JPH0242323Y2 - - Google Patents

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JPH0242323Y2
JPH0242323Y2 JP20022083U JP20022083U JPH0242323Y2 JP H0242323 Y2 JPH0242323 Y2 JP H0242323Y2 JP 20022083 U JP20022083 U JP 20022083U JP 20022083 U JP20022083 U JP 20022083U JP H0242323 Y2 JPH0242323 Y2 JP H0242323Y2
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roll
brush
position adjustment
shaft
adjustment device
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロールと平行に配置されたクリーニン
グ用ブラシの位置調整を自動的に設定できるロー
ルクリーニング用ブラシの圧下調整装置に関す
る。
例えばアルミニウムの熱間圧延などにおいては
アルミニウム粉末がワークロールに付着し、コー
テイングが生ずるが、このコーテイングはその発
達が異常であつたり、不均一であつたりすると脱
落するものである。しかしながらこのコーテイン
グ中には酸化アルミニウムなど硬度の高いものを
含有するため、脱落した場合ロール圧力で材料表
面に食込んだり、材料表面に引掻き傷を生じさせ
る。このためアルミニウムの熱間圧延などにおい
ては圧延機のワークロールにロール型ブラシを配
置し、そのブラシでもつてコーテイングを研削除
去することが一般に行われている。
従来このようなコーテイングの除去にロール型
ブラシとしては砥粒を含有させた合成樹脂製の毛
のものを使用してきたが、毛が合成樹脂製の場合
ワークロールの熱により軟化されるため研削力を
負荷電流値で管理しようとしても正確に行うこと
は困難である。このためアルミニウムの熱間圧延
などにおける研削力管理はワークロールに対する
ロール型ブラシのラツプ寸法を設定することによ
り行つている。
このラツプ寸法の設定はブラシの毛が摩耗して
短くなる都度再設定しなければならないものであ
るので、圧延能率上短時間で設定できるようにし
なければならない。しかしながら従来この設定は
上側ワークロールの如く作業しやすい場所の場合
容易にできるものであつたが下側ワークロールの
如く、スタンドやランナウトテーブルが障害とな
つて作業しにくい場所の場合時間がかかり、危険
を伴うものであつた。
本考案はこのような問題を解決したロールクリ
ーニング用ブラシの圧下調整装置を提供するもの
で、ロール型ブラシとして導電性の毛を少くとも
一部に有するものを用いて、その導電性の毛がワ
ークロールに接触した時点でロール型ブラシの零
点(基準点)を決め、その後ロール型ブラシあら
かじめ設定した距離だけワークロール型に自動的
に移動させるようにしてラツプ寸法を目視による
ことなく短時間に自動設定できるようにしたもの
である。
以下実施例により本考案を説明する。
第1図は本考案の装置の側面図を示すもので、
1は被クリーニングロールで、例えばアルミニウ
ム熱間圧延機のワークロールなどである。2は被
クリーニングロール1の斜め下側に平行に配置さ
れたロール型ブラシで、このブラシ2は第3図に
示すように導電性の毛3を端部に有している。こ
のロール型ブラシの軸4は圧延機などの被取付装
置のフレーム5と油圧シリンダーのロツド7の先
端金具8とにそれぞれピン9および10により枢
着されているメタル11に支承されていて、ロツ
ド7が移動したときピン9を中心に回転するよう
になつている。
油圧シリンダー6の後部にはトラニオン12が
設けられていて、ピン13により金具14に係合
されている。このトラニオン12と金具14とを
係合するピン13は本装置のフレーム15を摺動
するように取付けられたスライドメタル16に支
承されていて、図において左右に移動できるよう
になつている。
油圧シリンダー6の背後にはスクリユージヤツ
キ17がフレーム5に固着されて配置されてい
る。このジヤツキ17は軸18に固着されたプー
リ19を回転させることによりスクリユー20を
進退させる構造のものであつて、そのスクリユー
20の油圧シリンダー6側はジヤバラ21を介し
て金具14に固着されている。一方プーリ19に
はフレーム5に固着された回転トランスデユーサ
ー22との間にベルト23がかけられていて、プ
ーリ19の回転数に応じて回転トランスデユーサ
ー22よりパルス信号を発するようになつてい
る。またジヤツキ17の軸18のプーリ19の反
対側には第2図に示ように別のプーリ19aが固
着されていて、このプーリ19aとフレーム15
に固着された減速機24のプーリ19bとの間に
ベルト23aがかけられており、また減速機24
にはブレーキ付モータ25が接続されている。
ロール型ブラシ2の導電性の毛3側には第3図
に示すように零点検出装置29の一方の端子30
がエアシリンダー31のロツド32の先端に固着
されて配置され、ロツド32が伸長したとき端子
30が導電性の毛3と接触するようになつてい
る。零点検出装置29の他方の端子30aはロー
ル1に接続されている。零点検出装置29は導電
性の毛3がロール1と接触したとき端子30と端
子30aとの間に形成される電気的閉回路を流れ
る電流または端子電圧を検出することによりロー
ル型ブラシ2とロール1との接触を検出するもの
である。
第4図は本考案装置の電気回路を示すもので、
回転トランスデユーサー22よりのパルス信号は
プリセツトカウンター27に入力され、零点検出
装置29からの接触検出信号もプリセツトカウン
ター27に入力される。またブレーキ付モーター
25への電源は電源装置26を介して供給される
ようになつている。ここでプリセツトカウンター
27は零点検出装置29よりの接触検出信号が入
力された時、カウンター値をリセツトでき、また
あらかじめ零を基準とした所定パルス数を設定で
きるようになつているとともに、その所定パルス
数が回転トランスデユーサー22より入力された
とき電源装置26へ判定信号を出力するようにさ
れた公知構造のものであり、また電源装置26も
プリセツトカウンター27より判定信号が出力さ
れたときブレーキ付モーター25への電源を遮断
するようにされた公知構造のものである。
本考案は以上のように構成されているのである
が、その使用にあたつてはまず油圧シリンダー6
を作動させてロール型ブラシ2をロール1に近接
させる。その後エアシリンダー31を作動させて
零点検出装置29の一方の端子30をロール型ブ
ラシ2の導電性の毛3に接触させ、さらにブレー
キ付モーター25を作動させてロール型ブラシ2
をロール1に接触させる。ここでロール型ブラシ
2がロール1に接触すると零点検出装置29によ
り検出されるので、ブレーキ付モーター25を停
止させ、プリセツトカウンター27を零点にす
る。
次に本考案の場合プーリ19が所定回転したと
き、すなわちスクリユー20が所定量移動したと
き回転トランスデユーサー22より一定のパルス
数を発するようになつているので、零点より移動
したい距離だけプリセツトカウンター27にプリ
セツトしてブレーキ付モーター25を作動させれ
ばその距離だけロール型ブラシ2が移動した時点
でブレーキ付モーター25は停止する。すなわち
ロール1とロール型ブラシ2を設定寸法ラツプさ
せることができる。本考案の場合ロール型ブラシ
2が摩耗し、研削力が低下した場合以上の動作を
再び行つて研削力を高める。
上記実施例においては零点検出装置29の一方
の端子30をロール型ブラシ2の導電性の毛3に
接触するようにしたが、軸4に導電性部材を配置
して、この部材と導電性の毛3を接続して、一方
の端子30がその部材と接触するようにしてもよ
い。
またロール型ブラシ2の駆動装置としてはスク
リユージヤツキを用いたが、ラツク機構等一般に
回転運動を直接運動に変換する駆動機構のもので
あればよい。
以上の如く本考案によればロール型ブラシの毛
が合成樹脂製で、使用中ロール熱で軟化されても
ロールとのラツプ寸法を遠隔操作で正確に設定で
きる。
以上、主に本考案をアルミニウムの圧延ロール
に適用する場合について説明を加えてきたが、ク
リーニンの必要となる塗装ロールなどへの適用が
可能なことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は側面図、第2図は平面図である。第3図は
零点検出装置の配置を示す断面図、第4図は回路
図である。 1…ロール、2…ロール型ブラシ、3…導電性
の毛、4…ロール型ブラシの軸、5…フレーム、
6…油圧シリンダー、7…ロツド、8…先端金
具、9,10…ピン、11…メタル、12…トラ
ニオン、13…ピン、14…金具、15…フレー
ム、16…スライドメタル、17…スクリユージ
ヤツキ、18…軸、19,19a,19b…プー
リ、20…スクリユー、21…ジヤバラ、22…
回転トランスデユーサー、23,23a…ベル
ト、24…減速機、25…ブレーキ付モーター、
26…電源装置、27…プリセツトカウンター、
29…零点検出装置、30,30a…端子、31
…エアシリンダー、32…ロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導電性の毛を少くとも一部に有するロール型
    ブラシと、該ブラシの導電性の毛と着脱自在な
    端子とロールに接続された端子とを有し、導電
    性の毛がロールと接触したとき両端子の間に形
    成される電気的閉回路を検出する零点検出装置
    と、ロール型ブラシの位置調整装置とよりなる
    ことを特徴とするロールクリーニング用ブラシ
    の圧下調整装置。 (2) ロール型ブラシの位置調整装置がロール型ブ
    ラシと直交するように配置され、一端側でロー
    ル型ブラシの軸を支承するロール型ブラシの位
    置調整軸と、該位置調整軸の他端に結合され、
    回転運動を直線運動に変換して前記位置調整軸
    を進退させる駆動機構と、該機構の駆動源と、
    前記駆動機構に接続され、位置調整軸の進退に
    対応してパルス信号を発する回転トランスデユ
    ーサーと、該回転トランスデユーサーに接続さ
    れたプリセツトカウンターとを備えていて、該
    プリセツトカウンターは設定パルス数が回転ト
    ランスデユーサーより入力されたとき駆動源の
    電源を遮断し、駆動源を停止させるようにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のブラシの圧下調整装置。
JP20022083U 1983-12-30 1983-12-30 ブラシの圧下調整装置 Granted JPS60113108U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20022083U JPS60113108U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ブラシの圧下調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20022083U JPS60113108U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ブラシの圧下調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60113108U JPS60113108U (ja) 1985-07-31
JPH0242323Y2 true JPH0242323Y2 (ja) 1990-11-13

Family

ID=30760864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20022083U Granted JPS60113108U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 ブラシの圧下調整装置

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JP (1) JPS60113108U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006036710A1 (de) * 2006-08-05 2008-02-07 Sms Demag Ag Vorrichtung zur Anstellung einer Bürste an einer Rolle
JP2008254057A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半田鏝先クリーナー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60113108U (ja) 1985-07-31

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