JPH0648177U - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH0648177U JPH0648177U JP089717U JP8971792U JPH0648177U JP H0648177 U JPH0648177 U JP H0648177U JP 089717 U JP089717 U JP 089717U JP 8971792 U JP8971792 U JP 8971792U JP H0648177 U JPH0648177 U JP H0648177U
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- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
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- H01R13/4365—Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position
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- H—ELECTRICITY
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既にリテーナが本係止位置に押し込められて
いても、端子金具の挿入作業を効率のよく行えるように
する。 【構成】 端子金具挿入作業を行なう前に、リテーナ2
が既にリテーナ係合凸部14と係合した本係止位置に押
し込まれている。端子金具3を端子収容孔5内の後側か
ら押し込める。スタビライザ34が突出延長片24に当
接する。さらに押し込めるとリテーナ2の本係止位置で
の係合が外れてリテーナ2を仮係止位置に押し出す。そ
して、端子金具3は係合突起10cに係合した正規位置
に収容される。次にリテーナ2を本係止位置へ押し込め
ると、端子金具3の強い係合力により突出延長片24は
撓んで、この当接が解除され、本係止位置にロックされ
る。
いても、端子金具の挿入作業を効率のよく行えるように
する。 【構成】 端子金具挿入作業を行なう前に、リテーナ2
が既にリテーナ係合凸部14と係合した本係止位置に押
し込まれている。端子金具3を端子収容孔5内の後側か
ら押し込める。スタビライザ34が突出延長片24に当
接する。さらに押し込めるとリテーナ2の本係止位置で
の係合が外れてリテーナ2を仮係止位置に押し出す。そ
して、端子金具3は係合突起10cに係合した正規位置
に収容される。次にリテーナ2を本係止位置へ押し込め
ると、端子金具3の強い係合力により突出延長片24は
撓んで、この当接が解除され、本係止位置にロックされ
る。
Description
【0001】
本考案はコネクタに関する。
【0002】
従来のコネクタとしては、図8に示すようにハウジング1の端子収容孔5内に 挿入されている端子金具3を、前側から挿入するリテーナ2により固定するもの が知られている。このコネクタではリテーナ2が仮係止位置にある図8の状態で 、端子金具3を挿入して、可撓性の係合アーム10の係合突起10cに端子金具 3を係合して、端子金具3を止着する。さらにリテーナ2を押し込めるとリテー ナ2の先部に設けられた挟入片20が係合アーム10の下部に挟入し、係合突起 10cを下側から支持する。このリテーナ2を押込めた本係止位置で端子金具3 の固定を確実のものとするものである。
【0003】 なお、図示しないが端子金具3が半挿入状態にあるときには、端子金具3によ って係合アーム10が下方に撓んだ状態のまま保持されて、リテーナ2が進出す る隙間を閉じているので、リテーナを押し込むことが不可能となり、半挿入状態 を検知することができる。
【0004】
ここで、この種コネクタではリテーナ2を図8に示す仮係止位置に止着した状 態で収納箱や収納袋に多数入れられて、端子挿入工程に搬送される事情がある。 このため、搬送中に何らかの外力がリテーナ2に作用すると、図9の本係止位置 まで押圧されてしまうことがある。この状態では係合アーム10の下側に挟入し た挟入片20により、係合アーム10が下方へ撓むことができないため、端子金 具3を挿入することができなくなっている。係るコネクタについて端子金具3の 挿入作業を行うには、一旦仮係止位置に戻す作業を行った上で端子金具3を挿入 せざるを得なかった。
【0005】 しかし、本係止位置となったリテーナ2を仮係止位置に戻すには、工具を用い て係合を解除して行わねばならず、係る面倒な作業は挿入作業の効率を悪化させ ていた。 本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、たとえ本挿入位置とされたリテ ーナであっても容易に仮係止位置に戻すことのできるコネクタとすることをその 目的としている。
【0006】
上記目的を達成するため、この考案では、端子金具を後部から挿入して収容す る端子収容孔内に、その端子金具と係合する係止突起を設けたハウジングと、端 子収容孔内の前部から挿入して端子金具の挿抜を妨げることなく係合する仮係止 位置に止着されるとともに、さらに深部へ挿入して端子金具を固定する本係止位 置に止着されるリテーナとを備えるコネクタにおいて、リテーナに、挿入される 端子金具により本係止位置にあるリテーナを一旦仮係止位置へ押し戻す突出延長 片を設けている。
【0007】
この考案は上記構成としたので、以下の作用を奏する。 端子金具が未だ未挿入の状況で、リテーナが本挿入位置となってしまっている コネクタの端子挿入作業をするには、まず、端子収容孔の後側から端子金具を挿 入する。すると端子金具はリテーナに形成された突出延長片の先端に当接する。 リテーナの本係止位置への係合力に抗して、さらに端子金具を押し進めると、そ の係合が外れ、リテーナは仮係止位置まで押し戻される。この際端子金具は係合 片と係合する正規位置にセットされる。そして、押し戻されたリテーナを再度押 し込めると、端子金具が本係止位置に固定される。
【0008】 続いて、仮係止位置に戻されたリテーナを押し込める。すると強固に係合突起 に係合している端子金具に当接する。このため、突出延長片は湾曲して、端子金 具の側方へ逃げて、リテーナの侵入を可能とする。これによりリテーナが本係止 位置にセットされて端子金具の挿入作業が終了する。
【0009】
以上説明したようにこの考案では、たとえ端子金具の挿入作業を行う前に既に リテーナが本係止位置となっていても、端子金具を挿入するだけで仮係止位置に 戻すことができて、端子挿入作業を妨げることのないコネクタとすることができ る。
【0010】
以下、図1〜図7に基づいて、この考案の一実施例を詳細に説明する。
【0011】 この実施例のコネクタは図1に示すように、略直方体のハウジング1とこのハ ウジング1と分離して形成されたリテーナ2とにより構成され、このハウジング 1内に挿入固定される端子金具3には電線Wの先端が圧着連結されている。
【0012】 図2又は図3に示すように、ハウジング1の上下略中央の区画壁4により端子 収容孔5がほぼ対称に2個並列して設けられている。この端子収容孔5は端子金 具3を前後方向に収容可能な長孔とされ、その前部には図示しない雄側端子金具 を挿入する小孔5aが形成されている。一方、その後端は挿入孔5bが開口され て端子金具3を挿入可能としている。また、この端子収容孔5の中間部には下側 面から突出する係合アーム10が形成されている。この係合アーム10は基部1 0aを介して後方に延出され、その先端部10bは上下に撓むように形成されて いる。また、先端部10bの上部には後述するように挿入された端子金具3と係 合する係合突起10cが一体形成されている。なお、この係合アーム10により 下側面との間に形成される隙間11により、係合アーム10が下方へ撓むことを 可能としている。また、この係合アーム10と横側面との間に形成される許容隙 間12は後述する端子金具3のスタビライザ34が進出する隙間とされている。
【0013】 さらに小孔5aが形成されたハウジング1の前部には、この下側にリテーナ2 を挿入するリテーナ挿入孔13が連続して形成されるとともに、このリテーナ2 と係合して仮係止位置又は本係止位置の二位置に止着するリテーナ係合凸部14 が上面から垂下して設けられている。なお、ハウジング1の上部外面にはコネク タ係合片15が突出形成されて、図示しない挿入側のコネクタを嵌合ロックする 。
【0014】 リテーナ2は、図1に示すように、リテーナ挿入孔13に挿入可能な略板状に 形成されている。このリテーナ2の先端には前記両隙間11,11にそれぞれ挟 入される挟入片20,20が設けられるとともに、その後端には挿入された際に ハウジング1の前面に当接するストッパ21が設けられている。また、このリテ ーナ2の上面にはリテーナ係合凸部14と係合する仮係止突起22がその先端に 設けられるとともに、その後方に本係止突起23が設けられている。このように 形成されたリテーナ2の両側から薄板状の細い突出延長片24が後方に突出形成 され、前記許容隙間12内に侵入可能とされている。
【0015】 端子金具3は図1に示すように、後方側のインスレーションバレル30により 電線の被覆部を圧着し、ワイアバレル31により電線の導体部を圧着して、電線 をしっかりと連結している。また、この前側には雄側端子金具を挿入する筒状の 接触部32が形成されるとともに、その接触部32の下面には係合突起10cと 係合する係合孔33が形成されるとともに、その両側にスタビライザ34が下向 きに一体形成されている。
【0016】 次に、この実施例の作用について説明する。 まず、ハウジング1にリテーナ2が仮係止され、図2に示される状態にある。 この際、リテーナ係合凸部14に仮係止突起22が係合してリテーナ2は仮係止 位置に止着されている。この状態で端子金具3を挿入孔5bから挿入して、図4 に示す本係止位置とする過程では、端子金具3の接触部32が係合アーム10上 を撓ませながら摺動し、そして係合突起10cが係合孔33に嵌合する。これに より端子金具3はハウジング1内の正規位置に係止される。
【0017】 次にリテーナ2をハウジング1の前面にストッパ21が当接するまで押し込め る。すると挟入片20は係合アーム10を上方に撓ませながら、リテーナ挿入孔 13内に進出する。これにより、係合アーム10は下方への撓みが規制され、端 子金具3はハウジング1内に強固にロックされる。なお、この際、リテーナ係合 凸部14には本係止突起23が係合して、ハウジング1にリテーナ2がロックさ れる。
【0018】 なお、この過程において突出延長片24の先端は、スタビライザ34に突き当 たるが、端子金具3は係合突起10cと強固に係合しているので、細長い突出延 長片24はその可撓性により湾曲する。この際、この細長い突出延長片24と薄 板のスタビライザ34とは、僅かな面積で当接状態とされているに過ぎないため 、突出延長片24の先端が外側に逃げて、両先端の当接が解除される。そして、 突出延長片24はスタビライザ34の外側側方へ避けた許容隙間12内を進出し 、リテーナ2は突出延長片24により妨げられることなく本係止となる。
【0019】 一方、端子金具3を挿入する際に既にリテーナ2が本係止位置まで押し込めら れた図6の状態にある場合では、リテーナ2の本係止突起23がリテーナ係合凸 部14に係合して止着され、また、突出延長片24が許容隙間12内に配置され ている。この状態の端子収容孔5内に端子金具3を挿入する。すると挿入途中で スタビライザ34が突出延長片24の先端に当接するが、リテーナ係合凸部14 への本係止突起23の係合力は弱いので、突出延長片24はほとんど撓むこと無 くその係合が外され、両先端が突き合わせ状態で当接したまま端子金具3が押し 込められ、リテーナ2は仮係止位置まで押し出される。これにより、端子金具3 は係合突起10cと係合して正規位置にセットされる(図7参照)。以上で端子 挿入作業の正常工程に復帰したことになる。このため、再びストッパ21がハウ ジング1の前面に当接するまでリテーナ2を押し込めて、本係止位置とする。
【0020】 このように、この実施例では端子金具3が挿入される前にリテーナ2が本係止 位置に押し込められた状態となっていても、ハウジング1に端子金具3を挿入す る操作と、リテーナ2を押し込める操作の二挙動により端子挿入作業を行なうこ とができ、正常な場合と同様の端子挿入作業を行うことができる。
【0021】 なお、この実施例では、スタビライザ34が突出延長片24と当接して押し出 す例を示したが、この実施例に限られること無く、本挿入されたリテーナ2に端 子金具3の挿入途中で当接し、これを押し出して仮係止位置に戻す構成であれば よい。
【図1】コネクタの分離斜視図である。
【図2】ハウジングの断面図である。
【図3】ハウジングの前側の側面図である。
【図4】本係止状態を示す断面図である。
【図5】本係止位置を示す部分断面図である。
【図6】半挿入状態を示す断面図である。
【図7】図6状態からリテーナが戻された状態を示す断
面図である。
面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】従来例の問題点を示す断面図である。
1…ハウジング 2…リテーナ 3…端子金具 5…端子収容孔 10c…係合突起 14…リテーナ係合凸部 22…仮係止片 23…本係止片 24…突出延長片 33…係合孔 34…スタビライザ
Claims (1)
- 【請求項1】 端子金具を後部から挿入して収容する端
子収容孔内に、その端子金具と係合する係止突起を設け
たハウジングと、 前記端子収容孔内の前部から挿入して端子金具の挿抜を
妨げることなく係合する仮係止位置に止着されるととも
に、さらに深部へ挿入して端子金具を固定する本係止位
置に止着されるリテーナとを備えるコネクタにおいて、 前記リテーナに、挿入される端子金具により本係止位置
にあるリテーナを一旦仮係止位置へ押し戻す突出延長片
を設けたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1992089717U JP2574781Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | コネクタ |
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US08/159,547 US5425656A (en) | 1992-12-02 | 1993-12-01 | Electrical connector assembly |
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