JP2016037714A - 水栓装置 - Google Patents

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JP2016037714A JP2014159862A JP2014159862A JP2016037714A JP 2016037714 A JP2016037714 A JP 2016037714A JP 2014159862 A JP2014159862 A JP 2014159862A JP 2014159862 A JP2014159862 A JP 2014159862A JP 2016037714 A JP2016037714 A JP 2016037714A
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憲作 吉永
Kensaku Yoshinaga
憲作 吉永
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】同一のデザインテイストで高さが異なる水栓装置を提供したとしても、部品の共通化を実現することのできる水栓装置を提供すること。
【解決手段】取付面に取り付けられ、内部に第1流路を形成する基部と、一端から他端に貫通する貫通孔を有し且つ一端において係合部及び前記他端において係合部が係合自在な被係合部を有するブロック部材を、少なくとも1つ基部に積み重ねて構成される柱部であって、貫通孔で前記第1流路と連通する第2流路を形成する柱部と、柱部の先端側から延伸し、第2流路と連通する第3流路及び第3流路に連通する吐水口を有するカバー部材と、を備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吐水位置の高さを段階的に変更可能な水栓装置の構造に関する。
近年、ホテルや飲食店に設置される洗面台は、キャビネットや平板状のカウンターに陶器ボウルと水栓装置をセットした、いわゆるベッセルタイプが増えてきている(特許文献1参照。)。これは主に、洗面空間の意匠性を向上させる狙いがある。また、ベッセルタイプの水栓装置は、陶器ボウルと水栓装置を別々のメーカーから仕入れることも可能であるため様々な組み合わせが存在し、オリジナリティを演出できるといった利点がある。この場合水栓装置を提供するメーカーは、様々な陶器ボウルとの組み合わせを提供するために高さが異なる水栓装置を複数品揃えしていることが一般的である。
特許第4644260号公報
しかし、高さ違いで複数の水栓装置を提供する場合、それぞれの高さに応じて異なる水栓装置を提供する必要があり、部品を共通化することができないという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高さが異なる水栓装置を提供する場合でも、部品の共通化を実現することのできる水栓装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の態様は、取付面に取り付けられ、内部に第1流路を形成する基部と、一端から他端に貫通する貫通孔を備え、且つ前記一端に係合部を、前記他端に前記係合部が係合自在な被係合部を、それぞれ有するブロック部材を、少なくとも1つ前記基部に積み重ねて構成され、前記貫通孔で前記第1流路と連通する第2流路を形成する柱部と、前記柱部の先端側の端部から延伸し、前記第2流路を通じて供給される水を吐水する吐水口を有するカバー部材と、を備える水栓装置である。
このような構成によれば、ブロック部材に設けられた係合部を別のブロック部材の被係合部と係合することでブロック部材を積み重ねることができる。また、2つのブロック部材を係合した際に、2つのブロック部材に形成された貫通孔が連通し、1本の流路となる。これにより、ブロック部材の個数を変えることで柱部の高さを複数段階に変更することができるとともに、柱部の内部に第2の流路を形成できる。したがって、この第2の流路が基部の第1流路と連通することで、水栓装置を構成することができる。また、ブロック部材を積み重ねることで水栓装置の高さを変更できるので、高さが異なる複数の水栓装置を用意する必要が無く、部品の共通化を実現することができる。
また、第2の態様は、第1の態様において、前記係合部は前記一端に形成される凸部を含み、前記被係合部は前記他端に形成され、前記凸部が嵌合される凹部を含む水栓装置である。
このような構成によれば、ブロック部材に形成された凸部と凹部を嵌合することによって、複数のブロック部材を係合することができる。そのため、簡易な構成でブロック部材同士を固定することができる。
また、第3の態様は、第2の態様において、前記係合部は前記凸部の外周面に形成されたネジ部を含み、前記被係合部は前記凹部の内周面に形成されたネジ穴部を含む水栓装置である。
このような構成によれば、ブロック部材に形成されたネジ部とネジ穴部を螺合することによって、複数のブロック部材を係合することができる。そのため、ブロック部材同士をネジ部とネジ穴部によって強固に固定することができるため、柱部が複数のブロック部材を積み重ねて構成されたとしても柱部の強度を確保することができる。
また、第4の態様は、第3の態様において、前記凸部は、前記ブロック部材の前記一端に形成される第1凸部と、前記第1凸部の先端に形成される第2凸部と、を有し、前記ネジ部は前記第2凸部の外周面に形成され、前記凹部は、前記ブロック部材の前記他端に形成される第1凹部と、前記第1凹部の前記一端側に形成される第2凹部と、を有し、前記ネジ穴部は前記第2凹部の内周面に形成される水栓装置である。
ブロック部材の第2凸部に形成されたネジ部と第2凹部に形成されたネジ穴部によって、ブロック部材同士を互いに係合する際に、片方のブロック部材の第1凸部がもう片方のブロック部材の第1凹部に嵌る。そのため、この第1凸部及び第1凹部はネジ部とネジ穴部を螺合する際のガイドとして機能し、複数のブロック部材を係合する際に位置決めがしやすくなる。
また、第5の態様は、第1〜第4のいずれか1つの態様において、前記カバー部材は、
前記カバー部材の前記柱部側の端部から前記柱部の前記取付面までを覆う第2カバー部材と接合される請求項1乃至4の何れか1項に記載の水栓装置である。
このようにすることで、カバー部材と、柱部を覆う第2カバー部材によって水栓装置全体が覆われる。そのため、複数のブロック部材の継ぎ目が外から見えないため、水栓装置の美観を高めることができる。
また、第6の態様は、第5の態様において、前記ブロック部材の外周面に形成される第1溝部と、前記第2カバー部材の内周面に形成される第2溝部と、前記第1溝部及び前記第2溝部の両方に係合する抜け止め部材と、を有する水栓装置である。
このようにすることで、抜け止め部材をブロック部材の外周面に形成される第1溝部と第2カバー部材の内周面に形成される第2溝部とに係合させることで、第2カバー部材を固定することができる。そのため、溝部と抜け止め部材という簡易な構成によりカバー部材の固定を実現することができる。
本発明によれば、高さが異なる水栓装置を提供する場合でも、部品の共通化を実現することのできる水栓装置を提供することができる。
第1実施形態の水栓装置が取付面に取り付けられている様子を示した図である。 第1実施形態の水栓装置の縦断面図である。 第1実施形態のブロック部材の斜視図である。 第1実施形態のブロック部材の縦断面図である。 ブロック部材の個数を変更した第1実施形態の水栓装置の縦断面図である。 第2実施形態の水栓装置の縦断面図である。 第2実施形態の水栓装置において、カバー部材をこていするCリングの図である。 第1流路及び第2流路にホースを通した変形例の水栓装置の縦断面図である。 カバー部材の形状をグースネック形状とした変形例の水栓装置の縦断面図である。 ブロック部材同士を係合凸部及び係合凹部によって係合することとした変形例の水栓装置の縦断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の水栓装置100が取付面101に取り付けられている様子を示した図である。
図1に示すように、第1実施形態の水栓装置100は取付面101に取り付けられ、その吐水口103がボウル104に対向するようになっている。また、水栓装置100は所謂シングルレバー水栓であり、シングルレーバ水栓本体102を操作することで水栓装置100の吐水・止水の操作、吐水流量の調節、及び、水温の調節をすることができる。
図2は水栓装置100の縦断面図である。図2に示すように、水栓装置100は基部110によって取付面101に取り付けられる。具体的には、取付面101の取付穴101aに基部110を挿入し、取付面101の裏側からナット111等を用いて固定する。
基部110には、取付面101の表側から裏側へと貫通する貫通孔112が形成されており、この貫通孔112にはシングルレバー水栓本体102によって混合された湯水が取付面101の裏側から供給される。従って、この貫通孔112は水栓装置100の第1流路となっている。また、取付面101の表側に露出している基部110には、水栓装置100の柱部120を構成するブロック部材130が積み重ねられる。
続いて、このブロック部材130について図3、4を用いて説明する。図3はブロック部材200の斜視図である。図4はブロック部材200の縦断面図である。
図3、図4に示すように、ブロック部材130は、その外周面131が例えば柱部120の外径形状と同じ円柱状に形成されており、その中心にはブロック部材130の一端から他端に貫通する貫通孔134を有している。また、ブロック部材130は本体部132と凸部135を備えており、ブロック部材130の本体部132の上端面132aには、外周面131よりも直径が小さい第1凸部135aが形成されている。この第1凸部135aの上端には、第1凸部135aよりも更に直径の小さい第2凸部135bが形成されており、第2凸部135bの外周面にはネジ部136が形成されている。
そして、ブロック部材130の本体部132の下端面132bには、第1凸部135aの外径とほぼ一致する内径の第1凹部137aが形成されており、第1凹部137aの奥には第2凸部135bの外形とほぼ一致する内径の第2凹部137bが形成されている。そして、この第2凹部137bの内周面にはネジ穴部138が形成されている。
ここで、第1凸部135aの高さ135ahと、第1凹部137aの深さ137adは、例えば第1凸部135aの高さ135ahの方が長くなっている。そのため、ネジ部136がネジ穴部138に届かなくなることを防ぐことができる。
また、第2凸部135bの高さ135bhは、例えば第2凹部137bの深さ137bdと同じ長さ、又は、第2凸部135bの高さ135bhの方が短くなっている。このようにすることで、2つのブロック部材130を螺合した際に、片方のブロック部材130の第1凸部135aの上端面もう片方のブロック部材130の第1凹部137aの下端面との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。
また、第1凸部135aの高さ135ahよりも第2凸部135bの高さ135bhの方が短い。このようにすることで、ネジ穴部138にネジ部136を係合する際に、ネジ部136とネジ穴部138が接触するよりも先に、第1凹部137aに第1凸部135aが嵌るため、ネジ部136がネジ穴部138に対して斜めに螺合されにくくなる。つまり、第1凸部135aと第1凹部137aは複数のブロック部材130を螺合する際のガイドとして機能し、複数のブロック部材130を係合する際に位置決めがしやすくなる。
また、基部110には、基部110に積み重ねられるブロック部材130を固定するため、ブロック部材130の第1凸部135a、第2凸部135b及びネジ部136と同一形状の、第1凸部114a、第2凸部114b及びネジ部115が形成されている。従って、基部110にブロック部材130を積み重ねる際には、ブロック部材130同士を係合するのと同様に、基部110のネジ部115にブロック部材130のネジ穴部138を螺合する。
図2に戻って、このブロック部材130を少なくとも基部110に1つ積み重ねることで、水栓装置100の柱部120が構成される。また、各ブロック部材130の貫通孔134が連通することで、柱部120の内部に第2流路121が形成される。図2に示すように、この第2流路121は柱部120を基部110に積み重ねることで、基部110の第1流路である貫通孔112と連通する。
また、柱部120を構成する各ブロック部材130の係合部及びブロック部材130と基部110との係合部には、シール部材140が設けられ、これらの係合部から水漏れが起きないようにしている。
この柱部120の上端に位置しているブロック部材130には、水栓装置110の吐水口103が設けられたカバー部材150が接続される。カバー部材150の内部には、吐水口103と柱部120の第2流路121とを接続する第3流路151が形成されており、カバー部材150の柱部120との接続部には、ブロック部材130と係合するため、ブロック部材130の第1凹部137a、第2凹部137b及びネジ穴部138と例えばほぼ同一形状の第1凹部152a、第2凹部152b及びネジ穴部153が形成されている。またカバー部材150の第2凹部152bの上端面152cには、第3流路151の端部が開口している。また、第3流路151は、カバー部材150の内部においてカバー部材150と一体に形成されていても良いし、例えば、カバー部材150の内部に配設されるホース等によって、カバー部材150とは別部材として設けられていても良い。
したがって、カバー部材150のネジ穴部153に柱部120の上端に位置しているブロック部材130のネジ部136を螺合することで、第2流路と第3流路151が連通する。また、カバー部材150と柱部120との接続部には、シール部材140が設けられ、これらの係合部から水漏れが起きないようにしている。
このように、第1実施形態の水栓装置100においては、ブロック部材130に設けられたネジ部136を別のブロック部材130のネジ穴部138と係合することで積み重ねることができる。従って、例えば図5(a)(b)に示すようにブロック部材130の個数を変えることで柱部120の高さを複数段階に変更することができる。つまり、ブロック部材130を積み重ねることで水栓装置110の高さを変更できるので、高さが異なる複数の水栓装置110を品揃えする必要が無く、水栓装置110の部品を共通化することができる。また、積み重ねるブロック部材130の個数を変えたとしても、カバー部材150の形状は変わらないため、カバー部材150の外観形状を維持したまま、水栓装置100の高さだけを変更することができる。
また、ブロック部材130に形成されたネジ部136とネジ穴部138を螺合することによって、複数のブロック部材130同士を強固に固定することができるため、柱部120が複数のブロック部材130を積み重ねて構成されたとしても柱部120の強度を確保することができる。
<第2実施形態>
続いて、図6及び図7を用いて第1実施形態の変形例である、第2実施形態について説明する。図6は第2実施形態の水栓装置100の縦断面図である。図7は第2実施形態の水栓装置100のカバー部材150を固定するCリング170を示す図である。
図6に示すように、第2実施形態の水栓装置100のカバー部材150は、内部に第3流路が形成されるカバー部材150a及び柱部120全体を覆う第2カバー部材150bを備えている。第2カバー部材150bは柱部120の外径と例えばほぼ同じ内径を有する円柱パイプ状である。第2カバー部材150bの内周面には第2溝部154が形成されている。この第2溝部154は、柱部120の一番下に位置するブロック部材130の外周面131に形成される第1溝部139と、後述するCリング170によって係合される。また、第2実施形態の第3流路151は第2流路121に挿入可能な挿入部151bが形成されている。
第2実施形態のカバー部材150は、基部110に柱部120を固定した後に、カバー部材150の第2カバー部材150bを柱部120に被せるように挿入することで取りつけられる。この時、柱部120の一番下に位置するブロック部材130の第1溝部139に、図7(a)に示すCリング170を嵌め込んでおく。Cリング170はプラスチックなどの弾性変形可能な材料で形成される。
図7(b)のように示すように、このCリング170の非変形時の外径はブロック部材130の外周面131の直径よりも大きい。またCリング170の非変形時の内径は第1溝部139の外径よりも大きく、ブロック部材130の外周面の直径よりも小さい。つまり、第1溝部139にCリング170を嵌め込んだ状態において、Cリング170の内周面と第1溝部139の外周面との間にはわずかな隙間が形成されている。
そのため、このCリング170を第1溝部139に嵌め込んだ状態で、Cリング170の外周面171を押さえつけると、Cリング170が縮むように変形し、Cリング170の外周面171の直径がブロック部材130の外周面131の直径よりも小さくなる。そのため、柱部120を第2カバー部材150bに対して、このCリング170を越えて挿入することができるようになる。
第2カバー部材150bが柱部120の全体を覆うまで挿入されると、第2カバー部材150bの内周面に設けられた第2溝部154と柱部120の一番下に位置するブロック部材130の第1溝部139の高さが一致するため、変形していたCリング170が反発して元に戻り、第1溝部139と第2溝部154の両方に係合する。このようにすることで、カバー部材150を柱部120に固定することができる。そのため、第2実施形態の水栓装置100では溝部と抜け止め部材という簡易な構成によりカバー部材150の固定を実現することができる。
また、カバー部材150に対して柱部120を挿入するのと同時に、第3流路151の挿入部151bが第2流路121に挿入される。挿入部151bには、パッキン155が外嵌されており、このパッキン155によって第3流路151の挿入部151bと第2流路121との間に生じる隙間を水漏れが起きないようにシールする。
また、第2実施形態のカバー部材150は、別体として形成されたカバー部材150aと第2カバー部材150bを溶接等によって、接合面Aで接合されることで形成されている。この第2カバー部材150bは、円柱状の柱部120の外周面を覆うカバーであるため、その形状は円柱パイプ状となっている。そのため、積み重ねるブロック部材130の個数に応じて1本の長い円柱パイプを切断することで第2カバー部材150bを形成することができ、この第2カバー部材150bをカバー部材150aと溶接などによって接合することでカバー部材150とすることができる。
すなわち、第2実施形態のカバー部材150は柱部120の長さに応じて第2カバー部材150bの長さが変化するが、第2カバー部材150bは円柱パイプを切断することで形成できるため、第2カバー部材150bを作成するための材料となる円柱パイプは共通化することができる。またカバー部材150によって水栓装置110全体が継ぎ目なく覆われるため、水栓装置100の美観を高めることができる。また、積み重ねるブロック部材130の個数を変えたとしても、第2カバー部材150bの長さが変わるだけで、カバー部材150aの形状は変わらないため、水栓装置100の外観形状を維持したまま、水栓装置100の高さだけを変更することができる。
<変形例>
以上、本願の開示する技術の複数の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は上記に限定されるものではない。例えば、図6において、基部110及び各ブロック部材130接続部からの水漏れを防ぐため基部110及び各ブロック部材130との接続部に図示しないシール部材140を設けると説明したが、図8に示すように、第1流路112及び第2流路121に挿入されるホース180を設けても良い。ホース180にはフランジ部182が形成されており、このフランジ部182を基部110に対してネジ184で固定することで、ホース180が第1流路112及び第2流路121から抜けるのを抑制することができる。第3流路151の挿入部151bはこのホース180に対して挿入される。また、ホース180の取付面101の下側に露出する端部には、シングルレバー水栓本体102との接続部が形成されている。このようにホース180を第1流路112及び第2流路121に挿入することで、基部110及び各ブロック部材130との接続部にシール部材140を設けなくても良くなる。
また、第2カバー部材150bの内周面に形成されている第2溝部154(図6参照。)は、柱部120の一番上に位置するブロック部材130の第1溝部139と一致する高さに設けられていても良い。
また、図2において、カバー部材150は水平に伸びるスパウトとして説明したが、カバー部材150の形状はこれに限定されるものではなく、図9に示すようなグースネック形状や、吐水口空間を確保するために斜め情報に延伸しても良い。
また、第1実施形態において、カバー部材150は柱部120を覆う第2カバー部材を備えてないが、これに限定されるものではなく、カバー部材150がカバー部材150aと第2カバー部材150bの両方を備えていても良い。
また、上記実施形態において、ブロック部材130には第2凸部135b、及び第2凹部137bが形成されているが、これに限定されるものではなく、第2凸部135b及び第2凹部137bが形成されていなくても良い。また、この場合、ネジ部136は第1凸部135aの外周面に形成され、ネジ穴部138は第1凹部の内周面に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、ブロック部材130のネジ部136をネジ穴部138に螺合することで、複数のブロック部材130を係合していたが、ブロック部材130の係合方法はこれに限定されるものではなく、例えば図10に示すように、第2凸部135bの外周面に係合凸部136a、第2凹部137bの内周面に係合凹部138aを設け、ブロック部材130を積み重ねた際に、この係合凸部136aと係合凹部138aが係合することで、ブロック部材130同士が係合されても良い。このようにすることで、ブロック部材130に設けられた係合凸部136aと係合凹部138aという簡易な構成によって、ブロック部材同士を係合することができる。
また、上記実施形態において、ブロック部材130の外径形状は同一の円柱形状であるとしていたが、ブロック部材130の外形形状はこれに限定されるものではなく、例えば四角形形状等の多角形形状であっても良いし、他のブロック部材130と係合可能であって、係合することで第2流路121を形成できるという機能が同じであれば、外形形状の異なる複数のブロック部材130が品揃えされていても良い。例えば、円柱形状のブロック部材130と、四角形形状のブロック部材130の2種類のブロック部材を品揃えしていても良い。このように、外形形状の異なる複数のブロック部材130を品揃えしたとしても、積み重ねるブロック部材130の個数を変更することで、水栓装置100の高さ変更できるので、部品の共通化を実現することができる。
また、上記実施形態において、シール部材140はブロック部材130同士の間に挟まれるように設置されているが、シール部材140の位置はこれに限定されるものではなく、例えば、第1凸部又は第2凸部の周面に設けられていても良い。
前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100:水栓装置
101:取付面
101a:取付穴
102:シングルレバー水栓本体
103:吐水口
104:ボウル
110:基部
111:ナット
112:貫通孔(第1流路)
114a:第1凸部
114b:第2凸部
115:ネジ部
120:柱部
121:第2流路
130:ブロック部材
131:外周面
132:本体部
132a:上端面
132b:下端面
134:貫通孔
135:凸部
135a:第1凸部
135b:第2凸部
136:ネジ部(係合部)
136a:係合凸部
137a:第1凹部
137b:第2凹部
138:ネジ穴部(被係合部)
138a:係合凹部
139:第1溝部
150:カバー部材
151:第3流路
151b:挿入部
152a:第1凹部
152b:第2凹部
152c:上端面
153:ネジ穴部
154:第2溝部
155:パッキン
170:Cリング
180:ホース
182:フランジ部
184:ネジ

Claims (6)

  1. 取付面に取り付けられ、内部に第1流路を形成する基部と、
    一端から他端に貫通する貫通孔を備え、且つ前記一端に係合部を、前記他端に前記係合部が係合自在な被係合部を、それぞれ有するブロック部材を、少なくとも1つ前記基部に積み重ねて構成され、前記貫通孔で前記第1流路と連通する第2流路を形成する柱部と、
    前記柱部の先端側の端部から延伸し、前記第2流路を通じて供給される水を吐水する吐水口を有するカバー部材と、
    を備える水栓装置。
  2. 前記係合部は前記一端に形成される凸部を含み、
    前記被係合部は前記他端に形成され、前記凸部が嵌合される凹部を含む、
    請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記係合部は前記凸部の外周面に形成されたネジ部を含み、
    前記被係合部は前記凹部の内周面に形成されたネジ穴部を含む、
    請求項2に記載の水栓装置。
  4. 前記凸部は、前記ブロック部材の前記一端に形成される第1凸部と、前記第1凸部の先端に形成される第2凸部と、を有し、
    前記ネジ部は前記第2凸部の外周面に形成され、
    前記凹部は、前記ブロック部材の前記他端に形成される第1凹部と、前記第1凹部の前記一端側に形成される第2凹部と、を有し、
    前記ネジ穴部は前記第2凹部の内周面に形成される
    請求項3に記載の水栓装置。
  5. 前記カバー部材は、
    前記カバー部材の前記柱部側の端部から前記柱部の前記取付面までを覆う第2カバー部材と接合される請求項1乃至4の何れか1項に記載の水栓装置。
  6. 前記ブロック部材の外周面に形成される第1溝部と、
    前記第2カバー部材の内周面に形成される第2溝部と、
    前記第1溝部及び前記第2溝部の両方に係合する抜け止め部材と、
    を有する請求項5に記載の水栓装置。
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