JPH0641098B2 - 起毛針布の機上摩針装置 - Google Patents

起毛針布の機上摩針装置

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JPH0641098B2
JPH0641098B2 JP61250231A JP25023186A JPH0641098B2 JP H0641098 B2 JPH0641098 B2 JP H0641098B2 JP 61250231 A JP61250231 A JP 61250231A JP 25023186 A JP25023186 A JP 25023186A JP H0641098 B2 JPH0641098 B2 JP H0641098B2
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grindstone
needle
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raising
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強実 吉村
八昌 木村
正照 橋本
博 飯島
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C Ren Kk
SEEREN KK
Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
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C Ren Kk
SEEREN KK
Kanai Juyo Kogyo Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は織物、編物等の布面を起毛する起毛機の起毛ロ
ーラに巻き付けられた起毛針布の針先を研摩する機上摩
針装置に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、起毛機の起毛ローラに巻き付けられた起毛針布の
針先を、機上において研摩する方法としては、第5図に
示されるように台枠22に、内面が円弧状となるようにサ
ンドペーパ23を貼り付けたハンド砥石24を用いて、上記
ハンド砥石24を起毛ローラの表面に押し付けて起毛針布
の針先を研摩していた。
しかし、上記のようにハンド砥石24を手で押し付けなが
ら研摩する方法では、針布ローラの全巾にわたって均一
な研摩ができず、しかも起毛ローラを回転させながら研
摩するため非常に危険であるという問題点があった。
さらに、起毛機の起毛ローラは通常パイルローラ、カウ
ンタパイルローラが合せて24本有り、これら全部を研摩
する場合、非常に手間と時間を要するという問題点があ
った。
〔問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を除去するためになされたものであ
り、側面研摩用砥石と、表面研摩用砥石とを、夫々別個
に起毛ローラと並行に設けられた回転軸に取付け、上記
夫々の回転軸は夫々スライドベースに軸支されると共
に、スライドベース上に配置された砥石駆動モータによ
りベルトを介して回転可能に配置され、また、上記夫々
のスライドベースは、起毛ローラと平行に配置されたガ
イドレールに摺動自在に設けられた本体ベースに、砥石
送り込みモータにより個別に前後移動可能に配置され、
さらに、上記本体ベースはガイドレールと平行に配置さ
れ、トラバース用モータにより回転するトラバース用ネ
ジにナットを介して取付けられて起毛針布の機上摩針装
置が構成される。
上記のように構成された機上摩針装置において、本体ベ
ースを起毛ローラの一端に寄せて準備した状態で、摩針
装置のスイッチを入れると、側面研摩用砥石と表面研摩
用砥石は回転を始める。上記砥石が回転した状態で、夫
々のスライドベースがあらかじめ設定した位置まで起毛
ローラ軸に対して直角方向に前進し、次いでトラバース
用ネジが回転を始めることにより本体ベースはガイドレ
ール上を起毛ローラに対して平行方向に移動する。側面
研摩用砥石及び表面研摩用砥石は夫々の摩針圧の変化を
砥石駆動モータの電流値又は電圧値の変化で検出し、こ
の変化を夫々の砥石の砥石送り込みモータに与えて、砥
石の針布への喰い込み量が常時一定になるよう調整され
る。このように針先の研摩量が一定となるように摩針し
ながら本体ベースは起毛ローラの他端まで移動し、ミリ
ットスイッチの作動により反転して、上記と同様に摩針
を行いながら元の位置まで戻る。元の位置に戻るとスラ
イドベースは後退して砥石の回転も停止する。次に、起
毛機のシリンダが公転して次に摩針される起毛ローラが
所定の位置に停止する。そして、上記と同様にして摩針
が行なわれる。
このようにして、各起毛ローラを順次摩針して摩針が完
了する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、1は針布ローラに巻回された起毛
針布の針先の側面を研摩する側面研摩用砥石であり、第
2図に示すように極めて薄い複数枚の円板状のサイド砥
石2が上記サイド砥石2の直径より小さい直径を有する
スペーサ3を介して積層され、一体的に形成されてい
る。
また、4は上記起毛針布の針先の針頭を研摩する表面研
摩用砥石であり、側面研摩用砥石1の厚さHと略同等の
厚さを有し、側面研摩用砥石1の直径Dより梢小さい直
径を有している。
上記側面研摩用砥石1及び表面研摩用砥石4は側面砥石
用スライドベース5及び表面砥石用スライドベース6に
設けられた回転軸7a,7bに夫々軸支されている。上
記回転軸7a,7bは起毛ローラと平行になるよう回転可能
に配置されるとともに、上記スライドベース5,6に夫
々配置された側面砥石駆動用モータ8及び表面駆動用モ
ータ9によりベルト10a,10bを介して夫々駆動される。
さらに、側面砥石用スライドベース5は本体ベース11上
にリニアベアリング12を介して摺動可能に配置され、上
記本体ベース11に配置された側面砥石送り込みモータ13
によって起毛ローラ軸に対して前後に移動される。
また、表面砥石用スライドベース6は上記側面砥石用ス
ライドベース5と同様本体ベース11上にリニアベアリン
グ12を介して摺動可能に配置され、本体ベース11に配置
された表面砥石送り込みモータ14によって起毛ローラ軸
に対して前後に移動される。
本体ベース11は起毛機に起毛ローラと平行に取付けられ
たトラバース用ガイドレール15に摺動自在に設けられて
おり、本体ベース11のトラバース用ナット16がガイドレ
ール15と平行に配置されたトラバース用ネジ17に螺合さ
れている。
トラバース用ネジ17はトラバース用モータ18によって回
動され、このネジ17の回動によって本体ベース11はガイ
ドレール15上を摺動する。
なお、砥石駆動モータ8,9からの電気信号に応じたパ
ルスを砥石送り込みモータ13,14に与え、正逆転させ喰
い込み量を可変させることにより一定の摩針圧を得るも
のである。また、砥石送り込みモータ13,14により回転
されるボールネジ25の回転角をエンコーダ19により検出
し、砥石の送り込み量を表示板に表示する。
次に、上記機上摩針装置の運転について説明する。
第3図に示すように、側面研摩用砥石1及び表面研摩用
砥石4を夫々手動により個々に前進させて起毛ローラ21
に接触させ、接触した位置を0として設定し、別に設け
た制御部に記憶させる。次に、上記研摩用砥石1,4を
後方に下げると共に起毛ローラの左端に寄せてスタート
位置につかせる。
この状態で全自動スイッチをONすると、各砥石駆動モー
タ8,9が運転を始め、研摩用砥石1,4が回転を始め
る。それと同時に研摩用砥石1,4を備えたスライドベ
ース5,6が、あらかじめ設定した設定値まで砥石送り
込みモータ13,14により前進する。次に、トラバース用
モータ18が運転を始め、トラバース用ネジ17が回転をす
る。このトラバース用ネジ17の回転によって本体ベース
11が横移動を行い、起毛ローラ21に巻かれた起毛針布の
針先の側面及び針頭を研摩する。
この時、側面研摩用砥石1或いは表面研摩用砥石4が針
先に接触して生じる摩針圧の変化を、夫々の砥石駆動モ
ータ8,9の電気量を変化として検出し、上記変化量と
設定値を制御部で比較し、この差をパルス信号で砥石送
り込み用モータ13,14に与えて正逆転させ、夫々の研摩
用砥石1,4を起毛ローラに対して前後に進退させるこ
とにより、摩針量を一定に調節する。
この様にして、夫々の研摩用砥石1,4は起毛針布の針
先を研磨しながら起毛ローラの右端まで移動する。
本体ベース11が右端に達すると、起毛機に設けたリミッ
トスイッチ20が作動し、このリミットスイッチ20からの
信号によりトラバース用モータ18は逆転し、本体ベース
11は反転する。
研磨用砥石1,4は前記と同様にして起毛針布の針先を
研摩しながら起毛ローラの左端まで戻る。研摩用砥石
1,4が左端へ戻ると起毛機に設けたリミットスイッチ
20が作動し、このリミットスイッチ20からの信号によ
り、砥石送り込みモータ13,14が逆転して夫々の研摩用
砥石1,4は後退する。それと同時に起毛機のシリンダ
が回転して次に研摩される起毛ローラが所定の位置に停
止する。この起毛ローラを光電管スイッチ、リミットス
イッチ等により検知し、この検知した信号を摩針装置の
制御部へ送り、前記と同様に研摩を始める。
なお、この場合起毛針布がカウンタパイルローラ用起毛
針布かパイルローラ用起毛針布かによって研摩用砥石
1,4の回転方向は正逆するものであり、回転方向は第
4図の矢印Aに示すように針の背部から撫でる方向に回
転するように構成する。
〔発明の効果〕
本発明の機上摩針装置は上記構成であるため、側面研摩
と表面研摩を同時に行うことができ、起毛ローラに歪が
あっても起毛ローラ全巾にわたって均一で、極めてシャ
ープな針先の針頭形状が得られる。しかも、起毛機の24
本の起毛ローラを順次行うため、作業工数、作業時間が
大巾に短縮されると共に、研摩作業の危険もなくなると
いう極めて優れた効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機上摩針装置の一実施例を示し、イは
平面図、ロは正面図、ハはロのX−X線における切断端
面図、ニはイのY−Y線における一部破断切断断面図、
第2図は本発明の機上摩針装置に用いられる側面研摩用
砥石の一実施例を示す正面図、第3図は機上摩針装置の
使用状態を示す説明図、第4図は第3図における表面研
摩用砥石と針布ローラとの関係を示す説明図、第5図は
従来のハンド砥石を示す斜視図である。 1,4は研摩用砥石、2はサイド砥石、3はスペーサ、
5,6はスライドベース、7a,7bは回転軸、8,9は砥
石駆動用モータ、10a,10bはベルト、11は本体ベース、
12はリニアベアリング、13,14は砥石送り込み用モー
タ、15はトラバース用ガイドレール、16はトラバース用
ナット、17はトラバース用ネジ、18はトラバース用モー
タ、19はエンコーダ、20はリミットスイッチ、21は起毛
ローラ、22は台枠、23はサイドペーパ、24はハンド砥
石、25はボールネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−38682(JP,U) 実公 昭37−8409(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面研摩用砥石と表面研摩用砥石とを、夫
    々別個に起毛ローラと平行に設けられた回転軸に取付
    け、上記夫々の回転軸は夫々スライドベースに軸支され
    ると共に、スライドベース上に配置された砥石駆動モー
    タによりベルトを介して回転可能に配置され、また、上
    記夫々のスライドベースは、起毛ローラと平行に配置さ
    れたガイドレールに摺動自在に設けられた本体ベース
    に、砥石の摩針圧の変化による砥石駆動モータの電気量
    の変化に応じて駆動される砥石送り込みモータにより個
    別に前後摺動可能に配置され、さらに上記本体ベースは
    ガイドレールと平行に配置され、トラバース用モータに
    より回転するトラバース用ネジにナットを介して取付け
    られてなることを特徴とする起毛針布の機上摩針装置。
JP61250231A 1986-10-21 1986-10-21 起毛針布の機上摩針装置 Expired - Fee Related JPH0641098B2 (ja)

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CN110814915A (zh) * 2019-11-28 2020-02-21 江苏豪然新材料有限公司 一种铝合金去毛刺装置

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