JPH0646622A - 苗植付装置の対地高さ検出機構 - Google Patents

苗植付装置の対地高さ検出機構

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JPH0646622A
JPH0646622A JP20208892A JP20208892A JPH0646622A JP H0646622 A JPH0646622 A JP H0646622A JP 20208892 A JP20208892 A JP 20208892A JP 20208892 A JP20208892 A JP 20208892A JP H0646622 A JPH0646622 A JP H0646622A
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potentiometer
seedling planting
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Kazuo Furukawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出用ロッドの無理な外力に起因する折れ曲
がり等による弊害を防止して常に正確な接地フロートの
上下動量を検出できるようにする。 【構成】 苗植付装置本体に対して接地圧変動に基づい
て上下揺動する接地フロート5の上下揺動量をポテンシ
ョメ−タPMにより検出するよう構成した苗植付装置の
対地高さ検出機構において、前記接地フロート5の遊端
側と前記ポテンショメ−タPMの検出アーム20と第1
ロッド21を介して連動連結するとともに、前記接地フ
ロート5に枢支連結した第2ロッド23を介して苗植付
装置本体に設けた規制具24により接地フロート5の上
下揺動限界を接当規制するよう構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗植付装置本体に対し
て接地圧変動に基づいて上下揺動する接地フロートの上
下揺動量をポテンショメータにより検出するよう構成し
た苗植付装置の対地高さ検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗植付装置の対地高さ検出機構にお
いて、従来では、例えば特開平4−53402号公報に
示されるように、接地フロートの遊端側を屈折リンクを
介して吊り下げ支持するとともに、フロート遊端側と苗
植付装置本体に取付けられたポテンショメータの検出ア
ームとをロッドを介して枢支連結する構成のものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、正常な作動範囲内で接地フロートが上下
作動する場合には問題は生じないけれども、例えば、接
地フロートの前部遊端側が畦畔等に乗り上げ強い力で上
方に突き上げられたような場合には、フロートとポテン
ショメータとを連動連結する検出ロッドにその長手方向
に強い力が加わり、検出ロッドが折れ曲がったり座屈し
たりするおそれがあり、その後の植付け作業において検
出値が異なり、植付け深さが一定に制御できないものに
なってしまう弊害が生じるおそれがあり、改善の余地が
あった。本発明は上記不具合点を解消することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した苗植付装置の対地高さ検出機構において、
前記接地フロートの遊端側と前記ポテンショメータの検
出アームと第1ロッドを介して連動連結するとともに、
前記接地フロートに枢支連結した第2ロッドを介して苗
植付装置本体に設けた規制具により接地フロートの上下
揺動限界を接当規制するよう構成してある点にある。
【0005】
【作用】接地フロートの遊端側とポテンショメータの検
出アームとを検知用第1ロッドを介して連動連結するの
で、整地フロートの接地圧変動に伴う上下動変位を正確
に検出することが可能でありながら、別の第2ロッドを
介して苗植付装置本体に対する上下揺動限界を接当規制
するよう構成したから、上下方向いずれにおいても、外
物との干渉等により接地フロートの揺動限界を越えて強
い力で揺動しようとしても、第2ロッドにより接当規制
することで、上記揺動限界以上の上下揺動を阻止するこ
とができ、検知用第1ロッドに対して無理な力が加わる
のを確実に阻止できる。しかも、第1ロッドと第2ロッ
ドとは上下方向に沿ってほぼ平行に配備されるから、第
2ロッドによる接当規制範囲をポテンショメータによる
検出感知範囲に極力近いものに設定し易いものとなる。
【0006】
【発明の効果】従って、接地圧変動に伴う接地フロート
の上下揺動量の検出を正確に行えるものでありながら、
機械的な上下揺動限界の範囲を検出系統とは別の専用ロ
ッドにより行うので、無理な外力による検出用ロッドの
折れ曲がり等の弊害を未然に防止でき、苗植付装置の対
地高さ検出を常に精度良いものに維持することが可能と
なった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に苗植付装置を装着した田植機を示している。この苗植
付装置は走行機体の後部に平行四連リンク機構1を介し
リフトシリンダ2により駆動昇降自在に連結され、一定
ストロークで往復横移動する苗のせ台3、苗のせ台3の
下端部から一株づつ苗を取り出して圃場に植付ける植付
機構4、複数の接地フロート5等を苗植付装置本体6に
支持して構成してある。詳述すると、幅方向に亘って角
パイプ状のメインフレーム7を配設し、左右中央に走行
機体側から動力が供給されるフィードケース8を前記メ
インフレーム7に連結固定するとともに、所定間隔を開
けて複数の植付ケース9をメインフレーム7の機体後方
側に片持ち状に固定延設し、フィードケース8の前面と
メインフレーム7の前面とに亘り縦板フレーム10を固
定して苗植付装置本体6を構成し、各植付ケース9の後
部に植付機構4を装着し、かつ、各植付ケース9の下部
に回動自在に支持され、植付け深さ調節レバー11によ
り回動調節固定自在な支持アーム12の遊端部に接地フ
ロート5を上下揺動自在に枢支してある。そして、植付
機構4による苗植付け深さがほぼ一定に維持されるよう
苗植付装置を対圃場面一定高さに維持する昇降制御機構
を備えてある。つまり、苗植付装置本体6に対して接地
圧変動に基づいて上下揺動する接地フロート5の上下揺
動量をポテンショメータPMにより検出し、このポテン
ショメータPMの検出値に基づいて制御装置13がリフ
トシリンダ2の電磁式油圧制御弁Vを切り換え制御し
て、苗植付装置を所定高さに維持するのである。次にポ
テンショメータPMによる高さ検出機構について説明す
る。
【0008】図2、図3に示すように、ポテンショメー
タPMは支持板14に取付け支持され、この支持板14
は前記縦板フレーム10の前面側に固定したブラケット
15に平行四連リンク機構16を介して平行姿勢を維持
しながら上下移動自在に連結してある。そして、リンク
機構16の一方のリンク16aを長く延設して切欠凹部
17を形成し、この切欠後部17に苗植付け深さ調節レ
バー11から延設した係止ロッド18を係止させ、苗植
付け深さの調節作動に伴ってポテンショメータPMが平
行姿勢のまま連動上下移動するよう構成し、植付け深さ
調節にかかわらず接地フロート5とポテンショメータP
Mとの相対姿勢が一定に維持されるよう構成してある。
そして、接地フロート5の前部上面にボルト固定したブ
ラケット19とポテンショメータPMの検出アーム20
とを検出ロッド21〔第1ロッドの一例〕を介して連動
連結し、機体走行に伴って圃場面の凹凸に起因して生じ
る接地圧変動による接地フロート5前部の上下揺動量を
直接、ポテンショメータPMにより検出する構成として
いる。この検出ロッド21はネジ調節機構22により長
さを微調節できるよう構成してある。又、この検出ロッ
ド21の近傍に接地フロート5に枢支連結した牽制ロッ
ド23〔第2ロッドの一例〕を設け、この牽制ロッド2
3を介して規制具24により接地フロート5の上下揺動
限界を接当規制するよう構成してある。つまり、図4に
示すように、フロート側のブラケット19に下端側を枢
支連結した牽制ロッド23を前記縦板フレーム10から
固定延設した規制具24に上下移動自在に挿通させると
ともに、牽制ロッド23に挿通させた固定ピン28によ
り位置決めされるフランジ26と前記規制具24と間に
接地フロート5の下方押圧力を変化させる検出感度調節
用コイルスプリング27を外嵌装着して、コイルスプリ
ング27により牽制ロッド23を介して接地フロート5
を下方側に押圧付勢するよう構成してある。尚、固定ピ
ン28が挿通する挿通孔29は上下に複数形成して、ス
プリング付勢力を変更調節できるよう構成してある。前
記コイルスプリング27の外周側にはこのスプリング2
7の全長よりも短いカラー30を外嵌させ、接地フロー
ト5の上方側への揺動限界をこのカラー30の上部端と
前記規制具24との接当により規制するよう構成すると
ともに、牽制ロッド23の上端部にフランジ部31を形
成し、接地フロート5の下方側への揺動限界をこのフラ
ンジ部31と前記規制具24との接当により規制するよ
う構成してある。前記カラー30は規制具24との接当
作用時においても、コイルスプリング27が密着状態に
なることが無い長さに設定してある。
【0009】〔別実施例〕前記牽制ロッド23は、上記
したように感度調節用スプリング27を外嵌装着する構
成に代えて、図5、図6に示すように、感度調節用スプ
リング27の装着用ロッドとは別に、ポテンショメータ
PMの支持板14に横軸芯周りで回動自在に枢支連結し
た回動ボス部33に挿通させ、上下接当部34,35が
このボス部33の上下側面33a,33bに接当して接
地フロート5の上下揺動限界を規制するよう別ロッドで
構成してもよい。このように構成すると、苗の植付け深
さ調節に伴ってポテンショメータPMが上下移動して
も、接当規制調節範囲が変化することがなく、植付け深
さ調節作業毎に牽制ロッド23の作用長さ調節をする必
要がない。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】高さ検出機構の側面図
【図3】高さ検出機構の正面図
【図4】ロッド連係部の切欠側面図
【図5】別実施例のロッド連係部の側面図
【図6】別実施例のロッド連係部の正面図
【符号の説明】
5 接地フロート 6 苗植付装置本体 20 検出アーム 21 第1ロッド 23 第2ロッド 24 規制具 27 スプリング PM ポテンショメータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗植付装置本体(6)に対して接地圧変
    動に基づいて上下揺動する接地フロート(5)の上下揺
    動量をポテンショメータ(PM)により検出するよう構
    成した苗植付装置の対地高さ検出機構であって、前記接
    地フロート(5)の遊端側と前記ポテンショメータ(P
    M)の検出アーム(20)と第1ロッド(21)を介し
    て連動連結するとともに、前記接地フロート(5)に枢
    支連結した第2ロッド(23)を介して苗植付装置本体
    (6)に設けた規制具(24)により接地フロート
    (5)の上下揺動限界を接当規制するよう構成してある
    苗植付装置の対地高さ検出機構。
  2. 【請求項2】 前記第2ロッド(23)に前記接地フロ
    ート(5)の検出感度調節用スプリング(27)を装着
    してある請求項1に記載の苗植付装置の対地高さ検出機
    構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016049067A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 株式会社クボタ 水田作業機

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JP2016049067A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 株式会社クボタ 水田作業機

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