JPH0645828U - 車両用燃料タンク - Google Patents

車両用燃料タンク

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JPH0645828U
JPH0645828U JP8340192U JP8340192U JPH0645828U JP H0645828 U JPH0645828 U JP H0645828U JP 8340192 U JP8340192 U JP 8340192U JP 8340192 U JP8340192 U JP 8340192U JP H0645828 U JPH0645828 U JP H0645828U
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純一 河西
創一 高橋
正勝 倉本
美喜雄 根本
修身 中藤
秀樹 山路
晃広 高原
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Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Isuzu Motors Ltd
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Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Isuzu Motors Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 樹脂製タンクの天面に形成されている凹部内
に雨水や泥水、或いは路面から撥ね上げた小石等が溜ま
らないようにした車両用燃料タンクを提供することにあ
る。 〔構成〕 タンク10の天面10A及び底面に、内部に
向かって突出する凹部12をそれぞれ形成して該凹部1
2の下面12A及び上面によりタンク10内にバッフル
プレート13を固定するとゝもに、前記天面10Aに形
成した凹部12の周囲上面に凸条14を形成してなる燃
料タンクを、下面にラバーシート19を装着したバンド
17により前記凹部形成位置において締め付けて車体に
固定することを特徴とする車両用燃料タンク。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用燃料タンク、特に車両の外側に露出状態で装着される樹脂製 の燃料タンクに適用して最適な車両用燃料タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種外付けタイプの樹脂製燃料タンクは、図5に示すように、タンク 1のバンド2による締め付け部分3の剛性を向上させるためと、燃料消波用とし て、図示しないバッフルプレートを内蔵しており、このバッフルプレートはタン ク1の天面1A及び底面に形成した内部に向かって突出する凹部4の下面及び上 面と溶着によって垂直に固定した構造のものである。
【0003】 而して、燃料タンク1は、シャーシの側壁に取り付けた一対のL字形のブラケ ット上に、一対のバンド2により露出した状態で固定されているため、タンク1 の天面1Aに形成されている前記凹部4内に雨水や泥水、或いは路面から撥ね上 げた小石等が溜まりやすい。そのため、運転手は凹部4に溜まった雨水等を燃料 漏れと誤認したり、泥水等が凹部4から下方に流れ出ることによりタンク1が汚 れて美観を損ねるといった諸欠点があった。
【0004】 このような従来の欠点を解消するため、実開昭63−21145号公報には、 図7に示すように、樹脂製タンクの天面1Aに形成した凹部4内に断面ほぼ同一 形状の心材5を係合によって固定して、該凹部4を前記心材5で充填するように した合成樹脂製燃料タンクが開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、前記実開昭63−21145号公報の考案では、心材5を別途用意す る必要があるため部品点数及び組み立て工数が増えること、天面1Aの凹部4内 に前記心材5との係合用突起6を形成する必要があり、タンクの成形金型が複雑 となるといった諸問題点がある。
【0006】 そこで、出願人は先に実願平3−26745号として、図6に示すように、タ ンク1の天面1Aに形成した凹部4にその凹部4の底面4Aからタンク1の外側 に向かう流出溝7を設けた車両用燃料タンクを提案した。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
しかし、出願人の前記実願平3−26745号のものは、泥水が凹部4から下 方に流れ出ることになり、この泥水でタンクの表面を汚してしまうといった問題 点があった。そこで、本考案は、上記のような従来の諸問題点を解決するために 成されたものであり、その要旨は、タンクの天面及び底面に内部に向かって突出 する凹部をそれぞれ形成して該凹部の下面及び上面によりタンク内にバッフルプ レートを固定するとゝもに、前記天面に形成した凹部の周縁上面に凸部を形成し てなる燃料タンクを、下面にラバーシートを装着したバンドにより前記凹部形成 位置において締め付けて車体に固定することを特徴とする車両用燃料タンクにあ る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図4に示す実施例により詳細に説明する。なお、図1 は本考案に係る燃料タンクを車両に取り付けた状態の斜視図、図2は図1のII− II線断面拡大図、図3は燃料タンクを車両のシャーシに固定するためのL字形の ブラケットとバンドの斜視図、図4(イ)乃至(ニ)は凸条のそれぞれ異なる実 施例の断面図である。
【0009】 図において、10は樹脂製の燃料タンクで、その天面10A及び前側面10B にはバンド締め付け用の凹状溝11が形成されており、天面10Aに形成した前 記凹状溝11内及び図示しない底面には、タンク10の内部に向かって突出する 凹部12がそれぞれ形成されている。そして、タンク10内には、前記凹部12 の下面12A及び上面と溶着によって固定したバッフルプレート13が垂直に設 置されている。
【0010】 14は前記凹部12の周縁上面に形成した凸条で、凹部12の全周囲に形成さ れており、その断面形状は、図4の(イ)乃至(ニ)に示す種々の形状のもので ある。15はL字形のブラケットで、車両のシャーシ16側面に所定の間隔を置 いて一対固定されており、その水平部15Aに載置した前記燃料タンク10を後 述する金属バンド17により締め付け、固定するためのものである。
【0011】 前記金属バンド17は、図3に示すように、金属バンド部18と、その下面に 固着したラバーシート部19との二層構造からなっており、前記金属バンド部1 8の先端に固着した係止片18Aを前記L字形のブラケット15の垂直部15B 上端に形成した長穴15C内に挿入して係合によって取付け、金属バンド部18 の他端に固着したボルト18Bを前記L字形のブラケット15の水平部15A前 端に形成した挿入穴15D内に挿入して、その裏面からナットにより締め付ける ことにより燃料タンク10を固定する。
【0012】 この場合において、燃料タンク10の天面10A及び前側面10B上に巻き回 した金属バンド17は、バンド締め付け用の凹状溝11内に嵌合してその位置決 めがなされているとゝもに、該凹状溝11の形成部位におけるタンク10内には バッフルプレート13が装着されているため、これが補強板として機能し、金属 バンド17の締め付け力による燃料タンク10のクリープを防止している。
【0013】 また、金属バンド17と燃料タンク10との接触面は、図2に示すように、金 属バンド17のラバーシート部19において前記凹状溝11の上面11Aと弾性 的に接触しているとゝもに、該上面11Aにおける前記凹部12の周囲に形成さ れている凸条14と食い付き状態で密着している。したがって、凹部12は金属 バンド17のラバーシート部19により完全に閉塞されているので、凹部12内 には外部から水などの異物が進入する事がない。また、悪路走行時におけるタン ク10の揺動によるL字形のブラケット15とタンク10との間に隙間が発生し ないので、小石等が挟まってタンク10内にめり込み磨耗させることもない。
【0014】
【考案の効果】
本考案に係る車両用燃料タンクは、上記のように、タンクの天面及び底面に内 部に向かって突出する凹部をそれぞれ形成して該凹部の下面及び上面によりタン ク内にバッフルプレートを固定するとゝもに、前記天面に形成した凹部の周縁上 面に凸部を形成してなる燃料タンクを、下面にラバーシートを装着したバンドに より前記凹部形成位置において締め付けて車体に固定する構成であるから、凹部 内に泥水や小石等が入り込むことを完全に防止することが出来とゝもに、L字形 のブラケットとタンクに隙間が発生せず、小石等が挟まってタンクが損傷するこ ともないといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る燃料タンクを車両に取り付けた状
態の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面拡大図である。
【図3】燃料タンクを車両のシャーシに固定するための
L字形ブラケットとバンドの斜視図である。
【図4】凹部の周囲上面に形成する凸条のそれぞれ異な
る実施例の断面図である。
【図5】従来の燃料タンクの斜視図である。
【図6】先願に係る燃料タンクの斜視図である。
【図7】従来の燃料タンクの部分断面図である。
【符号の説明】
10 樹脂製の燃料タンク 10A 同天面 10B 同前側面 11 凹状溝 11A 同上面 12 凹部 12A 下面 13 バッフルプレート 14 凸状 15 L字形ブラケット 17 金属バンド 18 金属バンド部 19 ラバーシート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 創一 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)考案者 倉本 正勝 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内 (72)考案者 根本 美喜雄 千葉県市原市千種海岸3番地 三井石油化 学工業株式会社千葉工場内 (72)考案者 中藤 修身 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1号 東京ラヂエーター製造株式会社内 (72)考案者 山路 秀樹 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1号 東京ラヂエーター製造株式会社内 (72)考案者 高原 晃広 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1号 東京ラヂエーター製造株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの天面及び底面に、内部に向かっ
    て突出する凹部をそれぞれ形成して該凹部の下面及び上
    面によりタンク内にバッフルプレートを固定するとゝも
    に、前記天面に形成した凹部の周囲上面に凸条を形成し
    てなる燃料タンクを、下面にラバーシートを装着したバ
    ンドにより前記凹部形成位置において締め付けて車体に
    固定することを特徴とする車両用燃料タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202155A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Toyota Motor Corp 燃料タンク取付構造
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JP2017065308A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 スズキ株式会社 燃料タンクの構造

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