JP2002307304A - 砥石のドレッシング方法並びにそれに用いる研削盤 - Google Patents

砥石のドレッシング方法並びにそれに用いる研削盤

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JP2002307304A
JP2002307304A JP2001114833A JP2001114833A JP2002307304A JP 2002307304 A JP2002307304 A JP 2002307304A JP 2001114833 A JP2001114833 A JP 2001114833A JP 2001114833 A JP2001114833 A JP 2001114833A JP 2002307304 A JP2002307304 A JP 2002307304A
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grindstone
dressing
work
vibration
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Masao Yamaguchi
政男 山口
Takeshi Itatsu
武志 板津
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Nagase Integrex Co Ltd
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Nagase Integrex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適正タイミングで砥石のドレッシング作業を
行うことができ、ワークの研削精度を向上することがで
きる砥石のドレッシング方法を提供する。 【解決手段】 回転する砥石16によりワークWを研削
中に発生する振動を振動検出器34により検出し、その
振動の振幅が設定値(0.10〜0.25μm)に達し
たとき、研削作業を停止する。その後、砥石16のドレ
ッシング作業を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砥石のドレッシン
グ方法並びにそれに用いる研削盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、平面研削盤や円筒研削盤等にお
いては砥石の切れ味を維持するために定期的に砥石表面
のドレッシング作業が行われる。即ち、ワーク研削時の
回転に伴い砥石表面の砥粒の切り刃部分が次第に摩耗
し、砥石としての切れ味が低下するため、従来から砥石
表面のドレッシング作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】砥石の切れ味低下は研
削されるワークの材質や研削作業内容等により異なるた
め、所定時間毎に砥石のドレッシング作業を行う場合に
は、硬度の高いワークを研削したために切れ刃部分の摩
耗度合いが大きくなる。すると、切れ味が大幅に低下し
た砥石のままで次のワークを研削してしまうことにな
る。又、ドレッシング作業のタイミングを作業者の判断
に委ねる場合には、作業者の主観に左右されるため、タ
イミングが遅れて、ワークの研削精度が低下するという
問題があった。
【0004】本発明は、上記各問題を解決するためにな
されたものであり、その目的は適正タイミングで砥石の
ドレッシング作業を行うことができ、ワークの研削精度
を向上することができる砥石のドレッシング方法及びそ
れに用いる研削盤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、回転する砥石によりワ
ークを研削中に発生する振動を振動検出器により検出
し、その振動の振幅がワークの研削面の研削精度に応じ
て予め設定された設定値に達した後、研削作業を停止し
て砥石のドレッシング作業を行うことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記設定値は0.10〜0.70μmに設定されて
いることを要旨とする。請求項3に記載の発明は、請求
項1又は2において、砥石のドレッシング作業は制御装
置からの信号により自動的に行われることを要旨とす
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、主軸に装着され
た砥石と、前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動手
段と、前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装置
とを備えた研削盤において、回転する砥石によりワーク
を研削中に発生する振動を検出する振動検出器と、上記
振動検出器により検出された振動の振幅が設定値に達し
たとき、それを報知する報知手段と、前記報知手段が作
動された後、前記ドレッシング装置を作動する制御装置
とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、振動の振幅の設定値を調整する調整手段を備えたこ
とを要旨とする。請求項6に記載の発明は、回転する砥
石によりワークを研削中に発生する研削抵抗を抵抗検出
器により検出し、その研削抵抗が予め設定された設定値
に達した後、研削作業を停止して、砥石のドレッシング
作業を行うことを要旨とする。
【0009】請求項7に記載の発明は、請求項6におい
て、前記設定値は10〜15N/mmに設定されている
ことを要旨とする。請求項8に記載の発明は、請求項6
又は7において、ワークの研削作業の停止及び砥石のド
レッシング作業は制御装置からの信号により自動的に行
われることを要旨とする。
【0010】請求項9に記載の発明は、主軸に装着され
た砥石と、前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動手
段と、前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装置
とを備えた研削盤において、回転する砥石によりワーク
を研削中に発生する研削抵抗を検出する抵抗検出器と、
上記抵抗検出器により検出された研削抵抗がドレッシン
グ用設定値に達したとき、それを報知する報知手段と、
前記報知手段が作動された後、研削作業を停止して前記
ドレッシング装置を作動する制御装置とを備えたことを
要旨とする。
【0011】請求項10に記載の発明は、請求項9にお
いて、研削抵抗のドレッシング用設定値を調整する調整
手段を備えたことを要旨とする。請求項11に記載の発
明は、回転する砥石によりワークを研削中に発生する砥
石の温度を温度検出器により検出し、その砥石の温度が
予め設定された設定値に達した後、研削作業を停止し
て、砥石のドレッシング作業を行うことを要旨とする。
【0012】請求項12に記載の発明は、請求項11に
おいて、ワークの研削作業の停止及び砥石のドレッシン
グ作業は制御装置からの信号により自動的に行われるこ
とを要旨とする。
【0013】請求項13に記載の発明は、主軸に装着さ
れた砥石と、前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動
手段と、前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装
置とを備えた研削盤において、回転する砥石によりワー
クを研削中に発生する砥石の温度を検出する温度検出器
と、上記温度検出器により検出された砥石の温度がドレ
ッシング用設定値に達したとき、それを報知する報知手
段と、前記報知手段が作動された後、研削作業を停止し
て前記ドレッシング装置を作動する制御装置とを備えた
ことを要旨とする。
【0014】請求項14に記載の発明は、請求項13に
おいて、砥石の温度のドレッシング用設定値を調整する
調整手段を備えたことを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
平面研削盤に具体化した第1実施形態を図1〜図5に従
って説明する。
【0016】図1に示すように、ベッド7の上面にはサ
ドル8が前後(紙面と平行方向)に移動可能に設けられ
ている。このサドル8の上面に対し左右(紙面と直交方
向)に延びるように設けた一対の案内レール9には、テ
ーブル10が移動可能に支持され、テーブル10上には
ワークWが保持される。サドル8の前後動及びテーブル
10の左右動に伴い、ワークWはベッド7に対して前後
及び左右に移動される。
【0017】前記ベッド7の上面にはコラム12が立設
され、このコラム12には図2に示すように昇降サドル
13が設けられ、図示しない昇降機構により昇降動作さ
れるようにしている。昇降サドル13には図1に示すよ
うに主軸ヘッド14が前後方向に指向するように設けら
れている。
【0018】主軸ヘッド14内には主軸15が回転可能
に支持され、該主軸15の先端部には砥石16が装着さ
れている。図2に示すように砥石カバー17の左右両側
にはクーラントノズル18が設けられ、両クーラントノ
ズル18の先端は砥石16の下側に向くように折り曲げ
られている。両クーラントノズル18はパイプ19を介
して図示しないクーラントタンクと接続され、研削時に
おいては、このタンクからクーラントノズル18に選択
的に供給され、クーラントノズル18から砥石16に向
けてクーラントが噴射されるようになっている。前記砥
石カバー17には図2の鎖線で示すように研削中にクー
ラントが飛散するのを防止するカバー20が設けられて
いる。
【0019】図1に示すように昇降サドル13の背面側
には駆動手段としてのモータ31が装着され、同モータ
31により前記主軸15が回転駆動されると、その先端
の砥石16が回転されるようになっている。前記モータ
31は駆動回路32を介して三相交流電源33と接続さ
れている。
【0020】図1に示すように、主軸ヘッド14の先端
部には振動検出器34が取り付けられている。この振動
検出器34によりワークWを研削中に砥石16に発生す
る振動を検出して制御装置35に送信するようにしてい
る。この振動検出器34としては、例えば電気式振動計
が用いられ、具体的には外力に比例した起電力を発生さ
せる圧電型の加速度ピックアップがあり、振動の振幅を
電気信号に変換して出力する。
【0021】テーブル10の上面には支持台41を介し
て成形ドレッサ42と目立てドレッサ43が装着されて
いる。図3に示すように成形ドレッサ42及び目立てド
レッサ43は、同一軸線上において一体回転可能に支持
され、同じく同軸上に接続された回転駆動手段としての
モータ44によって駆動される。両ドレッサ42,43
は、砥石16をドレッシングするための円盤状をなすロ
ータリードレッサであり、図3に示すように両ドレッサ
42,43の回転方向は砥石16の回転方向と反対であ
る。又、両ドレッサ42,43は砥石16の回転数とは
異なる回転数で回転され、その大小はどちらでもよい。
成形ドレッサ42は砥石16より硬度の大きいダイヤモ
ンド砥粒を含み、目立てドレッサ43は焼き入れ前のス
テンレス生材から形成される。図5に示すように砥石1
6は砥粒45及びボンド46から構成されている。目立
てドレッサ43を形成するステンレス生材は、砥石16
の砥粒45より軟らかく、ボンド46よりも硬く、かつ
粘りを有する。
【0022】次に、前記のように構成した研削盤の各種
の動作を制御する制御装置35について説明する。図4
に示すように、制御装置35は、各種のデータの分析や
演算を行うCPU(Central Processing Unit)51、操
作入力部52、ROM(Read Only Memory) 53及びR
AM(Random Access Memory) 54等を備えている。R
OM53には、研削盤の各種動作、振動検出に基づく砥
石16のドレッシング方法及びドレッシング方法全体を
集中管理するためのプログラムデータが格納されてお
り、RAM54がワークエリアとして用いられる。
【0023】又、制御装置35は前記振動検出器34か
ら出力されたデータを取り込む検出回路55及びA/D
変換器56を有している。砥石16の回転に伴い振動検
出器34に発生した電荷出力が検出回路55に供給され
る。検出回路55は、アンプ、バンドパスフィルタ及び
積分器等により構成されており、振動検出器34の出力
を速度信号に変換し、得られた速度信号から砥石16の
回転周波数に応じた帯域のみを抽出して振動の振幅に応
じた出力信号を生成する。検出回路55の出力信号がA
/D変換器56を介されることによりディジタル・アナ
ログ変換され、振幅を示すデータが生成される。この振
幅を示すデータがCPU51に供給される。なお、前述
の得られた速度信号から振動の振幅に応じた出力信号を
生成するようにしてもよい。
【0024】制御装置35のCPU51はインターフェ
ース61により表示装置62及び機構制御部63等と接
続されている。表示装置62は、例えばCRT(Cathod
e Ray Tube) あるいは液晶等を備えている。そして、C
PU51からの表示情報に基づいてCRTの画面に所定
の画像が表示される。前記機構制御部63は、CPU5
1からの制御情報に応じて前述したモータ31,44を
含む各機構部を制御する制御信号を生成する。この機構
制御部63において生成された制御信号が各部に供給さ
れる。
【0025】このように各部と接続されているCPU5
1は、操作入力部52からの入力情報に基づいて適宜R
OM53及びRAM54からデータを読み出すととも
に、RAM54にデータの書き込みを行って後述する各
処理を実行する。
【0026】この第1実施形態では、前記CPU51と
操作入力部52により砥石16のドレッシング作業を行
うための振動の振幅の設定値を任意の数値に入力設定す
る調整手段を構成している。
【0027】次に、前記のように構成した平面研削盤に
よりワークWを研削する場合について説明する。最初
に、研削作業に先だって、操作入力部52のキーボード
を操作することにより、研削されるワークWの研削面の
要求される研削精度に基づいて、前記振動の振幅の設定
値が0.10〜0.70μmに設定される。この設定作
業は、表示装置62のCRTの画面に設定値入力画像を
表示して行われる。この設定に際して、例えば、ワーク
に要求される研削面の加工精度は、ワークの材質や使用
目的に応じてそれぞれ異なる。このため、ワーク材質や
要求される加工精度と、それらと対応する設定値の具体
的な数値との適正な関係をデータリストとして予め記録
手段(例えばRAM54)に記録しておく。そして、そ
のデータリストのなかから加工しようとするワークに適
した設定値を選択して設定するようにしてもよい。
【0028】次に、操作入力部52の研削開始用のスイ
ッチが操作されると、制御装置35から前記駆動回路3
2に動作信号が出力され、砥石16が回転される。又、
制御装置35からの信号により、テーブル10がワーク
Wの形状に応じて予め定められた移動経路に沿って往復
動される。砥石16もワークWの高さ位置に適した位置
まで降下される。さらに、クーラントノズル36からク
ーラントが噴射され、ワークWが砥石16により研削さ
れる。
【0029】一方、研削作業の開始と同期して振動検出
器34が砥石16の振動の検出動作を開始し、その検出
された振動の振幅データが制御装置35に出力される。
そして、ワークWの研削作業時間が長くなり、砥石16
が摩耗すると、振動の振幅が予め設定された設定値
「0.10〜0.70μm」内に入る。すると、制御装
置35から振動の振幅が設定範囲内になったことが表示
装置62の画面、警報ブザーあるいは報知ランプ等によ
り報知される。これと同期して、制御装置35から研削
作業を停止する信号が出力されて、テーブル10及び砥
石16は図1及び図2に示す原位置に復帰され、モータ
31の回転及びクーラントノズル36の噴射が停止さ
れ、ワークWの研削作業が停止される。
【0030】その後、制御装置35から動作信号が出力
されて、楕円形状になったり、多角形状になったりして
いる砥石16のドレッシングが手動又は自動操作により
行われ、全体形状が以下のようにして修正される。
【0031】制御装置35からの信号によりサドル8及
びテーブル10が図2において左方向に移動されて、図
3に示すように成形ドレッサ42が砥石16と上下に対
応する位置に停止される。次に、砥石16をモータ31
によって反時計回り方向へ回転させ、成形ドレッサ42
をモータ44によって時計回り方向へ回転させる。さら
に、昇降サドル13が下方に移動されて、図5に示すよ
うに砥石16が成形ドレッサ42と接触する位置まで移
動され、成形ドレッサ42の外周面と砥石16の外周面
とを互いに摺動接触させる。
【0032】図5において、成形ドレッサ42及び砥石
16は所定の速度差をもって互いに反対方向に回転され
る。又、成形ドレッサ42は砥石16よりも硬い材料か
らなるため、砥粒45及びボンド46のいずれの部分も
成形ドレッサ42によって研削される。成形ドレッサ4
2により研削された後の砥石16の外周面は、平滑な面
にドレッシングされる。図3に示すように、砥石16の
厚さが成形ドレッサ42の厚さよりも大きい場合、成形
ドレッサ42をその軸線方向に沿って前後に移動させれ
ば、砥石16の外周面全体がくまなくドレッシングされ
る。
【0033】成形ドレッサ42によるドレッシングが終
了すると、砥石16を上方に移動させて成形ドレッサ4
2から離脱させ、次いで、テーブル10を前方に移動し
て砥石16の下方に目立てドレッサ43を配置させる。
そして、成形ドレッサ42の使用時と同様に、砥石16
を目立てドレッサ43に向かって下降させ、砥石16を
目立てドレッサ43に押し当て、互いの外周面を摺動接
触させる。又、両者間には速度差を生じさせる。する
と、目立てドレッサ43が砥粒45よりも軟らかくボン
ド46より硬い材料で形成されているため、砥石16の
外周面は目立てドレッサ43の外周面によって研削され
る。この時、砥粒45の外周面は研削されることなく突
出したまま残り、ボンド46の外周面のみが削られた状
態となる。このように、ボンド46の部分だけを研削
し、砥粒45を突出させてドレッシングを行うことを目
立てと言い、これにより砥石16の切れ味が一層良好と
なる。目立てドレッサ43も成形ドレッサ42と同様、
その軸線方向に沿って前後に移動させることにより、砥
石16の外周面全体にくまなく目立てを行うことができ
る。
【0034】目立てドレッサ43による目立てを行った
後は、砥石16の切れ味が非常に良好になっているの
で、再び砥石16によってワークWの研削作業を続行す
ることができる。
【0035】上記第1実施形態の研削盤によれば、以下
のような特徴を得ることができる。 (1)回転する砥石16によりワークを研削中に発生す
る振動を振動検出器34により検出し、その振動の振幅
が設定値「0.10〜0.70μm」に達したとき、研
削作業を停止した後、砥石16のドレッシング作業を行
うようにした。このため、ドレッシング作業を的確なタ
イミングで行い、砥石16の切れ味を良好に維持し、ワ
ークの研削面の精度を向上することができる。
【0036】前述した振動の振幅が設定値「0.10μ
m」に達する前に砥石16のドレッシング作業を行う
と、その作業回数が多くなり研削作業の能率が低下す
る。反対に、設定値0.70μmを越えた後に砥石16
をドレッシングすると、その作業の回数は減少するが、
砥石16の切れ味が損なわれて、研削作業を精度良く行
うことができない。
【0037】(2)操作入力部52により前記振幅の設
定値を調整可能にしたので、砥石の回転によるワークの
研削作業と、砥石のドレッシング作業とのサイクルタイ
ミングを、要求されるワークWの研削精度に応じて適正
化できる。このため、砥石を有効に活用し、ワークの研
削面の精度を向上することができる。
【0038】(3)前記ワークの研削作業の停止及び砥
石16のドレッシング作業は、制御装置35からの信号
により自動的に行われるようにしたので、ドレッシング
作業の能率を向上することができる。 (第2実施形態)以下、本発明を平面研削盤に具体化し
た第2実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。な
お、前記第1実施形態と同様の構成については説明を省
略し、異なる構成について以下に説明する。
【0039】この第2実施形態では砥粒45がワークW
の表面に接触して研削作業を行っている際に、砥粒45
の形状変化により法線方向の研削抵抗が変化することに
着目したものである。即ち、図6に示すように砥粒45
が実線のように尖った状態では研削抵抗が小さく、二点
鎖線で示すように砥石16の回転方向先行側が摩耗した
状態では研削抵抗が大きくなる。従って、この研削抵抗
を検出してその値が予め設定したドレッシング用設定値
になったとき、砥石16をドレッシングすることにより
ワークの研削精度を高めるようにしている。
【0040】前述した研削抵抗の変化は、研削作業中に
砥石16に作用する回転トルクの変化として把握するこ
とができるので、図7に示すようにモータ31に供給さ
れる回転トルクに比例する電流値を電流計65により測
定する。そして、検出された電流値を制御装置35内の
検出回路55により研削抵抗値に換算してCPU51
(図4参照)に入力するようになっている。
【0041】図8(a)はメタルボンドダイヤモンド砥
石16を用いた場合の研削時間と研削抵抗(N/mm;
ニュートン・ミリメートル)との関係を、(b)はレジ
ンボンドダイヤモンド砥石16を用いた場合の同じ関係
を示す。前述したドレッシング用設定値Rは、図8
(a)では、9.9N/mmに設定されている。図8
(b)では、ドレッシング用設定値Rは12.4N/m
mに設定されている。
【0042】図8(a)では、ワークの研削作業時に発
生する最大研削抵抗値は10.5N/mmであり、図8
(b)では15.0N/mmである。これらの最大研削
抵抗値の80〜100%の研削抵抗値がドレッシング用
設定値Rとして制御装置35のRAM54に記録されて
いる。
【0043】研削抵抗のドレッシング用設定値Rは、調
整手段としてのCPU51及び操作入力部52により調
整できるようにしている。この第2実施形態において
は、電流計65により検出される研削抵抗がドレッシン
グ用設定値Rに達したとき、それが報知手段としての表
示装置62に表示される。前記表示装置62が作動され
た後、前記研削作業が手動又は自動的に停止され、ドレ
ッシング装置(42,43,44)により砥石16のド
レッシング作業が制御装置35を用いて手動又は自動操
作により行われる。
【0044】この第2実施形態では、前述した第1実施
形態の効果と共通する効果に加えて、以下の効果を期待
することができる。 (4)回転する砥石16によりワークを研削中に発生す
る研削抵抗を抵抗検出器としての電流計65により検出
し、その値が所定の設定値「9.9N/mm〜12.4
N/mmに達したとき、研削作業を停止する。その後、
砥石16のドレッシング作業を行うようにした。このた
め、ドレッシング作業を的確なタイミングで行い、砥石
16の切れ味を良好に維持することができる。
【0045】(5)研削作業を自動的に停止した後、砥
石16のドレッシング作業を自動操作により行うように
した。このため、ドレッシング作業を迅速に行うことが
できる。 (第3実施形態)以下、本発明を平面研削盤に具体化し
た第3実施形態を図9及び図10に基づいて説明する。
なお、前記第1実施形態と同様の構成については説明を
省略し、異なる構成について説明する。
【0046】この第3実施形態では図9に示すように主
軸ヘッド14の下部に温度検出器70を取り付け、この
検出器70によりワークWを研削中の砥石16の温度を
検出するようにしている。この温度検出器70により検
出された温度データは制御装置35の検出回路55に入
力される。そして、砥石16によるワークWの研削作業
が長時間行われ、砥石16が磨耗すると、研削抵抗が増
大するとともに、摩擦熱により砥石16の温度が上昇す
る。この砥石の温度の検出値が予め設定された設定値に
なると、それが報知手段としての表示装置62に表示さ
れる。その後、ワークWの研削作業が手動又は自動的に
停止されて、砥石16のドレッシング作業が制御装置3
5を用いて手動又は自動操作により行われる。
【0047】砥石16の温度はワークWの研削作業時間
が長くなるにともなって、図10に示すように変化す
る。砥石16の研削面の状態及び研削するワークWの種
類と砥石の種類によりその温度分布曲線は異なるので、
予めワークWと砥石16の組み合わせによりドレッシン
グ作業が必要になる温度を測定する。そして、この測定
データに基づいて砥石の温度のドレッシング用設定値を
決めておき、そのデータのなかから研削条件に適した設
定値を選択設定したり、数値入力したりする。
【0048】この第3実施形態では、前述した第1実施
形態の効果と共通する効果に加えて、以下の効果を期待
することができる。 (6)回転する砥石16によりワークを研削中に発生す
る温度を温度検出器70により検出し、その値が設定値
に達したとき、研削作業を手動又は自動的に停止する。
その後、砥石16のドレッシング作業を手動又は自動操
作により行うようにした。このため、ドレッシング作業
を的確なタイミングで行い、砥石16の切れ味を良好に
維持することができる。
【0049】(7)研削作業を自動的に停止した後、砥
石16のドレッシング作業を自動操作により行うように
した。このため、ドレッシング作業を迅速に行うことが
できる。
【0050】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・ 図11に示すように、砥石16の種類及びワークW
の材質によって研削抵抗Rnの曲線が種々の形態をとり
全て異なる。この研削抵抗曲線に基づいてドレッシング
用設定値R1,R2,R3・・・Rnを予め記録媒体に
記録しておき、このデータのなかから研削条件に適した
設定値を選択し、それに基づいて砥石をドレッシングす
るようにしてもよい。この変形例の方法は温度検出器を
用いた第3実施形態にも適用することができる。
【0051】・ 図12に示すように、テーブル10の
上面にワークWの左右両端面と接触するように圧電素子
を用いた研削抵抗検出器71,72を設置するようにし
てもよい。この研削抵抗検出器71,72はワークWの
端面との接触部の圧力を研削抵抗に比例する要素として
電気的に検出するものである。
【0052】・ 振動検出器34として、振動の振幅が
0.01μm単位で測定できる例えばスペクトルアナラ
イザー(FFT)を用いてもよい。又、主軸ヘッド14
の内周面に対し主軸15の外周面に接触する複数の圧電
型の加速度ピックアップを等間隔に配置し、それらのピ
ックアップが受ける圧力を用いて振動を検出するバラン
スベクター(商品名:株式会社 ナガセインテグレック
ス製、特開昭61−189423号公報参照)を用いた
りしてもよい。
【0053】・ 振動の振幅が設定範囲(0.10〜
0.70μm)になったことが報知された後、作業者が
操作盤のスイッチを操作することにより砥石16のドレ
ッシング作業を行うようにしてもよい。又、設定値とし
て範囲をもたない例えば、0.10μmあるいは0.7
0μmにしてもよい。
【0054】・ ドレッシング作業は、主軸15から砥
石16を取り外した後、別途設置されたドレッシング装
置に移動して行うようにしてもよい。 ・ 平面研削盤以外に、例えば円筒研削盤、NC研削
盤、ハイレシプロ成形研削盤等に具体化してもよい。
【0055】請求項以外の技術思想について以下に説明
する。 (技術思想1) 請求項1において、設定値はワークの
材質や要求される研削面の加工精度に応じて予め記録さ
れた振動の振幅のデータリストのなかから選択して設定
されるものである研削盤における砥石のドレッシング方
法。
【0056】(技術思想2) 請求項6において、設定
値はワークの材質や要求される研削面の加工精度に応じ
て予め記録された研削抵抗のデータリストのなかから選
択して設定されるものである研削盤における砥石のドレ
ッシング方法。
【0057】(技術思想3) 請求項11において、設
定値はワークの材質や要求される研削面の加工精度に応
じて予め記録された砥石の温度のデータリストのなかか
ら選択して設定されるものである研削盤における砥石の
ドレッシング方法。
【0058】これらのドレッシング方法は設定値の設定
動作を研削条件に応じて適正かつ容易に行うことができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜14に
記載の発明は、適正タイミングで砥石のドレッシング作
業を行うことができ、ワークの研削精度を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した平面研削盤の第1実施
形態を示す右側面図。
【図2】 研削盤の部分正面図。
【図3】 ドレッシング装置を示す斜視図。
【図4】 平面研削盤の制御装置のブロック回路図。
【図5】 砥石のドレッシング状態を示す説明図。
【図6】 砥石の砥粒を拡大して示す部分断面図。
【図7】 第2実施形態における平面研削盤の制御装置
のブロック回路図。
【図8】 (a)、(b)は第2実施形態における研削
時間と研削抵抗の関係を示すグラフ。
【図9】 第3実施形態における平面研削盤の制御装置
のブロック回路図。
【図10】 第3実施形態における研削時間と砥石の温
度の関係を示すグラフ。
【図11】 研削時間と研削抵抗の関係を示すグラフ。
【図12】 研削抵抗の検出手段の別例を示す正面図。
【符号の説明】
16…砥石、31…駆動手段としてのモータ、34…振
動検出器、35…制御装置、42…ドレッシング装置を
構成する成形ドレッサ、43…ドレッシング装置を構成
するドレッサ、44…ドレッシング装置を構成するモー
タ、51…調整手段を構成するCPU、52…調整手段
を構成する操作入力部、62…報知手段としての表示装
置、65…研削抵抗検出器としての電流計、70…温度
検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C034 AA07 BB91 CA30 CB03 CB12 DD05 3C047 AA02 AA10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する砥石によりワークを研削中に発
    生する振動を振動検出器により検出し、その振動の振幅
    がワークの研削面の研削精度に応じて予め設定された設
    定値に達した後、研削作業を停止して砥石のドレッシン
    グ作業を行う砥石のドレッシング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記設定値は0.1
    0〜0.70μmに設定されている砥石のドレッシング
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、砥石のドレッ
    シング作業は制御装置からの信号により自動的に行われ
    る砥石のドレッシング方法。
  4. 【請求項4】 主軸(15)に装着された砥石(16)
    と、 前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動手段(31)
    と、 前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装置(4
    2,43,44)とを備えた研削盤において、 回転する砥石によりワークを研削中に発生する振動を検
    出する振動検出器(34)と、 上記振動検出器(34)により検出された振動の振幅が
    設定値に達したとき、それを報知する報知手段(62)
    と、 前記報知手段が作動された後、前記ドレッシング装置
    (42,43,44)を作動する制御装置(35)とを
    備えた研削盤。
  5. 【請求項5】 請求項4において、振動の振幅の設定値
    を調整する調整手段(51,52)を備えた研削盤。
  6. 【請求項6】 回転する砥石によりワークを研削中に発
    生する研削抵抗を抵抗検出器(65)により検出し、そ
    の研削抵抗が予め設定された設定値(R)に達した後、
    研削作業を停止して、砥石のドレッシング作業を行う研
    削盤における砥石のドレッシング方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記設定値は10〜
    15N/mmに設定されている研削盤における砥石のド
    レッシング方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7において、ワークの研削
    作業の停止及び砥石のドレッシング作業は制御装置(3
    5)からの信号により自動的に行われる研削盤における
    砥石のドレッシング方法。
  9. 【請求項9】 主軸(15)に装着された砥石(16)
    と、 前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動手段(31)
    と、 前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装置(4
    2,43,44)とを備えた研削盤において、 回転する砥石によりワークを研削中に発生する研削抵抗
    を検出する抵抗検出器(34)と、 上記抵抗検出器(34)により検出された研削抵抗がド
    レッシング用設定値に達したとき、それを報知する報知
    手段(62)と、 前記報知手段が作動された後、研削作業を停止して前記
    ドレッシング装置(42,43,44)を作動する制御
    装置(35)とを備えた研削盤。
  10. 【請求項10】 請求項9において、研削抵抗のドレッ
    シング用設定値を調整する調整手段(51,52)を備
    えた研削盤。
  11. 【請求項11】 回転する砥石によりワークを研削中に
    発生する砥石の温度を温度検出器(70)により検出
    し、その砥石の温度が予め設定された設定値に達した
    後、研削作業を停止して、砥石のドレッシング作業を行
    う研削盤における砥石のドレッシング方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、ワークの研削作
    業の停止及び砥石のドレッシング作業は制御装置からの
    信号により自動的に行われる研削盤における砥石のドレ
    ッシング方法。
  13. 【請求項13】 主軸(15)に装着された砥石(1
    6)と、 前記主軸とともに砥石を回転駆動する駆動手段(31)
    と、 前記砥石のドレッシングを行うドレッシング装置(4
    2,43,44)とを備えた研削盤において、 回転する砥石によりワークを研削中に発生する砥石の温
    度を検出する温度検出器(70)と、 上記温度検出器(70)により検出された砥石の温度が
    ドレッシング用設定値に達したとき、それを報知する報
    知手段(62)と、 前記報知手段が作動された後、研削作業を停止して前記
    ドレッシング装置(42,43,44)を作動する制御
    装置(35)とを備えた研削盤。
  14. 【請求項14】 請求項13において、砥石の温度のド
    レッシング用設定値を調整する調整手段(51,52)
    を備えた研削盤。
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