JPH0647058B2 - 気体選択透過膜 - Google Patents

気体選択透過膜

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JPH0647058B2
JPH0647058B2 JP60048240A JP4824085A JPH0647058B2 JP H0647058 B2 JPH0647058 B2 JP H0647058B2 JP 60048240 A JP60048240 A JP 60048240A JP 4824085 A JP4824085 A JP 4824085A JP H0647058 B2 JPH0647058 B2 JP H0647058B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、気体混合物から少なくとも一種類の気体を分
離、濃縮または希薄化せしめる気体分離用複合膜に関す
る。
(従来の技術) 混合気体から特定の成分気体を分離することは、工業的
に重要なプロセスである。例えば、石油精製業界におい
ての水添プラントで発生する水素は、濃度が希薄、低圧
力、量が少量等の理由から、回収メリットがなく、燃料
として用いられるか、廃棄すなわち、大気中で燃やされ
ていた。このような水素の回収、石炭ガスから発生する
水素と一酸化炭素の混合気体のモル比調節、リフオーマ
ーから発生する水素の濃縮、アンモニア合成プラント等
のパージガスからの水素回収、アンモニア、水素のモル
比調節、メタノール合成プラント等のバージガスからの
水素回収、オキソ合成ガス中の水素と一酸化炭素のモル
比調節、空気中からの酸素濃縮、空気中かから窒素の濃
縮、地下に埋められた廃棄ゴミ中からメタンの濃縮等で
ある。
最近、これらの気体分離に高分子膜が用いられるように
なつてきた。高性能な高分子膜の出現と共に、在来プロ
セスに比べ省エネルギーで、コンパクト、取扱いが簡単
等の理由により、さらに高性能の膜が要求されているの
は有名である。
高分子膜の気体分離への応用については、均質膜、多孔
膜、複合膜等種々の膜についての研究が行われるように
なつた。
気体分離膜として従来から知られているものには、三つ
のタイプがある。
第一のタイプは、特開昭50−99971に見られるよ
うな芳香族、イミド、エステル、アミド等を主鎖に持つ
高分子よりなる均一なフイルム、特公昭39−3014
1に見られるようなポリエチレンテレフタレート、ポリ
スチレン等の均質膜中空糸フイラメントよりなるもので
ある。
第二のタイプは、所望の分離係数を有する高分子を適当
な多孔性支持体膜上に極薄膜として形成させるものであ
り、実用上有益な程度に気体の透過速度を大きくするた
めには、極薄膜の厚さを1μm以下、望しくは0.1μm
以下の膜厚にしなければならない。シリコーン膜を利用
した例は、特開昭51−89564号等に開示されてい
る。しかし、このような極薄膜をピンホールなく工業的
に生産するためには、空気中のゴミ等の影響を受けるた
めに、コーテイグポリマー溶液と空気を極限まで清浄化
する必要があり、フリーンベンチを用いた高度な清浄化
システムの導入、振動防止等を採用したとしても、潜在
的欠陥を埋めることはできず、支持体上にすくい上げ、
さらに、二〜三層積層する必要があり、製造工程も複雑
で収率も悪くコスト高となり、工業的実施に不向きであ
る。
第三のタイプは、特開昭52−55719号や特開昭5
3−86684号に開示されているように、気体に対し
て高い気体選択性を有する高分子多孔膜上に、シリコー
ンゴムや液体のような低い気体選択性を有し、浸透性の
あるゴムを多孔膜に浸透させ、多孔膜表面にあるピンホ
ールをゴムで閉塞させる方法である。この方法では、コ
ーテイングをする材質が浸透して、多孔膜表面にあるピ
ンホールを全て閉塞させないと、膜の選択透過性が上が
らず、また、このためには多孔膜の孔径も小さくしなけ
ればならず、このため、多孔膜の気体透過度も低いもの
を使用せざるをえない。これらの結果、コーテイング材
が中空糸奥深くまで侵入し、余分なコーテイング材が中
空糸多孔膜のうめなくてもよい孔まで閉塞して抵抗が増
すし、多孔膜も小さい気体透過度のものを用いなければ
ならない。
(発明が解決しようとする問題点) 上に述べたように、従来の技術では、いずれも欠点を有
する。
特に最後に述べた方法について、さらに述べるならば、
多孔膜中空糸を紡糸する高分子溶液には、様々のゴミ、
触媒等の不純物が含まれており、こられのゴミは、普通
紡糸前に10〜100μm程度の孔を有するフイルター
で過除去されるが、0.1μm以下のゴミを除去するこ
とは、原液の粘度が高いこと、また、過すべき原液量
が多量であることから、過中目づまりによつて過圧
力が上昇し、不過能である。したがつて、不純物を含ん
だ原液から紡糸される中空糸多孔膜が多くの欠陥を持つ
ことは避けられない。それ故、膜上にできた大きな孔
(欠陥)を閉塞するために、浸透性シリコーンゴム、液
体等を使用するが、完全に大きな孔を閉塞することは、
過剰なシリコーン含浸を余儀なくされ、透過係数が小さ
くなる。
(問題を解決するための手段) 本発明は、ポリスルホンよりなる支持体膜上の少なくと
も片側表面に、ポリスルホンと親和性の大きなポリスチ
レンで、かつ高分子量のものをコーテイングしてなる気
体選択透過膜に関するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられるポリスルホン系重合体は、耐熱性、
耐溶剤性、気体透過性、選択透過性にすぐれた重合体で
あり、次の繰り返し構造単位を有する脂肪族または芳香
族ポリスルホンである。
ただし、R1、R2は同一または異なつた約1〜40の炭素
原子を含む脂肪族または芳香族炭素原子よりなる化合物
を表わす。さらに好ましい重合体は、下記の式(2),(3)
および(4)で示される芳香族ポリスルホンである。
ただし、X,X1,X2,X3,X4,X5,X6,X7,X8はメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基、フツ
素、塩素、臭素、沃素のハロゲン等の非解離性置換基、
または−COOH、-S3OH、-NH3、-NH4 +等の置換基を表わし、
i,m,n,o,p,q,r,s,tは1または4以下
の整数である。
ポリスルホン重合体の平均分子量は5000〜1000
00であり、好ましくは10000〜100000であ
る。分子量が小さいと製膜された膜の機械的強度が上が
らず、また、糸に欠陥が生じ易い。
ポリスルホン重合体を溶解する溶媒としては、ポリスル
ホン重合体を溶解させるものであれば、どれでも使用で
きるが、好ましくはヘキサメチルホスホルアミド(HMPA
の略称)、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジエチルホルムアミド、ジエチルアセトアミド等、
およびこれらのジプロピル、ジブチル化物、N−メチル
ピロリドン、ジメチルスルホオキシド、アセチルピペリ
ジン、ホルミルピペリジン、ホルミルモルホリン、アセ
チルモルホリン、テトラメチルウレア等の任意に水と相
溶性のある極性有機溶媒がよい。
紡糸用の重合体溶液には、重合体の非溶媒を少量含有さ
せることもできる。非溶媒とは、重合体を溶解する能力
のほとんどない溶媒を云う。この非溶媒の添加によつ
て、得られる中空糸膜の気体透過性能の向上が期待でき
る。可能な非溶媒の添加量は、個々の非溶媒により異な
るが、多くの場合重合体溶液に対して20重量%以下で
あり、好ましくは15重量%以下、さらには1〜10重
量%の範囲である。20重量%を超える量の添加では、
重合体溶液の安定性を損ない、白濁や失透を生じさせる
おそれがある。用いることのできる非溶媒としては、エ
チレングリコールジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール(平均分子量20
0〜6000)、テトラエチレングリコール等のグリコ
ール類、ホルムアミド、アセトアミド、水、トリメチル
アミン、イソプロピルアミン、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ニトロメタン、2−ピロリドン、酢
酸、蟻酸、グリセリン、グリセロール等の多価アルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトンが挙げられる。ま
た、塩化リチウム、臭化リチウム、塩化ナトリウム、硝
酸リチウム、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、塩化
亜鉛、過塩素酸マグネシウム等の低分子無機塩の添加も
有用である。無機塩を添加することにより、溶媒のポリ
マーに対する溶解度が増大すると共に重合体溶液の安定
性が増大する。
重合体溶液の重合体濃度は、17〜50重量%、好まし
くは20〜35重量%である。17重量%未満の濃度で
は低すぎて、中空糸を紡糸し、凝固させる際に、気体を
選択的に分離する表面活性層を形成することができず、
選択透過係数の著しい低下を引き起こす。また、重合体
濃度が35重量%を超えると、濃すぎて形成される膜表
面の活性層が厚くなるので、透過性が著しく低下する。
重合体溶液の粘度は、30℃において1000センチポ
イズ以上106センチポイズ(cps)以下であることが望
ましい。粘度が1000cps未満では低すぎて、高分子
重合体が溶液中で充分に広がつていない状態か、または
低濃度重合体溶液であるために、良い中空糸は得られ難
い。一方、重合体溶液の粘度が106cpsを超えた場合、
このような粘稠な溶液をノイズから押し出すのに要する
圧力が高くなりすぎるばかりでなく、このような原液を
過してゴミを除く際にも、高圧力下で過しなければ
ならず、容易にきれいな原液を得ることが困難である。
紡糸用厚液の温度は、高い方がよく、普通50〜200
℃、好ましくは80〜150℃である。原液温度が低い
と、原液の粘度が上がり、過し難いだけでなく、中空
糸用紡口から原液を押し出す際に吐出圧力が高くなり、
中空糸を紡糸し難くなる。また、得られる中空糸膜の気
体の分離係数も低下するので好ましくない。一方、20
0℃を超えると、多くの溶媒が沸点以上の温度となり、
蒸発し易くなるので好ましくない。しかし、200℃以
上であつても、沸点が200℃以上の溶媒を用いる場合
は、好ましい原液温度として採用することもできる。
紡糸原液は紡糸前に過される。材としては、金属粉
末を焼結した焼結多孔体、ステンレス等のメツシユフイ
ルター、高分子材料のテフロン、ポリエチレンなどによ
つて作られた高分子多孔膜、繊維を集合させた紙等が
挙げられる。材の孔の大きさは小さいほどよく、10
μm以下、好ましくは2μm以下の孔径のものがよい。
孔径が10μmを超えると、中空糸表面の気体分離を行
うスキン層中に大きなゴミ、不純物等が混入し易く、気
体の選択透過性を上げることはできない。
凝固液としては、水、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール等のアルコール類、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール等のグリコール類、エーテ
ル、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−ペンタン等の脂
肪族炭化水素類、グリセリン等のグリセロール類などポ
リマーを溶解しないものであれば何でも用いることがで
きる。好ましいのは、水、アルコール類またはこれらの
液体との2種以上の混合液体である。また、これらの液
体中に溶媒を加えて凝固速度を遅くすることも可能であ
る。例えば、水にヘキサメチルホスホルアミドを50重
量%混入させてもよい。これらの凝固液は、中空糸の外
部凝固液として用いられ、内部凝固液としても用いられ
る。
中空糸の内部凝固液は、前述の凝固液と同じものも用い
ることがでるが、さらに窒素、空気、不活性気体のヘリ
ウム、アルゴン、ネオン、クリプトン、キセノン、フロ
ン系気体を注入してもよい。
凝固液温度は低いほどよく、30℃以下がよい。好まし
くは20℃以下である。30℃を超えると、得られる中
空糸膜の気体の選択分離性が悪くなり好ましくない。ま
た、あまり低すぎると、凝固液として用いている液体が
固化するので、液体の凝固点以上がよい。
紡糸速度は1〜50m/minがよく1m/min未満の速度
では、中空糸が紡口を離れて凝固液に達するまで空気中
を通過する時間が長くなり過ぎ、中空糸の形状を保たせ
るために内部凝固液注入速度をバランスさせるのが難し
くなり好ましくない。また、50m/minを超える速度
では、糸を高速で引つ張るために糸の伸延が生じ易く好
ましくない。
空中走行距離、すなわち、ノズルから凝固液までの距離
は0.1〜50cm、さらには1〜15cmがよく、あまり長
すぎても、中空形状が崩れるので好ましくない。また、
0cmにするとノズルの原液吐出口付近にノズルと凝固液
の温度差により気泡が発生し、中空糸膜の透過性能にば
らつきが生じ易く好ましくない。
原液は、ノズルより吐出後空気中に出ると、原液中に空
気中の水分が混入して、中空糸表面スキン層の孔径が大
きくなるので、ノズルより凝固液までの間は、窒素ガ
ス、ヘリウムガスなどの水分を含まない一定温度の気体
を満たしたフードで囲つて、一定流量で流してやるのが
よい。気体を流動させないと、原液中の溶媒蒸気が蒸発
して濃度が上がつてくるために、一定品質の中空糸を得
ることが難しい。あまり流量を上げすぎても、気体によ
つて中空糸が振動を始めるので好ましくない。また、気
体は1μm以下のフイルターでゴミを完全に除去しなけ
ればならない。
一般に、前記のような湿式製膜法により紡糸される中空
糸の構造は、スキン層、ボイド層等である。すなわち、
中空糸の少なくとも片面に存在するスキン層と、これを
支持する支持層よりなる。スキン層は高分子物質の密に
詰まつた集合体からなり、走査顕微鏡写真により200
Å以上の空孔の存在は認められないものである。スキン
層の厚みは10μm以下である。支持層は均一な細胞よ
りなる場合もあるが、ボイドが存在する場合もある。ボ
イドの存在は、透過性を向上させるので好ましい。
このような多孔膜構造中、気体分離に有効なのは表面の
スキン層である。このスキン層は、多孔構造を有し、孔
径分布を持つている。気体分離を行なう際、孔径分布の
すその大きな孔の部分は、気体を透過させると、その時
の気体の圧力、温度等の透過条件により、自由分子流れ
になつたり、粘性流れになり、いずれにせよ、気体分離
特性を低下させる。特に、孔径分布中最大孔径の部分
は、ピンホール等と呼ばれている。
ポリスルホン多孔膜上に存在するピンホールは、ガス透
過において、分離特性に悪い影響を与えることは言うま
でもない。
ここで、再度従来技術と本技術の差について説明し明確
にする。上記のピンホールをうめるために、種々の工夫
がなされてきたが、室温重合タイプのシリコーン(RT
Vシリコーン)や、種々のゴム等を用いたり、液体を担
持させたりしている例が知られている。
しかし、これらのゴム類や液体等の気体に対する選択透
過性は非常に小さく、例えば、水素と窒素の分類に関し
て、選択透過係数 は約2である。したがつて、支持多孔体の分離特性を出
させるようにピンホールをうめるためには、厚くコーテ
イングをして、この部分からの気体のもれを閉塞しなけ
ればならない。事実、RTVシリコーン等を多孔膜表面
にコーテイングすると、これらのゴム類は浸透性が大き
いために、厚いコーテイングがなされると共に、中空糸
内部に入り込み、気体の透過に有効な支持多孔体中の貫
通孔までもふさぎ、透過性を低下させる。シリコーンは
浸透性が大きく、中空糸表面の孔から多量のシリコーン
が入りすぎ、また、選択透過性が小さすぎる。しかし、
もし、コーテイングを大きな気体選択性を有するもので
行えば、この部分からもれ出てくる気体も、選択されて
出てくるので、この部分のコーテイングを薄くすること
ができるばかりか、多孔膜自身、大きな孔径分布、大き
な平均孔径を有する膜でも、コーテイングにより高い選
択性を得ることができる。このため、複合膜の透過性を
高めることができる。
多少コーテイングが不完全であつてもかまわないわけで
ある。
本発明においては、ポリスルホンと親和性の高い高分子
量のポリスチレンを用いることにより、高透過性、高選
択透過成を達性することができた。すなわち、孔径分布
を有する多孔膜表面と高分子量ポリスチレン溶液をすい
込ませると、高分子量であるたために、大孔径の孔にう
まくはまり込み、この部分にポリスチレン膜を形成する
ことになる。
しかし、高分子量であるために、孔中内には浸入せず
に、うまく孔中に皮膜を形成するので、多孔膜自身の気
体透過性の減少を最少限にすることができる。
ポリスチレン樹脂をポリスルホン多孔膜上にコーテイン
グする際に、いくつかの困難がある。一番の困難は、コ
ーテイング用溶媒の選択である。これは、ポリスルホン
樹脂が有機溶媒に侵されやすいという弱点を持つことに
ある。ベンゼン、スチレンモノマージビニルベンゼン、
キシレンなど芳香族系液体、ジクロルメタン等塩素系炭
化水素、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド等
極性溶媒など多くの溶媒に容易に溶ける。また、ポリス
ルホン樹脂は溶解はしなくても、アセトン等では容易に
ストレスクラツクを生じて、ヒビ割れ等を生じる。
ポリスルホン多孔膜は、樹脂に比べてさらに鋭敏であ
る。アクリロニトリル、ジオキサン等で、樹脂では長期
間にわたり変化のない溶媒中においても、容易に膨潤し
やすく、不可逆に膨潤しやすいために、ガス分離に有効
な表面孔は、これらの溶媒で容易に破壊されてしまい。
再生不能である。
ポリスルホン上にコーテイング可能な溶媒は、非常に限
定される。本発明では、ポリスルホン多孔膜がシクロヘ
キサン中で特異的に溶媒に侵されず。ガス分離を行う多
孔膜表面孔がコーテイング乾燥操作で再生されること、
また、高分子量ポリスチレン系樹脂が35℃以上で、シ
クロヘキサン溶媒に安定に溶解し、均一溶液を形成させ
ること、さらに、該ポリスチレン/シクロヘキサン希薄
溶液を、35℃以上でガス分離膜に塗布し、35℃以上
に保ちながら(表面の温度が溶媒蒸発の潜熱をうばわれ
ても、35℃以下に下がらないように十分な熱を加えて
やる)乾燥すると、表面に均一なコーテイングができる
ことを確認した。低分子量ポリスチレン特にスチレンモ
ノマー、1〜5量体ポリスチレンは、ポリスルホンを溶
解するか、膨潤させ好ましくない。高分子量ポリスチレ
ンのみがコーテイングして、ポリスルホン上に相溶性よ
く、ピンホール上に膜を形成する。
本発明において、ポリスチレン系樹脂の重量平均分子量
は、分子量分布によつても異なるが、105以上、好ま
しくは2×105以上である。105未満の重量平均分子
量のものでは、選択透過性が小さく好ましくないばかり
か、重量平均分子量の小さいものは、基材のポリスルホ
ンを膨潤または溶解させる性質を有するので、複合膜コ
ーテイングには向かない。なお、本発明の重量平均分子
量は、粘度およびゲルパーミエーシヨンクロマトグラフ
イーから求めた値である。
ポリスチレン系樹脂は、シクロヘキサン等の基材のポリ
スルホンをおかさない溶媒に溶解するものであれば何で
もよく、スチレンとブタジエン、アクリロニトリル等の
コポリマー、ブレンド物等、10〜50重量%、好まし
くは溶解性の点から30モル%未満含むものも使用する
ことができる。また、スチレンのベンゼン骨格に、ハロ
ゲン、メタン、プロパン、ブタン等脂肪族炭化水素で炭
素数1〜10のもの、スチレンに添加剤を少量混入させ
たり、架橋剤を混入したもの、UV、電子線、熱により
架橋させたものも含まれる。
スチレンコーテイング溶液の濃度は0.1〜10重量%、
好ましくは0.5〜5重量%がよく、これ以上の濃度で
は、コーテイング層が厚く透過性が低下してしまい好ま
しくない。
本発明に複合膜において、コーテイング材、中空糸支持
体素材のポリスルホン系樹脂のそれぞれの気体選択透過
係数をαcoat、αsupとすると、これらの関係は、α
coat≧αsupである。コーテイング材、中空糸素材のα
値が大きいため、得られる複合膜のαも大きなものとな
るばかりか、透過性も大きい。
ポリスチレン樹脂コーテイングは、膜の片面または両面
にほどこすことも可能である。
ポリスチレン樹脂コーテイングのコーテイング厚みは、
薄いものほどよく、厚くても5μm以下、好ましくは1
μm以下、さらに好ましくは0.1μm以下である。
また、膜の両側に圧力差100〜760mmHgをかけるの
が好ましい。
気体透過係数の測定は、高分子論文集Vol,34,No10,
p729−p736(1977)に示されている方法による
ものとする。
(実施例) 実施例1 ポリスルホン中空糸紡糸法 ポリスルホン樹脂としてユニオンカーバイト社(UCC
社と略称)P−3500を用い、溶媒としてN−メチル
ピロリドンを用いて、均一なポリスルホン溶液25重量
%を調製した。本溶液を紡糸用原液として、以下の紡糸
条件下で中空糸紡糸を行つた。
原液温度80℃、中空用ノズル径は内側から0.3-0.4-0.
6mm、内部凝固液は精製水、内部凝固液温度10℃、外
部凝固液温度10℃、紡糸速度10m/min、空中走行
距離1cm、空中走行距離部は空気中湿度の影響をさける
ために窒素シール、原液フイルター2μm。
得られた中空糸はよく水洗した後、常温で強制水洗後、
脱溶媒を完全に行つた。その後、クリーンルーム中で空
気乾燥を行い、乾燥させた。本中空糸をHF−1とす
る。
実施例2 ポリスルホン樹脂としてUCC社製ポリスルホンP−3
500、溶媒としてN−メチルピロリドン、添加剤とし
てテトラエチレングリコールを、それぞれ25/9/6
6重量%の割合で混ぜ、撹拌後、均一な溶液とした。H
F−1と同一条件下で中空糸紡糸を行つた後、クリーン
ベンチで乾燥し、乾燥中空糸を得た。本中空糸をHF−
2とする。
また、原液組成を上記組合せで、15/10/75重量
%より同一紡糸条件で中空糸紡糸を行ない、乾燥し、本
中空糸をHF−3とした。
実施例3〜5、比較例1および2 コーテイング溶液として、表1に示すような各種分子量
の異なる単分散ポリスチレン試料(ゲルパーミエーシヨ
ンクロマトグラフイー分別物)を用い、いずれもシクロ
ヘキサン溶媒により、50℃で溶解し、1重量%溶液と
した。
本溶液を50℃に保温しながら、50℃の雰囲気下で、
中空糸外表面にコーテイング操作を行つた。すなわち、
中空糸の片側を接着剤で目止めし、片側から真空に引
き、膜の内外表面に600mmHgの差圧をつけ、コーテイ
ング液に中空糸を全部漬けて2分間コーテイングを行つ
た後、50℃雰囲気下で溶媒を蒸発させ、コーテイング
を完了させた。この際、特にコーテイング溶媒が熱をう
ばうので、膜表面の温度が下がらないようにした。中空
糸としてはHF−1を使用した。
比較例3 ポリスルホン中空糸膜HF−1をスチレンモノマー中に
浸漬して80℃に熱したところ、ポリスルホン中空糸は
溶解または膨潤した。
比較例4,5 ポリスルホン中空糸HF−1上に、単分散ポリスチレン
(実施例3で使用したもの)分子量25万のシクロヘキ
サン溶液1重量%溶液を50℃として均一溶液とし、1
0℃とした後に、実施例3〜5と同様な方法でコーテイ
ングしようとしたところ、溶液温度が15℃で白濁しは
じめ、コーテイングしても は3.7と小さかつた。
実施例6 ポリスルホン中空糸HF−2上に、ポリスチレン分子量
25万のシクロヘキサン2重量%溶液を実施例3〜5と
同様な方法でコーテイングし、複合膜を製膜した。得ら
れた中空糸および元の性能は下記のとおりである。
比較例6 ポリスルホン中空糸HF−3を用いて実施例6と同様な
操作を行つたところ、得られた中空糸および元の中空糸
性能は下記のとおりであつた。
実施例7 ポリスルホン樹脂としてICI社ポリエーテルスルホ
ン、溶媒としてヘキサメチルホスホルアミドを用いて、
20重量%の均一溶液とした。本溶液を紡糸原液とし
て、実施例1と同一の紡糸条件下で中空糸紡糸を行い、
乾燥中空糸を得た。
本中空糸上に、実施例4で使用したと同様なポリスチレ
ンを、実施例4と同一の方法でコートした。得られた中
空糸の性能は下記のとおりである。
実施例8 実施例6で得られたた複合膜に種々の気体を通した時の
透過性、および各種ガスと水素ガスとの選択透過性を表
2に示す。
以上の結果は、本複合膜が各種ガス混合物を分離するこ
とを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリスルホン系樹脂よりなる多孔膜上に、
    重量平均分子量が105以上のポリスチレン系樹脂をコ
    ーテイングしてなる気体選択透過膜。
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