JPH08151668A - 浄水器付き湯水混合水栓 - Google Patents

浄水器付き湯水混合水栓

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JPH08151668A
JPH08151668A JP29297994A JP29297994A JPH08151668A JP H08151668 A JPH08151668 A JP H08151668A JP 29297994 A JP29297994 A JP 29297994A JP 29297994 A JP29297994 A JP 29297994A JP H08151668 A JPH08151668 A JP H08151668A
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JP
Japan
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water
port
passage
valve
outflow
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Application number
JP29297994A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Kawamoto
隆一 川本
Shigeru Takagi
繁 高木
Osamu Araki
修 荒木
Masaaki Nagata
雅昭 永田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄水の吐水と混合水(水道水)の吐水とを切
り替える操作が極めて明解なシングルレバー湯水混合水
栓を提供する。 【構成】 シングルレバー20によって操作される可動
ディスク18を有する混合弁16が水栓ボディー14内
に設置され、混合水流路26が吐水口34に連通してい
る。混合水流路26から分岐した分岐混合水管36が浄
水器38に接続され、浄水流路41が吐水口34に連通
している。吐水管28の先端に切替弁30が設けられて
おり、ハンドル32を操作することにより浄水と混合水
の吐水を切り替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシングルレバー湯水混合
水栓に係り、特に浄水器付きの湯水混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】シングルレバー湯水混合水栓は、周知の
通り、1本のレバー(シングルレバー)を上下に回動す
ることにより止水及び吐水流量調節を行うと共に、レバ
ーを左右に回動することにより吐水水温を調節するよう
構成されている。
【0003】このシングルレバー湯水混合水栓から通常
の混合水だけでなく浄水器で浄化された浄水をも吐出さ
せ得るようにしたものが特開平4−140579号公報
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−14057
9号公報では、シングルレバーを水吐水姿勢よりもさら
に右側に回すことにより浄水を吐出させるようにしてい
るのであるが、このような浄水吐水時のレバー操作は通
常の湯水混合水栓には見られない特殊なものであるた
め、初めて使用する使用者や、機械操作に不慣れな使用
者には分かりづらく、せっかく浄水吐水機能を付けても
使用されないことが少なくない。
【0005】本発明は、浄水吐水操作がきわめて簡単明
瞭である浄水器付き湯水混合水栓を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の浄水器付き湯水
混合水栓は、水栓ボディーと、該水栓ボディーから延出
されており、先端に吐水口を有する吐水管と、水、湯及
び混合水の通過孔を有した固定ディスク及び該固定ディ
スクに対し摺動自在に重ね合わされると共にこれら通過
孔同士の連通用の凹部を有した可動ディスクを備え、前
記水栓ボディー内に配置された混合弁と、該水栓ボディ
ーの上部に設けられており、該可動ディスクを操作して
吐水流量及び吐水水温を調節するシングルレバーと、前
記混合弁の水通過孔に連通した水管、湯通過孔に連通し
た湯管と、前記混合弁の混合水通過孔と前記吐水口とを
連通する混合水流路と、を備えてなる浄水器付き湯水混
合水栓に関する。
【0007】請求項1の浄水器付き湯水混合水栓は、該
混合水流路の途中から分岐した分岐混合水流路が原水導
入口に接続され、浄水流出口が浄水流路を介して前記吐
水口に連通された浄水器を設置し、前記吐水管の先端部
分に、該浄水流路と前記混合水流路とを該吐水口に択一
的に連通させる切替弁を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項2の浄水器付き湯水混合水栓は、1
個の導入ポートと、第1流出ポート及び第2流出ポート
と、該導入ポートと各流出ポートとの流路を切り替える
切替弁体とを備えた三方弁を該混合水流路の途中に設置
し、該混合水流路の混合弁側を該導入ポートに接続し、
吐水口側を該第1流出ポートに接続し、該三方弁の該第
2流出ポートが原水導入口に連通され、浄水流水口が浄
水流路を介して前記吐水口に連通された浄水器を設置
し、該浄水流路を開閉する開閉弁を前記吐水管の先端部
分に設けてなり、前記三方弁は、該開閉弁が閉とされた
ときには、前記導入ポートを前記第1流出ポートに連通
させるように前記切替弁体が水圧により移動され、該開
閉弁が開とされたときには該導入ポートを前記第2流出
ポートに連通させるように前記切替弁体が水圧により移
動される圧力応動型三方弁であることを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3の浄水器付き湯水混合水栓は、請
求項2において、前記圧力応動型三方弁は、前記導入ポ
ートに連通した導入流路と、それぞれ該導入流路から分
岐した、第1流出ポートに向う第1流出流路及び第2流
出ポートに向う第2流出流路と、該第1流出流路に設け
られており、前記切替弁体が第1流出ポート側から着座
する弁シート部と、該第2流出流路内に配置され、該第
2流出流路内を流れる水流圧を受ける受圧板と、該受圧
板と前記切替弁体とを連結しているシャフトと、を備え
てなり、該受圧板の受圧面積は、前記切替弁体の受圧面
積よりも大であることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の浄水器付き湯水混合水栓において
は、止水管先端の切替弁を操作することにより通常の吐
水と浄水吐水とを切り替えることができる。
【0011】請求項2,3の浄水器付き湯水混合水栓に
おいては、吐水管先端の開閉弁を閉とすると、通常の吐
水が行われ、該開閉弁を開とすると、浄水のみが吐水さ
れる。
【0012】請求項3の浄水器付き湯水混合水栓におい
ては、該開閉弁を閉とした場合、混合水管からの水圧に
より切替弁体が弁シート部から離座し、三方切替弁の導
入ポートと第1流出ポートとが連通される。即ち、水
は、導入ポートから導入水路及び第1流出流路を経て第
1流出ポートから流出する。
【0013】該開閉弁を開とした場合、混合水管からの
水圧が受圧板と切替弁体の双方に加えられる。この場
合、受圧板の受圧面積が切替弁体の受圧面積よりも大で
あるため、受圧板が第2流出ポート側に移動し、切替弁
体が弁シート部に着座する。このため、三方切替弁の導
入ポートから導入水路内に導入された水は、第2流出流
路及び第2流出ポートを介して流出する。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は請求項1の実施例に係る浄水器付き湯水混
合水栓の模式的な縦断面図、第2図はこの湯水混合水栓
の詳細な構成を示す縦断面図、第3図は第2図のIII-II
I 線に沿う断面図である。尚、第3図はハンドルを倒し
た状態における断面図を示している。
【0015】第1図において、湯水混合水栓10がキッ
チンキャビネット12のシンク(図示略)の近傍に設置
されている。この湯水混合水栓10の水栓ボディー14
は、略円筒形状であり、その中に混合弁16が設置さ
れ、上部に該混合弁16の可動ディスク18を操作する
ためのシングルレバー20が設けられている。
【0016】この混合弁16は、該可動ディスク18が
上面側に摺動自在に配置された固定ディスク21を備え
ており、この固定ディスク21の水流入ポート及び湯流
入ポートにそれぞれ水管22及び湯管24が連通されて
いる。また、固定ディスク21には混合水流出ポートが
設けられ、混合水流路26が連通されている。
【0017】水栓ボディー14の側面からは前方に向っ
て吐水管28が延設され、この吐水管28の先端部に切
替弁30が設けられている。32はこの切替弁30の操
作ハンドルを示す。混合水流路26はこの切替弁30に
連通されている。34は吐水管28の先端の下面に設け
られた吐水口を示す。
【0018】混合水流路26の途中からは分岐混合水管
36が分岐しており、浄水器38の原水導入口38aに
接続されている。この浄水器38は、活性炭等の浄水エ
レメントを内蔵しており、浄水流出口38bが浄水管4
0及び吐水管28内の浄水流路41を介して切替弁30
に接続されている。
【0019】該切替弁30は、混合水流路26と浄水流
路41とを吐水口34に択一的に連通させるものであ
る。
【0020】このように構成された湯水混合水栓10に
おいて、シングルレバー20を上下方向に回動すること
により混合水流路26への混合水(または水。以下「混
合水」と略。)の流出流量を調節することができる。ま
た、このシングルレバー20を左右方向に回動させるこ
とにより、この混合水の水温を調節することができる。
【0021】また、前記ハンドル32を操作することに
より、吐水口34から混合水(即ち水道水)を吐水させ
たり、或いは浄水器38からの浄水を吐水させることが
できる。
【0022】このように、吐水管28の先端にハンドル
32が設けられているため、この湯水混合水栓10を初
めて使用する人や、機械操作に不慣れな人でも、水道水
と浄水との吐水を確実に選択することができる。
【0023】第2図を参照してこの湯水混合水栓10の
内部構成について詳細に説明する。
【0024】シングルレバー20はその基端にボス部4
2を有し、これを揺動子44から上方に突出するスピン
ドル46の上端に連結している。47はレバー20をス
ピンドル46に固定するためのビスである。揺動子44
は垂直面内で揺動し得るように水平ピン48を介して回
転ホルダ50に取り付けられている。この回転ホルダ5
0はハウジング52の上面部に水平回転可能に取り付け
られている。該揺動子44の下端には球状の連結突起5
4が突設され、この連結突起54がセラミック製の可動
ディスク18の上面の受入穴に嵌め合わされている。そ
して、レバー20の上下方向への操作に伴う揺動子44
の揺動によって、可動ディスク18がセラミック製固定
ディスク21上を前後方向に直線移動(摺動)され、吐
水量の調節が行われる。
【0025】また、スピンドル46の支軸たる水平ピン
48が取り付けられている回転ホルダ50は、ハウジン
グ52の上面部分において水平面内を回転し得るように
保持されているため、レバー20の水平方向への回転に
よって回転ホルダ50を回転させ、可動ディスク21を
左右に回転させて温水流量と冷水流量を調節して湯温調
整を行う。
【0026】なお、連結突起54の軸心線はスピンドル
46の軸心線からズレており、スピンドル46をレバー
20により回転させると、連結突起54はスピンドル4
6の軸心線を回転中心とした等半径位上を移動し、これ
により可動ディスク18が左右に回転される。
【0027】可動ディスク18はその下面側に凹部55
が形成されている。
【0028】固定ディスク21はハウジング52内に固
定されており、その厚み方向に混合水の通過孔56、水
の通過孔及び湯の通過孔(いずれも図示略)が貫設され
ている。レバー20を上下動又は左右回動させて可動デ
ィスク18を前後進又は左右回転させることにより、こ
れらの通過孔と凹部55との重なり合う開口面積を変化
させ、上記の流量調整及び湯温調整を行うことができ
る。
【0029】なお、前記ハウジング14は無蓋有底の筒
状であり、長ボルト58によって水栓ボディー14のボ
ディー本体60に固着されている。
【0030】ボディー本体60内には、水流通室62、
湯流通室(図示略)、混合水流通室64及び浄水室66
が設けられている。この水流通室62に水管22が接続
され、湯流通室に湯管24(第2図では図示略)が接続
されている。水流通室62の上部は固定ディスク21の
水通過孔(図示略)に対面し、湯流通室の上部は固定デ
ィスク21の湯通過孔(図示略)に対面している。
【0031】混合水流通室64は、固定ディスク21の
混合水通過孔56に対面している。
【0032】混合水流通室64に前記分岐混合水管36
(第2図では図示略)が連通されている。また、この混
合水流通室64は、混合室流出ポート70を介して吐水
管28内の混合水流路26に連通している。
【0033】浄水室66には、前記浄水管40が接続さ
れている。また、この浄水室66は、浄水流出ポート7
2を介して吐水管28内の浄水流路41に連通してい
る。
【0034】本実施例では、吐水管28内に内管74を
挿入し、該内管74内を浄水流路41とし、内管74の
周囲を混合水流路26としている。
【0035】次に、第3図を参照して切替弁30の構成
について説明する。
【0036】この切替弁30は、バルブボディー80
と、該バルブボディー80内に挿入された雄型回転子8
2と、該雄型回転子82に螺合した雌型移動子84と、
該雌型移動子84に固着された弁体86とから主として
構成されている。バルブボディー80は、吐水管装着口
88が前記吐水管28の先端に嵌合されると共に、浄水
受入口90が前記内管74に嵌合されている。
【0037】バルブボディー80内には水道水用弁シー
ト部92と、浄水用弁シート部94とが設けられてお
り、これらの弁シート部92,94の間が流出室96と
なっている。
【0038】雄型回転子82には前記ハンドル32のシ
ャフト98が挿入されており、ハンドル32の回転によ
って該雄型回転子82が回転する。
【0039】雌型移動子84は、バルブボディー80内
に回転不能に設置されており、雄型回転子82が回転す
ることにより第3図の上下方向に移動可能とされてい
る。
【0040】第3図の如く、ハンドル32を倒した状態
にあっては雌型移動子84が弁体86を水道水用弁シー
ト部92に押し付けており、浄水流路41からの浄水が
窓穴100を介して流出室96内に流入し、吐水口34
から流出する。
【0041】第2図の如くハンドル32を起立方向に回
動させると、雌型移動子84が第3図の下方に移動し、
浄水用弁シート部94に着座する。これにより、混合水
流路26内の水道水が流出室96を介して吐水口34か
ら流出する。
【0042】本実施例では、このハンドル32が吐水管
28の先端部に起倒方向に90°回転可能に設けられ、
該ハンドル32を起立させたり或いは前方に倒すだけで
水道水の吐出と浄水の吐出とを切り替えることができ、
ハンドル操作が極めて容易であり、しかもハンドル32
に浄水、水道水等の適宜の表示を付しておくことによ
り、初めての使用者であっても水道水の吐出と浄水の吐
出とを極めて簡単に見分けることができる。
【0043】第4図は請求項2及び3の実施例に係る浄
水器付き湯水混合水栓10Aの構成を示す模式的な縦断
面図である。
【0044】本実施例では、固定ディスク21からの混
合水流路26が、圧力応動型三方弁102の導入ポート
102aに接続されている。この三方弁102の第1流
出ポート102bが混合水流路26を介して開閉弁10
4に接続され、この開閉弁104の流出側が吐水口34
に臨んでいる。三方弁102の第2流出ポート102c
が浄水器38の原水導入口38aに接続され、浄水器3
8の浄水流出口が浄水流路41を介して吐水口34に連
通している。
【0045】圧力応動型三方弁102は、開閉弁104
が閉とされたときに、導入ポート102aと第1流出ポ
ート102bとを連通し、開閉弁104を開とすると、
導入ポート102aと第2流出ポート102cとを連通
するように水圧によって流路構成を切り替えるよう構成
されている。なお、圧力応動型三方弁102の構成につ
いては、第5図を参照して後に詳述する。
【0046】この湯水混合水栓10Aにおいても、シン
グルレバー20の操作によって、吐水口34からの吐水
流量及び吐水水温の調節を行うことができる。開閉弁1
04をハンドル106によって操作することにより、浄
水の吐出と水道水の吐出とを切り替えることができる。
本実施例でも、このハンドル106が吐水管28の先端
に設けられており、ハンドル106を操作し易いと共
に、初めての使用者であっても水道水の吐出と浄水の吐
出とを的確に見分けることができる。
【0047】尚、水栓ボディー14内の構成は、混合水
流通室64が三方弁102の導入ポート102aにのみ
連通し、混合水流出ポート70が三方弁102の第1流
出ポート102bにのみ連通していることを除き第2図
のものと同一であるので、その図示を省略する。
【0048】次に、上記の圧力応動型三方弁102の構
成について第5図を参照して説明する。
【0049】第5図において、三方弁102は、ボディ
ー本体110と、該ボディー本体110内に挿入され、
螺子部112の噛み合わせにより固着された筒状ボディ
ー114と、該三方弁102内に設置された切替弁体1
16及び受圧板118と、これら切替弁体116と受圧
板118とを連結するシャフト120とから主として構
成されている。
【0050】ボディー本体110に前記導入ポート10
2aと第1流出ポート102bが設けられ、筒状ボディ
ー114に第2流出ポート102cが設けられている。
また、この筒状ボディー114の先端面には切替弁体1
16が着座する弁シート部122が設けられている。
【0051】シャフト120にはガイド部124が外方
に突設され、このガイド部124が筒状ボディー114
内を摺動することにより切替弁体116及び受圧板11
8が第5図の左右方向に移動可能とされている。
【0052】筒状ボディー114には、該筒状ボディー
114の内外を連通する窓穴126が設けられている。
【0053】導入ポート102aに連なる導入流路10
2Aは、この窓穴126を通ったところで第1流出流路
102Bと第2流出流路102Cとに分岐している。導
入ポート102aからの水圧は、受圧板118と切替弁
体116の双方にかかるのであるが、受圧板118の受
圧面積の方が切替弁体116の受圧面積よりも大とされ
ている。
【0054】このように構成された圧力応動型三方弁1
02において、前記開閉弁104が開放されると、受圧
板118に加えられる水圧の方が切替弁体116に加え
られる水圧よりも大きいため、切替弁体116が弁シー
ト部122に着座し、第5図の通り原水導入ポート10
2aと第2流出ポート102cとが連通する。これによ
り、混合弁16からの混合水は、三方弁102から浄水
器38に流れ、該浄水器38で浄化された後吐水口34
から流出する。
【0055】開閉弁104を閉じると、受圧板118の
表裏両面に同じ水圧がかかり、原水導入ポート102a
からの水圧がもっぱら切替弁体116を押すようにな
る。この結果、切替弁体116が弁シート部122から
離れ、第1流出ポート102bのみから流出する。この
混合水は、混合水流路26を介して吐水口34から流出
する。
【0056】このように、開閉弁104を開閉すること
により圧力応動型三方弁102の流路選択を切り替え、
混合水(水道水)の吐出と浄水の吐出とを行わせること
ができる。
【0057】
【発明の効果】以上の通り、請求項1〜3の浄水器付き
湯水混合水栓は、吐水管の先端に操作ハンドルを設け、
浄水と吐水との切り替えをこのハンドルの操作によって
行うことができる。このため、初めての使用者や機械操
作に不慣れな使用者であっても、まごついたりすること
なく浄水と混合水(水道水)との吐出を切り替えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る浄水器付き湯水混合水栓の系統図
である。
【図2】図1の実施例に係る湯水混合水栓の縦断面図で
ある。
【図3】切替弁30の断面図である。
【図4】別の実施例に係る浄水器付き湯水混合水栓の系
統図である。
【図5】圧力応動型三方弁の断面図である。
【符号の説明】
10,10A 湯水混合水栓 14 水栓ボディー 16 混合弁 18 可動ディスク 20 シングルレバー 21 固定ディスク 26 混合水流路 28 吐水管 30 切替弁 32 ハンドル 34 吐水口 38 浄水器 41 浄水流路 102 圧力応動型三方弁 102a 導入ポート 102b 第1流出ポート 102c 第2流出ポート 104 開閉弁 116 切替弁体 118 受圧板 120 シャフト 122 弁シート部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 雅昭 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓ボディーと、 該水栓ボディーから延出されており、先端に吐水口を有
    する吐水管と、 水、湯及び混合水の通過孔を有した固定ディスク及び該
    固定ディスクに対し摺動自在に重ね合わされると共にこ
    れら通過孔同士の連通用の凹部を有した可動ディスクを
    備え、前記水栓ボディー内に配置された混合弁と、 該水栓ボディーの上部に設けられており、該可動ディス
    クを操作して吐水流量及び吐水水温を調節するシングル
    レバーと、 前記混合弁の水通過孔に連通した水管、湯通過孔に連通
    した湯管と、 前記混合弁の混合水通過孔と前記吐水口とを連通する混
    合水流路と、を備えてなる浄水器付き湯水混合水栓にお
    いて、 該混合水流路の途中から分岐した分岐混合水流路が原水
    導入口に接続され、浄水流出口が浄水流路を介して前記
    吐水口に連通された浄水器を設置し、 前記吐水管の先端部分に、該浄水流路と前記混合水流路
    とを該吐水口に択一的に連通させる切替弁を設けたこと
    を特徴とする浄水器付き湯水混合水栓。
  2. 【請求項2】 水栓ボディーと、 該水栓ボディーから延出されており、先端に吐水口を有
    する吐水管と、 水、湯及び混合水の通過孔を有した固定ディスク及び該
    固定ディスクに対し摺動自在に重ね合わされると共にこ
    れら通過孔同士の連通用の凹部を有した可動ディスクを
    備え、前記水栓ボディー内に配置された混合弁と、 該水栓ボディーの上部に設けられており、該可動ディス
    クを操作して吐水流量及び吐水水温を調節するシングル
    レバーと、 前記混合弁の水通過孔に連通した水管、湯通過孔に連通
    した湯管と、 前記混合弁の混合水通過孔と前記吐水口とを連通する混
    合水流路と、を備えてなる浄水器付き湯水混合水栓にお
    いて、 1個の導入ポートと、第1流出ポート及び第2流出ポー
    トと、該導入ポートと各流出ポートとの流路を切り替え
    る切替弁体とを備えた三方弁を該混合水流路の途中に設
    置し、該混合水流路の混合弁側を該導入ポートに接続
    し、吐水口側を該第1流出ポートに接続し、 該三方弁の該第2流出ポートが原水導入口に連通され、
    浄水流水口が浄水流路を介して前記吐水口に連通された
    浄水器を設置し、 該浄水流路を開閉する開閉弁を前記吐水管の先端部分に
    設けてなり、 前記三方弁は、該開閉弁が閉とされたときには、前記導
    入ポートを前記第1流出ポートに連通させるように前記
    切替弁体が水圧により移動され、該開閉弁が開とされた
    ときには該導入ポートを前記第2流出ポートに連通させ
    るように前記切替弁体が水圧により移動される圧力応動
    型三方弁であることを特徴とする浄水器付き湯水混合水
    栓。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記圧力応動型三方
    弁は、 前記導入ポートに連通した導入流路と、 それぞれ該導入流路から分岐した、第1流出ポートに向
    う第1流出流路及び第2流出ポートに向う第2流出流路
    と、 該第1流出流路に設けられており、前記切替弁体が第1
    流出ポート側から着座する弁シート部と、 該第2流出流路内に配置され、該第2流出流路内を流れ
    る水流圧を受ける受圧板と、 該受圧板と前記切替弁体とを連結しているシャフトと、
    を備えてなり、該受圧板の受圧面積は、前記切替弁体の
    受圧面積よりも大であることを特徴とする浄水器付き湯
    水混合水栓。
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