JPH0463645B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0463645B2 JPH0463645B2 JP60289809A JP28980985A JPH0463645B2 JP H0463645 B2 JPH0463645 B2 JP H0463645B2 JP 60289809 A JP60289809 A JP 60289809A JP 28980985 A JP28980985 A JP 28980985A JP H0463645 B2 JPH0463645 B2 JP H0463645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor float
- mud
- seedling planting
- detection piece
- planting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 10
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 9
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 9
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はセンサフロートに対する接地付勢力を
圃場の硬度に対応して自動調節する機構を備えた
ものであつて、詳しくは苗植付装置に対して苗植
付機構近傍の枢支点周りで上下揺動し、かつ、下
降方向に付勢されたセンサフロートの接地圧変動
にかかる上下揺動に基づいて苗植付装置駆動昇降
機構を作動させて、センサフロートの対苗植付装
置上下高さを設定範囲内に維持する苗植付装置昇
降制御手段を備えた田植機に関する。
圃場の硬度に対応して自動調節する機構を備えた
ものであつて、詳しくは苗植付装置に対して苗植
付機構近傍の枢支点周りで上下揺動し、かつ、下
降方向に付勢されたセンサフロートの接地圧変動
にかかる上下揺動に基づいて苗植付装置駆動昇降
機構を作動させて、センサフロートの対苗植付装
置上下高さを設定範囲内に維持する苗植付装置昇
降制御手段を備えた田植機に関する。
上記田植機において、従来では、例えば特開昭
56−39705号公報に示されるように、植付伝動ケ
ースから前方に延設したフレームの前部側に、泥
土内に突入して泥の抵抗度合いに応じて揺動変位
する突入部材を揺動自在に枢支し、この突入部材
の揺動変位に基づいてスプリングによるセンサフ
ロートの対泥面押圧力を変更調節するよう構成し
たものがあつた。
56−39705号公報に示されるように、植付伝動ケ
ースから前方に延設したフレームの前部側に、泥
土内に突入して泥の抵抗度合いに応じて揺動変位
する突入部材を揺動自在に枢支し、この突入部材
の揺動変位に基づいてスプリングによるセンサフ
ロートの対泥面押圧力を変更調節するよう構成し
たものがあつた。
上記従来構造は、泥土の硬さに応じてセンサフ
ロートの下方付勢力を自動的に可変調節するよう
にして、常に適切な付勢力になるよう構成したも
のである。
ロートの下方付勢力を自動的に可変調節するよう
にして、常に適切な付勢力になるよう構成したも
のである。
ところが、上記従来構造においては、センサフ
ロートは後端の枢支点を中心にして上下揺動する
ように構成してあるので、耕盤の深さ変動に伴つ
て昇降作動する機体につれてセンサフロートの前
端も上下揺動する為に前記突入部材の泥土突入深
さが変化するので、この突入部材による泥硬さ検
出片自体の感知感度が変化するおそれがあつた。
ロートは後端の枢支点を中心にして上下揺動する
ように構成してあるので、耕盤の深さ変動に伴つ
て昇降作動する機体につれてセンサフロートの前
端も上下揺動する為に前記突入部材の泥土突入深
さが変化するので、この突入部材による泥硬さ検
出片自体の感知感度が変化するおそれがあつた。
本発明の目的は、センサフロートの昇降制御の
ための上下揺動感知感度を圃場の泥硬さに応じて
適切なものに自動調節できるものを提供する点に
ある。
ための上下揺動感知感度を圃場の泥硬さに応じて
適切なものに自動調節できるものを提供する点に
ある。
本発明の特徴構成は、冒頭に記載した田植機に
おいて、泥中に突入して機体走行に伴う接地抵抗
によつて揺動する泥硬さ検出片を前記センサフロ
ートに枢支し、この泥硬さ検出片が接地抵抗増加
に伴つて揺動するほどセンサフロートに対する下
降付勢力を自動的に大きくしてセンサフロートの
感知感度を可変可能に構成し、前記泥硬さ検出片
の泥中に突入する作用部を前記センサフロートの
上下揺動枢支点の近傍に位置させてある点にあ
り、その作用効果は次の通りである。
おいて、泥中に突入して機体走行に伴う接地抵抗
によつて揺動する泥硬さ検出片を前記センサフロ
ートに枢支し、この泥硬さ検出片が接地抵抗増加
に伴つて揺動するほどセンサフロートに対する下
降付勢力を自動的に大きくしてセンサフロートの
感知感度を可変可能に構成し、前記泥硬さ検出片
の泥中に突入する作用部を前記センサフロートの
上下揺動枢支点の近傍に位置させてある点にあ
り、その作用効果は次の通りである。
圃場の泥土の硬さが硬くなると、その変化に応
じて前記検出片が揺動変位してセンサフロートの
下降付勢力を大きくする側に自動調節するので、
センサフロートが硬い泥面によつて敏感に上下動
して頻繁な昇降作動が行われるのを阻止し、昇降
制御を滑らかに行えるものとなる。又、泥土が軟
かくなると、反対に下降付勢力が弱くなり、感知
感度を敏感にさせるのである。そして、泥硬さ検
出片はセンサフロートに枢支され、かつ、泥中に
突入する作用部がセンサフロートの枢支点の近傍
に位置するから、上記したような昇降作動に伴つ
てセンサフロートが対機体上下しても、センサフ
ロートの底面即ち泥土表面との相対高さが変化せ
ず前記作用部の泥土突入深さは変化が極力抑えら
れることとなる。
じて前記検出片が揺動変位してセンサフロートの
下降付勢力を大きくする側に自動調節するので、
センサフロートが硬い泥面によつて敏感に上下動
して頻繁な昇降作動が行われるのを阻止し、昇降
制御を滑らかに行えるものとなる。又、泥土が軟
かくなると、反対に下降付勢力が弱くなり、感知
感度を敏感にさせるのである。そして、泥硬さ検
出片はセンサフロートに枢支され、かつ、泥中に
突入する作用部がセンサフロートの枢支点の近傍
に位置するから、上記したような昇降作動に伴つ
てセンサフロートが対機体上下しても、センサフ
ロートの底面即ち泥土表面との相対高さが変化せ
ず前記作用部の泥土突入深さは変化が極力抑えら
れることとなる。
その結果、センサフロートの泥面付勢力を変更
調節させるための硬さ検出感度を常に一定に維持
した状態で、泥硬さに対応したフロート付勢力に
精度良く自動調節することが可能なものとなり、
過剰作動による振動や制御不良による植付け深さ
の変化等の生じない滑らかな苗植付装置昇降制御
を行えるものを提供できるに到つた。
調節させるための硬さ検出感度を常に一定に維持
した状態で、泥硬さに対応したフロート付勢力に
精度良く自動調節することが可能なものとなり、
過剰作動による振動や制御不良による植付け深さ
の変化等の生じない滑らかな苗植付装置昇降制御
を行えるものを提供できるに到つた。
第6図に示すように、機体前部にエンジン1、
ミツシヨンケース2、操縦部3を搭載した機体
を、苗のせ台4、苗植付機構5、植付ケース6、
及び二つのサイドフロート7Bとこのサイドフロ
ート7Bの間に位置するセンサフロート7Aを備
えた接地フロート7群からなる苗植付装置8を昇
降リンク機構9を介して昇降駆動可能に連動連結
して田植機を構成してある。
ミツシヨンケース2、操縦部3を搭載した機体
を、苗のせ台4、苗植付機構5、植付ケース6、
及び二つのサイドフロート7Bとこのサイドフロ
ート7Bの間に位置するセンサフロート7Aを備
えた接地フロート7群からなる苗植付装置8を昇
降リンク機構9を介して昇降駆動可能に連動連結
して田植機を構成してある。
苗植付装置8の昇降制御を詳述する。第1図に
示すように、植付ケース6に対して自身の軸心周
りで回転自在に枢支された横支軸10に一体回転
可能に連結アーム11を突設固着し、この連結ア
ーム11の遊端と前記接地フロート7群の中心に
位置するセンサフロート7Aの後端ブラケツト1
2とを相対揺動可能に連動連結するとともに、前
記ブラケツト12と連結アーム11遊端との連結
軸心Xを枢支点として前記センサフロート7Aを
上下揺動可能にセンサ作動すべく枢支してある。
前記センサフロート7Aの前端ブラケツト13に
は上下揺動可能な天秤式揺動アーム14が枢支さ
れ、この揺動アーム14の前端には連係ワイヤ1
7のインナワイヤ17aが連係され、このインナ
ワイヤ17aが、苗植付装置8用昇降リンク機構
9を駆動する昇降機構の1例である油圧シリンダ
15に対して設けられた制御バルブ16に連動連
結されている。更に、詳述すると、前記インナワ
イヤ17aは前記制御バルブ16のスプール16
aを正逆作動させる操作軸18に固着されたブラ
ケツト19に連動連結されている。又、天秤式揺
動アーム14の後端にはセンサフロート7Aを下
方に揺動付勢する付勢機構の1例である圧縮スプ
リング20を作用させるようにしてある。この圧
縮スプリング20装着構造を詳述すると、第1図
ないし第3図に示すように、機体フレームから前
方に向けて延出された前後軸21に対して、平面
視略コの字形部材23Aを前後軸軸心周りで上下
揺動可能に遊嵌するとともに、このコの字形部材
23Aに対してウエーブ面同志突合せ配置したコ
の字形部材23Bを固着して揺動金具23を構成
してある。前記コの字形部材23Bにはウエーブ
面同志を直交する状態に配置したコの字形の上バ
ネ受け部材24を横軸心Y周りで相対揺動可能に
連結してある。一方、前記天秤式揺動アーム14
の後端に相対揺動可能に連結された連結ロツド2
5を前記上バネ受け部材24を貫通させて上方に
突出させるとともに、この連結ロツド25にバネ
受け部26Aとバネ受け部26Aに固着されたパ
イプ26Bからなる下バネ受け部材26を外嵌さ
せて前記上バネ受け部材24に貫通させてある。
これら上下バネ受け部材24,26の間に連結ロ
ツド25に外嵌させた状態で前記圧縮スプリング
20を取付けてある。前記連結ロツド25と下バ
ネ受け部材26のパイプ26B上端部はネジ嵌合
され、前記下バネ受け部材26を回転螺進させ、
連結ロツド25に対する相対摺動移動による上下
バネ受け部材24,26の設置間隔を調節するこ
とによつて、圧縮スプリング20の付勢力を可変
可能である。
示すように、植付ケース6に対して自身の軸心周
りで回転自在に枢支された横支軸10に一体回転
可能に連結アーム11を突設固着し、この連結ア
ーム11の遊端と前記接地フロート7群の中心に
位置するセンサフロート7Aの後端ブラケツト1
2とを相対揺動可能に連動連結するとともに、前
記ブラケツト12と連結アーム11遊端との連結
軸心Xを枢支点として前記センサフロート7Aを
上下揺動可能にセンサ作動すべく枢支してある。
前記センサフロート7Aの前端ブラケツト13に
は上下揺動可能な天秤式揺動アーム14が枢支さ
れ、この揺動アーム14の前端には連係ワイヤ1
7のインナワイヤ17aが連係され、このインナ
ワイヤ17aが、苗植付装置8用昇降リンク機構
9を駆動する昇降機構の1例である油圧シリンダ
15に対して設けられた制御バルブ16に連動連
結されている。更に、詳述すると、前記インナワ
イヤ17aは前記制御バルブ16のスプール16
aを正逆作動させる操作軸18に固着されたブラ
ケツト19に連動連結されている。又、天秤式揺
動アーム14の後端にはセンサフロート7Aを下
方に揺動付勢する付勢機構の1例である圧縮スプ
リング20を作用させるようにしてある。この圧
縮スプリング20装着構造を詳述すると、第1図
ないし第3図に示すように、機体フレームから前
方に向けて延出された前後軸21に対して、平面
視略コの字形部材23Aを前後軸軸心周りで上下
揺動可能に遊嵌するとともに、このコの字形部材
23Aに対してウエーブ面同志突合せ配置したコ
の字形部材23Bを固着して揺動金具23を構成
してある。前記コの字形部材23Bにはウエーブ
面同志を直交する状態に配置したコの字形の上バ
ネ受け部材24を横軸心Y周りで相対揺動可能に
連結してある。一方、前記天秤式揺動アーム14
の後端に相対揺動可能に連結された連結ロツド2
5を前記上バネ受け部材24を貫通させて上方に
突出させるとともに、この連結ロツド25にバネ
受け部26Aとバネ受け部26Aに固着されたパ
イプ26Bからなる下バネ受け部材26を外嵌さ
せて前記上バネ受け部材24に貫通させてある。
これら上下バネ受け部材24,26の間に連結ロ
ツド25に外嵌させた状態で前記圧縮スプリング
20を取付けてある。前記連結ロツド25と下バ
ネ受け部材26のパイプ26B上端部はネジ嵌合
され、前記下バネ受け部材26を回転螺進させ、
連結ロツド25に対する相対摺動移動による上下
バネ受け部材24,26の設置間隔を調節するこ
とによつて、圧縮スプリング20の付勢力を可変
可能である。
従つて、前記圧縮スプリング20の付勢力はセ
ンサフロート7Aを下方に向けて付勢する付勢力
となつており、前記付勢力調節を行うことによつ
て、センサフロート7Aの感度調節が行なえる。
以上の構成から、圧縮スプリング20の付勢力に
抗しての接地圧変動によつて上下揺動するセンサ
フロート7A前端の上下作動によつて、前記イン
ナワイヤー17aがバルブスプール16aを切換
作動させて、コの字形部材23Bの横側部に延設
されたアウタワイヤ17b端と天秤式揺動アーム
14前端との間隔を一定になるように苗植付装置
8を昇降駆動制御する手段に構成してある。
ンサフロート7Aを下方に向けて付勢する付勢力
となつており、前記付勢力調節を行うことによつ
て、センサフロート7Aの感度調節が行なえる。
以上の構成から、圧縮スプリング20の付勢力に
抗しての接地圧変動によつて上下揺動するセンサ
フロート7A前端の上下作動によつて、前記イン
ナワイヤー17aがバルブスプール16aを切換
作動させて、コの字形部材23Bの横側部に延設
されたアウタワイヤ17b端と天秤式揺動アーム
14前端との間隔を一定になるように苗植付装置
8を昇降駆動制御する手段に構成してある。
第1図に示すように、植付深さ調節機構を詳述
する。植付ケース6に枢支された横支軸10に植
付調節レバー27を固着し、この植付調節レバー
27と一体揺動可能なホルダー28から前記コの
字形部材23Bに係合する突起29を突設させ、
植付調節レバー27の揺動操作によつて前記揺動
金具23を前記前後軸21軸心周りに揺動させて
センサフロート7A前端を後端と同量だけ上下動
するようにしてある。
する。植付ケース6に枢支された横支軸10に植
付調節レバー27を固着し、この植付調節レバー
27と一体揺動可能なホルダー28から前記コの
字形部材23Bに係合する突起29を突設させ、
植付調節レバー27の揺動操作によつて前記揺動
金具23を前記前後軸21軸心周りに揺動させて
センサフロート7A前端を後端と同量だけ上下動
するようにしてある。
第1図及び第4図に示すように、前記センサフ
ロート7Aの前端ブラケツト13に枢支された横
向き枢支軸22に天秤式揺動アーム14及び泥硬
さ検出片30をスリワリ部を介して一体回転可能
に取付けてある。泥硬さ検出片30は作用部30
Bを泥土中に突入させ、機体走行に伴う接地抵抗
によつて前記圧縮スプリング20の付勢力に抗し
て上下方向に揺動し、圃場の硬軟を検出する機構
に構成してある。又、この泥硬さ検出片30は前
記天秤式揺動アーム14と一体的に揺動可能であ
り、しかも、圃場が硬くなる程上方に揺動して前
記圧縮スプリング20を圧縮してセンサフロート
7の下方付勢力を大きくするように、かつ、圃場
が軟い場合は付勢力を小さくするようにセンサフ
ロートの感知感度を圃場の硬軟によつて可変す
る。その際に、第1図仮想線で示すように圧縮ス
プリング20は泥硬さ検出片30が上方に揺動す
れば圧縮されるが、前記アウタワイヤ端部と天秤
式揺動アーム14の前端との間隔Lは一定に保た
れる為に、天秤式揺動アーム14の揺動中心も上
方に移動し、センサフロート7Aは前上り姿勢に
移行する。従つて、センサ感度はより鈍くなる方
向に切換る。泥硬さ検出片30が下方に揺動すれ
ば、センサフロート7Aは前下り姿勢に移行す
る。
ロート7Aの前端ブラケツト13に枢支された横
向き枢支軸22に天秤式揺動アーム14及び泥硬
さ検出片30をスリワリ部を介して一体回転可能
に取付けてある。泥硬さ検出片30は作用部30
Bを泥土中に突入させ、機体走行に伴う接地抵抗
によつて前記圧縮スプリング20の付勢力に抗し
て上下方向に揺動し、圃場の硬軟を検出する機構
に構成してある。又、この泥硬さ検出片30は前
記天秤式揺動アーム14と一体的に揺動可能であ
り、しかも、圃場が硬くなる程上方に揺動して前
記圧縮スプリング20を圧縮してセンサフロート
7の下方付勢力を大きくするように、かつ、圃場
が軟い場合は付勢力を小さくするようにセンサフ
ロートの感知感度を圃場の硬軟によつて可変す
る。その際に、第1図仮想線で示すように圧縮ス
プリング20は泥硬さ検出片30が上方に揺動す
れば圧縮されるが、前記アウタワイヤ端部と天秤
式揺動アーム14の前端との間隔Lは一定に保た
れる為に、天秤式揺動アーム14の揺動中心も上
方に移動し、センサフロート7Aは前上り姿勢に
移行する。従つて、センサ感度はより鈍くなる方
向に切換る。泥硬さ検出片30が下方に揺動すれ
ば、センサフロート7Aは前下り姿勢に移行す
る。
前記センサフロート7Aの前端ブラケツト13
には天秤式揺動アーム14の作動空間内に突出す
る板状の規制具31が設けられ、泥硬さ検出片3
1の下方への揺動を規制する機能を持つている。
つまり、軟い圃場での無制限の揺動を抑えてセン
サフロートのピツチング現象を抑える。
には天秤式揺動アーム14の作動空間内に突出す
る板状の規制具31が設けられ、泥硬さ検出片3
1の下方への揺動を規制する機能を持つている。
つまり、軟い圃場での無制限の揺動を抑えてセン
サフロートのピツチング現象を抑える。
第5図に示すように、泥硬さ検出片30の作用部
30Bはセンサフロート7Aとサイドフロートと
の中間に位置し、泥流れに対する影響を抑えた設
置状態になつている。又、第1図に示すように、
前記泥硬さ検出片30の作用部30Bは苗植付機
構5の近傍に設けられたセンサフロート上下揺動
軸芯X近傍に位置されているので、仮想線で示す
ように、機体の沈下・上昇にかかるセンサフロー
ト7Aの揺動によつても、揺動支点X近傍にある
ので、上下移動量が少なく、略一定した突入深さ
にある。従つて泥硬さ検出片30としての感知感
度が変化しない。
30Bはセンサフロート7Aとサイドフロートと
の中間に位置し、泥流れに対する影響を抑えた設
置状態になつている。又、第1図に示すように、
前記泥硬さ検出片30の作用部30Bは苗植付機
構5の近傍に設けられたセンサフロート上下揺動
軸芯X近傍に位置されているので、仮想線で示す
ように、機体の沈下・上昇にかかるセンサフロー
ト7Aの揺動によつても、揺動支点X近傍にある
ので、上下移動量が少なく、略一定した突入深さ
にある。従つて泥硬さ検出片30としての感知感
度が変化しない。
○イ 前記苗植付装置駆動昇降機構15としては油
圧シリンダ以外の空圧シリンダ或いは電動モー
タを使用した機械式リンク機構でもよい。
圧シリンダ以外の空圧シリンダ或いは電動モー
タを使用した機械式リンク機構でもよい。
○ロ 苗植付装置昇降制御手段としては推進車輪を
下端に枢支した車輪ケースを取付支点周りで上
下揺動可能に機体フレームに枢支し、この車輪
ケースを機体に対して上下揺動させることによ
つて苗植付装置8を昇降制御する歩行型田植機
に使用されているものでもよい。
下端に枢支した車輪ケースを取付支点周りで上
下揺動可能に機体フレームに枢支し、この車輪
ケースを機体に対して上下揺動させることによ
つて苗植付装置8を昇降制御する歩行型田植機
に使用されているものでもよい。
図面は本発明に係る田植機の実施例を示し、第
1図は苗植付装置の駆動昇降制御機構を示す縦断
側面図、第2図は揺動金具と植付深さ調節レバー
の連係を示す平面図、第3図は第2図の平面図、
第4図はセンサフロートと泥硬さ検出片との連係
を示す縦断側面図、第5図は泥硬さ検出片とフロ
ート群との配置状態を示す平面図、第6図は全体
側面図である。 5……苗植付機構、7A……センサフロート、
8……苗植付装置、15……苗植付装置駆動昇降
機構、30……泥硬さ検出片、30B……作用
部、X……上下揺動枢支点。
1図は苗植付装置の駆動昇降制御機構を示す縦断
側面図、第2図は揺動金具と植付深さ調節レバー
の連係を示す平面図、第3図は第2図の平面図、
第4図はセンサフロートと泥硬さ検出片との連係
を示す縦断側面図、第5図は泥硬さ検出片とフロ
ート群との配置状態を示す平面図、第6図は全体
側面図である。 5……苗植付機構、7A……センサフロート、
8……苗植付装置、15……苗植付装置駆動昇降
機構、30……泥硬さ検出片、30B……作用
部、X……上下揺動枢支点。
Claims (1)
- 1 苗植付装置8に対して苗植付機構5近傍の枢
支点X周りで上下揺動し、かつ、下降方向に付勢
されたセンサフロート7Aの接地圧変動にかかる
上下揺動に基づいて苗植付装置駆動昇降機構15
を作動させて、センサフロート7Aを対苗植付装
置8上下高さを設定範囲内に維持する苗植付装置
昇降制御手段を備えた田植機において、泥中に突
入して機体走行に伴う接地抵抗によつて揺動する
泥硬さ検出片30を前記センサフロート7Aに枢
支し、この泥硬さ検出片30が接地抵抗増加に伴
つて揺動するほどセンサフロート7Aに対する下
降付勢力を自動的に大きくしてセンサフロート7
Aの感知感度を可変可能に構成し、前記泥硬さ検
出片30の泥中に突入する作用部30Bを前記セ
ンサフロート7Aの上下揺動枢支点Xの近傍に位
置させてある田植機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28980985A JPS62146515A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 田植機 |
CN86102412A CN86102412B (zh) | 1985-12-20 | 1986-04-08 | 水田插秧机 |
KR1019860002826A KR890001886B1 (ko) | 1985-12-20 | 1986-04-14 | 이앙기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28980985A JPS62146515A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS62146515A JPS62146515A (ja) | 1987-06-30 |
JPH0463645B2 true JPH0463645B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=17748048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28980985A Granted JPS62146515A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-23 | 田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS62146515A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088809B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1996-01-31 | 株式会社クボタ | 歩行型水田作業機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716609A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 | Iseki Agricult Mach | Keeping mechanism for planting part in horizontal position of riding type rice transplanter |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP28980985A patent/JPS62146515A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716609A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 | Iseki Agricult Mach | Keeping mechanism for planting part in horizontal position of riding type rice transplanter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62146515A (ja) | 1987-06-30 |
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