JPS59385Y2 - 浴槽用吐水口 - Google Patents

浴槽用吐水口

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JPS59385Y2
JPS59385Y2 JP1979133669U JP13366979U JPS59385Y2 JP S59385 Y2 JPS59385 Y2 JP S59385Y2 JP 1979133669 U JP1979133669 U JP 1979133669U JP 13366979 U JP13366979 U JP 13366979U JP S59385 Y2 JPS59385 Y2 JP S59385Y2
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JP
Japan
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bathtub
spout
water
screw
shaft cylinder
Prior art date
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JP1979133669U
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JPS5651866U (ja
Inventor
和仁 酒井
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、浴槽に湯、水または混合水を供給する浴槽用
吐水口、特に吐水日本体が浴槽の上縁面に設けられるも
のに関する。
従来、この浴槽用吐水口として種々の構造のものが知ら
れているが、その一例として実公昭5026614号公
報のものがある。
このものについて説明すると、浴槽のエプロンに取付け
た接続管と、吐水口本体に螺着した接合管とを袋ナツト
により螺着固定した吐水口本体を回転不能に浴槽のエプ
ロンに設けたものである。
しかしながらこのものにおいては、吐水口本体の吐水口
部が常に浴槽内に突出いるので、入浴時には邪魔で身体
が吐水口部に衝突する危険があると共に施工時には吐水
日本体の向きに注意して取付けねばならず工事が大変で
あるという問題を有している。
これらの問題を解消する為に吐水日本体を回転自在に設
けることが考えられるが、一般に吐水口本体は鋳物で作
られ重量があるので、吐水口部側に傾いてしまい、吐水
日本体をスムーズに回転させるのが困難で、使用に不都
合を生じるという問題ある。
本考案はこれらの問題を解消し、入浴時に邪魔にならず
、しかも吐水口部が傾むくことがないようにすることを
目的とするもので゛ある。
本考案の基本的な構成はカバー具の掛止固片を回転軸筒
の鍔と吐水日本体の流入口部開口端との間に挟入せしめ
て回転軸筒と吐水口本体とを螺合することにより吐水日
本体及び回転軸筒をカバー具に対して回転自在にすると
共に、回転軸筒の軸を接続部のガイド内に嵌入すること
により 吐水口本体が傾かないようにするものである。
以下、図示実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図乃至第5図は第1実施例を示し、第6図は別の実
施例を示している。
図中Aは給水具で、該給水具Aは浴槽上縁面Bの下方に
配管固定される主要部43と該主要部43の上方に延び
浴槽上縁面Bより突出する接続部7より構成され、該主
要部43は熱湯供給管1とこれに連絡する湯用栓2、冷
水供給管3とこれに連絡する水用栓4及び上記湯用、水
用両栓2,4の出口5を連通連絡する接手6よりなり、
一方接続部7は上記接手6の上部に形成され外周面に雌
螺子39 aを、内周面に所要長さのガイド44を夫々
形成している。
湯用栓2、水用栓4は夫々下面に熱湯供給管1、冷水供
給管3に直接又は適当な連結管を介して接続する入口8
が、側面に出口5が開設されると共に上面にはスピンド
ル挿着用の開口9が開設されており、上記出口5,5を
対向せしめて接手6により適当な間隔を有して連結され
る。
また上記入口8と出口5とを連絡する流路10には開口
9に相対して弁座11が設けられ、開口9には下端に上
記弁座11に対応する弁体12を備えたスピンドル13
がライナー14を介して挿着されている。
ライナー14は筒状に形成されて開口9に螺着されてお
り、スピンドル13がこれを挿通している。
スピンドル13とライナー14とには互いに螺合する螺
子15が設けられており、スピンドル13はその上端に
備えたハンドル16の回転操作により上下に進退して弁
体12を弁座11に接離せしめる。
而して斯る給水部Aはその操作部であるハンドル16と
、接手6の吐水口接続部7を浴槽上縁面B上に突出状に
位置せしめて浴槽上縁面B下方に配設固定される。
17はカバーであり、浴槽上縁面Bの表面側においてラ
イナ−14外周面に螺着されてその下端部をパツキン1
8を介して浴槽上縁面Bに当接せしめる。
ここでいう浴槽上縁面Bとは浴槽20の側壁上端に一体
に成形されている上縁リブの水平部21は勿論、この水
平部21と路面−或いは若干の段差を有して連続するカ
ウンター面22等をも総称し、第1実施例の浴槽上縁面
Bは後者を、第2実施例のそれは両者の場合を示してい
る。
而して浴槽上縁面Bには給水具Aの接続部7に吐水日本
体Cを接続したときその吐水口部23が浴槽20内に臨
み得るような位置に接続部7を突出せしめると共に適当
な個所にハンドル16を突出せしめる。
吐水日本体Cは吐出水路26により連絡し、夫々下向き
に開口する流入口部27と吐水口部23を有しており、
上記吐水口部23に整流板28及び制御網29を装着す
ると共に流入口27には回転軸筒30を連通接続して、
この回転軸筒30を接続部7に挿入し、これをカバー金
具31を介して接続部7に掛止する。
回転軸筒30は上部中途部外周に鍔32を有し、該鍔3
2より上方は外径が吐水日本体Cの流入口部27内径と
同径に形成され、その外周面には流入口部27の内周面
に刻設される雌螺子33 bと螺合する雌螺子33 a
が刻設されており、両螺子33a。
33 bを螺合することにより鍔32より若干上方の位
置まで流入口部27内に挿入されるようになっている。
また回転軸筒30は鍔32より下方の外径を上記接続部
7のガイド44内径と同径に形成して軸45を設けると
共にその外周面に環状凹部を設けてパツキン34を嵌着
し、該軸45を上記ガイド44内に回転自在に挿入する
尚、上記回転軸筒30の回転は回転軸筒30と接続部7
に設けたストッパー35によりその回転角度を規制され
る。
即ち、接続部7にはその内周面に外方に突出する突部3
5 bが形成され、回転軸筒30にはその下部周面に円
周方向に適当角度に渉って形成し上記突部35 bと係
合する案内部35 aが形成されており、該案内部35
aの角度により回転軸筒30の回転角度、換言すれば
、回転軸筒30上端に接続された吐水口本体Cの回転角
度が決定される。
この様に吐水口本体Cの回転角度を規制する手段を備え
れば、吐水日本体Cが浴室壁面に近接して設けられても
回転により浴室壁面に当たることがなく、衝突による壁
面、吐水日本体C,双方の破損を防止し得る。
而して斯る回転軸筒30は、接続部7に螺着するカバー
具31に、鍔32を介して掛止し、接続部7よりの脱落
が防止される。
カバー具31は、円筒状に形成されると共にその上端開
口部には内方へ突出する環状の掛止爪片36を有してお
り、上記掛止爪片36を回転軸筒30の1ili′43
2と吐水口本体Cの流入口部27開目端との間に若干の
遊隙37を介して挟入掛止せしめて回転軸筒30を囲む
様に回転自在に取りつけ、掛止爪片36と流入口部27
の開口端との間には、スリップワッシャー38を挟入介
在せしめる。
またカバー具31は中途部より下方の内径が接続部7の
外径と同径に形成され、その内周面には接続部外周に刻
設した雄螺子39 aと螺合する雌螺子39 bが刻設
されており、両螺子39 a 、39 bを螺合するこ
とにより下端部がパツキン40を介して浴槽上縁面Bに
密接するようになっている。
このカバー具31の回転軸筒30への掛止は吐水口本体
Cと回転軸筒30との螺着接続の前に行なわれることは
言うまでもない。
この様に吐水口本体Cを給水具Aに螺着されるカバー具
31を介して給水具Aに係止すれば、吐水日本体Cは、
給水具Aを浴槽上縁面下方Bに配設した後であっても吐
水日本体Cの取付けを容易に行うことができる。
而して斯る浴槽用吐水口は操作部16及び吐水日本体C
のみが浴槽上縁面B上に露出し、給水具Aの主要部43
は浴槽上縁面B下方に覆い隠されることになり、しかも
吐水口本体Cは浴槽20に対して回転自在となる。
次に第1実施例における施工方法を第4図及び第5図に
基づいて説明する。
まずカウンター面22に凹設された凹所19に予め配設
された熱湯供給管1及び冷水供給管3に、後手6で連結
されノ\ンドル16やカバー17が取外された湯用栓2
、水用枠4を接続すると共に、カウンター面22より突
出する湯用栓2、水用枠4のスピンドル13とライナー
14、及び接手6の上部に形成した接続部7を保護する
カバー24.25を湯用栓2、水用枠4及び接手6に装
着する。
保護カバー24.25は例えばポリプロピレン等の合成
樹脂からなり湯用栓2、水用枠4のカバー24は上下面
が開口した円筒状に形成され、接手6のカバー25は、
接続部7内部にモルタル等が侵入しない様に上面が塞が
れた円筒状に形成されている。
次いで凹所19をモルタル41等で埋戻し、更にその表
面をタイル42等で覆い、カウンター面22を仕上げる
カウンター面22が仕上った後、第5図に示すようにカ
バー24.25を取外し、湯用栓2、水用枠4には、そ
のライナー14にカバー17を螺着し、次いでスピンド
ル13にバンドル16を取付け、接手6の上部に形成し
た接続部7にはカバー具31を介して吐水日本体Cを取
付ける。
尚、カバー17及びカバー具31と浴槽上縁面Bとの間
には発泡ポリエチレン等で形成されたパツキン18.4
0を介在させているが、パツキン18.40はなくても
よい。
第6図に示す第2実施例は、吐水口本体Cを浴槽20の
上縁リブの水平部21に浴槽20に対して回転自在に取
付けると共に、バンドル16をカウンター面22に設け
たものであるが、バンドル16を上縁リブの水平部21
に取付けることも可能である。
尚、上記実施例は給水具Aの主要部43を湯用栓2、水
用枠4及び接手6で構成し、吐水口本体Cからは適温に
混合された湯を吐水する様に構成したが、水用枠4と接
手6だけで構成し、吐水日本体Cからは水のみを浴槽2
0に吐水して、その後浴槽20内に貯まった水を沸かす
様にすることも可能である。
勿論、湯用栓4と接手6だけで構成し、吐水日本体Cよ
り適温の湯を吐出するようにしてもよい。
また上記実施例は湯用栓2、水用枠4、接手6を夫々別
体に構成したが、それらを一体に構成してもよい。
更には給水具Aに、湯温を自動的に調整するサーモスタ
ットミキシングバルブや、一つの操作バンドルで湯水の
混合比を調節できるミキシングバルブ等を用いてもよい
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ 吐水日本体を回転自在となしたので、入浴時には吐
水口本体を回転させて入浴の邪魔にならない様にするこ
とができると共に施工の際には吐水日本体の取付方向の
位置決めが不要であるをもって工事が栗であす、シかも
吐水日本体の流入口部に螺着した回転軸筒の軸を給水具
のガイドに嵌入させたので、吐水口本体が吐水口部側に
傾くようなことはなく、吐水口本体をスムーズに回転し
得る。
■ 吐水日本体は、該本体に螺着した回転軸筒の鍔が給
水具に螺着されるカバー具の掛止爪片で係合されている
ので、給水具より外れる様なことはない。
■ 給水具の接続部がカバー具で覆われるので、ガイド
内にホコリ等の侵入が防止し得てゴミの侵入で吐水日本
体の回転が悪くなる様なことがなく、かつテ゛ザイン的
にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案浴槽用吐水口の縦断面図、第2図は第1
図のX−X線に沿える拡大横断面図、第3図は使用状態
を示す斜視図、第4図、第5図は施工の状況を示す断面
図、第6図は使用状態の他の例を示す斜視図である。 A・・・・・・給水具、B・・・・・・浴槽上縁面、C
・・・・・・吐水口本体、7・・・・・・接続部、20
・・・・・・浴槽、23・・・・・・吐水口部、27・
・・・・・流入口部、30・・・・・・回転軸筒、31
・・・・・・カバー具、32・・・・・・鍔、33 a
・・・・・・雄螺子、33 b・・・・・・雌螺子、3
5 a・・・・・・案内部、35b・・・・・・突部、
36・・・・・・掛止爪片、39 a・・・・・・雄螺
子、39 b・・・・・・雌螺子、43・・・・・・主
要部、44・・・・・・ガイド、45・・・・・・軸。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)浴槽上縁面の下方に配設固定される主要部と該主
    要部より上方に延び浴槽上縁面より突出すると共に外周
    面には雄螺子が刻設され内周面には所要長さのガイドが
    設けられた接続部とを有する給水具、内周面に雌螺子が
    刻設された流入口部と浴槽への吐水口部とを有した吐水
    口本体、上方外周面には雄螺子が刻設されると共にこの
    雄螺子より下方に設けられた鍔とこの鍔より下方に設け
    られた所要長さの軸とを有する回転軸筒、及び円筒状に
    形成され内周面には雌螺子が刻設されると共に上方開口
    端部には内方へ突出して設けられた掛止爪片を有するカ
    バー具を備えてなり、該カバー具の掛止爪片を上記回転
    軸筒の鍔と吐水口本体の流入口部開口端との間に挟入せ
    しめて回転軸筒の雄螺子と吐水日本体の雌螺子とを螺合
    しカバー具を吐水日本体及び回転軸筒に対して回動自在
    に掛止させると共に、上記回転軸筒の軸を接続部のガイ
    ド内に嵌入させてカバー具の雌螺子を接続部の雄螺子に
    螺合し、吐水口本体を給水具に回転自在に接続させてな
    る浴槽用吐水口。
  2. (2)上記回転軸筒の軸周面に円周方向に適当な角度に
    渉って案内部を設けると共に上記接続部のガイド内周面
    に該案内部に係合する突部を設けて、吐水日本体の回転
    角度を規制したことを特徴とする上記実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の浴槽用吐水口。
JP1979133669U 1979-09-26 1979-09-26 浴槽用吐水口 Expired JPS59385Y2 (ja)

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JP1979133669U JPS59385Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26 浴槽用吐水口

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JP1979133669U JPS59385Y2 (ja) 1979-09-26 1979-09-26 浴槽用吐水口

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Publication Number Publication Date
JPS5651866U JPS5651866U (ja) 1981-05-08
JPS59385Y2 true JPS59385Y2 (ja) 1984-01-07

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ID=29365257

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336758A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Mym Corp 埋込式水栓
JP2016037714A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 Toto株式会社 水栓装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077405Y2 (ja) * 1989-10-18 1995-02-22 株式会社イナックス 蛇口構造

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JPS5651866U (ja) 1981-05-08

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