JP3055279B2 - 圧延ロールのオンラインプロフィル測定法および装置 - Google Patents

圧延ロールのオンラインプロフィル測定法および装置

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    • B21BROLLING OF METAL
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    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • B21B28/04Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning while in use, e.g. polishing or grinding while the rolls are in their stands
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    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/12Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll camber

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転中の圧延ロール
のロール形状を測定する圧延ロールのオンラインプロフ
ィル測定法及び装置に関し、砥石台を利用して検出器の
移動機構を簡素化すると同時に、ロールプロフィルを展
開状態で表示してロール表面の焼付きずやロール表面の
剥離などを簡単に知ることができるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延設備において、鋼種や板幅など
の圧延スケジュール上の制約を緩和した、いわゆるスケ
ジュールフリー圧延により生産性の向上や省エネルギを
図ることが行われつつある。このようなスケジュールフ
リー圧延を行うために解決しなければならない課題の一
つに、圧延に伴う圧延ロールの摩耗部分の平滑化があ
り、従来から圧延中にワークロール等の圧延ロールの研
削を行う研削方法や研削装置が開発されている。
【0003】たとえば特公平3−30442号公報に開
示された圧延機のロール研削方法では、研削体摺動台の
変形量を計測し、複数個の液圧シリンダ等によりこの変
形量を補正するごとく摺動台を変形させて作業ロールを
研削するとともに、前記摺動台の精度測定手段として、
3点式真直度計測方法を使用するようにし、研削体摺動
台の熱変形などによるロール形状精度の低下を防止する
ようにしている。
【0004】また、特公平3−30443号公報に開示
された圧延機のロール研削装置では、作業ロールの軸方
向の真直度を検出するロール形状検出器と、上記作業ロ
ールの軸方向に配設したロール形状検出器用取付台と、
作業ロールの軸方向に移動して同取付台の真直度を検出
する取付台形状検出器と、上記各検出器からの検出信号
により作業ロールを研削する研削台の切削量及び送り量
を演算しその結果に基づいて同研削台を制御する演算処
理装置とを具えていることを特徴とし、これによりロー
ルを高精度に研削することが出来るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の圧延機の
ロール研削方法やロール研削装置では、研削体をロール
の軸方向に平行に移動させる機構とは別にロール形状検
出器の移動機構を設け、しかもロール形状検出器が取付
けられる取付台の移動誤差を取付台形状検出器で補正す
るようにしており、装置の構造が複雑になるとともに、
圧延機の限られたスペースに取付けることが繁雑になる
という問題がある。
【0006】また、従来のロール形状検出器で求めてい
るロール形状は、ロール表面の軸方向線上に沿う形状
(縦断面形状に相当するもの)であり、ロール表面に生
じた焼付きずやロール表面の剥離等の発生を知ることは
できても焼付きずや剥離等の大きさやその発生位置等が
わからず、次工程に送られた圧延材の表面を見ることに
よってロールの焼付きずの発生やロール表面の剥離など
が間接的にわかるだけであり、圧延中のロールの表面状
態を随時知ることができず、圧延製品の品質低下を招く
という問題がある。
【0007】この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、構造が簡単で圧延機への取付スペ
ースの問題がなく、しかも圧延中のロール表面状態を随
時知ることができる圧延ロールのオンラインプロフィル
測定法および装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の圧延ロールの
オンラインプロフィル測定法は、回転中のロールの軸方
向と平行に移動可能に配置した砥石台に設けたロール形
状検出器及び基準位置検出器で基準位置に対するロール
表面の周方向及びロール軸方向のロール形状を検出し、
この検出結果であるロール周方向の同一角度位置のロー
ル軸方向のロール形状をロール1周分について周方向で
の検出間隔に応じてロール表面の展開状態で画像表示
し、この画像表示結果に基づきロール表面状態を検知す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明の圧延ロールのオンライン
プロフィル測定装置は、回転中のロールを研削するオン
ラインロールグラインダのロール軸方向に移動される砥
石台にロール形状検出器及び基準位置検出器を取付け、
前記砥石台の移動方向と平行に前記基準位置検出器の検
出基準となる基準部材を設ける一方、前記ロールに回転
角度検出器を設け、前記砥石台をロール軸方向に移動す
ると同時にこの回転角度検出器の検出信号により回転す
るロールの外周の形状を一定角度ごとに検出するよう制
御する制御器を設け、前記ロール形状検出器と基準位置
検出器との検出結果により同一角度位置のロール軸方向
のロール形状をロール1周分について一定間隔で表示し
て展開状態のロール形状を表示する画像表示器を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】この発明の圧延ロールのオンラインプロフィル
測定法によれば、オンラインロールグラインダの砥石台
にロール形状検出器と基準位置検出器を取付け、基準部
材との位置の変化を用いてロール形状検出結果を補正す
るようにし、検出されたロール形状をロール表面の展開
状態で画像表示するようにしており、検出器用の移動機
構を別に設けること無く、簡単な構造とするとともに、
画像表示されたロール表面全体のロール形状からロール
表面状態を随時知ることができるようにしている。
【0011】また、この発明の圧延ロールのオンライン
プロフィル測定装置によれば、オンラインロールグライ
ンダの砥石台にロール形状検出器と基準位置検出器を取
付けるとともに、圧延機に基準部材を取付けておき、ロ
ールに取付けた回転角度検出器の信号によりロールの周
方向に一定間隔に形状検出を行いながらロール軸方向に
移動するよう制御器で制御し、検出されたロール形状を
基準部材との位置の変化を用いて補正し、ロールの回転
角度ごとの軸方向のロール形状を並べて展開状態のロー
ル表面を画像表示するようにしており、検出器用の移動
機構を別に設けること無く、簡単な構造とするととも
に、ロール表面全体のロール形状を画像表示してロール
表面状態を随時知ることができるようにしている。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1はこの発明の圧延ロールのオンライ
ンプロフィル測定装置の一実施例にかかる概略平面図で
ある。
【0013】この圧延ロールのオンラインプロフィル測
定装置20は、圧延機1を構成する圧延ロール、たとえ
ば上ワークロール2を必要に応じて圧延中、研削する圧
延機ハウジング3を利用して設置されたオンラインロー
ルグラインダ10に装備されている。
【0014】このオンラインロールグラインダ10で
は、圧延機ハウジング3に上ワークロール2のロール軸
方向と平行にガイドビーム11が固定支持されており、
このガイドビーム11の側面に沿って上ワークロール2
と平行にラック12が取付けてある。
【0015】このガイドビーム11には、周囲を囲むよ
うにライナを介して砥石台13が装着されて上ワークロ
ール2の軸方向に往復移動できるようになっており、砥
石台13にブラケットを介して移動用モータ14が搭載
され、先端部のピニオン15をラック12と噛み合わせ
ることによってラック12上をピニオン15を転動し、
ガイドビーム11に沿って砥石台13を上ワークロール
2の軸方向に往復駆動することができる。
【0016】そして、砥石台13のロール軸方向の移動
量は移動用モータ14に取付けたパルスジェネレータな
どの回転検出器16で回転量を検出し、これに基づき演
算されるようになっている。
【0017】この砥石台13には、上ワークロール2の
外周に向かってガイド部材17が取付けられ、このガイ
ド部材17に沿ってロール表面に対して接近離反可能に
押付けフレーム18が取付けられ、図示しない流体圧シ
リンダとばねの組合せなどで構成された押付機構によっ
て押付けフレーム18をロール表面に向けて押付力を調
整しながら押し付けることができるようになっている。
【0018】この押付けフレーム18の先端にロール研
削用の砥石19が取付けられ、図示しない駆動装置によ
って回転駆動されるようになっている。
【0019】したがって、このオンラインロールグライ
ンダ10では、砥石台13をガイドビーム11に沿って
ロール軸方向に往復移動しながら回転する砥石19を上
ワークロール2の外周に押し付けることでロール研削が
でき、研削位置は回転検出器16の検出信号から演算す
ることによって知ることができる。
【0020】このようなオンラインロールグラインダ1
0に装備されるオンラインプロフィル測定装置20は、
図1に示すように、砥石台13にブラケット21を介し
てロール表面に向けて超音波距離センサで構成されたロ
ール形状検出器22が取付けられるとともに、ロール形
状検出器22の背部に超音波距離センサで構成された基
準位置検出器23が取付けてあり、ロール形状検出器2
2が取付けられた砥石台13がガイドビーム11に沿っ
て移動する際の誤差を補正するのに用いられる。
【0021】この基準位置検出器23で検出する基準位
置を設定するため、図1及び図2に示すように、圧延機
ハウジング3に基準部材としてピアノ線24が上ワーク
ロール2のロール軸と平行に張られており、圧延機1の
運転にともなう熱変形や振動の影響を受けない基準とな
るようにしてある。
【0022】また、この基準部材としては、図3に示す
ように、メートル原器に採用されているような断面がほ
ぼX状の基準ビーム25を圧延機ハウジング3間に配置
してロール軸方向と平行に取付けるようにし、基準ビー
ム25の中央の平板部分との距離を基準位置検出器23
で検出するようにして熱影響などを受けない基準位置を
得るようにする。
【0023】さらに、このオンラインプロフィル測定装
置20では、ロールプロフィルの測定対象となる、たと
えば上ワークロール2の外周の回転角度を検出するた
め、上ワークロール2にパルスジェネレータで構成され
た回転角度検出器26が連結してあり、たとえば上ワー
クロール2の1回転に付き256個のパルスを発生する
とともに、上ワークロール2の絶対的な角度も分かるよ
うにしてある。
【0024】そして、上ワークロール2の研削とロール
プロフィルの測定の制御や演算のためマイクロコンピュ
ータなどで構成された制御器27が設けられ、各検出器
でのデータの取込みを制御したり、砥石台13の移動量
を回転検出器16から演算したり、ワークロール2の回
転角度を回転角度検出器26から求める演算を行うとと
もに、ロール形状検出器22と基準位置検出器23の検
出信号に基づき、ロールの形状を求めるなどの演算を行
う。
【0025】また、演算されて求められたロールプロフ
ィルを表示するため制御器27に画像表示器28が接続
され、ロール表面を展開した形でロール形状を画像表示
するようになっている。
【0026】次に、このような圧延ロールのオンライン
プロフィル測定装置20の動作とともに、オンラインで
のロールプロフィルの測定法について説明する。
【0027】被測定対象である上ワークロール2を回転
した状態にし、その回転角度を回転角度検出器26で検
出すると同時に、砥石台13を上ワークロール2の1回
転について、たとえば1mmの送りを与えるようにし、そ
の移動量は移動用モータ14の回転検出器16のパルス
をカウントすることにより求める。
【0028】そして、ロールプロフィルの測定は、上ワ
ークロール2の回転角度検出器26からの基準角度位置
のマーカーパスルと1回転につき256個のパルス信号
によりロール形状検出器22でのデータの取り込みを行
う。これによりロール形状検出器22がロール軸方向に
1mm送られる間にロールの1周について基準角度位置か
ら一定角度(360 /256 度)で256個のデータが取り
込まれる。
【0029】こうして砥石台13をロール軸方向に送り
ながら上ワークロール2の全長に渡ってロール形状検出
器22での計測を行う。
【0030】このロール検出器22をロール軸方向に送
る場合、ガイドビーム11の熱変形などで上ワークロー
ル2のロール軸と平行に送られないことがあるが、その
誤差がピアノ線24や基準ビーム25を基準として基準
位置検出器23で距離の変化として検出され、この基準
位置検出器23の検出結果でロール形状検出器22の検
出結果を補正するようにして、真のロールプロフィルを
制御器27で演算して求めるようにしている。
【0031】こうして制御器27に取り込まれ演算され
て求められた真のロール形状のデータは、ロール軸方向
に1mm送るごとに256個ずつのデータがあり、次のよ
うに処理されて画像表示器28に送られて、図4に示す
ように、表示される。
【0032】上ワークロール2の基準角度位置Θ1 にお
けるロール形状のデータをロール軸方向の1mmの送り量
に対応した個数(ロール全長分)だけ並べてロールプロ
フィルP1 とする(図4参照)。
【0033】同様にして、基準角度位置Θ1 から360
/256度ずつの角度を加えた同一角度位置Θ2 〜Θ25
6 のロール形状のデータをそれぞれロール軸方向にロー
ル全長分並べてそれぞれのロールプロフィルP2〜P256
を求める。
【0034】こうして求められた各角度位置の256個
のロールプロフィルP1 〜P256 をロール軸方向をX軸
とし、Y軸方向に一定間隔で並べて画像表示する。
【0035】この画像表示によりロール形状をロール周
方向に展開した状態で表示することができ、たとえば図
4に示すように、通板部分Aが摩耗していることが分か
るが、そのほかにも、ロール表面に突起bが連続する部
分Bから上ワークロール2に焼付きずがあることが分か
り、ロール表面に凹みcが連続する部分Cにより上ワー
クロール2に剥離があることが分かる。そして、このほ
かにもロール表面状態が分かり、ロール表面のヘゲき
ず、線状きず、板道摩耗等の発生が分かるとともに、ロ
ール表面のどの位置に発生しているかも回転角度位置と
ロール軸方向位置から簡単に知ることができる。
【0036】したがって、熱間圧延ラインでは、ダウン
コイラで巻き取られる板材の傷などが次の工程でコイル
を巻き戻したときに発見されるなどで問題となる場合も
あったが、このオンラインロールプロフィル測定法及び
装置20によれば、圧延ロールの状態をオンラインで知
ることができ、傷などが発生した場合も直ちに処置する
ことができるようになる。特に、ロール表面の傷などの
発生位置が簡単に分かるので、対処し易く、従来のよう
に、板材のきずからロールの状態を把握する場合には、
どの段の圧延ロールが原因であるかを調べることが大変
であり、長時間を要したが、このようなことが解消され
る。
【0037】また、ロール形状検出器22や基準位置検
出器23をオンラインロールグラインダ10の砥石台1
3に取付けるようにしたので、これら検出器22,23
の送り機構が不要であり、装置のコンパクト化を図るこ
とができ、圧延機1に装備する場合のスペースの確保が
容易となる。
【0038】なお、上記実施例では、上ワークロールの
研削とロールプロフィルのオンライン測定を対象として
説明したが、上バックアップロール、下ワークロール、
下バックアップロール等の研削やロールプロフィルのオ
ンライン測定にも同様に適用することができる。
【0039】また、この発明は上記実施例で説明した砥
石台のロールの軸方向への移動機構や砥石のロール表面
への接近離反機構などは実施例機構に限らず、他の形式
であっても良く、ロール形状検出器や基準位置検出器も
超音波センサに限らず他のセンサを用いるようにしても
良い。さらに、この発明の要旨を変更しない範囲で各構
成要素に変更を加えるようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】以上、一実施例とともに具体的に説明し
たように、この発明の圧延ロールのオンラインプロフィ
ル測定法によれば、オンラインロールグラインダの砥石
台にロール形状検出器と基準位置検出器を取付け、基準
部材との位置の変化を用いてロール形状検出結果を補正
するようにし、検出されたロール形状をロール表面の展
開状態で画像表示するようにしたので、検出器用の移動
機構を別に設けること無く、簡単な構成にすることがで
きるとともに、画像表示されたロール表面全体のロール
形状からロール表面の傷などの状態を随時知ることがで
きる。
【0041】また、この発明の圧延ロールのオンライン
プロフィル測定装置によれば、オンラインロールグライ
ンダの砥石台にロール形状検出器と基準位置検出器を取
付けるとともに、圧延機に基準部材を取付けておき、ロ
ールに取付けた回転角度検出器の信号によりロールの周
方向に一定間隔に形状検出を行いながらロール軸方向に
移動するよう制御器で制御し、検出されたロール形状を
基準部材との位置の変化を用いて補正し、ロールの回転
角度ごとの軸方向のロール形状を並べて展開状態のロー
ル表面を画像表示するようにしたので、検出器用の移動
機構を別に設けること無く、簡単な構造にすることがで
き、圧延機への取付スペースも少なくて済む。
【0042】また、ロール表面全体のロール形状を画像
表示してロール表面の傷などの状態や発生位置を随時知
ることができ、圧延製品への圧延ロールの傷の影響を最
少限にするよう対処することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧延ロールのオンラインプロフィル
測定装置の一実施例にかかる概略平面図である。
【図2】この発明の圧延ロールのオンラインプロフィル
測定装置の一実施例にかかる基準部材部分の概略斜視図
である。
【図3】この発明の圧延ロールのオンラインプロフィル
測定装置の一実施例にかかる基準部材部分の概略斜視図
である。
【図4】この発明の圧延ロールのオンラインプロフィル
測定装置の一実施例にかかるロールフロフィルの画像表
示の説明図である。
【符号の説明】
1 圧延機 2 上ワークロール 3 圧延機ハウジング 10 オンラインロールグラインダ 11 ガイドビーム 12 ラック 13 砥石台 14 移動用モータ 15 ピニオン 16 回転検出器 17 ガイド部材 18 押付けフレーム 19 砥石 20 オンラインロールプロフィル測定装置 21 ブラケット 22 ロール形状検出器 23 基準位置検出器 24 ピアノ線(基準部材) 25 基準ビーム(基準部材) 26 回転角度検出器 27 制御器 28 画像表示器 Θ1 〜Θ256 回転角度位置 P1 〜P256 各回転角度位置のロールプロフィル
フロントページの続き (72)発明者 小林 三郎 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (72)発明者 田名網 嘉昭 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 横浜第二工 場内 (56)参考文献 特開 平4−284908(JP,A) 特開 平4−125407(JP,A) 特開 平3−186712(JP,A) 特開 平4−307318(JP,A) 特開 平3−254305(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 28/04 B21C 51/00 B24B 5/37

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中のロールの軸方向と平行に移動可
    能に配置した砥石台のロール形状検出器及び基準位置検
    出器で基準位置に対するロール表面の周方向及びロール
    軸方向のロール形状を検出し、この検出結果であるロー
    ル周方向の同一角度位置のロール軸方向のロール形状を
    ロール1周分について周方向での検出間隔に応じてロー
    ル表面の展開状態で画像表示し、この画像表示結果に基
    づきロール表面状態を検知するようにしたことを特徴と
    する圧延ロールのオンラインプロフィル測定法。
  2. 【請求項2】 回転中のロールを研削するオンラインロ
    ールグラインダのロール軸方向に移動される砥石台にロ
    ール形状検出器及び基準位置検出器を取付け、前記砥石
    台の移動方向と平行に前記基準位置検出器の検出基準と
    なる基準部材を設ける一方、前記ロールに回転角度検出
    器を設け、前記砥石台をロール軸方向に移動すると同時
    にこの回転角度検出器の検出信号により回転するロール
    の外周の形状を一定角度ごとに検出するよう制御する制
    御器を設け、前記ロール形状検出器と基準位置検出器と
    の検出結果により同一角度位置のロール軸方向のロール
    形状をロール1周分について一定間隔で表示して展開状
    態のロール形状を表示する画像表示器を設けたことを特
    徴とする圧延ロールのオンラインプロフィル測定装置。
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