JPH067089Y2 - シングルレバー式湯水混合水栓 - Google Patents

シングルレバー式湯水混合水栓

Info

Publication number
JPH067089Y2
JPH067089Y2 JP2571688U JP2571688U JPH067089Y2 JP H067089 Y2 JPH067089 Y2 JP H067089Y2 JP 2571688 U JP2571688 U JP 2571688U JP 2571688 U JP2571688 U JP 2571688U JP H067089 Y2 JPH067089 Y2 JP H067089Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hot
lever
cold water
mixing valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2571688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01136557U (ja
Inventor
幸男 橋本
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP2571688U priority Critical patent/JPH067089Y2/ja
Publication of JPH01136557U publication Critical patent/JPH01136557U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH067089Y2 publication Critical patent/JPH067089Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はシングルレバー式湯水混合水栓に関する。
(従来技術) 従来のシングルレバー式湯水混合水栓を第5図を参照し
て説明すると、同図中100は洗面器や壁面等の水栓装
着部に取り付けられる水栓本体で、該水栓本体100の
下部には吐水管101が取り付けられている。水栓本体
100にはまた水用脚管102及び湯用脚管103が接
続されており、これらにより供給された湯水は水栓本体
100内に設けられた湯水混合弁(図示しない)により
混合され、吐水管101の吐水口104を経て吐出され
る。水栓本体100の上部には湯水混合弁に連係された
操作レバー105が設けられており、操作レバー105
を上下させることで吐水量の調節が行なわれ、また操作
レバー105を左右に回動させることにより吐水温が調
節されるように構成されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のシングルレバー式湯水混合水栓では、例えば
操作レバー105が最下位置にある止水状態より操作レ
バー105を上方に持ち上げて吐水口104より湯水を
吐出させようとする場合、操作レバー105が高温側に
回動設定されていたとすると、高温の湯が吐出されるこ
ととなり、使用者が火傷を負う危険があった。即ち、操
作レバー105は左右何れかの回動限が最低温度位置で
あり、先の使用者が使用後にこのような最低温度位置に
戻しておけば問題はないものの、操作レバー105の温
度に関係する位置変化は単なる回転位置の変化であり、
如何なる温度位置にあるのか一見しただけでは明確では
なく、又、使用後に最低温度位置に戻しておくための構
造的配慮が成されていなかった。
上記従来技術の欠点に鑑み、本考案は操作レバーが如何
なる温度位置にあるか即座に認識でき、最低温度位置に
おいて特定の形態を成すシングルレバー式湯水混合水栓
の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のシングルレバー式湯水混合水栓は、水栓本体
と、該水栓本体内に設けられた湯水混合弁と、該湯水混
合弁を操作するための操作レバーと、前記湯水混合弁に
より混合された混合水を外部に吐出させるため前記水栓
本体に設けられた吐水部とを有し、前記湯水混合弁は前
記操作レバーによる混合水温調節方向と吐水量調節方向
の両立する二方向への操作により混合制御されるように
構成したシングルレバー式湯水混合水栓であって、前記
操作レバーが吐水量ゼロの状態における前記混合水温調
節方向の一方向への操作時に前記吐水部に沿在して係止
されるように構成し、かつこの係止状態において、前記
湯水混合弁による混合水温度が最低温度となるように設
定してある。
(作用) 本考案のシングルレバー式湯水混合水栓では操作レバー
が吐水部に沿在して係止された状態で吐水量ゼロかつ最
低温度位置となっており、この状態より操作レバーを吐
水量調節方向に操作すれば必ず最低温度の混合水が吐出
される。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を第1図〜第4図を参照して説
明する。
先ず第1図〜第3図において、1は洗面器等の水栓装着
部に取り付けられる水栓本体で、その前部には下面に吐
水口2を有する吐水部3が一体で形成されている。4は
操作レバーで、水栓本体1の内部において下部を該水栓
本体1の長手方向の軸線Lに垂直面内で回動可能かつ軸
線Lに対し傾動可能に支持されたスピンドル5の上端部
に固定されている。操作レバー4は図示した下方への最
大傾動位置において第2図中矢印A方向へ回転させると
同図に示すように吐水部3に係止されてその側部に沿在
して位置するように構成されており、操作レバー4と吐
水部3とはこの状態で外面が相互に連続面を成すような
形状に形成されている。
6は水線本体1の内部に固定された筒状のケーシング7
に保持された湯水混合弁で、上記スピンドル5の下端に
突設された軸8の下部に形成された球状の連結突起9が
係合する溝10を上面に備えた可動側ディスク11と、
水栓本体1の中底1aの上部に固定された底板12上に
載置された固定側ディスク13とから構成されている。
固定側ディスク13及び底板12にはこれらに連続する
水導入口14,湯導入口15及び流出口16(第4図参
照)が形成されている。水導入口14及び湯導入口15
には第1図に示すように水用脚管17及び湯用脚管18
がそれぞれ連結されており、水用脚管17及び湯用脚管
18はまたそれぞれ第3図に示すジョイント19,20
を介して各々の供給源に接続されている。又、流出口1
6は吐出部3内に形成された通水路21を経て吐水口2
に連通している。一方、可動側ディスク11の下面には
第4図に示すように凹所22が形成されており、この凹
所22は可動側ディスク11が操作レバー4によりスピ
ンドル5及び連結突起9を介して固定側ディスク13に
対し相対移動されると、その位置変化に応じて上記水導
入口14,湯導入口15及び流出口16との重なり具合
を変化させ、もって流出口16より吐水口3に導かれる
湯水の温度及び量を変化させるように構成されている。
このような操作レバー4の操作と吐水口2より吐出され
る湯水の温度及び量との関係を以下第4図を参照して詳
しく説明する。
先ず、操作レバー4が第1図〜第3図に示した下方への
最大傾動位置かつA方向への最大回転位置、即ち吐水部
3による係止位置では第4図(イ)に示すように凹所22
は流出口16にのみ連通し、水導入口14及び湯導入口
15は塞がれた状態にある。従って、この状態では流出
口16より吐水口2に至る混合水の流れはなく、止水状
態にある。
次に、この状態より操作レバー4をそのまま上方に持ち
上げると第4図(ロ)に示すように、可動側ディスク11
が第4図(イ)の状態より図中下方に移動して凹所22は
流出口16と水導入口14とに重なり、操作レバー4の
上昇に伴い水導入口14との重なり面積を増加させる。
このような過程において湯導入口15は依然として塞が
れた状態にあり、従って吐出口2からは水、即ち最低温
度の混合水が吐出される。
第4図(ロ)に示した状態より操作レバー4を第2図及び
第4図(イ)中A方向と逆方向に回転させると、可動側デ
ィスク11が斜め右上に移動し、凹所22は水導入口1
4との重なり面積を減少しつつ第4図(ハ)に示すように
湯導入口15に重なってその面積を徐々に増大させる。
この結果、吐出口2からはこのような重なり量に対応し
た量の水と湯の混合水が吐出されることとなる。操作レ
バー4を更に同方向に回転させると第4図(ニ)に示すよ
うに凹所22は流出口16と湯導入口15のみに重なる
ようになり、吐水口3からは湯のみが吐出される。
上記のように本例のシングルレバー式湯水混合水栓では
操作レバー4が吐水部3に係止されてその側部に沿在し
た状態では止水状態かつ最低温度設定状態にあり、この
状態で操作レバー4を吐水側方向、即ち上方に持ち上げ
ると、吐水口2からは水のみが流出する。
つまり、操作レバー4が最低温度設定位置にあるかどう
かは吐水部3との相対的な位置関係より明確に認識で
き、かつ操作レバー4が吐水部3に沿在した状態は外面
形状の連続性もあって安定した外観を呈するので、使用
者が使用後にこのような状態に戻しておくであろうこと
は十分に期待できる。従って、後の使用者が操作レバー
4をそのまま上方に持ち上げても吐出されるのは水のみ
であり、火傷の心配はない。
尚、第1図中23は洗面器等の排水栓に連動するレリー
ズ装置で、本考案とは直接には関係しないため説明は省
略する。
(考案の効果) 本考案のシングルレバー式湯水混合水栓では、操作レバ
ーが吐水部に沿在して係止された外観状安定した状態が
吐水量ゼロかつ最低温度設定となっており、操作レバー
が最低温度設定となっているかどうかを使用者が即座に
識別できるので操作性が向上する。又、このような外観
上安定した状態より操作レバーを吐水側へ操作すれば必
ず最低温度の吐水が得られるので火傷を防止できる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すもので、第
1図はシングルレバー式湯水混合水栓の縦断面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図の左側面図、第4
図(イ)〜(ニ)は第1図に示した操作レバーの動きと湯水混
合弁の作動との関係を示す説明図、第5図は従来のシン
グルレバー式湯水混合水栓の概略図である。 1…水栓本体、3…吐水部 4…操作レバー、6…湯水混合弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水栓本体と、該水栓本体内に設けられた湯
    水混合弁と、該湯水混合弁を操作するための操作レバー
    と、前記湯水混合弁により混合された混合水を外部に吐
    出させるため前記水栓本体に設けられた吐水部とを有
    し、前記湯水混合弁は前記操作レバーによる混合水温調
    節方向と吐水量調節方向の両立する二方向への操作によ
    り混合制御されるように構成したシングルレバー式湯水
    混合水栓であって、前記操作レバーが吐水量ゼロの状態
    における前記混合水温調節方向の一方向への操作時に前
    記吐水部に沿在して係止されるように構成し、かつこの
    係止状態において、前記湯水混合弁による混合水温度が
    最低温度となるように設定したことを特徴とするシング
    ルレバー式湯水混合水栓。
JP2571688U 1988-02-26 1988-02-26 シングルレバー式湯水混合水栓 Expired - Lifetime JPH067089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2571688U JPH067089Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 シングルレバー式湯水混合水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2571688U JPH067089Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 シングルレバー式湯水混合水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01136557U JPH01136557U (ja) 1989-09-19
JPH067089Y2 true JPH067089Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31246695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2571688U Expired - Lifetime JPH067089Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 シングルレバー式湯水混合水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH067089Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4527892B2 (ja) * 2001-03-05 2010-08-18 株式会社三栄水栓製作所 ポップアップ機構を備えたシングルレバー式の混合栓
JP5650442B2 (ja) * 2010-06-10 2015-01-07 株式会社ケーブイケー シングルレバー水栓

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01136557U (ja) 1989-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0310830B2 (ja)
US4617965A (en) Control insert for sanitary mixer valves
US4378029A (en) Single control faucet
US4941509A (en) Mixing valve for hot and cold water
US4328830A (en) Fluid mixing valve
JPH04228982A (ja) 混合弁
JPH067089Y2 (ja) シングルレバー式湯水混合水栓
JP3072855B2 (ja) 給水栓混合弁およびその玉弁
JPH0681383A (ja) 湯水混合装置
US5660208A (en) Monoblock faucet
US5404911A (en) Monoblock faucet
JPH0535250Y2 (ja)
JPH0456192B2 (ja)
JP2874322B2 (ja) 湯水混合水栓
JPH0444944Y2 (ja)
JPH09178008A (ja) シングルレバー式混合水栓に於ける安全装置
JPS6312281Y2 (ja)
CN209444845U (zh) 一种冷热水混合水龙头
JPS6128920Y2 (ja)
JPH1122837A (ja) シングルレバー式混合水栓
JPH1181404A (ja) 湯水混合水栓
JPH043168Y2 (ja)
JPH0642145Y2 (ja) シングルレバー式湯水混合水栓
JPH035729Y2 (ja)
JPH05611Y2 (ja)