JPS6312281Y2 - - Google Patents

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JPS6312281Y2
JPS6312281Y2 JP1982199782U JP19978282U JPS6312281Y2 JP S6312281 Y2 JPS6312281 Y2 JP S6312281Y2 JP 1982199782 U JP1982199782 U JP 1982199782U JP 19978282 U JP19978282 U JP 19978282U JP S6312281 Y2 JPS6312281 Y2 JP S6312281Y2
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JP
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hot water
communicating
hole
discharge
water inlet
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JP1982199782U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シングルレバー式湯水混合栓に関す
るものである。
従来、この種の湯水混合栓の基本的なものとし
て、第12図に示す米国特許第3433264号明細書
に記載されたものがある。このものについて説明
すると、本体51に冷水の流入路52、熱湯の流
入路(図示略す)及び混合水の吐出流路53を設
け、冷水の流入路52に重なる位置に水流入口5
4、熱湯の流入路に重なる位置に湯流入口(図示
略す)を設けるとともに吐出流路53に重なる位
置に混合水吐出口55を設けてなるセラミツクス
製固定板56を本体51に内装し、上記水流入口
54と湯流入口の一方、または両方と混合水吐出
口55とを通じさせるための混合流路57を下面
側に凹設してなるセラミツクス製可動板58を上
記固定板56に密接させ、その可動板58を操作
ハンドル59の先端に固着してなる作動レバー6
0によつて摺動させるようにしている。そして可
動板58の混合流路57が図示のように混合水吐
出口55にのみ対応しているときには水及び湯の
吐出は行われず、可動板58の矢印方向への摺動
によつて混合水吐出口55が水流入口54と湯流
入口の両方、または何れか一方と連通すると、水
及び湯の両方、または何れか一方が混合流路57
及び吐出流路53を通つて吐出パイプ61から吐
出するようになつたものである。
以上従来のものにおいては、吐出パイプ61か
らの吐出にしか使用できず、シヤワーを使用する
ことができなかつた。上記のものを吐出パイプか
らの吐出とシヤワーとに共用できるようにするた
めには、吐出流路53に切替弁を設け、これによ
り吐出パイプへの流路とシヤワーへの流路とを切
替える必要がある。このように構成すると、使用
者が吐出のための操作ハンドルと切替のための操
作ハンドルの2つを操作しなければならない煩わ
しさがある。そして切替弁を設けなければならな
いので構造が複雑となり製造コストが上昇する欠
点がある。また、特開昭56−49471号公報に開示
された混合栓もあるが、これも吐出パイプおよび
シヤワーの流量調節は別の弁機構によらねばなら
いため、装置が複雑となり、従つて操作も面倒
で、コスト高であつた。
本考案は、上記の欠点を解消し、1つの操作ハ
ンドルを操作することによつて湯水の吐出・停
止、吐出量調節、温度調節及び吐出パイプとシヤ
ワーとの切替が行われる操作が簡単で簡素化され
た構造の安価な湯水混合栓を提供することを目的
とする。
本考案の基本的な構成は、湯が流入する給湯室
と、水が流入する給水室と、弁装置が収納される
弁室と、混合水が吐出パイプへ流出する第1の吐
出室と、混合水がシヤワーヘツドへ流出する第2
の吐出室とを有する本体と、上記弁室に収納され
る弁装置と、その弁装置を作動させる操作ハンド
ルとを備えてなる。そして、上記弁装置は、本体
内の給湯室へ連通する湯流入口と、給水室へ連通
する水流入口と、第1の吐出室へ連通する第1吐
出口と、第2の吐出室へ連通する第2吐出口とを
有する固定板と、上記固定板の湯流入口と水流入
口の一方または両方と第1吐出口とを連通させる
第1の混合流路と、湯流入口と水流入口の一方ま
たは両方と第2吐出口とを連通させる第2混合流
路とを有し、かつ上記固定板に対し水密状態に密
接される可動板とからなり、固定板は弁室内に回
動不能に設けられ、可動板が固定板に密接したま
ま上記操作ハンドルにより摺動されることにより
湯流入口と水流入口が第1吐出口または第2吐出
口に連通して湯、水または混合水が吐出パイプま
たはシヤワーホースから吐出するようになつてい
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図ないし第11図において、本体1はそ
の内部が隔壁で複数の室に区画されており、弁装
置を収納する弁室2と吐出パイプ29に連通する
第1吐出室3とシヤワーホース30に連通する第
2吐出室4とが中央部に設けられ、左側に湯が流
入する給湯室5、右側に冷水が流入する給水室6
が設けられている。
上記弁室2の底7には、第1吐出室3へ通じる
通孔8と第2吐出室4へ通じる通孔9とが所定の
間隔を隔てるように設けられており、上記両通孔
8,9の中間に通孔8と通孔9とを結ぶ直線の両
側に給湯室5へ通じる湯用通孔10と給水室6へ
通じる水用通孔11とが設けられている。また、
弁室2には両端面を開口した筒状のカートリツジ
ケース12が回動不能に収納されており、そのカ
ートリツジケース12へ固定板13と可動板14
が収納されている。
固定板13は、カートリツジケース12の内径
とほぼ同径の円盤状に形成されたセラミツクスよ
りなり、その一面が弁室2の底7に密接し、かつ
回動不能に収納されている。この固定板13の中
央より下方に上記通孔8に重なるように第1吐出
口15が開設されている。その第1吐出口15
は、底7に面する側が円形に凹設され、可動板1
4に面する側が所定弧長の弧状に凹設されてい
る。固定板13の中央より上方に上記通孔9に重
なるように第2吐出口16が開設されている。そ
の第2吐出口16は、底7に面する側が円形に凹
設され、可動板14に面する側がほぼ小判形に凹
設されている。また、固定板13には上記通孔1
0に重なる位置に湯流入口17、通孔11に重な
る位置に水流入口18が夫々開設されている。湯
流入口17及び水流入口18は、何れも底7に面
する側が円形に凹設され、可動板14に面する側
が長孔状にほぼ45゜の角度に配置されるように凹
設されている。底7と固定板13との間には、各
通孔8,9,10,11を囲むようにシール材1
9が装着されて底7と固定板13との間の水密を
保持している。
上記固定板13に対して密接される可動板14
は、平面形状が固定板13よりも小さなほぼ小判
形のセラミツクスよりなるもので、固定板13に
密接した状態でカートリツジケース12内におい
て直線方向及び回動方向へ摺動可能に設けられて
いる。そして、この可動板14は、固定板13に
面する側に湯流入口17と水流入口18の一方ま
たは両方を上記第1吐出口15へ連通させるため
の第1混合流路20と、湯流入口17と水流入口
18の一方または両方を上記第2吐出口16へ連
通させるための第2混合流路21とが凹設されて
いる。可動板14の表面側の中央部には、平面形
状矩形の係合穴22が凹設されている。23はレ
バーガイドで、カートリツジケース12の前端部
へ回動可能に嵌入され、中央に矩形状のガイド孔
24が穿設されている。そのガイド孔24へ作動
レバー25が挿通され、かつピン26でレバーガ
イド24に枢着されている。作動レバー25の断
面矩形の先端は可動板14の平面形状矩形の係合
穴22へ嵌入係合されている。レバーガイド23
の外側にはカバー27が設けられ、そのカバー2
7は弁室2へ螺着されて回動不能に設けられてい
る。カバー27から突出した作動レバー25の端
部に操作ハンドル28が取付けられ、その操作ハ
ンドル28を操作することにより可動板14の摺
動を可能にしている。
29は第1吐出室3へ連通して混合水が吐出す
る吐出パイプ、30は第2吐出室4へ連通して混
合水が吐出するシヤワーホース、31は湯が流入
する脚管、32は水が流入する脚管である。
上記構成の湯水混合栓は、第2図に示す状態が
湯、水及び混合水の何れもが吐出しない停止状態
である。即ち、第5図に示すように第1混合流路
20が第1吐出口15のみに対応し、第2混合流
路21が第2吐出口16のみに対応し、第1及び
第2混合流路20,21が湯流入口17及び水流
入口18に全く対応しないために湯及び水が混合
流路20,21へ流入できない。
第2図に示す状態から操作ハンドル28を矢印
Q方向へ最大限傾動(下傾)させると、作動レバ
ー25によつて可動板14が直線的に摺動し(第
6図)、第1混合流路20が湯流入口17及び水
流入口18と第1吐出口15とに同時に対応し、
湯流入口17から流入する湯と水流入口18から
流入する水とが第1混合流路20内で混合水とな
り第1吐出口15から通孔8を通つて第1吐出室
3へ吐出し、さらに吐出パイプ29から吐出す
る。吐出量の調節は、湯流入口17と水流入口1
8が第1混合流路20に対してどの程度開口され
ているかにより決定されるから、可動板14の直
線方向への摺動距離を加減すればよい。また、混
合水の温度を高くするには、操作レバー28を第
1図のR方向(時計方向)へ回動させれば、第1
混合流路20と湯流入口17との対応面積が大き
くなり、かつ第1混合流路20と水流入口18と
の対応面積が小さくなるので湯の流入量の方が水
の流入量よりも多くなり、その結果混合水の温度
が高くなる。操作ハンドル28を矢印R方向へ最
大限回動させると、第7図に示すように第1混合
流路20が湯流入口17にのみ対応し、水流入口
18は可動板14で閉塞されるために水の流入は
皆無となり熱湯のみが吐出する。混合水の温度を
低くするには、操作ハンドル28を第1図で
R′方向(反時計方向)へ回動させればよく、最
大限回動させると、第8図に示すように第1混合
流路20が水流入口18にのみ対応し、水のみの
吐出が行われる。
第2図に示す状態から操作ハンドル28を矢印
Q′方向へ最大限傾動(上傾)させると、作動レ
バー25によつて可動板14が直線的に摺動し
(第9図)、第2混合流路21が湯流入口17及び
水流入口18と第2吐出口16とに同時に対応
し、湯流入口17から流入する湯と水流入口18
から流入する水とが第2混合流路21内で混合水
となり第2吐出口16から通孔9を通つて第2吐
出室4へ吐出し、さらにシヤワーホース30から
吐出する。吐出量の調節は吐出パイプ29から吐
出の場合と同様に可動板14の直線方向への摺動
距離を加減すればよい。また、混合水の温度を高
くするには、操作レバー28を第1図のR方向へ
回動(第10図)させ、混合水の温度を低くする
にはR′方向へ回動(第11図)させればよい。
本考案は、上記の構成であるから以下の利点を
有する。
(1) 1つのハンドル操作によつて湯水の吐出・停
止、吐出量調節、温度調節及び吐出パイプとシ
ヤワーとの切替の全てを行なうことができ、操
作の簡便さに優れる。
(2) 吐出パイプとシヤワーとの切替および流量調
節専用の弁構造を設けなくてよいから、構造が
簡単となるとともに、小形軽量化される。そし
てコストの低減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図は側面
断面図、第3図は第2図のX−X線矢視断面図、
第4図は第2図のY−Y線矢視断面図、第5図は
第2図のZ−Z線矢視断面図、第6図ないし第1
1図は作動要領を示す主要部断面図、第12図は
従来例の断面図である。 1……本体、2……弁室、3……第1吐出室、
4……第2吐出室、5……給湯室、6……給水
室、13……固定板、14……可動板、15……
第1吐出口、16……第2吐出口、17……湯流
入口、18……水流入口、20……第1混合流
路、21……第2混合流路、23……レバーガイ
ド、25……作動レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1の一端に湯用脚管31と連通する給湯室
    5と、他端に水用脚管32と連通する給水室6
    と、中央部の前面に弁機構を内装する弁室2と、
    中央部の後面下部に吐出パイプ29と連通する吐
    出室3と、さらに中央部の後面上部にシヤワーホ
    ース30と連通する別の吐出室4とを互に隔壁に
    より隔絶して一体に成形し、前記弁室2の底7に
    吐出パイプ29への通孔8とシヤワーホース30
    への通孔9を縦方向に、給湯室5と連通する湯用
    通孔10と給水室6と連通する水用通孔11を横
    方向にそれぞれ穿設し、前記弁室2に嵌設したカ
    ートリツジケース12内に前記底7と密接して固
    定板13を固定し、この固定板13に前記通孔8
    と連通する湾曲形状の第1吐出口15、前記通孔
    9と連通する第2吐出口16と、前記水用通孔1
    1と連通する水流入口18と、前記湯用通孔10
    と連通する湯流入口17とを穿設し、前記固定板
    13に密着して可動板14を上下摺動自在且つ回
    動自在に嵌装し、この可動板14の前面の弁室2
    内に、レバーガイド23を回動自在に嵌装し、こ
    のレバーガイド23にピン26により上下方向回
    動自在に取付けた1つの作動レバー25の断面矩
    形の先端を前記可動板14の表面側のほぼ中央に
    平面形状矩形に凹設された係合穴22に係合さ
    せ、この作動レバー25の外端部を操作ハンドル
    28の基部内面の中央部に固定し、操作ハンドル
    28の縦方向および回動方向の操作に応じて前記
    可動板14が縦方向および回動方向に作動するよ
    うに取付け、可動板14の下面に第1混合流路2
    0および第2混合流路21を設け、操作ハンドル
    28の縦回動および横回動により、第1混合流路
    20と前記第1吐出口15、湯流入口17、水流
    入口18との断続と、第2混合流路21と前記第
    2吐出口16との断続を自在としたことを特徴と
    するシングルレバー式湯水混合栓。
JP19978282U 1982-12-25 1982-12-25 シングルレバ−式湯水混合栓 Granted JPS59101072U (ja)

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JPS59101072U JPS59101072U (ja) 1984-07-07
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3419208A1 (de) * 1984-05-23 1985-11-28 Hans Grohe Gmbh & Co Kg, 7622 Schiltach Steuereinsatz fuer sanitaere mischarmaturen
JP2563239Y2 (ja) * 1991-03-30 1998-02-18 東陶機器株式会社 浄水器などの水処理器付水栓
JP6496541B2 (ja) * 2014-12-15 2019-04-03 株式会社Kvk シングルレバー水栓

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5049471A (ja) * 1973-09-04 1975-05-02

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