JPH0640554U - 水栓用ハンドル - Google Patents

水栓用ハンドル

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Publication number
JPH0640554U
JPH0640554U JP7662392U JP7662392U JPH0640554U JP H0640554 U JPH0640554 U JP H0640554U JP 7662392 U JP7662392 U JP 7662392U JP 7662392 U JP7662392 U JP 7662392U JP H0640554 U JPH0640554 U JP H0640554U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
scale
skirt
faucet
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP7662392U
Other languages
English (en)
Inventor
篤 豊原
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP7662392U priority Critical patent/JPH0640554U/ja
Publication of JPH0640554U publication Critical patent/JPH0640554U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目盛りを備えた回転操作式の水栓用ハンドル
において、水栓の正面からでも斜め上からでも簡単にハ
ンドルの目盛りを読めるようにして使い勝手を向上させ
ること。 【構成】 回転操作式の円筒状のハンドルにおいて、基
端側に円錐台状に外側に広がるスカートを設け、このス
カートの外周の傾斜面に、温度等を表示する目盛りを円
周方向に設ける。スカートは円錐台状に外側に広がる形
状を持つので、その外周面に形成される傾斜面は、ハン
ドルの回転軸線を鉛直姿勢としたとき水平方向だけでな
く斜め上又は真上にも臨むようになり、この傾斜面に目
盛りを設けることによって、ハンドルの高さや向きに関
係なく目盛りを簡単に確認することを可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水栓用のハンドルに係り、特に温度等を知るための目盛りを見やす くしたハンドルの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の水栓には操作用のハンドルが本体から突き出して設けられる。これらの ハンドルは、たとえば浴室等に設けるシャワー兼用の湯水混合栓であって自動温 度調整機能を持つものであれば、吐水管側とシャワー側との切換えと流量の調整 のためのハンドルと温度設定用のハンドルとが設けられる。また、浴槽専用の湯 水混合栓であって、浴槽に設定した量だけ給水,給湯した後に自動止水する定量 水栓では、給水量の設定ハンドルが設けられる。
【0003】 このような各種の水栓のハンドルでは、温度設定用や給水量設定用であれば、 温度や給水量を知るための表示が必要である。
【0004】 図7は自動温度調整機能を持つ湯水混合栓において従来から用いられているハ ンドルを示す図であり、湯水混合栓の本体50の側面からハンドル51が突き出 して設けられている。このハンドル51の基端部の周面には温度を示す目盛り5 1aを設け、本体50側に設けた指標50aにこの目盛り51aを合わせること で温度の設定値を知ることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ハンドル51が横に寝た姿勢であってその回転軸線がほぼ水平のものであれば 、ハンドル51の周面の目盛り51aは正面からでも斜め上からでも見やすい。 このため、座って使うときでも、立ってシャワーを浴びているときでも、温度が どの程度かを簡単に知ることができ、使い勝手に支障はない。
【0006】 ところが、ハンドル51を縦にしてその回転軸を垂直方向とするような本体5 0との組立て仕様であれば、目盛り51aの確認がし難くなる場合がある。たと えば、シャワー兼用の設備とする場合では、本体50は浴室の床上30〜40c m程度の高さに設けられるので、座って使うときであれば目盛り51aの確認は 簡単である。しかし、人が立っている場合では、ハンドル51を斜め上から見る ことになって目盛り51aは潰れた感じとしてしか認識できない。したがって、 正確な温度を知るためには、人は腰を屈めたりすることになり、使い勝手の面で の障害がある。
【0007】 このような問題は、温度設定用のハンドルだけでなくその他のハンドルでも同 様である。そして、壁固定式の湯水混合栓や、浴槽のリムにハンドルと吐水管だ けを配置し本体部をリムの下面に組み込むタイプの水栓では、洗面器等に備える 水栓に比べると目盛りの確認がし難い傾向が大きい。
【0008】 本考案において解決すべき課題は、水栓やハンドルの向きに関係なく正面から でも斜め上からでも簡単にハンドルの目盛りを読めるようにして使い勝手を向上 させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転操作式の円筒状のハンドルであって、基端側に円錐台状に外側 に広がるスカートを設け、該スカートの外周の傾斜面に、温度等を表示する目盛 りを円周方向に設けてなることを特徴とする。
【0010】
【作用】
スカートは円錐台状に外側に広がる形状を持つので、その外周面に形成される 傾斜面は、ハンドルの回転軸線を鉛直姿勢としたときには水平方向だけでなく斜 め上又は真上にも臨むようになる。したがって、この傾斜面に目盛りを設けるよ うにすれば、ハンドルの高さや向きに関係なく目盛りを簡単に見ることができ、 簡単に操作できるようになる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案のハンドルを備えた水栓の要部を示す切欠正面図、図2はその平 面図、図3は図2のA−A線矢視による切欠図である。
【0012】 なお、実施例では、浴槽のリムに操作用のハンドルと吐水管を配置し、本体部 をリムの下に埋め込んで設ける湯水混合栓であって、定量水栓機能を持つものと して説明する。
【0013】 図において、浴槽のリム60の2個所を貫通してそれぞれ固定座1a,1bを 配置し、これらの固定座1a,1bによって湯水混合栓の本体2が連結されてい る。固定座1a,1bは、リム60面のシール用として組み込んだパッキン1c を覆うための金属製のカバー3の上面を拘束してこれをリム60に固定するのに も兼用される。
【0014】 本体2は固定座1aによって支持された側を混合機能部とし、他方の固定座1 b側を定量止水機能部としたものである。そして、本体2の内部にはそれぞれ温 度調整機能部や定量機能部が収納され、固定座1a側には温度調整スピンドル4 aを配置し、固定座1b側には定量止水スピンドル4bを設けている。
【0015】 これらの温度調整,定量止水スピンドル4a,4bの上端にはそれぞれ同じ形 状を持つハンドル5,6を連結する。そして、固定座1a,1bの周りには、ハ ンドル5,6に設ける目盛りを合わせて混合水の温度や供給水量を知るためのポ イントカバー7,8を設ける。
【0016】 ハンドル5,6はそれぞれ下端に円錐台状のスカート5a,6aを外側に広げ て設け、その傾斜面に温度目盛り5b及び水量目盛り6bをそれぞれ設けたもの である。図4は温度設定用のハンドル5を正面の斜め上から見た図であり、スカ ート5aが外側に出っ張っていて斜めに傾いていることから、温度目盛り5bを 上からでも簡単に確認できる。したがって、ハンドル5を正面からでも斜め上又 は真上からでも温度目盛り5bを見ることができ、水量設定用のハンドル6の水 量目盛り6bも同様に簡単に確認できる。
【0017】 また、ポイントカバー7,8は、それぞれ正面側の上面に温度及び水量の設定 及びその値の確認の指標となるポイント7a,8aを設けたものである。
【0018】 図5はポイントカバー7,8のカバー3への取付け構造の概略を示す分解斜視 図である。
【0019】 ポイントカバー7,8は環状体であってその中に本体2の上端部を差し込み可 能な形状を持つ。そして、下面にはカバー3に対する位置決めのための突起7b ,8bを設け、これらの突起7b,8bと半径方向に対向する線上にポイント7 a,8aを位置させたものとする。
【0020】 一方、カバー3は固定座1a,1bが差し込まれる2個の取付け口3a,3b を開け、それぞれの取付け口3a,3bの周りに2個ずつの位置決め孔3c,3 d,3e,3fを設ける。取付け口3a側の位置決め孔3c,3dは、取付け口 3aの中心に対して点対称の位置に設けられ、一方の組みの位置決め孔3e,3 fも同様の位置関係を持つ。
【0021】 このように取付け口3a,3bのそれぞれに2個ずつの位置決め孔3c〜3f を設けるのは、図5のようにカバー3が正面を向く姿勢のときには位置決め孔3 c,3eをそれぞれポイントカバー7,8の位置決め用として用い、カバー3を 図示の状態から左右反転した据え付けとなる場合には他方の組みの位置決め孔3 d,3fを使えるようにするためである。したがって、一つのカバー3を用意し ておけば、カバー3の姿勢が左右に入れ替わったとしても、ポイントカバー7, 8の位置決めに対応させることができる。
【0022】 図6はポイントカバー7(8)の突起7b(8b)と位置決め孔3c(3e) による係合を示す図である。
【0023】 図示のように、突起7b(8b)が位置決め孔3c(3e)に嵌まり込み、半 径方向及び円周方向の位置を拘束されることによって、カバー3に対してポイン トカバー7(8)が正しく位置決めされる。したがって、指標となるポイント7 a,8aを正しい位置に設定でき、ハンドル5,6の温度,水量目盛り5b,6 bによる操作の確実性が維持される。
【0024】 以上の構成において、温度調整用及び水量設定用のそれぞれハンドル5,6は その下端部に設けるスカート5a,6aの傾斜面に温度,水量目盛り5b,6b を持たせているので、正面からでも斜め上又は真上からでもこれらの目盛り5b ,6bを簡単に見ることができる。このため、ハンドル5,6が浴槽のリム60 の上にあり、人が斜め上から操作するときでも、ハンドル5,6をその側方から 覗き込むように腰を屈めたり背を曲げたりする必要はない。したがって、温度調 整や水量の設定が簡単にしかも正確に行え、設定を誤ったりすることが防止され る。
【0025】 なお、実施例では浴槽のリム60の上面にハンドル5,6を備える例として説 明したが、たとえば壁固定式の湯水混合栓であってその本体の上面にハンドルを 備える場合でも同様である。また、洗面化粧台やキッチンのシンク用に設ける湯 水混合栓のハンドルにも適用できる。
【0026】
【考案の効果】
本考案では、ハンドルの基端側を斜めの傾斜面を持つスカート状として外側に 広げ、その傾斜面に温度や水量等の各種の目盛りを設けているので、この目盛り を正面からでも斜め下,斜め上又は真上からでも見ることができる。このため、 水栓の設置位置が使う人の目のレベルより低かったり、また高い位置であっても 、目盛りを簡単に読むことができ、確認のために人がいちいち姿勢を変えたりす る必要がなく、使い勝手の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハンドルを備えた湯水混合栓の要部を
示す切欠正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A線矢視による切欠図である。
【図4】ハンドルを斜め上から見た斜視図である。
【図5】カバーとポイントカバーとの分解斜視図であ
る。
【図6】カバーとポイントカバーとの連接状況を示す図
であって、同図の(a)は要部の平面図、同図の(b)
は同図(a)のB−B線矢視による縦断面図である。
【図7】自動温度調整機能を持つ湯水混合栓に採用され
ているハンドルの従来例を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b 固定座 2 本体 3 カバー 3c〜3f 位置決め孔 5 ハンドル 5a スカート 5b 温度目盛り 6 ハンドル 6a スカート 6b 水量目盛り 7 ポイントカバー 7a ポイント 7b 突起 8 ポイントカバー 8a ポイント 8b 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転操作式の円筒状のハンドルであっ
    て、基端側に円錐台状に外側に広がるスカートを設け、
    該スカートの外周の傾斜面に、温度等を表示する目盛り
    を円周方向に設けてなる水栓用ハンドル。
JP7662392U 1992-11-06 1992-11-06 水栓用ハンドル Pending JPH0640554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7662392U JPH0640554U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水栓用ハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7662392U JPH0640554U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水栓用ハンドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640554U true JPH0640554U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13610487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7662392U Pending JPH0640554U (ja) 1992-11-06 1992-11-06 水栓用ハンドル

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JP (1) JPH0640554U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011522170A (ja) * 2008-04-18 2011-07-28 エフ・ヴエー・オーヴエントロープ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 流量及び差圧を制御する複合装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179980A (ja) * 1985-02-05 1986-08-12 宇佐見 利一 金庫の構造

Patent Citations (1)

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JPS61179980A (ja) * 1985-02-05 1986-08-12 宇佐見 利一 金庫の構造

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