JPH0640200B2 - 放射線用ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

放射線用ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0640200B2
JPH0640200B2 JP61277393A JP27739386A JPH0640200B2 JP H0640200 B2 JPH0640200 B2 JP H0640200B2 JP 61277393 A JP61277393 A JP 61277393A JP 27739386 A JP27739386 A JP 27739386A JP H0640200 B2 JPH0640200 B2 JP H0640200B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放射線用ハロゲン化銀写真感光材料に関する
ものであり、特に銀量の少ないハロゲン化銀写真感光材
料であって、医療用放射線技術分野において使用される
ハロゲン化銀写真感光材料又はCRT撮影用、レーザー
プリンタ用等に使用されるハロゲン化銀写真感光材料に
関するものである。
[発明の背景] 現在、Xレイフィルムは自動現像機(以下自現機とい
う。)処理が一般的である。
自現機はフィルム挿入口にフィルム検出装置を持ってお
り、フィルムの挿入を検出して搬送を開始したり、ある
いはまた自動的に処理液を補充するようになっている。
フィルム検出装置は、従来はリードスイッチを用いて機
械的に検出するものであったが、現在では、フィルムに
かぶりを生じない赤外領域の光を利用して、透過光量の
減少を光学的に検出する方式が多くなりつつある。
現在のフィルムのほとんどが銀量が1平方メートル当り
4グラム以上であり、自現機は現行製品に合せた検出方
式となっている。
しかして、最近、特に医療診断用の放射線画像をデジタ
ル値として取り込み、コンピュータを利用して、より診
断に適するような画像処理を施した後、レーザービーム
で露光して画像を再生する試みがなされており、このよ
うな目的に使用する感光材料は光源が光強度の強いレー
ザービームであることから、十分に低い銀量のハロゲン
化銀乳剤を用いたハロゲン化銀写真感光材料を用いられ
るようになった。
ところが、このような十分に低い銀量のハロゲン化銀乳
剤を用いたハロゲン化銀写真感光材料は該感光材料中の
銀量が4g/m2を下回るので、前記フィルム検出装置で
は、正確な検出ができないという問題があった。
また自現機以外でも自動搬送装置のフィルム検出方法と
して光学検出が使われており、それらの機器においても
同様の問題を生じることもわかった。例えば、大病院で
使われているデーライト機器などがある。
したがって、このような銀量の少ないハロゲン化銀写真
感光材料を使用する場合の対策には、以下の如き対応が
考えられる。
光学検出方式の場合、機器の側からの対応として考えら
れるのは次のような技術である。
1)フィルム検出装置を、リードスイッチで検出する方
法に改造することが先ず考えられる。
しかし、この方法では検出装置のスペースが大きく、現
在広く用いられている面積補充方式が困難であるなど、
コスト高となり、また、既に市場にある当該する全ての
自現機の改造を行わなくてはならないという不都合が生
じる。
2)光学式で、検出のレベルを低銀量のものに合せて調
整する方法が、次に考えられる。
しかし、この方法では赤外線センサーの検出の「限界
値」のレベルを下げる必要が生じ、検出のS/Nが低下
して誤動作しやすくなる。また、既に市場にある該当す
る全ての自現機の調整を行わなくてはならないという不
都合が生じる。
3)次に、光学式で検出能の高い〔誤動作のおきない)
センサーを使用して、検出の「限界値」を低く調整する
方法が考えられる。
しかし、この方法ではコスト高になるし、また市場にあ
る該当する全ての自現機の改造を行わなくてはならない
という不都合が生じる。そこで、光学検出方式における
機器側からの対応では、前記不都合があること、および
省銀化の要請と相まって、十分に低い銀量のハロゲン化
銀を用いても、現在使用されている光学検出方法の自現
機のフィルム検出装置でもフィルム検知が正確に行える
ハロゲン化銀写真感光材料の出現が強く要望されている
のが現状である。
本発明者等は、この点に着目し、フィルムの検出を感光
材料側から、種々研究を続けた結果、検出用光源である
赤外線を反射または散乱する物質であって、現像処理後
の画像に何等影響を与えない物質を写真感光材料中存在
させておくことによって、前記自現機のフィルム検出装
置で、十分に正確にフィルムの検出が可能であることを
見出した。
したがって、本発明は、このような知見に基づいて完成
されたものである。
[発明の目的] 本発明の目的は、十分に低い銀量のハロゲン化銀写真感
光材料を用いても、写真物性に悪影響を与えずに現在使
用されている光学検出方法の自動機のフィルム検出装置
でもフィルム検知が正確に行える放射線用ハロゲン化銀
写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 前記の本発明の目的は、支持体上に少なくとも1層の感
光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光
材料において、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層
に現像処理工程で溶解除去される、直径が0.3μm〜
1.9μmの赤外線を反射または散乱する物質を含み、
かつ前記ハロゲン化銀乳剤層が銀換算で1g/m2以上4
g/m2未満のハロゲン化銀を含有することを特徴とする
放射線用ハロゲン化銀写真感光材料により達成される。
本発明に於て用いられる光散乱粒子は現像処理工程(例
えば現像液中、定着液中)で溶解するものであり、例え
ばハロゲン化銀、硫酸カドミウム、炭酸カルシウム、炭
酸カドミウム、酸バリウム、水酸化亜鉛、塩化タリウ
ム等の無機物、及びポリメチルメタクリレート−アクリ
ル酸共重合体、フリーのカルボキシル基またはスルホ基
をもつ澱粉誘導体の如き有機物等を挙げることができ
る。
これらの光散乱粒子の内、屈折率の値の高いもの、及び
現像処理工程で溶解し易いものが好ましく、ハロゲン化
銀粒子が特に好ましく用いられる。
光散乱粒子としてのハロゲン化銀は、非感光性であるの
が好ましいが、実質的に非感光性であってもよい。
ここに、実質的に非感光性とは、全く感光しないか、た
とえ感光したとしても現像により黒化する程の潜像を持
ち得ない程度の感光性を意味する。
かかる非感光性ハロゲン化銀粒子としては、そのハロゲ
ン組成に特に制限はなく、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀
等のいずれも用いることができる。これらのハロゲン化
銀粒子は、好ましくは臭化銀又は沃臭化銀が用いられ、
更に沃臭化銀を用いる場合は、特に沃素が1.5モル%以
上含むものが好ましい。これらのハロゲン化銀粒子は、
化学熟成しないものが好ましい。
本発明に用いられる光散乱粒子は、粒径が0.3〜1.9μ
m、特に好ましくは0.5〜1.7μmの範囲である。
本発明に用いられる光散乱粒子の粒径を0.3〜1.9μmに
限定したのは、0.3μmより小さいと光を反射又は散乱
しないで透過してしまい、初期の目的を達成することが
できないか、またはその効果が不十分であるためであ
り、また1.9μmより大きいものでは、写真特性に悪影
響を与えるので好ましくない。
本発明に用いられる光散乱粒子は、写真構成要素中のう
ち、ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に添加して用
いられ、その添加量は、被覆量として0.01〜2.0g/m2
好ましくは0.1〜1.0g/m2がよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真感光材料をCRT
撮影用又はレーザープリンタ用として使用する場合、好
ましい実施の態様は、支持体の片面のみ、本発明の光散
乱粒子を含有するハロゲン化銀乳剤層を形成し、裏面に
は、適当な染料を含有したバッキング層を形成したもの
である。
本発明に用いられるレーザーは、各種のものが用いられ
るが、安定した出力の得られるNe−Heレーザーが好
ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層
にはハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、
塩臭化銀及び塩化銀のいずれを用いてもよい。好ましい
ハロゲン化銀は15モル%以下の沃化銀を含む沃臭化銀で
ある。特に好ましいのは1.3モル%から12モル%までの
沃化銀を含む沃臭化銀である。また、沃化銀は粒子の内
部に形成されているものが好ましい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状
または球に近似の粒子の場合は粒子直径立方体粒子の場
合は稜長を粒子サイズとし、投影面積にもとずく平均で
表わす。) は、約0.04μmから5μm好ましくは約0.2〜2μmが良
好な結果を与える。
粒子サイズ分布はせまくても広くてもいずれでもよい。
また、写真乳剤中のハロゲン化銀粒子の粒子サイズ分布
は任意であるが単分散であってもよい。ここで単分散と
は95%の粒子が数平均粒子サイズの±60%以内、好まし
くは40%以内のサイズに入る分散系である。ここで数平
均粒子サイズとはハロゲン化銀粒子の投影面積径の数平
均直径である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、14
面体、憂12面体のような規則的(regular)な結
晶体を有するものでもよく、また球状、板状などのよう
な変則的(irragular)な結晶形をもつもの、
あるいはこれらの結晶形の複合形をもつものでもよい。
種々の結晶形の粒子の混合から成ってもよい。
また、例えばPbOのような酸化物結晶と塩化銀のよう
なハロゲン化銀結晶を結合させた、接合形ハロゲン化銀
結晶、エピタキシャル成長をさせたハロゲン化銀結晶
(例えば臭化銀上に塩化銀、沃臭化銀、沃化銀等をエピ
タキシャルに成長させる。)、六方晶形、正八面体沃化
銀に正六面体の塩化銀が配向重複した結晶などでもよ
い。
また、粒子の直径がその厚みの5倍以上の超平板のハロ
ゲン化銀粒子が全投影面積の50%以上を占めるような乳
剤を使用してもよい。
詳しくは、特開昭58-127921号、同58-113927号などの公
報に記載されている。
ハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部まで一様なものであ
っても、また内部と外部が異質の層状構造をしたもの
や、英国特許第635841号、米国特許第3622318号の各明
細書に記載されているような、いわゆるコンバージョン
型のものや、種晶を用いて成長させるコアーシェル粒子
でもよい。
さらにまた潜像を主として表面に形成する型のもの、粒
子内部に形成する内部潜像型のもの何れでもよい 本発明の写真感光材料の写真乳剤層には感度上昇、コン
トラスト上昇、または現像促進の目的で、たとえばポリ
アルキレンオキシドまたはそのエーテル、エステル、ア
ミンなどの誘導体、チオエーテル化合物、チオモルフオ
リン類、4級アンモニウム塩化化合物、ウレタン誘導
体、尿素誘導体、イミダゾール誘導体、3−ピラゾリド
ン類等を含んでもよい。
本発明の写真乳剤は、この技術分野で用いられる通常の
方法を用いて調整することができる。すなわち、酸性
法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよく、また可
溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては
片側混合法、同時混合法、それらの組合せなどのいずれ
を用いてもよい。粒子を銀イオン過剰の下において形成
される方法(いわゆる逆混合法)を用いることもでき
る。同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成
される液相中のPAgおよびpHを制御する、いわゆるコ
ントロールド・ダブルジェット法を用いることもでき
る。
この方法によると、結晶形が規則的に粒子サイズが均一
に近いハロゲン化銀乳剤がえられる。
ハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコントロー
ルするためにハロゲン化銀溶剤として例えばアンモニ
ア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテル化合
物、チオン化合物、アミン化合物等を用いることができ
る。なかでもアンモニアが好ましい。乳剤の混合は別々
に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合してもよ
い。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩、またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩
または鉄錯塩などを共存させてもよい。また、それらの
添加量は、目的とする感光材料に応じて少量でも多量で
もよい。
沈殿形成後あるいは物理熟成後の乳剤から可溶性塩類を
除去するためにはゼラチンをゲル化させて行うヌーデル
水洗法を用いてもよく、また無機塩類、アニオン性界面
活性剤、アニオン性ポリマー(例えばポリスチレンスル
ホン酸)、あるいはゼラチン誘導体(例えばアシル化ゼ
ラチン、カルバモイル化ゼラチン等)を利用した沈殿法
(フロキュレーション法)を用いてもよい。可溶性塩類
除去の過程は省略してもよい。
ハロゲン化銀写真乳剤は、化学増感してもしなくてもよ
い。化学増感のためには、例えば活性ゼラチンや銀と反
応しうる硫黄を含む化合物(例えば、チオ硫酸塩、チオ
尿素類、メルカプト化合物類、ローダニン類)を用いる
硫黄増感法;還元性物質(例えば、第一すず塩、アミン
類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフィン酸、
シラン化合物)を用いる還元増感法;貴金属化合物(た
とえば、金錯塩のはか、pt、Ir、Pd等の周期率表VIII族
の金属の錯塩)を用いる貴金属増感法等を単独または組
合せて用いることができる。
本発明の感光材料においてハロゲン化銀乳剤は、増感色
素を用いて比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光又は
赤外光に分光増感させてもよい。
増感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色素、
コンプレックスシアニン色素、コンプレックスメロシア
ニン色素、ホロポーラーシアニン色素、スチリル色素、
ヘミシアニン色素、オキソノール色素、ヘキオキソノー
ル色素等を用いることができる。増感色素は単独に用い
てもよいが、それらの組合せを用いてもよく、増感色素
の組合せは特に、強色増感の目的でしばしば用いられ
る。
本発明に用いる増感色素は、ハロゲン化銀乳剤の固有感
度を実質的に落さない程度の色素濃度で用いるのが有利
である。
本発明で用いる増感色素はハロゲン化銀1モル当りそれ
ぞれ1×10-6モル〜5×10-3モル、好ましくは、1×10
-5モル〜2.5×10-3モル、特に好ましくは4×10-5モル
〜1×10-3モルの割合でハロゲン化銀写真乳剤中に含有
される。
本発明に用いる増感色素は、直接乳剤中へ分散すること
ができる。また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチ
ルアルコール、エチルアルコール、ロープロパノール、
メチルセロソルブ、アセトン、フッ化アルコール、水、
ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に溶解さ
れ、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。また、溶
解に超音波を使用することもできる。また、この増感色
素の添加方法としては、色素を発揮性の有機溶媒に溶解
し、該溶液を親水性コロイド中に分散し、この分散物を
乳剤中へ添加する方法、水不溶性色素を溶解することな
しに水不溶性剤中に分散させ、この分散物を乳剤へ添加
する方法、界面活性剤に色素を溶解し、該溶液を乳剤中
へ添加する方法、レッドシフトさせる化合物を用いて溶
解し、該溶液を乳剤中へ添加する方法および色素を実質
的に水を含まない酸に溶解し、該溶液を乳剤中へ添加す
る方法などが用いられる。
また上記増感色素は適当な支持体上に塗布される前にハ
ロゲン化銀乳剤中に一様に分散してよいが、勿論ハロゲ
ン化銀乳剤の調整のどの過程にも分散することができ
る。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質であって、
強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい。
例えば、含窒素異節環基で置換されたアミノスチルベン
化合物、芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮合物、カドミ
ウム塩(アザインデン化合物などを含んでもよい)の組
合せは特に有用である。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤には、感光材料の
製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止
し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の化
合物を含有させることができる。すなわちアゾール類、
例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、
ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾー
ル類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾ
ール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベ
ンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、ア
ミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベ
ンゾトリアゾール類、ポリヒドロキシベンゼン類、メル
カプトテトラゾール類(特に1−フェニル−5−メルカ
プトテトラゾール)など;メルカプトピリミジン類;メ
ルカプトトリアジン類、たとえばオキサドリンチオンの
ようなチオケト化合物;アザインデン類、たとえばトリ
アザインデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒド
ロキシ置換(1,3,3a,7)テトラアザインデン類)、ペンタ
アザイニデン類等;ベンゼンチオスルフォン酸、ベンゼ
ンスルフイン酸、ベンゼンスルフォン酸アミド等のよう
なカブリ防止剤または安定剤として知られた、多くの化
合物を加えることができる。
カブリ防止剤(安定剤例)として、使用できる化合物の
一例は、チアゾリウム塩、アザインデン類、ウラゾール
類、スルホカテコール類、オキシム類、メルカプトテト
ラゾール類、ニトロン:ニトロインダゾール類、多価金
属塩(Polyvalent me tal salts)、チウロニウム塩(thiu
ronium salts)パラジウム、白金および金の塩などがあ
る。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも単独
あるいはゼラチンと共に用いることができる。
本発明においてゼラチンは石灰処理されたものでも、酸
を使用して処理されたものでもどちらでもよい。ゼラチ
ンの製法の詳細はアーサー・ヴァイス著、ザ・マクロモ
レキュラー・ケミストリー・オブ・ゼラチン、(アカデ
ミック・プレス,1964年発行)に記載がある。
本発明に用いることがでくる結合剤(又はバインダー)
は、たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子と
のグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蚤白
質;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、セルロース硫酸エステル類等の如きセルロー
ス誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導
体;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分
アセタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一ある
いは共重合体の如き多種の合成親水性高分子物質があ
る。
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親水性
コロイド層に無機又は有機の硬膜剤を含有してよい。例
えばクロム塩(クロム明はん、酢酸クロムなど)、アル
デヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキサール、グルタ
ールアルデヒドなど)、N−メチロール化合物(ジメチ
ロール尿素、メチロールジメチルヒダントインなど)、
ジキオサン誘導体(2,3-ジヒドロキシジオサンなど)、
活性ビニル化合物(1,3,5-トリアクリロイル−ヘキサヒ
ドロ−5−トリアジン、1,3-ビニルスルホニル-2-プロ
パノールなど)活性ハロゲン化合物(2,4-ジクロル-6-
ヒドロキシ-5-トリアジンなど)、ムコハロゲン酸類
(ムコクロル酸、ムコフェノキシクロル酸など)、等を
単独又は組合せて用いることができる。
本発明の写真感光材料において、写真乳剤層その他の親
水性コロイド層は公知の種々の塗布法により支持体上ま
たは他の層の上に塗布できる。塗布には、ディップ塗布
法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押圧し塗布法な
どを用いることができる。
本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、硬調化、増感)等種々の目的で、種々の界面
活性剤を含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイ
ド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール縮合物、ポリエチレングリコールアルキ
ルエーテル類又はポリエチレングリコールアルキルアリ
ールエーテル類、ポリエチレングリコールエステル類、
ポリエチレングリコールソルビタンエステル類、ポリア
ルキレングリコールアルキルアミン又はアミド類、シリ
コーンのポリエチレンオキサイド付加物類)、グリシド
ール誘導体(例えばアルケニルコハク酸ポリグリセリ
ド、アリキルフェノールポリグリセリド)、多価アルコ
ールの脂肪酸エステル類、糖のアルキルエステル類など
の非イオン性界面活性剤;アルキルカルボン酸塩、アル
キルスルフォン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸
塩、アルキルナフタレンスルフォン酸塩、アルキル硫酸
エステル類、アルキルリン酸エステル類、N−アシル−
N−アリキルタウリン類、スルホコハク酸エスエル類、
スルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル類、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル
類などのような、カルボキシ基、スルホ基、ホスホ基、
硫酸エステル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むア
ニオン界面活性剤;アミノ酸類、アミノアルキルスルホ
ン酸類、アミノアルキル硫酸又はリン酸エステル類、ア
ルキルベタイン類、アミンオキシド類などの両性界面活
性剤;アルキルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4
級アンモニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムな
どの複素環第4級アンモニウム塩類、及び脂肪族又は複
素環を含むホスホニウム又はスルホニウム塩類等のカチ
オン界面活性剤を用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤層又は保護層
中に、好ましくは、保護層中にはマット剤及び/又は平
滑剤などを添加してもよい。マット剤の例としては適当
な粒径(粒径0.01〜30μmのものまたは、保護層の厚み
の2倍以上、特に4倍以上のものが好ましい)のポリメ
チルメタアクリレートなどのごとき水分散性ビニル重合
体のごとき有機化合物又はハロゲン化銀、硫酸ストロン
チュームバリウム、コロイダルシリカなどのごとき無機
化合物などが好ましく用いられる。平滑剤はマット剤と
類似した接着故障防止に役立つ他、特に映画用フィルム
の撮影時もしくは映写時のカメラ適合性に関係する摩擦
特性の改良に有効である。
平滑剤の具体的な例としては流動パラフィン、高級脂肪
酸のエステル類などの如きワックス類、ポリフッ素化炭
化水素類もしくはその誘導体、ポリアルキルポリシロキ
サン、ポリアリーヌポリシロキサン、ポリアルキルアリ
ールポリシロキサン、もしくはそれらのアルキレンオキ
サイド付加誘導体のごときシリコーン類などが好ましく
用いられる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の保護層は、親水性
コロイドからなる層であり、使用される親水性コロイド
としては前述したものが用いられる。また保護層は、単
層であっても重層となっていてもよい。
本発明の感光材料には親水性コロイド層にフィルター染
料として、あるいはイラジエーション防止、ハレーショ
ン防止、鮮鋭性向上その他種々の目的で水溶性染料を含
有してもよい。このような染料にはオキソノール染料、
ヘキオキソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染
料、シアニン染料及びアゾ染料が包含される。中でもオ
キソノール染料:ヘミオキソノール染料及びメロシアニ
ン染料が有用である。
本発明の感光材料において、親水性コロイド層に染料や
紫外線吸収剤などが包含される場合に、それらはカチオ
ン性ポリマーなどによって媒染されてもよい。
本発明の写真感光材料には、その他必要に応じて種々の
添加剤を用いることができる。例えば、染料、現像促進
剤、蛍光増白剤、色カブリ防止剤、紫外線吸収剤、など
である。具体的には、リサーチ・ディスクロージャー(R
ESEARCHDISCLOSURE)176号第22〜31頁(RD-17643、1978
年)に記載されたものを用いることができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料には、他に、必要に
応じて、アンチハレーション層、中間層、フィルター
層、イラジエーション防止層、バックコート層などを設
けることができる。
本発明の写真感光材料において写真乳剤層その他の層は
写真感光材料に通常用いられる可撓性支持体の片面又は
両面に塗布される。可撓性支持体として有用なものは、
硝酸セルロース、酢酸セルロース酢酸酪酸セルロース、
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート等の半合成または合成高分子
からなるフィルム、パライタ層またはα−オレフィンポ
リマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン/ブチン共重合体)等を塗布またはラミネートした紙
等である。支持体は染料や顔料を用いて着色されてもよ
い。遮光の目的で黒色にしてもよい。
これらの支持体の表面は一般に、写真乳剤層等との接着
をよくするために下塗処理される。支持体表面は下塗処
理の前または後に、コロナ放電、紫外線照射、火焔処理
等を施してもよい。
本発明の感光材料の写真処理には、例えばリサーチ・デ
ィスクロージャー(Research Disclosure)176号第28〜30
頁(RD-17643)に記載されているような、公知の方法及び
公知の処理液のいずれをも適用することができる。この
写真処理は、目的に応じて、銀画像を形成する写真処理
(黒白写真処理)、あるいは色素像を形成する写真処理
(カラー写真処理)のいずれであってもよい。処理温度
は普通18℃から50℃の間に選ばれるが、18℃より低い温
度または50℃を越える温度としてもよい。
また、場合によっては、他の公知の現像方法(例えば熱
現像など)を用いることができる。
例えば、黒白写真処理する場合に用いる現像液は、知ら
れている現像主薬を含むことができる。現像主薬として
は、ジヒドロキシベンゼン類(たとえばハイドロキノ
ン)、3-ピラゾリドン類(たとえば1-フェニル-3-ピラ
ゾリドン)、アミノフェノール類(たとえばN-メチル−
p-アミノフェノール)などを、単独もしくは組合せて用
いることができる。現像液には一般にこの他公知の保恒
剤、アルカリ剤、pH緩衝剤、カブリ防止剤などを含み、
さらに必要に応じ溶解助剤、色調剤、現像促進剤、界面
活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、硬膜剤、粘性付与剤など
を含んでもよい。
本発明で用いられる増感色素のあるものは保存中に感度
低下を起す欠点を有するが、そのような増感色素を用い
る場合は、下記一般式で示されるヒドロキシベンゼンと
ホルムアルデヒドの縮合物と組合せて使用することによ
り経時による減感を顕著に防止できる。
一般式 式中R、R、Rは水素原子、ハロゲン原子(例え
ば塩素、臭素、沃素)炭素原子数1〜4のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
等)炭素原子数3〜6のシクロアルキル基(例えばシク
ロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基等)であるヒドロキシベンゼンの少なく
とも1種および/または前記ヒドロキシベンゼンとアル
デヒド類とを触媒の存在下に縮合すると得られるアルカ
リ可溶性共縮合ノボラック樹脂の少なくとも1種が本発
明に用いられる。これらの化合物の使用量はハロゲン化
銀1モル当り0.01〜2gが好ましく、特に0.10〜0.8g
が好ましい。
この発明に利用されるヒドロキシベンゼン類の例として
はフェノール、クレゾール、イソプロピルフェノール、
t−ブチルフェノール、t-アミルフェノール、ヘキシル
フェノール、t-オクチルフェノール、シクロヘキシルフ
ェノール、3-メチル-4-クロル-6-t−ブチルフェノー
ル、イソピロピルクレゾール等でありそのうち特に好ま
しくは、フェノール、クレゾール、t-ブチルフェノール
である。
また、この発明に利用されるアルデヒドの例としては、
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アクロレイン、
クロトンアルデヒド、フルフラール等の脂肪族及び芳香
族アルデヒドであり炭素数1〜6のものを包含する。そ
のうち好ましくは、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ドである。
上記のフェノール類7モルにアルデヒド類6モル以下を
反応させると、アルカリ水溶液又は有機溶剤に可溶なノ
ボラック樹脂を得ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって更に説明する。本発明が
此の実施例によって限定されるものではないことはいう
までもない。
実施例1 通常の裏引き層として、ゼラチン400g、ポリメチルメ
タクリレート2g,ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
6g下記のハレーション防止染料20gおよび硬膜剤から
なる裏引き層液を調整し、グリシジルメタクリレート50
Wt%、メチルアクリレート10Wt%、ブチルメタクリレート
40Wt%、の三種のモノマーからなる共重合体を、その濃
度が10Wt%になるように稀釈して得た共重合体水性分散
液を下引液として塗設したポリエチレンテレフタレート
フィルムベースの片側の面に、ゼラチン、マット剤、硬
膜剤、塗布助剤からなる保護層液と共に塗布して得られ
た裏引き済の支持体を用意した。塗布量は裏引き層、保
護層をそれぞれゼラチン付量として2.5g/m2、2.2g/m2
ある。
ハレーション防止染料 Agl2mol%およびAgBr98mol%からなる乳剤を調整した。こ
の乳剤の粒径分布は0.2〜0.7μmに全粒子個数の90%が
含まれていた。この乳剤にフェノールとホルムアルデヒ
ドから得られたノボラック樹脂を添加し、さらに下記の
増感色素を銀1モル当り0.062g、およびチオシアン酸ア
ンモニウムと塩化金酸とハイポを加えて、分光増感およ
び化学増感を行った。この乳剤を2分割し、一方には通
常の安定剤、硬膜剤、塗布助剤を加えた後、塗布銀量が
4.5g/m2となるように保護層液と共に前記裏引き済み支
持体上に塗布し、試料(1)を得た。また同様にして、塗
布銀量3.8g/m2、3.4g/m2、2.8g/m2とした試料(2)、
(3)、(4)も作製した。
増感色素 保護層液 ◎コロイダルシリカとしてルドックスAM(デュポン社
製)を固形成分として全バインダーの5Wt%相当分。
◎トリアジン系硬膜剤と水を加えて1.2に仕上げる。
前記の2分割したもう一方の乳剤に化学熟成していない
平均粒子サイズ0.72μmの沃素2mol%の沃臭化銀乳剤を
前記乳剤に対し重量で12%含有させ、前記と同様に保護
層と共に塗布し、試料(5)〜(7)を得た。
これらの試料(1)〜(7)各10枚を自動現像機のフィルム挿
入口より挿入し検出されたかどうかをテストした。
ここで使用した自動現像機は、フィルム挿入口に、一対
の赤外線発光素子(第1図はそのスペクトル分布)と受
光素子(第2図はその分光感度特性)を備え、挿入され
た試料が赤外線(光)を十分に遮断することによって試
料の挿入を認識し、それによって搬送ローラーが始動し
てフィルムを現像槽へと搬送する機構になっている。テ
ストの結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、比較試料(1)〜(4)において
銀量を少ないものは検出不良をおこすのに対し、本発明
の構成にもとづく試料(5)〜(7)は、感光性のハロゲン化
銀の量が少くてもすべて搬送された。
実施例2 化学熟成されていない平均粒子サイズ0.19μmの沃臭化
銀乳剤0.5molに、下記の赤外線吸収色素1.5gを加えてよ
く混合した組成物を、実施例1の試料No.1〜4と同様
に調整した乳剤に重量で12%添加し、前記と同様に保護
層と共に塗布し、試料(8)〜(11)を得た。
赤外線吸収色素 これらの試料(8)〜(11)と実施例1の試料(5)〜(7)を50
℃、相対温度70%の条件下で3日間放置した後、He-Neレ
ーザビームを用いて1画素(100μm)当り10万分の1
秒で光量を変化させて露光し、自動現像機VX-400(コニ
カ株式会社製)で、Xレイ自動現像機用現像液XD-90、
定着液XF(いずれもコニカ株式会社製)で現像液温度35
℃で処理した。
現像後の各試料について、自動現像機での検出性度を評
価した。なお、感度についてはカブリ+1.0の濃度を与
えるのに要する露光量を試料(5)を100となる相対値で評
価した。それらの結果を第2表に示す。
第2表から明らかなように、本発明の試料はカブリ、感
度の劣化が無く、自動現像機による検出不良もない。
[発明の効果] 本発明によれば、十分に低い銀量でハロゲン化銀を含む
写真感光材料を用いても、現在使用されている自現機の
フィルム検出装置を用いてフィルム検知が正確に行え
る。
また、光散乱粒子をハロゲン化銀写真感光材料の構成要
素の少なくとも1層に含有させても、写真特性に何等悪
影響を与えない。
【図面の簡単な説明】
図は実施例で用いられた自現機のフィルム搬送検出部の
特性を示すもので、第1図は発光素子のスペクトル分布
グラフ、第2図は受光素子の分光感度特性グラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−55939(JP,A) 特開 昭58−120244(JP,A) 特開 昭60−41035(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、少なくとも1層の感光性ハロ
    ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
    いて、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層に現像処
    理工程で溶解除去される、直径が0.3μm〜1.9μ
    mの赤外線を反射または散乱する物質を含み、かつ前記
    ハロゲン化銀乳剤層が銀換算で1g/m2以上4g/m2
    満のハロゲン化銀を含有することを特徴とする放射線用
    ハロゲン化銀写真感光材料。
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