JPH0780423B2 - ハツチル−フ車の排水構造 - Google Patents

ハツチル−フ車の排水構造

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JPH0780423B2
JPH0780423B2 JP62007149A JP714987A JPH0780423B2 JP H0780423 B2 JPH0780423 B2 JP H0780423B2 JP 62007149 A JP62007149 A JP 62007149A JP 714987 A JP714987 A JP 714987A JP H0780423 B2 JPH0780423 B2 JP H0780423B2
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峰一 長谷川
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車体ルーフの両側部分を着脱可能なハツチル
ーフとしたハツチルーフ車(Tバールーフ車等)の排水
構造に関する。
従来の技術 ハツチルーフ車においては、例えば第9図〜第12図に示
すようにハツチルーフ開口部1の周縁に断面チヤンネル
状の水路2を形成することで雨水等を捕捉するようにし
ている。そして、水路2で捕捉された水の排水処理とし
ては、ルーフ3側からセンターピラー4に股がつて配設
されるボデイサイドウエザーストリツプ5のルーフサイ
ド部にダム部6を形成し、このダム部6により水路2内
の水をせき止める一方、排水パイプ7から例えば図示外
のホース等を介して外部に排出するようにしている(例
えば、実開昭59−8820号公報)。8はハツチルーフ、9
はドアガラスである。
発明が解決しようとする問題点 上記のような構造においては、排水のためのホースの引
き回しが面倒であるばかりでなく、第10図に示すように
ダム部6からオーバーフローする水があると、これらの
水Dはウエザーストリツプ5の一般部5aを伝つて流下
し、特にドアガラス10の建付け調整ばらつきがあるとド
アガラス10と一般部5aとの隙間から車室内側に侵入する
ことがある。
加えて、車体の組付誤差のためにハツチルーフ8とシー
ルリツプ11との当接状態がばらつくと、上記のようにダ
ム部6からオーバーフローした水の一部dが直接車室内
側に侵入するおそれがある。
問題点を解決するための手段 本発明は上記のような問題点を解消するために、水路の
水をせき止めることなく、これらの水をルーフサイド部
からセンターピラー側の排水通路にスムーズに導くよう
にしたものである。
具体的には実施例にも示すように、ハツチルーフ開口部
の周縁の水路で捕捉された水を、ルーフサイド部からセ
ンターピラーに沿つて排水するようにした構造であつ
て、センターピラーを構成する車体パネルとフイニツシ
ヤとの間に閉断面形状の排水通路を形成する一方、ルー
フからセンターピラーに股がつて配設されるボデイサイ
ドウエザーストリツプのルーフサイド部から後方にフラ
ンジ部を一体に延設するとともに、該フランジ部をハツ
チルーフおよびフイニツシヤに弾接させ、このフランジ
部により前記水路側の水を排水通路側に導くようにした
ものである。
作用 上記の構造によれば、水路はルーフサイド部においてフ
ランジ部を介してセンターピラー側の排水通路と接続さ
れることになるので、従来のようなオーバーフローに起
因する水漏れの心配がない。
実施例 第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す図であつて、
20はルーフ3のハツチルーフ開口部1に装着されるハツ
チルーフ、21はセンターピラー、22はセンターピラー21
からハツチルーフ開口部1に沿つて配設されるボデイサ
イドウエザーストリツプ、23はハツチルーフ20の側縁に
モール24とともに配設されるルーフサイドウエザースト
リツプである。
ルーフサイドウエザーストリツプ23の後端の端末部25は
第4図に示すように断面ウエツジ状に形成されており、
他方、上記端末部25に対応するボデイサイドウエザース
トリツプ22のルーフサイド部には略V字状の段状部26が
形成されている。この段状部26の底部にはボデイサイド
ウエザーストリツプ22の中空部27に連続する水抜き孔28
が形成されているとともに、ビード部29が形成されてい
る(第5図参照)。
したがつて、ハツチルーフ開口部1に対してハツチルー
フ20を上方から装着したときにはウエツジ状の端末部25
と段状部26とがいわゆるくさび嵌合して密着し、両者が
良好に接合される。
また、ボデイサイドウエザーストリツプ22のルーフサイ
ド部には第5図および第6図に示すように後方に延びる
舌片状のフランジ部30が一体に形成されており、このフ
ランジ部30が第5図に示すように車体パネル31に弾接し
て水路2の開口端部2aを覆つている。そして、ハツチル
ーフ20を装着したときには第6図に示すようにハツチル
ーフ20側のモール24の端部がフランジ部30に弾接するこ
とになる。
なお、水路2の開口端部2aは、第7図に示すように水路
2を構成しているところのフランジ部32を後方に曲げる
ことによつて、その水路幅を後述するフイニツシヤ33と
整合させてある。
一方、センターピラー21にはボデイサイドウエザースト
リツプ22に沿うようにフイニツシヤ33が配設されてお
り、第6図および第8図に示すように車体パネル31とフ
イニツシヤ33との間には閉断面形状の排水通路34が形成
されている。そして、フイニツシヤ33の上端部はフラン
ジ部30に弾接しており、実質的に水路2の開口端部2aと
排水通路34とが接続されている。
したがつて、本実施例構造によれば、第3図および第6
図に示すように水路2で捕捉された水はその開口端部2a
から排水通路34をとおして外部に排出される。
また、万一ハツチルーフ20の当接状態のばらつきにより
シールリツプ11を越える水があつたとしても、それらの
水はビード部29で画成される水路35から水抜き孔28を通
り、さらにボデイサイドウエザーストリツプ22の中空部
27を通つて車外に排出される。
加えて、ハツチルーフ20側のモール24とフイニツシヤ33
の上端部とがフランジ部30に弾接しているので、モール
24とフイニツシヤ30の隙間から車体塗色が露出すること
もなければ該隙間から直接水が入ることもない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来は必須とされた排水
ホースやその引き回し作業が不要となるほか、水路の水
がせき止められることがないためにオーバーフローによ
る水の伝わりや漏れの心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図で第3図のA部分解
斜視図、第2図は第3図のA部正面説明図、第3図はハ
ツチルーフ車の要部斜視図、第4図は第1図のB−B線
に対応する断面図、第5図は第1図のC−C線に沿う断
面図、第6図は第1図のE−E線に沿う断面図、第7図
は水路部の詳細を示す斜視図、第8図は第1図のF−F
線に沿う断面図、第9図は従来のハツチルーフ車の要部
斜視図、第10図は第9図のG部拡大斜視図、第11図は第
10図のH−H線に沿う断面図、第12図は第9図のJ−J
線に沿う断面図である。 1……ハツチルーフ開口部、2……水路、20……ハツチ
ルーフ、21……センターピラー、22……ボデイサイドウ
エザーストリツプ、30……フランジ部、31……車体パネ
ル、33……フイニツシヤ、34……排水通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハツチルーフ開口部の周縁の水路で捕捉さ
    れた水を、ルーフサイド部からセンターピラーに沿つて
    排水するようにした構造であつて、センターピラーを構
    成する車体パネルとフイニツシヤとの間に閉断面形状の
    排水通路を形成する一方、ルーフからセンターピラーに
    股がつて配設されるボデイサイドウエザーストリツプの
    ルーフサイド部から後方にフランジ部を一体に延設する
    とともに、該フランジ部をハツチルーフおよびフイニツ
    シヤに弾接させ、このフランジ部により前記水路側の水
    を排水通路側に導くようにしたことを特徴とするハツチ
    ルーフ車の排水構造。
JP62007149A 1986-07-25 1987-01-14 ハツチル−フ車の排水構造 Expired - Fee Related JPH0780423B2 (ja)

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US07/463,887 US5009464A (en) 1986-07-25 1990-01-11 Structure for draining liquid for a vehicle and method for forming the structure
US07/597,401 US5209546A (en) 1986-07-25 1990-10-15 Structure for draining liquid for a vehicle and method for forming the structure

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