JP2554737Y2 - 車両用燃料タンク - Google Patents
車両用燃料タンクInfo
- Publication number
- JP2554737Y2 JP2554737Y2 JP1991026745U JP2674591U JP2554737Y2 JP 2554737 Y2 JP2554737 Y2 JP 2554737Y2 JP 1991026745 U JP1991026745 U JP 1991026745U JP 2674591 U JP2674591 U JP 2674591U JP 2554737 Y2 JP2554737 Y2 JP 2554737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- concave
- fuel tank
- top surface
- baffle plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、車両の外側に露出
状態で装着される燃料タンクの改良に関する。
状態で装着される燃料タンクの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種外付け露出タイプの燃料タ
ンクは、図3及び図4に示すように、合成樹脂製のタン
ク1の内部に補強用及び燃料消波用としてバッフルプレ
ート2を内蔵しており、このバッフルプレート2をタン
ク1の天面1aと底面1bの対向位置から夫々内部に向
かって突出した縦断面凹部突起3により垂直状態に溶着
固定した構造のものである。
ンクは、図3及び図4に示すように、合成樹脂製のタン
ク1の内部に補強用及び燃料消波用としてバッフルプレ
ート2を内蔵しており、このバッフルプレート2をタン
ク1の天面1aと底面1bの対向位置から夫々内部に向
かって突出した縦断面凹部突起3により垂直状態に溶着
固定した構造のものである。
【0003】4は前記タンク1の天面1aの一側端側に
設けた部品装着部で、ここにガソリンゲージ等のタンク
ユニットやフィードパイプ,リターンパイプ等5を装着
するとゝもに、他側端側にはフィラーパイプ6が装着さ
れている。
設けた部品装着部で、ここにガソリンゲージ等のタンク
ユニットやフィードパイプ,リターンパイプ等5を装着
するとゝもに、他側端側にはフィラーパイプ6が装着さ
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】而して、タンク1は、
図5に示すように、トラックのリヤボディ7側面のフレ
ーム8に固定したL形スティ9上に露出状態でバンド1
0により装着されているので、タンク1の天面1aに形
成されている凹部突起3の凹部3aに雨水や路面から撥
ね上げた泥水等が溜まりやすくなる。この為、運転手は
凹部3aに溜まった雨水等を燃料漏れや燃料の滲出と誤
認し、不必要な整備を行うことになり時間的なロスとな
るといった問題点があった。
図5に示すように、トラックのリヤボディ7側面のフレ
ーム8に固定したL形スティ9上に露出状態でバンド1
0により装着されているので、タンク1の天面1aに形
成されている凹部突起3の凹部3aに雨水や路面から撥
ね上げた泥水等が溜まりやすくなる。この為、運転手は
凹部3aに溜まった雨水等を燃料漏れや燃料の滲出と誤
認し、不必要な整備を行うことになり時間的なロスとな
るといった問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、内蔵す
るバッフルプレートの固定用として燃料タンクの天面に
形成された凹部内に雨水や泥水等が滞留するのを防止す
ることを目的としたものであり、その要旨は、タンクの
天面と底面とから夫々内部に向かって突出する縦断面凹
状突起部により前記タンク内にバッフルプレートを固定
した燃料タンクにおいて、天面に形成した前記凹状突起
部の内部とタンクの側面とを、前記凹状突起部の凹部底
面と面一の溝底面を備えた排水溝で連結したことを特徴
とする車両用燃料タンクにある。
従来の問題点を解決するために成されたもので、内蔵す
るバッフルプレートの固定用として燃料タンクの天面に
形成された凹部内に雨水や泥水等が滞留するのを防止す
ることを目的としたものであり、その要旨は、タンクの
天面と底面とから夫々内部に向かって突出する縦断面凹
状突起部により前記タンク内にバッフルプレートを固定
した燃料タンクにおいて、天面に形成した前記凹状突起
部の内部とタンクの側面とを、前記凹状突起部の凹部底
面と面一の溝底面を備えた排水溝で連結したことを特徴
とする車両用燃料タンクにある。
【0006】
【考案の実施の形態】以下、本考案を図1及び図2に示
す実施例により詳細に説明するに、図において、20は
樹脂によりブロー成型された直方体形状のタンクで、こ
のタンク20内には、補強用およびタンク内燃料の消波
用として長方形状のバッフルプレート21が設置されて
おり、該バッフルプレート21はタンク20の天面20
aと底面20bの対向位置から夫々内部に向かって突出
した縦断面凹状突起部22により垂直状態に溶着固定さ
れている。
す実施例により詳細に説明するに、図において、20は
樹脂によりブロー成型された直方体形状のタンクで、こ
のタンク20内には、補強用およびタンク内燃料の消波
用として長方形状のバッフルプレート21が設置されて
おり、該バッフルプレート21はタンク20の天面20
aと底面20bの対向位置から夫々内部に向かって突出
した縦断面凹状突起部22により垂直状態に溶着固定さ
れている。
【0007】23は前記タンク20のブロー成形時に一
体形成した雨水や泥水等の排水溝であり、前記凹状突起
部22からタンク20の側面に向かって延びており、こ
の排水溝23の溝底面は前記凹状突起部22の凹部底面
22aと面一の面で形成されている。なお、この泥水等
の排水溝23は前記バッフルプレート21と干渉しない
位置に設けるのであるが、干渉する場合には、前記流出
溝23を避けるようにバッフルプレート21の一部を切
り欠く必要がある。
体形成した雨水や泥水等の排水溝であり、前記凹状突起
部22からタンク20の側面に向かって延びており、こ
の排水溝23の溝底面は前記凹状突起部22の凹部底面
22aと面一の面で形成されている。なお、この泥水等
の排水溝23は前記バッフルプレート21と干渉しない
位置に設けるのであるが、干渉する場合には、前記流出
溝23を避けるようにバッフルプレート21の一部を切
り欠く必要がある。
【0008】24はタンクの天面20aに設けたガソリ
ンゲージ等のタンクユニットやフィードパイプ,リター
ンパイプ等の付属部品25を装着する部品装着部、26
はフィラーパイプで、車両実装時には、図5に示す従来
のものと同様に、トラックのリヤボディ7側面のフレー
ム8に固定したL形スティ9の上に露出状態でバンド1
0により装着されている。
ンゲージ等のタンクユニットやフィードパイプ,リター
ンパイプ等の付属部品25を装着する部品装着部、26
はフィラーパイプで、車両実装時には、図5に示す従来
のものと同様に、トラックのリヤボディ7側面のフレー
ム8に固定したL形スティ9の上に露出状態でバンド1
0により装着されている。
【0009】而して、天面20aに形成されている凹状
突起部22の凹部内に入った雨水や泥水等は、凹状突起
部22の凹部底面22aから排水溝23の溝底面を伝っ
てタンク20の側面から外部に排出される。
突起部22の凹部内に入った雨水や泥水等は、凹状突起
部22の凹部底面22aから排水溝23の溝底面を伝っ
てタンク20の側面から外部に排出される。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る車両用燃料タンクは、上記
のように、タンクの天面と底面とから夫々内部に向かっ
て突出する縦断面凹状突起部により前記タンク内にバッ
フルプレートを固定した燃料タンクにおいて、天面に形
成した前記凹状突起部の内部とタンクの側面とを、前記
凹状突起部の凹部底面と面一の溝底面を備えた排水溝で
連結した構成であるから、タンク天面の凹状突起部内に
雨水や泥水等が溜ることがなく常に清浄に保つことが出
来るとゝもに、燃料漏れ等の勘違いによる不用意な時間
的ロスをなくすことができる。また、流出溝が補強リブ
となってタンクの剛性を高めるとゝもに、平均肉厚の低
減によるタンクの軽量化が可能になるといった諸効果が
ある。
のように、タンクの天面と底面とから夫々内部に向かっ
て突出する縦断面凹状突起部により前記タンク内にバッ
フルプレートを固定した燃料タンクにおいて、天面に形
成した前記凹状突起部の内部とタンクの側面とを、前記
凹状突起部の凹部底面と面一の溝底面を備えた排水溝で
連結した構成であるから、タンク天面の凹状突起部内に
雨水や泥水等が溜ることがなく常に清浄に保つことが出
来るとゝもに、燃料漏れ等の勘違いによる不用意な時間
的ロスをなくすことができる。また、流出溝が補強リブ
となってタンクの剛性を高めるとゝもに、平均肉厚の低
減によるタンクの軽量化が可能になるといった諸効果が
ある。
【図1】本考案に係る燃料タンクの斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来の燃料タンクの斜視図である。
【図4】図3のIII−III線断面図である。
【図5】燃料タンクの車両への装着説明図である。
20 燃料タンク 20a 同天面 21 バッフルプレート 22 凹状突起部 22a 同凹部底面 23 排水溝 24 部品装着部 25 付属品 26 フイラーパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中藤 修身 神奈川県川崎市川崎区藤崎3丁目5番1 号 東京ラヂエーター製造株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−159614(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 タンクの天面と底面とから夫々内部に向
かって突出する縦断面凹状突起部により前記タンク内に
バッフルプレートを固定した燃料タンクにおいて、天面
に形成した前記凹状突起部の内部とタンクの側面とを、
前記凹状突起部の凹部底面と面一の溝底面を備えた排水
溝で連結したことを特徴とする車両用燃料タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991026745U JP2554737Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 車両用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991026745U JP2554737Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 車両用燃料タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114820U JPH04114820U (ja) | 1992-10-09 |
JP2554737Y2 true JP2554737Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=31911169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991026745U Expired - Lifetime JP2554737Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 車両用燃料タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554737Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6032168B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2016-11-24 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク及び燃料タンク取付構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647501A (en) * | 1979-09-28 | 1981-04-30 | Hitachi Ltd | Forming method of counterweight for elevator |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP1991026745U patent/JP2554737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04114820U (ja) | 1992-10-09 |
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