JP3318692B2 - リヤスポイラの取り付け構造 - Google Patents
リヤスポイラの取り付け構造Info
- Publication number
- JP3318692B2 JP3318692B2 JP08300394A JP8300394A JP3318692B2 JP 3318692 B2 JP3318692 B2 JP 3318692B2 JP 08300394 A JP08300394 A JP 08300394A JP 8300394 A JP8300394 A JP 8300394A JP 3318692 B2 JP3318692 B2 JP 3318692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- rear spoiler
- width direction
- vehicle body
- vehicle width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、リヤスポイラの取り
付け構造に関する。
付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】高速走行を行う場合、車体外面に沿って
流れる空気からリヤボデーを浮き上がらせようとする力
が作用する。このため、タイヤのグリップ力が低下し、
スピードが上がらない状態となる場合がある。
流れる空気からリヤボデーを浮き上がらせようとする力
が作用する。このため、タイヤのグリップ力が低下し、
スピードが上がらない状態となる場合がある。
【0003】上記問題を防ぐため、車体後部を下へ押さ
えつけるためのリヤスポイラが設けられる。
えつけるためのリヤスポイラが設けられる。
【0004】上記リヤスポイラは、車体後部外面に全幅
に渡って設けられ、車体表面に沿って流れる空気の流れ
を変更して、車体を下方へ押さえつける力を発生させ
る。
に渡って設けられ、車体表面に沿って流れる空気の流れ
を変更して、車体を下方へ押さえつける力を発生させ
る。
【0005】上記リヤスポイラは、樹脂で一体的に形成
されるとともに、たとえば実開平2−25381号公報
に記載されているもののように、上記リヤスポイラの取
り付け面に設けられるウエルドボルトや、クリップ等に
よって、車体の後部外面に取り付けられる。
されるとともに、たとえば実開平2−25381号公報
に記載されているもののように、上記リヤスポイラの取
り付け面に設けられるウエルドボルトや、クリップ等に
よって、車体の後部外面に取り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記リヤスポイラは、
樹脂で一体形成されているとともに、車体後部外面に全
幅に渡って取り付けられる。ところが、樹脂成形上の寸
法のばらつきや、車体側のプレス加工の誤差等によっ
て、上記リヤスポイラの車幅方向の取り付け寸法精度を
高く設定するのは困難である。
樹脂で一体形成されているとともに、車体後部外面に全
幅に渡って取り付けられる。ところが、樹脂成形上の寸
法のばらつきや、車体側のプレス加工の誤差等によっ
て、上記リヤスポイラの車幅方向の取り付け寸法精度を
高く設定するのは困難である。
【0007】特に、車幅方向外方へ向かうにつれて、取
り付け精度が低下しやすく、車体に長穴状の取り付け穴
を設けて、上記取り付け誤差等を吸収できるように構成
されることが多い。
り付け精度が低下しやすく、車体に長穴状の取り付け穴
を設けて、上記取り付け誤差等を吸収できるように構成
されることが多い。
【0008】ところが、リヤスポイラの成形誤差を吸収
するとともに、取り付け作業性を向上させるため、上記
取り付け穴の幅もある程度大きく設定される。このた
め、長穴の幅方向の誤差が生じやすい。
するとともに、取り付け作業性を向上させるため、上記
取り付け穴の幅もある程度大きく設定される。このた
め、長穴の幅方向の誤差が生じやすい。
【0009】一方、車両の外観見栄えを向上させるた
め、車体後部外面に取り付けられるリヤスポイラに連続
させるようにして、車体側面にサイドリヤスポイラが設
けられることが多い。
め、車体後部外面に取り付けられるリヤスポイラに連続
させるようにして、車体側面にサイドリヤスポイラが設
けられることが多い。
【0010】ところが、上記取り付け穴の幅方向の取り
付け誤差に起因して、上記リヤスポイラの両端部の上下
方向の取り付け誤差が大きくなる。このため、リヤスポ
イラ端部とサイドリヤスポイラとの上下方向の位置がず
れて、車体の外観見栄えを大きく低下させることにな
る。
付け誤差に起因して、上記リヤスポイラの両端部の上下
方向の取り付け誤差が大きくなる。このため、リヤスポ
イラ端部とサイドリヤスポイラとの上下方向の位置がず
れて、車体の外観見栄えを大きく低下させることにな
る。
【0011】本願発明は、上述の事情のもとで考え出さ
れたものであって、上記従来の問題を解決し、車体後部
外面に設けられるリヤスポイラの取り付け精度を向上さ
せ、車体後部の見栄えが低下するのを防止することがで
きるとともに、取り付け作業性を高めることのできるリ
ヤスポイラの取り付け構造を提供することをその課題と
する。
れたものであって、上記従来の問題を解決し、車体後部
外面に設けられるリヤスポイラの取り付け精度を向上さ
せ、車体後部の見栄えが低下するのを防止することがで
きるとともに、取り付け作業性を高めることのできるリ
ヤスポイラの取り付け構造を提供することをその課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0013】すなわち、本願発明は、車体後部外面にお
いて車幅方向に車体側部外面まで回り込むように延びる
リヤスポイラを、このリヤスポイラの車幅方向最外方に
おける、車体の湾曲面形状に沿う曲面状に形成された取
付け面において車体に対して取り付けるためのリヤスポ
イラの取り付け構造であって、車体外面を構成するアウ
タパネルに車幅方向に延びる長穴状の取り付け穴を設け
る一方、上記リヤスポイラの上記取り付け面には、取り
付けボルトと、この取り付けボルトに対して車幅方向に
離間して形成され、上記取り付けボルトとともに上記取
り付け穴に嵌入して、上記リヤスポイラの位置決めを行
う位置決め突起を設けたことを特徴とする。
いて車幅方向に車体側部外面まで回り込むように延びる
リヤスポイラを、このリヤスポイラの車幅方向最外方に
おける、車体の湾曲面形状に沿う曲面状に形成された取
付け面において車体に対して取り付けるためのリヤスポ
イラの取り付け構造であって、車体外面を構成するアウ
タパネルに車幅方向に延びる長穴状の取り付け穴を設け
る一方、上記リヤスポイラの上記取り付け面には、取り
付けボルトと、この取り付けボルトに対して車幅方向に
離間して形成され、上記取り付けボルトとともに上記取
り付け穴に嵌入して、上記リヤスポイラの位置決めを行
う位置決め突起を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の作用および効果】本願発明に係るリヤスポイラ
の取り付け構造においては、車体後部外面を構成するア
ウタパネルに車幅方向に延びる長穴状の取り付け穴を設
ける一方、上記リヤスポイラの上記取り付け面に設けた
取り付けボルトの近傍に、この取り付けボルトに対して
車幅方向に離間して、上記取り付けボルトとともに上記
取り付け穴に嵌入して上記リヤスポイラの位置決めを行
う位置決め突起を設けている。
の取り付け構造においては、車体後部外面を構成するア
ウタパネルに車幅方向に延びる長穴状の取り付け穴を設
ける一方、上記リヤスポイラの上記取り付け面に設けた
取り付けボルトの近傍に、この取り付けボルトに対して
車幅方向に離間して、上記取り付けボルトとともに上記
取り付け穴に嵌入して上記リヤスポイラの位置決めを行
う位置決め突起を設けている。
【0015】上記位置決め突起は、上記取り付け穴に嵌
入させられ、上記取り付け穴の幅方向縁部と対接して、
上記リヤスポイラの位置決めを行う。
入させられ、上記取り付け穴の幅方向縁部と対接して、
上記リヤスポイラの位置決めを行う。
【0016】したがって、上記取り付けボルトと上記取
り付け穴の縁部に幅方向の隙間があっても、上記リヤス
ポイラを所定位置に精度高く位置決めすることが可能と
なる。
り付け穴の縁部に幅方向の隙間があっても、上記リヤス
ポイラを所定位置に精度高く位置決めすることが可能と
なる。
【0017】また、上記位置決め突起は、上記リヤスポ
イラと一体的に形成することができるとともに、上記取
り付け穴に嵌入させるだけであるため、製造工程あるい
は取り付け工数が増加することはない。
イラと一体的に形成することができるとともに、上記取
り付け穴に嵌入させるだけであるため、製造工程あるい
は取り付け工数が増加することはない。
【0018】特に、車幅方向端部に上記位置決め突起を
設けると、取り付け精度が低下しがちな、リヤスポイラ
両端部の上下方向の位置決めを精度高く行うことが可能
となり、車体後部の見栄えが低下するのを防止すること
ができる。また、上記位置決め突起によって、リヤスポ
イラ両端部の位置決めを容易に行うことができるため、
取り付け作業性も大幅に向上する。
設けると、取り付け精度が低下しがちな、リヤスポイラ
両端部の上下方向の位置決めを精度高く行うことが可能
となり、車体後部の見栄えが低下するのを防止すること
ができる。また、上記位置決め突起によって、リヤスポ
イラ両端部の位置決めを容易に行うことができるため、
取り付け作業性も大幅に向上する。
【0019】
【実施例の説明】以下、本願発明に係る実施例を図に基
づいて具体的に説明する。
づいて具体的に説明する。
【0020】図1は、本願発明に係るリヤスポイラの取
り付け構造が適用される車体後部の要部斜視図である。
り付け構造が適用される車体後部の要部斜視図である。
【0021】図1に示すように、本実施例は、ツーボッ
クスカーのバックドア1に設けられるリヤスポイラ3,
4に本願発明を適用したものである。
クスカーのバックドア1に設けられるリヤスポイラ3,
4に本願発明を適用したものである。
【0022】図においては、リアウインド2の上方と下
方とにリヤスポイラ3,4がそれぞれ設けられている
が、以下の説明は、リヤウインド2の下方に設けられる
リヤスポイラ4について行う。
方とにリヤスポイラ3,4がそれぞれ設けられている
が、以下の説明は、リヤウインド2の下方に設けられる
リヤスポイラ4について行う。
【0023】上記リヤスポイラ4は、図1に示すよう
に、リヤウインド2の下縁部を車幅方向に延びており、
両端部において車体側部外面にまで回り込むように形成
されている。また、上記リヤスポイラ4に連続するよう
にして、サイドパネル13にも、サイドリヤスポイラ5
が設けられている。
に、リヤウインド2の下縁部を車幅方向に延びており、
両端部において車体側部外面にまで回り込むように形成
されている。また、上記リヤスポイラ4に連続するよう
にして、サイドパネル13にも、サイドリヤスポイラ5
が設けられている。
【0024】上記リヤスポイラ4は、ABS樹脂をブロ
ー成形して形成されており、図2に示すように中空状に
一体形成されている。
ー成形して形成されており、図2に示すように中空状に
一体形成されている。
【0025】上記リヤスポイラ4の取り付け面4aに
は、取り付けボルト6が埋め込み状に設けられている。
上記リヤスポイラ4は、車体外面を構成するアウタパネ
ル7に設けられた取り付け穴8に上記取り付けボルト6
を挿入するとともに、車体内側から螺合されるナット9
によって車体後部外面に取り付けられる。上記取り付け
穴8は、上記リヤスポイラ4の成形誤差等を吸収するた
めに長穴状に形成されている。なお、図2おいて、符号
10aで示すのは、上記ナット9を締め付けるためにイ
ンナパネル10に設けた開口である。
は、取り付けボルト6が埋め込み状に設けられている。
上記リヤスポイラ4は、車体外面を構成するアウタパネ
ル7に設けられた取り付け穴8に上記取り付けボルト6
を挿入するとともに、車体内側から螺合されるナット9
によって車体後部外面に取り付けられる。上記取り付け
穴8は、上記リヤスポイラ4の成形誤差等を吸収するた
めに長穴状に形成されている。なお、図2おいて、符号
10aで示すのは、上記ナット9を締め付けるためにイ
ンナパネル10に設けた開口である。
【0026】本実施例は、上記リヤスポイラ4の車幅方
向最外方に設けられる取り付け構造に本願発明を適用し
たものである。このため、上記リヤスポイラの取り付け
面4aは、アウタパネル7の湾曲形状に沿う曲面状に形
成されている。
向最外方に設けられる取り付け構造に本願発明を適用し
たものである。このため、上記リヤスポイラの取り付け
面4aは、アウタパネル7の湾曲形状に沿う曲面状に形
成されている。
【0027】上記湾曲したアウタパネル7にこれに対応
する取り付け面4aを車体後方から添着してリヤスポイ
ラ4の取り付けを行うため、取り付けボルト6を車体前
後方向に向けて配置することができない。このため、上
記取り付けボルト6は、車体内側へ傾斜した状態で上記
アウタパネル7の取り付け穴8に通挿されることにな
る。したがって、このことからも、上記取り付け穴8
は、車幅方向に延びる長穴状に形成されている。なお、
図2および図3において、符号15で示す部材は、上記
取り付け穴8から車体内部へ雨水等が浸入するのを阻止
するシート状のシール材である。
する取り付け面4aを車体後方から添着してリヤスポイ
ラ4の取り付けを行うため、取り付けボルト6を車体前
後方向に向けて配置することができない。このため、上
記取り付けボルト6は、車体内側へ傾斜した状態で上記
アウタパネル7の取り付け穴8に通挿されることにな
る。したがって、このことからも、上記取り付け穴8
は、車幅方向に延びる長穴状に形成されている。なお、
図2および図3において、符号15で示す部材は、上記
取り付け穴8から車体内部へ雨水等が浸入するのを阻止
するシート状のシール材である。
【0028】図3に示すように、上記取り付けボルト6
の車幅方向内方には、位置決め突起11が、上記リヤス
ポイラ4の取り付け面4aから一体的に突出形成されて
いる。
の車幅方向内方には、位置決め突起11が、上記リヤス
ポイラ4の取り付け面4aから一体的に突出形成されて
いる。
【0029】本実施例に係る上記位置決め突起11は、
図3および図4に示すように、略楕円柱状に形成されて
おり、短径方向の外面が上記取り付け穴8の幅方向縁部
に対接するように形成されている。
図3および図4に示すように、略楕円柱状に形成されて
おり、短径方向の外面が上記取り付け穴8の幅方向縁部
に対接するように形成されている。
【0030】また、上記位置決め突起11の頂部の車幅
方向側には、テーパ状の切り欠き部12が設けられてい
る。
方向側には、テーパ状の切り欠き部12が設けられてい
る。
【0031】上記構成のリヤスポイラ4の取り付け構造
においては、上記リヤスポイラ4の取り付けボルト6を
上記取り付け穴8に挿入してナット9を締めつけていく
と、上記位置決め突起11が上記取り付け穴8に嵌入さ
せられ、位置決め突起11の短径方向外面が長穴状の上
記取り付け穴8の幅方向縁部に当接して、上記リヤスポ
イラ4の幅方向、すなわち、車体上下方向の位置決めが
行われる。
においては、上記リヤスポイラ4の取り付けボルト6を
上記取り付け穴8に挿入してナット9を締めつけていく
と、上記位置決め突起11が上記取り付け穴8に嵌入さ
せられ、位置決め突起11の短径方向外面が長穴状の上
記取り付け穴8の幅方向縁部に当接して、上記リヤスポ
イラ4の幅方向、すなわち、車体上下方向の位置決めが
行われる。
【0032】上記位置決め突起11を設けることによ
り、取り付けボルト6と上記取り付け穴8との間に隙間
があっても、リヤスポイラ4の車幅方向端部における上
下方向の位置決めを精度高く行うことが可能となる。こ
のため、上記サイドリヤスポイラ5との間における上下
方向取り付け位置にずれが生じることもなくなり、車体
の外観見栄えが低下することはない。しかも、取り付け
位置が狂いやすいリヤスポイラの幅方向端部を取り付け
ボルト6によって固定できるため、リヤスポイラ端部の
浮き等を有効に防止できる。
り、取り付けボルト6と上記取り付け穴8との間に隙間
があっても、リヤスポイラ4の車幅方向端部における上
下方向の位置決めを精度高く行うことが可能となる。こ
のため、上記サイドリヤスポイラ5との間における上下
方向取り付け位置にずれが生じることもなくなり、車体
の外観見栄えが低下することはない。しかも、取り付け
位置が狂いやすいリヤスポイラの幅方向端部を取り付け
ボルト6によって固定できるため、リヤスポイラ端部の
浮き等を有効に防止できる。
【0033】また、ナット9を締めつける過程におい
て、上記切り欠き部12に案内されるようにして、上記
位置決め突起11が上記取り付け穴8に自動的に嵌入さ
せられて位置決めが行われる。このため、取り付け作業
性が非常によい。
て、上記切り欠き部12に案内されるようにして、上記
位置決め突起11が上記取り付け穴8に自動的に嵌入さ
せられて位置決めが行われる。このため、取り付け作業
性が非常によい。
【0034】しかも、上記位置決め突起11は、上記リ
ヤスポイラに一体形成されるとともに、この位置決め突
起11を従来から設けられている取り付け穴8に嵌入さ
せるものであるため、製造工程や部品点数が増加すると
いうこともない。また、上記位置決め突起が上記リヤス
ポイラ4と同じ合成樹脂で形成されているため、取り付
けの際に、上記取り付け穴8の縁部あるいはアウタパネ
ル7の表面を傷つける恐れはない。
ヤスポイラに一体形成されるとともに、この位置決め突
起11を従来から設けられている取り付け穴8に嵌入さ
せるものであるため、製造工程や部品点数が増加すると
いうこともない。また、上記位置決め突起が上記リヤス
ポイラ4と同じ合成樹脂で形成されているため、取り付
けの際に、上記取り付け穴8の縁部あるいはアウタパネ
ル7の表面を傷つける恐れはない。
【0035】さらに、上記位置決め突起11の短径方向
の外面が上記取り付け穴8の幅方向内縁部に当接するよ
うにしているので、この位置決め突起が取り付け穴に嵌
入される際、通常は位置決め穴の幅より小径となる取り
付けボルト6が取り付け穴8の縁に接触してこれを傷つ
けるという心配はない。
の外面が上記取り付け穴8の幅方向内縁部に当接するよ
うにしているので、この位置決め突起が取り付け穴に嵌
入される際、通常は位置決め穴の幅より小径となる取り
付けボルト6が取り付け穴8の縁に接触してこれを傷つ
けるという心配はない。
【0036】また、図に示す実施例では、取り付けボル
ト6が車幅方向外側に、位置決め突起11が車幅方向内
側にそれぞれ位置するようにしているので、リヤスポイ
ラのできるだけ車幅方向外側をボデーに対して固定する
ことができる。
ト6が車幅方向外側に、位置決め突起11が車幅方向内
側にそれぞれ位置するようにしているので、リヤスポイ
ラのできるだけ車幅方向外側をボデーに対して固定する
ことができる。
【0037】また、位置決めを行うために、別途位置決
め穴等を設ける必要がなくなり、車体の剛性が低下する
といった問題も生じない。
め穴等を設ける必要がなくなり、車体の剛性が低下する
といった問題も生じない。
【0038】本願発明の範囲は上述の実施例に限定され
ることはない。実施例においては、上記位置決め突起1
1は上記リヤスポイラ4と一体成形したが、合成樹脂製
あるいはゴム製の位置決め突起を上記リヤスポイラの取
り付け面4aに別途設けることもできる。
ることはない。実施例においては、上記位置決め突起1
1は上記リヤスポイラ4と一体成形したが、合成樹脂製
あるいはゴム製の位置決め突起を上記リヤスポイラの取
り付け面4aに別途設けることもできる。
【0039】また、リヤスポイラの材質も実施例に限定
されることはなく、たとえば、ポリウレタン、FRP等
によって形成されたものに適用することもできる。もち
ろん、上記位置決め突起11も上記リヤスポイラと一体
的に形成することができる。
されることはなく、たとえば、ポリウレタン、FRP等
によって形成されたものに適用することもできる。もち
ろん、上記位置決め突起11も上記リヤスポイラと一体
的に形成することができる。
【0040】さらに、本実施例においては、取り付け穴
8を車幅方向に延びるように設けたが、リヤスポイラの
形状等に応じて上下方向に傾斜するように形成してもよ
い。
8を車幅方向に延びるように設けたが、リヤスポイラの
形状等に応じて上下方向に傾斜するように形成してもよ
い。
【0041】また、実施例では、取り付けボルト6が車
幅方向外側に、位置決め突起11が車幅方向内側にそれ
ぞれ位置するようにしているが、これとは逆に、取り付
けボルト6を車幅方向内側に、位置決め突起11を車幅
方向外側に配するようにしてももちろんよい。
幅方向外側に、位置決め突起11が車幅方向内側にそれ
ぞれ位置するようにしているが、これとは逆に、取り付
けボルト6を車幅方向内側に、位置決め突起11を車幅
方向外側に配するようにしてももちろんよい。
【0042】また、実施例においては、リヤスポイラの
車幅方向最外方の取り付け構造に本願発明を適用した
が、車幅方向内方の取り付け構造に本願発明を適用する
こともできる。
車幅方向最外方の取り付け構造に本願発明を適用した
が、車幅方向内方の取り付け構造に本願発明を適用する
こともできる。
【図1】本願発明が適用される車体後部の全体斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線に沿う断面図であ
る。
る。
【図4】図3におけるIV方向矢視図である。
4 リヤスポイラ 7 アウタパネル(車体後部外面) 6 取り付けボルト 8 取り付け穴 11 位置決め突起
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−43875(JP,A) 実開 平3−130778(JP,U) 実開 昭63−104185(JP,U) 実開 平5−56766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 37/02
Claims (1)
- 【請求項1】 車体後部外面において車幅方向に車体側
部外面まで回り込むように延びるリヤスポイラを、この
リヤスポイラの車幅方向最外方における、車体の湾曲面
形状に沿う曲面状に形成された取付け面において車体に
対して取り付けるためのリヤスポイラの取り付け構造で
あって、 車体外面を構成するアウタパネルに車幅方向に延びる長
穴状の取り付け穴を設ける一方、 上記リヤスポイラの上記取り付け面には、取り付けボル
トと、この取り付けボルトに対して車幅方向に離間して
形成され、上記取り付けボルトとともに上記取り付け穴
に嵌入して、上記リヤスポイラの位置決めを行う位置決
め突起を設けたことを特徴とする、リヤスポイラの取り
付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08300394A JP3318692B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | リヤスポイラの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08300394A JP3318692B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | リヤスポイラの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285470A JPH07285470A (ja) | 1995-10-31 |
JP3318692B2 true JP3318692B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=13790089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08300394A Expired - Fee Related JP3318692B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | リヤスポイラの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3318692B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5989307B2 (ja) * | 2011-06-21 | 2016-09-07 | トヨタ自動車株式会社 | シール構造 |
JP5870991B2 (ja) * | 2013-12-12 | 2016-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用部材の取付け構造及びリヤスポイラの取付け構造 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP08300394A patent/JP3318692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07285470A (ja) | 1995-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100221637B1 (ko) | 자동 2륜차의 체인케이스 | |
JP3318692B2 (ja) | リヤスポイラの取り付け構造 | |
CN219565260U (zh) | 翼子板安装支架及车身结构 | |
KR200156982Y1 (ko) | 자동차의 스포일러 설치구조 | |
JPH0611898Y2 (ja) | 自動車のホイールハウス部の構造 | |
JP3672802B2 (ja) | 車両用バンパフェイシャ | |
JP4055832B2 (ja) | スペアタイヤホルダー | |
JP3105731B2 (ja) | テールゲートディフレクタの取付構造 | |
JPH08175430A (ja) | 自動車のリヤバンパ取付構造 | |
JP2000177649A (ja) | 自動車の外装部品取付構造 | |
JPH10305787A (ja) | リヤスポイラの取付け構造 | |
JPS6144544Y2 (ja) | ||
JP3919410B2 (ja) | 自動車用ルーフレールの取り付け構造 | |
JPH0125702Y2 (ja) | ||
JPH0323368Y2 (ja) | ||
JP3604027B2 (ja) | 自動車用マッドガード | |
JP3207756B2 (ja) | キャブのフロントボデー構造 | |
KR100309620B1 (ko) | 차량의 에어 댐 설치구조 | |
JPH02375Y2 (ja) | ||
JP2554949Y2 (ja) | 自動車のフェンダプロテクタ | |
KR0137480Y1 (ko) | 자동차용 윈도우 샤시의 커버몰딩 | |
KR200141652Y1 (ko) | 자동차용 윈드실드 모울드 | |
JPH0629132Y2 (ja) | リアバンパーの取付構造 | |
KR0137388Y1 (ko) | 미드쉽엔진용 승용차의 스페어타이어설치구조 | |
JPH0510177U (ja) | エアスポイラーの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |