ジによってしっかりと接続されている。中間パイプはそ
の他端15で機械用パイプ10の後側端部へシール16
の下で潜り込み、その際配置は公知の方法で、機械用パ
イプ10が推進プレス方向に影響を与えるため及びパイ
プ導管の目標に正確に推進プレスする為に全ての側で中
間パイプ11に対して曲がりうる様に成されている。こ
れは、周知の通り、図2に単に暗示的に示した幾つかの
油圧式制御シリンダー17を用いて行われ、制御シリン
ダーはパイプ10と11とに枢着するよう接続され、そ
の際目的に合うようパイプ10及び11の内周に渡って
分配されて4つの制御シリンダー17が設けられてい
る。中間パイプ11内には、これまた周知である様に、
レーザー目標装置18を設けることが出来る。
【0026】パイプ7,10及び11の中央には共通の
スクリュー軸20の所に設けられたスクリュー21及び
22を有するスクリューコンベヤ19があり、これらス
クリューはスクリューパイプ23及び24の円弧の最も
深い所に支承されており、それらスクリューパイプはパ
イプ7,10及び11内の中央に位置している。スクリ
ューコンベヤ19は個々に互いに接続された部分から出
来ており、機械用パイプ10から全ての既に推進プレス
されたパイプ連続体7を通り抜けて開始根掘り1まで延
びている。スクリューコンベヤ19の搬出端部は従って
開始根掘り1内にあり、従ってここで供給された廃材
は、パイプ載せ台9の下側に位置する廃材容器25内へ
投げ出されうる。部分的に構成されているスクリューコ
ンベヤ19の構造はドイツ連邦共和国特許公開第 36 05
961号公報から見て取れる。機械用パイプ10と中間パ
イプ11の内側に位置する、スクリューコンベヤの部分
21,22は、パイプ7によって形成されたパイプ連続
体にある部分よりも小さな直径を有しており、従って機
械用パイプ10の内部にはスクリューコンベヤ乃至はそ
のパイプ部分23の周辺領域内にボーリング・ヘッド2
6を駆動する駆動モーターを入れる為の充分な空間が残
る。
【0027】機械用パイプ10は27の所で終わってい
る。ボーリング・ヘッド26はその工具支持体28と一
緒に機械用パイプ10のヘッドの前に位置している。ボ
ーリング・ヘッド26の工具支持体28は、機械用パイ
プ10の外径に相当する直径を有する強力な厚壁のプレ
ートから出来ている。スクリューコンベヤ19はその収
容端部29で機械用パイプ10内部にボーリング・ヘッ
ド26乃至はその工具支持体28の後ろに間隔を置いて
位置している。スクリューコンベヤ19は固有のスクリ
ュー駆動装置を有し、この駆動装置はスクリューコンベ
ヤ乃至はそのスクリュー軸20の、開始根掘り1内に導
き出される端部に位置している。ボーリング・ヘッド2
6は同様に固有のボーリング・ヘッド駆動装置を有して
いる。この駆動装置はスクリューコンベヤ19の収容端
部29の周りに配設された幾つかの駆動モーター30
(図4)から成り、図示の実施例では油圧モーターによ
り形成された6つの駆動モーターから成る。ボーリング
・ヘッド駆動装置は中空歯車の歯車の環32と歯で係合
しているピニオン31(図2)を介して行われる。中空
歯車はスクリューコンベヤのコンベヤパイプ23を取り
囲み、機械用パイプ10内で軸受34で支持されてい
る。中空歯車33は後側でボーリング・ヘッド26の工
具支持体28と相対回転しない様に接続されている。ボ
ーリング・ヘッド26は従って機械用パイプ10内で回
転可能に支承されており、スクリューコンベヤ19の周
りで群れて取り巻き、同様に機械用パイプ10内に設け
られた駆動モーター30によって駆動される。
【0028】図3、図4及び図5が2つの実施例で示し
ている様に、ボーリング・ヘッド26はその外周領域に
は周辺方向に180°互いにずれた2つの刃物ローラ3
5を有し、これらローラは局所的胸部側で工具支持体2
8のローラブロック36に支承され、ボーリング・ヘッ
ド回動軸38に対して約45°自由に回転可能である軸
線37周りに自由に回転可能と成っている。刃物ローラ
35は図示の如く多段式カッターディスクとして構成さ
れており、その際直径において最も大きなディスクカッ
ターはボーリング運転中、ボーリング・ヘッド及び機械
用パイプ10の周辺領域を、特に僅かの過剰断面をもっ
て切削する。
【0029】機械用パイプ10の端面27の前に位置す
る工具支持体28の外周にはその工具支持体に局所的胸
部の方へ突出する刃物リング39がしっかりと固定され
ており、このリングは工具支持体28の全体の外周に渡
って延びており、同様に刃物ローラ35の領域には破断
部又は切欠きを備えている。刃物ローラ35の間の周辺
領域には工具支持体は貫通部を備え、これはボーリング
物乃至は土壌材料を通過する為の貫通開口40を形成し
ている。これら貫通開口40は刃物ローラ35の間で円
弧状に延びている。貫通開口はほぼリングセグメント形
状に形成されており、その際その外側の円弧状の制限輪
郭41はほぼ工具支持体28の周辺領域においてリング
形状の刃物リング39の底部線の範囲に延びている。
【0030】貫通開口40を外周領域に制限する壁42
はボーリング・ヘッド後側に対して円錐状に傾いてお
り、従って貫通開口40はプレート形状の工具支持体2
8の後側へ先細りしている。貫通開口はこの例で破砕室
43へと延び、この破砕室はボーリング・ヘッド26の
後側と、スクリューコンベヤ19の収容端部29との間
に位置し、周辺で機械用パイプ10内にしっかり固定さ
れたリング体44によって制限され、その内面45はス
クリューコンベヤ19の収容端部29の方に円錐形に先
細りし、円錐状の粉砕機対抗面を形成している。
【0031】工具支持体28には局所的胸部側に負荷桟
46(図3及び図5)が固定されており、これら桟は刃
物ローラ35の間の周辺方向に貫通開口40の端部領域
に配設されており、工具支持体28の中央領域からほぼ
回転する刃物リング39にまで延びている。図3の実施
例では負荷桟46は屈曲して構成されている。これら桟
は貫通開口40の全体の幅に渡って延びている。図5の
実施例ではそれに対して負荷桟46は屈曲せずに構成さ
れ、その際これら桟は刃物リング39から工具支持体2
8の後側に位置する円錐面42の円弧輪郭にまで延びて
いる。
【0032】図2及び図3によるボーリング・ヘッドの
実施例では工具支持体28に外側の刃物ローラ35の間
の周辺領域にこれに対してボーリング・ヘッド回動軸3
8の方向にずれて、カッターディスクから成る別の刃物
ローラ47がローラブロック内に回転可能に支承されて
おり、それら回転軸はほぼボーリング・ヘッド回動軸3
8に対して半径方向に延びている。刃物ローラ47によ
って形成されたカッター工具はボーリング運転中、局所
的胸部の内側領域を切断する。
【0033】図5及び図6による特に有利な実施例では
ボーリング・ヘッド26には外側の刃物ローラ35に対
してボーリング・ヘッド回動軸38へとずれて更に別の
カッター工具として丸形シャフト刃物48がカッターホ
ルダー49内に設けられている。この刃物は接線刃物と
して作動し、ボーリング・ヘッド回動軸38に対して違
った半径方向の間隔を置いて工具支持体28に配設され
ている。丸形シャフト刃物48はボーリング・ヘッド回
動軸38の対角状に向かい合った側に対を成して且つボ
ーリング・ヘッド回動軸38に対して違った半径方向の
間隔を持って配設されている。丸形シャフト刃物48の
数は違っていても良く、丸形シャフト刃物は、それぞれ
幾つかの丸形シャフト刃物が同じ刃物軌跡で回転し、従
ってボーリング・ヘッド回動軸38に対して同じ半径方
向の間隔を備えている様に配設されうることが分かっ
た。丸形シャフト刃物48は周辺方向で貫通開口のほぼ
半径方向に延びる端部領域で負荷アーム46の範囲にあ
る。図5による実施例では図3に示した負荷桟46を設
けることも良い。この場合には丸形シャフト刃物48は
また負荷桟46又はそのカッターホルダー49でその切
欠き内に配設することも可能である。
【0034】ボーリング・ヘッド26のプレート形状の
工具支持体28の後側には破砕円錐体50の形をした破
砕工具が設けられ、この工具はほぼ破砕室43の中央に
突き出し、軸線51の周りで工具支持体28に回転可能
に支承されており、この軸線はボーリング・ヘッド回動
軸38に平行で、これに僅かに半径方向にずれて延びて
いる。破砕円錐体50はその円錐形の外周に破砕用桟5
2等を持つのが良い。
【0035】駆動されたボーリング・ヘッド26での掘
進作業では破砕円錐体50は軸受摩擦のために通常ボー
リング・ヘッド26の回転運動に関与する。ボーリング
物乃至は土壌材料は貫通開口40を通って破砕室43に
達する。粗い粒子の材料が破砕室43内で破砕円錐体5
0と破砕機対抗面45との間に挟まる時には、破砕円錐
体50はその回転運動が中断される。破砕円錐体50の
偏心した回転軸線51はしかし回転するボーリング・ヘ
ッド26によって連行され、従って破砕円錐体50が停
止する時にボーリング・ヘッド回動軸38の周りで回転
する。破砕円錐体50と破砕機対抗面45との間に挟ま
った材料はそれにより破砕円錐体50によって一種の打
ちのばし加工を受ける。その理由は破砕円錐体は回動軸
線のずれのためにずれの分だけ半径方向へ運動を行うか
らである。この打ちのばし運動は粗い粒子の破砕物を圧
し潰すことになる。破砕室43内にある材料は従って収
容開口29を介してスクリューコンベヤ19に達し、こ
こから開始根掘り1へと搬出される。
【0036】図6はプレート状の工具支持体28が外側
の刃物ローラ35の軸受領域に、破砕室43の方に開い
ている破断部53を備え、従って幾らかの廃材がこの開
口53を通って破砕室へと、従ってスクリューコンベヤ
19の収容領域へと達することが可能となる。
【0037】図2が示すように、洗浄水供給部54が設
けられ、これは機械用パイプ10を通って貫通されてお
り、その補助で洗浄水が破砕室43内に導入され、破砕
室を通ってスクリューコンベヤへの廃材の通流が行われ
る。
【0038】図1は、パイプ推進プレス運転の間に回転
するボーリング・ヘッド26はその外周領域内で作動す
る刃物ローラ35でもって古いパイプ導管12を少なく
ともパイプ口部13の領域で破壊することを認識させる
もので、それにより古いパイプ導管12のせっ器パイプ
はその組織内で破壊され、従って内側に位置するカッタ
ー工具47(図3)乃至は48(図5及び図6)を用い
てせっ器パイプが完全に破壊される。ボーリング細片は
古いパイプ導管を取り囲む土壌材料と一緒に工具支持体
28の周囲に設けられた刃物桟39は内側へ貫通開口4
0へ押圧され、その際負荷桟46は貫通開口40へ廃材
の通流を援助する。廃材はその時上記した方法で貫通開
口40を通って破砕室43へ、そしてここからスクリュ
ーコンベヤ19へと達する。こうしてスチールパイプ7
から成るパイプ導管は破損した古いパイプ導管12を同
時に破壊しながらその敷設区間で目標根掘りまで推進プ
レスされる。
【0039】スチールパイプ7から成るパイプ導管は古
いパイプ導管12に対して踵を同じにして推進プレスさ
れる。このことは、パイプ導管の違った直径に基づいて
パイプ7及びその前にセットされたパイプ10及び11
から成るパイプ導管が地中5で推進プレスされ、その軸
線が古いパイプ導管12の軸線に対して高さをずらすこ
とが出来ることを意味する。プレスされたパイプ7を通
り機械用パイプ10への目標根掘り乃至は通路立坑によ
るエネルギー導管及び供給導管の供給はより目的に適う
ようドイツ連邦共和国特許公開第 36 05 961号公報か知
られた方法で行われる。パイプ7,10及び11はこの
場合そのパイプ套体の範囲に少なくとも1つのパイプ長
さに渡り貫通する且つ供給導管等の収容のために役立つ
導管通路を備え、この通路は供給乃至はエネルギー導管
を挿入した後、蓋を用いてパイプ周辺に閉鎖される。
【0040】特に破損した古いパイプ導管の代わりとし
て下水導管乃至は廃水導管を敷設する場合に、スチール
パイプ7から成り全体のプレス区間で掘進されたパイプ
導管を引き続いてせっ器又はコンクリートパイプ等から
成るパイプ導管により置換することを奨励する。これは
特に有利な仕方でそのパイプがスチールパイプ7と同じ
外径を有する新しいパイプ導管はしかしながら開始根掘
り1からパイプ推進プレス方法で推進プレスされるパイ
プよりも小さな直径を有することにより作ることがで
き、その際同時にスチールパイプ7から成るプレスされ
たパイプ導管は矢印6の方向に目標根掘りの方へ押し出
され、ここで分解され、除去される。
【0041】この方法で従ってスチールパイプ7から成
るパイプ導管は単に暫定的な保護パイプを形成し、この
パイプは引き続いてせっ器又はコンクリートパイプから
成る新しいパイプ導管によって代えられる。新しいパイ
プ導管を掘進し、同時にスチールパイプ7により形成さ
れた暫定的なパイプ導管を押し出す場合にはボーリング
・ヘッドや廃材供給無に作動しうることが分かり、従っ
て新しいパイプ導管の導入はそれ相応に簡単且つ迅速に
行いうる。
【0042】本発明によるパイプ推進プレス装置は使用
する時には破損した古いパイプ導管の代替物として新し
いパイプ導管を導入する上記の場合に限定されるもので
はない。寧ろそれぞれの種のパイプ推進プレス運転のた
めの長所を持つパイプ推進プレス装置を適用でき、しか
も特にパイプ推進プレス区間で上記した種の固い中間地
層が予想される時、又は著しく圧縮され又は岩の様な土
壌で人が入って行かれない様な内径を有するパイプが推
進プレスされるべき時に適用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】推進プレスすべきパイプ導管、機械用パイプ及
びボーリング・ヘッドを通る長手方向断面で本発明によ
るパイプ推進プレス装置を略図的に簡単にした概略図を
示す。
【図2】図1によるパイプ推進プレス装置の予備セット
されたボーリング・ヘッドと、内側に位置するスクリュ
ーコンベヤを有する機械用パイプを拡大図で且つ断面図
で示す。
【図3】図2に示したパイプ推進プレス装置のボーリン
グ・ヘッドを局部的胸部から乃至は図2の矢印X方向か
ら見た図である。
【図4】図2の線IV−IVによる断面図を示す。
【図5】図3による正面図で、本発明によるボーリング
・ヘッドの特に有利な実施例を示す。
【図6】図5によるボーリング・ヘッドの断面図を示
す。
【符号の説明】
7 保護パイプ 10 機械用パイプ 12 古いパイプ導管 17 制御シリンダー 19 スクリューコンベヤ 26 ボーリング・ヘッド 27 機械用パイプの局所的胸部側の端部 28 工具支持体 29 収容端部 30 駆動モーター 31 ピニオン 32 歯車の環 35 刃物ローラ 37 軸線 38 ボーリング・ヘッド回動軸 39 刃物リング 40 貫通開口 42 工具支持体の壁 43 破砕室 44 リング体 45 円錐形内面 46 負荷用桟 47 カッター工具 48 丸形シャフト刃物 50 破砕工具 51 ボーリング・ヘッドに対してずれた回
転軸線
フロントページの続き (72)発明者 フリートハイム・クビアク ドイツ連邦共和国、ゲルゼンキルヒエン、 ブルッフウイーゼンウエーク、23 (72)発明者 クラウス・リンデ ドイツ連邦共和国、リユーネン、ルイーゼ ンストラーセ、13

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 人が入って行けない内径を有するパイ
    プ導管を地中に敷設するためのパイプ推進プレス装置に
    して、特に推進プレスすべきパイプ導管の前に接続され
    た機械用パイプと、機械用パイプ内に回転可能に支承さ
    れ駆動されるボーリング・ヘッドと、パイプ導管を貫通
    するスクリューコンベヤとを有し、このスクリューコン
    ベヤがその搬出端部で推進プレスステーションを収容す
    る立坑等の中に位置する、せっ器−又はコンクリート−
    パイプ等から成る破損した古いパイプ導管の敷設区間上
    でパイプ導管を推進プレスするためのパイプ推進プレス
    装置において、−パイプヘッド(26)が機械用パイプ
    (10)の頭部の前に位置し、ここでスクリューコンベ
    ヤ(19)の収容端部(29)がパイプヘッド後側で終
    わっており、−スクリューコンベヤ駆動装置とは無関係
    なボーリング・ヘッド駆動装置は、機械用パイプ(1
    0)内スクリューコンベヤ(19)の周辺領域に設けた
    幾つかの駆動モーター(30)を備え、−ボーリング・
    ヘッド(26)は、その回転可能に支承された工具支持
    体(28)で周辺領域内に、周辺方向間隔で互いに並ん
    で設けられ、特に複数ディスクとして形成され、機械用
    パイプ(10)を周辺領域で自由に切断する少なくとも
    2つの刃物ローラ(35)及びこれらの間で周辺方向に
    ボーリング物乃至は地面材料用の貫通開口(40)を備
    え、−ボーリング・ヘッド(26)が、その回動軸(3
    8)に対して刃物ローラ(35)に比べて内側にずれた
    別のカッター工具(47,48)を、特に丸形シャフト
    刃物(48)等の形をしたカッター工具を備えているこ
    とを特徴とするパイプ推進プレス装置。
  2. 【請求項02】 ボーリング・ヘッド(26)の工具支
    持体(28)が機械用パイプ(10)の胸部側の端部
    (27)の前に設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載のパイプ推進プレス装置。
  3. 【請求項03】 ボーリング・ヘッド回動軸(38)に
    対して同じ半径方向の間隔を置いて工具支持体(28)
    に設けた外側の刃物ローラ(35)が、ボーリング・ヘ
    ッド回動軸(38)に対して斜めに延びる、特にボーリ
    ング・ヘッド軸線(38)に対して約45°傾いている
    軸線(37)の周りに回転可能であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のパイプ推進プレス装置。
  4. 【請求項04】 工具支持体(28)がその外周に渡っ
    て延び、場所的に胸部の方へ突出し且つディスク(3
    5)の領域に切り込まれた刃物リング(39)を備えて
    いることを特徴とする請求項1から請求項3のうちの1
    項に記載のパイプ推進プレス装置。
  5. 【請求項05】 ボーリング・ヘッド(26)の工具支
    持体(28)には場所的に胸部側に負荷用桟(46)が
    固定されていることを特徴とする請求項1から請求項4
    のうちの1項に記載のパイプ推進プレス装置。
  6. 【請求項06】 負荷用桟(46)が、外側刃物ローラ
    (35)の間の周辺方向で、貫通開口(40)の領域に
    設けられていることを特徴とする請求項5に記載のパイ
    プ推進プレス装置。
  7. 【請求項07】 負荷用桟(46)が、ほぼ刃物リング
    (39)からボーリング・ヘッドの中央領域の方へ延び
    ていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の
    パイプ推進プレス装置。
  8. 【請求項08】 ボーリング・ヘッド(26)の工具支
    持体(28)が厚壁状のプレートから出来ており、この
    プレートには貫通開口(40)を形成する破断部並びに
    場合によっては外側の刃物ローラ(35)の軸受領域に
    ある破断部が設けられていることを特徴とする請求項1
    から請求項7のうちの1項に記載のパイプ推進プレス装
    置。
  9. 【請求項09】 ボーリング・ヘッド回動軸(38)に
    対するカッター工具(48)が貫通開口(40)の端部
    側の制限部前に半径方向互いにずれて設けられているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のうちの1項に記
    載のパイプ推進プレス装置。
  10. 【請求項10】 リングセグメント状の貫通開口(4
    0)がその外側の円弧状の制限輪郭(41)で、工具支
    持体(28)の場所的に胸部側にほぼ工具支持体乃至は
    その刃物リング(39)の外周領域に延在していること
    を特徴とする請求項1から請求項9のうちの1項に記載
    のパイプ推進プレス装置。
  11. 【請求項11】 180°互いにずれて設けられた2つ
    の刃物ローラ(35)がボーリング・ヘッド(26)に
    設けられており、工具支持体(28)には刃物ローラ
    (35)の間の周辺領域に設けられた円弧状の2つの貫
    通開口(40)が設けられていることを特徴とする請求
    項1から請求項10のうちの1項に記載のパイプ推進プ
    レス装置。
  12. 【請求項12】 外周領域内で貫通開口(40)を制限
    する工具支持体(28)の壁(42)が、ボーリング・
    ヘッドの後側に向かいほぼ円錐形に傾いていることを特
    徴とする請求項1から請求項11のうちの1項に記載の
    パイプ推進プレス装置。
  13. 【請求項13】 スクリューコンベヤ(19)の収容端
    部(29)とボーリング・ヘッド後側との間には破砕室
    (43)が設けられていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項12のうちの1項に記載のパイプ推進プレス装
    置。
  14. 【請求項14】 破砕室(43)内にはボーリング・ヘ
    ッド(26)の後側に設けられた破砕工具(50)が設
    けられていることを特徴とする請求項13に記載のパイ
    プ推進プレス装置。
  15. 【請求項15】 破砕工具(50)が破砕円錐体等から
    出来ており、これはボーリング・ヘッド回動軸(38)
    に対してずれた回動軸(51)周りに回転可能にボーリ
    ング・ヘッドに支承されていることを特徴とする請求項
    14に記載のパイプ推進プレス装置。
  16. 【請求項16】 機械用パイプ(10)内には、スクリ
    ューコンベヤ(19)の収容端部(29)の方に延び、
    破砕機対抗面を形成する円錐内面(45)を有するリン
    グ状体で、破砕室(43)を取り巻くリング状体(4
    4)が設けられていることを特徴とする請求項13から
    請求項15のうちの1項に記載のパイプ推進プレス装
    置。
  17. 【請求項17】 ボーリング・ヘッド(26)の工具支
    持体(28)と後側で、機械用パイプ(10)に支承さ
    れた中空歯車(33)が相対回転しないように結合され
    ており、この中空歯車はスクリューコンベヤ(19)を
    端部側で取り巻いており、歯車の環(32)が設けら
    れ、この歯車の環(32)と駆動モーター(30)のピ
    ニオン(31)が噛み合っていることを特徴とする請求
    項1から請求項16のうちの1項に記載のパイプ推進プ
    レス装置。
  18. 【請求項18】 破砕室(43)に対して洗浄水供給部
    (54)が設けられていることを特徴とする請求項14
    から請求項17のうちの1項に記載のパイプ推進プレス
    装置。
  19. 【請求項19】 機械用パイプ(10)にある端部領域
    内の段を付けて構成されたスクリューコンベヤ(19)
    が、その後ろに位置する長手領域におけるよりも小さな
    直径を有していることを特徴とする請求項1から請求項
    18のうちの1項に記載のパイプ推進プレス装置。
  20. 【請求項20】 機械用パイプ(10)が方向制御する
    ため油圧式制御シリンダー(17)を用いて全方向に曲
    がりうることを特徴とする請求項1から請求項19のう
    ちの1項に記載のパイプ推進プレス装置。
  21. 【請求項21】 パイプ推進プレス方法を利用して、地
    中に人が入って行けない内径を有するせっ器−又はコン
    クリート−パイプ等から成るパイプ導管を敷設するため
    の方法にして、特に人が入って行けない内径を有する、
    せっ器−又はコンクリート−パイプ等から成る破損した
    古いパイプ導管の敷設区間に沿ってパイプ導管を敷設す
    るためで、その際先ずパイプ推進プレス方法の推進プレ
    ス区間上で鋼から成る暫定的保護パイプが掘進され、こ
    のパイプが引き続いて新たに敷設すべきパイプ導管を同
    時に推進プレスしながら部分的に地表から除去される様
    な方法において、保護パイプ(7)として、人が入って
    行けないがしかしながら新たに敷設すべきパイプ導管の
    内径に比べて大きな内径を有するパイプが圧し込めら
    れ、保護パイプを推進プレスする際にそのヘッドの前で
    作動し駆動されるボーリング・ヘッド(26)で作動さ
    れ、このヘッドが保護パイプの全外径上で推進プレス断
    面をボーリングし、その際ボーリング物乃至は廃石材料
    が、ボーリング・ヘッド(26)を貫通し、保護パイプ
    を通って搬送されるため、ボーリング・ヘッドの後ろで
    収容端部に設けられボーリング・ヘッドとは無関係に駆
    動されるスクリューコンベヤ(19)に供給されること
    を特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 粗い粒子のボーリング物がボーリング
    ・ヘッド(26)の後側で組み立てられた破砕装置(5
    0)を用いスクリューコンベヤ(19)の収容端部(2
    9)とボーリング・ヘッド(269との間に設けられた
    破砕室(43)の内側で破砕されることを特徴とする請
    求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 推進プレス区間上に古いパイプ導管
    (12)を敷設する場合、このパイプ導管が保護パイプ
    (7)の前で回転するボーリング・ヘッド(26)によ
    って破砕され乃至は砕かれることを特徴とする請求項2
    1又は請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 スクリューコンベヤ(19)の収容領
    域に洗浄水が導入されることを特徴とする請求項21か
    ら請求項23のうちの1項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 パイプ推進プレス方法を利用して、地
    中に人が入って行けない内径を有するせっ器−又はコン
    クリート−パイプ等から成るパイプ導管を敷設するため
    の方法にして、特に人が入って行けない内径を有する、
    せっ器−又はコンクリート−パイプ等から成る破損した
    古いパイプ導管の敷設区間に沿ってパイプ導管を敷設す
    るためで、その際先ずパイプ推進プレス方法の推進プレ
    ス区間上で鋼から成る暫定的保護パイプが掘進され、こ
    のパイプが引き続いて新たに敷設すべきパイプ導管を同
    時に推進プレスしながら部分的に地表から除去される様
    な方法において、保護パイプ(7)の推進プレスの間に
    保護パイプ(7)の掘進軸の高さ位置を、後でプレスす
    べき生産パイプの内径に関連して古いパイプ導管(1
    2)の敷設軸の高さ位置に次の様に合わせること、即ち
    古いパイプ導管(12)の内径と、生産パイプの内径と
    に関係して古いパイプ導管(12)に対して生産パイプ
    を踵を同じにした敷設が行われる様に合わせることを特
    徴とする方法。
JP4067506A 1991-03-26 1992-03-25 人が入って行けない内径を有するパイプ導管を地中に敷設するためのパイプ推進プレス装置及びパイプ推進プレス方法 Withdrawn JPH0650087A (ja)

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