JP2517573Y2 - 車両用バンパの取付け構造 - Google Patents

車両用バンパの取付け構造

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JP2517573Y2
JP2517573Y2 JP1990114502U JP11450290U JP2517573Y2 JP 2517573 Y2 JP2517573 Y2 JP 2517573Y2 JP 1990114502 U JP1990114502 U JP 1990114502U JP 11450290 U JP11450290 U JP 11450290U JP 2517573 Y2 JP2517573 Y2 JP 2517573Y2
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bumper
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fender
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信雄 石井
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、車両用バンパ、更に詳しくは、バンパサイ
ドがホイールアーチの一部を形成するバンパであって、
前記バンパサイドの外表面へ泥垂れするのを防止した車
両用バンパに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種バンパとしては、第3図に示すように、
合成樹脂製バンパ11の上端部に形成した水平フランジ部
12に、車体パネル(フェンダ)13の下端に設けたフラン
ジ部14を接合した構造のものがあるが、このような構造
では、前記両フランジ部12及び14の間には必然的に若干
の間隙15が発生するのが一般的である。
而して、降雨時等路面が少し濡れたような状態の中で
走行すると、第3図の矢印で示すように、タイヤによっ
て巻き上げられた路面の泥水は、フェンダ13中のインナ
ーライナーからフェンダホイールオープニングを伝わっ
て、前記両フランジ12及び14の間隙15に毛細管現象によ
り侵入し、この間隙15内に貯留する。そして、この泥水
は走行気流によって外方向へ吸い出され、バンパ11のサ
イド表面に流れ出してサイド表面を汚すので、非常に見
苦しかった。
このような従来の欠点を改善したものとして、実開平
2-65652号公報には第4図に示す考案が開示されてい
る。すなわち、車体パネル21の折曲げ片22に取付けられ
る樹脂製バンパ23の上部には、ビード24がバンパサイド
に沿って形成されているとゝもに、このビード24の上端
と車体パネル21との間には間隙25を設け、前記樹脂製バ
ンパ23に連接されるフランジ26の上面を車内側に向けて
下降傾斜する傾斜面27に形成したものである。
そこで、前記間隙25によって、折曲げ片22とフランジ
26との間に浸入してきた泥水28の表面張力による貯留を
防止し、又フランジ26の上面に形成された前記傾斜面27
により泥水28を車両内側に流し落として樹脂製バンパ23
のサイド表面への泥垂れを防止するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この実開平2-65652号公報に開示された従来
例においては、意識的にビード24の上端と車体パネル21
との間には間隙25を形成するので、この間隙25に貯留す
る泥水28が走行気流によって樹脂製バンパ23のサイド表
面に流れ出すおそれは充分にあった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の諸問題点を解決するた
めに成されたもので、車体パネルとバンパサイドとの接
合部に形成される間隙を塞ぐことにより、車体パネルの
内部を伝わってバンパサイドの外表面に流体する泥水を
確実に防止することができるものを提供することを目的
としたものであり、その要旨は、バンパサイドがホイー
ルアーチの一部を形成するバンパを、その取付けリブに
おいて車体パネルにそのフランジと接合して固定すると
ゝもに、前記バンパサイドの上部に上方へ向け延設した
バンパシール部の上端縁を前記車体パネルの外表面に当
接せしめた構成としたことを特徴とする車両用バンパの
取付け構造にある。
〔考案の実施の形態〕
以下、本考案を第1図および第2図に示す実施例によ
り詳細に説明するに、図において、1は合成樹脂製のバ
ンパで、そのバンパサイド2はホイールアーチ3の一部
を構成しており、車体パネル(フェンダ)4に取り付け
られている。すなわち、樹脂製バンパ1は、そのバンパ
サイド2の上部に設けた水平状態の取付けリブ5をフェ
ンダ4の下端に形成した水平フランジ6に接合し、この
接合部分でフェンダ4に固定してある。
そして、前記バンパサイド2の上部には、フェンダ4
の外表面に沿って略垂直に延伸するバンパシール部8が
バンパ1と一体に形成されており、このバンパシール部
8によって前記取付けリブ5と水平フランジ6との接合
部が覆われているとゝもに、前記バンパシール部8の上
端縁は前記フェンダの外表面と当接して、前記バンパサ
イド2とフェンダ4との接合部の前方に形成される空洞
部7が閉塞されている。
而して、タイヤによってフェンダ4のホイールアーチ
3の内部に巻き上げられた泥水は、取付けリブ5と水平
フランジ6と間から前記空洞部7に侵入するが、空洞部
7内に侵入したこの泥水は空洞部7の前方を閉塞するバ
ンパシール部8により阻止され、バンパサイド2の外表
面に流れ出ることはない。
〔考案の効果〕
本考案に係る車両用バンパの取付け構造は、上記のよ
うに、バンパサイドがホイールアーチの一部を形成する
バンパを、その取付けリブにおいて車体パネルにそのフ
ランジと接合して固定するとゝもに、前記バンパサイド
の上部に上方へ向け延設したバンパシール部の上端縁を
前記車体パネルの外表面に当接せしめた構成であるか
ら、バンパの取付けリブとフェンダのフランジとの接合
部分に侵入した泥水はバンパシール部によってバンパサ
イドの外表面へ流出することが確実に防止され、バンパ
サイドの外表面が泥水により汚されることがない。又シ
ール等の特別な付加部品を用いる必要がないた廉価に製
造することができるとゝもに、組付作業も簡単であると
いった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用バンパの取付け状態を示す
車両の要部斜視図、第2図は第1図のII-II線断面図、
第3図及び第4図は夫々従来の車両用バンパの取付け状
態の第2図相当断面図である。 1……バンパ、2……バンパサイド、4……車体パネル
(フェンダ)、5……取付けリブ、6……水平フラン
ジ、7……空洞部、8……バンパシール部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパサイドがホイールアーチの一部を形
    成するバンパを、その取付けリブにおいて車体パネルに
    そのフランジと接合して固定するとゝもに、前記バンパ
    サイドの上部に上方へ向け延設したバンパシール部の上
    端縁を前記車体パネルの外表面に当接せしめた構成とし
    たことを特徴とする車両用バンパの取付け構造。
JP1990114502U 1990-10-31 1990-10-31 車両用バンパの取付け構造 Expired - Lifetime JP2517573Y2 (ja)

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JPH0470555U JPH0470555U (ja) 1992-06-23
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JPS5614430A (en) * 1979-07-11 1981-02-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Manufacture of optical fiber base material
DE8631594U1 (de) * 1986-11-26 1987-01-15 SKF GmbH, 8720 Schweinfurt Spielfreie Lagerbüchse

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JPH0470555U (ja) 1992-06-23

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