JP3051597B2 - オンラインロール研削装置 - Google Patents

オンラインロール研削装置

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JP3051597B2
JP3051597B2 JP5134079A JP13407993A JP3051597B2 JP 3051597 B2 JP3051597 B2 JP 3051597B2 JP 5134079 A JP5134079 A JP 5134079A JP 13407993 A JP13407993 A JP 13407993A JP 3051597 B2 JP3051597 B2 JP 3051597B2
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grinding
grindstone
rolling
rolling roll
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満則 木下
省三 横田
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延ロール、レベリン
グロール等の外周摩耗面を、ハウジング内のオンライン
で研削する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の装置の一例である、オンラ
インロール研削装置の平面図である。
【0003】図3において、21は研削機であり、円筒
形の端面がワークロール41の外周面に対向する砥石2
2が油圧モータ23によって回転するように軸着され、
ベッド36のレール37上を油圧シリンダ38の作動に
よってロール軸方向に往復移動(オシレート)する支持
台31に列設されている。
【0004】26は変位検出器であり、図示しない超音
波センサが内装され、支持台31の各々の研削機21の
間に交互に列設され、圧延方向に移動するように嵌装さ
れている。
【0005】そして、各々の変位検出器26は、該変位
検出器に設けたラック28と噛合するピニオン33及び
各ピニオン33を軸着する連結軸32によって連結さ
れ、各々のピニオン33のうちの一個と噛合するピニオ
ン34及びこれと連結するモータ35の作動によって同
時に圧延方向に移動し、ワークロール41の外周面と対
向するように構成されている。
【0006】ベッド36は、ハウジング43間に架設さ
れたビーム44に装着した油圧シリンダ45によってハ
ウジング43内で圧延方向に移動するように構成されて
いる。42はワークロールチョックである。
【0007】つぎにその作動について説明すると、まず
ベッド36を油圧シリンダ45の作動によって移動して
該ベッド36に設けたレール37上に配設した支持台3
1に装着した変位検出器26及び砥石22をワークロー
ル41の外周面と対向させ、変位検出器26をモータ3
5の回転によって圧延ロール方向に移動して接近させ
る。
【0008】次に、ワークロール41を回転し、支持台
31を油圧シリンダ38によってレール37上でオシレ
ートさせながら変位検出器26からワークロール41の
外周面に水を噴射し、各々の超音波センサ(図示せず)
から超音波をこの水を介してワークロール41に発射し
てその距離を連続して測定し、その変位によってワーク
ロール41のプロファイルを計測する。
【0009】次に、各々の変位検出器26を支持台31
に収納し、油圧モータ23によって砥石22を回転させ
ると共に支持台31及び各々の研削機21を油圧シリン
ダ38によってオシレートさせながら、油圧シリンダ4
5によってベッド36を移動して各々の砥石22を回転
するワークロール41に押圧し、前記プロファイルを考
慮してワークロール41の外周面を研削する。
【0010】次に、各々の砥石22をワークロール41
から引離し、再度各々の変位検出器26を支持台31か
ら出してワークロール41に接近させ、前述と同様の作
用でワークロール41の研削後のプロファイルを計測す
る。
【0011】このような計測及び研削を、ワークロール
41が所要のプロファイルになるまで反復する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来のオンラインロール研削装置では、ワークロール4
1はそのバレル部全長にわたって研削を必要とするが、
変位検出器26と研削機21とは支持台31に交互に列
設されているので、両端部の砥石22をハウジング43
の近くまでオシレートさせるとハウジング43と研削機
21との間隔は狭くなり、変位検出器26を研削機21
の両外側に配設することは不可能であった。従って、バ
レル部全長のプロファイルを計測することができないの
で、その研削が不充分であった。
【0013】本発明は上記不具合点を解消し、圧延ロー
ルのバレル部全長にわたって研削とプロファイル計測を
可能とできるとともに、砥石の使用寿命が長く、かつ、
研削効率に優れるオンラインロール研削装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明のオンラインロール研削装置は、
延ロールの外周面に対向する円筒形の砥石を、軸方向の
穴を有した砥石ホルダに軸着し、この砥石ホルダを自在
継手を介して油圧モータに連結し、このモータの動力で
前記砥石を回転駆動する構成を備えて、前記圧延ロール
の軸方向に列設された多数の研削機と、センサ、および
このセンサを前記砥石ホルダの前記穴内に収容される位
置とこの穴から前記砥石内を通って前記圧延ロールに向
って突出する位置とにわたって移動させる測定位置設定
手段を有して、前記各研削機の夫々に内装されて前記圧
延ロールの軸方向に列設された多数の変位検出器と、前
記各研削機を支持して前記圧延ロールの軸方向に移動可
能な支持台を介してこれらをロール軸方向に往復移動さ
せるオシレート手段と、前記支持台を支持して前記圧延
ロールに接離する方向に移動可能なベッドを介して前記
各砥石を前記圧延ロールの外周面に押付ける砥石押圧手
段と、を具備したことを特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成よりなる本発明のオンラインロール研
削装置においては、まず研削機に個別に内装されその
砥石ホルダの穴内に配置されている変位検出器のセンサ
を、測定位置設定手段を動作させることによって前記穴
内から円筒状砥石の内周空間部を通って圧延ロール方向
突出させてその測定位置を設定し、圧延ロールを回転
させながらオシレート手段によって、前記各研削機を支
持している支持台を圧延ロールのロール軸方向にオシレ
ートさせて圧延ロールとの距離を連続して測定し、その
プロファイルを計測する。
【0016】次に、センサを変位検出器の測定位置設定
手段によって研削機内に収納して圧延ロールを回転
し、各検出器の砥石ホルダに自在継手を介して連結され
ている油圧モータを動作させて各々の砥石を駆動回転し
ながら砥石押圧手段によって支持台を支持したベッド
を移動させることにより回転駆動された前記砥石を圧延
ロールに押圧しつつ、オシレート手段によってロール軸
方向にオシレートさせ、前記プロファイルを考慮して圧
延ロールの外周面を研削する。
【0017】次に、各々の砥石を圧延ロールから引離し
て再度変位検出器の測定位置を設定し、前述と同様に圧
延ロールの研削後のプロファイルを計測する。
【0018】このような計測及び研削を反復し、圧延ロ
ールを所要のプロファイルに成形する。
【0019】この結果圧延ロールのバレル部全長にわた
っての研削とプロファイル計測が可能となり圧延ロール
を良好に研削補修できる。また、以上の研削を実施する
各研削機は、その油圧モータの回転動力を自在継手を介
して砥石ホルダに与えて、砥石を回転駆動させながら圧
延ロールに押付けて研削をするので、圧延ロールの回転
に従動する砥石で研削するよりも、積極的な研削が可能
であり効率良く研削できる。その上、砥石の回転駆動に
よりその一部が偏摩耗することがないことに加えて、研
削時には砥石ホルダの穴内にセンサが後退して配置され
るから、砥石が十分に擦り減っても、この砥石からセン
サが突出するようなことがなく、したがって、砥石の使
用寿命を長く確保できる。
【0020】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例である、オンラインロ
ール研削装置の平面図、図2は図1のII−II断面図であ
る。
【0021】なお、従来の装置と同一の部材には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0022】図1及び図2において、1は研削機であ
り、その先端部には円筒形の砥石22が砥石ホルダ2に
よって軸着され、該砥石ホルダ2は自在継手3によって
油圧モータ23に連結されている。
【0023】自在継手3の他端部には砥石ホルダ2に設
けた2個の穴2aと同一の角度にターゲット4が固着さ
れ、該ターゲット4と対向する近接スイッチ5が研削機
1の内部に固設されている。
【0024】この各々の研削機1はその砥石22がハウ
ジング43内でワークロール41の外周面と対向するよ
うに、支持台17に嵌着してロール軸方向に列設されて
いる。
【0025】11は変位検出器であり、その内部に給水
孔11aが穿設され、先端部にノズル12が、また外側
壁にラック13が成形されると共に、超音波センサ14
が内装されている。
【0026】この変位検出器11は各々の研削機1内で
該変位検出器の外側壁に設けたラック13と噛合するピ
ニオン19の回転によって砥石軸方向に摺動して砥石ホ
ルダ2の穴2aを通過するように内装されている。また
各々の変位検出器11のラック13と噛合する各ピニオ
ン19は、連結軸20によって連結されている。
【0027】ベッド36がビーム44に装着した油圧シ
リンダ45の作動によってハウジング43内で圧延ロー
ル方向に移動可能に構成されている点及び支持台17が
ベッド36のレール37上を油圧シリンダ38の作動に
よってロール軸方向に往復移動するよう構成されている
点は何れも前述の従来装置の構成と同様である。
【0028】つぎに本装置の作用について説明すると、
まず近接スイッチ5によってターゲット4の位置を検出
しながら砥石ホルダ2及び砥石22を油圧モータ23及
び自在継手3によって回転し、いずれかのターゲット4
及び穴2aを変位検出器11ノズル位置で停止させる。
【0029】次に、ベッド36を油圧シリンダ45によ
って圧延ロール方向に移動して変位検出器11を所定位
置に設定し、変位検出器11を連結軸20及びピニオン
19の回転によって図2に2点鎖線で示すように穴2a
を通過させて砥石22の端面から突出させる。
【0030】次に、ワークロール41を回転し、油圧シ
リンダ38によって支持台17及び研削機1を介してロ
ール軸方向にオシレートさせながら、給水孔11aから
供給された水15をノズル12からワークロール41の
外周面に噴射し、超音波センサ14から超音波16をこ
の水15を介してワークロール41に発射し、そのエコ
ーによって距離を連続して測定し、その変位によってワ
ークロール41のプロファイルを計測する。
【0031】次に、変位検出器11を研削機1内に収納
してワークロール41を回転し、砥石22を油圧モータ
23によって回転しながら油圧シリンダ45によってワ
ークロール41に押圧し、油圧シリンダ38によってロ
ール軸方向にオシレートさせ、前記プロファイルを考慮
してワークロール41の外周面を研削する。
【0032】次に、各々の砥石22をワークロール41
から引離し、再度変位検出器11を砥石22の端面から
出してその測定位置を設定し、ワークロール41を回転
しながらロール軸方向にオシレートさせて前述と同様の
作用で研削後のプロファイルを計測する。
【0033】このような計測及び研削を反復し、ワーク
ロール41を所要のプロファイルに成形する。
【0034】以上本発明の一実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本
発明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属するもので
ある。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明のオンラインロ
ール研削装置によれば、変位検出器を砥石の軸方向に移
動するように各々の研削機にそれぞれ内装したことによ
り、変位検出器をハウジングの近くまでオシレートさせ
ることが可能になり、圧延ロールのバレル部全長にわた
って各研削機による研削及び各変位検出器によるプロフ
ァイルの計測をすることができる。
【0036】従って、圧延ロールを良好に研削補修する
ことができる。しかも、各研削機は砥石を軸着した砥石
ホルダを自在継手を介して油圧モータに連結して、砥石
を回転駆動できる構成であるとともに、各変位検出器
は、測定位置設定手段により砥石ホルダの穴内に配置さ
れたセンサを、プロファイル計測の際に前記穴から砥石
を通って圧延ロール方向に突出させる構成であるから、
砥石の使用寿命が長く、かつ、研削効率に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るオンラインロール研削
装置の平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】従来のオンラインロール研削装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 研削機 2 砥石ホルダ 2a 穴 3 自在継手 4 ターゲット 5 近接スイッチ 11 変位検出器 11a 給水孔 12 ノズル 13 ラック 14 超音波センサ 17 支持台 19 ピニオン 20 連結軸 22 砥石 23 油圧モータ 36 ベッド 38,45 油圧シリンダ 41 ワークロール 43 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 28/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延ロールの外周面に対向する円筒形の
    砥石を、軸方向の穴を有した砥石ホルダに軸着し、この
    砥石ホルダを自在継手を介して油圧モータに連結し、こ
    のモータの動力で前記砥石を回転駆動する構成を備え
    て、前記圧延ロールの軸方向に列設された多数の研削機
    と、 センサ、およびこのセンサを前記砥石ホルダの前記穴内
    に収容される位置とこの穴から前記砥石内を通って前記
    圧延ロールに向って突出する位置とにわたって移動させ
    る測定位置設定手段を有して、前記各研削機の夫々に内
    装されて前記圧延ロールの軸方向に列設された多数の変
    位検出器と、 前記各研削機を支持して前記圧延ロールの軸方向に移動
    可能な支持台を介してこれらをロール軸方向に往復移動
    させるオシレート手段と、 前記支持台を支持して前記圧延ロールに接離する方向に
    移動可能なベッドを介して前記各砥石を前記圧延ロール
    の外周面に押付ける砥石押圧手段と、 を具備した ことを特徴とするオンラインロール研削装
    置。
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KR101309663B1 (ko) * 2011-04-01 2013-09-23 대동중공업주식회사 온-라인 롤 연마장치에 설치된 인 로드 센서 내장형 실린더
CN103386651B (zh) * 2013-07-22 2016-02-10 山西太钢不锈钢股份有限公司 磨床辅助支顶检测装置
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