JP4657502B2 - シングルレバー式混合水栓 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、湯水の吐水量及び温度を単一のレバーの操作で調節することのできるシングルレバー式混合水栓に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、流し台や洗面台で使用されるシングルレバー式混合水栓は、単一のレバーを上下に操作することにより湯水の吐水量を調節し、左右へ操作することにより湯水の温度を調節することができるが、止水位置から吐水位置への操作はレバーの上下方向への単純な操作で行うため、適量の吐水を行うつもりでレバーを中間位置で止めようとしても、止水位置からいきなり全開吐水位置まで操作してしまう恐れがあり、この時湯水が強い水勢で吐水されて無駄となるうえ、流し台や洗面台で水跳ねを起こし、衣類や床面を水浸しにしてしまう欠点があった。
【０００３】
そこでレバーを止水位置から吐水方向へ操作する場合に、操作途中に操作抵抗を付与することで、いきなり全開吐水位置まで操作できないようにしたものが提案されているが、レバーを勢いよく吐水方向へ操作すると途中で停止させることはできず、全開吐水位置まで操作してしまい、改善策が望まれていた。
【０００４】
また、シングルレバー式混合水栓は一般的に、レバーが使用者にとって最も利用しやすい中央の位置で水と湯が同一の割合で混合されて、適温の湯水が吐水されるが、水の使用頻度が高い夏には、水を吐水するためわざわざレバーを中央の位置から右側へ回転させたり、右側で吐水，止水の上下の操作を行わなければならず、水のみ使用する場合は操作性が悪くなるものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、シングルレバー式混合水栓において、レバーの操作で通常の湯水の吐水を行えるだけでなく、レバーを吐水方向へ操作した際にいきなり全開による多量の吐水状態とならないようにし、しかも使用状況に応じて水のみの吐水を可能として操作性の向上を図るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は請求項１では、本体の内部に水流路と湯流路を形成し、該流路に連通する弁機能部を収容して、該弁機能部と連繋したレバーの上下の操作で湯水の吐水量を調節し、左右の操作で温度を調節して吐水するシングルレバー式混合水栓において、前記水流路及び湯流路に切替弁を装着し、該切替弁は弁機能部へ供給される水と湯の流量を制御する円柱部を備え、該切替弁と連繋した切替ハンドルの操作で湯水を通常に吐水する通常吐水位置と、湯水の吐水量を制御して吐水する節水位置と、レバーの上下の操作で水のみが吐水される水吐水位置とに切替可能としたものである。
【０００７】
請求項２では、前記切替弁の円柱部は、水流路を通過する水の流量を制御する水側開口部と、湯流路を通過する湯の流量を制御する湯側開口部とを形成し、夫々の開口部は異なる形状としたものである。
【０００８】
請求項３では、前記切替弁の円柱部は、水吐水位置で湯流路を閉鎖し、水流路のみを連通し、レバーの中央からの操作で水を吐水するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施例は図１に示すように、シングルレバー式混合水栓Ａの本体１は縦長の円筒状で、下端に形成した取付部２を流し台のカウンターＢに穿設した取付孔Ｃに挿通し、このカウンターＢの下方から取付部２外周の雄ねじ部２ａにナット３を螺合して取付けられており、前記取付部２の内部には上流側で給水源，給湯源に夫々連通し、下流側で前記本体１の垂直状の隔壁４により左右に区画して形成した水流路７，湯流路８に夫々連通する給水管５及び給湯管６が平行に装着してある。９は前記本体１の水流路７及び湯流路８の上部外周面に回動自在に嵌合した円筒状の基部で、該基部９より吐水管１０を上方へ傾斜して延設してある。
【００１０】
１１は前記基部９を介して本体１上部に螺合装着した弁機能部で、内部には前記水流路７及び湯流路８に連通する弁室１１ａが形成されており、該弁室１１ａにはセラミックスの成形による固定板１２及び該固定板１２と同一素材による可動板１３を水密に重ね合わせて内装し、該可動板１３は把手軸１４を介してレバー１５と連繋しており、該レバー１５の操作により前記可動板１３と固定板１２との弁開閉の対応関係を変化させることによって水，湯又は湯水を吐水管１０へ供給することができる。
【００１１】
前記水流路７及び湯流路８の流路途中には、通過する水又は湯の流量を制御し、弁機能部１１に供給するための切替弁１６が回転自在に装着されている。該切替弁１６は略円筒状で水流路７及び湯流路８を横切るように装着され、中央に形成した仕切壁１７の外周に装着した第１シール部材１８が本体１の隔壁４に密着することで、水流路７と湯流路８は水密的に仕切られ、切替弁１６は本体１の側部から装着したプラグ２４の挿孔２５に支持されている。図２に示すように仕切壁１７の左右両側には水流路７と連通して水を通過させる水側開口部２０と、湯流路８と連通して湯を通過させる湯側開口部２１とを形成し、水側開口部２０は切替弁１６の円柱部１９を略３分の２切欠くことで形成され、湯側開口部２１は円柱部１９を略半分切欠くことで形成され、水側開口部２０と湯側開口部２１は水又は湯が通過する通水面積が異なるような形状としている。
【００１２】
切替弁１６は本体１の側部から装着したプラグ２４の挿孔２５に弁軸２２が挿通され、プラグ２４との間に装着した第２シール部材２３により水流路７から外部への漏水を防止し、弁軸２２の先端に装着した切替ハンドル２６の操作で、水流路７又は湯流路８から弁機能部１１へ供給される水又は湯の流量を調節可能である。
【００１３】
従って給水管５及び給湯管６から水と湯を弁機能部１１へ供給し、通常のシングルレバー式混合水栓Ａとして使用する場合は、図３（イ）に示すように切替ハンドル２６の通常吐水位置への操作で、切替弁１６の水側開口部２０は水流路７と連通し、湯側開口部２１は湯流路８と連通しているが、水が水側開口部２０を通過する面積と、湯が湯側開口部２１を通過する面積は同一であり、同量の水と湯を弁機能部１１へ供給することができる。続いてレバー１５を止水状態から吐水方向へ操作すると、弁機能部１１の所定の動作によって水流路７、湯流路８から切替弁１６を介して水と湯の同量を弁機能部１１の弁室１１ａに導入し、固定板１２と可動板１３による定められた水と湯の混合割合によって、適温、適量の湯水が吐水管１０から供給される。
【００１４】
次に節水又は操作性の向上のため、レバー１５を全開吐水状態まで操作しても吐水量を制御して吐水するには、図３（ロ）に示すように切替ハンドル２６を操作して切替弁１６を節水位置へ回転させ、水側開口部２０と水流路７及び湯側開口部２１と湯流路８の連通する面積を図３（イ）より減少させる。従って水及び湯は切替弁１６の円柱部１９で通過する流量が制限され、レバー１５を全開吐水位置まで操作しても多量の湯水が吐水されることはなく、全開時の吐水量が制限され、節水を図ることができる。
【００１５】
さらにレバー１５を操作しても水のみが吐水され、湯が吐水されないようにするには、図３（ハ）に示すように切替ハンドル２６を水吐水位置へ操作して切替弁１６を回転させ、切替弁１６の円柱部１９で湯流路８を遮断させる。この場合水流路７と水側開口部２０は連通しているので、水のみが弁機能部１１へ供給され、例えばレバー１５を正面の湯水を吐水する位置で操作すると、水のみが吐水される。
【００１６】
【発明の効果】
本発明では請求項１では、本体の内部に水流路と湯流路を形成し、該流路に連通する弁機能部を収容して、該弁機能部と連繋したレバーの上下の操作で湯水の吐水量を調節し、左右の操作で温度を調節して吐水するシングルレバー式混合水栓において、前記水流路及び湯流路に切替弁を装着し、該切替弁は弁機能部へ供給される水と湯の流量を制御する円柱部を備え、該切替弁と連繋した切替ハンドルの操作で湯水を通常に吐水する通常吐水位置と、湯水の吐水量を制御して吐水する節水位置と、レバーの上下の操作で水のみが吐水される水吐水位置とに切替可能としたので、切替ハンドルを操作すればレバーを全開へ操作しても吐水量を制御して多量の湯水が吐水されないようにして節水を図ったり、レバーを中央の位置から水のみ吐水させることが可能で、シングルレバー式混合水栓の操作性を大幅に向上させることができる。
【００１７】
また請求項２では、前記切替弁の円柱部は、水流路を通過する水の流量を制御する水側開口部と、湯流路を通過する湯の流量を制御する湯側開口部とを形成し、夫々の開口部は異なる形状としたので、切替ハンドルの操作で弁機能部への湯の供給を遮断し、水のみを供給することで、通常のシングルレバー式混合水栓を単水栓として使用することができ、互換性を図ることができる。
【００１８】
さらに請求項３では、前記切替弁の円柱部は、水吐水位置で湯流路を閉鎖し、水流路のみを連通し、レバーの中央からの操作で水を吐水することが可能で水のみを使用する場合の操作性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のシングルレバー式混合水栓の部分断面図である。
【図２】切替弁の斜視図である。
【図３】切替弁の操作時の説明図で（イ）は通常吐水時で、（ロ）は節水吐水時で、（ハ）は水吐水時である。
【符号の説明】
１ 本体
７ 水流路
８ 湯流路
１１ 弁機能部
１５ レバー
１６ 切替弁
１９ 円柱部
２０ 水側開口部
２１ 湯側開口部
２６ 切替ハンドル
Ａ シングルレバー式混合水栓
【発明の属する技術分野】
この発明は、湯水の吐水量及び温度を単一のレバーの操作で調節することのできるシングルレバー式混合水栓に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、流し台や洗面台で使用されるシングルレバー式混合水栓は、単一のレバーを上下に操作することにより湯水の吐水量を調節し、左右へ操作することにより湯水の温度を調節することができるが、止水位置から吐水位置への操作はレバーの上下方向への単純な操作で行うため、適量の吐水を行うつもりでレバーを中間位置で止めようとしても、止水位置からいきなり全開吐水位置まで操作してしまう恐れがあり、この時湯水が強い水勢で吐水されて無駄となるうえ、流し台や洗面台で水跳ねを起こし、衣類や床面を水浸しにしてしまう欠点があった。
【０００３】
そこでレバーを止水位置から吐水方向へ操作する場合に、操作途中に操作抵抗を付与することで、いきなり全開吐水位置まで操作できないようにしたものが提案されているが、レバーを勢いよく吐水方向へ操作すると途中で停止させることはできず、全開吐水位置まで操作してしまい、改善策が望まれていた。
【０００４】
また、シングルレバー式混合水栓は一般的に、レバーが使用者にとって最も利用しやすい中央の位置で水と湯が同一の割合で混合されて、適温の湯水が吐水されるが、水の使用頻度が高い夏には、水を吐水するためわざわざレバーを中央の位置から右側へ回転させたり、右側で吐水，止水の上下の操作を行わなければならず、水のみ使用する場合は操作性が悪くなるものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、シングルレバー式混合水栓において、レバーの操作で通常の湯水の吐水を行えるだけでなく、レバーを吐水方向へ操作した際にいきなり全開による多量の吐水状態とならないようにし、しかも使用状況に応じて水のみの吐水を可能として操作性の向上を図るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は請求項１では、本体の内部に水流路と湯流路を形成し、該流路に連通する弁機能部を収容して、該弁機能部と連繋したレバーの上下の操作で湯水の吐水量を調節し、左右の操作で温度を調節して吐水するシングルレバー式混合水栓において、前記水流路及び湯流路に切替弁を装着し、該切替弁は弁機能部へ供給される水と湯の流量を制御する円柱部を備え、該切替弁と連繋した切替ハンドルの操作で湯水を通常に吐水する通常吐水位置と、湯水の吐水量を制御して吐水する節水位置と、レバーの上下の操作で水のみが吐水される水吐水位置とに切替可能としたものである。
【０００７】
請求項２では、前記切替弁の円柱部は、水流路を通過する水の流量を制御する水側開口部と、湯流路を通過する湯の流量を制御する湯側開口部とを形成し、夫々の開口部は異なる形状としたものである。
【０００８】
請求項３では、前記切替弁の円柱部は、水吐水位置で湯流路を閉鎖し、水流路のみを連通し、レバーの中央からの操作で水を吐水するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施例は図１に示すように、シングルレバー式混合水栓Ａの本体１は縦長の円筒状で、下端に形成した取付部２を流し台のカウンターＢに穿設した取付孔Ｃに挿通し、このカウンターＢの下方から取付部２外周の雄ねじ部２ａにナット３を螺合して取付けられており、前記取付部２の内部には上流側で給水源，給湯源に夫々連通し、下流側で前記本体１の垂直状の隔壁４により左右に区画して形成した水流路７，湯流路８に夫々連通する給水管５及び給湯管６が平行に装着してある。９は前記本体１の水流路７及び湯流路８の上部外周面に回動自在に嵌合した円筒状の基部で、該基部９より吐水管１０を上方へ傾斜して延設してある。
【００１０】
１１は前記基部９を介して本体１上部に螺合装着した弁機能部で、内部には前記水流路７及び湯流路８に連通する弁室１１ａが形成されており、該弁室１１ａにはセラミックスの成形による固定板１２及び該固定板１２と同一素材による可動板１３を水密に重ね合わせて内装し、該可動板１３は把手軸１４を介してレバー１５と連繋しており、該レバー１５の操作により前記可動板１３と固定板１２との弁開閉の対応関係を変化させることによって水，湯又は湯水を吐水管１０へ供給することができる。
【００１１】
前記水流路７及び湯流路８の流路途中には、通過する水又は湯の流量を制御し、弁機能部１１に供給するための切替弁１６が回転自在に装着されている。該切替弁１６は略円筒状で水流路７及び湯流路８を横切るように装着され、中央に形成した仕切壁１７の外周に装着した第１シール部材１８が本体１の隔壁４に密着することで、水流路７と湯流路８は水密的に仕切られ、切替弁１６は本体１の側部から装着したプラグ２４の挿孔２５に支持されている。図２に示すように仕切壁１７の左右両側には水流路７と連通して水を通過させる水側開口部２０と、湯流路８と連通して湯を通過させる湯側開口部２１とを形成し、水側開口部２０は切替弁１６の円柱部１９を略３分の２切欠くことで形成され、湯側開口部２１は円柱部１９を略半分切欠くことで形成され、水側開口部２０と湯側開口部２１は水又は湯が通過する通水面積が異なるような形状としている。
【００１２】
切替弁１６は本体１の側部から装着したプラグ２４の挿孔２５に弁軸２２が挿通され、プラグ２４との間に装着した第２シール部材２３により水流路７から外部への漏水を防止し、弁軸２２の先端に装着した切替ハンドル２６の操作で、水流路７又は湯流路８から弁機能部１１へ供給される水又は湯の流量を調節可能である。
【００１３】
従って給水管５及び給湯管６から水と湯を弁機能部１１へ供給し、通常のシングルレバー式混合水栓Ａとして使用する場合は、図３（イ）に示すように切替ハンドル２６の通常吐水位置への操作で、切替弁１６の水側開口部２０は水流路７と連通し、湯側開口部２１は湯流路８と連通しているが、水が水側開口部２０を通過する面積と、湯が湯側開口部２１を通過する面積は同一であり、同量の水と湯を弁機能部１１へ供給することができる。続いてレバー１５を止水状態から吐水方向へ操作すると、弁機能部１１の所定の動作によって水流路７、湯流路８から切替弁１６を介して水と湯の同量を弁機能部１１の弁室１１ａに導入し、固定板１２と可動板１３による定められた水と湯の混合割合によって、適温、適量の湯水が吐水管１０から供給される。
【００１４】
次に節水又は操作性の向上のため、レバー１５を全開吐水状態まで操作しても吐水量を制御して吐水するには、図３（ロ）に示すように切替ハンドル２６を操作して切替弁１６を節水位置へ回転させ、水側開口部２０と水流路７及び湯側開口部２１と湯流路８の連通する面積を図３（イ）より減少させる。従って水及び湯は切替弁１６の円柱部１９で通過する流量が制限され、レバー１５を全開吐水位置まで操作しても多量の湯水が吐水されることはなく、全開時の吐水量が制限され、節水を図ることができる。
【００１５】
さらにレバー１５を操作しても水のみが吐水され、湯が吐水されないようにするには、図３（ハ）に示すように切替ハンドル２６を水吐水位置へ操作して切替弁１６を回転させ、切替弁１６の円柱部１９で湯流路８を遮断させる。この場合水流路７と水側開口部２０は連通しているので、水のみが弁機能部１１へ供給され、例えばレバー１５を正面の湯水を吐水する位置で操作すると、水のみが吐水される。
【００１６】
【発明の効果】
本発明では請求項１では、本体の内部に水流路と湯流路を形成し、該流路に連通する弁機能部を収容して、該弁機能部と連繋したレバーの上下の操作で湯水の吐水量を調節し、左右の操作で温度を調節して吐水するシングルレバー式混合水栓において、前記水流路及び湯流路に切替弁を装着し、該切替弁は弁機能部へ供給される水と湯の流量を制御する円柱部を備え、該切替弁と連繋した切替ハンドルの操作で湯水を通常に吐水する通常吐水位置と、湯水の吐水量を制御して吐水する節水位置と、レバーの上下の操作で水のみが吐水される水吐水位置とに切替可能としたので、切替ハンドルを操作すればレバーを全開へ操作しても吐水量を制御して多量の湯水が吐水されないようにして節水を図ったり、レバーを中央の位置から水のみ吐水させることが可能で、シングルレバー式混合水栓の操作性を大幅に向上させることができる。
【００１７】
また請求項２では、前記切替弁の円柱部は、水流路を通過する水の流量を制御する水側開口部と、湯流路を通過する湯の流量を制御する湯側開口部とを形成し、夫々の開口部は異なる形状としたので、切替ハンドルの操作で弁機能部への湯の供給を遮断し、水のみを供給することで、通常のシングルレバー式混合水栓を単水栓として使用することができ、互換性を図ることができる。
【００１８】
さらに請求項３では、前記切替弁の円柱部は、水吐水位置で湯流路を閉鎖し、水流路のみを連通し、レバーの中央からの操作で水を吐水することが可能で水のみを使用する場合の操作性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のシングルレバー式混合水栓の部分断面図である。
【図２】切替弁の斜視図である。
【図３】切替弁の操作時の説明図で（イ）は通常吐水時で、（ロ）は節水吐水時で、（ハ）は水吐水時である。
【符号の説明】
１ 本体
７ 水流路
８ 湯流路
１１ 弁機能部
１５ レバー
１６ 切替弁
１９ 円柱部
２０ 水側開口部
２１ 湯側開口部
２６ 切替ハンドル
Ａ シングルレバー式混合水栓
Claims (3)
- 本体の内部に水流路と湯流路を形成し、該流路に連通する弁機能部を収容して、該弁機能部と連繋したレバーの上下の操作で湯水の吐水量を調節し、左右の操作で温度を調節して吐水するシングルレバー式混合水栓において、前記水流路及び湯流路に切替弁を装着し、該切替弁は弁機能部へ供給される水と湯の流量を制御する円柱部を備え、該切替弁と連繋した切替ハンドルの操作で湯水を通常に吐水する通常吐水位置と、湯水の吐水量を制御して吐水する節水位置と、レバーの上下の操作で水のみが吐水される水吐水位置とに切替可能としたことを特徴とするシングルレバー式混合水栓。
- 前記切替弁の円柱部は、水流路を通過する水の流量を制御する水側開口部と、湯流路を通過する湯の流量を制御する湯側開口部とを形成し、夫々の開口部は異なる形状としたことを特徴とする請求項１記載のシングルレバー式混合水栓。
- 前記切替弁の円柱部は、水吐水位置で湯流路を閉鎖し、水流路のみを連通し、レバーの中央からの操作で水を吐水することを特徴とする請求項１又は２の何れかに記載のシングルレバー式混合水栓。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| JP2001187629A Expired - Fee Related JP4657502B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | シングルレバー式混合水栓 |
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Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPH041267U (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | ||
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2001
- 2001-06-21 JP JP2001187629A patent/JP4657502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH041267U (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-08 | ||
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2003003534A (ja) | 2003-01-08 |
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