JPH0726450Y2 - 埋込式水栓 - Google Patents

埋込式水栓

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JPH0726450Y2
JPH0726450Y2 JP1989099016U JP9901689U JPH0726450Y2 JP H0726450 Y2 JPH0726450 Y2 JP H0726450Y2 JP 1989099016 U JP1989099016 U JP 1989099016U JP 9901689 U JP9901689 U JP 9901689U JP H0726450 Y2 JPH0726450 Y2 JP H0726450Y2
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JP
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water
measuring mechanism
embedded
faucet
pedestal
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JP1989099016U
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JPH0340360U (ja
Inventor
浩彦 藪田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は埋込式水栓に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) バス水栓の一種として、第7図に示しているように吐水
口100と計量ハンドル102及び温度調節ハンドル104を表
面に露出させ、それらハンドル102,104にて操作される
計量機構部及び温度調節機構部を水栓取付面より下側の
内部に埋め込む形式のものが考えられている(第7図中
右側の水栓はLタイプ,左側の水栓はRタイプであ
る)。
ところでこの種埋込式水栓を含む一部混合水栓において
は、温度調節機構部の中枢部分がカートリッジ化されて
いて、その機構中枢部分のみが取出し可能とされている
ものの、計量機構部についてはその周辺部分と一体の構
成とされており、従って特に上記の如き埋込式水栓にお
いては、計量機構部のメンテナンス作業に際して多大な
困難を伴なう。この計量機構部は、通水路を開閉する弁
部や、通水量を計量して弁部を開閉する駆動部等が組み
込まれた複雑な機構部分であって、メンテナンスの必要
度の高い部分であり、而してこの計量機構部が他の部分
と一体の状態で埋め込まれていると、そのメンテナンス
のために多大な困難を伴なうのである。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、取付面上に露出する状態で取りつ
けられた吐水口と、該取付面の内部に埋込状態に設けら
れ、給水源より供給された水を一定量計量して送出する
計量機構部と、該取付面の内部に埋込状態に設けられ、
該給水源からの水を該計量機構部に導くとともに、該計
量機構部と前記吐水口とを連絡し、該計量機構部からの
水を該吐水口に導く配管部材とを備えた埋込式水栓にお
いて、前記計量機構部を前記配管部材と別体構成とする
一方、該配管部材の上部位に台座部を形成して、該台座
部の略水平な上面を該計量機構部の着座面となし、該着
座面には該配管部材の内部通水路を該計量機構部の内部
通水路に連通させる開口を形成し、該計量機構部の下面
を該計量機構部の通水路の開口が該台座部の開口に合致
する状態に該台座部上に着座させて固定具により脱着可
能に固定したことにある。
(作用及び考案の効果) このように本考案は、開閉弁部や水の計量部,弁駆動部
等を含む複雑な計量機構部を別体としてこれのみ脱着可
能と成したから、かかる計量機構部が水栓取付面より下
側の内部に埋め込まれている場合においても、計量機構
部のみを取り出すことが可能であり、そのメンテナンス
のための作業が容易となる。
本考案の埋込式水栓は、計量機構部と吐水口とを連絡す
る配管部材の上部位に台座部が形成され、その台座部の
略水平な上面に対して計量機構部が下向きに着座される
ように構成されていることを特徴としている。
このため、本考案の埋込式水栓においては計量機構部を
脱着するに際してこれを上方に取り出し、または上方よ
り台座部に取付作業することができ、限られた狭い埋込
式水栓の収納部における脱着作業を容易に行なうことが
できる。
また計量機構部は台座部に対して取り付けられ且つ支持
されるため、計量機構部を定位置に正確に且つ安定的に
設置できる利点も得られる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図及び第3図は、本考案の一実施例としての埋込式
バス水栓(この例ではLタイプのバス水栓)を示したも
のである。図示のようにこの水栓は、吐水口10と、水栓
取付面12の下側内部に埋め込まれる計量機構部14と、温
度調節機構部16とを有しており、それらが連絡管18及び
接続パイプ20にて互いに連絡されている。
また水栓取付面12上にはプレート22が配設されており、
このプレート22の開口に計量ハンドル24及び温度調節ハ
ンドル26が夫々取り付けられ、それらハンドル24,26に
より計量機構部14及び温度調節機構部16が夫々操作され
るようになっている。
温度調節機構部16は、給水管又は給湯管との接続管部2
8,30を有しており、これら接続管部28,30を通じて混合
室内部に水又は湯が流入させられるようになっている。
尚接続管部28,30の夫々には逆止弁32と止水栓34とが設
けられている。
前記連絡管18の端部には、第1図及び第5図に示してい
るように、配管部材の一部をなす管路接続用のハウジン
グ36が一体に形成されている。このハウジング36は、第
4図にも示しているように水平方向且つ互いに逆方向に
突出する突出部38を有しており、そしてこれら各突出部
38に貫通穴42が夫々形成されている。
一方温度調節機構部16においても、ハウジングの一部を
突出させて成る突出部44が形成されていてそこに貫通穴
42が設けられ、そしてこの貫通穴42と上記ハウジング36
側の一方の突出部38の貫通穴42に、配管部材としての接
続パイプ20の各端部が挿入・嵌合されている。具体的に
は、接続パイプ20は各端部がフランジ46を突出部38,44
の外面に当接させる位置まで各貫通穴42内にシール材を
介して水密的に嵌入されている。またこれら貫通穴42に
は、パイプ20挿入側とは反対の側からプラグ48が水密的
に嵌入され、そしてそれらプラグ48の雄ねじ部が接続パ
イプ20の雌ねじ部にねじ込まれて、接続パイプ20の固定
が行われている。このプラグ48には、中心穴部50と側穴
部52とが設けられており、それら中心穴部50,側穴部52
を通じて、温度調節機構部16の突出部44内の通水路54
と、接続パイプ20内の通水路54及びハウジング36内の通
水路54が互いに連通させられている。尚ハウジング36の
他方の突出部38に設けられた貫通穴42は、上記と同様の
プラグ48と盲栓56にて閉塞されている。ここでプラグ48
と盲栓56は、ねじ結合にて締結されている。
前記ハウジング36の上側には、第1図及び第6図(B)
に明らかに示しているように台座部58が一体に形成され
ており、この台座部58の略水平な上面上に計量機構部14
が着座させられた上、ビス62にて固定されている。具体
的には、計量機構部14のハウジング60の下端に取付フラ
ンジ64が形成されていて(第1図,第6図(A)参
照)、ここに複数のビス挿通孔66が設けられる一方、台
座部58には対応する個所に雄ねじ穴68が設けられ、そし
て取付フランジ64の挿通穴66にビス62が挿通された上、
雌ねじ穴68にねじ込まれることによって、計量機構部14
が台座部58上に脱着可能に固定されている。尚台座部58
には開口70,72が設けられている。開口70は、温度調節
機構部16から接続パイプ20を通じてハウジング36内に流
れ込んだ水を計量機構部14の側へと導くためのものであ
り、また開口72は、計量機構部14から流出した水を連絡
管18へと導くためのものである。
計量機構部14のハウジング60内部には、通水路開閉用の
ボール弁や、通水量を計量する計量部、その計量部と連
動し、一定量の水が流通した段階でボール弁を開閉駆動
する駆動部等が組み込まれているが、ここではそれらの
詳しい説明は省略する。
本例の埋込式水栓においては、温度調節機構部16に不具
合が生じたとき、第2図及び第3図のプレート22を取り
外した上、カートリッジ部分74を取り外して、機構中枢
部分のメンテナンス作業を行うことができる。
一方計量機構部14に不具合が生じたときには、ビス62を
外すことによってハウジング60全体を取り外し、以て故
障個所の修理や交換などを含むメンテナンスを容易に行
うことがきる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案は他の形式の
埋込式水栓に対しても適用可能であるなど、その主旨を
逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき、種々
変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である埋込式バス水栓の要部
分解斜視図であり、第2図及び第3図は夫々その水栓の
一部切欠平面図及び側面図である。第4図は同じ水栓の
接続パイプ連結部分の要部断面図であり、第5図は同じ
水栓の計量機構部と周辺部の側面図、第6図(A)は第
1図における計量機構部のハウジングの平面図、(B)
は第1図における台座部と周辺部の平面図、第7図は埋
込式バス水栓を取付状態で示す斜視図である。 14:計量機構部、58:台座部 60:ハウジング、62:ビス 64:取付フランジ、68:雌ねじ穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付面上に露出する状態で取り付けられた
    吐水口と、該取付面の内部に埋込状態に設けられ、給水
    源より供給された水を一定量計量して送出する計量機構
    部と、該取付面の内部に埋込状態に設けられ、該給水源
    からの水を該計量機構部に導くとともに、該計量機構部
    と前記吐水口とを連絡し、該計量機構部からの水を該吐
    水口に導く配管部材とを備えた埋込式水栓において 前記計量機構部を前記配管部材と別体構成とする一方、
    該配管部材の上部位に台座部を形成して、該台座部の略
    水平な上面を該計量機構部の着座面となし、該着座面に
    は該配管部材の内部通水路を該計量機構部の内部通水路
    に連通させる開口を形成し、該計量機構部の下面を該計
    量機構部の通水路の開口が該台座部の開口に合致する状
    態に該台座部上に着座させて固定具により脱着可能に固
    定したことを特徴とする埋込式水栓。
JP1989099016U 1989-08-24 1989-08-24 埋込式水栓 Expired - Lifetime JPH0726450Y2 (ja)

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JPH0340360U JPH0340360U (ja) 1991-04-18
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