JPH0649420B2 - 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 - Google Patents
自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造Info
- Publication number
- JPH0649420B2 JPH0649420B2 JP61188171A JP18817186A JPH0649420B2 JP H0649420 B2 JPH0649420 B2 JP H0649420B2 JP 61188171 A JP61188171 A JP 61188171A JP 18817186 A JP18817186 A JP 18817186A JP H0649420 B2 JPH0649420 B2 JP H0649420B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- vehicle
- water channel
- vehicle body
- drainage structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はサツシユレス車におけるボデイサイドウエザー
ストリツプの端末排水構造に関する。
ストリツプの端末排水構造に関する。
従来の技術 車体ルーフの両側部分を着脱可能なサンルーフとしたい
わゆるハツチルーフ車（Ｔバールーフ車）においては、
第４図〜第７図に示すようにハツチルーフ１側から流下
する雨水等を例えば車体パネルのセンターピラー２に装
着したボデイサイドウエザーストリツプ（以下、単にウ
エザーストリツプという）３の上端部３ａで受け、これ
を一般部３Ａの中空部４内を通して端末部３ｂに導くと
ともに、この端末部３ｂに形成した排水口から車外に排
出する方法が試られている。ウエザーストリツプ３は第
７図に示すようにリテーナ５を介してセンターピラー２
に固定され、またその車室内側のリツプ６がウエルト７
に弾接している。８はドラガラスである。
わゆるハツチルーフ車（Ｔバールーフ車）においては、
第４図〜第７図に示すようにハツチルーフ１側から流下
する雨水等を例えば車体パネルのセンターピラー２に装
着したボデイサイドウエザーストリツプ（以下、単にウ
エザーストリツプという）３の上端部３ａで受け、これ
を一般部３Ａの中空部４内を通して端末部３ｂに導くと
ともに、この端末部３ｂに形成した排水口から車外に排
出する方法が試られている。ウエザーストリツプ３は第
７図に示すようにリテーナ５を介してセンターピラー２
に固定され、またその車室内側のリツプ６がウエルト７
に弾接している。８はドラガラスである。
発明が解決しようとする問題点 上記のような構造においては、ウエザーストリツプ３の
上端部３ａで捕捉されなかつた雨水や、第７図に示すよ
うにウエザーストリツプ３とリテーナ５との隙間から侵
入し水、さらにはリテーナ５と車体パネル２との隙間か
ら侵入した水が車室内側に回り込み、これらの車室内側
に廻り込んだ水が第６図に示すように端末部３ｂに到達
する以前に室内に落下するという問題がある。
上端部３ａで捕捉されなかつた雨水や、第７図に示すよ
うにウエザーストリツプ３とリテーナ５との隙間から侵
入し水、さらにはリテーナ５と車体パネル２との隙間か
ら侵入した水が車室内側に回り込み、これらの車室内側
に廻り込んだ水が第６図に示すように端末部３ｂに到達
する以前に室内に落下するという問題がある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記のような車室内への水の落下を防止するこ
とを主たる目的とするもので、車体パネルに対する端末
部の接合面に複数のリブを形成してこれら車体パネルと
複数のリブとで閉断面形状の主水路を形成し、この主水
路にウエザーストリツプ一般部の中空部と連通する排水
口を開口形成する。
とを主たる目的とするもので、車体パネルに対する端末
部の接合面に複数のリブを形成してこれら車体パネルと
複数のリブとで閉断面形状の主水路を形成し、この主水
路にウエザーストリツプ一般部の中空部と連通する排水
口を開口形成する。
その一方で、前記いずれかのリブとウエザーストリツプ
一般部の車室内側リツプとを連結する防水壁を形成する
ことにより車体側パネルとの間に閉断面形状の補助水路
を形成し、この補助水路を流れる水を前記排水口から流
出する水とともに主水路から車外に排出するようにした
ものである。
一般部の車室内側リツプとを連結する防水壁を形成する
ことにより車体側パネルとの間に閉断面形状の補助水路
を形成し、この補助水路を流れる水を前記排水口から流
出する水とともに主水路から車外に排出するようにした
ものである。
実施例 第１図〜第３図は本発明の一実施例を示す図で、ウエザ
ーストリツプ３は第７図と同様にリテーナ５を介して車
体パネル２に固定される。ウエザーストリツプ３は中空
状の一般部３Ａと、この一般部３Ａに連続する端末部３
ｂとからなり、一般部３Ａにはウエルト７に弾接する車
室内側のリツプ６が形成されている。
ーストリツプ３は第７図と同様にリテーナ５を介して車
体パネル２に固定される。ウエザーストリツプ３は中空
状の一般部３Ａと、この一般部３Ａに連続する端末部３
ｂとからなり、一般部３Ａにはウエルト７に弾接する車
室内側のリツプ６が形成されている。
一方、端末部３ｂについては、車体パネル２と接する接
合面９に３本のリブ１０，１１，１２が突設されてお
り、これらのリブ１０，１１，１２と車体パネル２とで
第３図に示すように閉断面図形状の主水路１３，１４を
形成している。そして、主水路１３には一般部３Ａの中
空部４と連通する排水口１５が開口形成されており、第
５図に示したようにウエザーストリツプ３の上端部３ａ
で捕捉された雨水等が排水口１５から主水路１３に流出
するようになつている。
合面９に３本のリブ１０，１１，１２が突設されてお
り、これらのリブ１０，１１，１２と車体パネル２とで
第３図に示すように閉断面図形状の主水路１３，１４を
形成している。そして、主水路１３には一般部３Ａの中
空部４と連通する排水口１５が開口形成されており、第
５図に示したようにウエザーストリツプ３の上端部３ａ
で捕捉された雨水等が排水口１５から主水路１３に流出
するようになつている。
また、接合面９に形成されたリブ１２を一般部３Ａ側に
延長して該リブ１２とリツプ６とを連結する防水壁１６
を形成し、第２図に示すようにリツプ６と防水壁１６お
よび車体パネル２の三者により閉断面形状の補助水路１
７を形成してある。
延長して該リブ１２とリツプ６とを連結する防水壁１６
を形成し、第２図に示すようにリツプ６と防水壁１６お
よび車体パネル２の三者により閉断面形状の補助水路１
７を形成してある。
本実施例によれば、ウエザーストリツプ３とリテーナ５
との隙間あるいはリテーナ５と車体パネル２との隙間か
ら車室内側のリツプ６付近まで侵入する雨水等があつた
場合にも、これらの雨水等は防水壁１６で阻止されるた
めに車室内側に落ちることはない。
との隙間あるいはリテーナ５と車体パネル２との隙間か
ら車室内側のリツプ６付近まで侵入する雨水等があつた
場合にも、これらの雨水等は防水壁１６で阻止されるた
めに車室内側に落ちることはない。
つまり、上記のように車室内側に侵入した雨水等は防水
壁１６で画成される補助水路１７から主水路１４へと流
れ、排水口１５から流出する水とともに開口部１８から
車外に排出される。
壁１６で画成される補助水路１７から主水路１４へと流
れ、排水口１５から流出する水とともに開口部１８から
車外に排出される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、主水路とは別に防水壁で
画成される補助水路を形成し、車室内側にまわり込んだ
雨水等を上記の補助水路から主水路をとおして排出する
ようにしたことにより、車室内に雨水等が落ちることが
なく、シール性能が一段と向上する。
画成される補助水路を形成し、車室内側にまわり込んだ
雨水等を上記の補助水路から主水路をとおして排出する
ようにしたことにより、車室内に雨水等が落ちることが
なく、シール性能が一段と向上する。
第１図は本発明の一実施例を示すウエザーストリツプ端
末部の斜視図、第２図は第１図のII−II線に沿う断面
図、第３図は第１図のIII−III線に沿う断面図、第４図
はハツチルーフ車の側面図、第５図は第４図のＢ部拡大
図、第６図は第５図のＥ方向矢視図、第７図は第５図の
VII−VII線に沿う断面図である。 ２…車体パネル（センターピラー）、３…ウエザースト
リツプ、３Ａ…一般部、３ｂ…端末部、４…中空部、６
…リツプ、９…接合面、１０，１１，１２…リブ、１
３，１４…主水路、１５…排水口、１６…防水壁、１７
…補助水路。
末部の斜視図、第２図は第１図のII−II線に沿う断面
図、第３図は第１図のIII−III線に沿う断面図、第４図
はハツチルーフ車の側面図、第５図は第４図のＢ部拡大
図、第６図は第５図のＥ方向矢視図、第７図は第５図の
VII−VII線に沿う断面図である。 ２…車体パネル（センターピラー）、３…ウエザースト
リツプ、３Ａ…一般部、３ｂ…端末部、４…中空部、６
…リツプ、９…接合面、１０，１１，１２…リブ、１
３，１４…主水路、１５…排水口、１６…防水壁、１７
…補助水路。
Claims (1)
- 【請求項１】サツシユレス車の車体側ドア開口縁部に装
着されるボデイサイドウエザーストリツプの端末排水構
造であつて、車体パネルに対する端末部の接合面に複数
のリブを形成してこれら車体パネルと複数のリブとで閉
断面形状の主水路を形成し、この主水路にウエザースト
リツプ一般部の中空部と連通する排水口を開口形成する
一方、前記いずれかのリブとウエザーストリツプ一般部
の車室内側リツプとを連結する防水壁を形成することに
より車体側パネルとの間に閉断面形状の補助水路を形成
し、この補助水路を流れる水を前記排水口から流出する
水とともに主水路から車外に排出するようにしたことを
特徴とする自動車用ウエザーストリツプの端末排水構
造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61188171A JPH0649420B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 |
| US07/463,887 US5009464A (en) | 1986-07-25 | 1990-01-11 | Structure for draining liquid for a vehicle and method for forming the structure |
| US07/597,401 US5209546A (en) | 1986-07-25 | 1990-10-15 | Structure for draining liquid for a vehicle and method for forming the structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61188171A JPH0649420B2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6343822A JPS6343822A (ja) | 1988-02-24 |
| JPH0649420B2 true JPH0649420B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=16218999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61188171A Expired - Fee Related JPH0649420B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-08-11 | 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649420B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01237219A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-21 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | サッシュレスドア用ウェザーストリップ |
| JP2593252Y2 (ja) * | 1990-05-09 | 1999-04-05 | 本田技研工業株式会社 | ウェザーストリップの排水構造 |
| JPH04244447A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-01 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | サッシュレスドアのシール構造 |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP61188171A patent/JPH0649420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6343822A (ja) | 1988-02-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0099116B1 (en) | Sealing structure for automotive vehicle side doors | |
| JPS591612B2 (ja) | 自動車用雨どい | |
| JPH0649420B2 (ja) | 自動車用ウエザ−ストリツプの端末排水構造 | |
| JPS63235143A (ja) | 自動車用ル−フサイドウエザストリツプ | |
| JPH0442176Y2 (ja) | ||
| JPS6134194Y2 (ja) | ||
| JP4058388B2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
| JPH0126502Y2 (ja) | ||
| JP3249199B2 (ja) | オープンカーのシール構造 | |
| JPH0117497Y2 (ja) | ||
| JPH057843Y2 (ja) | ||
| JPS58118415A (ja) | サツシユレスドアにおけるウエザ−ストリツプ | |
| JP2514652Y2 (ja) | 自動車のドアの排水構造 | |
| JPH0356102Y2 (ja) | ||
| JPH061849Y2 (ja) | 車両のウェザーストリップ構造 | |
| JPS62273118A (ja) | 自動車用ドアのシ−ル構造 | |
| JPH0514891Y2 (ja) | ||
| JP2548383Y2 (ja) | 自動車におけるリヤゲートのシール構造 | |
| JPH034403B2 (ja) | ||
| JPH0780423B2 (ja) | ハツチル−フ車の排水構造 | |
| JPS6311417A (ja) | 自動車用ウインドウエザ−ストリツプ | |
| JP2006327564A (ja) | ウェザーストリップの排水構造。 | |
| JP2004114924A (ja) | 車両用サンルーフ装置 | |
| JPH078275Y2 (ja) | オープンカーのシール構造 | |
| JP2002036973A (ja) | ウェザーストリップ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |