JPH05154515A - 圧延ロール研磨方法 - Google Patents

圧延ロール研磨方法

Info

Publication number
JPH05154515A
JPH05154515A JP34022691A JP34022691A JPH05154515A JP H05154515 A JPH05154515 A JP H05154515A JP 34022691 A JP34022691 A JP 34022691A JP 34022691 A JP34022691 A JP 34022691A JP H05154515 A JPH05154515 A JP H05154515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
polishing
grindstone
grinding
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34022691A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shibata
亮 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP34022691A priority Critical patent/JPH05154515A/ja
Publication of JPH05154515A publication Critical patent/JPH05154515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石脱落量の変化に影響されることなく、ロ
ールの全周、全幅にわたって高精度でかつ能率よく研磨
を行うことのできる圧延ロール研磨方法を提供する。 【構成】 圧延ロール1を研磨する研磨装置の砥石7近
傍に、研磨直後のロール表面位置Pを測定するセンサ9
を固定設置し、該センサ9による測定値と予め設定した
ロール表面目標位置とをコンピュータ15で比較演算し
て、カム5、砥石台6等を介して砥石7の切込量をフィ
ードバック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板等を圧延するロー
ルの研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、NC装置を有するロールグライ
ンダでは、アルキメデスカムやボールスクリューを用い
て砥石台を作動させ、目標とするロールクラウンを研磨
する方法が行なわれている。その研磨の場合、砥石の脱
落量は、砥石回転速度、ロール回転数、砥石切込量、ロ
ール硬さ、砥石性能等の多くの条件により変化し、推定
することが難しいため、研磨量を一定に保つために、砥
石回転モータの電流を一定に制御する方法が用いられて
いる (例えば特開昭60−124408号)。
【0003】しかるに上記方法では、ロール長手方向に
わたり一定の研磨量を得ることは可能であるが、圧延使
用後の摩耗したロール形状が残存するため、目標とする
ロール形状に研磨することが難しいという問題があっ
た。
【0004】そこで、上記方法によるロール研磨を粗研
磨と仕上研磨の2段階に分け、粗研磨では砥石回転モー
タの電流検出は往復台の反転切替にのみ用い、切込み制
御はカムあるいはボールスクリューネジで予め設定した
切込みのみを行って、ロール形状を目標に近い形状にし
た後に、仕上研磨で砥石回転モータ電流を一定にする制
御を用いる方法が行われている(特開昭60−1995
11号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カムや
ボールスクリューネジによる砥石台の制御を砥石回転モ
ータ電流で行う従来の方法においては、粗研磨時に往復
台反転切替が誤作動する虞れがあり、また仕上研磨時に
は、研石回転モータの電流一定制御により、切込量の一
定化は可能であるが、粗研磨によるロール形状が残存す
るという問題があった。
【0006】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、砥石脱落量の変化に影響されることなく、
ロールの全周、全幅にわたって高精度でかつ能率よく研
磨を行うことのできる圧延ロール研磨方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、圧延ロールを研磨する研磨装置の砥石近傍
に、研磨直後のロール表面位置を測定するセンサを固定
設置し、このセンサによる測定値と予め設定したロール
表面目標位置とを比較演算して砥石切込量をフィードバ
ック制御すること、を特徴とする。
【0008】
【作用】ロール形状をプロフィルとして捉えるのではな
く、常時、ロール表面位置を測定して目標表面位置との
差をリアルタイムに砥石切込量制御にフィードバックす
るので、砥石脱落量の変化に影響されることなく、ロー
ルの全周、全幅にわたって目標とするロール形状を高精
度で得ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施に好適なロール研磨装置
を示したもので、図中、1は圧延ロール、2はロールグ
ラインダベッド、3はロール1の軸方向に往復動可能に
ベッド2上に取付けられた往復台、4は往復台3上に固
定された中間台である。また、6はその中間台4上に軸
21を支点として回動可能に取付けられた砥石台であっ
て、その一端に砥石7が回転可能に取付けられている。
【0010】5は中間台4に取付けられたアルキメデス
カムで、サーボモータ13によって回転駆動する。ま
た、22は支持台23上に回動可能に設置された揺動体
で、その両端に取付けたロールが上記アルキメデスカム
5及び砥石台6のロールにそれぞれ接している。
【0011】8は中間台4に取付けられたセンサ取付台
で、その上端にはロール1の表面位置Pを測定するセン
サ9が取付けてある。また、12は往復台3に取付けら
れた位置検出PLGで、ベッド2に取付けられたラック
10に係合するピニオン11により往復台位置Zを測定
する。このPLG12はコンピュータ15に接続されて
おり、上記センサ9もセンサアンプ14を介してコンピ
ュータ15に接続されている。なお、16はシーケン
サ、17は前記サーボモータ13に接続されたNC装
置、18は主軸・砥石モータ制御盤、19はCRT、2
0はNC操作盤である。
【0012】次にロール研磨方法を図1、図2を参照し
ながら説明する。ロール1はその表面が砥石7で研磨さ
れた後、図1の時計方向に回転し、センサ9により研磨
直後のロール表面位置Pが測定される。その測定値Pは
センサアンプ14でデジタル変換され、コンピュータ1
5に取り込まれる。
【0013】コンピュータ15ではPLG12により検
出した往復台位置Zにおける目標ロール表面位置P0
演算し、この目標ロール表面位置P0 と前記測定値Pと
の差ΔPがゼロになるように砥石7の位置を制御、補正
する。即ち、シーケンサ16及びNC装置17を介して
サーボモータ13を駆動させることによりアルキメデス
カム5を回転させ、これにより揺動体22を介して砥石
台6を回動変位させ、砥石7の切込量を調節するのであ
る。
【0014】なお、図1,2において、X1 はカム移動
量、X2は砥石台移動量、X3 は砥石軸移動量、X4
砥石接触点移動量を示している。
【0015】以上のような方法により、従来の方法では
オープンループであった制御系の閉ループ化が図られ、
従来、未知数であった砥石脱落量に影響を受けることな
く、精度良いロール研磨が可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、センサにより研磨直
後のロール表面位置を測定して目標表面位置との差をリ
アルタイムに砥石切込量制御にフィードバックするの
で、砥石脱落量の変化に影響されることなく、ロールの
全周、全幅にわたって目標とするロール形状を高精度で
得ることができる。
【0017】また、常に目標通りの研磨が行われるた
め、研磨装置の最大研磨能力を発揮させることができ能
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に好適な研磨装置の構成図。
【図2】同装置の制御系を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ; 圧延ロール 3 ; 往復台 5 ; アルキメデスカム 6 ; 砥石台 7 ; 砥石 9 ; センサ P ; ロール表面位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延ロールを研磨する研磨装置の砥石近
    傍に、研磨直後のロール表面位置を測定するセンサを固
    定設置し、該センサによる測定値と予め設定したロール
    表面目標位置とを比較演算して砥石切込量をフィードバ
    ック制御することを特徴とする圧延ロール研磨方法。
JP34022691A 1991-11-29 1991-11-29 圧延ロール研磨方法 Pending JPH05154515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34022691A JPH05154515A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 圧延ロール研磨方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34022691A JPH05154515A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 圧延ロール研磨方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05154515A true JPH05154515A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18334910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34022691A Pending JPH05154515A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 圧延ロール研磨方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05154515A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100771831B1 (ko) * 2001-12-24 2007-10-30 주식회사 포스코 압연롤 연삭기
KR20160148514A (ko) * 2014-04-16 2016-12-26 도아고세이가부시키가이샤 다관능 (메트)아크릴레이트의 제조 방법
JP2017500216A (ja) * 2013-12-23 2017-01-05 ハイドロ アルミニウム ロールド プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydro Aluminium Rolled Products GmbH ロール研削装置およびロールを研削する方法
KR20170128396A (ko) * 2015-03-10 2017-11-22 도아고세이가부시키가이샤 (메트)아크릴레이트의 제조 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100771831B1 (ko) * 2001-12-24 2007-10-30 주식회사 포스코 압연롤 연삭기
JP2017500216A (ja) * 2013-12-23 2017-01-05 ハイドロ アルミニウム ロールド プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHydro Aluminium Rolled Products GmbH ロール研削装置およびロールを研削する方法
KR20160148514A (ko) * 2014-04-16 2016-12-26 도아고세이가부시키가이샤 다관능 (메트)아크릴레이트의 제조 방법
KR20170128396A (ko) * 2015-03-10 2017-11-22 도아고세이가부시키가이샤 (메트)아크릴레이트의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4053289A (en) Grinding method and apparatus with metal removal rate control
JPS62176758A (ja) 超研摩研削加工方法と研削盤
KR100509791B1 (ko) 렌즈구면 연마장치
JPH01234151A (ja) 数値制御研削盤
JPH05154515A (ja) 圧延ロール研磨方法
JP2002028864A (ja) Cncねじ研削盤
JPH10109261A (ja) 研磨方法及び装置
JPH09174401A (ja) ワ−クの面取・外周加工装置
JP3413939B2 (ja) 研削装置
JP3148054B2 (ja) 研削方法及び装置
JP2949593B2 (ja) ワークの円筒度検出装置
JPH06258050A (ja) 砥石形状計測装置
SU716791A1 (ru) Устройство дл шлифовани
JPH05208365A (ja) 精密研摩仕上方法及びその装置
JP3046370B2 (ja) 対向砥石台を備えたねじ研削盤
JP2003291064A (ja) 研削加工方法及び装置
JP4033001B2 (ja) 研削装置
JPH07186044A (ja) 砥石振れ計測装置および砥石ツルーイング装置
JP3715773B2 (ja) クラウンを有する圧延ロールのトラバース研削方法
JP2949596B2 (ja) 研削盤の切込み制御装置
KR100716405B1 (ko) 가공물 연마 장치
JP3086534B2 (ja) 非円形ワークを加工する研削盤
JPH03294163A (ja) 曲面加工装置
JPH01289661A (ja) 研削方法および研削装置
JPH07171763A (ja) 研削方法及びその装置