JPH07256315A - オンラインロール研削装置 - Google Patents

オンラインロール研削装置

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Publication number
JPH07256315A
JPH07256315A JP5344394A JP5344394A JPH07256315A JP H07256315 A JPH07256315 A JP H07256315A JP 5344394 A JP5344394 A JP 5344394A JP 5344394 A JP5344394 A JP 5344394A JP H07256315 A JPH07256315 A JP H07256315A
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JP
Japan
Prior art keywords
grinding
roll
grindstone
axis
work roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5344394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Hayashi
寛治 林
Shozo Yokota
省三 横田
Koichi Takeno
耕一 竹野
Yuichi Hiraishi
勇一 平石
Tamotsu Kawakami
保 川上
Ryoichi Hirooka
良一 広岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5344394A priority Critical patent/JPH07256315A/ja
Publication of JPH07256315A publication Critical patent/JPH07256315A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロファイル計測時間を短縮してラインのダ
ウンタイムを減少させるオンラインロール研削装置を提
供する。 【構成】 円筒形の砥石12をワークロール51の外周
面に対向して回転自在に軸着し、この砥石12の軸心と
前記ワークロール51の軸心とをオフセットさせてロー
ル軸方向に列設した複数の研削機11と、前記砥石12
の内部から突出するようにこの研削機11に内装した超
音波センサ16と、砥石軸方向移動手段と、超音波セン
サ軸方向移動手段と、オシレート手段とを具備したオン
ラインロール研削装置において、前記超音波センサ16
を、その計測方向が前記ワークロール51の軸心と交差
するように、前記砥石12の軸心と角度を持たせて設
け、研削状態のままプロファイル計測を行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延ロールの外周摩耗
面を、オンラインで研削して補修する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の装置のオンラインロール研
削装置の一例を示す平面図、図3は図2のIII-III 断面
図、図4は図3の砥石による研削を示す破断側面図であ
る。
【0003】図2及び図3において、11は研削機であ
り、円筒形の端面が、ワークロール51に対向する砥石
12が砥石ホルダ12aを介して回転自在に軸着され、
内装されたシリンダ11a及びケーシング20に固着さ
れたプランジャ13によって砥石軸方向に移動するよう
にケーシング20内に嵌装されてロール軸方向に列設さ
れている。
【0004】14は変位検出器であり、注水ノズル15
及び超音波センサ16が内装され、油圧モータ24によ
って、ピニオン25、ギア23及び軸21を介して回転
するピニオン22と、このピニオン22と噛合するラッ
ク14aによって砥石軸方向に移動するように研削機1
1に内装されている。また、変位検出器14には注水ノ
ズル15に連結された給水路14bが穿設され、ケーシ
ング20に固設されたスリーブ18と摺動して当該スリ
ーブ18の給水路18aと連通接続するようになってい
る。
【0005】ケーシング20はスタビライザ31及びス
クリュジャッキ32を介してフレーム30上に装設さ
れ、このフレーム30はベッド46のレール47上を油
圧シリンダ48によってロール軸方向に往復移動(オシ
レート)するようになっている。
【0006】ベッド46は、ハウジング53間に架設さ
れたビーム54の左右一対の油圧シリンダ55によって
ハウジング53内で圧延方向に移動するようになってい
る。52はワークロールチョックである。
【0007】このように構成されるため、研削にあたっ
ては、先ず、ベッド46を油圧シリンダ55によって移
動して変位検出器14及び砥石12をワークロール51
の外周面と対向させ、変位検出器14を油圧モータ24
の回転によってワークロール51の被研削外周面に接近
させてその計測位置を設定し、図3に示すようにセンサ
軸心C16とロール軸心C51とが交差するようにスク
リュジャッキ32によってケーシング20を上昇させ、
超音波センサ16の高さを調節する。このとき、図示の
ようにセンサ軸心C16と砥石軸心C12とが同一であ
れば、砥石軸心C12もロール軸心C51と交差する。
【0008】次に、ワークロール51を回転し、フレー
ム30及びケーシング20を油圧シリンダ48によって
オシレートさせながら変位検出器14の注水ノズル15
からワークロール51の被研削外周面に水柱19を噴射
し、各々の超音波センサ16から超音波をこの水柱19
を介してそれぞれ発射し、そのエコーによって距離を連
続して測定し、その変位によってワークロール51のプ
ロファイルを計測する。
【0009】次に、図4に示すように各々の変位検出器
14を油圧モータ24によるピニオン22の回転によっ
て研削機11に収納し、ケーシング20をスクリュジャ
ッキ32によって下降させ、砥石軸心C12とロール軸
心C51とを所要のオフセット寸法Hでオフセットし、
シリンダ11a及びプランジャ13によって砥石12
を、回転しているワークロール51に押圧して回転させ
ると共に、フレーム30及びケーシング20内の各々の
研削機11を油圧シリンダ48によってオシレートさせ
ながら、前記プロファイルを考慮してワークロール51
の外周面を研削する。
【0010】次に、各々の砥石12をワークロール51
から引離してケーシング20内に収納し、図3に示すよ
うにケーシング20、研削機11、変位検出器14を上
昇させて砥石軸心C12とロール軸心C51とのオフセ
ットを解消し、センサ軸心C16とロール軸心C51と
を交差させ、各々の変位検出器14を研削機11から突
出してワークロール51の被研削外周面に接近させ、前
述と同様の作用でワークロール51の研削後のプロファ
イルを計測する。このような計測及び研削を反復し、ワ
ークロール51をオンラインで補修する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したプ
ロファイルの計測は、先行圧延材の後端部が通過し、次
の圧延材の先端部をワークロール51が噛み込むまでの
間に行なわれる。
【0012】ところが、従来の装置では、研削前後のプ
ロファイル計測毎にスクリュジャッキ32によってケー
シング20、研削機11、変位検出機14を昇降させる
ので、この昇降に長時間を必要とする。従って、先行圧
延材の圧延終了と次の圧延材の圧延開始との間の時間が
長くなり、ラインのダウンタイムが増大するという不具
合があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるオンライン
ロール研削装置の構成は、円筒形の砥石を圧延ロールの
外周面に対向して回転自在に軸着し、この砥石の軸心と
前記圧延ロールの軸心とをオフセットさせて圧延ロール
軸方向に列設した複数の研削機と、前記砥石の内部から
突出するようにこの研削機に内装した距離センサと、砥
石軸方向移動手段と、距離センサ軸方向移動手段と、オ
シレート手段とを具備したオンラインロール研削装置に
おいて、前記距離センサを、その計測方向が前記圧延ロ
ールの軸心と交差するように、前記砥石の軸心と角度を
持たせて設けたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】各々の砥石の軸心を圧延ロールの軸心とオフセ
ットした状態で、各々の距離センサを距離センサ軸方向
移動手段によって各々の研削機の砥石からそれぞれ突出
させ、圧延ロールの被研削外周面に接近させて砥石の軸
心と角度を持たせたその計測方向を圧延ロールの軸心と
ほぼ交差させて計測位置を設定し、圧延ロールを回転さ
せながらオシレート手段によってロール軸方向にオシレ
ートさせて圧延ロールの被研削外周面との距離を連続し
て測定し、そのプロファイルを計測する。
【0015】次に各々の距離センサを距離センサ軸方向
移動手段によって研削機内に収納し、各々の砥石を砥石
軸方向移動手段によって回転している圧延ロールの被研
削外周面に押圧してオフセットによって回転させながら
オシレート手段によってロール軸方向にオシレートさ
せ、前記プロファイルを考慮して圧延ロールの外周面を
研削する。
【0016】次に、各々の砥石を圧延ロールから引離し
て前述と同様に距離センサの測定位置を設定し、圧延ロ
ールの研削後のプロファインを計測する。このような計
測及び研削を反復し、圧延ロールをオンラインで補修す
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例である、オンライン
ロール研削装置の破断側面図である。なお、従来の装置
と同様の部材及び部位には同一の符号を付し、重複する
説明は省略する。
【0018】図1において、1は変位検出器であり、外
周一部にラック1aが形成され、内部に給水路1bが貫
設されている。そして、その先端部には、センサ軸心C
16が砥石軸心C12と傾斜角度θを形成するように、
注水ノズル2及び超音波センサ16が装着されている。
また、変位検出器1は各々の研削器11内でラック1a
と噛合するピニオン22の回転によって砥石軸方向に摺
動するように、研削器11に内装されている。
【0019】このように構成されるため、研削にあたっ
ては、先ず、変位検出器1を油圧モータ24の回転によ
って砥石12から突出させてワークロール51の被研削
外周面に接近させ、砥石軸心C12がロール軸心C51
と所要のオフセット寸法Hのオフセットを持たせた状態
で、センサ軸心C16とロール軸心C51とをほぼ交差
させる。このとき、センサ軸心C16と砥石軸心C12
とは傾斜角度θを形成している。
【0020】次に、ワークロール51を回転し、ケーシ
ング20に列設された変位検出器1を油圧シリンダ48
によってオシレートさせながら変位検出器1の注入ノズ
ル2からワークロール51の被研削外周面に水柱19を
噴射し、各々の超音波センサ16から超音波をこの水柱
19を介してそれぞれ発射し、そのエコーによって距離
を連続して測定し、その変位によってワークロール51
のプロファイルを計測する。
【0021】次に、各々の変位検出器1を油圧モータ2
4によるピニオン22の回転によって研削器11に収納
し、シリンダ11a及びプランジャ13によって砥石軸
方向に移動させ、砥石12を回転しているワークロール
51に押圧してそのオフセットによって回転させると共
に、ケーシング20内の各々の研削器11を油圧シリン
ダ48によってオシレートさせながら、前記プロファイ
ルを考慮してワークロール51の外周面を研削する。
【0022】次に、各々の砥石12をワークロール51
から引離してケーシング20内に収納し、各々の変位検
出器1を研削機11の砥石12から突出してワークロー
ル51の被研削外周面に接近させ、前述と同様の作用で
ワークロール51の研削機のプロファイルを計測する。
このような計測及び研削を反復し、ワークロール51を
オンラインで補修する。
【0023】
【発明の効果】本発明では、距離センサを、その計測方
向が圧延ロールの軸心と交差するように、前記砥石の軸
心と角度を持たせて設けたことにより、砥石の軸心を圧
延ロールの軸心とオフセットをした状態で圧延ロールの
プロファイルを計測することができるので、そのプロフ
ァイルを計測する度に距離センサを昇降させる必要が無
くなり、圧延ロール研削とのタイムラグを解消してプロ
ファイル計測時間を短縮することができる。従って、先
行圧延材の圧延終了と次の圧延材の圧延開始との間の時
間を短縮することが可能になり、ラインのダウンタイム
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、オンラインロール研
削装置の破断側面図である。
【図2】従来の装置のオンラインロール研削装置の一例
を示す平面図である。
【図3】図2の III−III 断面図である。
【図4】図3の砥石による研削を示す破断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 変位検出器 1a ラック 1b 給水路 2 注水ノズル 11 研削機 12 砥石 16 超音波センサ 20 ケーシング 22 ピニオン 24 油圧モータ 51 ワークロール C12 砥石軸心 C16 センサ軸心 C51 ワークロール軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹野 耕一 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 平石 勇一 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 川上 保 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内 (72)発明者 広岡 良一 兵庫県姫路市広畑区富士町1番地 新日本 製鐵株式会社広畑製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形の砥石を圧延ロールの外周面に対
    向して回転自在に軸着し、この砥石の軸心と前記圧延ロ
    ールの軸心とをオフセットさせて圧延ロール軸方向に列
    設した複数の研削機と、前記砥石の内部から突出するよ
    うにこの研削機に内装した距離センサと、砥石軸方向移
    動手段と、距離センサ軸方向移動手段と、オシレート手
    段とを具備したオンラインロール研削装置において、 前記距離センサを、その計測方向が前記圧延ロールの軸
    心と交差するように、前記砥石の軸心と角度を持たせて
    設けたことを特徴とするオンラインロール研削装置。
JP5344394A 1994-03-24 1994-03-24 オンラインロール研削装置 Pending JPH07256315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5344394A JPH07256315A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 オンラインロール研削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5344394A JPH07256315A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 オンラインロール研削装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07256315A true JPH07256315A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12943007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5344394A Pending JPH07256315A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 オンラインロール研削装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07256315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101309663B1 (ko) * 2011-04-01 2013-09-23 대동중공업주식회사 온-라인 롤 연마장치에 설치된 인 로드 센서 내장형 실린더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101309663B1 (ko) * 2011-04-01 2013-09-23 대동중공업주식회사 온-라인 롤 연마장치에 설치된 인 로드 센서 내장형 실린더

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000222