JPH0330445Y2 - - Google Patents

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JPH0330445Y2
JPH0330445Y2 JP1985021438U JP2143885U JPH0330445Y2 JP H0330445 Y2 JPH0330445 Y2 JP H0330445Y2 JP 1985021438 U JP1985021438 U JP 1985021438U JP 2143885 U JP2143885 U JP 2143885U JP H0330445 Y2 JPH0330445 Y2 JP H0330445Y2
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valve
bathtub
spout
shower
water
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はユニツトバス等の浴室、特に浴槽と洗
い場を備え浴槽側にはもつぱら浴槽へ湯を張るた
めに用いられる浴槽用吐水口、洗い場側には体を
洗うため等に用いられる洗い場用吐水口と、シヤ
ワーを有する浴室に関する。
(従来の技術) 従来、ユニツトバスには浴槽に連続して洗い場
を一体的に形成した器体(一般に洗い場付浴槽と
称される)により浴室の下半部を構成する形式の
ものがあり、斯る形式のユニツトバスの多くは、
第4図に示すように浴槽10の上縁面2から混合
栓30の浴槽用吐水口4が浴槽10に臨み、また
洗い場11側の壁面には混合バルブ、シヤワー・
カラン切換バルブ、洗い場用吐水口7及びシヤワ
ー6を備えた混合栓30を夫々浴室A内側に突出
させて設けている。
従つて、上記従来の浴室は壁面及び浴槽リム面
から突出する2つの混合栓により狭い浴室が一層
狭くなるばかりでなく、浴槽への給湯用と、体を
洗うための給湯用と各別に混合栓を備えるためコ
スト高でもある。
また、操作用のハンドルが水平状の浴槽上縁面
と、垂直状の壁面とに分散されて配置されている
ため操作性、視認性に問題がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は従来技術が有する上記問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とする処は、浴室の有
効スペースの拡大と省コスト化を図ると共に給湯
設備の操作部の操作性及び視認性の向上を図るこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の浴室では、
浴槽上縁面の裏側に3個の出口を有するサーモス
タツトミキシングバルブと、定量止水機構付バル
ブと、手動吐水バルブと、シヤワー・カラン切換
バルブとを配置してこれら各バルブをサーモスタ
ツトミキシングバルブの出口の1つから定量止水
機構付バルブを経由して浴槽用吐水口に、他の1
つの出口から手動吐水バルブを経由して浴槽用吐
水口に、更に残りの出口からシヤワー・カラン切
換バルブを経由してシヤワー又は洗い場用吐出口
に、夫々連絡するように配管接続すると共に上記
サーモスタツトミキシングバルブの温度設定ハン
ドル、手動吐水バルブの開閉ハンドル、定量止水
機構付バルブの湯量設定ハンドル及びシヤワー・
カラン切換バルブの切換ハンドルを夫々上記浴槽
上縁面上に配設するのである。
(作用) 以上のように構成した浴室にあつては、湯と水
の混合や、混合された温湯の浴槽用吐水口、洗い
場用吐水口、シヤワーへの供給の制御を行う機能
部は浴室の内側には突出せず、浴室の内側へ突出
するのは操作部と吐水口のみとなる。
そして、浴槽への給湯もシヤワーや洗い場用吐
水口への給湯も、1つのサーモスタツトミキシン
グバルブで温湯が調節され、湯と水が最初にサー
モスタツトミキシングバルブで混合されて浴槽用
吐水口又はシヤワー若しくは洗い場用吐水口に供
給される。
また、浴槽への給湯の制御は定量止水機能付バ
ルブと、手動吐水バルブを併用して行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例では浴室Aは一体成形された浴槽1
0と洗い場11により下半部を構成している。
即ち、浴槽10のエプロン12下端に連続して
洗い場11の床が形成されており、上記浴槽10
の上縁面2の洗い場11に隣接する側を除く外周
縁及び洗い場11の床の浴槽10に隣接する側と
浴室出入口に相当する部分を除く周縁には浴室A
の高さ方向の中途部迄延びる壁1が連続して一体
に形成されている。
上記浴槽10の上縁面2は洗い場11に隣接す
る側の一部が壁1に沿つて洗い場11側にカウン
ター状に延びており、その前縁から洗い場11床
に垂下連設された壁1面は浴槽10のエプロン1
2と連続している。上記カウンター状部分2′は
浴槽10側のコーナー部が浴槽10から離れるに
従つて前後方向の幅が漸減するような形状に形成
されており、その前面を構成する壁1′面には洗
い場用吐水口7を突出状に取りつけると共にシヤ
ワー6のホース6′を取り出している。
一方、上記カウンター状部分2′に連続する浴
槽上縁面2には浴槽用吐水口4を浴槽10に臨ん
で取りつける。
そして、カウンター状部分2′を含む上縁面2
の裏側にはサーモスタツトミキシングバルブ3
と、該サーモスタツトミキシングバルブ3で調整
された温湯の浴槽用吐水口4への供給を制御する
手動吐水バルブ5aと定量止水機構付バルブ5b
の2つの浴槽用吐水バルブ5と、上記温湯のシヤ
ワー6及び洗い場用吐水口7への供給を制御する
シヤワー・カラン切換バルブ8を配備する。
サーモスタツトミキシングバルブ3は混合水流
路に混合水の温度に感応して膨脹及び収縮動作を
するワツクスを用いた感温器を設け、この感温器
に水流路及び湯流路の水弁と湯弁とを夫々連係さ
せ、混合水の温度変化に対応したワツクスの膨脹
及び収縮動作によつて水弁及び湯弁を動かし、水
弁及び湯弁の開度比を調整して混合水温度を温度
設定ハンドル9cにより設定された設定温度に自
動制御する従来公知の構造、形態を有し、温度設
定ハンドル9cを上面に備え側周面に設けた湯入
口13と水入口14を夫々浴室Aの壁面1裏側に
配管した給湯配管15、給水配管16に接続ソケ
ツト17,18を介して接続する。
また、サーモスタツトミキシングバルブ3は側
周面に3つの出口19,20,21を有してお
り、その内2つの出口19,21を一方は手動吐
水バルブ5aを介して、他方21は定量止水機構
付バルブ5bを介して夫々浴槽用吐水口4に、残
りの1つの出口20を切換バルブ8を介して洗い
場用吐水口7とシヤワー6に各々配管29により
連絡する。
手動吐水バルブ5aは手動の開閉ハンドル9a
の開弁操作で開弁し、閉弁操作で閉弁する従来周
知の構造形態を有し、開閉ハンドル9aを上面に
備えている。
定量止水機構付バルブ5bは湯量設定ハンドル
9bの湯量設定操作により開弁し、この開弁によ
り流動する水により駆動される量水機能部22に
より上記設定ハンドル9bで設定した量の水を流
すと閉弁する従来公知構造形態を有するもので、
湯量設定ハンドル9bを上面に設ける。
シヤワー・カラン切換バルブ8は、サーモスタ
ツトミキシングバルブ3の出口20に連絡する入
口23と、洗い場用吐水口7に連絡する吐水口側
出口24と、シヤワー6に連絡するシヤワー側出
口25を有し、入口23が吐水口側弁26を介し
て吐水口側出口24に連絡し、シヤワー側弁27
を介してシヤワー側出口25に連絡しており、吐
水口側、シヤワー側いずれか一方の弁を開弁する
ことにより吐水口側、シヤワー側いずれかの出口
に選択的に水を流し、双方の弁26,27をとも
に閉止することにより、いずれの出口24,25
へも水が流動しないようにする従来公知の切換弁
で、通常は双方の弁26,27がともに閉弁して
おり、切換ハンドル9bを一方に回すと一方の弁
が、他方へ回すと他方の弁が開弁するようになつ
ている。
上記切換ハンドル9bはシヤワー・カラン切換
バルブ8の上面に設けられている。
上記各バルブ3,5a,5b,8は、サーモス
タツトミキシングバルブ3を洗い場11側に設け
られたカウンター状部分2′の浴槽10に近接し
た部分の前寄りの位置において、シヤワー・カラ
ン切換バルブ8を上記サーモスタツトミキシング
バルブ3の側方で洗い場用吐水口7及びシヤワー
6に近い位置において、定量止水機構付バルブ5
bを上記サーモスタツトミキシングバルブ3の後
方の位置において、夫々カウンター状部分2′の
裏側に配備すると共に手動吐水バルブ5aを浴槽
用吐水口4に近接した位置において浴槽上縁面2
の裏側に配備し、各バルブ3,5b,8の操作ハ
ンドル9(温度設定ハンドル9c、開閉ハンドル
9a、湯量設定ハンドル9b、切換ハンドル9d
は夫々のバルブ3,5a,5b,8の設置位置上
においてカウンター状部分2′、浴槽上縁面2の
裏面側に突出して設ける。
尚、図中28は定量バルブ5bの補修、点検の
ために定量バルブ5b直上のカウンター状部分
2′に設けた点検口である。
またバルブ相互及びバルブと吐水口、シヤワー
を連絡する配管29も当然浴槽上縁面2及びカウ
ンター状部分2′の裏側に配管されている。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) サーモスタツトミキシングバルブ、浴槽給湯
用の吐水バルブ、シヤワー・カラン切換バルブ
等の機能部を浴槽上縁面の裏側に設けたので、
浴室側に突出する部分が少なくなり、浴室の有
効スペースを広くすることができ、浴室の使用
がし易くなる。
(2) シヤワー、洗い場用吐水口及び浴槽用吐水口
から吐水される湯の温度調節を1つのサーモス
タツトミキシングバルブによつて行うので、従
来の浴槽給湯側、洗い場給湯側に夫々混合栓を
設けるものに比べて省スペース、省コストとな
る。しかも、給水管、給湯管によつて供給され
る湯、水を最初にサーモスタツトミキシングバ
ルブで混合するので、その後に続く配管が給湯
管のように高温になることはなく安全である。
(3) 浴槽への給湯は手動吐水バルブと定量止水機
構付バルブを併用するので、お湯張りや差し湯
等給湯目的に応じて最適のバルブを選択して使
い分けることができ、便利である。
(4) 操作に必要なハンドルは全て同一の面に設置
されるので操作性、視認性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す浴室の要部の
平面透視図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図は第2図の平面図、第4図は従来の浴室の
一例を示す要部の平面透視図である。 2,2′:上縁面、3:サーモスタツトミキシ
ングバルブ、4:浴槽用吐水口、5a:手動吐水
バルブ、5b:定量止水機構付バルブ、6:シヤ
ワー、7:洗い場用吐水口、8:シヤワー・カラ
ン切換バルブ、9a:開閉ハンドル、9b:湯量
設定ハンドル、9c:温度設定ハンドル、9d:
切換ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽用吐水口、洗い場用吐水口及びシヤワーを
    備える浴室において、浴槽上縁面の裏側に3個の
    出口を有するサーモスタツトミキシングバルブ
    と、定量止水機構付バルブと、手動吐水バルブ
    と、シヤワー・カラン切換バルブとを配置してこ
    れら各バルブをサーモスタツトミキシングバルブ
    の出口の1つから定量止水機能付バルブを経由し
    て浴槽用吐水口に、他の1つの出口から手動吐水
    バルブを経由して浴槽用吐水口に、更に残りの出
    口からシヤワー・カラン切換バルブを経由してシ
    ヤワー又は洗い場用吐水口に、夫々連絡するよう
    に配管接続すると共に上記サーモスタツトミキシ
    ングバルブの温度設定ハンドル、手動吐水バルブ
    の開閉ハンドル、定量止水機構付バルブの湯量設
    定ハンドル及びシヤワー・カラン切換バルブの切
    換ハンドルを夫々上記浴槽上縁面上に配設したこ
    とを特徴とする浴室。
JP1985021438U 1985-02-16 1985-02-16 Expired JPH0330445Y2 (ja)

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JPS61141370U JPS61141370U (ja) 1986-09-01
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