JPH0127525Y2 - - Google Patents

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JPH0127525Y2
JPH0127525Y2 JP9921384U JP9921384U JPH0127525Y2 JP H0127525 Y2 JPH0127525 Y2 JP H0127525Y2 JP 9921384 U JP9921384 U JP 9921384U JP 9921384 U JP9921384 U JP 9921384U JP H0127525 Y2 JPH0127525 Y2 JP H0127525Y2
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JP
Japan
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casing
reinforcing
opening
vehicle body
water
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JP9921384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用ランプの水抜き構造に関
する。
(従来の技術) 自動車にはクリアランスランプやストツプラン
プなど種々のランプが設けられる。このようなラ
ンプは一般にバルブと、このバルブを内有するケ
ーシングとで構成されるが、このケーシングはそ
の構造上内部に雨水が浸入するおそれがあり、そ
のため、ケーシングの底板には上下方向に貫通す
る水抜き孔が形成される場合がある(例えば実開
昭57−147503号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、洗車時には、ホースなどにより水が
勢いよく車体外面にかけられるが、上記構成で
は、水抜き孔はケーシング下面に開口しているた
め、水のかけ方によつてはこの水が直接この水抜
き孔を通つてケーシング内に容易に浸入するおそ
れがあり、これはランプにとつて好ましくない。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、外部の水が水抜き孔を通つてケーシ
ング内に浸入することを効果的に抑制すると共
に、この水の浸入を抑制するための手段を簡素に
構成することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ケーシングに水抜き孔が形成され、
この水抜き孔の外部への開口が車体側に対面する
よう形成され、かつ、この水抜き孔がケーシング
における補強部を利用して形成された点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車体で、この車体1の後部両側に
はそれぞれコンビネーシヨンランプ2が設けられ
る。3はリアバンパーである。
上記コンビネーシヨンランプ2はテールラン
プ、ストツプランプなどを上下に連設した構成と
される。このコンビネーシヨンランプ2はバルブ
4と、このバルブ4を内有するケーシング5とを
有している。
上記ケーシング5は車両の進行方向後方に開口
する樹脂製のケーシング本体6と、このケーシン
グ本体6の開口を覆う樹脂製のレンズ7とで構成
される。これらケーシング本体6とレンズ7との
連結部の構成を説明すると、上記ケーシング本体
6内面の前後方向中途部には係合溝9が形成され
る。一方、上記レンズ7の外縁部からケーシング
本体6に向つて連結板10が突設される。そし
て、この連結板10の突出端10aが係合溝9に
嵌め込まれ、かつ、ケーシング本体6の開口縁に
レンズ7の外端縁が当接せしめられる。
次に、上記ケーシング5を車体1に支持させる
ための構成を説明すると、ケーシング本体6の下
面に左右一対の係止突起12,12が設けられ
る。また、ケーシング本体6と各係止突起12と
の連結部を補強するための補強部13が形成され
る。これらケーシング本体6、係止突起12およ
び補強部13は一体成形されている。一方、車体
1側には上記係止突起12を嵌入させて係止させ
るグロメツト14が取り付けられる。そして、こ
のグロメツト14に対し係止突起12を嵌入し、
次にケーシング本体6上部を車体1側にねじ15
によりねじ止めすることによつて、ケーシング5
は車体1側に支持される。
上記構成において、ケーシング5に水抜き孔1
6が形成される。以下、この水抜き孔16につき
説明する。
上記補強部13は箱状に形成され、この補強部
13内と前記ケーシング5内とを連通させる連通
孔18が形成される。この連通孔18は前記連結
板10の突出端10aに形成された切欠部19
と、上記補強部13の開口に対する奥部とケーシ
ング本体6内とを連通させる貫通孔20とで構成
され、切欠部19は貫通孔20よりも車体1側に
位置している。
また、車体1側に対面する上記補強部13の一
面にこの補強部13の内外を連通させる開口21
が形成される。この開口21はこの補強部13を
成形する際の型抜き用開口であり、補強部13内
の底面は抜き勾配として開口21に向つて下方に
傾斜する傾斜面とされる。
また、左右補強部13,13間でケーシング5
の内外を連通させる他の連通孔22が形成され
る。この連通孔22は上記連通孔18と同様に切
欠部19と貫通孔20で構成される。
そして、ケーシング5内に浸入した雨水は上記
連通孔18と開口21、および他の連通孔22を
通つて外部に排水される(図中矢印図示)。なお、
上記の場合、他の連通孔22はなくてもよい。
図中、Aは注水ホースで、洗車時の注水状態を
示している。
(考案の効果) この考案によれば、ケーシングの水抜き孔がケ
ーシング内と補強部内とを連通させる連通孔と、
同上補強部の内外を連通させる開口とで構成さ
れ、かつ、この開口が車体側に対面するよう形成
されたため、例えば洗車時に水を勢いよく車体外
面にかけた場合でも上記開口に対して水が直接浸
入することは防止される。また、この開口から連
通孔を通りケーシング内に至る間の水抜き孔は折
れ曲るような形状となるため、この水抜き孔を通
つてケーシング内へ水が浸入することは効果的に
抑制される。
また、上記水抜き孔はケーシングと係止突起の
連結部を補強するための補強部を有効利用して形
成されたため、この水抜き孔は簡素に構成され
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の車体後面の一側を示す部分図、第2図は第1図
の−線矢視断面図、第3図は第1図の−
線矢視断面図、第4図はケーシングと係止突起の
連結部を示す斜視図である。 1……車体、2……コンビネーシヨンランプ
(ランプ)、4……バルブ、5……ケーシング、1
2……係止突起、13……補強部、16……水抜
き孔、18……連通孔、21……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプのケーシング下端にこのケーシングを車
    体側に係止させる係止突起が形成され、かつ、ケ
    ーシングと係止突起との連結部を補強する補強部
    が形成された自動車用ランプにおいて、上記補強
    部が箱状に形成され、この補強部内とケーシング
    内とを連通させる連通孔が形成され、かつ、車体
    側に対面するこの補強部の一面にこの補強部の内
    外を連通させる開口が形成されたことを特徴とす
    る自動車用ランプの水抜き構造。
JP9921384U 1984-06-30 1984-06-30 自動車用ランプの水抜き構造 Granted JPS6114404U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9921384U JPS6114404U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 自動車用ランプの水抜き構造

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JP9921384U JPS6114404U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 自動車用ランプの水抜き構造

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Publication Number Publication Date
JPS6114404U JPS6114404U (ja) 1986-01-28
JPH0127525Y2 true JPH0127525Y2 (ja) 1989-08-18

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ID=30658725

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JP9921384U Granted JPS6114404U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 自動車用ランプの水抜き構造

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JPS6114404U (ja) 1986-01-28

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