JPH06500089A - 新規ビタミンd類似体 - Google Patents

新規ビタミンd類似体

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JPH06500089A JP3513854A JP51385491A JPH06500089A JP H06500089 A JPH06500089 A JP H06500089A JP 3513854 A JP3513854 A JP 3513854A JP 51385491 A JP51385491 A JP 51385491A JP H06500089 A JPH06500089 A JP H06500089A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規ビタミンD類似体 本発明は、抗炎症作用および免疫調節作用を示し、癌細胞および皮膚細胞を含む ある種の細胞の分化の誘導および望ましくない増殖の抑制において強い活性を示 す未知の種類の化合物、該化合物を含有する薬剤製剤、該製剤の用量単位、並び に上皮小体機能亢進症、特に、腎不全に伴う続発性の上皮小体機能亢進症(骨形 成促進およびオステオポローシス処置のため)、および多数の病態、例えば真性 糖尿病、高血圧症、アクネ、脱毛症、皮膚の老化、免疫系の平衡失調、炎症性疾 患(例えばリューマチ様関節炎)および喘息、並びに異常な細胞分化および/ま たは細胞増殖により特徴付けられる疾病(例えば靴磨および癌)の治療および予 防におけるそれらの用途に関する。
本発明の化合物は、新種のビタミンD類似体であり、一般式1[式中、Xは水素 またはヒドロキシであり、R1およびR1は、同一または異なって、水素または CI Cmヒドロカルビルを表わすか、またはR1およびR2は、基Xを有する 炭素原子(式I中、星印)と共にCs Cm炭素環を形成し得;Qは一重結合ま たはCI Csヒドロカルビレン基である。mは0.1または2である。R’N R2および/またはQは、要すれば、1個またはそれ以上の重水素またはフッ素 原子で置換し得る。コ で示される。
更に、「0」で示されるm炭素の1個は、要すれば1個もしくはそれ以上の重水 素もしくはフッ素原子、または1個もしくは2個のC,−C2アルキル基で置換 し得る。
本発明において、ヒドロカルビル基(ヒドロカルビレン基)なる表現は、直鎖、 分枝または環状の飽和または不飽和炭化水素から1個(2個)の水素原子を除去 した基を意味する。
R+およびR2が個別の基である場合、それらの例は、(水素以外に)メチル、 トリフルオロメチル、エチル、ビニル、n−、イソ−およびシクロ−プロピル、 並びに1−メチルビニルを包含するが、それらに限定されるものではない。
共同で基を形成している場合のR1およびR2の例には、ジー、トリー、テトラ −およびベンターメチレンがある。
Qの例には、−重結合、メチレン、ジー、トリーおよびテトラ−メチレン、−C H2−CH=CH−1−CH2−CミC−、フェニレン(C6H4;オルト、メ タ、バラ)、−CH2(Cs H4)−1並びに−(C8H4)−CH,が包含 される。
式Iかられかるように、R1、R2、QおよびXの意義によっては、本発明の化 合物は、複数のジアステレオマーの形態(例えば、星印を付した炭素原子上のR またはS配置)を包含し得る。本発明は、純粋な形態のこれらすべてのジアステ レオマーおよびジアステレオマー混合物を包含する。更に、1個またはそれ以上 の水酸基が、インビボで水酸基に再生し得る基としてマスクされているIの誘導 体も、本発明の範囲に含まれる(「Iの生可逆誘導体またはプロドラッグ」)。
「工の生可逆誘導体またはプロドラッグ」なる用語は、1個またはそれ以上の水 酸基が、−0−アシルもしくは一〇−グリコジル基、またはリン酸エステル基に 変換されている式1の化合物の誘導体(マスクされた基は、インビボで加水分解 され得る)を包含するが、それらに限定されるものではない。
Xが水素である化合物Iも、プロドラッグであり得る。このような化合物は、イ ンビトロでは比較的不活性であるが、患者に投与後、酵素的ヒドロキシル化によ って、式Iで示される活性化合物に変換される。
1 a、 25−シヒトo+シヒ9 ミンDa(1,25(OH)2D3)が、 インターロイキンの作用および/または生成に影響することが最近わかったが[ イムノロジー・レターズ(I+cllllunol、Lett、 )、よヱ、3 61−366(1988)]、このことは、この化合物を、免疫系の機能障害に よって特徴付けられる疾患、例えば自己免疫疾患、エイズ、宿主対移植片反応お よび移植組織拒絶、またはインターロイキン−1の異常生成によって特徴付けら れる他の病態、例えばリューマチ様関節炎のような炎症性疾患および喘息の治療 において使用することの可能性を示唆するものである。
1.25(OH)2D3は、細胞分化を促進し、過度の細胞増殖を阻止すること ができることも示され[アベ、イー(Abe、E、 )ら、プロシーディングズ ・オン・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンシーズ(Proc、 Nat l、 Acad、Sci、)、米国、78.4990−4994(1981)] 、この化合物は、異常な細胞増殖および/または細胞分化によって特徴付けられ る疾患、例えば白血病、骨髄線維症および靴磨の治療に有用であり得ると提案さ れている。
また、1.25(OH)!D3またはそのブロードラッグ1α−0H−Dsを、 高血圧症[リント、エル(Lind、L、)ら、アクタ・メゾイカ・スカンジナ ビカ(A ctaMed、5cand、 )、222.423−427(198 7)]および真性糖尿病[イノマタ、ニス(I nomata、S、 )ら、ボ ーン・ミネラル(Bone Mineral)、1.187−192(1986 )]の治療に使用することも提案されている。遺伝性ビタミンD耐性と脱毛症と の間に関連があるという最近の知見により、1.25(OH)2D3の別の用途 が提案される: 1,25(OH)zDsによる処置は、毛髪の成育を促進し得 る[ランセット(L ancet)、1989年3月4日、478頁コ。また、 1,25(OH)2D3の局所適用により、雄のシリアンハムスターの耳の皮脂 腺の大きさが縮小されるという事実は、この化合物がアクネの治療に有用であり 得ることを示唆するものである[マロイ、ブイ・エル(Malloy、V、L、  )ら、ザ・トリコンティネンタル・ミーティング・フォー・インベスティゲイ ティブ・ダーマトロシ−(the Tricontinental Meeti ng for Investigative Dermatology)、ワシ ントン、1989]。
しかし、1.25(OH)2D3のそのような指摘における治療的可能性は、こ のホルモンはカルシウム代謝に強力に作用する(血中濃度が高いと、急速に高カ ルシウム血症を起こす)ことが知られていることから、極度に制限されている。
すなわち、この化合物およびその有効な合成類似体は、例えば乾廚、白血病また は免疫疾患のような、薬物を比較的高用量で連続的に投与する必要のあり得る疾 患の治療において使用する薬物として充分満足できるものではない。
最近、カルシウム代謝に対する作用に比較して、細胞分化誘導/細胞増殖抑制活 性を優勢とするようにある程度の選択性を示す多くのビタミンD類似体が文献に 記載されている。
すなわち、22.23−二重結合、24−水酸基を有し、25.26および27 位の炭素原子が一体となって3員環を構成しているビタミンD3類似体MC90 3は、強力な細胞分化誘導剤および細胞増殖抑制剤であり、インビボのカルシウ ム代謝に対しては中程度の活性しか示さない[ビンデラップ、エル(B 1nd erup。
L、 )およびプラム、イー(Bramm、E、)、バイオケミカル・ファーマ コロジー(B 1ocheIIIical P harmacologい、旦ユ 、889−895(1988)コ。しかし、3は、腸のビタミンDレセプターに 、1.25(OH)zI)sと同様によく結合する。
従って、インビボのカルシウム代謝に対するMC903の活性が低いのは、化合 物の急速な代謝によるものであり得、この化合物の全身的使用の可能性は制限さ れることになる。
24−ホモ−1,25−ジヒドロキンビタミンD3および26−ホモ−1,25 −ジヒドロキンビタミンD3(それらの22.23−ジデヒドロ類似体と共に) [オストレム、ブイ・ケイ(Ostrem、V、 K、 ):タナカ、ワイ(T anaka、 Y、 ) :プシール、ジエイ(Prahl、J、 );デル力 、エイチ・エフ(DeLuca、 H,F、 ) ;およびイケカワ、エン(I  kekawa、 N、 ) ;プロシーディングズ・オン・ナショナル・アカ デミ−・オン・サイエンシーズ、米国、84,2610−14(1987)コは 、ラットおよびニワトリの腸のレセプターにも、ヒト骨髄性白血病セルライン( HL−60)のレセプターにも、1.25(OH)zDsと同じ結合親和性を有 し、しかもインビトロでのHL−60細胞の分化の誘導においては、1.25( OH) ! D sの10倍の活性を示すといわれている。インビボでは、カル シウム代謝の評価において、これらの化合物の作用はそれぞれ、1.25(CH )!Dsよりも「非常に弱い」および「より強い」。
26.27−シメチルー1α、25−ジヒドロキシビタミンD3が合成されてい るが、その生物学的活性に関する文献の記載は矛盾している[サイ、エイチ(S  ai。
Hl)、タカット、ニスCTakatsuto、S、) ; ハラ、エン(Ha ra、 N、):およびイケカワ・エン;ケミカル・アンド・ファーマシューテ ィヵル・ブリティン(Chem。
Pharm、Bull、 )1.シ旦、878−881(1985)、並びにイ ヶヵヮ、エヌ;エグチ、ティ(Eguchi、T、 ) ;ハラ、エヌ:タヵッ ト、ニス:ホンダ、エイ(Honda、 A、):モリ、ワイ(Mori、Y、 );およびオトモ、ニス(Otomo、S、);ケミカル・アンド・ファーマシ ューティカル・ブリティン、35.4362−4365(1987)]。近縁の 26.27−シエチルー1α、25−ジヒドロキシビタミンD3も、これらの著 者によって報告されており、この場合、細胞分化の誘導においては1.25(C H)!Dsよりも10倍活性であり、「ビタミンD活性(すなわちカルシウム代 謝作用)はほとんどない」とされている。
米国特許第4804502号には、ビタミンDの側鎖中に三重結合を有する化合 物が開示されており、そのような化合物は、代謝性カルシウム欠乏によって特徴 付けられる病態の処置に有用であると記載されている。
前記化合物間の構造の相違がわずかであるという事実は、インビトロでの腸のビ タミンDレセプターへの結合親和性に比較して、インビトロでの細胞分化活性が より高いことに反映されるような好ましい度合の選択性を示すビタミンD類似体 の構造を、現在の知識では予測できないということを示唆している。更に、おそ らく化合物間の薬物動態学的な差が反映していると思われるが、インビトロのレ セプター結合親和性が必ずしもインビボの場合に匹敵しないという知見によって も、事態が複雑化されている。
本発明の化合物は、炭素−20のメチル基の配置において、前記ビタミンD類似 体(そのうちのいくつかは、細胞分化および/または増殖に対して強力な作用を 有することが報告されている)とも、構造的に異なっている。化合物I(および 本出願人の先の国際特許出願PCT/DK90100156、出願日1990年 6月19日、公開番号W091100271による化合物)中に存在するこの「 不自然な」配置は、驚くべきことに、深遠かつ有利な生物学的意義を有すること がわかった。すなわち、式■の化合物は、「自然なJC−20配置くメチルと水 素の基を交換したもの)を有する対応する化合物と比較した場合に、一つまたは それ以上の下記利点を示すことが観察される:(a)細胞分化/増殖に対する作 用がより強いこと;(b)カルシウム代謝に対する作用よりも、細胞分化/増殖 に対する強力な作用を優勢にする選択性がより高いこと; (C)インターロイキンの生成および活性に対する作用がより強いこと;(d) カルシウム代謝に対する作用よりも、インターロイキンの生成および活性に対す る作用を優勢にする選択性がより高いこと。
従って、本発明の化合物は、ヒトおよび動物の、1)異常細胞増殖および/また は細胞分化によって特徴付けられる疾病、例えば転置を含むある種の皮膚病およ びある種の癌、2)免疫系の平衡失調により特徴付けられる疾病、例えば自己免 疫疾患(真性糖尿病を含む)、宿主対移植片反応および移植組織拒絶の、局所的 および全身的な治療および予防のいずれに対しても特に適し;更に、炎症性疾患 、例えばリューマチ様関節炎および喘息の治療にも特に適当である。本発明の化 合物によって治療し得る他の病態は、アクネ、脱毛症および高血圧である。更に 、本発明の化合物による局所処置後に皮膚の肥厚が見られることから、本発明の 化合物は、皮膚の老化(元老化を含む)の治療および予防に有用であり得る。
本発明の化合物は、連続投与しても高カルシウム血症をもたらす傾向が低いので 、上皮小体機能亢進症(特に腎不全に伴う続発性の上皮小体機能亢進症)の長期 治療、並びに骨形成の促進およびオステオポローシスの処置のために有用である と考えられる。そのような適用のためには、本発明に記載の化合物は、従来の化 合物(米国特許第4948789号および欧州特許第0385446A2号参照 )よりも高い治癒比を有する。
本発明の化合物は、他の薬剤と組み合わせて使用し得る。移植片拒絶および移植 片対宿主反応の防止においては、本発明化合物による処置を、例えばシクロスポ リン(cyclosporin)処置と組み合わせることが有利であり得る。
化合物Iは、ビタミンD誘導アルデヒドIT(m=00図式1)[その合成は報 告されている。エム・ジエイ・カルヴ7リ−(M、J 、Ca1verley) 、テトラヘドロン(Tetrahedron) 43.4609(1987)] から、例えば図式1〜4に記載の経路によって製造し得る。m=0の場合、アル デヒドII(m=Q)が図式2の出発物質であり;m=1または国=2の場合は 、式■の側鎖(20)同族体化アルデヒドを■(m=o)の代わりに用いる。m =lの場合は20−ホモ−1m=2の場合は20−ビス−ホモ−同族体(II) が、図式2の出発物質である。そのような20−ホモまたは20−ビス−ホモ化 合物■は、当業者既知の多様な方法により合成し得るが、適当な標準的な反応、 例えばアール・シー・ブロック(R,C,Larock)、[コンプリヘンシブ ・オーガニック・トランスフォーメーションズ(ComprehenstveO rganic Transformations)J、VCH1989,733 に記載の反応が好ましい。要すれば、分子の感受性トリエン系の一時的な保護を 行い得る。
図式2の化合物■から化合物■および■への交換は、アルデヒドをアルキンに変 換するためのよく知られた2工程方法であって、例えばステロイド化学において は用いられているが[例えば、バーガー、エイ(Burger、 A、 )ら、 テトラヘドロン44.1141(1988)参照]、ビタミンD化学には未だ適 用されていない方法によって、好都合に行い得る。この方法においては、アルデ ヒド■をジハロビニル誘導体■にケイッティッヒ(Wittig)型変換した後 、無水の塩基性条件下に(テトラヒドロフラン(THF)中ブチルリチウム)、 好ましくは反応促進のための触媒(例えばヘキサメチルホスホラミド(HMPA ))を加えて、脱離−アルキル化反応を行う。■から誘導した中間体アニオン− C4EC−(すなわちリチウムアセチリド、LA、単離せず)をアルキル化して ■を得るには、一般式Z−Rで示される側鎖形成ブロックで処理する。式中、Z は脱離基、例えばハロゲン(C1、BrまたはI)またはp−トルエンスルホニ ルオキシ、メタンスルホニルオキシもしくはトリフルオロメタンスルホニルオキ シであり、Rは(Q)−C(RIXR2)X。
または場合によっては、後の任意の1工程(または複数の工程)でそれに変換し 得る基である。すなわち、化合物■、■および■中のRは、合成経路によって、 同じであるとは限らない。Rの、−(Q)−C(R’XR2)Xへの変換には複 数の工程を要し得、分子の感受性トリエン系の一時的な保護を伴い得る。側鎖( R)中の必要な変更以外に、■からIへの変換には、他のビタミンD類似体の合 成の最終段階において用いる工程(欧州特許第0227826号参照)と同様の 光異性化工程および脱シリル化工程が必要である。
Qが一重結合またはQ=CH2である場合は、図式3に示す系列の方法によつて ■を合成することが好都合であり得る。図式3には、RZ以外の親電子試薬によ って核性LAを化合物■に変換する経路、すなわちアルデヒドおよびケトンによ る経路、オキシランによる経路並びにヨウ化メチルに続いてブチルリチウムを作 用させ、次いでアルデヒドまたはケトンと反応させる2段階の変換による経路を 示す。
同様に、Q=(CHz)zの場合には、■は、図式4に示す系列の方法の一つに より合成することがしばしば好都合であり得る。図式4にも、LAをRZでアル キル化した後に基Rを所望の化合物■のRに変換する経路と、LAをオキセタン と反応させる経路、更に、LAをMeI、次いでBuLi、および最後にオキシ ランと反応させる経路を示す。
アルキル化反応および光異性化反応(d)の順序を変えることが好都合であり得 、その場合には、■の(5Z)−異性体が重要な中間体である。
側鎖形成ブロックRZは、既知の化合物(い(つかの化合物が国際特許出願PC T/DK89100079に記載されている)であるか、またはP CT/D  K8910 OO79に記載のものと同様に合成し得る。Rは通例、−(Q)− C(R1)(R2)XIである[式中、Xlは、水素またはOH基もしくは保護 したOH基、例えばテトラヒドロピラニルオキシもしくはトリアルキルシリルオ キシである。]。(PCT/DK8910OO79に記載されていないTHPエ ーテルRZは、対応するアルコールから容易に調製できる。)以下の標準的な略 号を、本発明の開示を通して使用する:Me=メチル、Et=エチル; PrR =n−プロピル;Pr’=イソプロピル; Bu=n−ブチル;Bu’=t−ブ チル;THP=テトラヒドロ−4H−ビラン−2−イル、HMPA=ヘキサメチ ルホスホラミド、THF=テトラヒドロフラン;Ts=p−トルエンスルホニル 、TEA=テトラ−(n−ブチル)−アンモニウム、DMF=ジメチルホルムア ミ ド。
図式1〜4において、以下の略号を使用する:図式1〜4の注釈には、適当な水 性処理工程を含むものとする。
図式1 n (m=o) II (m=1) rl (m=2) 図式1の注釈 a)酸性条件を回避する特に好ましい反応(耳マテソン、ディー・ニス(Mat teson。
D、 S、 )およびムーディ、アール・ジェイ(Moody、 R,J、 ) 、ジャーナル・他の好ましい方法は、例えば: l)対応する20(S)(r20−ノーマル」)20−ホモアルデヒドの合成の ための、文献に記載された反応[カルヴアリー、エム・ジエイ、テトラヘドロン ・レターム・シェイ、ンンレット(S ynlett)、155(1990)] と同様の反応経路=2)C,D環系における文献記載の合成法[ヴオウクリッヒ (Wowkulich)ら、テト図式2 a)適当な無水溶媒(例えばジクロロメタン)中で、ケイッティッヒ型試薬、例 えば[(CH3)2NコsP = CC12*タハ(C6H5)3 P = C Br2ト反応サセル[例えば、サーモンド、ダブリュ・ジー(Salmand、  W、G、)ら、テトラヘドロン・レターズ、1977.1141参照XY=C 1、またはBr)。
b)無水溶媒(例えばTHF)中、2モルの塩基(例えばBuLi)でmを処理 することにより中間体リチウムアセチリド(L A)を生成し、その後、触媒( 例えばHMPA)の存在下または不存在下に、側鎖形成ブロックR−Zによりア ルキル化する。
C)側鎖中の官能基の任意の変更。
d)hシー三重項増感剤(例えばアントラセン)を用いる異性化。
e)TBA”F−またはHFによる脱保護。
示した中間体は、t−ブチルジメチルシリルエーテルとして保護された水酸基を 有し得るが、本発明の範囲は、当業者によく知られた他のヒドロキシル保護基[ 例えばティー・ダブリュ・グリーン(T、 W、 Greene)、「プロテク ティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective  groups in organicsynthesis)J、ワイリー(W iley)、ニューヨーク、1981に記載のもの]並びに他の保護反応の使用 を排除するものではないことに注意すべきである。
図式3 図式4 図式3および4の注釈 a)例えば、サーモンド、ダブリュ・ジーら、テトラヘドロン・レターズ、19 7ヱ、1237参照。
b)例えば、バーガー、エイら、テトラヘドロン44(1988)1141参照 。
C)図式3および4の化合物■は、側鎖フラグメントR中に保護していない水酸 基を有する。■からIを得るための、■または■を経由する後の工程は、図式2 に示したものと同様である。
図式2.3および4に示した方法による化合物工の製法に加えて、文献により既 知の他の方法も、同様に使用し得る。しかし、(℃Hz)m、Q、R’、R2お よびXIの性質°に応じて、場合により、そのような方法の適用に関して制限が あり得る。感受性トリエン系を、例えば液体S02で一時的に保護することが、 場合によっては必要であり得る。(図式2.3および4の)中間体■のそのよう な製法のいくつかを、図式5および図式6に示す:(m=o−2) 図式6 a) 本発明の化合物は、前記のようなヒトおよび動物の疾病の処置に有用な薬剤組成 物中で使用することが意図されている。
式1で示される化合物(以下、活性成分と称する)の治療効果に必要な量は、そ の化合物、投与方法および処置する哺乳動物のいずれによっても当然変化する。
本発明の化合物は、非経口的、関節内、経腸的または局所的に投与することがで きる。本発明の化合物は、経腸投与された場合によく吸収され、これは全身的疾 病の処置に好ましい投与経路である。装置のような皮膚病または眼疾の処置にお いては、局所または経腸の形態が好ましい。
喘息のような呼吸器疾患の処置においては、エアロゾルが好ましい。
活性成分をそのまま単独で投与することが可能であるが、薬剤製剤として投与す ることが好ましい。好ましくは、活性成分含量は、製剤の0.lppmないしO 51重量%である。
「用量単位」とは、患者に投与でき、および容易に扱い、包装し得る単位用量、 すなわち単一用量であって、活性物質そのもの、または固体もしくは液体薬剤希 釈剤もしくは担体とのその混合物から成る物理的および化学的に安定な単位用量 を意味する。
動物およびヒトの医療に使用する本発明の製剤は、活性成分と共に、薬学的に許 容し得る担体、および要すれば他の治療成分を含有する。担体は、製剤中の他の 成分と適合し、被投与体に有害でないという意味において「許容し得る」もので なくてはならない。
製剤には、例えば、経口、直腸、非経口(皮下、筋肉内および静脈内を含む)、 関節内および局所投与に適当な形態の製剤が含まれる。
製剤は、用量単位形態で提供することが好都合であり得、薬学分野でよく知られ ているいずれの方法で調製してもよい。いずれの方法も、活性成分を1種または それ以上の補助成分である担体と組み合わせる工程を含んで成る。通例、製剤は 、活性成分を液体担体もしくは微粉固体担体またはその両方と均一かつ密に混合 し、次いで要すれば、生成物を所望の剤形に成形することによって調製する。
経口投与に適当な本発明の製剤は、それぞれ所定量の活性成分を含んで成るカプ セル剤、サシェ剤、錠剤もしくはロゼンジのような個々の単位の形態:粉末もし くは顆粒の形態:水性液体もしくは非水性液体中の溶液もしくは懸濁液の形態; または水中油型エマルジョンもしくは油中水型エマルジョンの形態であり得る。
活性成分を、巨丸薬、砥削またはペーストの形態で投与してもよい。
錠剤は、活性成分を、要すれば1種またはそれ以上の補助成分と共に圧縮または 成形することによって製造し得る。圧縮錠剤は、粉末または顆粒のような流動形 態の活性成分を、要すれば結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、表面活性剤または分 散剤と混合して、適当な機械中で圧縮することによって製造し得る。成形錠剤は 、粉末活性成分および適当な担体の混合物を不活性液体希釈剤で湿潤させて、適 当な機械中で成形することによって製造し得る。
直腸投与用製剤は、活性成分および担体(例えばカカオ脂)を組み合わせた坐剤 の形態、または浣腸の形態であってよい。
非経口投与に適当な製剤は、好ましくは活性成分の滅菌油性または水性製剤(好 ましくは、被投与体の血液と等張である)から成る。
関節的投与に適当な製剤は、微結晶の形態であり得る活性成分の滅菌水性製剤の 形態、例えば水性微結晶懸濁液の形態であってよい。活性成分を関節内および眼 のいずれに投与するのにも、リポソーム製剤または生分解性ポリマー系を使用し てもよい。
局所投与に適当な製剤(眼用製剤を含む)は、液体もしくは半液体製剤、例えば リニメント剤、ローンヨン剤、ゲル剤、アプリガンド剤、水中油型もしくは油中 水型乳剤、例えばクリーム、軟膏剤もしくはペースト;または溶液剤もしくは懸 濁剤、例えばドロップ剤を含む。
喘息の治療には、スプレー缶、ネブライザーまたはアトマイザ−から放出する粉 末、セルフ−プロベリングまたは噴霧製剤の吸入を使用し得る。放出時の製剤の 粒子サイズは、10−100μであることが好ましい。
このような製剤は、粉末吸入装置から肺に投与する細か(粉砕した粉末、または セルフ−プロベリング・パウダー−ディスペンシング剤の形態であることが最も 好ましい。セルフ−プロベリング溶液および噴霧製剤の場合は、所望の噴霧性を 有する(すなわち、所望の粒子サイズの霧を形成し得る)バルブを選択するか、 または活性成分の粒子サイズを調節して懸濁粉末として組み合わせることによっ て効果を達成することができる。これらのセルフ−プロベリング剤は、パウダー −ディスペンシング剤、または活性成分を溶液または懸濁液の飛沫として投与す る製剤であってよい。
セルフ−プロベリング・パウダー−ディスペンシング剤は、好ましくは、固体活 性成分の分散粒子、および大気圧における沸点が18℃未満の液体プロペラント を含んで成る。液体プロペラントは、医薬投与に適することが知られているいず れのプロペラントであってもよく、1種またはそれ以上のC,−C6−アルキル 炭化水素もしくはハロゲン化C,−C6−アルキル炭化水素またはその混合物、 特に好ましくは塩素化およびフッ素化C,−C,−アルキル炭化水素から成って いてよい。通例、プロペラントは製剤の45〜99.9%W/Wを占め、活性成 分は製剤の領1 pl)IIないし0.1%W/Vを占める。
前記成分に加えて、本発明の製剤は、1種またはそれ以上の追加の成分、例えば 賦形剤、緩衝剤、香料、結合剤、表面活性剤、増粘剤、滑沢剤、メチルヒドロキ シベンゾエートのような保存剤(抗酸化剤を含む)、乳化剤などを含有し得る。
本発明の組成物は、前記病態の処置に通例適用される他の治療活性化合物を更に 含有し得る。
本発明は更に、前記病態の1種に罹患している患者を治療する方法にも関し、該 方法は、治療を要する患者に、式1で示される化合物の1種またはそれ以上の有 効量を、単独で、または前記病態の処置において通例適用される他の治療活性化 合物の1種またはそれ以上と組み合わせて投与することから成る。本発明の化合 物および/または他の治療活性化合物による治療は、同時に、または間隔をおい て行い得る。
全身的疾患の治療において、式■の化合物を1日当たり0.1〜100μg1好 ましくは0.2〜25μgの用量で投与する。皮膚病の局所治療においては、式 1の化合物を0.1〜500μg/g、好ましくは0.1〜100μg/g含有 する軟膏、クリームまたはローションを投与する。眼科における局所使用のため には、式1の化合物を0.1〜500μg/g、好ましくは0.1〜100μg /g含有する軟膏、点眼剤またはゲルを投与する。経口組成物は、式Iの化合物 を用量単位当たり0゜05〜50μg、好ましくは0.1〜25μg含有する錠 剤、カプセル剤またはドロップとして調製することが好ましい。
本発明を以下の製造例および実施例によってさらに説明するが、本発明はそれら に制限されるものではない: 例示の化合物Iを第1表に挙げる。
核磁気共鳴スペクトル(300MHz)では、化学シフト値(δ)は、内部テト ラメチルシラン(δ=0)またはクロロホルム(δ=7.25)に対して、ジュ ウテリオクロロホルム溶液について示す。特定しく二重線(d)、三重線(1) 、四重線(q))、またはしていない(m)多重線の値は、範囲を示していない 場合には、およその中心点で示す(S=−重線、b=ニブロード。結合定数0) は、ヘルツで示し、しばしば最も近い単位に近似する。
エーテルはジエチルエーテルであり、ナトリウムで乾燥した。THFは、ナトリ ウム−ベンゾフェノンで乾燥した。石油エーテルは、ペンタンフラクションをさ す。反応は、特記しない限り室温で行った。処理方法は、特定の溶媒(または有 機反応溶媒)による希釈、水および次いで塩水による抽出、無水MgS○4によ る乾燥並びに減圧濃縮を行って残渣を得ることを含む。クロマトグラフィーは、 シリカゲル上で行った。
製造例1 1(S)、3(R)−ビス−t−ブチルジメチルシリルオキシ−20 (R)−2,2−ジクロロビニル−9,10−セコ−プレグナ−5(E)、7( E)、10(19)−トリエン(化合物1) 乾燥ジクロロメタン(6+al)中のアルデヒドII(m=OX1.15g)お よびブロモトリクロロメタン(0,44g)の溶液をアルゴン雰囲気中で一20 ℃に冷却および撹拌したものに、乾燥ジクロロメタン(4ml)中のトリス(ジ メチルアミノ)ホスフィン(0,72g)の溶液を、40分間にわたって滴下し た。混合物を、−20℃で更1;30分間、および次いで20℃で20時間撹拌 した。混合物を希塩水(75ml)およびジクロロメタン(75IIll)に分 配し、有機相を水洗し、乾燥した。減圧濃縮して得た残渣をクロマトグラフィー (溶出剤は、1%エーテル/石油エーテル)に付し、次いでメタノールから結晶 化することによって精製して、標記化合物を得た。
融点120〜123℃ NMR:δ8+:0.06(m、12H)、0.51(s、3H)、0.86( S、 9H)、0゜89(S、9H)、0.96(d、3H)、1.00−2. 10(m、13H)、2.30(bd、IH)、 2.43 (m、L H)、  2.55 (dd、I H)、 2.88 (dd、I H)、 4.21( m、IH)、4.53(m、IH)、4.94(m、IH)、4.98(+m、 IH)、5.71(d。
IH)、5.82(d、LH)、6.45(d、IH)。
製造例2 1(S)、3(R)−ビス−t−ブチルジメチルシリルオキシ−20 (R)−(6′−エチル−6°−トリメチルシリルオキシーオクタ−1′−イン −1゛−イル)−9,10−セコ−プレグナ−5(E)、7(E)、10(19 )−トリエン(化合物0℃に冷却および撹拌したものに、ブチルリチウムの溶液 (ヘキサン中1.6M。
0.7++1)を5分間にわたって滴下した。−70℃で1時間、次いで20℃ で2時間撹拌を続けた。混合物を一10℃に冷却し、1−ブロモ−4−エチル− 4−トリメチルシリルオキシヘキサン(0,38g)を3分間にわたって加え、 次いで乾燥HMPA(2+1)を4分間にわたって加えた。−10℃で7分間、 次いで20℃で3時間撹拌を続けた。反応混合物を、半飽和塩水251+1中に 注ぎ、エーテル(2X50ml)で抽出した。合した有機相を、IN塩酸(25 ■1)、1%水性炭酸水素ナトリウム(2511)、水(25111)および塩 水(25+1)で(手早()抽出した。 MgSO4で乾燥し、減圧濃縮して油 状物を得、これを2回のクロマトグラフィー(溶出剤は、−回目は2%エーテル /石油エーテル、二回目は0.2%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して、標 記化合物を得た。
NMR:δ=0.05(1,12H)、0.09(s、9H)、0.57(s、 3H)、0゜81(t、6H)、0.85(s、 9H)、0.89(s、 9 H)、1.11(d、3H)、1゜45(q、4H)、1.00−2.08(m 、16H)、2.12(s、2H)、2.22(a。
IH)、2.31 (bd、 I H)、2.41(bd、IH)、2.55  (dd、 I H)、2.88(bd、 IH)、4.21 (bdll H) 、4.53(m、IH)、4.93(+l、IH)、4.98(m、IH)、5 .81(d、IH)、6.46(d、IH)。
製造例3 1(S)、3(R)−ビス−t−ブチルジメチルシリルオキシ−20 (R)−(6°−エチル−6′−トリメチルシリルオキノーオクタ−1゛−イン −1′−イル)−9,10−セコ−プレグナ−5(Z)、7(E)、10(19 )−トリエン(化合物アルゴン雰囲気中、パイレックス(P yrex)フラス コ内のジクロロメタン(4ml)中の化合物2(20mg)、アントラセン(1 0mg)およびトリエチルアミン(0,005m1)の溶液に、高圧紫外線ラン プ、タイプTQ760Z2[ハナウ(Hanau)]の光を、約10℃で撹拌下 に20分間照射した。反応混合物を減圧下に濃縮し、トリエチルアミン0.25 %を含有する石油エーテル(1ml)で処理した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮 し、クロマトグラフィー(溶出剤は1%エーテル/石油エーテル)により精製し て、標記化合物を得た。
NMR:δ=0.05(m、12H)、領09(s、9H)、0.56(s、  3H)、0゜81(t、6H)、0.86(s、9H)、領87(s、9H)、 1.11(d、3H)、1゜44(q、4H)、0.85−2.75(o、22 H)、2.83(bd、IH)、4.18(m、IH)、4.36(Ifl、L H)、4.85(m、LH)、5.17(a+、IH)、6.00(d。
IH)、6.24(d、IH)。
製造例4 1(S)、3(R)−ビス−t−ブチルジメチルシリルオキシ−20 (R)〜(7′−エチル−7′−トリメチルシリルオキシ−ノナ−1゛−イン− 1′−イル)−9,10−セコ−プレグナ−5(E)、7(E)、10(19) −1−リエン(化合物4)1−ブロモ−4−エチル−4−トリメチルシリルオキ シヘキサンの代わりに、1−ブロモ−5−エチル−5−トリメチルシリルオキシ へブタンを用いた以外は、製造PI2の方法に従って、標記化合物を得た。
NMR:δ=0.05(m、12H)、0.09(s、 9H)、0.57(s 、 3H)、0゜80(t、6H)、0.86(S、9H)、0.89(s、  9H)、1.11(d、3H)、1゜15−2.5(m、 23H)、1.43 (q、4H)、2.55(m、 I H)、2.88(m、IH)、4.22( a+、IH)、4.53(+a、IH)、4.93(m、IH)、4.98(m 、LH)、5.81(d、IH)、6.46(d、IH)。
製造例5 1(S)、3(R)−ビス−t−ブチルジメチルシリルオキソ−20 (R)=(7′−エチル−7゛−トリメチルシリルオキノーノナ−1°−イン− 1゛−イル)−9,10−セコ−1し’ff−5(Z)、7(E)、10(19 )−ト’1エン(化合物5)化合物λの代わりに化合物まを用いた以外は、製造 例3の方法に従って、標記化合物を得た。
NMR:δ=0.05(m、 12H)、0.10(s、9H)、0.56(s 、 3H)、領80(t、6H)、0.86(s、18H)、1.10(d、3 H)、1.05−1.93(m、22H)、1.98(bt、IH)、2.15 (a+、 2H)、2.21(dd、IH)、2.38(bd、 IH)、2. 44 (dd、 I H)、2.83 (dd、IH)、4.18(m、 LH )、4゜36(m、LH)、4.86(m、LH)、5.17(m、IH)、6 .00(d、LH)、6゜24(d、lH)。
一般工程1 アルデヒドII(m=oまたは1)の、−次高い同族体への同族体化(図式1) 乾燥THF(10ml)および乾燥ジクロロメタン(10ml)の混合物中のト リス(エチレンジオキシボリル)メタン(2,6g)の溶液をアルゴン雰囲気中 で一78℃に冷却および撹拌したものに、メチルリチウムの溶液(エーテル中1 .6M;7.2m1)を滴下し、−78℃で2.5時間撹拌を続ける。アルデヒ ド■(m=0または1)(10ミリモル)を加え、混合物を室温で3時間撹拌す る。溶媒を減圧除去し、水20+ulおよびジクロロメタン20m1を加え、次 いで過ホウ酸ナトリウム四水和物2.Ogを0℃で加える。混合物を20℃で1 .5時間撹拌し、処理する。クロマトグラフィー(10%エーテル/石油エーテ ル)により精製して、II(m=1またはm=2)を得る。
化合物n (+11= 0 )の代わりに、m=lまたはra=2の化合物■を 用いる以外は、製造例2の方法に従って、図式2の対応する化合物■を合成する 。
一般工程3 中間体リチウムアセチリド(LA)の合成(図式2.3および4)アルゴン雰囲 気中、乾燥THF(20ml)中の図式2の適当な化合物111(0,56ミリ モル)の撹拌した溶液(−78℃)に、ヘキサン中のブチルリチウム(1,2ミ リモル)を滴下する。−78℃で1時間、更に室温で2時間撹拌を続け、図式2 .3および4のLAを得る。
一般工程3の撹拌および冷却したLA溶液(−10℃)に、適当な乾燥Z−R( 1,7ミリモル)および乾燥HMPA(2ml)を滴下する。反応が完了するま で室温で撹拌後、製造例2に記載の方法と同様に反応混合物を処理し、クロマト グラフィー(1〜10%エーテル/石油エーテル)により精製して、図式2の化 合物■を得る。
一般工程5 一般工程3の中間体リチウムアセチリド(L A)と、R’C0R2との反応( 図式一般工程3の撹拌および冷却したLA溶液(−10℃)に、適当な乾燥アル デヒドまたはケトンRICOR2(1ミリモル)を滴下する。反応が完了するま で室温で撹拌後、反応混合物を処理(エーテル)し、クロマトグラフィー(1〜 10%エーテル/石油エーテル)により精製して、Qが一重結合である図式3の 化合物■を得る。
合物■、またはQ=(CH2)2である図式4の化合物■を合成する。
一般工程7 一般工程3の中間体リチウムアセチリド(LA)と、MeISBuLiおよびR ’C0R2との反応(図式3) 一般工程3の撹拌および冷却したLA溶液(−10℃)に、Me I (0,0 5m1)を滴下する。室温で3時間撹拌後、溶液を0℃に冷却し、ヘキサン中の BuLi(1゜35ミリモル)を滴下する。0℃で2時間撹拌を続けた後、溶液 を更に一78℃に冷却し、適当な乾燥アルデヒドまたはケトンRICOH”(2 ,2ミリモル)を滴下する。反応混合物を一78℃で1時間撹拌する。処理(エ ーテル)し、クロマトグラフィー(1〜10%エーテル/石油エーテル)により 精製して、Q=CH2である図式3の化合物■を得る。
一般工程8 一般工程3の中間体リチウムアセチリド(L A)と、MeI 1BuLxおよ びA (2ml)を加え、反応の完了まで室温で撹拌すること以外は、一般工程 7に従って、Q=(CHz)zである図式4の化合物■を合成する。
一般工程9 R基の変換による図式4の化合物■の合成R=(CH2)、CNまたはR=(C Hz)2COO−t−Buである図式4の化合物■(RZとしてBr(CH2) icNまたはZCH2COO−t−Buを用い、一般工程4により合成したもの )を、適当な溶媒(例えば、エーテル、THFもしくはベンゼンまたはそれらの 混合物)中の過剰のグリニヤール試薬R’MgHalに加え、溶媒の沸点まで上 昇し得る温度で充分な時間撹拌して、R” CH2CH2C(Rす20I(であ る図式4の化合物■を合成する(Rが(CH2)zcOo−t Buであった場 合)。
Rが(CH2)2CNであった場合には、中間体ケトンを、R=CH2CH2C R’R2(OH)である図式4の化合物■に変換するために、R2MgHalを 用いて、前記と同様の第二のグリニヤール反応を行う必要がある。
一般工程10 図式2.3および4の化合物■の、図式2の対応する化合物Vへの異性化化合物 7の代わりに、一般工程4〜9の適当な化合物■を用いる以外は、製造例3の方 法に従って、化合物Vを得る。
一般工程11 テトラ−n−ブチルアンモニウムフロリドを用いる脱シリル化による、図式2の 化合物Vの、対応する化合物Iへの変換(化合物101〜102および1041 の方法に従って、標記化合物Iを得る。
第1表: 例示化合物■ 第1表 (続き) ★化合物番号101〜143においては、’CH2はCH2である。
実施例1 1(S)、3(R)−ジヒドロキシ−20(R)−(6°−エチル− 6′−ヒドロキシ−オクタ−1′−イン−1゛−イル)−9,10−セコ−プレ グナ−5(Z)。
7(E)、10(19)−トリエン(化合物103)THF(1,5m1)中の 化合物3(12mg)およびテトラ−n−ブチルアンモニウムフロリド三水和物 (31mg)の溶液を、アルゴン雰囲気中で撹拌しながら60℃に1時間加熱し た。冷却後、反応溶液を、酢酸エチル(8m+1)と、塩化ナトリウム4%を含 有する2%炭酸水素ナトリウム溶液(8ml)とに分配した。有機相を水および 塩水で洗い、乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣を、クロマトグラフィー(溶出剤 は20%石油エーテル/酢酸エチル)により精製して、化合物↓03を得た。
UV:λwax(EtOH) : 264nm。
NMR:δ二0.58(s、 3H)、領87(t、6H)、1.12(d、  3H)、146(q、4H)、1.10−2.25(m、 22H)、2.31  (dd、 I H)、2.40(bd、 IH)、2.60 (dd、 L  H)、2.84 (dd、 I H)、4.23(転IH)、4゜43(m、I H)、5. OO(a、 I H)、5.32(m、 I H)、6.01(d 、IH)、6゜39(d、IH)。
実施例2 1(S)、3(R)−ジヒドロキシ−20(R)−(7’−エチル− 7′−ヒドロキシ−ノナ−1′−イン−1゛−イル)−9,10−セコ−プレグ ナ−5(Z)。
7(E)、10(19)−トリエン(化合物131)化合物3の代わりに化合物 5を用いた以外は、実施例1の方法に従って、化合物131を得た。
Uv:λmax(EtOH) : 263nll。
NMR:δ=0.58(S、3H)、0.86(t、6H)、1.11(d、  3H)、1゜30−2. I Q(m、 25H)、2.17(m、 3H)、 2.32 (ddll H)、2.40(e。
IH)、2.60 (dd、 I H)、2.85 (dd、 I H)、4. 23(m、LH)、4.43(m。
IH)、5.00(m、IH)、5.32(m、LH)、6.01(d、IH) 、6.38(d。
IH)。
実施例3 化合物103を含有するカプセル103をピーナツ油に溶解して、1 03の最終濃度1μg/mltとした。セラチン10重量部、グリセリン重量部 、ソルビン酸カリウム0.08重量部および蒸留水14重量部を加熱しながら混 合し、軟ゼラチンカプセルを形成した。これに、各カプセルが103を0.1H g含有するように、103の油溶液を100μβずつ充填した。
実施例4 化合物103を含有する皮膚用クリームアーモンド油1g中に、0. 05mgの103を溶解した。この溶液に、鉱油40gおよび自己乳化性蜜蝋2 0gを加えた。混合物を加熱して液化した。熱水40m1を加えた後、混合物を よく混合した。得られるクリームは、クリーム1g当たり103を約領5μg含 有する。
国際調査報告 l11.71m5l^−14−瓶P口A累91100200国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号A61K 31159  ADA 9360−4CADF 9360−4C ADP 9360−4C ADS 9360−4C ADU 9360−4C (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、SE)、0A(B F、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、T G)、AU、BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP、 K P。
KR,LK、MC,MG、MN、MW、NO,PL、R○、SD、SU、US I

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、Xは水素またはヒドロキシであり;R1およびR2は、同一または異な って、水素またはC1−C6ヒドロカルビルを表わすか、またはR1およびR2 は、基Xを有する炭素原子(式I中、星印)と共にC3−C8炭素環を形成し得 :Qは一重結合またはC1−C8ヒドロカルビレン基であり、ヒドロカルビル基 (ヒドロカルビレン基)なる表現は、直鎖、分枝または環状の飽和または不飽和 炭化水素から水素原子1個(2個)を除去した残基を意味し;mは0、1または 2であり;R1、R2および/またはQは、要すれば、1個またはそれ以上の重 水素またはフッ素原子で置換し得;更に、「°」で示されるm炭素の1個は、要 すれば1個もしくはそれ以上の重水素もしくはフッ素原子、または1個もしくは 2個のC1−C2アルキル基で置換し得る。] で示される化合物;および1個またはそれ以上の水酸基が−〇−アシルまたは− O−グリコシル基またはリン酸エステル基に変換されており、そのようなマスク された基はインビボで加水分解可能である式Iの化合物の誘導体。
  2. 2.純粋な形態の請求項1記載の化合物のジアステレオマー;または請求項1記 載の化合物のジアステレオマーの混合物。
  3. 3.a)1(S),3(R)−ジヒドロキシ−20(R)−(6′−エチル−6 ′−ヒドロキシ−オクタ−1′−イン−1′−イル)−9,10−セコープレグ ナ−5(Z),7(E),10(19)−トリエン、またはb)1(S),3( R)−ジヒドロキシ−20(R)−(7′−エチル−7′−ヒドロキシ−ノナ− 1′−イン−1′−イル)−9,10−セコ−プレグナ−5(Z),7(E), 10(19)−トリエン である請求項1記載の化合物。
  4. 4.式I ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、Xは水素またはヒドロキシであり;R1およびR2は、同一または異な って、水素またはC1−C6ヒドロカルビルを表わすか、またはR1およびR2 は、基Xを有する炭素原子(式I中、星印)と共にC3−C8炭素環を形成し得 ;Qは一重結合またはC1−C8ヒドロカルビレン基であり、ヒドロカルビル基 (ヒドロカルビレン基)なる表現は、直鎖、分枝または環状の飽和または不飽和 炭化水素から水素原子1個(2個)を除去した残基を意味し;mは0、1または 2であり;R1、R2および/またはQは、要すれば、1個またはそれ以上の重 水素またはフッ素原子で置換し得;更に、[°」で示されるm炭素の1個は、要 すれば1個もしくはそれ以上の重水素もしくはフッ素原子、または1個もしくは 2個のC1−C2アルキル基で置換し得る。] で示される化合物の製法であって、 a)1(S),3(R)−ビス−(保護したヒドロキシ)−20(R)ホルミル −9,10−セコ−プレグナ−5(E),7(E),10(19)−トリエンを 、まずリチウムビス(エチレンジオキシボリル)メチドで処理し、次いで水性過 ホウ酸ナトリウムで処理して、m=1である式IIの化合物を生成し、要すれば 同じ手順を繰り返してm=2である式IIの化合物を生成し: ▲数式、化学式、表等があります▼II[式中、mは0、1または2であり、− O−Protは保護した水酸基である。]b)式IIの化合物を、ウィッティッ ヒ型反応に付して、式III▲数式、化学式、表等があります▼III[式中、 IIIおよび−O−Protは前記と同意義であり、Yは同一または異なって、 ClまたはBrを表す。] で示される化合物を生成し、 c)式IIIの化合物を適当な塩基と反応させて中間体アセチリドを得、これを 単離することなく、触媒の存在下に、式R−Z[式中、Zは脱離基であり、Rは −(Q)−C(R1)(R2)Xまたは後の工程でそれに変換し得る基である。 ]で示される親電子試薬、または式R1COR2もしくは▲数式、化学式、表等 があります▼もしくは▲数式、化学式、表等があります▼のいずれかで示される 化合物(R1、R2、QおよびXは前記と同意義である)と反応させて、式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV[式中、R、mおよび−O−Protは 前記と同意義である。]で示される化合物を生成し; d)式IVの化合物を、三重項増感光異性化、および要すれば側鎖R中の官能基 の変換に付して、式V ▲数式、化学式、表等があります▼V [式中、R、mおよび−O−Protは前記と同意義である。]で示される化合 物を生成し; e)式Vの化合物を、脱保護反応、および要すれば側鎖R中の官能基の変換に付 して、式Iの所望の化合物を生成し、これをそのまま、または生可逆性プロドラ ッグに変換して回収し得る方法。
  5. 5.工程d)およびe)を逆の順序で行う請求項4記載の方法。
  6. 6.請求項1の化合物の合成のための中間体であって、1(S),3(R)−ビ ス−t−ブチルジメチルシリルオキシ−20(R)−(2,2−ジクロロビニル −9,10−セコ−プレグナ−5(E),7(E),10(19)−トリエンで ある中間体。
  7. 7.請求項1の化合物1種またはそれ以上の有効量を、薬学的に許容し得る無毒 性担体および/または助剤と共に含有する薬剤組成物。
  8. 8.用量単位の形態である請求項7記載の薬剤組成物。
  9. 9.用量単位は式Iで示される化合物を0.1ppmないし0.1重量%含有す る請求項8記載の用量単位。
  10. 10.上皮小体機能亢進症および自己免疫疾患(真性糖尿病を含む)、高血圧症 、アクネ、脱毛症、皮膚の老化(光老化を含む)、免疫系の平衡失調、炎症性疾 患、例えばリューマチ様関節炎、および喘息、並びに異常な細胞分化および/ま たは細胞増殖により特徴付けられる疾病を包含する多くの病態を治療および予防 する方法であって、請求項7〜9のいずれかに記載の組成物を使用する方法。
  11. 11.癌を治療または予防するための請求項10記載の方法。
  12. 12.乾癬を治療または予防するための請求項10記載の方法。
  13. 13.上皮小体機能亢進症および自己免疫疾患(真性糖尿病を含む)、高血圧症 、アクネ、脱毛症、皮膚の老化(光老化を含む)、免疫系の平衡失調、炎症性疾 患、例えばリューマチ様関節炎、および喘息、並びに異常な細胞分化および/ま たは細胞増殖により特徴付けられる疾病を包含する多くの病態を治療または予防 するための薬剤の製造における請求項1記載の化合物の用途。
  14. 14.癌を治療または予防するための請求項13記載の用途。
  15. 15.乾癬を治療または予防するための請求項13記載の用途。
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