JP2563239Y2 - 浄水器などの水処理器付水栓 - Google Patents

浄水器などの水処理器付水栓

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JP2563239Y2
JP2563239Y2 JP1991028470U JP2847091U JP2563239Y2 JP 2563239 Y2 JP2563239 Y2 JP 2563239Y2 JP 1991028470 U JP1991028470 U JP 1991028470U JP 2847091 U JP2847091 U JP 2847091U JP 2563239 Y2 JP2563239 Y2 JP 2563239Y2
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water inlet
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八平 渡辺
潤一 中島
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浄水器などの水処理器
付水栓に関し、更に詳しくは、一つの操作ハンドルの操
作により、原水系と浄水系の吐出形態の切換え、及びそ
の吐水・止水の切換えを行う水処理器付水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、此種の水処理器付水栓として、実
開平2-121673号公報に記載される湯水混合栓が知られて
いる。この水栓は図6〜8に示す如く、水栓本体20内に
固定ディスク21を移動不能に配すると共に、その上面に
可動ディスク22を回動且つ摺動自在に摺接させてあり、
前記固定ディスク21にはその周方向に沿って、原水入口
23、温水入口24、浄水器25を介して吐出口26に連絡する
原水出口27、吐出口26に連絡する導出口28が開設されて
いる。
【0003】そうして、操作ハンドル29の回動操作によ
り可動ディスク22が回動して、図7の如く原水入口23と
温水入口24の何れか一方又は双方を導出口28に連絡させ
るか、若しくは図8の如く原水入口23と原水出口27を連
絡させ、これにより吐出口26からの吐水形態を原水系、
即ち原水又は温水又は原水と温水の混合水か、浄水系、
即ち浄水に、選択的に切換えるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の水栓によれ
ば、操作ハンドル29の回動操作により上述した吐水形態
の切換えを行うので、操作ハンドル29の回動角度が大き
くなって使い勝手が悪くなるばかりか、水栓本体20が壁
面30と近接して設置されるような場合は操作ハンドル29
を握る手が壁面30に衝突してしまう虞れもあった。
【0005】本考案はこのような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処は、一つの吐出口か
らの、浄水の吐出とその止水、並びに温水,原水,混合
水の吐出とその止水の夫々の切換えを、操作ハンドルの
傾動操作で行えるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本考案の水処理器付水栓は、浄水器などの水処理
器と、一つの吐出口を有する水栓本体と、該水栓本体の
上部に傾動且つ回動自在に支持された操作ハンドルと、
前記水栓本体内に配設され浄水入口、原水入口、温水入
口を備えた固定ディスクと、前記水栓本体内に配設され
前記固定ディスク上に滑動自在に摺接して、前記操作ハ
ンドルの傾動操作により前記吐出口を、前記浄水入口に
連絡させる状態、又は前記原水入口と温水入口の双方に
若しくは何れか一方に連絡させる状態、又は前記各入口
の何れにも連絡させない状態を形成する可動ディスクと
を備え、上記原水入口と水処理器の入口を給水源に、温
水入口を給湯源に、浄水入口を水処理器の出口に、夫々
連絡してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、操作ハンドルを傾動操作
して可動ディスクを滑動させることにより、浄水入口が
吐出口に連絡する状態になれば水処理器で瀘過された浄
水が吐出口から吐出され、原水入口と温水入口の双方が
吐出口に連絡する状態になれば給水源からの原水と給湯
源からの温水が混合されて吐出口から吐出され、原水入
口と温水入口の何れか一方が吐出口に連絡する状態にな
れば前記原水と温水のどちらかが吐出口から吐出され、
各入口の何れも吐出口に連絡させない状態になれば止水
がなされる。従って、一つの吐出口からの、浄水の吐出
とその止水、並びに、温水,原水,混合水の吐出とその
止水の夫々の切換えを、操作ハンドルの傾動操作で行う
という前述の課題が達成される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の水処理器付水栓の一実施例
を、図1〜5を参照して説明する。図中aは水栓本体、
bは水処理器、cは給水源、dは給湯源を示している。
水栓本体aは、その外壁から延出するスパウト部1を一
体的に備え、該スパウト部1先端に吐出口2を開設する
と共に、本体a内には弁室3と、吐出口2に連絡する吐
出流路4とを区画形成し、本体a上部には操作ハンドル
5を回動且つ傾動自在に支持する。前記弁室3の内底部
には固定ディスク6が移動不能に配設され、さらにその
固定ディスク6上面には可動ディスク7が水密状且つ滑
動自在に摺接する。
【0009】上記固定ディスク6には図2〜図5の如
く、固定ディスク6の中心線6′に沿って、浄水入口6
1、原水入口62と温水入口63、導出口64が開設される。
前記原水入口62は給水源cに、温水入口63は給湯源d
に、浄水入口61は水処理器bの出口b2に、夫々配管f
1〜f3で接続し、導出口64は吐出流路4を介して吐出
口2に連絡する。
【0010】上記可動ディスク7には、その下面(固定
ディスク6との摺接面)7aに、平面三日月状に開口す
る第1凹部71と、該第1凹部71を導出口64に連絡する第
2凹部72とが、前記中心線6′に沿って凹設される(図
2〜5参照)。前記第1凹部71は、図4の如く原水入口
62と温水入口63の双方に、もしくは図5の如く何れか一
方に連絡するか、又は図2の如く浄水入口61のみに連絡
するか、又は図3の如く前記何れの入口61,62,63にも
連絡しない形状をもって開設される。
【0011】可動ディスク7は、水栓本体aの上部に収
納される連係機構8を介して操作ハンドル5に連係す
る。そうして、操作ハンドル5の傾動操作により中心線
6′に沿って摺動し、操作ハンドル5が5aの位置(図
1の状態)のとき、図2の如く第1凹部71を浄水入口61
に、第2凹部72を導出口64に夫々連絡させ、この状態で
水処理器bで処理された浄水が吐出口2から吐出され
る。また、操作ハンドル5が5bの位置のとき、図3の
如く第1凹部71を浄水入口61、原水入口62、温水入口63
の何れにも連絡させず、この状態で吐出口2からの吐水
は行われない。さらに、操作ハンドル5が5cの位置の
とき、図4の如く第1凹部71を原水入口62と温水入口63
の双方に、第2凹部72を導出口64に夫々連絡させ、この
状態で、給水源cからの原水と給湯源dからの温水の混
合水が吐出口2から吐出される。
【0012】また、可動ディスク7は、操作ハンドル5
の回動操作により回動し、図4の状態において原水入口
62と温水入口63を開度調整しながら第1凹部71に連絡さ
せ、これにより吐出口2から吐出される混合水の温度を
調整する。さらに図5の如く第1凹部71を温水入口63の
みに連絡させるか、又は図示しないが原水入口62のみに
連絡させ、この状態で吐出口2からは原水又は温水の何
れか一方が吐出される。
【0013】連係機構8は、上端を操作ハンドル5に固
定し、下端を係合部材8aを介して可動ディスク7の上
面に係合するレバー8bを備え、該レバー8bをピン8
cで揺動自在に支持すると共に、レバーガイド8dで回
動自在に支持してなる。水処理器bは、内部に中空糸等
からなる瀘過体を備えた周知の浄水器であって、入口b
1を給水源cに配管f4で接続し、入口b1から流入す
る原水を瀘過して浄水入口61に送るものである。
【0014】以上の構成によれば、操作ハンドル5の傾
動操作により原水系・浄水系の切換え、及び吐水・止水
の切換えが行われ、よって操作ハンドル5の回動操作に
より原水系中の吐水形態の切換えのみを行う分だけ、操
作ハンドル5の回動角度が小さくなる。
【0015】尚、上記した実施例において、係合部材8
aとレバーガイド8dの夫々の摺接3の一方に凹部、他
方に該凹部に弾性的且つ係脱自在に係合するボール等か
らなる凸部を設け、該凸部と凹部の係合を原水系・浄水
系の切換え時、吐水・止水の切換え時に行われるように
構成すれば、その係合による感触が操作ハンドル5を介
して使用者に伝わり、切換えが行われたことを確認でき
る。さらに、前記凸部と凹部を、その係合時においてク
リック音が発生するよう形成すれば、前述した切換えの
確認をより確実に行える。
【0016】
【考案の効果】本考案の水処理器付水栓は以上説明した
ように構成したので、操作ハンドルの傾動操作により
一つの吐出口からの、浄水の吐出とその止水、並びに、
温水,原水,混合水の吐出とその止水の夫々の吐水形態
の切換えを行うことができる。従って、従来の水栓のよ
うな操作ハンドルの回動操作により前記吐水形態の切換
えを行うものに比べて操作ハンドルの回動角度を小さく
でき、使用勝手が良くなると共に、操作ハンドルを握る
手が水栓裏側の壁面に衝突するような虞れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水処理器付水栓の一実施例を示す水栓
本体の縦断正面図。
【図2】図1における固定ディスクと可動ディスクの摺
接状態の平面図で、浄水の吐出状態を示す。
【図3】図2における止水状態を示す。
【図4】図2における混合水の吐出状態を示す。
【図5】図2における温水の吐出状態を示す。
【図6】従来の水栓の要部断面図である。
【図7】図6における固定ディスクと可動ディスクの摺
接状態の平面図で、温水の吐出状態を示す。
【図8】図7における浄水の吐出状態を示す。
【符号の説明】
a:水栓本体 b:水処理器 c:給水源 d:給湯源 2:吐出口 6:固定ディスク 7:可動ディスク 8:連係機構 61:浄水入口 62:原水入口 63:温水入口 64:導出口 71:第1凹部 72:第2凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浄水器などの水処理器と、一つの吐出口
    を有する水栓本体と、該水栓本体の上部に傾動且つ回動
    自在に支持された操作ハンドルと、前記水栓本体内に配
    設され浄水入口、原水入口、温水入口を備えた固定ディ
    スクと、前記水栓本体内に配設され前記固定ディスク上
    に滑動自在に摺接して、前記操作ハンドルの傾動操作に
    より前記吐出口を、前記浄水入口に連絡させる状態、又
    は前記原水入口と温水入口の双方に若しくは何れか一方
    に連絡させる状態、又は前記各入口の何れにも連絡させ
    ない状態を形成する可動ディスクとを備え、上記原水入
    口と水処理器の入口を給水源に、温水入口を給湯源に、
    浄水入口を水処理器の出口に、夫々連絡してなる浄水器
    などの水処理器付水栓。
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JP6474025B2 (ja) * 2014-11-07 2019-02-27 Toto株式会社 バルブユニットおよび水栓装置
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