JPH064927B2 - テ−プ付け刺しゆうミシン - Google Patents

テ−プ付け刺しゆうミシン

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JPH064927B2
JPH064927B2 JP4206085A JP4206085A JPH064927B2 JP H064927 B2 JPH064927 B2 JP H064927B2 JP 4206085 A JP4206085 A JP 4206085A JP 4206085 A JP4206085 A JP 4206085A JP H064927 B2 JPH064927 B2 JP H064927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
nipple
bobbin
tape guide
sewing machine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4206085A
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English (en)
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JPS61201067A (ja
Inventor
郁夫 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明はテープ付け刺しゆうミシンに関する。特に複数
のテープを一度に自動的に縫着する刺しゆうミシンに関
する。
(従来技術) 従来刺しゆうミシンで一本のテープを自動的に縫着する
ものは存在した。(特開昭58-200774号)。
しかしながら複数のテープを自動的に一度に縫着する刺
しゆうミシンはなかつた。従つて、テープを一本づつ縫
着する作業を繰り返し行はねばならないか又は自動的に
縫着されるテープと共にも一つのテープを手先業により
送り込まねばならなかつた。
(発明の解決しようとする問題点) 各テープを一本づつ縫着したり、又は手先業によりテー
プを送り込むには相当の熟練と手間を要し非能率的であ
る。本発明はこの非能率な方法を自動的に行うことがで
きるようにしたミシンを提供するものである。
(問題解決のための手段) 支持枠2に嵌挿したシリンダ4の外周に回転自在の外筒
部8を設け、シリンダ4の下端にニツプル10を螺着す
る。針14を先端に取つけた針棒16はシリンダ4に上
下摺動自在に嵌合し、又針14はニツプル10内を挿通
する。シリンダ外筒部8に設けたボビン取付部26に装
着した一対の水平軸32,34の両端部にそれぞれ連結
杆28,30(図示せず)を連結し、この水平軸32,
34に所定傾斜角度を保つよう固定した支持腕36,3
8に、それぞれ第1ボビン40、第2ボビン42を回転
自在に軸支する。水平軸34に設けたニツプル係止部5
4の突部52は、ニツプル10の一側に設けた長溝60
に嵌合して、ニツプル10並に水平軸32,34に固定
した支持腕36,38に軸承される第1ボビン40、第
2ボビン42とは一体となつて同調回転する、第1,第
2ボビン40,42には、それぞれ広巾テープ48、狭
巾テープ50を巻回する。狭巾テープ50は第2ボビン
42よりくり出されシリンダ外筒部端部に突設したテー
プガイド76をへて、ニツプル係止部54と対向する側
のニツプル10に装着したテープガイド部64のテープ
ガイド孔70とこれと同位置に設けたニツプルのガイド
孔58を通過して、ニツプル10の内側に入り、これよ
り垂下してニツプルのガイド孔62より引き出される。
一方、第1ボビン40に巻回した広巾テープ48は、テ
ープガイド部64の下端に設けたテープガイドポケツト
74の封筒状ポケツト孔72内を通過して、ニツプルの
ガイド孔62へとみちびかれ、前記狭巾テープ50の下
方に位置するように、布地82上に配設される。従つて
二枚のテープ48,50は重ねられた状態で布地上に位
置する。
(作用) ミシンが作動し、シリンダ外筒部8に、連結杆28,3
0、水平軸32,34、支持腕36,38を介して、取
りつけられたボビン40,42が外筒部8と共にシリン
ダ外周で回転し、同時に針棒16も上下動をなし、針1
4の孔15を挿通するように取付けた上糸76とテーブ
ル86の下に設けられたボビン80よりくり出される下
糸78との共働により刺しゆう枠84に張つた布地82
上に重ねられて配設された広巾テープ48、狭巾テープ
50、及び布地82に本縫い縫い目が自動的に形成され
る。(第7図参照)。この様にして二枚のテープは同時
に布地に縫着される。上記の説明では二種類のテープす
なわち広巾テープ、狭巾テープを使用しているが、同一
巾のテープを使用することもできることは勿論である。
(実施例) 支持枠2に嵌挿したシリンダ4の外周にスリーブ6を介
して回転自在の外筒部8を設け、このシリンダの下端に
ニツプル10を螺着11し、上端にはシリンダ引上げ環
12を固着する。針14を先端に取つけた針棒16はシ
リンダ4に上下摺動自在に嵌合し、先端にとりつけた針
14と共にニツプル10内を上下動する。針棒16内部
には糸孔18を穿設する。シリンダ外筒部8の上端部に
ギア20を形成し、このギアは別の近接ギア22に噛合
する。ギア22の駆動軸24は回転制御装置(図示せ
ず)に連結される。回転制御装置はシリンダ外筒部8の
回転を規制することにより、後述するように縫成時にお
けるテープガイド部64の位置を規制する。シリンダ外
筒部8に設けたボビン取付部26に装着した一対の水平
軸32,34の両端部にそれぞれ連結杆28,30(3
0は図示せず)を連結する。水平軸32,34に外方に
所定傾斜角度を保持するように固定した支持腕36,3
8に、それぞれ第1ボビン40、第2ボビン42を回転
自在に軸承44,46する。第1ボビン40には広巾テ
ープ48を、第2ボビン42には狭巾テープ50をそれ
ぞれ巻回する、第2ボビンの水平軸34には、ニツプル
10の長溝56に係合する、突部52を具えたニツプル
係止部54を設ける。前記ニツプル係止部54は、ニツ
プル10と水平軸32,34に固定した支持腕36,3
8に軸承される第1ボビン40、第2ボビン42とが一
体となつて回転するよう関係部材を連結する。ニツプル
10の一側には前記係止部54の突部52が係合する長
溝60を設け、他側にはテープガイド部64を装着する
ためのねじ孔56とテープガイド孔58を設ける。又ニ
ツプル10の前端部にはテープガイド部64の取付け方
向に開口した針挿通孔兼第2テープのガイド孔62を穿
設する。く字状を形成するテープガイド部64は、ニツ
プル10の長溝60と反対側のニツプルの先端部に、そ
の孔66を介して、ニツプル10のねじ孔56とねじ6
8で螺着される。ニツプルのテープガイド孔58に対応
するテーブガイド部64の部分にテープガイド孔58と
連通する別のテープガイド孔70を設け、又テープガイ
ド部64の端部には第1ボビン40よりのテープ48が
通過可能な封筒状ポケツト孔72を穿設したテープガイ
ドポケツト74を取り付ける。76は外筒部8に取り付
けたテープガイド、第2ボビン42よりのテープ50の
ガイドに役立つ。
今広巾テープ48の上に狭巾テープ50を縫着する場合
について説明する。第1図において狭巾テープ50は第
2ボビン42より引き出されてテープガイド76を通過
し、ニツプル10に沿つて下降し、テープガイド部64
のテープガイド孔70、ニツプルのテープガイド孔58
を通過してニツプルの内側に達し、その針挿通孔兼第2
テープガイド孔62より孔部をふさぐように斜方向に下
方に引き出される。一方、第1ボビン40より供給され
た広巾テープ48はテープガイド部64のテープガイド
ポケツト74の封筒上ポケツト孔72を通過して、針挿
通孔兼第2テープガイド孔62を既に通過して引出され
た狭巾のテープ50の下に位置するように後述する布地
82上に置かれる。すなわち二枚のテープ48,50は
重ねた状態で布地82上に配設される。
次はミシンが作動し、シリンダ外筒部8に取付けた第
1,第2ボビン40,42が外筒部8と共にシリンダ4
の外周で回転し、同時に針棒16も上下動をなし、針1
4の孔15に挿通するように取付けた上糸76とテーブ
ル86の下に設けられたボビン80よりくり出される下
糸78との共働作業により、刺しゆう枠84に張つた布
地82上に重ねて配設された広巾テープ48、狭巾テー
プ50に本縫い縫い目が自動的に形成される(第7
図)。尚ニツプル10に取付けたテープガイド部64
は、ニツプル10の針挿通孔兼第2テープガイド孔62
に対し、刺しゆう枠84の移動方向(布地の移動方向)
とは反対の側に位置する状態となるような回転方向制御
がギヤ軸24に連結する回転制御装置によつて行われ、
刺しゆう枠84の移動に応じてテープ群の連続的縫着が
行われる。
尚本実施例では広、狭二種のテープを用いて説明したが
テープの巾は各種の組合せを採用できることは勿論であ
り、この場合にはテープガイド部64とニツプル10と
の寸法殊にテープ群の挿通される孔部の大きさをテープ
巾に応じて変更すればよい。
(効果) 本発明においては、シリンダを組込んだミシンに二枚の
テープ群をそれぞれ保持する一対のボビンを設け、これ
らのボビンより供給される複数のテープをテープガイド
部により重ね合わせて、自動的且連続的に縫着できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明に係る実施例を図示する。第1図は本
発明に係るミシンの側面図。第2図は第1図のニツプル
係止部とテープガイド部とを除去した断面図。第3図は
ニツプルにテープガイド部を取りつけた側面図。第4図
はニツプルよりテープガイド部を取り外した側面図。第
5図はニツプルの側面図。第6図はテープガイド部の斜
視図、第7図はテープを重ね縫着した平面図。 4…シリンダ、8…外筒部、10…ニツプル、14…
針、16…針棒、32…水平軸、34…水平軸、36…
支持腕、38…支持腕、40…第1ボビン、42…第2
ボビン、44…軸支、46…軸支、48…広巾テープ、
50…狭巾テープ、54…ニツプル係止部、56…ねじ
孔、58…テープガイド孔、60…長溝、62…針挿通
孔兼第2テープガイド孔、64…テープガイド部、70
…テープガイド孔、72…ポケツト孔、74…テープガ
イドポケツト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部にニツプルを装着したシリンダの外周
    を回転自在の外筒部を設け、外筒部両側に設けた一対の
    水平軸に固定した支持腕に一対のボビンを回転自在に軸
    支し、水平軸の一方より下方に延びたニツプル係止部で
    ニツプルの一側に穿設した長溝に係合させ、前記長溝と
    対向するニツプルの一側にボビンより引き出された一対
    のテープをガイドするテープガイド部を設けたテープ付
    け刺しゆうミシン。
  2. 【請求項2】ニツプルに設けた第2ボビンよりのテープ
    をガイドするテープガイド孔と連通するテープガイド孔
    と第1ボビンよりのテープをガイドする封筒状ポケツト
    孔を具えたポケツト部とを有するテープガイド部を設け
    た特許請求の範囲第1項に記載のテープ付け刺しゆうミ
    シン。
  3. 【請求項3】一対のボビンにそれぞれ広巾テープ、狭巾
    テープを巻回した特許請求の範囲第1項に記載のテープ
    付け刺しゆうミシン。
JP4206085A 1985-03-04 1985-03-04 テ−プ付け刺しゆうミシン Expired - Lifetime JPH064927B2 (ja)

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JP4206085A JPH064927B2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04 テ−プ付け刺しゆうミシン

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JPS61201067A JPS61201067A (ja) 1986-09-05
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WO2005014907A1 (ja) * 2003-08-07 2005-02-17 Tokai Kogyo Mishin Kabushiki Kaisha シークイン縫着装置

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KR100740662B1 (ko) * 2003-08-07 2007-07-23 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 시퀸 봉착 장치
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