JPH0640181A - 複数の枚葉紙束をステープル止めする方法及びステープラー装置 - Google Patents

複数の枚葉紙束をステープル止めする方法及びステープラー装置

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JPH0640181A
JPH0640181A JP5070829A JP7082993A JPH0640181A JP H0640181 A JPH0640181 A JP H0640181A JP 5070829 A JP5070829 A JP 5070829A JP 7082993 A JP7082993 A JP 7082993A JP H0640181 A JPH0640181 A JP H0640181A
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オーガスティヌス・ウィルヘルムス・マリー・ランブレグ
Johannes H A Remmen
ヨハネス・ヘンリカス・アントニウス・レメン
Hubertus G A Deckers
ユベルタス・ゲルトルディス・アントニウス・デッカーズ
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    • B42C1/00Collating or gathering sheets combined with processes for permanently attaching together sheets or signatures or for interposing inserts
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 省スペースで、追加構成部品を用いる必要も
なく、かつ、枚葉紙を互いにぴったりと重ねた状態にし
てステープル止めを行うことを可能にする。 【構成】 ステープラー27を、保持トレイ1から離間
した位置である非作動位置と、ステープラーの主構成部
によって枚葉紙束の縁部を挟み込む作動位置とに移動自
在に設ける。ステープラー27が作動位置へ移動する際
に隣接保持トレイ上のステープル止めされた枚葉紙束を
押して移動させる押圧面32をステープラーに設け、こ
の押圧面32のステープラー主構成部からの距離を隣接
保持トレイ間の有効寸法とほぼ同寸法に設けた。これに
より、保持トレイ1上で位置決めされて整列された枚葉
紙束をステープル止めする最小数の構成部品のみを有す
るコンパクトな構成となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向にそれぞれ互
いに平行に配設された複数の枚葉紙保持トレイ上の枚葉
紙束を、前記枚葉紙保持トレイのそれぞれに対応するス
テープル止め位置(ステープラーが位置してステープル
止めを行う位置のことをいい、本明細書において、「作
動位置」という。)に移動して枚葉紙束の縁部を挟み込
むステープラーを用いてステープル止めする方法、及び
そういったステープラーに関する。
【0002】
【従来の技術】このような方法及びステープラー装置は
英国特許出願第2227733号や日本国特許出願昭和
50年第69364号に開示され、従来技術として公知
である。
【0003】上記英国特許出願第2227733号に開
示された装置においては、ステープル止めを行う際に、
保持トレイ上の枚葉紙束をグリッパによって挟持し部分
的に保持トレイから引っ張りだし、その保持トレイの横
の作動位置に予め位置決めされたステープラーに当接さ
せてステープル止めを行う。ステープル止めされた枚葉
紙束は保持トレイ上に押し戻され、そしてステープラー
は次の保持トレイへと移動する。その後、ステープラー
が移動して来た保持トレイ上の枚葉紙束をその保持トレ
イの横の作動位置に同様に引っ張りだしている。この装
置においては、未だステープル止めされていない枚葉紙
束を保持トレイ上の原位置から作動位置まで移動させる
ので、ゆるみやすく不安定な枚葉紙は互いにずれること
があり、ずれた状態でステープル止めされるという問題
があった。
【0004】上記日本国特許出願昭和50年第6936
4号に開示される装置においては、作動位置に存する枚
葉紙束が占める位置は保持トレイ上の枚葉紙束が占める
原位置に相当する。しかしながら、保持トレイの幅方向
に対応する幅が通常の保持トレイよりも大きなステープ
ラーを用いて保持トレイ上の枚葉紙束の縁部を挟み込む
ことを可能にしているために、ステープラーがその保持
トレイの作動位置に移動する際に保持トレイ幅は広げら
れる。この装置においては、保持トレイ幅を広げる必要
があるため、各々の保持トレイに対して広いスペースを
必要とするし、また、別の構成部品を追加する必要があ
るという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決し、省スペースの、追加の構成部品を用い
る必要もなく、かつ、枚葉紙を互いにぴったりと重ねた
状態にしてステープル止めを行うことを可能にする複数
の枚葉紙束のステープル止め方法及びステープラー装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のステー
プル止め方法にあっては、一保持トレイ上の枚葉紙束を
ステープル止めするために、この保持トレイに対応する
作動位置にステープラーを位置決めする際に、この保持
トレイに隣接する保持トレイ上で既にステープル止めさ
れかつ位置決めされた枚葉紙束をステープラーで押して
移動する。
【0007】この方法によって、枚葉紙の面に直交する
方向(上下方向)のサイズ(せい)が2つの隣接枚葉紙
束間の距離よりも大きいステープラーで次々とステープ
ル止めされた上下方向に隣接する複数の保持トレイ上の
枚葉紙束は、ステープラーが隣接保持トレイの対応する
作動位置に位置決めされた際に、ステープラーによって
押されて所定距離移動し、すべて保持トレイに対して同
位置に位置決めされる。
【0008】本発明のステープラー装置にあっては、ス
テープラーを、保持トレイから離間した位置である非作
動位置と、ステープラーの主構成部によって枚葉紙束の
縁部を挟み込む作動位置とに移動自在に設け、ステープ
ラーが作動位置に移動する際に隣接保持トレイ上のステ
ープル止めされた枚葉紙束を押して移動させる押圧面を
ステープラーに設け、この押圧面のステープラー主構成
部からの距離を隣接保持トレイ間の有効寸法とほぼ同寸
法に設けた。
【0009】これにより、保持トレイ上で位置決めされ
て整列された枚葉紙束をステープル止めする最小数の構
成部品のみを有するコンパクトな装置が提供される。
【0010】好ましい態様にあっては、ステープラー
は、非作動位置と作動位置とに移動するため回転軸回り
に回動自在に設けられ、非作動位置は、枚葉紙束一側面
が押される方向と平行方向に延伸する枚葉紙束の側部に
隣接した位置である。
【0011】この構成により、ステープル止めされた枚
葉紙束を保持トレイから取り出す際に、ステープラーは
非作動位置に退避されているので、支障をきたさない。
【0012】さらに、押圧面と、ステープラー回転軸を
通りかつステープラー主要部を通る垂直面とのなす角を
鋭角としたことで、押圧面は枚葉紙束に当接した際に、
当接面に直交する方向に押すので、枚葉紙束がずれるこ
とはない。
【0013】その他の特徴や利点は、以下の説明によっ
て明らかになる。
【0014】
【実施例】図に示す本発明の実施例のステープラー装置
は、相互に上下方向に配置され複写機から排出されてソ
ートされた複数枚の枚葉紙を保持する複数の保持トレイ
1間を移動する。
【0015】図1に示す保持トレイは水平面に対して2
7.5゜をなす長方形のトレイ底板2で形成される。こ
れらトレイ底板2は相互に近接した距離、例えば30mm
離間しており、重量が80g/m 2の紙約75枚の束を収
集するのに利用できる。
【0016】図1に示すように、各傾斜トレイ底板2は
その下側が、保持トレイ全長に渡って延びる立上がり下
端縁3に係合される。この立上がり下端縁3は、トレイ
底板2に対して角度90゜でトレイ底板2に付設される
高さ約5mmの垂直立上がり部4と、垂直立上がり部4に
付設され約15mm上方に延びる鉛直立上がり部5とから
なる。各トレイ底板2の前方縁の右側の短い部分は立上
がり前方縁6に嵌合される。立上がり前方縁6もまた、
それが取付けられる垂直立上がり部4と同様、高さが約
5mmである。前方縁が取付けられていない傾斜トレイの
残りの部分は立上がり前方縁6に対して左側に延びる。
図2に示すように、トレイ底板2上に横たわる枚葉紙束
を下から接近してステープル止めしたり取り出し除去で
きるように、各トレイ底板2の前方部の左隅部8および
中央部9には切欠きが設けられている。
【0017】これら保持トレイ1に紙送りを行うため、
すなわち、これら保持トレイ1の一つ一つに、選択的に
枚葉紙を送るため、保持トレイ1の最下方側に隣接して
枚葉紙移送システム10が用意されている。枚葉紙移送
システム10には移送ベルト11が設けられており、こ
の移送ベルト11は鉛直に走行する際、圧力ローラ12
により移送ローラ13に対して押圧される。各保持トレ
イにある操向機14は非作動位置(A)と作動位置
(B)に選択的に設定でき、作動位置にあるときは枚葉
紙を枚葉紙移送システム10から操向させて立上がり下
端縁3を越えて当該保持トレイ上に紙送りする。枚葉紙
は完全にこの立上がり下端縁3を通過してから、重力及
び枚葉紙下のわずかな空気クッションの作用を受けて、
滑動落下してその縁が立上がり下端縁3に当たって停止
する。
【0018】最初の25枚の枚葉紙はこのようにしてス
トッパとして働く立上がり下端縁3の垂直立上がり部4
に当たって停止する結果、重なった枚葉紙は紙送り方向
に整合されており、従って直ちにステープル止めでき
る。その後に保持トレイ中に送られた枚葉紙は立上がり
下端縁3の鉛直立上がり部5に当たって停止する。その
際、鉛直立上がり部5とトレイ底板2とが鋭角をなして
枚葉紙を囲むように設けられているので、枚葉紙が容易
に立上がり下端縁3を越えることはない。
【0019】枚葉紙移送システム10は各枚葉紙を保持
トレイ上において、枚葉紙の前縁が立上がり前方縁6か
ら僅かな距離、例えば定格距離5mmだけ後方に下がった
位置に位置決めされるように紙送りする。
【0020】保持トレイの後方に、紙送り方向に位置決
めされた枚葉紙を紙送り方向と直交する方向に押圧して
位置決めする押圧装置が設けられている。この押圧装置
は、以下に説明する構成要素(15ー20)からなる。
【0021】各トレイ底板2は立上がり前方縁6と反対
側のトレイ底板側部に、立上がり下端縁3と平行な方向
に延びるスロット15を有する。これらスロット15か
ら上下方向に突出する鉛直棒16は紙送り方向に直交す
る方向に枚葉紙を押す押圧部材として機能する。すなわ
ち、押圧部材16は、クランク・連接棒機構17(クラ
ンク18および連接棒19は図2及び図3Aに示す)に
より、スロット中で前後方向に動かされる。この目的の
ため、枚葉紙が保持トレイ中に送られる度にモーター2
0(図3A参照)が作動されて一回転する。その間に鉛
直棒16は図2に点線で示すその休止位置から実線で示
す作動位置まで移動し、さらに休止位置に戻る。この休
止位置から作動位置にいたる移動により、鉛直棒16は
送られてきた枚葉紙をストッパとしての立上がり前方縁
6に対して押し付けるので、保持トレイ上の枚葉紙束は
紙送り方向に直角な方向に対しても揃えられ位置決めさ
れる。これにより、枚葉紙束は保持トレイ上の所定位置
にセットされることになる。
【0022】保持トレイ1から隔てた左側には、駆動装
置(図示省略)により回動されるスクリュスピンドル2
1と、これを支承する上下支承ブロック22,22とが
配設されている。細長のナット23がこのスクリュスピ
ンドル21と螺合している。スクリュスピンドルが回転
すると、ナット23は上下に移動する。ナット23に設
けられた穴に挿通固定されスクリュスピンドル21に平
行に延伸する棒24が、ナット23の上下移動の際にナ
ットが回転することを防止する。ナット23は偏平な突
出片25を有するが、この突出片は保持トレイの方向に
かつ保持トレイと平行に延びる。
【0023】突出片25はその下部にモーター26を支
持しており、そのモータ出力軸は突出片25に支承さ
れ、その軸の先端には自動ステープル止め装置27(以
下、「ステープラー」と呼称する)が固着されている。
従って、ステープラー27はモータ出力軸の軸心回りに
回動可能である。ステープラー27は、2つの主構成
部、すなわち、ステープル受け台30と、このステープ
ル受け台30と協働するステープラーヘッド31とを有
する。本実施例にあっては、ステープル受け台30は軸
29回りに回動可能に設けられており、一方、ステープ
ラーヘッド31は固定されている。ステープラー27
は、例えば、平らな箱形状で、その厚さはステープル
(針)の背の長さから決定される。他の方向の寸法は、
ステープラーヘッド31及びステープル受け台30の駆
動機構を収容するハウジングの大きさによって決まって
くるため、もっと大きい。
【0024】スクリュスピンドル21を一方向に回転す
ることにより、ステープラー27を図1に位置Cで示す
頂部待機位置から底部位置Dまで移動することができ
る。モーター26を駆動することにより、ステープラー
27は四分の一回転(90゜回転)して底部位置Dの非
作動位置からステープル止めを行なう作動位置に移動す
る。反対方向にスクリュスピンドル21を適宜回転する
ことによりステープラー27は図1に示すように位置D
から最下方保持トレイの上方の保持トレイへと段階的に
移動する。図1に示す位置Eは中間保持トレイの位置を
示す。
【0025】なお、上下方向に移動する際、ステープラ
ー27は図1の位置C、Eのおいて点線で示す姿勢を取
る。この姿勢にあっては、箱型のステープラー27の厚
み部分の面は立上がり前方縁6に平行になり、ステープ
ラー27は、保持トレイ上に保持されたステープル止め
される枚葉紙束のまったく外側を垂直方向に移動する。
【0026】ステープラー27がその待機位置Cから開
始位置Dまで移動した後、ステープラー27はモーター
26により反時計方向に四分の一回転され、図2に実線
で示す位置を占める。この位置では枚葉紙束の隅部がス
テープラーヘッド31とステープル受け台30との間に
挟み込まれる。ステープラー27の駆動機構を作動させ
ることにより、移動可能なステープル受け台30が、ト
レイ底板2の下方に所定距離隔てて配置されるステープ
ラーヘッド31に対して枚葉紙束を押圧し、次いでステ
ープルの脚を枚葉紙に貫通させる。その後ステープル受
け台30によってステープルの脚は枚葉紙束の上部面に
対して折り曲げられる。
【0027】最下方保持トレイの上方に配置された保持
トレイ上の枚葉紙束をステープル止めするため、以下の
サイクルが順次に毎回行われる。
【0028】・ステープラー27を時計回りに四分の一
回転(図3A)させて非作動位置に位置決めさせるため
のモーター26の作動。
【0029】・保持トレイ間距離だけステープラー27
を上昇させるためのスクリュスピンドル21の回転(図
3B)。
【0030】・ステープラー27を反時計方向に四分の
一回転させて作動位置に位置決めするためのモーター2
6の作動(図3C)。
【0031】最下方保持トレイの上方に配置された保持
トレイの対応作動位置までステープラーが回転して移動
するとき、保持トレイに近い方のステープラーの側面か
ら保持トレイの方に向かって突出するようにステープラ
ー上に形成された押圧面32(図2参照)は下方の保持
トレイ上のステープル止め済み枚葉紙束の前方垂直面に
当接し、この束を立上がり下端縁3と平行な方向に、所
定距離、例えば図2の一点鎖線で示す位置から点線で示
す位置までの約25mmの距離だけ後方に押し込む。この
距離は、保持トレイ間寸法の30mmから立上がり前方縁
6の高さ5mmとトレイ底板の厚みとを差し引いた保持ト
レイ間有効寸法(約25mm)とほぼ同寸法である。
【0032】図2に特に示すように、押圧面32はステ
ープラー27の側面に対してある角度をなす。この角度
の大きさは、ステープラーが非作動位置から作動位置ま
で回転する間のある一時において押圧面32が立上がり
前方縁6と同一面内に在るように選択される。また、押
圧面32は、ステープラーの基準面(ステープラーの回
転軸を通りステープラーが作動位置にあるときに枚葉紙
束の被押圧面に平行な垂直面。この面はステープラー主
構成部を通る。)と鋭角をなしている。このことにより
ステープル止めされた枚葉紙束が後方へ移動される際に
左側にずれて押し出されることが防止される。一例とし
て、ステープラーが作動位置にあるときに、基準面を立
上がり前方縁6に一致させ、かつ、この垂直面から押圧
面32までの最大距離を25mmに設定してやれば、上述
したとおり、保持トレイ間有効寸法とほぼ同寸法だけ枚
葉紙束を後方に移動させることが可能である。さらに、
押圧面32をステープラー回転軸を通るように形成すれ
ば、上述の最大距離を押圧面と基準面とのなす角から容
易に計算できる。
【0033】ステープル止めした後に枚葉紙束を後方に
押すために、保持トレイ間距離よりもせいの高いステー
プラーを使用すれば良い。25枚のステープル止めが限
度のせいの低い標準的な自動ステープラーを使用するな
らば、保持トレイ間距離をそのせいよりも小さくしてや
れば良い。
【0034】最上方の枚葉紙束がステープル止めされた
後、この最終枚葉紙束を後方に移動させるため、もう一
度上記サイクルを反復する。これにより、ステープル止
めされたすべての枚葉紙束はその保持トレイに対して同
位置に位置決めされる。ステープル止めされて保持トレ
イ上に横たわる最大厚さ25mmの枚葉紙束は、5mm高の
前方縁6の25mm後方に位置するので、立上がり前方縁
6を折り畳む必要もなく、容易に手で保持トレイから取
り出すことが可能である。取り出すために、手を単に差
し入れて僅か上方に持ち上げるだけである。
【0035】保持トレイ上にセットされた規定寸法、例
えばA4の枚葉紙束のステープル止めに限らず、図示装
置はより大きなサイズの枚葉紙(例えばA3までのサイ
ズのもの)及びより厚い束(例えば枚葉紙75枚の束)
にも適する。なお、枚葉紙束を取り出すときには、クラ
ンク・連接棒機構17およびステープラー27はそれぞ
れ休止位置および待機位置に置かれている。したがっ
て、枚葉紙の取り出しに支障をきたさない。
【0036】ステープルの背を枚葉紙長手方向と平行に
すれば、図に示す装置を用いてA4寸法等の長方形枚葉
紙束は左上隅でステープル止めされ、ステープル止めし
た枚葉紙束は矢印35で示す方向に除去される。本発明
に基づく装置は、図2に参照番号36で示す位置にスク
リュスピンドル21を配置すると共にトレイ底板2の切
欠きを立上がり下端縁3から左方側に延伸するように形
成することにより、A4サイズの枚葉紙の短辺に平行な
方向にステープル止めすることが可能であると同時に、
ステープル止めした枚葉紙束をその短辺と平行な方向に
除去することもできることは明瞭であろう。また、ステ
ープル止め済みの枚葉紙束を側方へ移動させて次の保持
トレイ上にセットされている枚葉紙束に対応する作動位
置にステープラーヘッドを移動させることもできる。こ
れは例えば、鉛直方向に段階的に移動可能であるステー
プラー支持体から水平に延びるリニアガイドを介してそ
の支持体にステープラーを連結し、回転移動の代わりに
直線移動を行わせることにより実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置の正面図。
【図2】図1のII矢視平面図。
【図3】図3Aは、図2のIII-III 矢視側断面図であっ
て、ステープラーがステープル止め作動位置に位置する
状態を示す図。図3Bは、図3Aの一部を示す側面図で
あって、ステープラーが二つのステープル止め位置間を
移動する状態を示す図。図3Cは、図3Bと同一部分を
示す側面図であって、ステープラーが次のステープル止
め作動位置に位置決めされた状態を示す図。
【符号の説明】
1 保持トレイ 3 立上がり下端縁(ストッパ) 6 立上がり前方縁(ストッパ) 10 枚葉紙搬送装置 15 スロット 16 押圧材(鉛直棒) 17 クランク・連接棒機構 18 クランク 19 連接棒 20 モータ 21 スクリュスピンドル 23 ナット 26 モータ 27 ステープラー 30 ステープル受け台 31 ステープラーヘッド 32 押圧面
フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス・ヘンリカス・アントニウス・レ メン オランダ国、5912・エイディー・ベンロ、 ロエルモンドセストラート 63 (72)発明者 ユベルタス・ゲルトルディス・アントニウ ス・デッカーズ オランダ国、5915・エイディー・ベンロ、 カルデンケルケルウェグ 86

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に平行に配設された複数の枚葉
    紙保持トレイ(1)上の枚葉紙束を、前記枚葉紙保持ト
    レイのそれぞれ(1)に対応する作動位置に移動して前
    記枚葉紙束の縁部を挟み込むステープラー(27)を用
    いてステープル止めする方法であって、ステープル止め
    を行うために前記ステープラーを前記1つの保持トレイ
    (1)の作動位置に位置決めする際に、前記作動位置に
    対応する前記保持トレイに隣接する保持トレイ上で既に
    ステープル止めされ位置決めされた枚葉紙束を前記ステ
    ープラーで押圧して移動することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上下方向に平行に配設された複数の枚葉
    紙保持トレイ(1)間を移動自在に設けられたステープ
    ラー(27)を有するステープラー装置であって、前記
    ステープラー(27)を、前記保持トレイから離間した
    非作動位置と、前記枚葉紙保持トレイ上にセットされた
    枚葉紙束の縁部をステープル止めする作動位置とに移動
    自在に設け、前記ステープラーが一保持トレイの作動位
    置に移動する際に隣接保持トレイ上のステープル止めさ
    れた枚葉紙束をその一側面を1方向に押して所定距離移
    動させるため、前記作動位置にあるときに前記ステープ
    ラーの前記枚葉紙束一側面に近い側面に押圧面(32)
    を前記枚葉紙面に向かって突出させて設け、前記非作動
    位置から前記作動位置に移動する間において、前記押圧
    面が前記セットされた枚葉紙の前記一側面に当接したと
    きの位置と前記作動位置にあるときの前記両位置間の、
    前記枚葉紙束一側面に直交する方向における距離を隣接
    保持トレイ間有効寸法とほぼ同寸法に設けたステープラ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のステープラー装置であって、
    前記ステープラー(27)は、前記非作動位置と前記作
    動位置とに移動するため回転軸回りに回動自在に設けら
    れ、前記非作動位置は、前記枚葉紙束一側面が押される
    方向と平行方向に延伸する前記枚葉紙束の側部に隣接し
    た位置であるステープラー装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のステープラー装置であって、
    前記押圧面(32)は前記ステープラー(27)の前記
    回転軸を通りかつ前記ステープラーの主構成部(30,
    31)を横断する垂直面と鋭角をなすステープラー装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかのステープ
    ラー装置であって、前記保持トレイ上の枚葉紙の前記枚
    葉紙束一側面と対向する側部を押圧する押圧部材(1
    6)を有する押圧装置(15ー20)を前記枚葉紙側部
    側に設け、前記押圧部材(16)が、前記枚葉紙を保持
    トレイ縁ストッパ(6)に対して押圧自在に、かつ、前
    記押圧面(32)によって前記ストッパ(6)から離反
    する方向に押された枚葉紙束から退避自在に設けられた
    ステープラー装置。
JP5070829A 1992-03-27 1993-03-05 複数の枚葉紙束をステープル止めする方法及びステープラー装置 Expired - Fee Related JPH0813584B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9200570A NL9200570A (nl) 1992-03-27 1992-03-27 Werkwijze en inrichting voor het nieten van stapels vellen.
NL9200570 1992-03-27

Publications (2)

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