JPH10109261A - 研磨方法及び装置 - Google Patents
研磨方法及び装置Info
- Publication number
- JPH10109261A JPH10109261A JP26580596A JP26580596A JPH10109261A JP H10109261 A JPH10109261 A JP H10109261A JP 26580596 A JP26580596 A JP 26580596A JP 26580596 A JP26580596 A JP 26580596A JP H10109261 A JPH10109261 A JP H10109261A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- buffing
- axis
- buff
- slide base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象ワークの歪みに自動で追従，倣いして研
磨できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 対象ワーク１４の加工面とバフ３との距
離を測定する前後倣い用レーザ距離測定装置８と、前記
バフが取り付けられたバフヘッド１を移動可能に支持す
るＸ軸及びＹ軸スライドベース１２，１３と、これらス
ライドベースを移動させるＸ軸及びＹ軸サーボモータ
４，６並びにＸ軸及びＹ軸ボールネジ５，７と、前記前
後倣い用レーザ距離測定装置８からの検出信号に応じて
前記距離が常に一定となるように前記Ｙ軸サーボモータ
６及びＹ軸ボールネジ７を駆動制御するシーケンサと、
を備え、狭隘部における隅肉溶接部の仕上げ加工の自動
化を図った。
磨できる研磨装置を提供する。 【解決手段】 対象ワーク１４の加工面とバフ３との距
離を測定する前後倣い用レーザ距離測定装置８と、前記
バフが取り付けられたバフヘッド１を移動可能に支持す
るＸ軸及びＹ軸スライドベース１２，１３と、これらス
ライドベースを移動させるＸ軸及びＹ軸サーボモータ
４，６並びにＸ軸及びＹ軸ボールネジ５，７と、前記前
後倣い用レーザ距離測定装置８からの検出信号に応じて
前記距離が常に一定となるように前記Ｙ軸サーボモータ
６及びＹ軸ボールネジ７を駆動制御するシーケンサと、
を備え、狭隘部における隅肉溶接部の仕上げ加工の自動
化を図った。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭隘部の隅肉溶接
部の加工面を自動で追従，倣いして仕上げ加工し得る研
磨方法及び装置に関する。
部の加工面を自動で追従，倣いして仕上げ加工し得る研
磨方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種加工にあたって、従来は、砥石や
布バフを使用して、グラインダによる手仕上げを行って
いた。
布バフを使用して、グラインダによる手仕上げを行って
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、狭隘部の隅
肉溶接部をバフ研磨するにあたっては、狭隘部の隅肉溶
接により対象ワークが歪むことから、バフと加工面との
距離にバラツキが生じ、バフの寿命，削り込み過ぎ及び
表面粗さ等に大きく影響を及ぼす懸念があった。
肉溶接部をバフ研磨するにあたっては、狭隘部の隅肉溶
接により対象ワークが歪むことから、バフと加工面との
距離にバラツキが生じ、バフの寿命，削り込み過ぎ及び
表面粗さ等に大きく影響を及ぼす懸念があった。
【０００４】そこで、本発明の目的は、対象ワークの歪
みに自動で追従，倣いして研磨できる研磨方法及び装置
を提供することにある。
みに自動で追従，倣いして研磨できる研磨方法及び装置
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明の研磨方法は、狭隘部における隅肉溶接部に
対し、距離測定装置により加工面と研磨工具との距離を
一定に保ちつつ倣い加工することを特徴とする。
の、本発明の研磨方法は、狭隘部における隅肉溶接部に
対し、距離測定装置により加工面と研磨工具との距離を
一定に保ちつつ倣い加工することを特徴とする。
【０００６】また、本発明の研磨装置は、狭隘部におけ
る隅肉溶接部を研磨する装置であって、加工面と研磨工
具との距離を測定する距離測定装置と、前記研磨工具が
取り付けられたヘッドを移動可能に支持するスライドベ
ースと、該スライドベースを移動させるスライドベース
駆動手段と、前記距離測定装置からの検出信号に応じて
前記距離が常に一定となるように前記スライドベース駆
動手段を駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
る隅肉溶接部を研磨する装置であって、加工面と研磨工
具との距離を測定する距離測定装置と、前記研磨工具が
取り付けられたヘッドを移動可能に支持するスライドベ
ースと、該スライドベースを移動させるスライドベース
駆動手段と、前記距離測定装置からの検出信号に応じて
前記距離が常に一定となるように前記スライドベース駆
動手段を駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【０００７】［作用］狭隘部の隅肉溶接部の研磨にあた
っては、先ず、研磨工具を対象ワークの加工面に接触さ
せる。この時のヘッドに取り付けられている距離測定装
置の設定値（電圧値）を設定しておく。作用としては、
狭隘部の隅肉溶接部を研磨するため、ヘッドに取り付け
られている距離測定装置の電圧値の大小により当該装置
の制御手段により、所定の電圧値になるまでヘッドを補
正移動させる。所定の電圧値になれば、ヘッドの補正移
動は停止する。
っては、先ず、研磨工具を対象ワークの加工面に接触さ
せる。この時のヘッドに取り付けられている距離測定装
置の設定値（電圧値）を設定しておく。作用としては、
狭隘部の隅肉溶接部を研磨するため、ヘッドに取り付け
られている距離測定装置の電圧値の大小により当該装置
の制御手段により、所定の電圧値になるまでヘッドを補
正移動させる。所定の電圧値になれば、ヘッドの補正移
動は停止する。
【０００８】加工中、対象ワークの加工面に溶接による
歪みがある場合、歪み量を距離測定装置の電圧値の大小
により、ヘッドを補正移動させ、所定の電圧値になれ
ば、ヘッドの移動を停止する。依って、対象ワークの加
工面の溶接による歪みに対し、自動で追従し、倣い加工
することができる。
歪みがある場合、歪み量を距離測定装置の電圧値の大小
により、ヘッドを補正移動させ、所定の電圧値になれ
ば、ヘッドの移動を停止する。依って、対象ワークの加
工面の溶接による歪みに対し、自動で追従し、倣い加工
することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る研磨方法及び
装置を実施例により詳細に説明する。
装置を実施例により詳細に説明する。
【００１０】「実施例」図１は本研磨方法を実施する際
に用いるバフ研磨装置の平面図で、図２はその側面図で
ある。
に用いるバフ研磨装置の平面図で、図２はその側面図で
ある。
【００１１】図に示すように、ワーク嵩上げ台１７上に
は、ターニングローラ１６を介してフィン１５付きの円
筒状の対象ワーク１４が回動可能に支持されている。
は、ターニングローラ１６を介してフィン１５付きの円
筒状の対象ワーク１４が回動可能に支持されている。
【００１２】そして、装置嵩上げ台１８上には、Ｘ軸サ
ーボモータ４及びＸ軸ボールネジ５等によりＸ軸方向に
スライド可能なＸ軸スライドベース１２と、このＸ軸ス
ライドベース１２の上位に位置して、Ｙ軸サーボモータ
６及びＹ軸ボールネジ７等によりＹ軸方向にスライド可
能なＹ軸スライドベース１３とが支持され、このＹ軸ス
ライドベース１３上にバフヘッド１が固設されている。
ーボモータ４及びＸ軸ボールネジ５等によりＸ軸方向に
スライド可能なＸ軸スライドベース１２と、このＸ軸ス
ライドベース１２の上位に位置して、Ｙ軸サーボモータ
６及びＹ軸ボールネジ７等によりＹ軸方向にスライド可
能なＹ軸スライドベース１３とが支持され、このＹ軸ス
ライドベース１３上にバフヘッド１が固設されている。
【００１３】このバフヘッド１には、バフ研磨するため
のバフ３がバフ用主軸モータ２を動力源としてバフ側プ
ーリ９，モータ側プーリ１０及びベルト１１を介して回
転可能に取り付けられると共に、対象ワーク１４とバフ
３との距離を測定する，非接触式距離測定装置としての
前後倣い用レーザ距離測定装置８が取り付けられてい
る。
のバフ３がバフ用主軸モータ２を動力源としてバフ側プ
ーリ９，モータ側プーリ１０及びベルト１１を介して回
転可能に取り付けられると共に、対象ワーク１４とバフ
３との距離を測定する，非接触式距離測定装置としての
前後倣い用レーザ距離測定装置８が取り付けられてい
る。
【００１４】そして、前記前後倣い用レーザ距離測定装
置８はその検出結果を電圧値で出力し、この電圧値が図
示しない制御手段としてのシーケンサに入力される。シ
ーケンサでは、前記電圧値が予め設定した電圧値と一致
するまで、Ｙ軸サーボモータ６を駆動制御し、Ｙ軸スラ
イドベース１３を前後方向へ移動させるようになってい
る。
置８はその検出結果を電圧値で出力し、この電圧値が図
示しない制御手段としてのシーケンサに入力される。シ
ーケンサでは、前記電圧値が予め設定した電圧値と一致
するまで、Ｙ軸サーボモータ６を駆動制御し、Ｙ軸スラ
イドベース１３を前後方向へ移動させるようになってい
る。
【００１５】このように構成されるため、対象ワーク１
４の加工面に歪みがある場合、対象ワーク１４とバフ３
の距離の微小な大小を前後倣い用レーザ距離測定装置８
により電圧変化で測定し、シーケンサ内のマイクロプロ
グラムを利用して、所定の電圧値になるまでＹ軸サーボ
モータ６及びＹ軸ボールネジ７にてＹ軸スライドベース
１３を移動させる。即ち、バフヘッド１も前後に自動で
移動させて加工面との距離を一定に保ちながらバフ研磨
を施すのである。
４の加工面に歪みがある場合、対象ワーク１４とバフ３
の距離の微小な大小を前後倣い用レーザ距離測定装置８
により電圧変化で測定し、シーケンサ内のマイクロプロ
グラムを利用して、所定の電圧値になるまでＹ軸サーボ
モータ６及びＹ軸ボールネジ７にてＹ軸スライドベース
１３を移動させる。即ち、バフヘッド１も前後に自動で
移動させて加工面との距離を一定に保ちながらバフ研磨
を施すのである。
【００１６】尚、バフ研磨時は、Ｘ軸は固定で、隣の研
磨場所に移動する時にＸ軸サーボモータ４及びＸ軸ボー
ルネジ５にてＸ軸スライドベース１２を移動させる。
磨場所に移動する時にＸ軸サーボモータ４及びＸ軸ボー
ルネジ５にてＸ軸スライドベース１２を移動させる。
【００１７】このようにして、本実施例では、狭隘部の
隅肉溶接部における仕上げ加工において、前後倣い用レ
ーザ距離測定装置８を用いてバフ３と加工面との距離を
高精度に検出することにより、加工面を自動で追従，倣
いしてバフ研磨し得る。また、シーケンサによりＹ軸サ
ーボモータ６を駆動制御するので、迅速に制御できる利
点もある。
隅肉溶接部における仕上げ加工において、前後倣い用レ
ーザ距離測定装置８を用いてバフ３と加工面との距離を
高精度に検出することにより、加工面を自動で追従，倣
いしてバフ研磨し得る。また、シーケンサによりＹ軸サ
ーボモータ６を駆動制御するので、迅速に制御できる利
点もある。
【００１８】尚、上記実施例では、バフ研磨に例をとっ
たが、研磨工具として砥石，ペーパバフ，ナイロンバフ
及び布バフ等が使用できる。また、本発明は上記実施例
に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、レー
ザ距離測定装置に代えてその他の非接触式距離測定装置
やダイヤルゲージ等の接触式距離測定装置を用いる等各
種変更が可能であることは言うまでもない。
たが、研磨工具として砥石，ペーパバフ，ナイロンバフ
及び布バフ等が使用できる。また、本発明は上記実施例
に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、レー
ザ距離測定装置に代えてその他の非接触式距離測定装置
やダイヤルゲージ等の接触式距離測定装置を用いる等各
種変更が可能であることは言うまでもない。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明による研磨方
法及び装置によれば、狭隘部の隅肉溶接の歪み等に自動
で追従，倣うため、工具と加工面の距離を一定に保つこ
とができ、一定した加工形状，表面粗さを容易に得られ
る。
法及び装置によれば、狭隘部の隅肉溶接の歪み等に自動
で追従，倣うため、工具と加工面の距離を一定に保つこ
とができ、一定した加工形状，表面粗さを容易に得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係るバフ研磨装置の平面図
である。
である。
【図２】同じくバフ研磨装置の側面図である。
１ バフヘッド ２ バフ用主軸モータ ３ バフ ４ Ｘ軸サーボモータ ５ Ｘ軸ボールネジ ６ Ｙ軸サーボモータ ７ Ｙ軸ボールネジ ８ 前後倣い用レーザ距離測定装置 ９ バフ側プーリ １０ モータ側プーリ １１ ベルト １２ Ｘ軸スライドベース １３ Ｙ軸スライドベース １４ 対象ワーク １５ フィン １６ ターニングローラ １７ ワーク嵩上げ台 １８ 装置嵩上げ台
Claims (2)
- 【請求項１】 狭隘部における隅肉溶接部に対し、距離
測定装置により加工面と研磨工具との距離を一定に保ち
つつ倣い加工することを特徴とする研磨方法。 - 【請求項２】 狭隘部における隅肉溶接部を研磨する装
置であって、加工面と研磨工具との距離を測定する距離
測定装置と、前記研磨工具が取り付けられたヘッドを移
動可能に支持するスライドベースと、該スライドベース
を移動させるスライドベース駆動手段と、前記距離測定
装置からの検出信号に応じて前記距離が常に一定となる
ように前記スライドベース駆動手段を駆動制御する制御
手段と、を備えたことを特徴とする研磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26580596A JPH10109261A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 研磨方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26580596A JPH10109261A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 研磨方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10109261A true JPH10109261A (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17422299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26580596A Withdrawn JPH10109261A (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | 研磨方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10109261A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6514823B2 (en) * | 2000-06-29 | 2003-02-04 | Nec Corporation | Method of making loadless four-transistor memory cell with different gate insulation thicknesses for N-channel drive transistors and P-channel access transistors |
| CN103831683A (zh) * | 2012-11-28 | 2014-06-04 | 苏州英达瑞机器人科技有限公司 | 智能履带式磨边装置 |
| CN105215808A (zh) * | 2015-08-19 | 2016-01-06 | 上海交通大学 | 基于轮廓测量的板件角焊缝打磨数控机床及加工方法 |
| CN109015175A (zh) * | 2018-09-28 | 2018-12-18 | 柳州市千山木业有限公司 | 一种机械加工用板材磨边机 |
| WO2019047682A1 (zh) * | 2017-09-11 | 2019-03-14 | 南宁宇立仪器有限公司 | 一种径向恒力浮动装置 |
| CN110170887A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-08-27 | 河北工业大学 | 一种激光与磁流变液耦合抛光装置 |
| JP2020060042A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 株式会社竹中工務店 | 継手部材及び軸材継手構造 |
| CN111438610A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-07-24 | 温州大学激光与光电智能制造研究院 | 工件内表面打磨装置 |
| KR20210046880A (ko) * | 2019-10-18 | 2021-04-29 | (주) 티오피에스 | 스캔 레이저 지그 |
-
1996
- 1996-10-07 JP JP26580596A patent/JPH10109261A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6514823B2 (en) * | 2000-06-29 | 2003-02-04 | Nec Corporation | Method of making loadless four-transistor memory cell with different gate insulation thicknesses for N-channel drive transistors and P-channel access transistors |
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| JP2020060042A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 株式会社竹中工務店 | 継手部材及び軸材継手構造 |
| CN110170887A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-08-27 | 河北工业大学 | 一种激光与磁流变液耦合抛光装置 |
| CN110170887B (zh) * | 2019-06-19 | 2023-11-14 | 河北工业大学 | 一种激光与磁流变液耦合抛光装置 |
| KR20210046880A (ko) * | 2019-10-18 | 2021-04-29 | (주) 티오피에스 | 스캔 레이저 지그 |
| CN111438610A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-07-24 | 温州大学激光与光电智能制造研究院 | 工件内表面打磨装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |