JPH04117270U - 浄水器などの水処理器付水栓 - Google Patents

浄水器などの水処理器付水栓

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JPH04117270U
JPH04117270U JP2847091U JP2847091U JPH04117270U JP H04117270 U JPH04117270 U JP H04117270U JP 2847091 U JP2847091 U JP 2847091U JP 2847091 U JP2847091 U JP 2847091U JP H04117270 U JPH04117270 U JP H04117270U
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八平 渡辺
潤一 中島
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一つの操作ハンドルの回動及び傾動操作で吐水
形態の切換え及び吐水・止水切換えを行う浄水器などの
水処理器付水栓において、前記操作ハンドルの傾動操作
により前記切換えを行えるようにして、その使い勝手を
向上させる。 【構成】水栓本体内に固定ディスク6を移動不能に配設
し、該固定ディスク6の中心線6′に沿って浄水入口6
1、原水入口62と温水入口63、導出口64を開設する。固
定ディスク6上には操作ハンドルの傾動操作により中心
線6′に沿って摺動し、回動操作により回動する可動デ
ィスク7を摺接させる。可動ディスク7の摺接面には、
可動ディスク7の摺動によって浄水入口61、若しくは、
原水入口62と温水入口63の双方又は一方と連絡する第1
凹部71と、該凹部71を導出口64に連絡する第2凹部72を
設ける。浄水入口61は水処理器の出口に、原水入口62は
給水原に、温水入口63は給湯源に、導出口64は水栓本体
の吐出口に、夫々連絡する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浄水器などの水処理器付水栓に関し、更に詳しくは、一つの操作ハ ンドルの操作により、原水系と浄水系の吐出形態の切換え、及びその吐水・止水 の切換えを行う水処理器付水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、此種の水処理器付水栓として、実開平2-121673号公報に記載される湯水 混合栓が知られている。 この水栓は図6〜8に示す如く、水栓本体20内に固定ディスク21を移動不能に 配すると共に、その上面に可動ディスク22を回動且つ摺動自在に摺接させてあり 、前記固定ディスク21にはその周方向に沿って、原水入口23、温水入口24、浄水 器25を介して吐出口26に連絡する原水出口27、吐出口26に連絡する導出口28が開 設されている。
【0003】 そうして、操作ハンドル29の回動操作により可動ディスク22が回動して、図7 の如く原水入口23と温水入口24の何れか一方又は双方を導出口28に連絡させるか 、若しくは図8の如く原水入口23と原水出口27を連絡させ、これにより吐出口26 からの吐水形態を原水系、即ち原水又は温水又は原水と温水の混合水か、浄水系 、即ち浄水に、選択的に切換えるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の水栓によれば、操作ハンドル29の回動操作により上述した吐水形態 の切換えを行うので、操作ハンドル29の回動角度が大きくなって使い勝手が悪く なるばかりか、水栓本体20が壁面30と近接して設置されるような場合は操作ハン ドル29を握る手が壁面30に衝突してしまう虞れもあった。
【0005】 本考案はこのような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする処 は、上述した吐水形態の切換えを操作ハンドルの傾動操作で行えるようにするこ とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、本考案の水処理器付水栓は、吐出口を有する水 栓本体、該水栓本体上部に傾動且つ回動自在に支持される操作ハンドル、浄水器 などの水処理器を具備し、上記水栓本体内に、浄水入口,原水入口,温水入口を 備えた固定ディスクと、該固定ディスク上に滑動自在に摺接し、且つ操作ハンド ルの傾動操作により滑動して浄水入口を吐出口に連絡させるか、又は原水入口と 温水入口の双方若しくは何れか一方を吐出口に連絡させる可動ディスクを配設し 、さらに上記原水入口と水処理器の入口を給水源に、温水入口を給湯源に、浄水 入口を水処理器の出口に、夫々連絡してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
以上の構成によれば、操作ハンドルを傾動操作して可動ディスクを滑動させる ことにより、浄水入口が吐出口に連絡すれば、水処理器で瀘過された浄水が吐出 口から吐出され、原水入口と温水入口の双方が吐出口に連絡すれば給水源からの 原水と給湯源からの温水が混合されて吐出口から吐出され、原水入口と温水入口 の何れか一方が吐出口に連絡すれば前記原水と温水のどちらかが吐出口から吐出 される。従って、操作ハンドルの傾動操作で原水系と浄水系の吐水形態を切換え るという課題が達成される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の水処理器付水栓の一実施例を、図1〜5を参照して説明する。 図中aは水栓本体、bは水処理器、cは給水源、dは給湯源を示している。 水栓本体aは、その外壁から延出するスパウト部1を一体的に備え、該スパウ ト部1先端に吐出口2を開設すると共に、本体a内には弁室3と、吐出口2に連 絡する吐出流路4とを区画形成し、本体a上部には操作ハンドル5を回動且つ傾 動自在に支持する。前記弁室3の内底部には固定ディスク6が移動不能に配設さ れ、さらにその固定ディスク6上面には可動ディスク7が水密状且つ滑動自在に 摺接する。
【0009】 上記固定ディスク6には図2〜図5の如く、固定ディスク6の中心線6′に沿 って、浄水入口61、原水入口62と温水入口63、導出口64が開設される。前記原水 入口62は給水源cに、温水入口63は給湯源dに、浄水入口61は水処理器bの出口 b2に、夫々配管f1〜f3で接続し、導出口64は吐出流路4を介して吐出口2 に連絡する。
【0010】 上記可動ディスク7には、その下面(固定ディスク6との摺接面)7aに、平 面三日月状に開口する第1凹部71と、該第1凹部71を導出口64に連絡する第2凹 部72とが、前記中心線6′に沿って凹設される(図2〜5参照)。前記第1凹部 71は、図4の如く原水入口62と温水入口63の双方に、もしくは図5の如く何れか 一方に連絡するか、又は図2の如く浄水入口61のみに連絡するか、又は図3の如 く前記何れの入口61,62,63にも連絡しない形状をもって開設される。
【0011】 可動ディスク7は、水栓本体aの上部に収納される連係機構8を介して操作ハ ンドル5に連係する。そうして、操作ハンドル5の傾動操作により中心線6′に 沿って摺動し、操作ハンドル5が5aの位置(図1の状態)のとき、図2の如く 第1凹部71を浄水入口61に、第2凹部72を導出口64に夫々連絡させ、この状態で 水処理器bで処理された浄水が吐出口2から吐出される。また、操作ハンドル5 が5bの位置のとき、図3の如く第1凹部71を浄水入口61、原水入口62、温水入 口63の何れにも連絡させず、この状態で吐出口2からの吐水は行われない。さら に、操作ハンドル5が5cの位置のとき、図4の如く第1凹部71を原水入口62と 温水入口63の双方に、第2凹部72を導出口64に夫々連絡させ、この状態で、給水 源cからの原水と給湯源dからの温水の混合水が吐出口2から吐出される。
【0012】 また、可動ディスク7は、操作ハンドル5の回動操作により回動し、図4の状 態において原水入口62と温水入口63を開度調整しながら第1凹部71に連絡させ、 これにより吐出口2から吐出される混合水の温度を調整する。さらに図5の如く 第1凹部71を温水入口63のみに連絡させるか、又は図示しないが原水入口62のみ に連絡させ、この状態で吐出口2からは原水又は温水の何れか一方が吐出される 。
【0013】 連係機構8は、上端を操作ハンドル5に固定し、下端を係合部材8aを介して 可動ディスク7の上面に係合するレバー8bを備え、該レバー8bをピン8cで 揺動自在に支持すると共に、レバーガイド8dで回動自在に支持してなる。 水処理器bは、内部に中空糸等からなる瀘過体を備えた周知の浄水器であって 、入口b1を給水源cに配管f4で接続し、入口b1から流入する原水を瀘過し て浄水入口61に送るものである。
【0014】 以上の構成によれば、操作ハンドル5の傾動操作により原水系・浄水系の切換 え、及び吐水・止水の切換えが行われ、よって操作ハンドル5の回動操作により 原水系中の吐水形態の切換えのみを行う分だけ、操作ハンドル5の回動角度が小 さくなる。
【0015】 尚、上記した実施例において、係合部材8aとレバーガイド8dの夫々の摺接 3の一方に凹部、他方に該凹部に弾性的且つ係脱自在に係合するボール等からな る凸部を設け、該凸部と凹部の係合を原水系・浄水系の切換え時、吐水・止水の 切換え時に行われるように構成すれば、その係合による感触が操作ハンドル5を 介して使用者に伝わり、切換えが行われたことを確認できる。さらに、前記凸部 と凹部を、その係合時においてクリック音が発生するよう形成すれば、前述した 切換えの確認をより確実に行える。
【0016】
【考案の効果】
本考案の水処理器付水栓は以上説明したように構成したので、操作ハンドルの 傾動操作により浄水と原水系の吐水形態の切換えを行うことができる。従って、 従来の水栓のような操作ハンドルの回動操作により前記吐水形態の切換えを行う ものに比べて操作ハンドルの回動角度を小さくでき、使用勝手が良くなると共に 、操作ハンドルを握る手が水栓裏側の壁面に衝突するような虞れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水処理器付水栓の一実施例を示す水栓
本体の縦断正面図。
【図2】図1における固定ディスクと可動ディスクの摺
接状態の平面図で、浄水の吐出状態を示す。
【図3】図2における止水状態を示す。
【図4】図2における混合水の吐出状態を示す。
【図5】図2における温水の吐出状態を示す。
【図6】従来の水栓の要部断面図である。
【図7】図6における固定ディスクと可動ディスクの摺
接状態の平面図で、温水の吐出状態を示す。
【図8】図7における浄水の吐出状態を示す。
【符号の説明】
a:水栓本体 b:水処理器 c:給水源 d:給湯源 2:吐出口 6:固定ディスク 7:可動ディスク 8:連係機構 61:浄水入口 62:原水入口 63:温水入口 64:導出口 71:第1凹部 72:第2凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出口を有する水栓本体、該水栓本体
    上部に傾動且つ回動自在に支持される操作ハンドル、浄
    水器などの水処理器を具備し、上記水栓本体内に、浄水
    入口,原水入口,温水入口を備えた固定ディスクと、該
    固定ディスク上に滑動自在に摺接し、且つ操作ハンドル
    の傾動操作により滑動して浄水入口を吐出口に連絡させ
    るか、又は原水入口と温水入口の双方若しくは何れか一
    方を吐出口に連絡させる可動ディスクを配設し、さらに
    上記原水入口と水処理器の入口を給水源に、温水入口を
    給湯源に、浄水入口を水処理器の出口に、夫々連絡して
    なる浄水器などの水処理器付水栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH108516A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Matsushita Electric Works Ltd ストレーナ付き水栓器具
JP2016089990A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 Toto株式会社 バルブユニットおよび水栓装置
JP2016142342A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 三菱レイヨン株式会社 複合水栓

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JPH02121673U (ja) * 1989-03-16 1990-10-03

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